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JAPAN BASKETBALL ASSOCIATION 6F KORAKU-KAJIMA BUILDING, KORAKU, BUNKYO-KU, TOKYO JAPAN TEL: FAX: WEB:

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JAPAN BASKETBALL ASSOCIATION

6F KORAKU-KAJIMA BUILDING, 1-7-27 KORAKU, BUNKYO-KU, TOKYO 112-0004 JAPAN

TEL: +81-3-4415-2020 FAX: +81-3-4415-2021 WEB: http://www.japanbasketball.jp/

平成 28 年 11 月 9 日 ブロック協会・都道府県協 会・各種連盟・認定団体 代表者 各 位 公益財団法人 日本バスケットボール協会 専務理事/事 務総長 田 中 道博 〔公印省略〕 頭 部外傷に関する注 意喚 起(通達 ) 平素は当協会(JBA)の活 動に対し、格別のご高配 を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、バスケットボール競 技の特性上、選手 同士のコンタクトは不可避であり、外力が強く頭部に働いた 場合、脳震 盪や脳内出血 、脳挫傷等 を引き起こすことがあります。当協会スポーツ医科学委員会が実 施し たトップリーグでの外傷・障害調査では、発生頻度 は少ないものの、セカンド・インパクト・シンドロームの発 症や長期にわたり治療が必要となる場合がございます。 頭部外傷が生じた場合 、どの程度プレーを継続して良いのか、休ませた方が良いのか判断に迷うケース もあることと存じますが、プレーヤーズファーストの精神に基づき選手の健康管理を最優先に考え、最 適 な 措置を取ることが非常に重要となります。 つきましては、各団体における事故防止 、安全管理 の取り組みを進めていただく際の指針、参考資料 を お送り致します。資料 をご熟読の上、指導者 、トレーナー、ドクター等、関係者 に周知 いただきますようご理 解、ご協力の程お願い申 し上げます。 記 1. 頭部外傷への対処 ・頭部外傷が起き、脳震 盪を疑うような症状を選手 が示した場合は可能な限 り試合を中 断し、選手をコ ート外に移動してください。 ・各チームのメディカルスタッフ(ドクター、トレーナー)は脳震盪認識ツールを用い、選手の評価を行 って ください。 ・脳震盪の疑いがある場合、直ちに選手を交代させ、同日のゲーム復帰は避けてください。 ・ドクター等と必ず協議し、必要に応じて医 療機関 にて受診してください。 ・選手に脳震盪の症状がある場合、選手を一人にせず、24 時間は選 手に付き添うようにしてください。 ・脳震盪と診断 された場合、段階的に競技に復帰 することが望ましく、その都度、脳震 盪認識ツール等 でチェックするようにしてください。 2. 参考資料 ・SCAT3 翻 訳版(スポーツによる脳震盪評価ツール 第 3 版) 〔出典 :藤 原 QOL 研究所 〕 ダウンロード:http://fujiwaraqol.com/home/scat3.html ・チャイルド SCAT3 翻訳 版(5 歳~12 歳用 ) 〔出 典:藤原 QOL 研究所〕 ダウンロード:http://fujiwaraqol.com/home/child_scat3.html ・ポケット脳震盪認識ツール 翻訳版 〔出典:藤原 QOL 研究所〕 ダウンロード:http://fujiwaraqol.com/home/pcrt.html ・スポーツによる脳損傷を予防するための提言 〔出典:一般社団 法人日本脳 神経外科学会 〕 以上

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平成 25 年 12 月 16 日

スポーツによる脳損傷を予防するための提言

一般社団法人日本脳神経外科学会 日本脳神経外科学会ならびに日本脳神経外傷学会は、「スポーツによる脳損傷」を予防す るための研究を行い、それにもとづいて可能な限り最善の診療を行うよう努力してきた。 しかし、医師は、患者ならびに関係者の行動を規制することができない。したがって、 的確な診療を行うには、国民の理解が不可欠である。この提言は、「スポーツによる脳損傷」 について、国民が認識しておくべき必須の事項を整理したものである。 1-a. スポーツによる脳振盪は、意識障害や健忘がなく、頭痛や気分不良などだけのことも ある。 1-b. スポーツによる脳振盪の症状は、短時間で消失することが多いが、数週間以上継続す ることもある。 2-a. スポーツによる脳振盪は、そのまま競技・練習を続けると、これを何度も繰り返し、 急激な脳腫脹や急性硬膜下血腫など、致命的な脳損傷を起こすことがある。 2-b. そのため、スポーツによる脳振盪を起こしたら、原則として、ただちに競技・練習へ の参加を停止する。競技・練習への復帰は、脳振盪の症状が完全に消失してから徐々 に行なう。 3. 脳損傷や硬膜下血腫を生じたときには、原則として、競技・練習に復帰するべきでは ない。

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(4)

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(5)

説明

SCAT3 の全体を通して、 斜体字で示した言葉は、 検査担当者が選手に指示し たり、 説明したりする時に使用するものです。

自覚症状の評価

即時記憶 「今から記憶のテストをします。単語をいくつか読み上げますので、そのあと、思い  出せる単語をできるだけたくさん言ってください。どんな順番でもかまいません。」    試行2,3では 「もう一度同じ単語を読み上げます。思い出せる単語をできるだけたくさん言って  ください。どんな順番でも、また、前に言った単語であってもかまいません。」 試行1,2の点数にかかわらず、3試行を全て実施します。単語は1秒に1個の速 さで読みます。答えが正しければそれぞれ1点を加点します答えが正しければそれぞれ1点を加点します。全3試行の点数の 和を合計点とします。選手には、遅延想起テストがあることを知らせないでください。 「今からいくつかの数字を読み上げますので、それが終わったら、その数字を 私が読み上げたのとは逆の順番で言ってください。例えば私が 7 -1-9と言ったら、 9-1-7と言ってください。」 正しければ、次の桁数に進みます。もし間違えたら、もう1回試行してください。 正しく答えた桁数ごとに1点を与えます。2回試行してともに間違えたらそこで 終了します。数字は1秒に1個の速さで読んでください。 集中力 数字の逆唱 数字の逆唱 月の逆唱 月の逆唱 「今度は1年の12か月を逆の順番で言ってください。12月から始めて逆向きに行  きます。つまり、12月-11月と言うように。では、始めてください。」 全て正解で1点を与えてください。 全て正解で1点を与えてください。 遅延想起 遅延想起は平衡機能と協調運動の評価が完了した後に行います。 遅延想起は平衡機能と協調運動の評価が完了した後に行います。 「先ほど何回か読み上げた単語を覚えていますか? その中からできるだけ たくさんの単語を思い出して言ってください。どんな順番でもかまいません。」

平衡機能の評価

「最初は足を揃えて立ち、両手を腰に当てて目を閉じてください。20秒間その姿勢  のまま動かずにじっとしていてください。今の姿勢から動いたら、その回数を私が 数えます。姿勢をとり、目を閉じたら、時間を測り始めます。」 (a) 両足立ち (a) 両足立ち 「今からバランスのテストをします。靴を脱いで、(ズボンのすそが足首にかかって いれば)ズボンを足首の上までまくってください。(足首にテーピングをしていれば) 足首のテーピングは外してください。姿勢を変えながら、20秒間のテストを3つ行い ます。」 (c) つぎ足立ち 平衡機能テスト:逸脱のタイプ 平衡機能テスト:逸脱のタイプ 1.両手が腰から離れる 2.目を開ける 3.足を踏み出す、よろめく、あるいは転ぶ 4.股関節が 30 度よりも外転する 5.足先または踵がもちあがる 6.5 秒よりも長く、テスト姿勢が崩れたままである 各20秒間の試行で、逸脱、すなわち、適切な姿勢からのずれを数え、加算します。 検査担当者は、選手が適切な開始姿勢をとったのを確認してから逸脱を数え始め ます。修正BESSテストでは、3つの各20秒間のテストにおいて、1つの逸脱ごと に1点を加算します。1つの条件における最大の逸脱合計数は10です。もし選手が 同時に2つ以上の逸脱をしたら、1つの逸脱だけを記録しますが、選手はすぐに テスト姿勢に戻るようにし、選手が位置についたら再び逸脱を数え始めます。開始 後5秒以上、テスト姿勢が崩れたままの選手は、その条件の最大得点である10点 となります。 オプション: オプション:さらに評価するためには、上記と同じ3つの立ち方を中密度フォーム (例 約50cm x 40cm x 6cm)上で行うこともできます。 つぎ足歩行 つぎ足歩行 6,7 選手をスタートラインの後ろに両足を揃えて立たせてください(テストをきちんと 行うには靴を脱がせてください)。その後、幅38mm(スポーツテープの幅と同じ) で長さ3mの直線上をできるだけ速く、かつできるだけ正確に前方へつぎ足歩行 します。この際、1歩ごとに踵とつま先を確実にくっつけさせます。3m先へ着いた ら、180度回転し、同じ歩き方でスタート地点に戻ります。合計4回試行し、最速 時間を採用します。テストは14秒以内で終えさせます。直線から外れたり、踵とつ    ま先が離れたり、検査担当者や何かに触ったり、つかんだりした場合は不成功   とします。この場合、時間は記録せず、適切であれば再度試行します。

協調運動の評価

上肢の協調運動 上肢の協調運動 指-鼻テスト 採点:4秒未満で5回正しく反復できたら1点 採点:4秒未満で5回正しく反復できたら1点 検査担当者への注意 検査担当者への注意 : もし、鼻を触ることができなかったり、肘を伸ばしきることが できなかったり、あるいは5回繰り返すことができなかったら不成功とみなします。 不成功の場合は0点とします。 不成功の場合は0点とします。

文献と注釈

1. この評価ツールは2012年11月にスイスのチューリッヒで開催された第4回スポーツ における脳振盪に関する国際会議にて、国際的な専門家のグループによって開発 されました。会議の結果の詳細およびこの評価ツールの著者は Br J Sports Med 第47巻5号, 2013 (Injury Prevention and Health Protection)に掲載されています。 会議結果の論文は、他の主要な生物医学系の雑誌にも同時に掲載される予定で す。著作権はスポーツ脳振盪グループが所持していますが、変更を加えない限り、 自由に配付して構いません。

2. McCrory P et al. Consensus Statement on Concussion in Sport – the 3rd International Conference on Concussion in Sport held in Zurich, November 2008. British Journal of Sports Medicine 2009;43:i76-89.

3. Maddocks DL, Dicker GD, Saling MM. The assessment of orientation following concussion in athletes. Clinical Journal of Sport Medicine. 1995;5(1):32–3.

4. McCrea M. Standardized mental status testing of acute concussion. Clinical Journal of Sport Medicine. 2001;11:176–181.

5. Guskiewicz KM. Assessment of postural stability following sport-related concussion. Current Sports Medicine Reports. 2003;2:24–30.

6. Schneiders AG, Sullivan SJ, Gray A, Hammond-Tooke G, McCrory P. Normative values for 16-37 year old subjects for three clinical measures of motor performance used in the assessment of sports concussions. Journal of Science and Medicine in Sport. 2010;13(2):196–201

7. Schneiders AG, Sullivan SJ, Kvarnstrom JK, Olsson M, Yden T, Marshall SW. The effect of footwear and sports-surface on dynamic neurological screening in sport-related concussion. Journal of Science and Medicine in Sport. 2010;13(4):382–386.

(b)片足立ち SCAT3 /3頁 選手が自分で記入します。自覚症状を運動後に記入させる時は、きちんと 休息している状態で行うべきで、運動後少なくとも10分を過ぎてから行って ください。 症状の数は最大で22です。 症状の重症度点数は、表中の点数をすべて足してください。 最大は 2 2 x 6 = 1 3 2 となります。 答えが正しければそれぞれ1点を加点します。 「ボールを蹴るとすると、どちらの足を使いますか? (その足を利き足としましょう)  では、利き足でないほうの足で立ってください。利き足は、股関節を約30度、膝を   約45度曲げた状態に保ちます。もう一度、両手を腰に当てて目を閉じ、20秒間   そのまま動かずにじっとしていてください。今の姿勢から動いたら、その回数を    私が数えます。もしその姿勢からよろめいて動いてしまったら、目を開けて初めの     姿勢に戻ってバランスをとり続けてください。姿勢をとり、目を閉じたら、時間を測り     始めます。」 「次は、利き足を前にして、その踵に反対側の足のつま先をくっつけて、まっすぐに 並べて立ってください。体重を両足に同じようにかけます。今度も、両手を腰に当て て目を閉じ、20秒間そのまま動かずにじっとしていてください。今の姿勢から動いた ら、その回数を私が数えます。もしその姿勢からよろめいて動いてしまったら、 目を開けて初めの姿勢に戻ってバランスをとり続けてください。姿勢をとり、目を閉 じたら、時間を測り始めます。」 「今から手を上手に動かせるかどうかを調べます。椅子に楽な姿勢で腰掛け、目 を開けて、腕(右か左)を伸ばし(手をまっすぐ前に肩の高さまで上げて、肘と指は 伸ばします)、前を指さしてください。私がスタートの合図をしたら、人差し指で自分 の鼻の先を触り、次に手を伸ばして初めの位置に戻るという動作をできるだけ速く、 そしてできるだけ正確に5回繰り返してください。」 修正

修正 Balance Error Scoring System Balance Error Scoring System (BESS) テスト (BESS) テスト5

この平衡機能テストは,修正Balance Error Scoring System (BESS)  に基づい ています。このテストにはストップウォッチか秒針付時計が必要です。

「以下の症状について、今どのように感じているかに基づいて、ご自身で評価して ください。」

(6)

知っておいてほしいこと

注意すべき徴候

問題は受傷後24-48時間以内に起こりやすいものです。選手を1人だけに してはいけません。そして、次のようなことが1つでもあれば、ただちに 病院へ連れて行ってください。 安全が最優先と覚えていてください。 安全が最優先と覚えていてください。 脳振盪が疑われた時は、いつでも主治医に相談してください。

競技への復帰

受傷した日には競技に復帰させてはいけません。 受傷した日には競技に復帰させてはいけません。 選手を競技に復帰させる際には、医学的な許可を得たうえで、段階的で監修医学的な許可を得たうえで、段階的で監修 されたプログラムに従い されたプログラムに従い、一歩ずつ進める必要があります。 例 ステージ 各ステージにおける実際の運動 各ステージの目標 活動なし 身体と認知活動の休息 回復 軽い有酸素運動 歩行、水泳またはエアロバイク 強度は最大予測心拍数の70%以下。 筋力トレーニングは行わない 心拍数の増加 接触プレーのない 運動、練習 より複雑な練習、例えばアイスホッケ-やアメフトにおけるパス練習など。段階 的な筋力トレーニングを開始してよい 運動、協調、 認知負荷 競技特有の運動 アイスホッケーにおけるスケート練習 やサッカーにおけるランニング練習。 頭部に衝撃が加わるものは行わない 動作の追加 接触プレーを含む 運動、練習 医学的問題がなければ通常練習 自信の回復とコー チングスタッフに よる機能評価 競技復帰 通常の競技参加(試合) 競技に復帰する前に医学的に許可を得るべきです。

備考

脳振盪についてのアドバイス

(脳振盪を受傷した選手を見守る人に渡します その他の重要事項: その他の重要事項:

医療機関電話番号

氏名

受傷日時

受診日時

担当医

スタンプ SCAT3 / 4頁 脳振盪の疑いがある選手は、必ず競技を中断させ、医学的評価を受けさせ る必要があります。 ・頭痛があり、それがひどくなる ・とても眠そうである、または起こしても起きない ・ひとや場所が認識できない ・嘔吐を繰り返す ・いつもと違う行動をとる、混乱しているように見える、とても怒りっぽい ・けいれんがある(手足が勝手に動いてしまう) ・手足に力が入らない、しびれる ・立位や歩行が不安定である、しゃべり方が不明瞭である 各段階に24時間以上かけるようにします。症状が再発したら休み、症状が 治まるのを待ちます。その後、症状が出ずにできた段階にまで戻って、 再開します。筋力トレーニングは、後半のステージまで加えないでくださ い。選手が10日以上症状を呈する場合には、脳振盪の専門家である医師を 受診することを勧めます。 この選手は、頭部に外傷を受けています。入念な医学的評価の結果、重篤 な合併症の徴候はみられませんでした。回復に要する時間には個人差があ り、今後も責任ある成人が選手の様子を見守る必要があります。その期間 については、担当医から指示を受けてください。 もし何らかの行動の変化を認めたり、嘔吐、めまい、頭痛の悪化、ものが二重 に見える訴え、過剰な眠気に気付いたら、ただちに担当医あるいは病院の救急 部と連絡をとってください。 - 体も頭も休めてください。症状がとれ、医師の許可が出るまでは、練習も 競技もしないでください。 - アルコールは飲んではいけません。 - 処方されたものでも、それ以外のものでも、薬を飲むときは必ず医師に 相談してください。 とくに ・睡眠薬を飲んではいけません。 - 医師の許可が出るまでは、運転してはいけません。 ・アスピリン、抗炎症剤、あるいは鎮静作用のある痛みどめは 飲まないでください。 - 医師の許可が出るまでは、練習や競技をしてはいけません。

総合得点

テスト項目  得点 日付 日付 日付 自覚症状の点数 /22 症状の重症度点数 /132 見当識点数 /5 即時記憶点数 /15 集中力点数 /5 遅延想起点数 /5 SAC合計 SAC合計 BESS(全逸脱数) つぎ足歩行(秒) 協調運動評価点数 /1 )

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スポーツによる脳振盪評価ツール)

スポーツによる脳振盪評価ツール)

スポーツによる脳振盪評価ツール)

 医療従業者専用 医療従業者専用 医療従業者専用 医療従業者専用

 - グラスゴー・コーマ・スコアが15点未満  - 意識状態の悪化  - 脊髄損傷の疑い  - 症状の進行や悪化または新たな神経学的徴候  - 嘔吐の継続  - 頭蓋骨骨折を示唆する所見  - 外傷後けいれん  - 出血凝固障害  - 脳神経外科的な疾患や手術の既往(シャントなど)  - 多発外傷

脳振盪とは?

脳振盪とは?

脳振盪とは?

脳振盪とは?

- 症状(頭痛など) --身体的徴候(不安定性など) - 脳機能障害(混乱など) - 異常行動(人格変化など)

現場での評価

現場での評価

現場での評価

現場での評価

救命救急処置への適応

救命救急処置への適応

救命救急処置への適応

救命救急処置への適応

1

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グラスゴー・コーマ・スケール(

グラスゴー・コーマ・スケール(

グラスゴー・コーマ・スケール(

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脳振盪を疑うべき徴候

脳振盪を疑うべき徴候

脳振盪を疑うべき徴候

脳振盪を疑うべき徴候

たとえわずかでも、意識消失はありましたか?   「もしあったとしたら、         それはどのくらいの長さでしたか?」 平衡機能や協調運動の障害 見当識障害や混乱(質問に適切に答えられない) 記憶の喪失:  「それはどのくらいの長さでしたか?」   「それは受傷前の事柄ですか?        受傷後の事柄ですか?」 無表情もしくはうつろな表情 上記のいずれかに加えて、明らかな顔のケガ (つまずく、動きが遅い、ぎこちないなど) はい いいえ はい いいえ はい いいえ はい いいえ はい いいえ はい いいえ

「今から いくつかの質問をします。よく聞いて、できるだけ答えてくださ い。」 修正マドックスの質問 (正解はそれぞれ1点) 今どこにいますか? 今はお昼ごはんの前ですか? 後ですか? 最後に習った科目はなにですか? あなたの先生の名前はなんと言いますか? 子供用マドックス・スコア 子供用マドックス・スコア子供用マドックス・スコア 子供用マドックス・スコア 0 1 0 1 0 1 0 1   /4

基本的な情報

基本的な情報

基本的な情報

基本的な情報

氏名   検査担当者 スポーツの種類/チーム名/学校名 受傷日時 検査日時 年齢  性別      男   女 学年/クラス 利き手 右    左    特になし 受傷メカニズム(「何が起こったのか教えて?」) 保護者 保護者 保護者 保護者////付添人向けの質問付添人向けの質問付添人向けの質問付添人向けの質問 いままでに何回 脳振盪を受傷していますか? 一番最近の脳振盪はいつですか? その脳振盪はどのくらいの時間でよくなりましたか? 今までに 頭部外傷によって入院したり、CTまたは MRIのような画像診断を受けたことがありますか? 今までに頭痛や片頭痛と診断されたことがありま すか? 学習障害、読み書き障害、注意欠陥障害(ADD) /注意欠陥多動性障害(ADHD)、またはけいれん 性の病気がありますか? うつ、不安障害、またはその他の精神疾患だと診 断されたことがありますか? 家族にこれらの問題があると診断された人はい ますか? 薬を飲んでいますか? 「はい」なら、内容を書いて ください。 はい いいえ はい いいえ はい いいえ はい いいえ はい いいえ はい いいえ チャイルドSCAT3を使う際の具体的な説明は3頁目にあります。チャイルド SCAT3に詳しくない方は、この説明を初めから終わりまで注意深く読んで ください。このツールはこのままの形で自由に複写し、個人やチーム、団体、 組織に配付して構いません。しかし、いかなる改変、および電子形式による いかなる複製も、スポーツ脳振盪グループの承認を必要とします。 注意 注意 注意 注意:脳振盪の診断は臨床的な判断であり、理想的には医療従事者によっ て診断されるべきです。臨床的判断がない場合はチャイルドSCAT3だけで 脳振盪を診断したり、除外すべきではありません。子供はチャイルドSCAT3 が“正常”であっても脳振盪を受傷している場合があります。 脳振盪は頭部への直接的または間接的な外力によって惹き起こされた脳 機能障害です。脳振盪では、以下に例示するような、様々な非特異的症状 や徴候を呈し、ほとんどの場合、意識消失を伴いません。以下のものが1 つでもある場合は脳振盪を疑うべきです。 痛み刺激に開眼する 1 2 3 4 痛み刺激部位に手をもってくる 痛み刺激から逃避するように四肢を屈曲する 痛み刺激で四肢を異常屈曲する 痛み刺激で四肢を伸展する まったく動かない 1 2 3 4

脳 振 盪 が 疑 わ れ る 子 供 は 競 技 を 中 断 さ せ 、 医 学 的 な 診 断 を

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脳 振 盪 が 疑 わ れ る 子 供 は 競 技 を 中 断 さ せ 、 医 学 的 な 診 断 を

受 けさせ るべき であり、 一人き りに しな いで、 その後の変化を

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観察 し続 ける必要 があ りま す。脳振盪と診断された子供は受

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観察 し続 ける必要 があ りま す。脳振盪と診断された子供は受

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傷当日に競技に復帰させてはいけません。

傷当日に競技に復帰させてはいけません。

傷当日に競技に復帰させてはいけません。

傷当日に競技に復帰させてはいけません。

現場での評価

現場での評価

現場での評価

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-

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子供用マドックス・スコア

子供用マドックス・スコア

子供用マドックス・スコア

子供用マドックス・スコア

3 33 3 後に悪化することも考慮して、GCSはすべての子供で記録しておいてください。 子供用マドックス・スコアは脳振盪の現場での診断に用いるものであり、継続して検査 するためのものではありません。 チャイルド チャイルド チャイルド

チャイルドSCAT SCAT SCAT SCAT 3333/ 1/ 1頁/ 1/ 1頁頁頁

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

頭部への直接または間接的な打撃を受けた後に、以下のいずれかの徴 候が観察された場合には、子供の競技を中止し、医療関係者による評価 を受けさせてください。そして、脳振盪が疑われたら、その日は競技に復その日は競技に復その日は競技に復その日は競技に復 帰させてはいけません。 帰させてはいけません。 帰させてはいけません。 帰させてはいけません。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

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3版)とは?

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版)とは?

版)とは?

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1 1 1 1 注意 注意 注意 注意:頭部への打撃は時に、脳振盪よりさらに深刻な脳損傷を惹き起こす こともあります。頭部に衝撃を受けた子供に以下のいずれかが認められる 場合は、チャイルドSCAT3による評価は中止して、救急対応の手順に従っ て処置を行い、病院へ緊急搬送してください。        チャイルドSCAT3は子供が脳振盪を受傷していないかどうかを評価するた めの標準化したツールであり、5歳から12歳までの子供を対象としています。 2005年の初版のSCATや2009年のSCAT2の改訂版です。  13歳以上の人 にはSCAT3を使ってください。チャイルドSCAT3は医療従事者が使用するた めのものです。資格のない方は、ポケット脳振盪認識ツール(PCRT)を使っ てください。  シーズン開始前にチャイルドSCAT3を実施しておくと基礎デー タとなり、受傷後のテストスコアを解釈するのに役に立ちます。 2 22 2 1 1 1 1

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