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パルスコード型電力線搬送式遠方監視制御装置

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(1)

パルスコード型電力線搬送式遠方監視制御装置

Pulse Code Type Power Line Carrier Supervisory ControISet

田隣茂*

竹原

見哲雄**

磯崎

内 容 梗 概 日立製作所はこれまで同期歩進方式の継電器型遠方監視制御装置により 庶全く新Lい構想になるパ′しスコード型遠方監視制御 腎を開発Lた。本 d2l.398

陽串

薫***

界に貢献してきたが,この 置はその名の示すごとく, 一連のパルスコードにより,被制御所の所望の機器を選択,操作し,さらにそれらの機器の状態を正確 に制御所に表示させる。パルスコードの採用により,制御所,被制御所間の連絡線も僅かに2本で足り る。 以下本装置の特長を列記すれば 1て記のごとくである。 (1)被制御所機器の選択,操作,表示はすべて特定のノく′しスコrド(毎秒8ノく′Lス)により行われ, 動作確実で信頼度が高い。 (2)発変電所の集中制御が容易である。 (3)直送式あるいは搬送式のいずれにも好適である。 (4)一選択中の送受ノくルスの和は一定であるから,各選択位置で選択に要する時間は一定である。 (5)連絡線は直送式の場合2本(搬 式の場合制被共各1チャンネル)を要するのみである。 (6)群選択方式を採用するので,選択に要する時間が短い。(約4秒) 本装置は現直中都電力株式会社姫川第二および第三発電所で好調に運転中でさらに引続き多数製作中 である。

〔Ⅰ〕緒

電力系統が拡大するに伴い,その運営を合理化するすi 勃な手払ヒして,制御が迅速確実で経済的にも有利な遠 方監視制御方式の採用が,その実績の揚がるにつれて増 加の一途を辿っている。日立製作所では,戦後いち早く 同朋歩進方式による継電器型遠方監視制御装置を数多・こ 完成し,いずれも優秀な成績を収めている。しかし最近 一つの制御所から多数の被制御所を集中制御する気運が 爺まり,またその伝送方式としても直流信号の直送のは か,搬送,マイクロウエーブなどが採用されるようにな って た。か」る趨勢から,直送式,搬送式のいづれに も好適で,かつ多数の被制釦所の る遠方監視制御方式 の 開熱 、l め た 中制御が容易にでき 果,全く新しい隅 想になるパルスコ←ド型遠方監視制御装置を完成した。 木方式は,従 の方式と全く異り,機器の選択,操作, 監視などすべて/くルスコードによるもので,連絡線は2 本のみを使用し,(搬送方式のときは制被ともキャリヤチ ャンネル各1)動作確実で信頼度高く,その他幾多のす ぐれた特長を持っている。今回新たに建設された中部電 力姫川第三発電所に,始めて口立パルスコード型電力紬 搬送式遠方監視制御方式が採用され,日召和30年6月同 装置の完成を見たので,これを機会に本装置の内容を御 紹介する。 日立製作所日立国分■分■工場 日立製作所多賀工場 日立製作所戸塚工場 パルス 纂出回路

.∴

一l 選択回路 ○〝○〝 ▼〝○一 l・ J_ --・・ 緩速由 還膵回路 ウ`

「華[苫二

選択表示灯 還才尺スイリチ 貰祈パルス選イ言リレー 選択パルス送信リレー 濃紺几しス貿付ルー 還派パルス受信lルー イッチ 模作ハ■ルス選零∴し-⊂コ∼ 刀⊂] [コア 〝⊂コ 操作回路 †腰芸操作 /イ用r」し-雛/仇ス受イ言ルーー::とわ ;監頑回路 操作機岩 補飢接 [コZ 〝[コ 表示灯 第1図 ノくルスコrド型遠方監視制御方式説明図

Fig.1.Block Diagram of HitachiPulse Code

Type Supervisory ControISystem

〔ⅠⅠ〕自立パルスコード型遠方監視制御装置

(2)

280 昭和31年2月

第1表 選 択 ハ 7.+(㌻

Tablel.Allocation of Selective Pulse

# 2(5) 3(4) 4(3) 5(2) 5(2) 4(3) 3(4) 2(5) 表 示 緑 別 選 択 選 択 ′ヾ ′し ス 2(6) 3(5) 4(4) 5(3) 6(2) ′ヽ チェック _べ ′し ス 6(2) 5(3) 4(4) 3(5) 2(6) 赤 の場合は制被ともキャリヤチャンネル各1)を要するの みで,かつ動作確実な双子提た付水平型継電器を主体と して構成されているから,互換性こ富み保守容易であ る。第l図は本装閲の偶成を示す∴本装間は機器を選択 する選択同路∴立方操作のための制御同路,および状態 示のための監視回路,共通部分としてパルス送受回 路,パルス算出回路から成っている。 (り 制御所よりの選択操作 選択回路ほこの装置の中枢をなすものて,群選択,箇 別選択用各1粗から成る。第l表に選択用送受パルスの 割当例を示す。 同表よりあきらかなご土く,木方式における選択信号 ミ主,制御所よりの選択パルスと,これに対応する被制御 柿よりのチェック/くルスよりなり,(被にて状態変化のと きはこの逆)この両者のパルス数の和は,各機器に対し て一定にした点が特長である。第2図は算2表におい て,第2那4番r]の機器を選択する場合のパルス送受を 示す。 遠方操作を行うため選択スイッチを引けば,選択装偶 が起動してまず群選択が行われる。群選択装置によりそ の機器群に対して定められた一定数(図で(上3筒)の選 択′くルスが被制御所こ送られる。被ではこれを受信し選 択継電器が動作すれば,選択パルスに対応するチェック パルス4箇を返信する。制ではこれを受信し,かならす 正しい選択パルスの送受が確認された後,刷り選択継電 器が動作して,群選択が完了する。 しかる後選択装置は,自動的に筒別選択側に切換えら れ,箇別選択が行われる。箇別選択も群選択と同様に, 選択およびチェックパルスの送受によって行われ,正し い選択が完了すればスイッチ附属の選択表示灯が点灯す る。筒別選択完了すれば,続いて被よりその位置の機器 の状態表示パルス(国では緑3パルス)が送られ表示灯 に表示されるのでこれこより操作直前の機器の状態を碓 第38巻 第2 号 (α)制御所よりの選択媒酌二於け封ヾルス選受講開(∼郡オ番目) パルスの相別 被尉=鮒節 郎」芸揮≡パルス 〔 r'■■1「「 ________ 】 l 君‡選†尺チェ・ソグパルス ◆__mmm l 【 個別芯躍ノてルス l「 〔 [ 「「 「「 __ l 個別還択チニ・ソグパルス(密送択表示灯 l 表示パルス(綜J ⑥雫のまま _ト m m m 青葉作1_.付しス m m m .___.. . 速断富根人 長ホバルス(赤) (む→④とな5 l

L空将用ロング州民

】l 刷被削推断より遅剰大鑑表示した場合のノれス送受説明、、淵イ薔邑) パルスの絹別 符口 級釦御所 l 若草選手尺パルス 耶還祇チェックパノしス lつ「 「丁寸 ---1個別選択ノ(ルス 個別還状チェックノ仇スlヲ万】mlアワ】m 一一-■-

1

, 表 示 ノ?ルス ⑧→⑥とな5 筏帰用ロンク宮ノレス 選 択 動 作 説 明 制御所よ:〕の選択 被制御所よりの選択

Illustration of Selective Operation Group,4th Position)

Selection from Controlling Station Selection from Controlled Station

㌔)る こ ができ,遠方制御の信頼度滋一段上高めてい るっかくして損作および監視回路は選択継電器により関 城され,所望機器の操作が可能土なる、操作の場合ほ揉 作スイッチを入,切操作するこ土こより制より操作パノし ス( 人」3パルス,「切」5ノミルス)が送られ被の所望 の機器を任意こ制御することができる.二操作回路は正し い選択が行われた土きのみ操作可能で,装置を構成する 継電器またほ連絡線に万一手放が起っても予定外の機器 を言呉操作することはない。操作が完了すれば続いてそ♂ 、・ 機器の状態表示が行われる。(阿では赤5/くルス)パルス の送信は毎秒約8パルス,選択の所要時間は各位置にぉ いて約4秒で一定である。操作紛選択スイッチをもどせ ば制より装置復帰の長いパルスが印加され制,被♂〕装置 は復帰するっ (2)被制御所状態変化の表示 被で機器に故障が発生したり,遮断器の自動遮断な上 のごとく状態が変化したときは,被の装置が自動起動し 被より選択を行う。被よりの選択ほまず被より選択パ′し スが制に送られ,これに対L,制より被にチェックパル スが返信されるっ このときの選択パルス土チェックパ′L スの関係は,制より選択の場什の逆・ニニなノー.)ており,第】

(3)

パル コ ←ド型

力線搬送式遠方監視制御装置J

表()内に示される。 第2図(b)にこのときのパルス送受を示す。 かくして群および箇別選択が完了すれば,制,被の表 示回路がl羽成され 示パルスを削に送って状態変化の表 示を行う。しかる後制よりfk帰用の長いパルスが印加さ れ装置は元の状態に復帰する。被にて同時あるいは柏つ いで多くの故障が発生したときは,同じ群内ならば番号 の若いものから,興った群では番号の苦い群から順次故 障 つc (3)選択中に発生Lた状態変化の表示 遠方操作のため制より選択中,被にて榊章発生なごの 状態変化が ったときほ,警報用チャンネルにより制に 警報する。制では選択スイッチをもごすことにより御前 用の長いパルスが印加され,装荷を復帰した後,前項工 述べた状態変化の場「㌻とl胡乱こ,状態教化の表示を行 う。後に述べる選択および監視装世の単独試験「Hこ故障 が発 すれば,被の監視回路に記憶されているので,試 了後制被の連 を行い装置を視帰すれば,直ちに選 択装置は自動起動してその故障 示を行うようになって いる。このようにしていかなる条件の下 においても被の故障およびニl失態変化は漏 れなく別に 示される。 (4)試 験 装 置 試験装道上しては制被連繋した状態 と,各単独の状態で選択装置および監視 装置の試験ができる。すなわち (A)連 試験 (a)一括状態表示試験 試験の位置な選択し試験操作後選 択スイッチをもごせば全部の機器の 状態 示をチェックできる。 (b)筒別状態表示試験 選択後試験用スイッチを引けば, 試験闇パルスが送られてそのときの 機器の状態を細認すろこ上ができ る。 (C)選択試験 選択のための/くルス送受を各F那告 別に試験できる。 (B)単独試験(制被l叶沫) (a)パルス送信試験 戸1 〔志パルスが送信されるかごうか をチェックできる。 (b)パルス受信試験 所定パルスが確実に受信されるか ごうかチェックできる。 (C)表示(操作)パルス受信試験 示(操作)パルス受信をチェックてきるっ 281 (5)特 長 本装置は幾多のすぐれた相良をもっているがそのおも なものミ土つぎのごとくである.二 (A)選択,操作, 示はすべてパルスコードによつ て行っているので動作確実で誤操作のおそれがない。 (B)遠方制御用連絡線としては庇送式の場合2本, 搬送式の場什制被ともにキャリヤ1チャンネルを要する の率である。 (C)多数の被制御所を集巾的こ二遠方制御すろことが 吋能である。 (D)匿送式,搬送 のいザれこも適用容易て,雑音 なごにより誤軌作のJミそれがない。 (E)【-べ一型式の双了魔点付7J(平理経電器4村すの紐有 せであるから,保守容易で信頼度が高い。 (F)選択時閃は各選択位置こおいて一定であるり 群選択方式を採用しているのて選択f、描が多いときに も選択相川はl司じてある。 〟Z rr 77/〆母娘 テレメータ Cご1∩ ロ ′運順〆、岨 章云序 所内電灯電源

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こニーr 第3図 姫 川 第三発= 電 所単 線接続図

Fig・3・ Skeleton Diagramfor the3rdP・Sof Himekawa

(4)

お2 昭和31年2月

第38巻 第2号

〔ⅠⅠⅠ〕姫川第三発電所への適用例

(り 中部電力株式会社姫川第三発電所は,第二発電所の放 水をそのま、ま利用するから,両発 所はあたかも単一発 電所のごとく運転される必要があり,第二発電所を制御 所として第三発電所を遠方監視制御することにより,合 理的な綜合運転を行うことができる。第三発電所の運転 方式は,それ自体一人制御方式を 用しており,常時は 無人発電所として,第二発電所より遠方制御される。

第3図は第三発電所の単線接読図で,木発電所の概要

は下記のごとくである。 有 効 落 差………‥55m 水 車…・13,000kWカプラン水車1台 機‥‥14,000kVA50/60′ヽ,11kV 発電機1台 姫川第三発電所は77kVl凹綿送 母線に連絡するほか,所内電激として, 線で第二 電 第二発電所より の配電線1回線を有し,第三発電所の並列後は自 より所内電源を供給するため所内電瀾は自動切換を行 う。 (2)遠方監視制御装置 遠方監視制御装置‥日立パ′レスコード型遠方監視 制御装置 機器選択数…………‥20(4群各群5箇) 泊三 選 距 方 操 作‥‥.‥... 択 測 定..‥… ‥ 2 故障および状態表示……….8 離……….約5km 伝 送 式………・電力線搬送方式 使用チャンネル数…………‥遠方制御 転送引外し 圧量装置 第4図 Fig.4. 渡 数 配 置 Frequency Allocation 第5図 制御所設置 遠方▼監視制御盤 Fig,5.Supervisory ControISetfor Con_ troIStation

∵.■.一

「.、二

第6図 被制御所設置 遠方監視制御装置 Fig・6.Supervisory ControISetforCon_ trolled Station 受量嘉置 第7図 Fig.7. 遠 隔 測 定

(5)

パル

ード型

力線搬送式遠方監視制御装置

第 2 監 視 制 御 項 目

Table2. Items of Supervisory Control

為3 、∃土 7王室 電 隔測定 4 話 1 (使用周波数は第4図参照) テ ン メ ー タ……発電機電圧 水 位 温度(発電機および変圧器) 運転順序表示 弟5図は制御所(姫川第二発電所)設置の遠方監視制 御装置を,また第`図は被制御所(姫川第三発電所)設 置の同装㌍を示す。本装置の計画に当ってを よ被制御発電 所を一人制御方式として完備するとともに,遠方制御の 項目および表示の種類を統合,簡潔とし,逆転保守に便 なるよう十分に考慮されている。(第2表参照)また両発 電所附近は降雪多く連絡線の保守が困難なため短い距離 ではあるが電力線搬送式が採用された。 (3)テレメータの特異点 テレメータは,衝流搬送式(1)であるが,姫川第三発電 所の場一合は,温度変換装置,および伝送方式において従 のものに比し著しい特色が見られる。 第7図は木方式の回路を示し,周波数配置は第4囲, 測定項目は第2衰のごとくである。 TFP 型温度変換装置は温 をこれと一定の関係をも つ街流周波数に変換する装置で,その機構を第8図(次 頁参照)に示す。

(6)

2朗 昭和31年2月 一 ′ ⊥ ♂

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第8図 温

Fig・8・Schematic Diagram of Temperature Sender 発電機および変圧器の温度はサーチコイルの抵川直変 化によって検出される。衝流周波数′がサーチコイル温 度に対応する.1Eし-.・-、値であれば,サーチコイル両端の電 圧glと,RC充放電回路の電流によって決る電圧g2と は等しく,相聞に電位差は現われない。 サーチコイルの周囲温度が変化するとf喝問の平衡が 破れ,その不平衡電圧によって平衡電動機見好が回転す る。平衡電動機の回転によって,誘導電圧調整器戊¢′一 回転子が回り,そのと11力電圧が変イヒして,断続器円板の 回転速度を変える。すなわち衝流周波数′が変化して, RC充放電回路の電流が変化するから相聞の不平衡電 圧は小さくなり,衝流周波数′が温度に相当する正し「、・ 伯:二なって始めて平衡電動機は停止する。 第38巻 第2号 第9図 温 変 換器 Fig.9.Temperature Sender 木器の特長としては (a) 自動周波 数および 平衡式であるから,電源電圧,周波 続器の特性差による影響を受けない。す なわち標準状態における踪含誤差ほ最大目盛の1% 以内,電源電圧-30∼+20%,周波数の変動-5∼ +2へノおよび周囲温度の変化20C±15CC に対する 綜台誤差i・ま最大目盛の±1.5%以内である.。 (b)平衡電動機で駆動するので感度が高い。

ヽこ竺=⊥

=f

β 通話 第10図 PS-1型ぷ力線搬送装置略回路図およびレべ′しダイヤグラム

Fig・10・Schematic Circuit Diagram

and LevelDiagram of the PS-1Power Line Carrier System

(7)

パルスコード型電力線搬送式遠方監視制御装

(C)閉路方式であるから, 信頼度が高く安定である。 第9図にTFP狸温度変換器 の外観を示す。 つぎに本装置は電力線搬送に よって伝送を行うので,雑音レ ベルが有線直送の場合に比し一 段と高い点を考慮し,テレメー タ,遠方監視制御とも,特に S/N比の改善に留意している. すなわち各チャンネルに対し.周 波数偏移変調(FS)を行い,こ れを副搬送波の上側若枝として 285 、・ご・ ∴、′.、

l

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i‥-さ■●

⊥・‥・-■・-・=L ユー ー ♂ / Z J ∬ 〝 /7 ノ汐 〝 〟 周波 数 (〝) l 、、- 朗7 + 一肌 一雄 第11図 周 波 数 配 役 図

Fig.11. Frequency Allocation Diagram of the

PS"1PowerLine Carrier System

配列し,さらにこれで主搬送披を肝変調して送J_l_ける.。

このようにS/N比の改善度の高一,、FS▲ん一式の採用に上

・り,送電線に発生する邦吉に妨げr)れ言Jニ'二:㌔・こ安ノ芯二 転送を行うことができる。 (4)搬 送 装 置 電づJ繰搬送装置の【d路構成は第10図にホすごこく,遠 方監視制御用往復3回線,テレメr一夕川6同線(美装4 回線)電話往復1匝Ⅰ経である。周波紬鮎甘土第1】図♂〕ご とくテレメータおよび遠方監視制御「・ 胴隠は,425∩〕上り 170へ.l 才一耶扁の各基本周波数をそれぞれ止別吉号パルスに したがって ±25〔Jの周波裾前諦多をf十フた後,ニれを

18.25kc/s♂)上側借披に移す.モた電.講【棚き註は圧縮器を

J通した柊,18.25kcノ/sの下側借波に移L-これらに副搬送 第12図 PS-1型 電 左:遠方監視制御架 Fig.12.The Type PS-1 Equipment(A) 搬 送 装置(A) 遠方監視電話架

Power Line Carrier

Left:Supervisory ControIRack

Right:Telemeter and Telephone Rack

波18.25kc/s

を・加えた後群変調によって,所要♂1搬送 周波類語こ移L-,唯側帯波とLて線路に送出する。 受伝 電流は群復朋層一且18.25kc/sの上下側帯波に移し・ 詣詰同経と遠ち制御は左びごニテレメrタ用回線ヒを分離 した優,所要の低周波成分な取り出す。 副搬送彼月増僻して→トミスタ加熱電流七L,自動利 得調整を行う上.[もに,視調用搬送波±し・て榔、同期タ■ト れを防止する∴電話吊仲良器を通して原音声を再成し, 遠方制御ならびにテレん-ダ同紙詔, 波数弁別器を通 し∵ント負のパルスを再現する。,装㌍けいわゆる"プラグ イン=方式な採用しノてオーバ1,その外観を第1咽および第 13図∴ホす。 本矧 榊1追ノノ制御なハび工廠送引外し回練の送受信部 n r 亡=‖‖+⊂二二==コ⊂==コ l l 一途イ吉増幅貴覧

」■妄′喜童・書■・・円

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コネクダー鑑 包茎 】 〃 測定一畳魅 試韓麗」い 亭=..一■.■. .妻;..・.. l 群変復調器鮭 受信増幅器恕 結=t■■■… 遠方監確変調最短ヱ4 電話発振調還璽

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遠方監祓電話田 雷原盤

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=瞞子魅 l褒復罰器盤/ 梵碩謂惹盤2 度祝詞岩盤了 電源盤 l J∠汐 --j二野 第13図 PS-1型 電 力 線 搬 送装置(B) 左:遠方監視制御架 右:遠方監視電話架

Fig.13.The Type PS-1Power Line Carrier

Equipment(B)

Left:Supervisory ControIRack

(8)

286 昭和31年2月 は,常用機と全く同様な予備機を置き,故障発生の場合 は自動的に予備機に切換えられるゆえ信頼度高く,かっ 保守はきわめて術単である。 搬送装置の大略の性能を下記に示す。 (A)伝送回路 使 用 線 路……‥電力送電線一線大地帰路 通 話 路 数………7チャンネル (B)機 能 遠方監視制御回線 FS方式により 5∼30(しのパルスを伝送する。 常用予備自動切換 着信電流断により自局の送信器を自動的に予備機に 切換え,同時に相手局への信号を切ることにより相 手局の送受信機を自動的に予備機に切換える。 電 話 回 線 拡声器による音声呼出相互通話 (C)性 能 (a)許容線路損失 使用周波 において25db 最大40db (b)伝送方式 遠方監視制御ならびにテレメータは周波数変移方式 (偏移周波 は50∩〕)を 用しており電話,遠方監 視制御ならびにテレメータの各回綿に共通の副搬送 波を送出し復調周波数の同期および自動利得調整に 使用する。 電話は単側若枝伝送同時送受話方式である。 (c)信号方式 音声による拡声器呼出方式 (d)出 力 装置出力端において 遠 方 制 御 テ レ メ ー タ 語 調波成分 +20db +15db +25`db -40dbて'以下 (e)使用周波数 190kc/s,200kc/s 副搬送波18.25ke/S (f)発振方式 主発振器は水晶制御発振方式 使用周回温度-10GC∼+40しC (g)標準入プJレベル 遠 方 制 御 テ レ メ ー タ 電-5db/CH -10db/CH Odb/CH (h)自軌レベル調整 標準入力レベル変動を10%に圧縮する。(第=図参 照) へ竜) 」「ン、」〔ヨ 第38巻 第2号 】 】 l l 】 , 】 r 」 ∬ 47 j汐 ガ 〝 β 線路招集「拙 策14図 自 動 利 得 調 整 特 性

Fig・14・Curve Showlng the Effect

of Auto-maticGainControIDeviceoftheReceiving Circuit へ篭」 柑頗項誹葺 ♂ 】 】 【

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1 l 】 l r

』J /♂ /J Z 周 波 数 (わ′幻 第15図 周 波 数 特 性 Fig.15.OverallFrequency Characteristics

Of the PS-1Carrier System

へき ミン」〔召 」 l l r ・

--・● 一 J 入¶しヾルJ虎) 第16図 綜 今 週 負 荷 特 性

Fig.16.Overload Characteristics Curve Of the PS-1Carrier System

(9)

パルスコ【ド型電力線搬送式遠方監視制御装置

287 (i)電話回線 通 話 帯 域 通 話?11量 対向損失偏差 直線性および歪率 (j)遠方制御但繰 基本周波数 周波数偏移 安 定 度 直 流 入 力 300∼2,300′ヽ 送信側1kcノ′`s Odb の送き-ト∴ 対し-8db 5db以卜(第15図参照) 送信側0±6dbの送り込に対 し受信側においても ー8]二6db の直線性を有L,かつこの状態 ・こおいて歪率は一25db以 F, (第l一団参照) 装置雑音-60db以 卜 線路側 600±200n db以__ヒ 端て12 425〔),595∩レ,765′ヽの三周減 数を各回線に割当てる。

各回経とも+のパルス発信時

-25′ヽ,-の/くルスに対し十25 へノ周波数を偏移する。

S/NlOdbまで確黒に動作する・。

第17図に復調器の情性を示すゝ・ 50V 複流 (k)テレメ←タ回線 基本ノ司波数 周披数変移 安 ノ上二 度 直i允 入 力 935′、,1,105′ヽ,1,275′ヽ,1,445 ∼の4周沌数を各回綿に二■∃て る。 各国経とも 十止トパルスに対し -25′、,-のパルスに対し+25 へ㌧周波数を偏移する。 S/N+10dbまて椎骨二軌什す る._ 1mA 以⊥ (1)漏 諦 量 同一の結合装置に結合され烏同系列十30dbの他装 置との漏話量は50db以」二。遠方監視制御回路の電 話回線への漏話量25db (m) インヒ㍉-ダンス 装置線路側端了一 装置電話機側端子

〔ⅠⅤ〕結

75日±20% 600n士20% 冨 以上中部電力姫川第三発電所納口て′ンミルスコ←ド哩電 力線搬送式遠方監視制 、てルヾた。近時昂ま りづゝある電力施設の合理的運常の要望に対して遠方監 視制御による逆転が最も当をえたものて■あり,伝送プノ■式 L∵∴川キに電 ノ7繰搬送やてイクロートエープい利憎がノ㌻ \ .・〕い・∴」。-1 1 重力

t

軌 作 央 l l l 、 -、 、 、 ●- 、--信lさ政教(卯) 第17囲 復 調 器 の 波 数 特性 Fig.17・Frequency Characteristic of Telemeter and Supervisory

Demo-dulator 後ますます普及するものと思われる。この意味において 幾多のすぐれた特長を持つ日立パルスコード型遠方監視 制御方式は今後の本装置の普及に多大の貢献をなすもの と信ずる。 終りiこ 方式の完成に種々御援助を頂いた中部電`力株 式会社の関係各位に深い謝 一書 参 考 文 (1)滝田,′ト沢,福井: (昭和30年) するものである。 献 日立評論 別冊第10号107

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最近登録された日立製作所の特許および実用新集

(第12頁から続巨) 区 別 登録番号 ク ー ヒ ン てぺ ニノ くト 菟 蒸 電 空 気 ノ ー ビ ン 車 掌 気 タ ー ビ ン 保 安 匿 僚 冷 器 保 安 装 置 気 力 操 作 複数断路器こ「辛気 推 力 軸 受 摩 ≡耗 托 重 一志 変 臼三 器 闘 断 器 力操作 検 出 装 置 作 動 装 置 閉 器 室 型.渦 保 存 器 負荷電圧調整器 椚抽入開閉器 操 作 抽 入 器 圧 抽 入 遮 断 器 把 手 鏡 錠 竃 竃 磁 ]妾 触 器 磁 接 触 器 し「軸 受 装 置 電 磁 石 可 動 鉄 心 支 持 装 磁 吹 交流電磁接触恭しTl磁気吹消装降 翼 電 電所 割 右 子 磁 接 触 器 受 装 置 超 同 期 右 超同期ノ【宣動機 固定子移動装置 整流子支持庄内径段間短絡防止装置 可 変 速 度 ′FE 勃 制 水 弁 装 置 ホ ノ ブ 自 吸 装 偉 シ、-ブ′71ク レーントロリ ー逆転装置 印刷 機 こ ぉ け る _見 当 調整装置 盆 工 場別 日立工場 日立コニ場 日立コニ場 日立工場 日立工場 日立工場 日立工場 日立工場 日立工場 日立工場 日立工場 日二互工場 日 立 日立工場 日立工場 日立工場 日立工場 日 立工 揚 場 場 日立工場 日立工場 日立工場 日立工場 亀有工場 亀有工場 亀有工場 佐 藤 伊 藤 滑 川 滑 川 滑 川 滑 川 粂 野 塚 本 山田 幡 楊西棟角沢 斉桜斉桜白高 隆 ■博 司 文 夫 清 清 清 童・茂 元 二勝∵富 清三 昌之郎郎美 ムロ 二裕 二裕治博 亮義亮義忠 藤木藤木土品 村地沢上垣土辺壌土所 木菊宮自槍自渡檎白田 須自稗 田 田土垣 中 忠 恩 恵武 長忠 暢 保俸給登拍実萱治夫 治治重雄 郎信治吉 忍一北 太 繁利息檀 原木土沼原木 桑一自照菅高 菅 原 大井川 橋 本 坂 入 寺 橋 二大 猪 大 楠権 智 正好 田本 西島杉 忍括夫隆進夫 昇碓

(その2)

登録年月日 30.9.22 〃 〃 〃 〃 30.9.22 (第54頁へ続く)

参照

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