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耐摩耗材料の研究

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Academic year: 2021

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(1)

Studies

on

the

Wear

Resistance

ofVarious

Materials

生*

TaiseiHosoda

実*

Minoru Saotome

男*

Yosbio Asallino

清*

KiyosbiYamanoi

冷凍機用圧縮機の軸受部を対象として,焼入鋼を相手にホワイトメタ′レ・銅合金,アルミニウム合金・焼結 合金,鋳鉄など26種の材料について,鈴木式摩耗試験機を用いて潤滑摩耗試験を行なった。その結果による と,低速一高荷重(0・093∼0・373m/s,70∼110kg/cm2)条件のもとではPb量50%の裏金付針鉛合金が特 にすぐれており,また中・高速ヰ荷重(1.10∼5.47m/s,30∼50kg/cm2)条件のもとでは,鉄系軟質焼結札 耐熱用アルミニウム合金,裏金付鈴音銅,鉛青銅鋳物などがすぐれていることを明らかにした0 l 表 供試 乗 金 付 軸 受 材 料

1.緒

口 冷凍機用圧縮機の回転しゅう動部条件を大別すると,低速一高荷重 と中・高速一中荷重の二つに分けることができる。 前者はピストンピン対コネクティソグロッド小端部あるいはピス トンピソ対ピストン横穴部であり,境界潤滑状態になりやすく,摩 耗を生じやすい。また後者ほクランク軸対コネクティノダロッド大 端部あるいはクラソク軸対上部・下部軸受部などであり,一般に流 体潤滑状態を維持しやすく,良好な性能を得やすいが,高速部では 耐焼付性のすぐれた軸受材料が必要である。 以上のように,圧縮機内には著しく条件の異なる回転しゅう動部 が存在するので,それぞれの条件にあった軸受材料を選定すること が重要である。 現在,軸受材料として各方面で使周されている金属材料にほ,ホ ワイトメタル,銅合金,アルミニウム合金,焼結合金,鋳鉄などが あり,それぞれの材料についての摩耗試験データほかなり発表され ているが,それらを直ちに圧縮機のしゅう動部に適用することは非 常に困難であり,適当な文献ほ数少ない。したがって筆者らほ圧縮 機の実用条件に近い低速一高荷重条件と中・高速ヰ荷重条件の潤滑 摩耗試験を行ない,上記の各種軸受材料について,なじみ性も考慮 して耐摩耗性の比較を試みることにした。 2.供 試 材

2.1軸 受 材 料 2.】.1裏金付軸受材料 裏金付軸受材料としては,表1に掲げるようなホワイトメタル, 鉛青銅,銅一鉛合金,アルミニウムー錫(スズ)合金など11穐額を とりあげた。 (1)ホワイトメタル ホワイトメタルほ一般用として古くからよく用いられてお り,すぐれたなじみ性を有する軸受材料であることがよく知ら れている。この合金にほSn基とPb基のものがあり,従来は高 価なSn基合金が広く用いられていたが,最近でほAsを添加し た安価なPb基合金がSn系に劣らぬ性能を発揮するようにな り,よく用いられているようである(1)(2)。供試したAlおよび A2ほSn基の代表的なものであり,A3はPb基の代表的な材 料である。 (2)銅 合 金 軸受用銅合金の特質は,ホワイトメタルほどのなじみ性はな 日立製作所栃木工場 号 「「】 二■J口 材 質 メ ー カ 造 …製 供試晶 合金厚さ (mln) か た (H▼) A A A A A A A A A A A ル ル ル 銅銅銅銅金金金金

‥‥‥青青青育三合糾

鉛鉛鈴一 一一一ム ィィィ鉛鉛鉛鉛銅銅銅ウ ーソ ワ ワ ニ ホホホ%%%%%〝〃%ミ 系系系10102323253050ル SnSnPbPbPbPbPbPbPbPbア A 杜社杜社社社社社社社社 B A A B A B A B A B 9.5 91834042747107 252517917554舶4547郡部31 ub CP 表2 供試焼結含油軸受材料 製 造ら か た さ 密 度 号 一Jし B B B B B 質 ーカーL HRB IHRF I Hv 村 村 村 村 材 質 析H 質 桁H 硬 軟 硬 軟 系 系 系 系 系 銑 鉄 銑 鉄 銅 杜 社 社 社 杜 C C D D C 61.5 2 1 0 9 3 4 7 4 一48・2一… 124 58.4 131 72.5 24.6

紬忘5・956・3。6・5。6・5。

いが,良好な潤滑状態のもとでは耐摩耗性,耐荷重性ともによ くて寿命が長いことである。ここで供試したものは,数多くあ る銅合金の中でほなじみ性が比較的良好なものばかりであり, 鈴音銅として低PbのA4およぴA5,高PbのA6およびA7, さらに銅一鉛合金のA8,A9およびAlOである。 (3)アルミニウムー錫合金 軸受用アルミニウム合金は,高速一高荷重用としてすぐれた耐 摩耗,耐疲労,耐食性などを有する軸受材料といわれている。 アメリカでは低Snアルミニウム合金にオーバレイを施した ものが,最高の高荷重用軸受材料としてよく用いられているよ うであり(2),また一方,イギリスでは高Snアルミニケム合金 がなじみ性のすぐれた新い、材料としてよく使用されているよ うである(2)。ここではなじみ性のすぐれた高Sn合金である Allを供試した。 2.1.2 焼結含油軸受材料 表2に掲げた鉄系の硬質材2種類および軟質材2種類ならびに 銅系材1種類を供試した。これらの焼結含油軸受材料は,一般に は中速一中荷重以下の条件のもとでの使用に適するものといわれ ている。

(2)

蓑3 供 試 鋳 物 材 料 記 号 材 質 製 造 メーカー か た さ ⅡRB I H▼ l C C C C C C C C C C パ ー ラ イト 地 鉄 フ ラ イ ト 成 長 鋳 鉄 アルミニウム合金 鋳 物 アルミニウム合金 鋳 物(焼入れ) アルミニウム合金 ダイカスト アルミニウム合金 アルミニウム合金 アルミニウム合金 鈴 音 銅 金型鋳造 ダイカスト 金型鋳造 鋳 物 E E F E E E E E E E 社 社 社 社 社 社 社 社 社 社 詑 65 52 叫 78 52 50 50 53 加 一87.135.肌97.114.99. 表4 摩 耗 試 験 条 件 項 目 一 条 上 試 験 片 焼 入 下 試 験 片 各 種 軸 受 材 料 試験面 の 仕上 #600ペ ー パ に て 試験片の洗浄,乾燥 トリクレソ,ベンゼン,アルコールにて洗浄後,熱風乾燥し, さらに真空乾燥 摩耗量 の ノトラ直示天秤およぴダイヤルゲージ使用 すべり速度(m/s) 低 速 度 領 域 0.093,0.186,0.280,0.373 中・高速度鏡域 1.10,2.19,3.65,5.47 接触圧力(kg/cm2) 110 70 50 30 試験 時 間(h) 潤 滑 油 特 2 号 冷 凍 焼 油 2.】.3 鋳 表3に掲げるような各種の鋳鉄およびアルミニウム合金ならび に鉛青銅鋳物を供試した。 (1)鋳 鉄 パーライト地鋳鉄Clほ,安価な軸受用材料として各所によ く用いられている。フェライト地鋳鉄C2は,Clを高温で焼 なまし処理したものである。また成長鋳鉄C3は,鋳鉄のAl 変態点を上・下して繰り返し加熱冷却し,成長を促進させて多 孔質化し,含油処理した軸受用材料である(a)(4)。これらはいず れも片状黒鉛組織を有する。 (2)アルミニウム合金 C4,C5は耐熱用鋳物材であって,熱膨張係数が数多くある アルミニウム合金の中では小さいものに属する。C4は金型に 鋳造したままであり,C5はC4を焼入れ・焼もどし処理した ものである。C6およびC8は,C4に近い化学成分を有するダ

イカスト材であり,C7およぴC9はダイカスト材を金型に鋳

造したものである。 2.2 軸 供試した各種軸受材料の相手として焼入鋼を用いた。

3.実

験 方 法 3.1摩耗試験機および試験片

試験機は鈴木式を用いた。本磯の標準仕様:lま外径19.6mm¢,

内径16・Omm¢の上・下円筒試験片を用いて速度0.09∼0.93m/s, 接触圧力7∼33kg/cm2の範囲の実験が行なえる。しかしながら

冷凍機用圧縮機のしゅう動部条件を満足させるた捌こは速度,接触

圧力とも不足である。そこで筆者らは試験機のモータプーリを大き ∽寸 ∽一 1 6.0¢ .¢.dr qⅣ7 `U nれ 卜 2叩 ̄ ̄ ̄喜百-トl l l l l l ■下試験片 鳩 仰 取 26.0 巾∼叩 上試験片 下試験 低速例式験片 5 2 l l l l l I l 上試験片 l 取付け雇 l/////// /イ///// † く=〉 「/////イ ;「′////ノ ・・=-I=-=-.・: ==萱:・-=三;二: .:::T■=-;== l l 2. rh 85・0 「--- l l 享 ̄ 塾荒亮二・;===二 、-.=:=::ダニニj:==;:ニ ̄享二:こ W _ lγ. //打王室ノ†y// //rメ;が喜;∃ //

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一 Jl 下試験片 ノ 取付け雇 上試験片 茫一一<- ̄

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ノ:妄:::些 :歪 ;:,::否 =≡遍='■㌻==庭=-歪===_≡ q N 蛮 運売・ 要 丁::孝二:≡三こ: 盃 片 し ¥■_ニ:=: 双聖 「¥モ† 古:毒メニ( 塁 プj㌻塾 恵 亘::さ: ::i::「≡- ̄ -:=卓手「ユニ 亘=とプ, ̄ :- ̄三重  ̄,:. ̄二二塁 ≡註二==三・型:=≡売 ぢ 婆聖嘉 ヽ 玉鑑 / 丘野

∨ ̄望≡苧≡

ゆう動面- ̄ ̄ ̄-≦;.. 中・高速側試験片 図1 摩耗試験片形状 U) ! (Yつ くしたり,重錘を可能なかぎり増加したりし,さらに試験片の改造 も行なうことにより,標準仕様よりさらに高速一高荷重な実験を可能 にした。 図lは,低速側と中・高速側の上・下試験片の形状と試験片を雇 に取り付ける状況を示したものである。試験方法としては下試験片 を固定し,上試験片を回転して接触面にスラスト荷重を加えるもの である。 本実験において,下試験片を平板状にすることにより,あらゆる 種煩の材料が容易に供試でき,また摩耗深さの測定も可能になって 比重の異なる材料や含油性のある材料に対しても重量変化のみの測 定の場合のような摩耗量の補正が不要となり,誤差やばらつきの原 田を非常に小さくすることができた。 3.2 摩耗試験条件 表4は摩耗試験の条件である。すべり速度および接触圧力条件 は,冷凍機用圧縮機各部のしゅう動条件に基づいて決定した。摩 耗量の測定ほ上・下試験片ともメトラ直示天秤(てんびん)によって 試験前後の重量変化を求め,さらに下試験片についてはダイヤルゲ

ージの先端改造品を用いて摩耗探さを求めた。試験時間は2時間で

ある。

筆者らの検討した結果によれば,圧縮機が摩耗の問題を生ずる場

合はほとんどがなじみ運転中の初期に発生し,また鈴木式摩耗試験 の結果も実際の圧縮機より摩耗を生じやすい傾向のあることを確認 していることから,材料の良否を判定するには2時間の試験によっ てじゅうぶん可能である。

4.実験結果および検討

紙面の都合で,ここでは軸受材料および相手焼入鋼の個々の摩耗 量線図は省略し,軸受材料の摩耗を総括して低速側を図2に,また

(3)

Sm系ホワイト メタル Al ll叱/柑l Sn系ホワイト メタル A2 トル イタ ワメ3 ÷小 A 系 b P 裏金付 軸受材料 煉結合油 鰍文相料 鋳物材料 80 600 3001,000

70桝冒田

40 300 400 300 Pb23%書托青銅 A6

11蜘・[二∈韮ヨ

9 30100100

70抑⊂⊂喜コ

60 アルミ【錫(ナ金 All

11蜘l匡≡≡丑

40 70 40100

70帥巨∃∃丑

40 30 40100 鉄系横位柑 Bl 11嘩〆亡山 2,000100 300100

70肘⊂⊂悪日

300 400 パーライト他 鋳鉄 Cl 1101且/亡m' 1001.0002,仰0叩00

70tg′c相皿

3()0 30(I700 200 アルミ合金 ダイカスト C6

11蜘,[∃∃Ⅱ∃

60 50100 80

70蜘!E⊇≡:]

900 300川00700 娯 話手

0 0 3 00 土日 紹 誠 2 b b▲ 7 A

2 ∧‖U O O O 八‖V 2

10 30 3010 30 40 30 70 鉄系軌空手村 B2 101.000800 6榊 フェライト地 専有鉄 C2 9001,000も0005,000 9001.000印003,000 7ルミ合金 金型鋳造 C7

∈∈≡∃∃

20 20 40 50

E⊇≡≡∃

囲2

品田

成長鋳鉄 C3 2,000仰005,0004,000 5002.0003.0004,000 アルミ合金 ダイ カスト C8

日田

60100 40100

E⊇‡≡:]

速 度 m/5 PblO%鉛青銅 A4

[二∈≡玉田

3 70 6㈹ 200

[ココ≡≡∃

8 6 10 30 Pb30% 鋼一緒合金 A9

∈∈耳∈∃

50 90100 90

[∃≡∃∃

60 40 20 40 鉄系枚貿柑 B4 12.000800 600

E;≡≡∃

Pbl哨紹青銅 A5

[二正

7 40100 70

∈≡∃≡∃

101010100 Pb50% 銅一鉛合金 AlO

⊂王ヨココ

4 10 8 7

⊂⊂工エコ

3 3 1 2 銅系材 B5

∈皿

90100100300

∈Ⅱ∃∃

60100 50 50 アルミ合金 鋳物(焼入) C5

⊂[二日∃

2 5 1010

ロコココ

1 2 1 6 鉛青銅鋳物 ClO

∈ⅡⅡ耳

80 200 400 500

巨巨∃ヨヨ

20 40 10 200 低速度領域における軸受材料の摩耗度 中・高速側を図3に示した。軸受材料の摩耗量については重量変化 と摩耗深さの双方を求めたが,重量変化の結果を検討すると,焼結 含油軸受材料やアルミニウム合金ダイカストなどでは条件によって 油の含浸量のはうが摩耗量より多くて試験後重量増加を示す場合が 多く,ばらつきも大であり,ここでは摩耗深さの測定結果のみを用 いた。 摩耗深さは,まず4段階に区分して図示し,それをさらに9∼10 単位に細分化して4区分図の下部にその数値を摩耗度として記入し た。細分化は国2および国3の右側に示してあるように,整理の都 合である範囲の摩耗量を一括して一つの摩耗度に含めたものであ る(例:摩耗度7とは摩耗量7.0∼7.9ミクロンの範囲のものを含 む)。また,低速側,中・高速側とも,低荷重条件の斜線部は実験 を省略したことを示している。 ムl低速度領域における軸受材料の摩耗 4.1.1裏金付軸受材料 速度0.093∼0.373m/s,接触圧力70∼110kg/cm乞の低速一高

摩耗度器雪雲ン)

(U1234567ハ89

∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼ ∼一 ※試験途中で 中止(摩耗呈 あるいは発熱 などが若しか ったため) 荷重条件のもとで,ホワイトメタルはSn基,Pb基ともほぼ同様 な摩耗傾向を示し,著しい溶融摩耗を生じてメタルが摩擦面周囲 に盛り上がって付着するという現象がみられた。接触圧力110 kg/cm2のもとでは,数百から1,000ミクロン程度の著しい摩耗で あり,ホワイトメタル層の厚みは表lに示したように500ミクロ ン程度であることから,摩耗度500以上のものは摩耗が裏金にま で達している場合が多い。図中の※印部は,試験時間が2時間に 達しないうちに軸受材料が著しく摩耗したため試験を途中で中止 したことを示している。このように軸受材料の摩耗が著しくてメ

タル層を突き抜けて裏金にまで達した場合には,相手焼入鋼が裏

金によって傷つき,大きく摩耗する傾向がみられた。なじみ性の よいホワイトメタルが低速一高荷重のもとでこのように悪い結果 を示したことは,溶融点が低く,耐荷重性も乏しい材料であるた めと考える。 次にホワイトメタルより耐荷重性や耐摩耗性がすぐれたものと 考えられる銅合金であるが,Pb量約10%の鉛青銅A4とA5,

(4)

裏金付 軸受材料 焼結合油 軸受村村 鋳物材料 Sn系ホワイト ノタル Al 2 4 2 二Z

30肘[二⊂ロコ

1 1 2 3 Pb23%紹青銅 Å6

50柑[コニ[二]コ

1 1 1 1

30柑⊂⊂⊂□

1 1 1 1 7ルミー謁 ノ▲ト訟 Al1

50榔⊂亡工エコ

3 2 2 4

30抑□□ロコ

4 2 2 2

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S¶系ホワイト ノタル A2

[工]ココ

3 2 1 5

⊂亡エココ

2 1 3 1 Pb23%i去青i河 A7

⊂工エココ

1 0 2 2

[]コココ

1 0 1 1 トル イタ ワノ 3 ホ A 系 ▼b hr PblO%如 ̄占網 A4

[ココココ

4 2 2 7

ロコココ

1 2 1 5 Pb30% 鋼一指合金 A9

[二エロコ

3 2 2 2

⊂⊂⊂亡]

2 1 2 2 PblO%鉛苗銅 A5

⊂亡工エコ

1 2 1 2

⊂⊂⊂□

3 1 2 2 Pb50ヲ占 網【紹た全 A10

⊂⊂⊂□

2 1 2 2

⊂工エココ

0 1 2 2 抜糸屯更臼柑 鉄柔軟削す 扶桑硬馴† i文系軟質柑 銅系柑 BIB2

0柑⊂⊂∃∃ ⊂⊂□□

0 0 】0 30 0 0 0 0

帥Ⅱコニ自⊂⊂亡□

P O O 30 0 0 0 0 5qkg/亡m】 パーラ†∋、_旭 鋳鉄 Cl

[]コココ

1 0 22,000

30榊□□ロコ

0 0 02,000 汝 ▼7ルミイ\1ゝ ダイカスト C6

恥ぐm∼∈ヨココヨ

50 6 6 200

3蜘七≡;≡≡≡]

帥慧l喜l

フェライト地 鋳鉄 C2 3 3 52,000 1 3 22,000 浄 7ルミ合食 全巧竺鋳造 C7

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lO 6 1 7

E≡≡∃

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成士壬純化 C3

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1 1 2 5 アルミ合金 ダイカスト C8

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40 20 4010

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榊村

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1 0 0 1 ー7ルミ合金 鋳物(焼入) C5

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0 0 0 1

□□ロコ

0 0 0 0 i言古銅  ̄鋳物 ClO

⊂⊂[ココ

1 1 1 3

⊂□□□

1 0 0 3

榊村

中・高速度優域における軸受材料の摩耗度 Pb量22∼別%の鉛青銅A6とA7は,ともにホワイトメタルよ りすぐれた耐摩耗性を示している。これらよりPb量を多くして なじみ性を向上させた銅一鉛合金のA8とA9は,鈴音銅よりわず かながら耐摩耗性が劣ってくる憤向がみられる。ここで,さらに Pb量を増加したPb50%の銅一鉛合金AlOが,供試した裏金付軸 受材料の中で最もすぐれた耐摩耗性を示し,数ミクロンから10 ミクロン程度の摩耗量であることは注目すべき材料であると考え る。この材料ははかの鉛青銅,銅一鉛合金と比較して顕微鏡組織が 非常にあらく,Pbの粒子が粗大なものである。 本報告では省略されているが,筆者らは多くの非金属材料につ いても検討を行なっており,低速一高荷重の油中摩耗試験において は,ある程度の強度をもち,さらに自己潤滑性を有する材料がす ぐれた耐摩耗性を示す傾向を見い出している。これらのことか ら,油膜の切れやすい低速度領域の過酷な条件のもとでAlOがす ぐれた耐摩耗性を示したことは,ホワイトメタルよりすぐれた適 度な耐荷重性をもち,さらに多量なPbが油膜の破断1ノた際に自己 肇耗度 (U1234567(凸q〉

/字耗呈 タロン ∼ ∼ ∼ ∼ ∼一∼ ∼ ∼ ∼ 諜試験途中で中止 (摩耗量あるいは 発熱などが著L かったため) 潤滑性を発揮したためのものと考えることができる。以上の銅合 金ほ,いずれも相手材の摩耗率がわずかであったが,特にAlOが 最も少ない傾向を示している。 次にアルミニウムー錫合金Allであるが,自身,相手材とも上 記の鉛青銅や銅一鉛合金と同程度の摩耗量である。 4.l.2 焼結含油軸受材料 各材料とも重量変化の測定結果は,ばらつきが非常に大きかっ たが,摩耗深さの測定値のほうほぼらつきがなく,摩耗の憤向を 検討することが可能であった。 まず鉄系の4試料であるが,硬質材,軟質材とも本実験のよう な低速度一高荷重のもとでほ摩耗が著しく大である。これら鉄系 と比較して銅系のB5は,耐摩耗性がやや良好である。また相手 焼入鋼の摩耗率は鉄系材料との組合せでは大きく,銅系材料との 組合せではわずかである。 4.l.3 鋳

パーライト地鋳鉄Cl,フェライト地鋳鉄C2,成長鋳鉄C3

(5)

とも,低速一高荷重のもとでは耐摩耗性が著しく悪く,数千ミクロ ンの摩耗を生じ 相手焼入鋼には焼付きを生じている。 アルミニウム合金鋳物C4,C5は,ともに自身の耐摩耗性が非 常にすぐれ,裏金付銅一鉛合金のAlOに匹敵するような材料であ るが,相手材の摩耗率が大きいという欠点がみられる。ダイカス ト材のC6およびC8は,金型鋳造材と比較して巣が多いためか 耐摩耗性が劣っている。ダイカスト材を金型に鋳造したC7およ ぴC9は,上記金型鋳造材とダイカスト材との中間の耐摩耗性を 示している。相手焼入鋼の摩耗率は,ダイカスト材との組合せの 低 速 度 餃 域 接 触 圧 力 表5 各 種 軸 受 材 料 (0.093∼0.377m/s) 110kg/cm2 耐

場合が最も小さい傾向がある。 鈴音銅鋳物は,裏金付の鈴音鍋と比較してPb量が少ないもの であり,摩耗量は自身および相手材とも比較的大である。 4.2 中・高速度領域における軸受材料の摩耗 4.2.1裏金付軸受材料 速度1.10∼5.47m/s,接触圧力30∼50kg/cm2の中・高速一中

荷重のもとでは,低速一高荷重の場合と異なり,潤滑状態が良好で

あるため裏金付軸受材料の11種額がすべて良好な耐摩耗性を示 し,数ミクロン程度の摩耗量である。また相手焼入鋼の摩耗率も の 耐 摩 耗 順 位 中・高 速 度 鱗 域 接 触 圧 力 (1.10∼5.47m/s) 50kg/cm2 摩耗度1裏金付軸受材料 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 200 300 500 800 Pb50タ左 銅一鉛合金 PblO% 錯 青 銅 Pb23% 鈴 音 銅 Pb23% 鉛 青 銅 アルミー錫 合金 Pb25プg 銅一鉛合金 Pb30% 銅一卓告合金 PblO′% 鈴 音 銅

 ̄ ̄ホ可亨卜彗宕ヱ

2,000 3,000 6,000 10,000 注 Sn韮ホワ イトメタル Pb進水ワ イトメタル AlO(0) A5(0) A6(1) A7(0) All(1) A8(0) A9(1) A4(2) AA A 1(108) 2(52) 3(35) 一 焼結含油軸受材料 鋳 物 材 料 アルミ合金 鋳物(く旅人) 錦 糸 B5(0)

誌賀寿Bl(止)

蒙質寿B2(11)

悪質悪B3(33)

簸質霜B4(・21)

冥金付軸受材料 0 6 A 錦 町畑 23青 Pb鈴 C 5(20)l

合憲

C4(5)

孟包ミ倉塞

c9(9)  ̄ラ ̄万了一斉姦 且牡輿遇 アルミ合金 ダイカスト アルミ合金 ダイカスト C7(8) C 6(2) C8(5) 0 7 A M一Al 0 0 焼結含油軸受材料 B2(0) B4(0) 0 5 B 系 銅 鋳 物 材 料 アルミ合金 鋳物(焼入) アルミ合金 鋳 物 鍋物 一昔 鉛鋳 金造 合鋳 =塾 〔金 C5(0) C4(0) ClO(0) C 9(0) 成長鋳鉄 C3(0) アルミ合金 金型鋳造 C7(0)

鮎寿Bl(上8)

笠汽者B3(+50)

アルミ合金 ダイカスト アルミ合金 ダイカスト C8(3) C6(38)

畏青箸

ClO(5) l C 地鉄 ト イ ラ ー パ鋳 7 鋳

ライト宏c2

(+13) (+45) 成 長鋳鉄C3(+83)

んライト設cl(+3)

フェライト慧c2(0)

鋳 各材料の()内数値は,相手焼入鋼の摩耗度を表わす。+は焼付摩耗を示す。

(6)

ほとんどゼロに近いわずかなものである。11種の中で特にすぐれ たものを選ぶとPb量22∼24%の鈴音銅A6およびA7である。 4・2・2 焼結含油軸受材料 鉄系材料の中で硬質なBlおよぴB3ほ,速度が増加して3.56 または5・47m/sの条件になると急激に摩耗量が増加し,相手焼入 鋼に焼付きを生ずる。しかしながら同じ鉄系でも軟質なB2およ びB4は,速度1・10∼5・47m/sまですぐれた耐摩耗性を示し,相 手の摩耗率も非常にわずかである。これら鉄系と比較して銅系 のB5は,全般的に摩耗量がやや多い傾向があるが,焼付きがな く相手材の摩耗率も非常にわずかである。 4・2・3 鋳 パーライト地鋳鉄Clは,1.10∼3.65m/sの範囲では良好な耐 摩耗性を示し,相手材の摩耗率もわずかであるが,5.47m/sになる と急激に摩耗量が増加し,相手材に焼付きを生ずるようになる。 またフェライト地鋳鉄C2も5.47m/sにおいて焼付き摩耗を生 じ1・10∼3・65m/sの範囲の摩耗量はパーライト地鋳鉄より多い傾 向がある0成長鋳鉄は5・47m/sにおいても著しい焼付摩耗現象 が認められず,通常の鋳鉄よりなじみ性が良くて,より高速まで 使用可能な軸受用の鋳鉄材料といえる。 アルミニウム合金鋳物のC4およぴC5は,低速側では自身の 耐摩耗性がすぐれているにもかかわらず,相手材の摩耗率が大き いという欠点がみられたが,中・高速条件では自身,相手材とも

摩耗量がわずかであり,すぐれた性能を示している。比較的硬質

でなじみ性も悪いと考えられる材料であるにもかかわらず焼付き を生じないのは,アルミニウム合金のすぐれた熱伝導性によるも のと考えられる。これらと比較してダイカスト材のC6および C8ならびに金型に鋳造したC7およびC9ほ,低速側の場合と 同様にC4やC5より耐摩耗性が劣り,特にダイカスト材が悪い 傾向が見られる。 鈴音銅鋳物は低速側ではあまり良くなかったが,中・高速条件 のもとでは自身,相手材の摩耗量とも非常にわずかであり,裏金 付きの鈴音銅A6やA7に次いで良好な性能を示している。 4・3 実験結果の総括 図2および図3の中より,低速側110kg/cm2,中・高速側50 kg/cm2における4速度条件の摩耗度を加算し,その値の大小によ つて各種軸受材料の耐摩耗順位を求めたのが表5である。この場合 の相手焼入鋼の加算した摩耗度(重量変化mg)は,各軸受材料名の 後部()内に示してある。 4・3・1低速一高荷重条件における各種軸受材料の耐摩耗順位 表5の左側に低速側の結果を掲げてあるが,右側の中・高速側 と比較して各材料とも摩耗量が大であり,軸受材料にとって低速一 高荷重という条件は非常に過酷であることがわかる。 低速度において,裏金付軸受材料の中では銅一鉛合金のAlOが 抜群にすぐれており,これと比較すると大きく劣るが,次いで鉛 青銅3種類,アルミニウムー錫合金,銅一鉛合金2種類などが比較 的良好である。これらはいずれも相手材の摩耗率が非常にわずか である。 焼結含油軸受材料は5種類とも非常に悪いが,その中では銅系 のものが相手材の摩耗率もわずかであり,やや良好である。 鋳物材料の中で各種のアルミニウム合金は,相手材の摩耗が大

きいという欠点はあるが上位を占めており,特にC5は裏金付の

銅一鉛合金のAlOとともに耐摩耗順位が最も上位である。 4・3・2 中・高速一中荷重条件における各種材料の耐摩耗順位 表5の右側に掲げてあるように,裏金付軸受材料の中では鉛青 銅のA6,A7が特にすぐれ,A5や銅一鉛合金の3種額も良好で ある。 焼結含油軸受材料は低速側では不良であったが,中・高速度の もとでは鉄系の軟質材のB2およびB4が供試材料の中で最上位 にあり,銅系のB5も比較的良好である。 鋳物材料ではアルミニウム合金のC5およぴC4が非常にすぐ れており,次いで鈴音銅鋳物ClOも良好である。パーライト地お よぴフェライト地の鋳鉄は,5.47m/sにおいて著しい焼付摩耗を 生じたため,4速度条件を加算すると供試材の中で耐摩耗順位が 最も悪くなるが,1・10∼3.65m/sの範囲の摩耗度はパーライト地 が3,フェライト地が10となり,相手材の摩耗率もわずかである。 特にパーライト地鋳鉄ほ中速度用としてはすぐれた材料となる。

5・緒

焼入鋼を相手にして,各種の金属軸受材料について広範囲な速度 および圧力条件の潤滑すべり摩耗試験を実施し,相手材の摩耗率も 考慮してなじみ性の良好な耐摩耗材料を見いだすことにした。その 結果を要約すると次のようになる。 (1)低速一高荷重(0・093∼0・373m/S,110kg/cm2)条件は, 中・高速ヰ荷重(1・10∼5.47m/s,50kg/cm2)条件と比 較し,各材料とも摩耗が大であった。 (2)本研究により見いだした低速一高荷重用の最もすぐれた軸 受材料は,Pb50%の裏金付銅一鉛合金であり,低速一高荷 重のもとではある程度の強度を持った自己潤滑性のすぐれ た材料が必要である。 (3)中・高速一中荷重のもとでは数多くの良好な性能を有する 材料を見いだしたが,中でも鉄系軟質焼結材,耐熱用アル ミニウム合金鋳物,裏金付鈴音銅,鉛青銅鋳物などがすぐ れていた。 (4)ホワイトメタルはSn基,Pb基とも,中・高速一低荷重用 として適する材料といえる。 (5)鉛青銅は,Pb20%程度のものが低速側,中・高速側とも 比較的良好な性能を示し,用途の広い材料といえる。 (6)銅一鉛合金のPb量25∼30%のものは,低速側,中・高速 側とも比較的良好であるが,鉛青銅よりやや摩耗量が多 くなる。 (7)パーライト地鋳鉄は中速用としてすぐれた軸受性能を有す る材料といえる。 1 2 3 4 参 斎藤:金属材料2, 森川:撥械設計13, 佐野:鏡板設計13, 茸 文 献 7,32∼38(昭37-7) 10,25∼30(昭44-9) 10,112∼122(昭44-9) 日刊工業新聞社:軸受・潤滑便覧(昭36-6) = り

参照

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