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近世阿波の伝馬役負担

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Academic year: 2021

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近 世 阿 波 の 伝 馬 役 負 担

教 科 ・ 領 域 教 育 専 攻

社 会 系 コ ー ス

千 枝

近世柾会において、農民が領主に対して負担 する夫役には様々なものがあったo それらは、 近世の早い段階から代銀納化していたことが知 られているが、しかしそうした中でも、陣夫役・ 普請役といったような本来的な夫役の性格に由 来する現夫負担がなくなることはなかった。そ の現夫負担とは、具榊句にどのようなものであ ったのだろうか。農民たちはどのように動員さ れていたのか。以上のようなことについて、近 世の阿波における伝馬役負担に注目し、検討し ようとするのがこの修士論文の目的である。 以上の分析をするにあたり、本稿ではとくに、 近世後期の阿波国名東郡の事例を素材として分 析を行なった。第1章では、その名東郡の伝馬 役について、具榊句な運用の実態にせまり、伝 馬役の基本的な構造を整理した。伝馬役は郡中 の村々を数ヵ村ずつに分けて編成される伝鳴組 合によって運営され、公用の荷物その他の運搬 が行なわれた。文政期の名東郡では

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ヵ所の伝 馬所組合と、 2ヵ所の御状番所組合が置かれて いたが、それらは交通や輸送の利便性に重きが 置かれて設置されたため、行政対の組村(通常、 年貢や諸役の賦課・徴収単位となる)とは別の 構成で編成された。各組合は、それぞれ機能や 搬送区間、搬送順序等が異なり、それは搬送の 目的地そ鴇道との関係、周辺の地理的状況など によって、綿かく取り決められているものであ ったo また、各村が伝馬所において伝馬役勤

指 導 教 員

町 田 哲

めをすべき当番目数は、その村の夫役数(伝馬 役賦課夫役数)に応じて算出されるもので、あっ た。 続く第

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章では、その個々の伝馬組合におけ る運営と運営主体について分析した。伝馬役の 運営において、伝馬所(継場)でその実務にあ たるのは才判人とよばれる者で、あったo また、 当番村における人足の徴集などについては、各 村の村役人が差配した。また、各伝馬組合内に おいて探め事や問題が発生した場合は、ます明且 合内の各村の本材交人によって話し合われ、その 中で、内済で、きなかったものについては、組頭庄 屋によって採決された。伝馬役の運営に関して は、基本的に藩側は関与しないものであり、組 頭庄屋の管轄下で、百姓たち自身の自主的な運 営によって担われていたと考えられる。 第3章では、イえ馬役の賦課の構造について分 析した。ここでは、伝馬役の賦課の対象となる 各村の夫役数と当番目数、伝馬力日勢夫の3者の 関係とそれぞれの性格に焦点を当てて検討した。 各村の当番目数、伝馬加勢夫数は、その村の伝 馬役賦課対象の夫役数に変化が生じた時に、そ の都度改編されるもので、あった。そしてその改 編には、ある一村の伝馬役賦課対象夫役数の変 化糾云馬組合全体に影響する例や、行政キナの組 村の事情が、個々の村の伝罵役負担に影響する 例などがあったo また伝馬力日勢夫については、 夫役鍛擦の分析などから、これは伝馬役を負担 0 0 ρ h u q u

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する村に対してとられる夫役免除措置と考えら れるのではないか、という一つの仮説を導き出 すことができた。 第 4章で、は、伝馬役pつ害損武約関賃銀割賦) の構造から、伝馬役の負担の実態を分析した。 また、伝馬役以外の送夫負担の事賦の構造につー いても検討し、伝馬役と比較することで、その 違いと伝馬役の特質を明らかにした。伝馬役に ついては、人足賃のほか伝馬役に関わる様々な 諸経費は、通常村の自己負担によって賄オオもて いたが、動員人数の多し官馬役

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こなってくると、 伝馬組合割賦、さらには郡中割賦という措置が 取られた。伝馬役には扶持方は支給されるもの で、はなかったが、イ云馬役以外の送夫負担には扶 持方が支給された。扶持方支給の存無は、御用 の際に「割場Jが設置されるかどうか

i

こよって 決められていたりまた伝馬役以外の送夫負担と いうものは、あらかじめ伝馬役で処理しないこ とが決まっている御用の際-の動員であり、それ らは最初から郡役や国役として賦課され、郡中 審j賦や国中割で処理されるもので、あったoまた、 上郡騒動時の名刺官の送夫負担の事例からは、 送夫が動員される負担には様々な f御用jがあ り、その「御用Jの性格の違b、によって、伝馬 役が活用される時もあれば伝馬役とは別の動 員体制で処理される御用もあったということが 明らかになったo 以上、本稿で、は、阿波の伝馬;役負担について、 近世後期の名東郡の事例を素材として分析を行 なったD 今回の分析を通して、伝馬役負担の実 態と、その負担の構造をある程度明らかにでき たのではなし、かと思う。ただ今回lお在世後期の 分析で、あったため、今後の課題としては、近世 前期、とくに伝馬役の成立やその変遷について も明らかにしていく必要があるだろう。また名 東郡という一地域の分析で、あったため、他郡の 伝馬役負担についても、個々の郡の実態に即し て検討する必要がある。また、個々の村内で、 伝馬役負担の人足がどのようじ徴集され1 また 賃銀害j賦についてもどのように処理されたのか に勺いては、今回は詳しく分析する、ことができ なかった。その点についても今後、村の割癖搬 などの検討から、明ら糾こしてし1くこと杭必要 だろう。 Q d p h U 円 ペ U

参照

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事業者名 所在地 代表者役職代表者氏名 本社代表電話番号 担当者所属・役職 担当者電話番号担当者ファクシミリ番号

特定負担 ※2 0円 (なお、一般負担 ※3 約400百万円).. (参考)系統連系希望者がすべて旧費用負担ルール ※4 適用者 ※5 の場合における工事費用

(参考)系統連系希望者がすべて旧費用負担ルール ※4 適用者 ※5 の場合における工事費用 特定負担 約6,740百万円.. ※2

(参考)系統連系希望者がすべて旧費用負担ルール ※4 適用者 ※5 の場合における工事費用 特定負担 約830百万円.. ※2

(参考)系統連系希望者がすべて旧費用負担ルール ※4 適用者 ※5 の場合における工事費用 特定負担 約3,480百万円.. ※2