マ ラヤの 稲 作 に お け る稲 ・土 ・水 の 関係 に
つ い て の数 種 の 実 験 と調 査
農林 省 農業 技 術 研 究 所
松
島
省
(1960・4- 1961・121 Ⅰ紺
i_ -u各
種 の稲 ・土 ・水に倒 十 ,7'実 験 1. 竿 ば つ試
験 2. 冠 水 試 験 3. 要 水 量 試 験 4. 水深 お よ び水 の縦 横移 動 の試 験 5.地下 水位 の高 さの試 験 6. 節水
栽
培 試 験 7. 上 壌 乾 燥 試 験 8. そ の 他 の 未 完 了試 験 】11 各 種 の 調 禿 1. 国 内各 地 にお け る稲 作 ‖/,I,1 i 2. PenyakitMerah病 発/牛畑恒)
調 諦 3. 各地 に お け る稲 の生 育重 要時期 と気象 状 況 との 閏 硫 4. Kedah平 野二期
作 化 につ い て の耶
水量
. 7. 永 日l 水 i.-1,lL凋 三葎 6. I/yyl/.ri-/(の品種 の狂 育経 週 の 調宜 丁 緒 昌I
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渚
里 射吏食糧 農業 機 構 (FÅo)よ り直接 個人 I和 二依 頼 され て .1960年4月よ り1961fF12日
まで20か 月の
閏,
稲専門
技術者(
生理 ) と して マ ラヤ に粧在 し,Soil-W ater・Research Statinllの 祈設 ,
稲・卜
.
・
水 に闇
す る実 験 , マ ラヤ稲作
技術者
の i師父な どレ)仕 ,勘 二従車
した′
窄者 が離 任 す ろまで に 行 な った 講 義 は `Theory and TechniqueofRiceCultivation'(英 文270頁 )と して
「
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.
=勺に配布 され , 貧弱 で はあ るが荒 野 に 稲 作-:試験場が折設 され て . 稲・L
・/
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に
冊 す る試 験 が開 始で き る段 階 に到 達 した - 行な った美 験 お よこで調 査 は `SomeExprimentson
SoilW aterPlantRelationship in Rice'の 題で 畏林省 特 別摘吉 No.112 (Division ofAgri cu-lttlreBulletjn No.112,MinistryofAgricultureandCO-Operatives,Fedel-ationofMalaya)
-と して 出版 され ,一
般
に も販 売 され て い る「 こ こに は この概 要 キ述 べ ,I:,米 は マ ラヤ 国民 の主 食 で あ るの に,2/3程 度 しか
I
L川合で きな い現 可犬で あ る。 この た め米 の増
産 は大 きな国 策 の一 つ で あ る。増 産 上最 も力 を入 れノて い る こ とは,里位両
精、T'Tりの増 産 と稲C
)
)
ヤ の現 状 で は
濯
排 水 の 改 苦が そ の有 力な方 法 の一 つ で あ る と考 え られ., Soil-W aterResearch Station新 設 の予算 が 可 決 され た もの で あ る。沼潮 三水 の改 手打二は,(a)多す ぎ る水 に対 す る対 策 , (bl少 な い水 の 最 も効 果 的 な利 用法, (C)普 通 の状態 で の押 想 的 漕排水
法 な どが 聞 題で あ る。漕 排 水 の改薫 に は土 木 事業 が先 行 しな けれ ば な らな い の で , この た め に農林 省o)JL予算 は最 も多 く用 い られ ,大 規 模 の事業 が進 行中で あ る。.しか し, 他 面作 土物学 的 な 改 .:f'1-:-の余 地 も少 な くな い 。特 に注 意 す べ き点 は , マ ラヤ に は水 さえ あ れ ば二 期 作 の可 能 な而机
が きわ めて 多 く, 現在 二期
作
化 され て い る面精
は総 水 日用lLfi'壬の4% に過 ぎな い こ とで あ る。 しか も, Offseasonの 完工釦 まmain seasonよ り著 し くよい の で, 水 の あ る所で は Offseasonの ほ うが main seasonよ り 収
量
も多 い場合が少 な くな い。 した が って ,少 な い水 の 効率 の高
い利
用方法 の 研究 が 二 期 作化上 の最 も緊急 な問 題 とな って い る。
TI 各 種 の稲 ・土 ・水 に関 す る実験
マ ラヤ稲 作 の現 情 か ら緊急 を要 す る とみ られ るテ ー マを選 び , 次 の よ うに各 種 の実験 を行 な った 。 各試 験 は少 な くと も main season と Offseasonの2季節 に行 な い , 土 壌 も多 くは2
種
類 以 上 を用 い, 品種 も2つ 以 上用 い た試 験 が 多 い。 試験 の大 多数 は4反 復 任意 肖己列
法 に よ っ て 行 な い,有 意 =)I':-.・検 定 を行 な った O労 力 は十 分 あ った Ojで , 門理
は 周到 にで き, 病 虫書 防除 も 毎週 「Iを定 め て行 な った0 人 部 分 の試 験 は コ ンク リー ト栴 (1mxlmxO.7m)また は ポ ッ トに よ って 行 な われ た o 1. 早 ばつ 試験 :この試験 の目 的 は稲 の いか な る生 育時期
に水 分欠 乏 の影 響 が最 も深 刻 で あ るか を知 り,水 本足 下 で の最 も効 果的な通 水 時 期 を 明示 す るに あ った。 試 験 方 法 と して は, 柿 の仝隼育
期 間 を 11時∃
拙二
区分 し, 各生育
l
購
別に早 ばつ 処理 を施 した。 処 理 方 法 は完 全 に排 水 し て天日で 乾燥 し, 雨天 の際 に は ビニ ール で 完 全 に両 の浸入 を 防 ぎ, 薬が 萎凋 し始 めて か ら 3日 間 そ の ま ま に放 lFrTi.して , そ の後再び濯 水 した。 試験 結 果 は両 季 節 ,両 岸。種 , 両 土壌 で主 要 な点 は よ く一 致 し,水分
欠 乏 の悪
影響l,-'・が最 も深 刻 に現 われ る時期 は花 粉母 細胞 の減 数 分 裂期
で あ っ た。 これ に次 い で lL桐 裏期 と頴花分
化期 に被 告 が顕 著 で あ った。 この 原 関 は主 と して本 受 精 に基 づ く登 熟 歩合 の低 下 で あ った 。 2. 冠水 試 験 :試験 目的 は冠 水 に最 も深 刻 に影響],-;-され る桂子押与期
を明
らか に し,排 水 の最 も 必要 な時
期 を明
示 す るにあ った。 試 験 の方 法 は前 と同様 で あ った が ,処理方
法 は次 の とお りでcJ)75% まで 8H (Offseason) 三十二.73:12Tl (main seasoll) 冠水十 ,7, (cIF十 左の50',,Jまで 同 樟 に冠 水 っ(d)甘丈の25IJo/まで
剛
対 二冠 水 (e照 準 (常f
L
TJ'・-5cm に湖水) (f)無
湖 水 た だ し飽和水 分 試験
の結 果 は前 試験 と同 柾 に、最 も深 刻な 被告 は減 数 分裂 期 に現 われ , 次 いで 出 穂期 と頴 柁二
・
二
「
化期 とで あ った 。甘 f:TIの程 度 は冠 水 程 度 の多 い もの ほ ど深 刻で あ った が , 仝植 物体 冠 水 と他 U) 処理 とのF制 二は 大差 が み とめ られ た 。特 に注 意 を ひ いた点 は,冊 裏期 に完 全 に冠 水 して い る場 合は 被!.tl:徴 甚 で あ るの に対 し, 穂 と 葉先 が 水 I伸 二出て いれ ば , み るべ き 被告 U)現 われ なか った こ とで あ るo 存意 的 減 収 は重要 Lf:斉昭 :期 の50rjj'以 仁の冠 水 U)場 合 C,)み に み られ た . 被告 r用 JJも 前言式験 と同様 に 不ノ
受精 が 圭関
で あ った 3▲ 要水晶 試験 :目的 は 稲体 1gし:
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封ly]キ′半 荘 す るた
めに
何 cca)/k芹▲必 要 とす るか ;'!二一知り.
さ らに そ (ノ)要 水量 U_)時 期的 タri:'化 ,JiI知 り,配水計 画 J.)状7
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楚賢料
Uト 一つ にす るにあ った 試験 ノji
圭
は水 面蒸発 )ノIL-ほ ぼ完 合に
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jポ ッ ト引 肌 -、,/1'Lj:日植 物 体 か らC))蒸散 量/吊り
定 した「っ こUj,試験 レ')結 †私 初めて マ ラヤ に お け る要 水 量お よ〇時 脚 杓変 化が明 らか :二されノた 妻 水 量は季 節 ,植 物 体 の 大 き さ,土 壌 ,1/)種類 な どに よ ,7'差は机 して 少 な く, 仁と して 晶 柿 の/I:. 否期 Fl削二よ る差が決 定 的 で あ る こ とが わか った 要 水 量 と/Lj班耶 日との問 に は,n/一-0.977*** す るこ とが わか った 1 次 の回帰 式 が求 め られ , これ か ら晶種
の iLiT'日 数 が わか れ 且 直 ちに要 ・J(量が算 目 され る (こ こに Yは要 水 量 cc,X は 田植 え よ吊吏熟 期 まで C/),日数) Y一二4-91X ,ll1 な お, 1g 当 りの籾 を /L:_正 す ろには. 早叛 種 で 808cc∴免′上付 で 2,504ccレ〕・水 /Ji▲蒸 散 量と して が日量
で あ る こ とが
痛 感 され 十二-.三
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J
,旨散 Lrか )L刷 鞘内変 化 につ ′.、て・
は. 1〔)日 ごとU)蒸 散 量悠清 石 後か 3'
しだい IT_増 ノくし、知
抜 'JJ1L 始期頃 に は最 人 量レつ70-90'/プに逢
し,減 数 分裂 jlJjまた は fl沌蟻Jjに最 大 とな 上 lrLlT種目'3'2しだ い 工 減 少 す る この 変 化 は H本 に お け ろ美 騎 結 果 とお お よそ類 似 して い る′つ 4. 水深 お よび水 の縦構
移動
の試 験 :漕離水 の最 適rJ)深 さ封 帖 うと と もに_, 水の縦 お よコ 棉 a)移動 の 利J吉,JiI知る U)が F川勺で あ った√ 試験方
法 と して は,4段 階U
力
架さ (0,6,13,26cm)に 3種 類(
竹浦;
、縦 お よび構
)a
)移動 ,JL・組 合 わせ て 行 な った こ この試 験結 果は∴ 裾 侶二お け る最 適 水深 は,か な り深 い だ ろ うとい う井者U
_
)
予想
に反 して ,__日吊が
完 /;-Iに水 に撞 われ て い る限 り,水
は浅 い ほ どよい こ と/"r-I明
らか に した,_ こU)試験 で は.収
量 は穂 数 に左 右 され , しか も水深C
J
)
浅 い ほ ど穂 数 U)多か った こ とに そ の 相 月が あ る とみ られ た。 水深 の浅 い こ とは昼 夜 o)水紬較差
)ニー大き くし,す で に筆者 が 立許 した よ うに (農 及閏 34,5), これ が 分けつ ,Ji-1肌色 して 穂数 理扶 に役 だつ もの とみ られ たr、また,地 面 が空気 中 に露 lLIJ,され た場 合 には,
た とえ土 壌 が飽 和 水分 一一131---で あ って も∴ 曹しい減 収 iTI示 した理 由につ いて は, 卜壌 お よび 稲 休 分析U)結 rJ1-か ら, 土塊申 L/) 窒素 の脱 窒 に起
因
す る と考 え られ た。 5. 地 下水 位 の高 さの試 験 :この試験 の 目的 は,稲 の扶育期
間 お よび休 閑期 間 中 に, どの粁 度 の高 さに地下水位
を保つ こ とが増収上に有利 で あ るか を知 るに あ った。試験方法 は水位 を地 表下 30cm,15cm,5cm,Ocm に保 つ とともに,参考 のた めに地 表上 30cm,15cm,5cmの高 さ の水深 の 区を加 えて試 験 した。試 験 の結 果 は,稲 の生 育 して いな い期 間 の試験 で は 2か年 とも 一 定 の成 績 が得 られ なか ったが ,稲 の生 育 して い る期 間 の成 績 は次 の よ うに整然 た る結 果 が得
られ た。 す なわ ち, (a)水 位 が地表 面 よ り高 い場 合 には,Ocm 以外 は水深 の浅 いほ ど収 量 が多 く, (b)水 位 が地表 面下 にあ る場合 には,水砕 が高 い ほ ど多収 を示 した。要 す るに, 次の順位 と な ったO 地上 5cm>地上 15cm:>地 上 30cm>地上 Ocm>地下 5cm>地下 15cm>地 下 30cm 6. 節水栽 培試 験 :この試 験 の 目的 は収 量 を犠 牲 にす るこ とな く, どの程 度水 を節 約 しうる か を知 るた めに あ った。 試験 の構成 は次 の 9とお りで あ り,土 壌水分 は重量法 に よ って ,それ ぞれ の土 の最 大容水 量 を基 準 と して , 毎 日調節 した。 (a)全 期 間浅水湛 水 , (b)全 期 間土壌 水 分 100/Oof,(C)全 期 間土壌 水分80%, (d)全期 間土壌 水分60%,(e)全期 間土 壌 水分40%
,(f)(C)と同様 , ただ し重要 時期 (頴 花 分化始 期か ら乳熟 後期 まで) に土壌 水 分100%とす る, (g)(d)と同様 ,た だ し重要 時期 に土壌 水分100% とす る,恥)(e)と同様 ,ただ し重要 時期 に土壌 水 分100% とす る, (i)間断虐概 (offseason)また は理想的 とみ られ る濯融 (main season)。 ちなみ に,理想 的 と み られ る濯概 と して は, 田植 後有効 分 けつ終止 期 に至 るまで は 5cm の水深 に保 ち,そ の後土 壌 は頴花 分 化始期 まで に排 水 して乾燥 し, そ の後黄 熟 初期 まで浅水 潅水 にす るが, この間 も週1- 2日は排 水 して土壌
面
を空気 に さ ら した。試 験結 果 は,OffseasonはTanjongKarang土 壌 で あ ったが, 全 期 間浅 水 区は ポ ッ ト当 り 94g(反 当玄米5石 ) の籾 が得 られ た が,100%水 分 区は この80%の収 量 を あげて水 は47% を節約 した。 水 分80% 区 は58% の収 鼠 水分60% 区は著 し く減 収 し,40%区は辛 う じて 出穂 した。 しか るに,生育 中途 で重要 時期 に土壌 水 分 を100%
に増 した 区はいず れ も減収 の程 度 が少 な く,80%区 は70% の収 量 を得,40% 区で さえ63% の収 量 を得 た上 に58% の水 を節約 した。main seasonにおいて も, この土壌 は Offseasonとほぼ 類 似 の結 果 を示 した が,特記 す べ き点 は,理 想的確翫 区で は20% の水 を節約 した上 に,常 時浅 水 区 よ り6,% の増収 を示 した こ とで あ るo しか し,NegriSembilan土 壌 で は常時満 水 区 は土 壌 還 元 が著 し く, 不 稔 籾 の発生 が多 く,100% 区の ほ うが増収 を示 し, 理想 的
潅
潜 区 は51% の 増収 の うえ に,21%の水 を節約 した。 以上 の ほか各種 の実験 と考 察 の結 果 ,結 論 的 には収 量 を 犠 牲 にす ることな く,少 な くと も現在 よ り30-40% の水 を節約 しうるもの と推 定 され るとと も に15-20% の水 を節 約 して も,な おか な り増収 を期 待 で き るもの と考 え られ た。 - 13 2-■7・
上
棟 陀燥 試 醗 :こ鵜 式験 レ刃
t的 悠,lrl柿前項 情裾
・.'二、 LL:J汗
神主--U)
,
卿廿
冊/
J
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十.
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.;恒 lrこ とが次 の稲
の収道を
最 大 にす るか を知 るに あ った 。試験方
法 と して は ,湿
田 の土 を大
里 ポ ッ トに
採
取 して , 田植 前 に それ ぞ れ/次 の期間 乾燥 させ た一 (a)3かI
-
‖乱
(b12か月間
, (cH か月「
廿
(d)15口問, (e)棋
準(
常帰甚水)- 試 験 結 果は 5%'存
意 水 準 で判 定 す れば , 酔 華と15F川 師と燥区
は と もに lL的)3処理 区 との F制 こ明 らか に差 が認 め られノた が . 1か月, 2か 月 お よ び3か 月の 3 処刑
束の間 で封
1
-
旧 いこ有 意 差 が み とめ られなか ったこ この結 果 か ら, 1か 月冊乾燥 が最 左収 量 を うる
上 に必 要最J
/
京
王の期
間 で あ ろ う とみ られ た -土 壌 の化 学 分 軒 の結 果 か ら も,土 壌 ,jL-乾燥 す る こ とに よ って .す で に 報告 され て い るよ うに (塩 入 ・青峰 1940, 胃 峰 1949, rl封
刀1959),た ん水 後室圭_成 す る可溶態 窒素 が著 し く増加す る こ とが認 め られ , これ が圭 と して 穂 数 増 加 に役 だ ち ,そ の結 果増 収 す る こ とがjtT詔 .され た 「 な お , この結 果 は マ ラヤ農
民の 「
田植 前4- 6
週 間 晴天 が続 くと豊 作 に な る」 とUつい い 伝 え に も一 致 す る もの とみ られ た 、 81 そ の他 の未 完 了試 験 :試 験 を開 始 しな が ら, 苦者離
任 の 時 まで に完 了 しえ なか った試験 に は 次 の よ うな もo
)が あ った。 (a)間 断蕃 淑 試験。(b)住 育 各期 の最適 水深 お よび最 適 土壌 水 分試
験。 (C)畑 地 状 態 下 で の最 適湧水法 試 験。 (d)遮 光 試 験 お よび(e)各地 で の 各 月播 種 移植 試験 「]
¶
各 種 の 調 査 1.国
内各地 にお け る稲 作 診 断 :各稲 [竹 山郡 に お け る稲 作」二の欠 陥 を発 見す る目
的 で , 各 州 の 射 也よ り一 定 の選 定方 法 で選 ん だ稲 枕 を送 らせ , この sampleにつ いて ,収 量構
成 4要
素
・退 化I-弓欠お よび二 次枝
硬数 ・不受 精粗な どを 調 査 した しこ し')
結 果 ,マ ラヤ の稲 作で は束 両岸
の北 部 地 方 を除 けば ,一 般 に登 熟揖
合は高 い が ,里
位 tliT。17当 りの組 数 が 少 な く,伎恒 の退 化l
L
i
・
合
が高
い こ とが わ か った J2. PenyakitMerah病 発/i li封_)_(luj調 査 :マ ラヤ に お け る最 大 U)柄 井 は PenyakitMerahと 呼 ば れ る病気 に よ る もの で あ り,筆者の前任者 Dr.R.Lockard は 4か年 間 主 に この病気 を研 究 し, そ の発
牲原r
)
(
=ま栄 三周甘吉
(巨 二Nお よTJl:Ca 木見 ) に よ る と報 告した.っ筆者は JT吊 Lu)発 Ll:_経過 に疑問を感 じ, 調 査 し た 結 果 ,い ず れ の場 合 も催病棟
は きわ めて ′,L/くの線 虫 に' 告圧 されノ ● て いろ こ と と,健全
株は寄牡 されて な いか ,烏 と巨され て いて も きわ めて 少 な い こ とが み られノた O さ らに土 壌 /ir蒸 気消 毒 す れ ば , 発Li:_,JI,:み な い こ と, お よび 消毒 した 土壌 で も線 虫 を 多数 加え れ ば病 兆 を 発 見 しうるな どの諸 点 か ら,線 虫 が この病 気 の発封:
_の一要因
で あ ろ う と推 定 した 。 3. 糾 也に お け る稲 の佳日
重要 時 期 と友も象 状 況 との闇係:
頴
柁分化jLI]jか ら黄 熟 初 期 まで の期間
は 11身上ft足 の悪 影 響 が深 刻 で あ るにか かわ ら ず ,マ ラヤ にお いて .Iiこの克 要叫-
・
湖
,J
i-不良 天 候下
に経 過 す る地 方 が少 な くな い。.そこ
で,過 去30
年間〔
/
ji
甘量統 計を用 い,国内
26か 所 の 硯 測結 果とそ の付
近 の稲 の丑・
1
育時
期 との 闇 係を調査 T
L
,た 。、こLノ)結 果 , 現在 の栽 i封寺
期
が通 \し:Tとみ とこ、/〕 こ,れろ地は26か所申 7か 所 に過 ぎなか った 一1 - ]3.3-4. Kedah平野二期 作 化に