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非巡回的有向グラフ上のs-tパスの列拳

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Academic year: 2021

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1995年度目本オペレーションズ。リサーチ学会 秋季研究発表会 2−F−5

非巡回的有向グラフ上のβQ£パスの列挙

東京都立大学 中松井泰子 MÅTStJIY那uko 東京大学

松井知己 MATSUITomomi

東京工業大学 芋野政明 UNOTakeak孟 る。もし一意であれば、その彼の頭と尾の頂点を同 一視するという操作を、各頂点において、その頂点 を尾とする枝が一意である限り渡り返す。その際、 自己閉路はグラフから削除する。上記の前処理によっ て得られたグラフを(㌢=(Ⅴ中,且っとする。Gウ のデータは、頂点の隣接リストで持つものとする。 前処理は、解法の理論蘭計算盈の算定を行なう 時に、非常に重要である。 β−レバスの列挙解法acyclic−◎nu皿 01605630 01605000 02003.ej90 且.はじめに G=(竹丘)を頂点集合Ⅴと枝集合ガからな る有向グラフとする。ここでは,Gは自己閉路を 含まないグラフであるとする。Gが有向閉路を含 まない時、Gを非巡回的グラフと呼ぶ。有向枝e= (vl,む2)において、枝eが出る頂点γlをeの尾と呼 び、入る頂点γ2をeの筑と呼ぷ。Gの頂点数を氾 とし,桟敷をmと表す。 本稿では,非巡回的グラフ上の様々な条件下で のβ一レバスの列挙問題を3題定義し、各々に対する 解法を提案する。すなわち最初に、(i)非巡回的グ ラフ上のβ−fパスの列挙解法を、次に(ii)枝が正の 長さを持つグラフ上のβ一打最短パスの列挙解法を述 べる。 そして、(iii)(i)を用いた、ナップサック問 題の最通解の列挙解法を示す。これらの解法の理論 的計算慮と必要な記憶容畳は各々(i)0いl+門も+α), 0(托+門l),(ii)0(∫+Tl+m+α),0(叩+”l), (iii)0(抽+β),0(たりである.ただし,0・は出力 するパスの紀数,∫ほ最短路問題の解法に要する 計算量,たはナップサック問題において与えられた 物の致,ふはナップサックの容量,βほナップサッ ク問題の壊通解の総数を賽す. 上記の解法のうち,(i),(iii)は理論的計算量及び 記憶容量共に最適であり,(ii)は解1個当たりの出 力にかかる時間が最適である。 2.非巡回的グラフ上のβ−£ノマスの列挙 入力:Gウ=(Vや,βり,β,f∈y中 山力:G中の全てのβ−£パス Stepl:β=電ならば、処理を終了する。 堅盟 alトst−Qnum(β,f,ア) タを出力し、処理を終了す Stel)1:β=£ならば、 る。 吐呈:βから出ている各枝(β,V)について、 alトst−enu爪(u,ま,タ+(β,ひ))を呼ぶ。 前処理より、Gや中のt以外の各頂点を尾とする

枝は2本以上存在するので、僻法が異常終了する寧

は無い。また、Gが非巡回的である事から、解法

の有限性は明らか。aeyClic−Qmumで得られるG申 のβ_レバスが、Gのβ−fパスに一対一対応する事は 明らか。 以上のacyclic−enumから、非巡回的グラフ上 のβ−レバスの列挙ほ0(†l+m+∬)で英行出来る○ ただし、∬は、出力されるパスに含まれる辺の本 数の総和を表す。ここで、列挙する解の出力に対し、 コンパクト出力という概念【1】を導入すると、理論 的計算畳は、0(冊+m+α)となる。コンパクト出 力とは、2個目以降の解を、直前に出力した解との 対称差を出力して、解とみなす手法である。 acyclic−◎numの変更は、解を1個出力した後に、 除く辺の集合と加わる辺の集合を別々に待ち、ア の代わりに、この2つの辺集合の対称差の辺を出力 すれば良い。 3.枝が正の長さのグラフ上のβ−老境短パスの列挙 非巡回的グラフ上のβ−tパス列挙問題は以下の ように定為される。 入力:非巡回的グラフG=(1′,g),β,t∈1′ 出力:G中の全てのβ一書ノヾス 初めに、グラフGに対し前処理を行なう。頂点 fへ到達不可能な頂点をすべてGから削除し、得ら れたグラフをG′=(1′′,∬′)とする。明らかに、 G/上でβ一之パスを列挙すれば十分である。Cから、 ある頂点を削除する時は、削除する頂点に接続する 枝もすべて削除するものとする。G′はGから0(氾+ ml)で得る事が出来る。ここで、β¢1′′ならば処 理を終了する。次に、G′中の各頂点において、そ の頂点を尾とする枝が一恵であるかどうかを調べ −250− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

問題の定義は以下の通りである。 入力:有向グラフG=(11β),り∈l′,J:β→ Z++ 出力:G上の全てのβ−仁最短バス

提案する列挙解法は、コンパクト出力を行なう

事により、解1個当たりの出力にかかる理論的計算

量は最適である。

提案する解法では、初めにG中の頂点βから他

の全ての頂点への最短旛牡をDijkstlta法を用いて 求める。次に、G中から、β一重最短バスに使われる 事の無い辺を除去したグラフG′=(V′,且′)を求 める。この時、枝の長さは正であることからG′は 非巡回的となる。最後に、G/上でのβ_レバスを acyclic−Qnumで列挙する。ここで、Gのβ−f最短 バスは、G′上でのβ一之ノマスと一対一・対応している。 β−電最短パスの列挙解法dirQCt−enum 問題KPを最短バス問題として解くために、以

下ゐ様な補助グラフを構築する。

補助グラフをG′=(V′,β′)とする。ただし、 V/= β/= ここで、 (り∪(叫車=0,‥.,た,ブ=0,…,り, β1∪β2∪β3.

βl=((晦y,γ函・)

諾+1=エ′, Ⅴ ∈ / ︸ LU <一 y りニ × 才 α + y β2=((v印,γ巾′)∈ / i y ニ y 諾 ニ l + エ 叫 × Ⅴ β3=((叫,り∈Vx上り=0,…,り, である。次に、G′中の各枝e∈β/に対し長さを 定義する。関数J:β′→Z++は、各校に対し、 入力:G=(り且),β,f∈V,・J:β→Z++ 出力:G中の全てのβ−上長短パス Stepl:l′中のβ以外の全ての頂点に関して、.頂点 ててあ最短距離を求め、d(γ=こ格納する。 Step2‥月′:=((よ」)∈上叩(り)=叫J)一昨))と m′=(11E′)を構築する。 堅望 acyclic−enu爪を呼ぷ。 解法の有限性は、G′が非巡回的グラフである事 から明らか。解法の正当性を示す前に定義を行なう。 direct−enumのStep2の操作で得られたグラフ G′=(l′,且′)を最短バスグラフと呼ぷ。最短バス グラフは、次の性質を満たす。 【定理1】(1)G′中の任意のβ−fバスは、元のグラフ Gてのβ−t最短バスである。(2)元のグラフGでの

β−t最短バスは、G′q■Iのβ−レバスである。(3)Gは

非巡回的である。 l 定理1より、解法の正当性は明らかである。 理論的計算宜と必要記憶容量は、 0(∫+几+m」一α),0(†け丁†l)である。 4.ナップサック問題の最通解の列挙研法 ー叫+朗「e∈β1, 爪オ e∈β2, Aオ e∈哉, J(e)= という長さを与える。ただし、〟は十分大きな正 の数(e・g・■,1+maxi叫)とする。問題KPの最適 解の列挙は、枝が正の長さを持つ非巡回的グラフG/ のs−t最短バスの列挙と等価である。ゆえに以下の ような解法を構築することができる。 ナップサック問題の最通解の列挙解法knap−Qnum Stepl:入力データから補助グラフG′を構築し、さ ち7ご七′から最短バスグラフG●=(Ⅴ書,β事)を構 築する。 堕巴呈‥G■=(V−,且事),β(=Vooい∈Ⅴ′,P(=()) を入力として、aCyClic−enu爪を実行する。

上記の解法の理論的計算量と必要記憶容量は、

0(抽+β),0(抽)である. 参考文献 【1】S.KapoorandH.Ramesh“Algorithmsfbrgen− Cl、aItillgal1spallnlllgtreeSOfundirected,directed a・11d、VCightcdgra・phs,”inLect11reNotesinCom− PuterScience.(Dellne,F.,Sack,,−R.andSan− toro,N・,eds・),Spril−ger−Verlag(1992)461−472

【2】R.C.Readand R・Ta,rjan,“Boundson Back− tra・Ck Algorithms fbrListhg Cycles,Paths and Spannjl−gTrees,’’Networks,5(1975)237−252・ ナップサック問題は以下の様に定裁される。 maxlmlZQ −〃7’ユ:† (KP)$ubject to αT∬≦ん,

∬∈(0,1)た,

−〃∈Z‡+,α∈Z与+・ −251− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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