肺結核の外科的療法　:　特に胸廓成形術に就て

86 雑 報

雑

報

東京女醤學會評議員會

 昭和九年六月八日午後三時より薪病院工面室に居て東京女 署學會評議員會開催せられた噛出席者は左の諸氏であった。  吉岡會長、吉岡正明，今村、磯田、石原、池田．大森、堤、  三藤、田村，田宮，畑．西田、岡、長谷川，佐藤，堀、金  子、末吉、淺田、岡本、島津、吉岡博人、戸田、高辻、矢  ヶ部  而して次の事項が協議，決定せられた。

一，       昭和＋年＋月六日

 東京女讐學會第二同総會の開催期日 ︵日曜︶ 、特別講演者 石原亮敦三 一

東京女署學會第十五同溺惑

 昭和九年六月八日︵金︶．午後六時牛よ㌦リ東山泉女エJ土留皿口重門冒學 校臨床講堂に於、て開催。 一、本邦女學生の運動と月経との關係に封ずる統計的調査。        第四巻  三〇八

︵譲原著︶      大村久

一、﹁オプトヒン、アマウローゼ﹂の一例山下小 一、血液型管見︵次號︶        淺  田 肺結核の外科的療法  特に胸廓成形術に就て       三  藤 現今、肺結核の外科的療法として一般に行はるる術式は、  一、人工謙卑療法      囚魯昌珍罵070﹁頃口。二日置一70﹃p円 二、胸膜癒着焼切衝︵胸腔内癒着焼灼法︶      月70﹁p閃。岸曽ロ埠＝再 三、横隔膜紳経捻除術      り7器乱OβQ。O渥既﹃o。。の 四、肋膜外胸廓成形術      国箕轟覧①霞巳。、肖70諺ざ℃㌶。・仲一詳 五、油胸療法      ○一〇〇二δ憎P× 六、 肺階棚剥離 法      ℃器ε50一景〇 七、充填法      コ。葺一︶一Φ三謬臓 八、斜角筋切断術

 官

 田榮

一士

寛

87      ωO巳①勝O件Oヨ一① 等の諸法を纂げ得るが、何れも胸腔の縮小を計り、以て病肺の弛緩 ︵曽9p弓鏑σq︶或は虚脆︵内〇二p霧︶を越し、本病患治癒上下も重要と せらるる肺の安艀を招來するを目的とする黙に填て其軌を同くするも のである。  演者はOo§①﹁ぴ星9氏肋骨前刀刀を供覧し、併せてのp昌㊦目げ∋oゴ氏の 提唱する胸廓成形術即ち脊椎側方肋骨切除術蜀碧P＜費零げ﹁Pδ即凶等r一 口器器︻昏ごロに關して  一、本法創案に到る迄の肺結核に封ずる外科的療法の史的攣遷  二、適鷹症、禁忌症  三、手術術式  四、手術成績  五、治癒機繭一の病理學的襯︷祭 等に就きて飛雪し、最後に本治療は適朦を撰び、内科醤と協力して行 ひ得れば、其効果見るべきものあるを唱導した。

東京女署墨會第十六回例會

 昭和九年七月十三日︵金﹁、午後二時牛より東京女子讐學專門 學校臨床誰⋮堂にて開催 一，配置讐に封ずる民族生物斜掛考察。︵麟課︶       内 田 フ ク

   雑    報

一、骨軟化症︵爲眞供覧︶        及 川 金 子 ︸，成人脊柱のレ線側面像に現はる、椎髄窩曾爾と脊桂痙痛 との關係︵臨床實瞼︶         上 田 丈 子 一、炎症性直腸狭窄︵臨床破瓜︶     鬼頭阿佐夫 一、ジャクソン氏﹁エピレプシー﹂の一例︵臨床習凝験︶        宮 下 勝 子 一、心臓の異所牧縮に就て︵電回心動圖供覧︶︵綜論︶        東  光 雫 東京女⋮醤畢會第十七同例A留  昭和九年九月＋四日︵金︶午後六時牛より東京女子讐學專門 學校臨床講堂に於て開催。  一、慢性愚直性脊椎炎の一例︵次號︶       ヴィクトリア・フツシエール ︵一︶昭和九年度夏季本田診療所   皮膚科泌尿器科に於ける診療成績報告       栗 原 ヤ エ       山 田 櫻 子  本年度當科診療成績を昭和五年及び昭和八年度のものと比較観察し た。而して本年度に於て著明なる黙は皮膚疾患に就ては例年の如き炎       第四巻  三〇九