• 検索結果がありません。

喀痰塗抹検査陰性肺結核症例の臨床的検討 CLINICAL ANALYSIS OF 115 PULMONARY TUBERCULOSIS PATIENTS WITH SPUTUM SMEAR-NEGATIVE 宇留賀 公紀 他 Hironori URUGA et al. 361-364

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "喀痰塗抹検査陰性肺結核症例の臨床的検討 CLINICAL ANALYSIS OF 115 PULMONARY TUBERCULOSIS PATIENTS WITH SPUTUM SMEAR-NEGATIVE 宇留賀 公紀 他 Hironori URUGA et al. 361-364"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

361

喀痰塗抹検査陰性肺結核症例の臨床的検討

1, 2

宇留賀公紀  

1

森口 修平  

1

高橋 由以  

1

小川 和雅

1

村瀬 享子  

1

花田 豪郎  

1

宮本  篤  

1

諸川 納早

1, 2

岸  一馬      

緒   言  2011 年に日本結核病学会より発表された「薬剤耐性結 核の医療に関する提言」1)の中で,これまで日本では薬 剤耐性結核を治療可能なうちに治癒させるための体制が 不十分であったことが指摘されている。不適切な治療に よって多剤耐性結核を発症するオッズ比は 25.7 である2) その対策として,喀痰や胃液検査などの培養検査が陰性 となりやすい喀痰の塗抹検査陰性症例について,薬剤感 受性検査に基づく適切な治療を行うことも重要と考えら れる。そこで,当院の喀痰塗抹検査陰性の肺結核症例に おける各種検体での培養陽性率と耐性の状況,培養陽性 率を上げるためにどのような症例に対して気管支鏡検査 などの侵襲的な検査を追加したほうが良いかについて, 検討を行った。 研究対象,方法  2006 年 1 月から 2011 年 10 月の間に,当院にて診断と 治療を行った肺結核症例は連続 234 例であった。そのう ちで,喀痰塗抹検査陽性 85 例(36.3%),喀痰検査未施 行または適切な時期に行われていなかった 13 例(5.6%), 手術で病巣を切除後に各種検査を行った 3 例(1.3%), QFT 検査を未施行または陰性であった 18 例(7.7%)を 除いた 115 例(49.1%)を本研究の対象とした。115 例の 診断根拠は,各種検体における培養陽性 99 例,培養検査 陰性であるが PCR 検査陽性が 7 例,培養検査と PCR 検 査が両方陰性で QFT 検査陽性が 9 例であった。  当院の外来では感染管理の観点から,吸入誘発喀痰検 査は施行していない。また,検査選択については喀痰検 査の塗抹と PCR が陰性の場合で,同意が得られる場合に は胃液,気管支鏡,CT ガイド下生検などの精査を行っ ている。  本研究期間の QFT 検査については,クォンティフェロ ン®TB-2G を用いている。抗酸菌塗抹検査はチール・ネ ールゼン染色で行い,培養検査は小川培地,結核菌群の PCR 検査はコバスアンプリコア®(ロシュ・ダイアグノ スティックス)を用いて行った。抗結核薬の薬剤感受性 検査は株式会社エスアールエルに委託し,イソニアジド (1 mg/ml,0.2 mg/ml),リファンピシン(40 mg/ml),エタ ンブトール(2.5 mg/ml),ストレプトマイシン(10 mg/ ml),レボフロキサシン(1 mg/ml),サイクロセリン(30 mg/ml),カナマイシン(20 mg/ml),パラアミノサリチル 酸(0.5 mg/ml),エチオナミド(20 mg/ml),エンビオマ イシン(20 mg/ml)について実施した。

Kekkaku Vol. 92, No. 3 : 361_364, 2017

1国家公務員共済組合連合会虎の門病院呼吸器センター内科,2

中記念成人病研究所

連絡先 : 宇留賀公紀,虎の門病院呼吸器センター内科,〒 105 _ 8470 東京都港区虎ノ門 2 _ 2 _ 2

(E-mail : uruga.hironori@gmail.com)

(Received 26 Sep. 2016 / Accepted 19 Dec. 2016)

要旨:〔対象〕2006 年 1 月から 2011 年 10 月の間に,喀痰塗抹検査陰性で,各種検体の培養,PCR,QFT 検査で肺結核と診断された 115 例を対象とした。〔結果〕培養陽性率は,喀痰 55.7%,胃液 45.6%,気管 支鏡 73.2%,CT ガイド下生検 71.4% であった。多変量解析では,喀痰または胃液の PCR 検査が陰性ま たは未検査,病変の拡がりが狭い症例で,喀痰と胃液の培養が陰性になる可能性が有意に高かった。 〔結論〕喀痰の塗抹と PCR 検査が陰性で拡がりが狭い症例では,薬剤感受性検査に基づく適切な治療 を行うために,気管支鏡検査などの侵襲的な検査を検討すべきである。 キーワーズ:結核菌,気管支鏡,喀痰塗抹検査陰性,多剤耐性結核

(2)

Table 1 Clinical characteristics of patients

Table 2 Diagnostic rate of each methods

Sputum Gastric aspirate Bronchoscopy Post bronchos-copy sputum CT-guided needle biopsy (n=115) (n=57) (n=56) (n=7) (n=7) Smear positive Culture positive PCR positive 0.0% (0/115) 55.7% (64/115) 36.4% (36/99) 5.3% (3/57) 45.6% (26/57) 30.2% (16/53) 19.6% (11/56) 73.2% (41/56) 39.3% (22/56) 0.0% (0/7) 28.6% (2/7) − (0/0) 0.0% (0/7) 71.4% (5/7) 71.4% (5/7)

Characteristic Number of patients(n=115)

Sex Male/Female

Age Median (range)

Nationality Japanese/Chinese Radiographic fi ndings*  r/l/b

 II/III  1/2/3

Initial treatment for tuberculosis Retreatment for tuberculosis Underlying disease  Diabetes mellitus  Post gastrectomy  Chronic kidney disease  Chronic liver disease  Oral steroid use Diagnostic methods

 Number of sputum samples, median (range)  Sputum smear-negative ≧ 3

 Sputum smear-negative 1_ 2 and gastric   aspirate was smear-negative 1  Gastric aspirate

 Bronchoscopy

 CT-guided needle biopsy  Post bronchoscopy sputum

74/41 50 (21_ 94) 114/1 44/43/28 15/100 36/61/18 105 (91.3%) 10 ( 8.7%) 19 (16.5%) 7 ( 6.1%) 7 ( 6.1%) 3 ( 2.6%) 1 ( 0.9%) 3 (1 _ 8) 73 (63.5%) 20 (17.4%) 57 (49.6%) 56 (48.7%) 7 ( 6.1%) 7 ( 6.1%) *According to the classifi cation of pulmonary tuberculosis designated by the Japanese Society for Tuberculosis

362 結核 第 92 巻 第 3 号 2017 年 3 月 がりの 1 が 36 例(31.3%),2 が 61 例(53.0%)と,非空 洞型で,拡がりが軽度から中等度の症例が多かった。喀 痰検査の回数の中央値は 3 回( 1 ∼ 8 )であった。既治 療例は 10 例(8.7%)で,喀痰塗抹検査が 3 回以上陰性で あった症例は 73 例(63.5%),喀痰塗抹検査が 1 回また は 2 回陰性でかつ胃液検査の塗抹検査陰性であった症例 は 20 例(17.4%)であった。喀痰以外の検査は,胃液 57 例(49.6%),気管支鏡検査 56 例(48.7%)(気管支洗浄 49 例,気管支擦過 19 例,気管支肺胞洗浄 7 例,経気管支 肺生検 6 例,気管支生検 2 例),CTガイド下生検 7 例(6.1 %)であった。  各種検体での塗抹,培養,PCR の陽性率を,Table 2 に 示した。各検体での培養の陽性率は,喀痰 55.7%(64/ 115),胃液 45.6%(26/57),気管支鏡 73.2%(41/56),CT ガイド下生検 71.4%(5/7)であった。喀痰塗抹検査が 3 回以上陰性,および喀痰塗抹検査が 1 回または 2 回陰性 かつ胃液検査の塗抹検査陰性と十分な検査が行われた 93 例でも,喀痰または胃液検査の培養検査陽性率は 62.4%(58/93)であった。気管支鏡または CT ガイド下 生検検査の精査を施行した症例としなかった症例の比較 を Table 3 に示した。精査を施行した症例では病変の拡 がりが狭い症例が多かった。いずれかの検体で培養陽性 であった症例の率は,精査を行った症例では 88.9%(56/ 63)と行わなかった症例の 82.7%(43/52)より高かった が,統計学的な有意差は認めなかった。気管支鏡や CT ガイド下生検検査後に,結核が増悪した症例はなかった。  いずれかの検体で培養陽性となったのは 99 例であっ た。薬剤感受性検査では,19 例(19.2%)がいずれか 1 剤に耐性を示し,耐性薬剤と症例数は 1 剤が 11 例,2 剤 が 4 例,3 剤が 2 例,4 剤と 5 剤が各 1 例であった。多 剤耐性結核は 4 例(4.0%)で,超多剤耐性結核は認めな かった。多剤耐性結核の頻度は,初回治療例では 1.1%, 既治療例では 33.3% であった。多剤耐性結核 4 例のうち, 喀痰培養は 4 例中 1 例,胃液培養は 2 例中 1 例のみが陽 性を示した。  喀痰と胃液培養検査が陰性になる予測因子の解析で は,喀痰塗抹検査が 3 回以上陰性であった症例,および 喀痰塗抹検査が 1 回または 2 回陰性でかつ胃液検査の塗 抹検査陰性であった合計 93 例(80.9%)を対象とした。 検討する因子としては,喀痰および胃液の PCR 検査の結  統計解析は,SPSS statistical software® version 23.0(SPSS

Statistics)を使用した。気管支鏡または CT ガイド下生検 検査の精査を施行した症例としなかった症例の比較に は,カイ二乗検定を用いた。どのような症例に対して喀 痰・胃液以外の侵襲的検査を行うかを明らかにするため に,喀痰と胃液培養検査が陰性になる予測因子について 統計解析を行った。まず単変量ロジスティック解析によ り,p < 0.2 であった因子を抽出し,次に多変量ロジステ ィック解析を行い,p < 0.05 を有意差ありとした。 成   績  対象となる 115 例の患者背景を Table 1 に示した。性別 は男性 74 例,女性 41 例,年齢中央値は 50 歳(21∼94) であった。日本結核病学会の胸部単純 X 線写真の病型分 類に基づく画像所見は,病型のⅢ型が100 例(87.0%),拡

(3)

Table 3 Comparison of patients with or without bronchoscopy/CT-guided needle biopsy

Table 4 Multivariate analysis of the risk for culture negative of sputum and gastric aspirate

Characteristic Patients with bronchoscopy/CT-guided needle biopsy (n=63)

Patients without bronchoscopy /CT-guided needle biopsy

(n=52) p value

Radiographic fi ndings*  r/l/b

 II/III  1/2/3

Culture positive rate of all specimens

23/31/9 8/55 28/30/5 88.9% (56/63) 21/12/19 7/45 8/31/13 82.7% (43/52) 0.004 0.904 0.010 0.420

Risk factors p value OR 95%CI

Sputum PCR negative or unknown (vs. positive) Gastric aspirate PCR negative or unknown (vs. positive) Radiographic spread  1 (vs. 3)  2 (vs. 3) 0.004 0.021 0.025 10.75 12.50 14.08 4.59 2.17 _ 52.63 1.45 _ 111.11 1.45 _ 142.86 0.49 _ 43.48 *According to the classifi cation of pulmonary tuberculosis designated by the Japanese Society for Tuberculosis

Sputum Smear-Negative Pulmonary TB / H. Uruga et al. 363

果,喀痰の検査回数,病型(ⅡまたはⅢ),病変の拡がり ( 1 ,2 ,3 ),年齢(70歳以上と未満),性別,初回治療か どうかを選択した。単変量解析では,喀痰の PCR 検査, 胃液の PCR 検査,拡がり,年齢,性別の 5 項目が p<0.20 であった。これらの因子について多変量解析を行い,喀 痰または胃液の PCR 検査が陰性または未検査,病変の拡 がりが狭い症例で,喀痰・胃液の培養が陰性になる可能 性が有意に高かった(Table 4)。 考   察  今回の検討では喀痰塗抹検査陰性例での喀痰培養検査 陽性率は 55.7% にとどまった。特に病変範囲が 1 や喀痰 PCR が陰性の症例については気管支鏡検査などの,侵襲 的な検査を追加したほうが良いと考えられた。また,喀 痰塗抹陰性の多剤耐性結核症例 4 例中で,喀痰培養陽性 は 1 例のみであった。さらに既治療例は,約 3 分の 1 が 多剤耐性結核であったことから,結核の治療歴を有する 症例では薬剤感受性検査を行うことが望ましいと考えら れた。  喀痰塗抹検査陽性例では,培養検査を 3 回行った場 合,累積陽性率はほぼ 100% であることが報告されてい る3) ∼ 5)。一方で喀痰塗抹陰性例について,Tamura ら6) 喀痰の塗抹と PCR が陰性のために気管支鏡検査を施行 した 201 症例を検討し,気管支鏡前に行われた喀痰と胃 液の培養検査陽性率が 60% であったのに対して,気管支 鏡検査の検体では 87% と高かったことを報告している。 また,Worodria ら7)は喀痰塗抹陰性の HIV 陽性肺結核 39 例の検討で,喀痰培養検査の陽性率が 46% にとどまった のに対して,気管支肺胞洗浄液の塗抹と培養検査の追加 により 67% まで上昇したことから,気管支肺胞洗浄液の 有用性を述べている。  「薬剤耐性結核の医療に関する提言」1)では,日本にお ける多剤耐性結核の比率は初回治療では 0.7% であるが, 既治療では 9.8% と諸外国と比べると高く,薬剤耐性結 核を治療可能なうちに治癒させるための体制が不十分で あったことが指摘されている。その後の報告では,初回 治療例は 0.4%,既治療例では 4% とされている8)。耐性 化の要因として,薬剤感受性検査の未実施,結果を把握 しないままの薬剤投与,不適切な処方内容,耐性判明後 の有効薬剤の 1 剤ずつの追加などの不適切な処方変更, 不規則服用や自己服薬中断,副作用などによる服薬中断 が挙げられている9)。van der Werf ら2)は,これまでの 4

つの報告を対象としたメタアナリシスを行い,不適切な 治療によって多剤耐性結核を発症するオッズ比は 25.7 で あると報告しており,薬剤感受性検査の結果に基づく適 切な治療の重要性を示した。  本研究の限界として,まず後ろ向き研究なので気管支 鏡や CT ガイド下生検を行った症例の選択バイアスが存 在する。続いて,小川培地を用いていることがある。小 川培地と液体培地の結核菌の検出率を比較した場合に, 後者の陽性率が約 10% 程度高いとされている10) 11)。液体 培地を用いた場合には,気管支鏡検査を追加する意義は 本研究よりやや低くなることが予測される。  喀痰塗抹陰性の肺結核症例では,喀痰と胃液検査の培 養検査陽性率は十分でなく,気管支鏡検査などの侵襲的 な検査を追加したほうが良いと考えられた。培養陽性率 の改善により,薬剤感受性検査に基づく適切な治療が可 能となり,耐性結核の減少を期待できる。  本論文の要旨は,第 87 回日本結核病学会総会(於,広 島)で発表した。

(4)

結核 第 92 巻 第 3 号 2017 年 3 月

364

Abstract [Methods] We retrospectively studied 115 con-secutive pulmonary tuberculosis patients whose sputum smear was negative, diagnosed by positive culture and/or PCR of various samples, or positive QFT.

 [Results] The culture positive rate of tuberculosis by spu-tum, gastric aspirate, bronchoscopy, and computed tomogra-phy (CT)-guided needle biopsy samples was 55.7%, 45.6%, 73.2%, and 71.4%, respectively. In multivariate analysis, negative or unknown sputum PCR, negative or unknown gastric aspirate, and minimal spread of tuberculosis were risk factors for negative culture from both sputum and gas-tric aspirate. Sputum culture was positive in only one of the four patients with multi-drug resistant Mycobacterium

tuberculosis.

 [Conclusion] Invasive diagnostic procedures such as fi

ber-optic bronchoscopy should be considered in patients with negative sputum PCR and minimal spread of tuberculosis. Key words: Mycobacterium tuberculosis, Fiberoptic bron-choscopy, Sputum smear-negative, Multi-drug resistant tuber-culosis

1Department of Respiratory Medicine, Respiratory Center,

Toranomon Hospital,2Okinaka Memorial Institute for

Medical Research

Correspondence to: Hironori Uruga, Department of Respi-ratory Medicine, RespiRespi-ratory Center, Toranomon Hospital, 2_2_2, Toranomon, Minato-ku, Tokyo 105_8470 Japan. (E-mail: uruga.hironori@gmail.com)

−−−−−−−−Original Article−−−−−−−−

CLINICAL ANALYSIS OF 115 PULMONARY TUBERCULOSIS PATIENTS

WITH SPUTUM SMEAR-NEGATIVE

1, 2Hironori URUGA, 1Shuhei MORIGUCHI, 1Yui TAKAHASHI, 1Kazumasa OGAWA, 1Ryoko MURASE, 1Shigeo HANADA, 1Atsushi MIYAMOTO, 1Nasa MOROKAWA,

and 1, 2Kazuma KISHI

 著者の COI(confl icts of interest)開示:本論文発表内 容に関して特になし。

文   献

1 ) 日本結核病学会治療委員会・社会保険委員会・抗酸菌 検査法検討委員会:薬剤耐性結核の医療に関する提言. 結核. 2011 ; 86 : 523 8.

2 ) van der Werf MJ, Langendam MW, Huitric E, et al.: Multi-drug resistance after inappropriate tuberculosis treatment: a meta-analysis. Eur Respir J. 2012 ; 39 : 1511 9.

3 ) Levy H, Feldman C, Sacho H, et al.: A reevaluation of sputum microscopy and culture in the diagnosis of pulmo-nary tuberculosis. Chest. 1989 ; 95 : 1193 7.

4 ) Nelson SM, Deike MA, Cartwright CP: Value of examining multiple sputum specimens in the diagnosis of pulmonary tuberculosis. J Clin Microbiol. 1998 ; 36 : 467 9.

5 ) 伊藤邦彦, 青野昭男, 吉山 崇, 他:肺結核診断時に必 要な液体培地による喀痰培養検査の回数. 結核. 2006 ;

81 : 511 8.

6 ) Tamura A, Shimada M, Matsui Y, et al.: The value of fi beroptic bronchoscopy in culture-positive pulmonary tuberculosis patients whose pre-bronchoscopic sputum specimens were negative both for smear and PCR analyses. Intern Med. 2010 ; 49 : 95 102.

7 ) Worodria W, Davis JL, Cattamanchi A, et al.: Bronchoscopy is useful for diagnosing smear-negative tuberculosis in HIV-infected patients. Eur Respir J. 2010 ; 36 : 446 8.

8 ) Nationwide survey of anti-tuberculosis drug resistance in Japan. Int J Tuberc Lung Dis. 2015 ; 19 : 157 62.

9 ) 中島由槻:多剤耐性結核の治療. 結核. 2002 ; 77 : 805 13. 10) 阿部千代治, 平野和重, 和田雅子, 他:新規抗酸菌迅速 培養システムMB-REDOXの評価. 結核. 1999 ; 74 : 279. 11) 米丸 亮, 加藤康子, 豊田丈夫, 他:臨床検査への MGIT法導入による抗酸菌培養陽性率及び培養陽性者 数の増加. 日呼吸会誌. 2002 ; 40 : 350 4.

Table 1 Clinical characteristics of patients
Table 3 Comparison of patients with or without bronchoscopy/CT-guided needle biopsy Table 4 Multivariate analysis of the risk for culture negative of sputum and gastric aspirateCharacteristicPatients with bronchoscopy/CT-guided needle biopsy (n=63)Patients

参照

関連したドキュメント

を塗っている。大粒の顔料の成分を SEM-EDS で調 査した結果、水銀 (Hg) と硫黄 (S) を検出したこと からみて水銀朱 (HgS)

No ○SSOP(生体受入) ・動物用医薬品等の使用記録による確認 (と畜検査申請書記載) ・残留物質違反への対応(検査結果が判

一部の電子基準点で 2013 年から解析結果に上下方 向の周期的な変動が検出され始めた.調査の結果,日 本全国で 2012 年頃から展開されている LTE サービ スのうち, GNSS

(問5-3)検体検査管理加算に係る機能評価係数Ⅰは検体検査を実施していない月も医療機関別係数に合算することができる か。

国内の検査検体を用いた RT-PCR 法との比較に基づく試験成績(n=124 例)は、陰性一致率 100%(100/100 例) 、陽性一致率 66.7%(16/24 例).. 2

・患者毎のリネン交換の検討 検討済み(基準を設けて、リネンを交換している) 改善 [微生物検査]. 未実施

在宅医療 注射 画像診断 その他の行為 検査

FSIS が実施する HACCP の検証には、基本的検証と HACCP 運用に関する検証から構 成されている。基本的検証では、危害分析などの