電気回路学I演習 2011/11/25 (金)
供給電力最大の法則
問
1 j w L
ある回路に負荷RL+j
w
L が接続されている。RLで消費される電力(有効電力)をPとする とき、以下の問に答えよ。問1-1) RLが固定, Lが可変であるとき、LをいくらにすればPが最大になるか。またそのときのPの値は。
問1-2) RLとLがともに可変の場合、RLとLをいくらにすればPが最大となるか。またPの最大値は。
C j w
+ 1
-
負荷
R
E
0R
Lヒント: まず回路部分を等価電圧源に書き直す。
その後で、教科書p.166ケース[1]~[3]の適用を検討する。
問
2
R
E
0+
- xR
問2-1) P(x)の式を求めよ。
問2-2) P(x=3) は P(x=1)に等しかったという。
負荷で消費される有効電力が最大となるのは、 xがいくらのときか?またその最大値をRとE0のみ を使った式で求めよ。
電源
ヒント: 負荷両端の電位差をV(x)とすると、P(x)は
xR x x V
P
2
で与えられる.j w L
上図の回路において、抵抗負荷xRで消費される電力(有効電力)をP(x)とする。
以下の問に答えよ。
負荷
ヒント: 条件からは RとwLの関係が導出される。
電気回路学 I 演習
2011/11/25( )供給電力最大の法則
R
C jw
1
次に内部インピーダンスZinを求める。Zinは上図 のように電圧源を短絡除去することで求めるこ とができて、
CR j
R C
j R
C j Z
inR
w w
w
1 1
(短絡)
Zin
電源部分を等価電圧源で表す。問題の回路 の開放電圧Eocは下図より、
R
C jw
1 Eoc E0
+ -
0
0 1
1 1
1 E
CR E j
C j R
C Eoc j
w w
w
従って負荷を含めた回路は下図のように書き直せる。
+ -
1 0
1 E
CR ETh j
w
CR j Zin R
w
1
L jw
RL
Zin
問 1 の解答
ETh
ただし、
4
問1-2
このとき、
2 0 22 2
Re E aR
R aR
R Z
E R P
L L
L in
Th L
21
CR a w
ただし、
供給電力最大の法則より、負荷インピーダンスが Zinの複素共役となっていればいい(p.166[3])ので、
問1-1の場合に加え、RL=Re(Zin)であればよい。こ の条件より、
R E R
P E
L Th
4 4
2 0 2
このとき負荷抵抗で消費される電力は、
+ -
Zin jL
jw - Im
inL Z
R Re Zin
ETh
CR j RL R
w Re 1
21 CR
RL R
w
22
1 CR
L CR
w
(こちらは問1-1と同じ)
問1-1
Pが最大になるのは供給電力最大の法則より、
w
L=-
Im(Zin) となるときで、(p.166[1])
22
1 Im 1
CR CR
CR j L R
w w w w
-
よってLは、
22
1 CR
L CR
w
(g 固有電力という.) Lについては、
問 2 の解答
問2-1
R E0
+
- xR Vx
1x xR R j L E
0V
xw
従って負荷抵抗xRで消費される有効電力は、
R
E R
L x
x xR
x V
P
x2 0 2 2
2
1
w
x=1 の抵抗を接続したとき、
問2-2
R
E R
L P
2 0
4 2
1 1
w
x=3 の抵抗を接続したとき、
R
E R
L P
2 0
16 2
3 3
w
2 4
21 16
3
R L R
L
w
w
2R w L
負荷の両端の電位差を Vxとすると、L j w
P(3) = P(1) という条件より、
これを解いて、
①
6
次に供給電力最大の法則より、
(負荷抵抗)=(電源側インピーダンスの絶対値)
となるときに電力が最大となる (教科書p.166[2]). よって、
22
L
R
xR w
R E
R E R
L P
2 0
2 0 2 2
4 1 3 2
3 1
3 3
-
w 3 1
2
R
x w L
負荷抵抗 電源側インピーダンス絶対値
このとき負荷で消費される有効電力は、
(f①を使った。)