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3.IMF が人民元の SDR 加入に関するスタッフレポートを理事会に提出 13 日 IMF は人民元の SDR( 特別引出権 Special Drawing Right) 加入に関するスタッフレポートを理事会に提出した レポートの中で 中国元は SDR 加入の要件である 広く利用されている (wi

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中国経済週報(2015.11.10~11.16)

在中国日本大使館経済部

1.中央全面深化改革指導小組等会議の開催

●9日、習近平国家主席は、中央全面深化改革指導小組第18回会議を開催し、改革・ 開放を更に促進するため「加工貿易のイノベーション発展に関する若干の意見」、「自 由貿易区戦略の実施の加速に関する若干の意見」等が審議・採択された。会議では、加 工貿易の発展を促進する上で、経済発展の新常態に適応し、イノベーションと開放拡大 を原動力とし、輸出入について量から質を重視する形に徐々に転換し、貿易大国を貿易 強国に転換しなければならない、また自由貿易区戦略では、資源配分における市場と政 府のそれぞれの役割を堅持し、「一帯一路」建設と国の対外戦略の結びつきを堅持し、 ハイレベルな自由貿易区ネットワークを徐々に構築しなければならない、とされた。 ●10日、習近平国家主席は、中央財経指導小組第11回会議を開催し、先般開催され た五中全会の精神に基づき、発展の理念を具体化し、経済の構造改革を推進することを 確認した。指導小組の組長である習主席は、「マクロ政策で安定を図るには、積極的財 政政策と穏健な金融政策を堅持し、経済の構造的改革のための安定したマクロ経済環境 を築かなければならない。経済の構造的改革を推進する際には、過剰生産能力の有効な 解消を促し、産業の最適化再編を促進しなければならない」と強調した。 ●11日、李克強国務院総理は、国務院常務会議を開催し、消費高度化に伴う産業高度 化を促進し、新たな供給・原動力の育成による内需拡大策や、医療衛生と介護の連携推 進策等についての議論を行った。内需拡大策については、消費拡大を制約する体制や構 造上の障害を取り除くことや、消費財の品質向上等による消費環境の最適化、税・財政 や金融を通じた政策支援、輸入ルートの円滑化による輸入拡大や通関地の免税店増設な どが議論された。 ●また、国務院弁公室は、本年8月に決定された「国有企業改革の深化に関する党中央 と国務院の指導意見」の付帯文書として、「企業の国有資産の監督と国有資産流出の防 止の強化・改善に関する意見」を配布した。同意見では、取締役会の規範的運営や経営 陣への監督、社外取締役が多数を占める取締役会づくり推進などの企業の内部監督の強 化、社外監査役会による監督など企業の外部監督の強化、情報公開の実施、国有資産の 損失に関する責任追及の強化、国有資産監督の法制度整備などが挙げられている。

2.証監会が 28 社の IPO 手続きを再開

●6 日、証監会は 7 月以降停止していた 28 社の IPO(initial public offering, 株式の 新規公開)手続きを再開することを公表した。28 社の株式は年末までに数回に分けて発 行される見込み。当該動き等を受け、週明けの株式市場は銀行・証券関連を中心に買わ れ、上海総合株価指数は、3646.88 と 8 月 20 日以来の高値で終了した。

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3.

IMF が人民元の SDR 加入に関するスタッフレポートを理事会に提出

●13 日、IMF は人民元の SDR(特別引出権、Special Drawing Right)加入に関するスタ ッフレポートを理事会に提出した。レポートの中で、中国元は SDR 加入の要件である「広 く利用されている(widely used)」 「自由に取引可能(freely usable)」両方の基準 を満たすとして、人民元を SDR に加えることを提案した。理事会は 11 月 30 日に開かれ る予定。

4.

電子商取引関連

「独身の日」、アリババグループのネット取引総額が 912 億元に ●12 日、アリババグループは、11 月 11 日の「独身の日」に実施したネット取引総額が、 前年比 60%増の 912 億 1,700 万元に達したと公表。取引額は 11 日午前 0 時の取引開始 後 1 分で 10 億元、12 分で 100 億元を突破。国家郵政局によると、主要電子商取引企業 の 11 日の物流取引件数は 4 億 6,700 万件に達した。また、アリババグループが運営する 「天猫国際」には日本企業も多数参加し、衣料品や化粧品などの日本製品が高い人気を 集めた。 国務院弁公室が農村の電子商取引の発展促進に関する指導意見を発表 ●9 日、国務院弁公室は、「農村電子商取引の発展加速に関する指導意見」を公表。指導 意見では、2020 年までの目標として、農村の基本的な電子商取引市場システムを構築し、 農民の創業と就業、農村の貧困削減に対して成果を得ることなどを掲げている。

5.

習主席のモンゴル大統領、トルクメニスタン大統領との会談

エルベグドルジ・モンゴル大統領との会談 ●10 日、習近平・国家主席は、訪中したエルベグドルジ・モンゴル大統領と会談した。 両首脳は、両国の包括的な戦略パートナーシップを不断に推進することで合意した。習 主席は両国の経済関係について、「双方は、両国の発展戦略を連携させるとともに、鉱 産資源の開発、インフラ建設、金融協力などの分野の協力を統括的に推進するというコ ンセンサスに基づき、両国間の大型経済・貿易協力事業を実質的に推進することに努め る」と強調。これに対し、エルベグドルジ大統領は、「モンゴル側は、協議と税関管理 メカニズムの整備で二国間貿易の利便化を引き続き促進することを希望しており、農 業・牧畜業や動植物検疫、文化、教育、科学、衛生などの分野における中国との協力を 強化していきたい」と表明。 ●会談後、両国首脳は共同で経済技術、食品安全、インフラ建設、航空、エネルギー、 金融などに関連した文書への署名に立ち会った。

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ベルドイムハメドフ・トルクメニスタン大統領との会談 ●12 日、習近平・国家主席は、訪中したベルドイムハメドフ・トルクメニスタン大統領 と会談した。両首脳は、各分野の協力水準を引き上げ、戦略的パートナーシップの内容 を充実させることで合意。習主席は、「中国側による『一帯一路』プロジェクトはトル クメニスタンの積極的な支持を得ている。トルクメニスタンと良質な産業能力の協力に ついて検討し、カリウム肥料の生産、電力、情報技術、農業、金融、交通などの分野に おける協力を推進したい」と指摘。これに対し、ベルドイムハメドフ大統領は、「経済 貿易、石油・天然ガス、通信、交通、農業、繊維、食品、化学工業、衛生、建築などの 分野における二国間の協力は発展してきている。国際実務、当地域の実務において両国 の多くの立場は共通であり、引き続き意思疎通と協力を密にしていきたい」と表明。

6.各種統計指標の公表

物価~10 月の CPI は前年同月比 1.3%上昇 ●10 日、国家統計局は 10 月の物価統計を発表。CPI(消費者物価指数)は前年同月比 1.3%上昇、上昇幅は前月より 0.3 ポイント縮小。 ●PPI(工業生産者物価)は前年同月比 5.9%下落、下落幅は前月横ばい。 自動車~10 月日本車のシェアは 16.14% ●11 日、中国自動車工業協会が 10 月の自動車販売台数を発表。10 月の自動車販売台数 は、前年同月比 11.8%増の 222 万 1,600 台、うち乗用車販売台数は同 13.3%増の 193 万 6,900 台。 ●10 月の外資系ブランドの乗用車販売台数及びシェアは、日本 31 万 2,600 台(16.14%)、 ドイツ 34 万 8,900 台(18.01%)、米国 24 万 1,700 台(12.48%)、韓国 15 万 7,900 台 (8.15%)、フランス 6 万 6,100 台(3.42%)。 生産・消費・投資・不動産 ●11 日、国家統計局が 10 月の生産、消費、投資に関する経済指標を発表。 ●10 月の一定規模以上企業の工業付加価値額は前年同期比 5.6%増、9 月より 0.1 ポイ ント縮小した。 ●10 月の社会消費品小売総額は 2 兆 8,279 億元(名目成長率は前年同期比 11.0%増、実 質成長率は同 11.0%増)となった。 ●1-10 月の固定資産投資額(農家を除く)は 44 兆 7,425 億元(名目成長率は前年同月 比 10.2%増)となり、伸び率は 1-9 月比 0.1 ポイント縮小した。 ●1-10 月の不動産開発投資額 7 兆 8,801 億元で前年同期比 2.0%増となり、伸び率は 1-9 月比 0.6 ポイント縮小した。1-10 月の住宅販売面積と販売額はそれぞれ前年同期比 7.2%増と同 14.9%増となった。

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第 3 四半期省別GDP成長率 ●第 3 四半期の省別GDP成長率は、重慶市が 11%で最高の伸び率となり、北京市、上 海市、河北省、吉林省、内蒙古自治区、山西省、遼寧省、黒竜江省の 8 省が 7%を下回 り、うち遼寧省が 2.7%で最低の伸び率となった。 外貨準備高 ●中国人民銀行によると、10 月の外貨準備高は 3 兆 5,200 億ドルとなり、前月比 113 億 5,000 万ドルの増加で、5 ヶ月ぶりに上昇した。

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■ :日本関連記事 1.概況・マクロ経済政策 □9 日、外交部は、第 10 回 G20 首脳サミットおよびアジア太平洋経済協力会議第 23 回非公式首脳会合に 出席するため、習近平・国家主席が 14 日―19 日にトルコとフィリピンを歴訪すると発表。(11/10 人民日報p1) □このほど発表された国内 31 省の第三四半期のGDP成長率のデータによると、トップは重慶市で 11%、北 京市、上海市、河北省、吉林省、内モンゴル、山西省、遼寧省、黒竜江省など 8 省は 7%を下回り、遼寧省は 2.7%で最下位だった。(11/9 経済日報p5) □11 日、李克強・国務院総理は国務院常務会議を開き、食糧生産と農民収入を安定・増加させるための措 置を確定し、内需拡大の新たな成長スポットの育成や消費グレードアップによる産業グレードアップの促進策 を手配したとともに、医療ケアと老後介護サービスを連動させる方針を決定した。(11/12 人民日報p1) □9 日、習近平・国家主席は、中央全面深化改革指導小組第 18 回会議を開催した。会議において、「全国 総労働組合改革実験プロジェクト方案」、「上海市群団改革モデル地区方案」、「重慶市群団改革モデル地 区方案」、「自由貿易区戦略の実施の加速に関する若干の意見」、「加工貿易のイノベーション発展に関する 若干の意見」、「普恵金融の発展推進計画(2016-2020 年)」、「都市の法体制改革の深化と都市管理の改 善に関する指導意見」、「国家ハイレベルシンクタンクの建設の試験的建設方案」が採択された。(11/10 人民 日報 p1) □10 日、習近平・国家主席は、中央財経指導小組第 11 回会議を開催し、全面的に党の 5 中全会の精神に 基づき、発展の理念を具体化し、経済の構造改革を推進することについて確認を行った。(11/11 人民日報 p1) 2.財政 □ユネスコの報告によると、現在、中国の開発・研究への投資が世界全体の 20%を占め、米国に続き世界第 2 位となった。(11/11 人民日報p22) 3.金融・為替 □中国人民銀行が発表したデータによると、10 月の外貨準備高は 3 兆 5,200 億ドル、9 月比で 113 億 5,000 万ドル増加し、5 か月ぶりの上昇となった。(11/9 人民日報p10) □中国保険業界協会によると、1-9 月のインターネット生命保険の保険料収入は 1,181 億 9,000 万元に達し、 前年同期比 332.24%増加した。(11/10 人民日報p3) □9 日、中国外貨取引センターは、銀行間市場で人民元とスイスフランの直接取引を開始すると発表。 (11/10 国際商報p1) 4.貿易・海外直接投資 □11 日、中国はモンゴルから牧草 200 トンを初めて輸入した。年間ではモンゴルから牧草 10 万トンが輸入さ れる見通し。(11/12 人民日報p2) 5.産業・企業(国有企業を含む) □国務院弁公室はこのほど、「インターネット分野における財産権侵害と偽物の取締強化に関する意見」を発 表し、インターネット分野での権利侵害と偽物を 3 年前後で抑制する方針を示した。(11/9 人民日報p1)

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■国家認証認可監督管理委員会はこのほど、パナソニックに対し、国内初の電子商取引認証証書を発給し た。パナソニックがB2C電子商取引サービス(商品類)認証を取得した初の企業となった。(11/10 経済日報p 5) □国務院弁公室はこのほど、企業における国有資産の監督と国有資産流失の防止を強化・改善する旨の指 導意見を配布し、5 つの措置を打ち出した。①企業の内部監督の強化、②外部による企業への監督強化、③ 情報公開の実施および社会監督の強化、④国有資産の損失に関する責任追及の強化、⑤国有資産監督法 律・制度の整備。(11/11 人民日報p1) □アリババグループによると、中国の「独身の日(11 月 11 日)」、中国最大のインターネット通販サイト「天猫」 は同日 24 時までの売上高は 912 億元を超えた。世界 200 カ国・地域が同日の特別販売活動に参加した。 (11/12 人民日報p10) 6.農業・農村 □国務院弁公室はこのほど、「農村の電子商取引市場の発展促進に関する指導意見」を発表し、2020 年ま でに農村の基本的な電子商取引市場システムを構築する目標を掲げた。(11/10 人民日報p2) 7.労働・社会保障 □10 日、王培安・国家衛生計画生育委員会副主任は、一人っ子政策が全面的に廃止されることにより、2020 年までに出生数が 1,700 万人増加し、2029 年に総人口が 14 億 5,000 万人でピークを迎え、長期的には経済 成長率を約 0.5%押し上げる効果が期待できるとの見通しを示した。(11/11 経済日報p3) □11 日、国家衛生計画生育委員会は「中国流動人口発展報告(2015)」を発表し、現時点の中国の流動人 口が 2 億 5,300 万人に達したことを明らかにした。(11/12 人民日報p16) 8.環境・エネルギー □不利な気象状況や暖房供給の開始などの原因により、東北三省が 6 日以降深刻な大気汚染に見舞われ ていることをうけ、環境保護部は 9 日、東北3省に8の監督検査チームを派遣した。(11/11 経済日報p10) 9.主要国との経済関係 □9 日、豪連邦議会上院は中豪自由貿易協定関連議案を可決した。(11/10 人民日報p21) □10 日、習近平・国家主席は、訪中したエルベグドルジ・モンゴル大統領と会談した。両首脳は、両国の包括 的な戦略パートナーシップを不断に推進することで合意した。習主席は、両国の経済関係について、「双方 は、両国の発展戦略を連携させるとともに、鉱産資源の開発、インフラ建設、金融協力などの分野の協力を統 括的に推進するという共通認識に基づき、両国間の大型経済・貿易協力事業を実質的に推進することに努 める」と強調した。これに対し、エルベグドルジ大統領は、「モンゴル側は、協議と税関管理メカニズムの整備 で二国間貿易の利便化を引き続き促進することを希望しており、農業・牧畜業や動植物検疫、文化、教育、 科学、衛生などの分野における中国との協力を強化していきたい」と表明。(11/11 人民日報p1) 10.その他 □特になし ※本紙の出典は『人民日報』、『経済日報』、『国際商報』、『中国経済時報』、『China Daily』他。

参照

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