• 検索結果がありません。

2 確定申告の時期がやってきました FX でこの一年間で 20 万円以上の利益を出した場合は 必ず納税を行いましょう 確定申告って面倒くさい と思われるかもしれませんが やっておきましょう 冷静に考えてみますと バレないかもしれませんが バレたとき洒落にならないので また いつ国税庁からのチェックが

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2 確定申告の時期がやってきました FX でこの一年間で 20 万円以上の利益を出した場合は 必ず納税を行いましょう 確定申告って面倒くさい と思われるかもしれませんが やっておきましょう 冷静に考えてみますと バレないかもしれませんが バレたとき洒落にならないので また いつ国税庁からのチェックが"

Copied!
21
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)
(2)

確定申告の時期がやってきました。 FXでこの一年間で、20 万円以上の利益を出した場合は 必ず納税を行いましょう。 確定申告って面倒くさい…と思われるかもしれませんが、 やっておきましょう。 冷静に考えてみますと、 バレないかもしれませんが、 バレたとき洒落にならないので… また、いつ国税庁からのチェックが入るのかわからなく、 何年後かに、まとめてくるかもしれなく、 その時に、お金が無ければ大変なことになります。

(3)

3

そういうことを踏まえると

「やっておいた方が無難ですね」(当たり前ですね)

脱税の罰則は厳しいものです。

(4)

それでは確定申告の流れを簡単に説明します。

1.確定申告書類を入手します。

国税庁公式サイトや最寄りの税務署などで入手しましょう。

2.必要書類の準備をします。

自分が利用しているFX会社の取引画面から、昨年分(1 月~12 月)の 「年間損益報告書」をダウンロードします。 (解らなければFX会社に問い合わせれば教えてくれます。) 必要経費があるのでしたら、その領収書や明細なども 準備しておきましょう。

3.確定申告に必要な書類を作成します。

税金ガイドブックなどを見ながら書類を作成すればよいでしょう。

4.申告書類の提出・納税します。

納税については、

(5)

5

・インターネットバンキング等による電子納税、 ・金融機関または税務署等での現金納付、 ・預貯金口座より自動振替、 などから選択できます。 以上のようになりますが、

2012年度からFXの税制が改正されました。

特に相対業者と呼ばれる店頭取引を利用しているのであれば、 違いが大きく出てきますので注意して下さい。

(6)

-------------------------------

【取引所取引と店頭取引】

一般的にFX取引を行なっている会社の形状は、 「取引所取引」と「店頭取引」とに分かれます。 「取引所取引」とは、投資家の注文を、 FX会社が公設の取引所に取り次ぐというものです。 「店頭取引」とは、取引所を介さず、投資家とFX会社の相対によって 取り引きを行なうものです。 「店頭取引」とくらべて「取引所取引」は国の許可が必要となります。 つまり「店頭取引」は一般の会社が提供しているのに対して、

(7)

7

「取引所取引」は東京金融取引所が主体となっているため、 公的な取引所という安全性の高さがメリットとなりますが、 「店頭取引」の方が、様々な業者がしのぎを削りますので 手数料・スプレッド等が安くサービスが良いことがメリットです。 ●主な取引所取引会社一覧 -------------------------------

(8)

具体的には

1)申告分離課税方式で税率は一律 20%へと統一された。

2)市場デリバティブ取引と損益通算が可能になった。

3)損失の繰越控除が3年間可能となった。

4)損失繰越控除の適用を受けるためには、

損失が発生した年についても確定申告を行う必要があり、

その後の年にも申告する必要がある。

ということです。

(9)

9

今までは、FXの利益は雑所得として扱われていました。 雑所得での納税は、総合課税として支払わなくてはいけませんでした。 総合課税とはその名の通り、 その人の収入全てに対してのものであり、 例えば 1年間でサラリーマン収入が、400万円 FX収入が100万円あったとしますと、

400+100=500万円が課税対象となります。

なのでFXの収入以外の収入で大きく税額が変わってきました。

(10)

FXで100万円しか利益がなかったのですが、 他の収入で2000万円あれば、 総合課税率は 100万円の場合=15% 2100万円の場合=50% が適応されるわけです。 それが改正されました。

(11)

11

因みに、この法改正によりクリック 365 などの「取引所取引」の優遇が 無くなり、「店頭取引」により大きな利益を上げた場合おいても税金が 一律化されたため、比較的スプレッドが狭い店頭取引が有効的となります。 先程あげた、改正内容で注意しなければいけないのは、 3)損失の繰越控除が3年間可能となった。 4)損失繰越控除の適用を受けるためには、 損失が発生した年についても確定申告を行う必要があり、 その後の年にも申告する必要がある。 になります。 FXでの損失を翌年以降3年間に渡り繰越カバーできるようになりました。 (但し、2012 年度からの改正であり、それ以前の分は適用されません。)

(12)

上の図のように、ある年に損失があった場合に、 その後の年に利益が出したなら、 トータルの利益がプラスで無い限りは税金を支払う必要がなくなります。 すごく有難い制度ですが、 損失繰越控除の適用を受けるためには、 たとえ損失が発生した年についても確定申告を行う必要があります。

(13)

13

国目線でいうと、 「とにかく全員に確定申告を行なってもらい、脱税をチェックしたい。」 がゆえの改正ということです。 少し話は戻りますが、先程FXの収入は雑所得になると言いましたが、 改正後は「申告分離課税」となります。 これで税率は有利になったのですが、 更なる節約=必要経費を計上しましょう。 FXの利益にかかる税金と言うのは、 正確には「FXで得た 1 年間の利益から必要経費を差し引いたもの」が対象と なります。

(14)

極端に言えば、 利益が100万円で、必要経費が100万円なら 税金は0円となります。 まあ、これは大袈裟ですが、 必要経費を上手に申告することで、 場合によっては税金の支払いに大きな差が生まれるので、 節税のためにも必要経費の存在を覚えておく必要があります。 ではどのようなものが必要経費となるのでしょうか。 ・パソコン購入代金(減価償却費) ・セミナー経費 ・交通費 ・資料代・新聞代

(15)

15

・電話代・プロバイダー費用 ・筆記用具 ・取引手数料 主にこういったものです。 その他にも、パソコン用家具やトレードルーム家賃・引越代なども ダメ元で申告してみましょう。 税務署の職員も忙しく、担当によって見解も違ってくるので、 可能性があるものと思います。 提出はノーリスクなので、とりあえず出しておきましょう。(笑)

(16)

最後になりますが、納税は義務です。 納税を怠れば犯罪です。 実際にFXでは脱税の事例が相次いだがため、 税務署が目を光らせています。 もし脱税を行えば、 悪質でないかぎりは、執行猶予が付くと思われます。 執行猶予とは、 「犯罪を犯して判決で刑を言い渡された者が、 執行猶予期間に他の刑事事件を起こさなければ、 その刑の言渡し自体がなかったことになる」 なので刑事罰自体はそう重くはありませんが、 「修正申告」を行う必要があり、

(17)

17

本来納めるべきだった税額と申請して既に納めた税金の差額に、 仮装隠蔽があると判断されれば、35%または 40%の重加算税がかかります。 さらに、本来の申告期限からの延滞税を年利 14.6%という高利を 加えて納めなくてはいけません。 もし 100 万円の申告漏れがあったとしたならば、 最低でも 35 万円プラスされた 135 万円+延滞税年利 14.6%を 納める必要があると言うわけです。 また執行猶予が付いているといっても、 猶予期間中に例えば車を運転中にスピード違反により検挙されてしまうと、 それだけで執行猶予が取り消されて、 そのまま逮捕されてしまうこともあります。

(18)

有名な話ですが、実際に 「東京地検特捜部は、個人投資家に人気の外国為替証拠金取引(FX)などで 得た利益を隠し、所得税約1億3900万円を脱税したとして、同税法違反の 罪で、東京都世田谷区の○○○○(主婦)を在宅起訴した。 起訴状などによると、被告は数年前に死去した母親から相続した遺産などを 元手にFXや商品先物取引に投資。 家族名義の口座を利用して申告から除外するなどの手口で、2005年 の3年間に得た利益約4億700万円を隠し、 所得税約1億3900万円を免れていた。」 このような事件があり話題となりましたが、 その後、この主婦には 隠蔽していた 1 億 3900 万円の本来納税すべき税金と、 更には罰金 3400 万円、その上で懲役 1 年 6 月執行猶予 3 年が科されました。

(19)

19

こうしてみると脱税は、非常に怖いもので

(20)

=============================

●海外のFX会社について

海外のFX会社を使って得た利益については見解が難しいです。 くわしくは税務署に確認してもらうのが一番ですが、 私なりの見解を述べますと、 その海外のFX会社が 金融商品取引法に規定する登録許可を取っているかがポイントとなります。 取っていれば、「申告分離課税」となり 取っていなければ、「雑所得として総合課税の対象となる」 と思います。

(21)

21

海外のFX会社は許可を取っていないところが多いので、 残念ながら「雑所得として総合課税の対象となる」となりますが、 日本国内でも事業を展開している ・Forex.com ジャパン ・FXCM ジャパン ・アルパリジャパン など、いわゆる「国内のFX会社扱い」となるでしょう。 繰り返しますが、詳しくは専門家にご相談下さい。 =============================

参照

関連したドキュメント

自然言語というのは、生得 な文法 があるということです。 生まれつき に、人 に わっている 力を って乳幼児が獲得できる言語だという え です。 語の それ自 も、 から

都調査において、稲わら等のバイオ燃焼については、検出された元素数が少なか

真竹は約 120 年ごとに一斉に花を咲かせ、枯れてしまう そうです。昭和 40 年代にこの開花があり、必要な量の竹

下山にはいり、ABさんの名案でロープでつ ながれた子供たちには笑ってしまいました。つ

大村 その場合に、なぜ成り立たなくなったのか ということ、つまりあの図式でいうと基本的には S1 という 場

私たちは、2014 年 9 月の総会で選出された役員として、この 1 年間精一杯務めてまいり

次のいずれかによって算定いたします。ただし,協定の対象となる期間または過去

○安井会長 ありがとうございました。. それでは、ただいま事務局から御説明いただきました中間答申