フェーズ5の説明会では、環境影響等に配慮した方策の検討状況のほか、皆さまから今までに寄せられた知りたいこと、疑問に思っているこ とについて、国土交通省の担当者から一人ひとりに詳しい説明が行われる予定です。また、説明会では、参加者からのご意見を引き続き募集 することとしています。
羽田空港の これから ニュースレター 第10号2018年冬
このニュースレターは、国土交通省が提案している羽田空港の国際線増便について、
地域の皆さまとのコミュニケーションの状況を広くお知らせするために発行しています。
国土交通省では、日本の豊かな暮らしを将来の世代に引き継ぐため、2020年の羽田空港国際線増便の実現に向け、準備が進められています。
その具体化を進めるにあたっては、まず、その必要性や実現方策についてできる限り多くの方々に知っていただくため、2015年より、今回 提案の背景、音の聞こえ方、環境や安全確保などの課題に対し、どのような対策が取り得るか等の情報提供が行われてきました。
2016年7月には、これまでの課題整理や自治体意見を踏まえた上で、飛行経路の見直し以外の方策が見当たらないことの認識を含め、羽田 空港の国際線増便の必要性について改めて関係自治体との間で共有認識が確認され、できるだけ影響を小さくする実現方策として「環境影響 等に配慮した方策」が公表されました。
2018年3月には、世界的にも類をみない落下物防止対策基準の策定、補償等の充実を主な内容とする「落下物対策総合パッケージ」がとりまと められ、今年度中に日本に乗り入れる全ての航空事業者に落下物対策の義務付けを規定するなど、落下物防止のための対策も進められています。
引き続き、皆さまにより多くの参加機会を設け、寄せられたご意見や質問、期待等に対してお答えする説明会が、2018年12月～ 2019年2月 に首都圏31会場で開催されます。今回のフェーズ5では、これまでより開催日を拡大。各市区で週末と平日で2回開催されます。
※詳細はホームページでご確認ください。なお、天候などの理由で開催日程が変更になる場合もあります
開催日を増やして
フェーズ 5 の説明会が始まります
寄せられた関心事・疑問について お答えする場が設けられます
♦フェーズ 5 説明会日程
開催地 開催日 時間 会場
品川区 12/15（土） 13:00 〜 17:00 品川シーサイドフォレスト
12/17（月） 15:00 〜 19:00 イトーヨーカドー大井町店
中野区 12/16（日） 13:00 〜 17:00 なかのＺＥＲＯ西館
12/18（火） 15:00 〜 19:00 野方区民活動センター
北区 12/21（金） 15:00 〜 19:00 赤羽北区民センター
12/22（土） 13:00 〜 17:00 北とぴあ
豊島区 1 / 8（火） 15:00 〜 19:00 豊島区役所本庁舎
1 /26（土） 13:00 〜 17:00 南長崎第 4 区民集会室
板橋区 1 /11（金） 15:00 〜 19:00 成増アクトホール
1 /12（土） 13:00 〜 17:00 セブンタウン小豆沢
江東区 1 /11（金） 15:00 〜 19:00 南砂町ショッピングセンター SUNAMO 1 /13（日） 13:00 〜 17:00 アリオ北砂
練馬区 1 /12（土） 13:00 〜 17:00 光が丘 IMA
1 /29（火） 15:00 〜 19:00 練馬区役所
和光市 1 /13（日） 13:00 〜 17:00 和光市吹上コミュニティーセンター
1 /15（火） 15:00 〜 19:00 和光市中央公民館
港区 1 /18（金） 15:00 〜 19:00 六本木ヒルズ
1 /19（土） 13:00 〜 17:00 白金台いきいきプラザ 川口市 1 /18（金） 15:00 〜 19:00
キュポ・ラ 1 /19（土） 13:00 〜 17:00
2 面に続く
1
羽 田 空 港 の こ れ か ら
事案発生時の対応強化 未然防止策の徹底
現在進められている落下物対策について
● 2019 年 1 月 15 日に本邦航空会社、同 3 月 15 日に外国航空会社に落下物防止対策基準を義務化。
① 救済制度（原因航空機を複数に推定可能な場合、その数に応じ て按分補償する制度）の全国展開、及び加入の義務付けの検討。
また、速やかな被害者救済を実現するため、空港運営者等によ る補償費の立替え。
② 落下物による被害等に対し、空港の運営者等から、被害の程度 に応じた見舞金の給付
補償等の充実
① 全国の空港事務所等に対し、落下物情報の報告について再度徹 底 （警察にも協力依頼）
② 氷塊や部品の衝突実験により、衝撃度や破損状況等のデータを 収集し、落下物認定等へ活用を検討
③ 氷塊付着状況調査の拡充等による落下物発生状況の分析強化
④ 外航社を含めた部品欠落の報告制度の拡充 情報収集・分析の強化
落下物の原因者である航空会社（本邦社及び外航社）に対して処 分等を行う方針。具体的な内容や手続きを検討中。
航空会社に対する処分等の検討
① 対策事例をまとめた「落下物防止対策集」を作成
② 対策集を活用しつつ、外国当局・外国航空会社の理解も得て、「落 下物防止対策基準」の遵守を含めた未然防止策を航空会社に徹底 あらゆるチャネルを通じた未然防止策の徹底
① 外国航空機に対する検査の強化
－ 今後検査回数を増加する際に、成田、羽田を重点化
② 空港管理者による新たなチェック体制の構築 駐機中の機体チェックの強化
本邦航空会社及び日本に乗り入れる外国航空会 社に、落下物防止対策を義務付け
「落下物防止対策基準」の策定
開催地 開催日 時間 会場
江戸川区 1 /20（日） 13:00 〜 17:00 タワーホール船堀
1 /21（月） 15:00 〜 19:00 東大島駅小松川口コンコース さいたま市 1 /27（日） 13:00 〜 17:00
サウスピア 1 /28（月） 15:00 〜 19:00
川崎市 2 / 1（金） 15:00 〜 19:00 川崎区役所大師支所
2 / 2（土） 13:00 〜 17:00 殿町小学校体育館 新宿区 2 / 8（金） 15:00 〜 19:00
新宿駅西口広場イベントコーナー 2 / 9（土） 13:00 〜 17:00
朝霞市 2 / 8（金） 15:00 〜 19:00
朝霞市産業文化センター 2 / 9（土） 13:00 〜 17:00
大田区 2 / 11（月・祝） 13:00 〜 17:00
京急蒲田駅改札口外コンコース 2 / 12（火） 15:00 〜 19:00
目黒区 2 / 17（日） 13:00 〜 17:00 田道住区センター三田分室
2 / 18（月） 15:00 〜 19:00 恵比寿ガーデンプレイス
渋谷区 2 / 22（金） 15:00 〜 19:00 千駄ヶ谷社会教育館
2 / 23（土） 13:00 〜 17:00 地域交流センター恵比寿
♦フェーズ 5 説明会日程
羽田空港第1ターミナルに設置されている常設の情報発信拠点に加え、
移動型の情報発信拠点が各市区にて順次開設されています。情報発信拠点 では、動画やタブレット端末で羽田空港機能強化の取り組み状況に関する 情報が確認できる他、離着陸機の音の体験ができます。開設場所や期間な どはホームページをご覧ください。
北区に開設された情報発信拠点の様子
［平成30年8月19日（日）～ 8月25日（土）に開設］
情報発信拠点が
順次開設されています
※詳細はホームページでご確認ください。なお、天候などの理由で開催日程が変更になる場合もあります
2
ニュースレター 第 10 号
北風時 （深夜・早朝時間帯以外） 運用の割合は約６割（年間平均）
南風時 （深夜・早朝時間帯以外） 運用の割合は約４割（年間平均）
7～11時半・15～19時 （新たな飛行経路）
鶴見区 神奈川区 西区 南区 中区 保土ケ谷区
磯子区
金沢区 港北区
戸塚区 港南区 旭区 緑区
瀬谷区
栄区 泉区
青葉区
都筑区 川崎区
幸区 中原区 多摩区 高津区
麻生区 宮前区
鎌倉市 藤沢市
逗子市
葉山町
千代田区 中央区 港区 新宿区
文京区 台東区墨田区 江東区
目黒区 品川区
大田区 世田谷区
渋谷区 中野区 杉並区
豊島区 北区
荒川区 板橋区
練馬区
足立区 葛飾区
江戸川区 武蔵野市
三鷹市 府中市
調布市 小金井市 小平市 東村山市
狛江市 清瀬市 東久留米市
稲城市 西東京市
南区
川口市 草加市 戸田市 蕨市
朝霞市 志木市
新座市 和光市
八潮市 三芳町 三郷市
中央区 花見川区
稲毛区
若葉区
緑区 美浜区
市川市
船橋市
木更津市 松戸市
佐倉市
習志野市 柏市
市原市 八千代市 鎌ケ谷市
浦安市
四街道市
袖ケ浦市 白井市 印西市
栄町
長柄町
長南町
現到着経路 (好天時以外) (A,C滑走路) 新出発経路 (C滑走路) 現出発経路 (D滑走路) 現到着経路 (好天時) (A,C滑走路)
それ以外の時間帯（現行と同じ飛行経路）
15～19時（新たな飛行経路）
鶴見区 神奈川区 西区 南区 中区 保土ケ谷区
磯子区
金沢区 港北区
戸塚区 港南区 旭区 緑区
瀬谷区
栄区 泉区
青葉区
都筑区 川崎区
幸区 中原区 高津区 多摩区
麻生区 宮前区
鎌倉市 藤沢市
大和市
千代田区 中央区 港区 新宿区
文京区 台東区墨田区 江東区
目黒区 品川区
大田区 世田谷区
渋谷区 中野区 杉並区
豊島区 北区
荒川区 板橋区
練馬区
足立区 葛飾区
江戸川区 武蔵野市
三鷹市 府中市
調布市 小金井市 小平市 東村山市
国分寺市
狛江市 清瀬市 東久留米市
稲城市 西東京市
町田市
西区 大宮区 中央区 桜区
浦和区 南区
緑区 川越市
川口市
所沢市
草加市 越谷市
戸田市蕨市 朝霞市 志木市
新座市 和光市
八潮市 富士見市
三郷市 吉川市 ふじみ野市
三芳町
中央区 花見川区
稲毛区
若葉区
緑区 美浜区
市川市
船橋市
木更津市 松戸市
佐倉市
習志野市 柏市
市原市 流山市
八千代市 我孫子市
鎌ケ谷市
浦安市
四街道市
袖ケ浦市 白井市 印西市
長柄町 取手市 龍ケ崎市
利根町
新到着経路 (悪天時) (A,C滑走路) 新出発経路 (A,B,C滑走路) 新到着経路 (好天時) (A,C滑走路)
鶴見区 神奈川区 西区 南区 中区 保土ケ谷区
磯子区
金沢区 港北区
戸塚区 港南区 旭区 緑区
瀬谷区
栄区 泉区
青葉区
都筑区 川崎区
幸区 中原区 高津区 多摩区
宮前区 麻生区
鎌倉市 藤沢市
逗子市 大和市
葉山町
千代田区 中央区 港区 新宿区
文京区 台東区墨田区 江東区
目黒区 品川区
大田区 世田谷区
渋谷区 中野区 杉並区
豊島区 北区
荒川区 板橋区
練馬区
足立区 葛飾区
江戸川区 武蔵野市
三鷹市 府中市
調布市 小金井市 小平市 東村山市
国分寺市
狛江市 清瀬市 東久留米市
稲城市 西東京市
町田市
桜区 浦和区
南区
川口市
所沢市
草加市 戸田市蕨市
朝霞市 志木市
和光市 新座市
八潮市 富士見市
三郷市 ふじみ野市
三芳町
中央区 花見川区
稲毛区
若葉区
緑区 美浜区
市川市
船橋市
木更津市 松戸市
佐倉市
習志野市 柏市
市原市 八千代市 我孫子市
鎌ケ谷市
浦安市
四街道市
袖ケ浦市 白井市 印西市
長柄町 利根町
現到着経路 (悪天時) (B,D滑走路) 現出発経路 (A,C滑走路) 現到着経路 (好天時) (B,D滑走路)
それ以外の時間帯（現行と同じ飛行経路）
■国際線増便の実現方策について
羽田空港は現在、深夜早朝の時間帯を除いて、フル稼働の状況です。さまざまな選択肢について技術的検討を行ったところ、羽田空港の国 際線増便には、国際線のニーズが集中する時間帯において滑走路及び飛行経路を見直す以外の方策が見当たらない状況であり、下記のような 飛行経路の見直しが必要とされています。
新飛行経路の見直しが検討されています
※ 1：経路の破線は約 6,000f t（約 1,800m) 以上を想定。
※ 2：15~19 時については、4 時間のうち実質 3 時間程度の運用。
現在進められている落下物対策について
提案されている飛行経路について（深夜・早朝帯以外）
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羽 田 空 港 の こ れ か ら ニュースレター 第 10 号
ニュースレター 創刊号
編集：国土交通省航空局 （「羽田空港のこれから」ニュースレター編集会議）
〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3様々な方法で情報提供が行われています フェーズ 4 の説明会が開催されました
ニュースレター
第 2 号 ニュースレター
第 3 号 ニュースレター
第 4 号 ニュースレター
第 5 号 ニュースレター
第 6 号 ニュースレター 第 7 号
ホームページに掲載されているバックナンバー 「羽田空港のこれから」のフェーズ４の取り組みと
して、2017 年 11 月から 2018 年 2 月までの間、首 都圏 16 会場で説明会が開催されました。会場には、
航空機の音や見え方を確認できる体験コーナーを設 置。参加した皆さまからは、騒音や落下物への配慮 や具体的な対策を求めるご意見とともに、羽田空港 の利便性向上に期待する声も寄せられました。フェー ズ 4 で寄せられた意見要旨（案）の全容は、本ニュー スレターの綴じ込みページをご参照ください。
これまでと今後の進め方
今後も 2020 年までの新飛行経路運航開始までの間、住民説明会の 開催等を通じて丁寧な情報提供が行われます。国際線増便の必要性や実現方策について情報を提供。
皆さまの声から課題を整理し共有しました。
フェーズ 1
必要性や実現方策等
機能強化の必要性、実現方策等に加え、「環境影響に配慮した方策」
について、丁寧な情報提供を行い、住民の皆さまのご意見を伺いました。
フェーズ 3・4
「環境影響に配慮した方策」等
環境・安全対策、飛行経路の運用方法等、皆さまのご意見 を伺いながら、「環境影響等に配慮した方策」が検討されました。
フェーズ 2
対策や運用方法等
引き続き、機能強化の必要性、実現方策等に加え、皆さまから寄せられた知りたい こと、疑問に思っていることについて、お答えする場が設けられる予定です。
フェーズ 5
寄せられた関心事・疑問に対する説明等
2015 - 2016 2017 2018 2019 2020
プロセスの決定 環境影響等に配慮した方策の策定 東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催国際線増便の実現
多様な手法を組み合わせた広報活動 フェーズ●❶
住民の皆様との 対話
フェーズ●❷ 住民の皆様との 対話
フェーズ●❸ 住民の皆様との
対話 住民の皆様との
対話 住民の皆様との
対話 フェーズ●❹ フェーズ●❺
引き続きの 情報提供 フォローアップ（方策の更なる具体化、進捗状況等）
（IP 電話からは、03-5908-2420）
電話でのご意見は
『国土交通省
「羽田空港のこれから」に 関するご意見窓口』
受付時間：平日 9：30 ～ 19：00
Tel 0570 - 001 - 160
ホームページから
http://www.mlit.go.jp/koku/haneda/
ご意見フォームから 直接投稿できます。
羽田空港第１ターミナルで、
常設の情報発信拠点が開設 されています。また、各地 でも移動型情報発信拠点の 展示が行われています。
情報発信拠点から
ニュースレター
第 8 号 ニュースレター 第 9 号
⃝住宅地やオフィス街を飛行するので、騒音影響が心配だ。
⃝住環境が悪化することで不動産の価値が下がったり、入居者が減少するこ とを懸念している。
⃝羽田空港の機能を強化し、国際線を増便することに期待する。
⃝落下物対策をしっかり行ってほしい。
⃝今回の提案について、もっと多くの人に周知すべきである。
説明会で寄せられた主なご意見
※パンフレット、FAQ、パネル等もホームページに掲載されています
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