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ユ 篭

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Academic year: 2021

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(1)

赤 阪正純 (htt●グ nuprioWeb fc2 com) 微分の本質 (4) この空想上の 1次 関数の傾き″)は αの値によって定まるので についての関数とみなすことがで きます そこで,定数 αを関数としての変数 ″でおきかえ ます また,仮想的な座標軸もαの値によって 変動するので,Xのかわりにご″,yのかわりにグυとして,

=ノ

(″ )グ″″ お〜うるらな形の武べ独てき【!! 登場まレね 〜で、 と

とします この近似された理想的1次関数αυ=/′(″ )α″のことをυ=/(″)の微分と言います

珍 注 α″ を ″ の微 分υを υの微分 といい ます

珍注 『微分係数′)』 を『微分商』という理由も納得できるでしょう

)==子(=αυ tt d″), 5ま り微分υやご″)の商だからなスですオ さて =/(″)の微分αυ=/′(″ )α″にυ=/(α)を代入すると,

α(/(″))=/′(″ )α

なので,/(″ )の微分は/′ ( )グ″であるといいます /(″ )の微分を単にグ/とかきます

な お,この よ うに考 え る と,″ の微 分 が d″ に な る理 由 も は っ き り します つ ま り,″ の微 分 とは,

α″=1グ=d″ なのです の微分 αυ も同様)

)Pointく(『微分(dづ//ογοη′αι)』 と『微分する(dづ//ιοπ′α

̀0)』

の定義)

υ=/(″)の『微分(aづノノοοπιαι)』 とは,理想的1次関数αυ=/′(″)d″ のことである

υ=/(″)を『微分するj//οοπ」α′a)』 とは,y=/(″)か,その微分であるαυ=/′(″)∂

をつ くる こ とで あ る

υ=/(″)  微分りる 

ttt■k撼 げ、

つ ま り,『微 分』 と『微 分す る』 とは全 く異 な る概 念で ある

ユ 篭

Z壺2)

=/′(″ )ご 理 特

"1,ス 関数

樹ド

'夕

●工̀

翡 た●ヽすか`

このように,本来 =ノ(″)を『微分する』とは =/(″)か,その『微分』ごυ=/′(″ )α″を

つ くるこ となのですが,この『微 分す る』 とい う言 い回 しは,1慣例 的 に『g等 っ ま り/′(″)をつ くるこ と』

の意味で用 い られ るこ とが多いのでこの慣例 に従 い『微 分す る』 を次 の ように定 め ます

一>PoinN('資 例 υ=/(″)の『微 るという

υ=/(″)

υ=ノ(″)

としての『微分する』リーー

分』ごυ=/′(″洵 ″の両辺を α″で割って, 1争=/′(″)と変形fることを付文分す

αυ=/′  両辺をα工で割る

rFt分

#=/′(″)

#=/′ (″ )

例】

メ 十″2の微分は,d(″3+″2)=(3″2+2″

)グ υ=″3+″2の 微分は,αυ=(3″2+2″

υ

=″3+″2を

微 分 すると

, :争 =3″2+2″

例】

sin″ の微分は,d(Sin″)=cos″ α″

υ=sin″ の微 分 はυ=cos″ ご″

υ=sin″ を微分すると,瑠7=C°S″

(2)

赤阪正純 (htt● nupri web fc2 com) 微分の本質 (5)

微分形式

ご″や グυを独立 して扱 う考 え方 を「微分形式」と いい ます (ホ ン トは違 うけ ど)微 分形式 の発想 を,

これ まで に学 習 した様 々な微分方法 に当て はめてみ よう

31  逆 関数 の微 分

例 〕 υ=v7の微分

υ=vTの両辺を2乗して,υ2=″

両辺を『微分』 して,2υごυ=∂ よって

グυ̲1̲ 1

α″ 2ty 所

つ まり υ=マ7を微分 した結果に一致 します 

の ような微分の方法 を逆関数の微分 と言い ました ″ と αυを最初か ら独立 して考 えればわざわ ぎ逆関数の微分など意識する必要もあ りません

32 合成関数の微分

合成 関数 υ=g(/(″))の微 分 も,a″ と αυ を 最初 か ら独 立 して考 える と,全く何 の問題 もあ りま せ ん

υ=g(/(″))におい て , /(″)=オ とお くと,

υ(′)よ って,それ ぞれの『微 分』 は

グυ=σ′(′ α′=/′(″ )ご

よ り,

αυ(̀)・ /′(″)ご(/(″))・ /′(″)d″

よ って,

(/(″))・/′(″)

33  媒 介変数表 示 された関数 の微 分公式 媒介変数表示 された関数 の微分 も,ご ″ と ご′,ごυ と ご′を最初 か ら独 立 して考 え る と,全く何 の問題

もあ りませ ん 単 なる約分 です

=/(′)の『微分』は,d″ =/′

υ=g(′ )の『微分』はυ したがって,

αυ ̲θ(̀)ご

̲̀g′(′) α″ /′

(̀)ὰ /′(′)

34  陰 関数 の微 分法

陰関数 とは,単純にいうとυ … の形で書か れていない関数,つまりF(″)=0で定め られ

る関数のことです 通常,この関数 を微分するはな かなかややこしいのですが,微分形式を使いこなせ

,非常に簡単です まず基本 となるのは,

/(″)の『微分』はノ′(″)ご″である

とい うこ と 例 えば,

2″3の

『微 分』 は,(2″3)′d″ =6″2∂ υ10の『微 分』 は,(υ10)′αυ=10υυ

とな ります 当然,定数 οの『微 分』 は0で あ とは,次の具体例 を通 して慣 れ ることです

剛 メ+ノ =1の とま手 を求めよ

(″2+υ2)=0

+2υαυ=0

αυ     

∂″  

υ

剛 ″ υ

=1の

と ま #嶽

d(″υ)=0

α″・υ十 ″・αυ=0

αυ ̲   υ

α″    

例 ノ

=メ +加

の と ま #林

α2)=ご

(″3+2)

αυ=3″ ごυ ̲ 3″2

α″   2υ

剛 がノ=1のとれ子 嶽めよ

ヽ銘

(″2)=0

3″2グ2■ ″3.2υαυ=0

αυ ̲  3″2 ̲ 3υ

グ″ 2″

 

L資

・ 芳

)1か

ヽ 復業 務島

[

‰ュ .̲α ¨

よラ4)0

例 を

鰤 すt4は

するです 、

(3)

赤 阪正純 (httpンinupri web fc2 com)        微分の本質(6)

これ まQ∫ =が とい う計算式 は 昭メ を ″で積 分 す る と ″3にな るJあるいは 「微 分 して

3″2にな る関数 が ″3でぁるJと解釈 して きま した ,実これ は積 分本来 の意 味で はあ りませ ん

積 分 記 号

,「Jを意 味 す る英 単 語 協 ″ の頭 文 字 が語 源 で あ る といわ れ て い ます  つ ま り

3″

2ご=″3と ぃ ぅ言十算式は

3″2d″

を寄せ集 めれ ば ,3に な る

とい うこ とを意 味 して い るのです 「曲線 をSF世

界の 目で細 か く見た『微分Jを寄せ集 めれ ば も との 曲線 に戻 るJとい う極めて当た り前 の こ とを意味 し てい るにす ぎませ ん

『積 分』は『微分』の寄せ集め

これが積 分本来 の意 味だ ったのです

微分 と積分の本 当の関係

〜積 分 は微分 の単 なる「逆」なのか?〜

例 えば =″3の『微 分』

y=3″2ご の両辺 に積 分記号

を施 す と

Jrα

υ

=Jr3″2∂

とな ります 両辺 をそれ ぞれ積 分計算す る と,

なので,確か に元 の関数 υ=″3に戻 ります(積 定数 は本質 的ではないので省 略)

武漁 t寄ャタあ7 .ヒλ§

靱 山

殊 山

参考文献 τ

1)のtム│ち夫ラ]ト 最近 の受験参考書 は,マニ ュアル本のような感 じで面 白くもなん ともないですね そんな中にあって,数   ナツトク〃

:10ilil;i:]][夢ili次 [│[『31iliう       

そ う い う

1年1こ

'7†

ソ 、

赤阪が高校 時代 に愛読 した名著 ボロボ ロにな って まだ手元 にあ る(当時の タイ トル は『解法 の探 求 Ⅱ」

略 して『解探 Ⅱ』 と呼ばれていた)微 積分 の本質 的な考 え方 を コンパ ク トに まとめてあ るが,今とな って

は解法がマニ ア ックでかな り難 しい 微積分 を一通 リマス ター した数学好 きな人 向け 大学への数学 シ リー ズ『微積分 基礎 の極意』(東京出版)

前 出の『解 法 の探 求 微積 分Jの簡 易軽 量版  こんな本 は赤 阪の高校 時代 にはなか ったわ(これ も時代 の 流れか)要 200項目と重要 問題 が コンパ ク トに ま とめてあ って,今の高校生 には これだ けで十分だ ろ う

参考書『 大学への数学 ⅢC』 (研文書 院 ● 注 雑誌『大学 への数学』で はない

真 っ黒 い表紙 の本格 的 な参考書 教 育課程改編 の度 に リニ ューアル されてお り,最新 のものは内容 がかな り希薄 にな った気 もす るが,それで も質が高い 残念 なが ら絶版で あ るが,ネッ ト等 で古書 を購 入す るこ と がで きる  高校微積 分の中で最高峰 の参考書 なのでぜ ひ とも復刊 して も らいたい

また,高校数学 か ら一歩踏 み出 した専門書 も紹介 して お こ う  これ らは高校数学 と大学数学 の橋 渡 し的書 物 で,大学 へ行 って か らも しば ら く使 える と思 い ます(大学入試 に は全 く関係 ない)て い うか,こ うい う 書物 を読 まず に,いきな り大学数学 を経験 す る とワケわかんな くな るで し ょうね

古川昭夫 職 積 分 ノー ト』(SEθ 出版) 森毅『現代 の古典解析 』(ち くま学芸文庫)

村上仙瑞『直感でつかむ大学生の微積分J(東京図書)森毅『微積分の意味』(日本評論社)

稲葉三男『微積分の根底 をさぐる』(現代数学社)   小林 廣瀬 佐藤『解析序説』(ち くま学芸文庫)

ポン トリャーギン (坂  )

『やさしい微積分』(ち くま学芸文庫)

参照

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