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(1) この連立方程式を解け

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Academic year: 2021

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(1)

線形代数学 演習問題 (7)連立方程式と行列の次元 担当: 金丸隆志

学籍番号: 氏名:

問題 連立方程式

⎧⎪

⎪⎩

2x−y−z = 1

−x−y+ 2z = −2

−x+ 2y−z = 1

について、以下 の問いに答えよ。

(1) この連立方程式を解け。

(2) この連立方程式を Ax=bと書き、さらに A= (a1a2a3)と書いたとき、dimS{a1,a2,a3}と dimS{a1,a2,a3,b}(張る空間の次元)をそれぞ れ計算し 、(1)の結果と比較せよ。

(3) dim (Ker A)を求め、(1)の結果と比較せよ。

[解答] (1)

2x−y−z = 1 (i)

−x−y+ 2z = −2 (ii)

−x+ 2y−z = 1 (iii)

((ii) + 2×(iii))/(−3)より、

x−y= 0 (iv)

(2 ×(i) + (ii))/3より、

x−y= 0 (v)

(iv), (v)式より、x, yを求める式が一つしかないから、

解は無数にある。y =kとおくと (iv)式より x=k、

さらに(i)よりz= 2x−y−1 =k−1。まとめると、

⎜⎝ x y z

⎟⎠=

⎜⎝ k k k−1

⎟⎠=

⎜⎝ 0 0

−1

⎟⎠+k

⎜⎝ 1 1 1

⎟⎠。ただ

kは任意である。

補足すると k

⎜⎝ 1 1 1

⎟⎠ は行列 A の核 (Ker A)

表す。

(2) dimS{a1,a2,a3}(次元)はa1,a2,a3の中で一次 独立なベクトルの最大個数であった(第六回)。a1,a2,a3 が一次独立かどうかを調べるため、方程式c1a1+c2a2+ c3a3=0の解を調べる。成分を書き下して、

2c1−c2−c3 = 0 (vi)

−c1−c2+ 2c3 = 0 (vii)

−c1+ 2c2−c3 = 0 (viii)

((vii) + 2×(viii))/(−3)より、

c1−c2= 0 (ix)

(2×(vi) + (vii))/3より、

c1−c2= 0 (x)

(ix), (x) 式より、c1, c2 を求める式が 一つしかない から 、解は無数にある。c2 = k とおくと最終的に (c1, c2, c3) = (k, k, k)。となり、c1 = c2 = c3 = 0 以外でc1a1+c2a2+c3a3 = 0が満たされるから 、 a1,a2,a3は一次従属。よって、S{a1,a2,a3}は3次 元ではない。次に、a1,a2が一次独立かを調べるため、

c1a1+c2a2=0の解を考えよう。

2c1−c2 = 0 (xi)

−c1−c2 = 0 (xii)

−c1+ 2c2 = 0 (xiii) これを解くとc1=c2= 0。よってa1,a2は一次独立。

一次独立なベクトルが2 つ取れたから、

dimS{a1,a2,a3}= 2。

次に、dimS{a1,a2,a3,b}を考える。次元とは一次 独立なベクトルの個数なのだから、bを加えたことに よって次元が増えるかど うが問題である。上の計算よ り、a1,a2,a3 は一次独立ではなく、a1,a2 は一次独 立であることが分かっているので、a1,a2,bが一次独 立かを調べれば良い。c1a1+c2a2+c3b=0の成分を 書き下すと、

2c1−c2+c3 = 0 (xiv)

−c1−c22c3 = 0 (xv)

−c1+ 2c2+c3 = 0 (xvi) c3の係数は a3ではなくbになっていることに注意。

((xv) + 2×(xvi))/(−3)より、

c1−c2= 0 (xvii) (2×(xiv) + (xv))/3より、

c1−c2= 0 (xviii) c1, c2の式が 1つしかないので、c1, c2, c3は一つに定 まらない。実際、(c1, c2, c3) = (k, k,−k)となる。よっ てa1,a2,bは一次従属。

1

(2)

結局、a1,a2,a3,bの中から一次独立なベクトルは 2 つしか取れないので、dimS{a1,a2,a3,b}= 2

まとめると、dimS{a1,a2,a3}=dimS{a1,a2,a3,b}

なので、問題の連立方程式は解を持つ。(解が一つか無 数かはこれだけではわからない)

(3)

dim (Ker A) = 3 dim (Im A) であり、さらに dim (Im A) = dim S{a1,a2,a3} であるが 、(2) で すでに dim S{a1,a2,a3} = 2が分かっているので 、 dim (KerA) = 3−2 = 1。

dim (KerA)= 0なので、連立方程式の解は一つで はない。(1) より、確かに連立方程式の解は一つでは ないことが確認できる。

[まとめ]

dimS{a1,a2,a3} = dim S{a1,a2,a3,b}なら ば 、方程式は解を持つ

dim (KerA) = 0であれば解が唯一に定まる。

2

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本品は、シリンダー容積 2,254

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