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According to Nihon no doyo, kodomo no uta no genjo to bunseki, a joint research conducted by the National Association of College Music Education, many

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Academic year: 2021

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Title

保育現場で好まれる歌に関する研究 : 歌詞の持つメッセ

ージに着目して

Author(s)

山田, 志津香; 小池, 美知子

Citation

松山東雲女子大学人文学部紀要. vol.18, no., p.81-96

Issue Date

2010-03-19

URL

http://iyokan.lib.ehime-u.ac.jp/dspace/handle/iyokan/1020

Rights

(2)

* 松山東雲女子大学助手

保育現場で好まれる歌に関する研究

― 歌詞の持つメッセージに着目して ―

Study of Favorite Songs at Childcare Facilities:

The Message of the Song and its Effects on Children

志津香

・ 小

美知子

Shizuka YAMADA and Michiko KOIKE

(心理子ども学科) 要 旨 全国大学音楽教育学会共同研究「日本の童謡,子どもの歌の現状と分析」によれば,保育現場による推 薦曲として,新沢としひこ作詞の歌が数多く挙げられている。 本研究では,現場からの支持を得ている新沢としひこ作詞によるいくつかの曲の歌詞に着目し,「体験」 「想像」「表現」というカテゴリーに置き換えて分析を行い,なぜ現場で多くの支持を得ているのかについ て検討していく。 その結果,1)感性を育むためのキーワードである「体験」「想像」「表現」の3つが含まれており,豊 かな感性の育ちを支えていること,2)単に「体験」「想像」「表現」の3つが含まれているだけでなく, それらは,「体験」→「想像」→「表現」という順序でつながっていることが確認できた。これらにより, 保育者から子どもへ,子どもから大人へと好感的な心の循環が行われており,両者が同じ価値観を持って 共感できる歌となっているのではないかと考えられる。 キーワード: 感性,体験,想像,表現,つながり,心の循環

[Abstract]

According to “Nihon no doyo, kodomo no uta no genjo to bunseki,” a joint research conducted by the National Association of College Music Education, many of the songs written by Toshihiko Shinzawa have been nominated for use by childcare practitioners around Japan. The present study looks into the lyrics of his songs to find what makes his songs so widely supported by practitioners in childcare facilities around Japan.

As a result all three components: experience, imagination, and expression, were identified in Shinzawa’s lyrics, which provides evidence for the fact that his songs support the development of a child’s sensitivity. In addition, not only were these three components incorporated in his lyrics, but they were also interrelated in sequence: experience→imagination→expression. This suggests an existence of an interactional cycle of favorable heart-to-heart feelings between childcare practitioners and children, in which both parties come to share common values and create a sense of empathy by singing the songs written by Shinzawa.

Key words: sensitivity, experience, imagination, expression, connection, favorable heart-to-heart feelings

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!.問題と目的

保育現場での音楽活動の実際についてを,保育所の年間週指導計画から分析した研究(児島,2004)1) によれば,「歌」が全体の61.1%を占めており,音楽活動の中心は「歌」であり,年間を通して生活 の一部になっているということを明らかにしている。このことより,「保育」と「歌」とは切っても 切り離せない関係であると言っても過言ではないだろう。 では,保育にとって,「歌」は一体どのような役割を果たしているのであろうか。また,保育現場 では,どのような歌唱曲が好まれて歌われ,生活の一部となっているのであろうか。 保育における歌唱曲の役割について検討した研究(石川,2004)2)によれば,歌唱曲を次の4つの 役割に分類している。 !年間通してよく歌う歌唱曲は,挨拶を歌で行うという表現手段としての役割 "手遊び指遊びなど身体表現を伴う曲は,保育者と幼児,幼児同士のコミュニケーションの一環 としての役割 #ある程度の長さと物語性を持つ歌唱曲は,歌そのものを楽しむときに歌われる歌唱曲としての 役割 $メロディーが簡素で楽器演奏にも使用できる歌唱曲は,楽器演奏に使用しても馴染みやすく, 年少児の段階から多く提示される合奏曲としての役割 これらの4つの役割によって,常に幼児の生活に結び付けて使用されていることが明らかにされ ている。ここでも「歌」は生活の一部であり,「保育」と「歌」は切っても切り離せない関係である といえよう。 これら現場で好まれて(支持されて)歌われる歌の中でも特に,上述の分類#「ある程度の長さ と物語性を持つ歌唱曲」に該当する曲,それらの歌の中には,ただ単に歌そのものを楽しむだけで なく,子どもの育ちに対する保育者の願いを代弁するような意味合いをもつ歌詞が含まれているも のが多く存在するのではないかと考えられる。なぜなら,何よりもまず子どもの心の育ちを支えた いとする保育者の心根をより触発させるような言葉が,物語の中に埋め込まれているのではないか と想像できるからである。 そこで,「ある程度の長さと物語性を持つ歌唱曲」に注目し,それらの歌詞の伝えたいこと(メッ セージ)の持つ意味合いについて検討していきたいと考えた。 全国大学音楽教育学会(2009)3)の共同研究による保育現場推薦希望曲リストによると,新沢とし ひこ作詞による歌が数多く挙げられており,大変興味深く注目に値する。主な曲名は,「キラキラが いっぱい」「たいせつなたからもの」「パワフルパワー」「はじめのいっぽ」「ママほんとうにありが とう」「りんごのてがみぶどうのてがみ」「ハッピーチルドレン」など保育現場推薦希望曲リスト149 曲中15曲であった。(Table1)ちなみに,推薦希望曲で新沢に続く支持を得ている作詞家は,まどみ ― 82 ―

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ちお,則武昭彦,福尾野歩の4曲である。これらからも,新沢の曲が多くの支持を得ていることが 明白であろう。ではなぜ,新沢の曲が現場からの多くの支持を得ているのであろうか。それは前述 したように,新沢の歌詞の言葉に多くの保育者が共感を抱くからではないだろうか。そこには保育 者の願いに合致するようなメッセージが込められているのかもしれない。 本研究では,現場からの支持を得ている新沢としひこ作詞によるいくつかの曲に焦点をあて,そ こからうかがえるメッセージについて明らかにしたい。

!.研究の方法

幼稚園教育要領解説(文部科学省,2008)4)「領域 表現」では,「感じたことや考えたことを自分 なりに表現することを通して,豊かな感性や表現する力を養い,創造性を豊かにする」とある。保 育者は,歌うことを通して子どもが感じ,考え,イメージを広げ,想像力を豊かにする環境を用意 し,子どもたちの「豊かな感性」が育っていくことを期待している。 一方,鈴木(2008)5)は,感性の要素『感受と交流』『判断と志向』『創出と伝達』の3つが相即し ながら「豊かな感性」が発揮されると論じている。 ここに挙げられる1つ目の『感受と交流』とは,「好奇心と観察力をもって受け止める」「多面的 で柔軟に受け止める」「身体で受けとめる」「対象(他者)の心の動きに関心を持って受けとめる」 (鈴木,2008)6)ということである。したがって「受けとめる」という行為は,自分自身が身をもっ て経験(体験)しなければ「受けとめる」ことはできないであろう。よって,『感受と交流』の素を 成すものは「体験」と捉えられよう。 次に、2つ目の『判断と志向』とは,「感情(喜びなど)が満ち溢れる」「自分にとって大事なこ とが自分の心の中心になる」「対象を拡大し想像する」「対象を絶対視しない」「対象と同一になろう とする」(鈴木,2008)7)とある。何らかの体験をすると,その「体験」を受けとめると同時に,対象 (体験そのもの)を肯定したり否定したり(認めたり認めたくなかったり),同一(体験そのもの) になろうとしたり,またさらに,その対象(体験そのもののイメージ)を膨らませたりする行為が 現れる。つまり,それらの行為は「体験」したことを「想像」していると考えられる。すなわち, 心に思い浮かべ「想像」し,認めたり認めたくなかったり,体験そのものになろうとしたり,体験 そのもののイメージを膨らませたりなどの判断をしているからこそ,行為(行動)が現れる。よっ て,『判断と志向』は「想像」と捉えられよう。 さらに,3つ目の『創出と伝達』は,「感情を素直にあらわす」「アイディア豊かにあらわす」「独 自なアイディアであらわす」「想像を展開したり,ストーリーを創りあらわす」「探求や試行錯誤を する」「人や場の雰囲気にあわせてあらわす」「他者や周囲を思いやる」(鈴木,2008)8)とある。これ らは,「体験」し「想像」しそれによって生起された感情を他者に伝えることを指しており,加えて, ― 83 ―

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それらの感情を表す行為には,身体的な動きが伴っている。よって,感情が伴った表情,身振り, 動作,言語などとなって表出されることを「表現」として捉えられる。 したがって,感受するには「体験」が必要であり,判断するには「想像」が必要である。創出す るには感情を伴った「表現」となると考えられるであろう。 上述を踏まえ,子どもの感性を育むための「体験」,「想像」,「表現」これら3つのキーワードを 基に新沢の詞の分析を行った。

!.結果

おひさまになりたい だれかを好きになると 心があたたかくなる 感受(体験) むねの中におひさまが できたようにあたたかくなる 判断(想像) スキスキダイスキ スキスキダイスキ 創出(表現) たくさんたくさん好きになって おひさまになりたい 創出(表現) だれかを好きになると 心がやわらかくなる 感受(体験) 生まれたての草のように やさしくやわらかくなる 判断(想像) スキスキダイスキ スキスキダイスキ 創出(表現) たくさんたくさん好きになって 風にゆれていたい 創出(表現) だれかを好きになると 心があたたかくなる ←感受(体験) 誰かを好きになると心が温かくなる・・・という体験を,おそらく誰しも(保育者をも含めて) 成長過程のうえで経験しているのではないだろうか。作詞家の新沢自身もおそらく,誰かを好きに なると心が温かくなる経験をしてきたのではないかと考えられる。この歌詞は,このような経験を 子どもたちに伝えていると同時に,今後,子どもたちがおそらく経験していくであろうことがこの フレーズに埋め込まれているのではないかと思われるため,このフレーズを「体験」とした。 むねの中におひさまが できたようにあたたかくなる ←判断(想像) 上記の誰かを好きになると心が温かくなるという新沢の体験,もしくは,子どもたちがこれから 体験するであろうことを,新沢は,誰かを好きになったら胸の中におひさまができたようにあたた かくなる・・・と伝えている。“∼のように”という「比喩」を用いることによって,より具体的に 想像を膨らませることにつながっていると考えられるため,このフレーズを「想像」とした。 ― 84 ―

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スキスキダイスキ スキスキダイスキ ←創出(表現) たくさんたくさん好きになって おひさまになりたい ←創出(表現) おひさまができたようにあたたかくなるってどんな感じだろう・・・とさまざまな想像をし考え た挙句,たくさんたくさん好きになってあたたかいおひさまになりたい! という願望が芽生えた のだろうと推測できる。“∼したい”という願望は意欲に向かっていくだろう。意欲があればそれは 態度になって表出される。意欲と態度は表裏一体であり,しかも,態度と表現は同義的に捉えられ るため,「表現」とした。 だれかを好きになると 心がやわらかくなる ←感受(体験) 誰かを好きになると心が温かくやわらかくなった作詞家の新沢自身の体験を通して子どもたちに, 心がやわらかくなるってだれかを好きになることなんだよと伝えていると同時に,この先,おそら く子どもたちが体験するであろうことがこのフレーズに表されていると思われるため,このフレー ズを「体験」とした。 生まれたての草のように やさしくやわらかくなる ←判断(想像) 1節の歌詞と同様に,“∼のように”,という「比喩」を用いることによって,より具体的に想像 を膨らませることにつながっていると考え,このフレーズを「想像」とした。 スキスキダイスキ スキスキダイスキ ←創出(表現) たくさんたくさん好きになって 風にゆれていたい ←創出(表現) 1節の歌詞同様に,“∼したい”という願望は意欲に向かっている。意欲があればそれは風にゆれ ていたいという態度になって表出されるであろう。意欲と態度は表裏一体であり,しかも,態度と 表現は同義的に捉えられるため「表現」とした。 さよならぼくたちのほいくえん たくさんのまいにちを ここですごしてきたね 感受(体験) なんどわらって なんどないて なんどかぜをひいて 判断(想像) たくさんのともだちと ここであそんできたね 感受(体験) どこではしって どこでころんで どこでけんかをして 判断(想像) さよならぼくたちのほいくえん ぼくたちのあそんだにわ 感受(体験) さくらのはなびらふるころは ランドセルのいちねんせい 判断(想像) ― 85 ―

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たくさんのまいにちを ここですごしてきたね 感受(体験) うれしいこともかなしいことも きっとわすれない 創出(表現) たくさんのともだちと ここであそんできたね 感受(体験) みずあそびもゆきだるまも ずっとわすれない 創出(表現) さよならぼくたちのほいくえん ぼくたちのあそんだにわ 感受(体験) このつぎあそびにくるときは ランドセルのいちねんせい 判断(想像) さよならぼくたちのほいくえん ぼくたちのあそんだにわ 感受(体験) さくらのはなびらふるころは ランドセルのいちねんせい 判断(想像) たくさんの毎日を ここで過ごしてきたね ←感受(体験) 入園してから卒園を迎えるこれまで,とにかくたくさんの毎日を過ごしてきたという現実を,新 沢は,すごしてきたね・・・と回想するように子どもに呼びかけている。過ごしてきたという事実 を,過ごしてきたね∼と呼びかけに変えることによって,過ごしてきた体験を思い出させるきっか けとしていると考え,「体験」とした。 なんど笑って なんど泣いて なんど風邪をひいて ←判断(想像) 過ごしてきた体験の中で笑ったこと,泣いたこと,風邪をひいたこと,その一つ一つを,なんど 笑って,なんど泣いて,なんど風邪をひいて・・・と“なんど”を重ねて使うことによって,過去 の複数の体験をよりリアルに回想できると同時に,その体験に関連した様々な情景や状況などを, よりイメージ化させることにつながるのではないかと考えたため,「想像」とした。 たくさんのともだちと ここで遊んできたね ←感受(体験) 上述のたくさんの毎日をここで過ごしてきたねと同様に,たくさん遊んだという事実を,遊んで きたね∼と少し呼びかけに変えることによって,遊んできたたくさんの友だちとの体験を思い出さ せるきっかけとなっていると考え,「体験」とした。 どこで走って どこで転んで どこでけんかをして ←判断(想像) 上述のなんどと同様に,たくさんの友だちとどこで走って,どこで転んで,どこでけんかをして・・・ と“どこで”を重ねて使うことによって,過去の複数の体験を回想すると同時に,その体験に関連 した様々な情景や状況などを,よりイメージ化させることにつながるため,「想像」とした。 ― 86 ―

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さよならぼくたちの保育園 ぼくたちの遊んだ庭 さくらの花びらふるころは ランドセルの一年生 ←創出(表現) さよならぼくたちの保育園 ぼくたちの遊んだ庭・・・ここをわすれないよという決意が表され ていると考えられる。また,さくらの花びらふるころは ランドセルの一年生・・・ここには,1 年生になるんだという期待と同時にランドセルの1年生の姿を先生に見てほしいという願望がある と考えられる。これらの,決意・期待・願望の3つは,今まさにこれから子ども自らがしようとし ていること,すなわち,近未来に向かっての子ども自身の予想される姿(行為)を表しているであ ろうと考えられるため,「表現」とした。 たくさんの毎日を ここで過ごしてきたね ←感受(体験) 1節の歌詞と同様に,過ごしてきたね∼と少し呼びかけに変えることによって,過ごしてきた毎 日の出来事を思い出すきっかけとなっているであろうと考え「体験」とした。 嬉しいことも悲しいことも ←判断(想像) たくさんの毎日の中で,うれしかったことや悲しかったこと,すなわち過去の体験を思い出させ ると同時に想像させているだろうと考えられるため「想像」とした。 きっと忘れない ←創出(表現) きっと忘れないという決意は,近未来に向かって起こるであろうと予想される態度を表している と考えられるため,「表現」とした。 たくさんのともだちと ここで遊んできたね ←感受(体験) 1節の歌詞と同様に,遊んできたね∼と少し呼びかけに変えることによって,過ごしてきた毎日 の出来事を思い出すきっかけとなっていると考え「体験」とした。 水遊びも雪だるまも ←判断(想像) たくさんの友だちと水遊びをしたこと,雪だるまを作ったことなど,入園してから卒園を迎える までのいろいろな体験を思い出させると同時に想像させているだろうと考えられるため「想像」と した。 ずっと忘れない ←創出(表現) 水遊びしたこと,雪だるまを作ったことを思い出すと同時に想像した結果,ずっと忘れない忘れ たくないという決意が生まれたのであろう。忘れたくないという決意は,近未来に向かって起こる (忘れない)であろうと予想される態度を表しているため,「表現」とした。 ― 87 ―

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さよならぼくたちの保育園 ぼくたちの遊んだ庭 このつぎ遊びにくるときは ランドセルの一年生 さよならぼくたちの保育園 ぼくたちの遊んだ庭 さくらの花びらふるころは ランドセルの一年生 ←創出(表現) 1節の歌詞のフレーズをさらに強調するかのように,このつぎ遊びにくるときは,とさらなる具 体的な近未来の決意をしている。決意・期待・願望の3つは,今まさにこれから自分がしようとし ていること(ランドセルの一年生),すなわち,近未来に向かっての子ども自身の予想される姿を表 しているため,「表現」とした。

!.考察

新沢としひこの詞には,感性を育むためのキーワードである「体験」「想像」「表現」の3つが含 まれていることが示された。また単に含まれているだけでなく,それらは「体験」→「想像」→「表 現」という順序でつながっており,子どもが体験してきたことや,またこれから体験するであろう ということを,子ども自身が思い浮かべ想像し,その世界に入り,歌詞のうえでの主人公と自分を 重ね合わせたり,肯定したり否定したり(認められたり,認められにくかったりなど)し,その感 情(思い)を自然と身体や言葉で相手に伝えようと表現できるようになっている。 つまり,新沢の詞には,生活の中で体験していること,体験するであろうことが多く含まれてい るため,子どもが考えたり想像したりしやすいのではないかと考えられる。そして,それはまた自 分(子ども)の思いと重なり,自分自身(子ども自身)のことのようにも置き換えられるであろう。 このことは子どもだけでなく,大人(保育者)にとっても大いにうなずけることなのではないだろ うか。子どもであっても大人であっても,心が動かされたり感じたりすることには相通じるものが あるはずである。 さらに,「体験」→「想像」→「表現」というつながりを持った新沢の歌詞が,大人(保育者)の 心の琴線に触れ,それによって心動かされた保育者は,その曲に感動や親しみを感じてその曲が好 きになり,その歌詞の持つメッセージを子どもに伝えたいと願うにちがいないのではないだろうか。 保育者の好きな曲であれば,子どもはまずは肯定的に受け入れるはずである。歌っていくうちに, 子ども自身も新沢の歌詞を自分自身のこと(経験や想像)のように置き換え,保育者と同じように 心が動かされて,日常生活に密着しているその曲が好きになり,歌うことによって,その曲が好き だという気持ちを保育者に返していくのではないだろうか。すると,保育者はそのような子どもの 姿から,自分が提供した曲を,子どもが好きになってくれたことに喜びを感じるだろう。そして再 び,その歌を歌っていくと思われる。 ― 88 ―

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つまり,新沢の歌(歌詞の持つメッセージ)を通して,保育者から子どもへ,そして子どもから 保育者へと好感的な心の循環が行われているのではないかと考えられる(Figure1)。つまり,両者 にとって同じ価値観を持って共感できる歌となっているということであろう。 Figure1 心の循環図 上述より,「体験」→「想像」→「表現」というつながりのある新沢の詞には,子どもに豊かな感 性が育ってほしいと願う保育者のメッセージが代弁されていると同時に,保育者の心をも動かして いること,しかも,それらには子どもと共に保育者の感性も豊かになってほしいというメッセージ が込められているのではないだろうかと考えられる。

!.まとめ

本研究では,生活の一部である歌の中で今現在,保育現場で高く支持を得ている新沢の歌詞に注 目し,そこにはどのようなメッセージが込められているのかを明らかにしてきた。それは,「中川ひ ろたか&新沢としひこ わくわくっこんさーとレポート」(2001)9)に,「普段まず新沢さんの書いた 詩に中川さんが曲をつけるという方法が取られているそうですが,たまに新沢さんも詩を書いてい るうちに曲が浮かんでくるそうです」とあるように,まず詞ありきのメロディーであると判断した からである。しかしながら,歌とは,ことばに音楽的な装飾をつけ声に出すものであり,詞とメロ ディーは必要不可分な関係性にある。今後は,今回明らかにされた歌詞のメッセージを,作曲者が どのように感じ,それをどのように踏まえながらメロディーをつくっているのか,またメロディー からどのようなメッセージを読み取ることができるのかということにも視点をおき,検討していき たいと考えている。 レイチェル・カーソン(1996)10)は,「私たちが住んでいる世界のよろこび,感激,神秘などを子ど もと一緒に再発見し,感動を分かち合ってくれる大人が,少なくともひとりそばにいる必要があり ます」と述べている。つまり,大人が,子どもと一緒になって自然を見つめ,感動を分かち合い, ― 89 ―

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感性を養ってほしいと願う大人の存在の大切さを語っている。 子どもたちに歌唱曲を提供するのは,子どものそばで育ちを見守り,支え,また共感していく近 くにいる大人(保育者)である。私たち大人(保育者)は,子どもと共に,子どもに願うメッセー ジが込められている歌唱曲に注目し歌っていきたいものである。 【参考文献】 1)児嶋輝美(2004)音楽のある園生活を考える/指導計画に見られる子どもと音楽.日本保育学会第57回大会発表論文 集.182 2)石川眞佐江(2004)保育における歌唱曲の役割/保育者による歌唱曲の使用状況の調査をもとに.日本保育学会第57 回大会発表論文集.486 3)全国大学音楽教育学会(2009)共同研究 日本の童謡,子どもの歌の現状と分析/保育者養成校と保育現場アンケー トより.全国大学音楽教育学会研究紀要別冊 保育現場推薦希望曲リスト.78‐80 4)文部科学省(2008)幼稚園教育要領解説.158 5)鈴木裕子(2008)幼児期における感性の果たす役割/模倣発現の基盤として.日本保育学会第61回大会発表論文集.634 6)鈴木裕子(2008)前掲 7)鈴木裕子(2008)前掲 8)鈴木裕子(2008)前掲 9)わくわくっこんさーとコンサート・レポート(2001.3.24千葉県柏市アミュゼ柏 クリスタルホール)http://www 5 a. biglobe.ne.jp/˜powermom/repo 3_24.html 10)レイチェル・カーソン 上遠訳(1996)センス・オブ・ワンダー.新潮社.24‐26 ― 90 ―

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【資料】 Table1 全国大学音楽教育学会(2009)の共同研究による「保育現場推薦希望曲リスト」 曲 名 作 詞 者 作 曲 者 歌いだしの歌詞 希望 地区 1 あいうえおほしさま 吉田美智子 吉田美智子 あいうえおほしさま かきくけこんや 中四 2 アイスクリーム 田中ナナ 岩河三郎 アイスクリーム アイスクリームどこから 2 東北 3 青い空に絵をかこう 一樹和美 上柴はじめ あおいそらにえをかこう 中四 4 赤い帽子 林權三郎 たきのえいじ あかいぼうし かぜにとばされ 東北 5 朝顔 則武昭彦 則武昭彦 あさがお あさがお はやおきさん 東北 6 あしたははれる 坂田 修 坂田 修 かなしくてなきたく 3 中四 7 あしたも元気で 福尾野歩 才谷梅太郎 あおいそら しろいくも 中四 8 あしたもともだち 西脇 唯 西脇 唯 ともだち ともだち ときどきケンカをして 中四 9 あたまであくしゅ 福尾野歩 中川ひろたか はじめましてごきげんいかが 北海 10 あったかいね 瀬戸口清文 竹田えり よくみてごらん 野に咲く花を 東北 11 あつまれ!ファンファンファン 井川隆夫 越部信義 ちきゅうに げんきが 中四 12 あなたが夜明けをつげるこどもたち 笠木 透 細田 登 みあげてごらん 北海 13 あまだれぽったん 一宮道子 一宮道子 あまだれぽったん ぽったんたん 2 東北 14 あめ 杉山米子 小林耕輔 あめがあめが ふっている 東北 15 アメチョコさん 村山寿子 一宮道子 あめちょこさん あめちょこさん 東北 16 荒野親分のうた 木村次郎 丸山亜季 あらくまやまをおりてきた 中四 17 アンパンマンマーチ やなせたかし 三木たかし そうだ うれしいんだ いきるよろこび 2 東北 18 一円玉の旅がらす 荒木とよひさ 弦 哲也 いちえんだまの たびがらす 東北 19 一瞬の「いま」を 林 光 林 光 まつゆきそうがさいた 中四 20 イップニップジャンプ 井出隆夫 渋谷 毅 かえるが おめめをさましたら 2 東北 21 うさぎさんがきてね まどみちお 冨田 勲 うさぎさんがきてね 中四 22 うさぎ野原のクリスマス 新沢としひこ 中川ひろたか うさぎのはらの こうさぎたちは 2 東北 23 うちゅうのうた 福澤 諸 福澤 諸 夜空仰げば宇宙が見える 東北 24 遠足のうた まどみちお 峰 陽 えんそくだ うれしいなおかしも 東北 25 お∼い 井出隆夫 乾 裕樹 ひとりでいても ひとりぼっちじゃないさ 東北 26 大きくなっても 柚梨太郎 柚梨太郎 なんどもけんかしてなんどもなかなおり 中四 27 おおきなくちあけて 田山雅充 田山雅充 おもいきーり おもいきーり 東北 ― 91 ―

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28 おしりフリフリ のぶみ 中川ひろたか おしりフリフリ おしりフリフリ 東北 29 おたまじゃくし 望月クニ 田中銀之助 おたまじゃくしに足が出て 東北 30 おばけのたまご 藤本ともひこ 中川ひろたか おばけのたまご めだまやき 中四 31 おはようのうた 高すすむ 渡辺 茂 せんせいおはよう みなさんおはよう 東北 32 おひなさま 絵本唱歌 だいり様やら かんじょやら 東北 33 おふろのうた 秋元 康 市川 都 パパとおふろにはいったら 2 東北 34 おべんとばこに 作詞者不詳 作曲者不詳 これくらいの おべんとばこに 東北 35 カッパがわらう 新沢としひこ 新沢としひこ さっきあったおやつは どこいった 東北 36 かまきりじいさん 文部省読み方より 一宮道子 かまきりじいさん いねかりに 4 東北 37 カレンダーマーチ 井川隆夫 福田和禾子 いちがついっぱいゆきよふれ 2 中四 38 機関車のうた 保坂純子 丸山亜季 ぼくらのからだはてつづくり 北海 39 きくのはな 立野 勇 本多鉄麿 ひとつふたつ みっつよっつ いつつ 中四 40 汽車のうた 飯沢 匡 小森昭宏 しゅっぱつだ しゅっぱつだ 東北 41 きっとできる 柚梨太郎 金井 信 しっぱいおを おそれたら 中四 42 木はふるえてる 木島 始 工藤吉郎 つちのなかからすいとられたものは 中四 43 きみのなまえ かしわ哲 かしわ哲 いっちゃん いがつく いまなんじ 東北 44 きみも心の翼ひろげて 福尾野歩 福尾野歩 たんぽぽつんだ 中四 45 君をのせて 宮崎 駿 久石 譲 あのちへいせん かがやくのは 中四 46 キラキラがいっぱい 新沢としひこ 新沢としひこ ポケットの中には キラキラがいっぱい 東北 47 キリンさん まどみちお 服部公一 キリンさん キリンさん 2 東北 48 キリンのかあさんが 小林純一 小谷はじめ きりんかあさんが 赤ちゃんのくびに 東北 49 きれいなさかな 平塚武二 渡辺 茂 あか あお きいろ 東北 50 くじらのとけい 関 和男 渋谷 毅 クジラ ブカブカ うみのうえ 東北 51 くだもの列車 こわせたまみ 高井達雄 かったたたたーん おとがする 中四 52 くり くり くり 飯島敏子 池田富造 とげとげぬぐとちゃいろのようふく 中四 53 小熊の二月 平井多美子 市川都志春 こぐまのぷうさん あなからでたが 東北 54 心のつばさ さとう宗幸 たんぽぽつんだ つづみどて 中四 55 コスモス 安田 浩 安田 浩 こすもす おはな なにしてる 東北 56 こだぬきポンポ 鈴木悦夫 大山高輝 ポンポコ村のこだぬきポンポ 東北 ― 92 ―

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57 木の葉 吉丸一昌 梁田 貞 ちるよちるよ このはがちるよ 東北 58 ゴリラくん クニ河内 クニ河内 ゴリラくんが むねをたたく 東北 59 こんなこいるかな 日暮真三 渋谷 毅 きっとね きっとね 中四 60 こんぺいとう 関根栄一 湯山 昭 おほしさまがないたら なみだがでちゃって 東北 61 こんぺい糖はお星さま 藤公之介 小谷 肇 こんぺいとうの ふるさとは 東北 62 さあ ぼうけんだ 森高千里 カールスモーキー石井 はれたひはでかけよう どこかとおくへ 東北 63 さくらんぼ 登坂鹿立 登坂鹿立 そよそよ風がふいてます 東北 64 サザエさん 林 春平 筒美京平 おさかなくわえたドラねこ 東北 65 さよならのうた 新沢としひこ 中川ひろたか さよならのときが きたんだね 東北 66 さよならのうた 寺島尚彦 寺島尚彦 さよならは いつも 中四 67 さんぽ 中川李枝子 久石 譲 あるこう あるこう 4 中四 68 ジグザグおさんぽ 高見 映 越部信義 もりのこみち ジグザグおさんぽ 中四 69 12月だもん 山元譲久 山本直純 ウッウッさむいってパパ 中四 70 smile again 中山真理 中山真理 じぶんが とてつもなく 中四 71 しゃぼんだまとばせ 古宇田亮順 家入 修 ちっちっち ちゅんちゅん とりさんが 東北 72 ジャングルジムのうた まどみちお 諸井 誠 よじってのぼれ くぐってのぼれ 東北 73 十五夜 一宮道子 天野 蝶 十五夜さん 十五夜さん 2 東北 74 すずらんの鈴 則武昭彦 則武昭彦 すずらんのすず りんろん 東北 75 せんせいとおともだち 吉岡 治 越部信義 せんせいとおともだち 中四 76 千の風になって 新井 満訳詞 新井 満 私のお墓の前で 東北 77 そらでえんそく してみたい 悠木一政 早川史郎 あおいそらは ぼくらのはらっぱ 東北 78 たいせつなたからもの 新沢としひこ 新沢としひこ ここでいっしょにあそんだともだちを 2 北海・中四 79 だいだいだいぼうけんのうた 新沢としひこ 中川ひろたか ぼうけんにいこう ぼうけんにいこう 東北 80 だから雨ふり 新沢としひこ 中川ひろたか きのうみどりのかえるがね 東北 81 たこのうた 文部省唱歌 たこたこあがれ かぜよくうけて 中四 82 だちょうにのって 古茂田信男 湯山 昭 だちょうのせなかにのってかって 東北 83 七夕まつり 絵本唱歌 たなばたまつり ほしまつり 3 東北 84 だれにだって おたんじょうび 一樹和美 上柴はじめ だれにだって すてきなひ 東北 85 たんぽぽ 葛原しげる 本居長世 たんぽぽひらいた 北海 ― 93 ―

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86 たんぽぽ 門倉 訣 堀越 浄 ゆきのしたのふるさとのよる 北海 87 たんぽぽひらいた こばやしけいこ 丸山亜季 たんぽぽひらいた 中四 88 ちいさな庭 不明 不明 ちいさなにわをよくたがやして 中四 89 チポリーノの冒険 木村次郎 丸山亜季 おいらの生まれは 2 北海・中四 90 つくしがでたよ こばやしけいこ 丸山亜季 つくしがでたよ たんぽぽひらいた 中四 91 つくしんぼがつんつんつん 小林純一 本多鉄麿 つくしんぼがつんつんつん のはらに 東北 92 翼をください 山上路夫 村井邦彦 いま わたしの ねがいごとが 中四 93 手と手と手と 二本松はじめ 二本松はじめ はるだ はるだ はるだ 中四 94 どこでねるの 奥田継夫 乾 裕樹 どこでねるのぞうさん 東北 95 トトトのうた 阪田寛夫 作曲者不詳 トトト トトト トトト トテモ 東北 96 とびだせ宇宙へ 横笛太郎 寺原信夫 ながい旅路だよういはいいか 東北 97 友達讃歌 阪田寛夫 井上勝信(編) ひとりと ひとりが うでくめば 東北 98 どんぐり 戸倉ハル 小林つや江 どんぐり どんぐり コロコロ 東北 99 ながぐつマーチ 上坪マヤ 峰 陽 ながぐつはいてるね ドンドン 東北 100 夏だよプールだよ 阿部直美 阿部直美 かえるの友達になってスイスイス 東北 101 野に咲く花のように 杉山政美 小林亜星 のにさくはなのように かぜにふかれて 北海 102 パイナップルのせんすいかん 曵田 宏 曵田 宏 おおきなおおきな パインナップル 東北 103 はじめの一歩 新沢としひこ 新沢としひこ ちいさなとりが うたっているよ 2 北海・中四 104 はじめまして 新沢としひこ 新沢としひこ はじめましてのごあいさつ 中四 105 ハッピーチルドレン 新沢としひこ 新沢としひこ それはふしぎな まほうのちから 中四 106 パパのおなか 高畑和之 葉山 晃 パパのおなかはおおきなおなか 中四 107 はる 吉田トミ 井上武士 ぽかぽかはるが 中四 108 はるのいろってどんないろ 黒田美沙 おざわたつゆき はるのいろってどんないろ 2 東北 109 パレード 新沢としひこ 中川ひろたか あさいちばんに ラッパがなったら 東北 110 ハローマイフレンズ 及川眠子 松本俊明 あおいそらに ぽっかりしろいくも 東北 111 パワフルパワー 新沢としひこ 中川ひろたか なみだがポロポロこぼれるときは 中四 112 はをみがきましょう 則武昭彦 則武昭彦 はをみがきましょう シュッシュッシュ 東北 113 パンダ・ダ・パヤッ 岩谷時子 森田公一 パンダがでっかい夢をみた 東北 114 ひなまつり 林 柳波 平井保喜 赤いもうせん しきつめて 東北 ― 94 ―

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115Believe 杉本竜一 杉本竜一 たとえばきみがきづついて 2 北海・中四 116 ふうせん 湯浅とんぼ 中川ひろたか きいろいふうせん ルルル∼ 東北 117 富士山 文部省唱歌 巌谷小波 あたまをくもの うえにして 東北 118 ふゆのよるの おはなし 河野睦子 加藤達雄 とおい とおい そらのしたに 東北 119 ペンギンさん 城野賢一 山崎八郎 ペンペンペンギンさん でかけたよ 2 東北 120 防火のうた 京泉生江 中村邦子 マッチあそびはかじのもと 中四 121 ぼくたちのうた 新沢としひこ 中川ひろたか はるのそらにひびけ 北海 122 ぼくらの夢 石井 亨 石井 亨 まっしろなにゅうどうぐもが 中四 123 ぼくらはみらいのたんけんたい 及川眠子 松本俊明 ぼくらはみらいのたんけんたい 3 中四 124 ぼよよん行進曲 中西圭三/田中有里 中西圭三 どんなたいへんな ことがおきたって 東北 125 まあるいいのち イルカ イルカ ぼくから みれば 中四 126 まつぼっくり 広田孝夫 小林つや江 まつぼっくりが あったとさ 2 東北 127 ママほんとうにありがとう 新沢としひこ 中川ひろたか ぼくのママきれいすき 北海 128 まめまき 絵本唱歌 おにはそと ふくはうち 東北 129 みどりの風と青い空 瀬戸口清文 瀬戸口清文 ひとり ひとりの こころあわせて 東北 130 みんなの広場 村山恵子 多志賀 明 ここは ここは 動物村の広場 東北 131 ムギューだいすき 田所陽子 田山雅充 ムギュームギュー だいすき 東北 132 むし歯建設株式会社 田中みほ 小杉保夫 ドドドド ガガガガ 東北 133 虫歯のこどもの誕生日 みなみらんぼう あしたの朝はぼくの誕生日 東北 134 むすんでひらいて 作詞者不詳 ルソー むすんでひらいて てをうって 東北 135 燃えろ運動会 福尾野歩 才谷梅太郎 もえる色はあか雪の色はしろ 東北 136 もちつき 小林純一 中田喜直 もちつき ぺったんこ 東北 137 森から森へ 中江隆介 関 忠亮 ハイ ダダダダ・・・すすめ 中四 138 森の音楽会 石井 亨 石井 亨 すてきなもりの おんがくかい 中四 139 森は生きている 廣渡常敏 林 光 もりはいきている 中四 140 椰子の実 島崎藤村 大中寅二 名も知らぬ 遠き島より 東北 141 勇気100% 松井五郎 馬飼野康二 がっかりして めそめそして 中四 142 ゆきだるまのチャチャチャ 多志賀明 多志賀明 ゆきがふってきた チャチャチャ 3 東北 143 雪のペンキやさん 則武昭彦 安藤 孝 ゆきのペンキやさんは おそらから 2 東北 ― 95 ―

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144 ゆめのなか 日暮真三 渋谷 毅 ほしのまちの ものがたり 東北 145 夢わかば 二本松はじめ 二本松はじめ ちいさな ちいさな もりのなか 東北 146 ランドセルラン 阿部直美 淡海悟郎 さくらのはながさいて いちにさんししがつ 中四 147 りんごのてがみ ぶどうのてがみ 新沢としひこ 中川ひろたか ひっこしていったともだち 東北 148 わにのうた 上坪マヤ 峰 陽 わにがおよぐ 2 東北 149 わらいごえっていいな 田山雅充 田山雅充 わらいごえっていいな たのしそう 東北 ― 96 ―

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