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Ⅰ 我が国における系統利用に関する制度の概要
Ⅱ 諸外国における託送料・国際連系線使用料金制度
Ⅱー① 概要
Ⅱー② 諸外国における託送料・国際連系線使用料金制
度(欧州)
Ⅱー③ 諸外国における託送料・国際連系線使用料金制
度(ドイツ、北欧)
Ⅲ 諸外国における電力取引所の概要
Ⅲー① 電力取引所の種類
Ⅲー② 各国の状況
Ⅲー③ Nord Poolの概要
Ⅲー④ ドイツ(ライプチヒ電力取引所)
Ⅲー⑤ フランス(Powernext)
Ⅲー⑥ 米国北東部ISOの概要
Ⅲー⑦ PJMエネルギー市場
Ⅲー⑧ オーストラリア(NEM)
Ⅲー⑨ 取引所と混雑管理
資料集
別添
制度の概要 料金体系 関連条文 接 続 供 給 制 度 ○平成11年電事法改正時に電力小売の部 分自由化と同時に導入。 ○電力会社が維持・運用するネットワークを利 用して大口需要家(特定規模需要)へ の電力小売(特定規模電気事業)を行 う際の系統利用制度。 ○特定規模電気事業を行う他の者から電 気を受電した電力会社が、同時にその 受電した場所以外の場所において、① 特定規模電気事業を営む他の者が発電 した量の電気 を引き渡すこ とに加え て、②発電量が需要量を下回る場合に、 一定の範囲内の電気の供給を行うこと (しわとりバックアップ)、③事故の際の 電気を供給すること (事故時バックアップ) を行う形態であり、30分3%の範囲での 同時同量が求められる。 (例)東京電力 送電サービス、事故時補 給電力は二部料金制、 負荷変動対応電力は 従量料金を設定 標準送電サービス料金 基本料金 440円/kW, 電力量料金 1.66円/kWh 負荷変動対応電力料金 9.32円/kWh 標準事故時補給電力料金 基本料金 555円/kW, 電力量料金 15.77円/kWh (不使用月;基本料金は30%) 〈電事法第24条の4第1項の抜粋〉 …接続供給(特定規模電気事業を営む他の 者から受電した一般電気事業者が、同時に、 その受電した場所以外のその供給区域内の 場所(略)において、変動範囲(略)内の当該他 の者のその特定規模電気事業の用に供する ための電気の量の変動に応じて、当該他の 者に対して、電気の供給を行うとともに、 事故により当該他の者がその特定規模電気 事業の用に供する電気に不足が生じた場合 に、変動範囲を超えて、当該他の者に対し て、その不足する電気の供給を行うことを いう。・・・ 規 制 振 替 供 給 制 度 ○平成7年電事法改正時にIPP制度の導 入と同時に制度化。平成11年電事法改 正時に、電力小売の部分自由化に合わ せ、新規参入者による利用等、所要の 見直し。 ○他の者から受電した者が、同時にその 受電した場所以外の場所において、当 該他の者に、その受電した電気に相当 する電気を供給する形態。一般電気事 業、特定電気事業又は特定規模電気事 業の電気の供給を対象とし、既存のネット ワークの空容量の活用を前提としている。 ○例えば、A電力会社の区域内からB電力 会社の連系点までの供給(地内振替)、区 域をまたぐ供給(中継振替)がある。 (例)東京電力 従量料金を設定 振替供給料金 0.30円/kWh 特殊設備(FC)加算料金 東清水FC使用開始日の前 日まで 1.02円/kWh 東清水FC使用開始日以降 1.80円/kWh 〈電事法第2条第1項第13号〉 振替供給 他の者から受電した者が、同時 に、その受電した場所以外の場所において、 当該他の者に、その受電した電気の量に相 当する量の電気を供給することをいう。 〈電事法第24条の3第1項の抜粋〉 …振替供給(一般電気事業、特定電気事業又 は特定規模電気事業の用に供するための電 気に係るものであつて、経済産業省令で定 めるものに限る。以下この条において同 じ。)… 非 規 制 自 己 託 送 ○自己託送は、電事法に基づくものでは なく、系統利用を希望する者と電力会 社との間の私契約に基づくもの。 ○例えば、電力会社のネットワークに余力があ る場合に、ある企業の工場の発電所か ら発電した電気を、電力会社のネットワーク を利用して自社の他の工場に供給する といった、自家発自家消費に相当する 場合に行われる系統利用。 (例)東京電力 従量料金を設定 託送料金 2.99円/kWh 〈電事法第2条第1項第13号〉 振替供給 他の者から受電した者が、同時 に、その受電した場所以外の場所において、 当該他の者に、その受電した電気の量に相 当する量の電気を供給することをいう。 〈適正取引ガイドラインの抜粋〉 …電気事業法上非規制となっている自己託 送も、小売託送と同じネットワークの利用 であることから、電力会社が自主的に、自 己託送の条件を小売託送の条件と比較して 整合性のとれたものとすることが、公正か つ有効な競争の観点から望ましい。…
Ⅰ 我が国における系統利用に関する制度の概略
Ⅰ 我が国における系統利用に関する制度の概略
Ⅰ 我が国における系統利用に関する制度の概略
Ⅰ 我が国における系統利用に関する制度の概略
電源 大口需要家 (大規模ビル、大工場) <A 電力会社> <B 電力会社> <C 電力会社> 会社間連系点3
Ⅱー① 概要
Ⅱー① 概要
Ⅱー① 概要
Ⅱー① 概要
Ⅱー① 概要
Ⅱー① 概要
Ⅱー① 概要
Ⅱー① 概要
• 原則的にNord Pool加入4ヶ国間における輸出入はNord Pool取引として行
われ、輸出入料金は廃止。
北欧
•2002年3月より、各国で異なっていた輸出入・中継料金を統一化し、同時に
基金を創設して調整する仕組みを構築した。
欧州
• 当初託送料金は、kW当り料金である「設備利用料金」と一定の距離(100km)
を超えると距離に比例して加算される「距離比例料金」から構成されていた
が、需要家の接続地点で料金を決定するポイント料金(郵便切手方式の一
種)及び南北ゾーン制(ゾーン間取引に課金)に移行し、その後ゾーン間取引
に関する料金(ゾーン間料金)も廃止され、ドイツ国内では郵便切手方式の
みで託送が利用可能となった。
ドイツ
• 地域的な広がりを持ったRTO(Regional Transmission Organization、地域
送電機関)を形成することで、パンケーキ問題の解消を図ろうとしている。
RTOの認可要件として、地理的規模の確保が課せられている。
米国
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Ⅱー②:
Ⅱー②:
Ⅱー②:
Ⅱー②:諸外国における国際連系線使用
料金制度(欧州)
Ⅱー②:
Ⅱー②:
Ⅱー②:
Ⅱー②:諸外国における国際連系線使用
料金制度(欧州)
0.65~1.34ユーロ/MWh(Eltra) 0.65~1.34ユーロ/MWh(Eltra) 0.65~1.34ユーロ/MWh(Eltra) デンマーク 2ユーロ/MWh(Elkraft) 2ユーロ/MWh(Elkraft) -(Elkraft) 1.24ユーロ/MWh 0.62ユーロ/MWh 0.62ユーロ/MWh ルクセンブルグ 3.46~4.16ユーロ/MWh スイス 個別交易者と交渉料金 0.808ユーロ/MWh - オーストリア - - - イタリア、ノルウェー、ポーランド 1or1.5ユーロ/MWh 1ユーロ/MWh - ベルギー 1.2ユーロ/MWh 0.64ユーロ/MWh 0.64ユーロ/MWh ドイツ 0.8~2.44ユーロ/MWh 0.8~2.44ユーロ/MWh - フランス 1~3ユーロ/MWh 1~3ユーロ/MWh - スペイン 中継料金 輸出料金 輸入料金(出所)ETSO, “ETSO Proposal impoves conditions power market“, 2001年10月10日
2001年の料金体系
年の料金体系
年の料金体系
年の料金体系
系 統 利 用 者 TSO1 TSOn ・ ・ ・ ・ ・ ETSO補償基金 2億ユーロ/年 TSO1 TSOn ・ ・ ・ ・ ・ 輸出スケジュール、 各国託送料金 純流量、 輸出スケジュール 中継流量 系統運用者の収入 系統運用者の収入系統運用者の収入 系統運用者の収入 系統運用者の支払系統運用者の支払系統運用者の支払系統運用者の支払 系統運用者への補償系統運用者への補償系統運用者への補償系統運用者への補償 ● ● ●●ETSOETSOETSOETSO補償基金 : 2億ユーロ/年のうち、約50%を発電事業者及びトレーダーが輸出スケジュールに従って補償基金 : 2億ユーロ/年のうち、約50%を発電事業者及びトレーダーが輸出スケジュールに従って補償基金 : 2億ユーロ/年のうち、約50%を発電事業者及びトレーダーが輸出スケジュールに従って補償基金 : 2億ユーロ/年のうち、約50%を発電事業者及びトレーダーが輸出スケジュールに従って 1ユーロ/1000 1ユーロ/1000 1ユーロ/1000 1ユーロ/1000kWhkWhkWhkWhをををを支払い、残りの50%を消費者が各国の送電料金を通じて負担。支払い、残りの50%を消費者が各国の送電料金を通じて負担。支払い、残りの50%を消費者が各国の送電料金を通じて負担。支払い、残りの50%を消費者が各国の送電料金を通じて負担。
(出所)RWE Net
2002年
年
年
年3月からの料金体系・基金
月からの料金体系・基金
月からの料金体系・基金
月からの料金体系・基金
●欧州では、各国まちまちであった輸出入・中継料金を統一化し、同時に欧州全体
の国際取引に必要なコストを賄うための基金を創設して調整する仕組みを構築した。
“The pancaking of national tariffs now part of the past.”(ETSOプレスリリース、
2002年3月)
●欧州では、各国まちまちであった輸出入・中継料金を統一化し、同時に欧州全体
の国際取引に必要なコストを賄うための基金を創設して調整する仕組みを構築した。
“The pancaking of national tariffs now part of the past.”(ETSOプレスリリース、
Ⅱー③:諸外国における託送料・国際連系線
使用料金制度(ドイツ、北欧)
Ⅱー③:諸外国における託送料・国際連系線
使用料金制度(ドイツ、北欧)
*コントラクト・パス方式:契約時に仮想的に送
電経路を交渉で決定、決定した経路を対象に
費用配賦を行う方式。
*郵便切手方式:所有する送電設備を一体と考え、
単位kWあたりの平均費用にて配賦する方式。
●託送料金は、kW当り料金である「設備利
用料金」と一定の距離(100km)を越えると
距離に比例して加算される「距離比例料金」
から構成される。
●託送料金は、kW当り料金である「設備利
用料金」と一定の距離(100km)を越えると
距離に比例して加算される「距離比例料金」
から構成される。
●需要家の接続地点で料金を決定するポイント料金(郵便
切手方式の一種)及び南北ゾーン制(ゾーン間取引に課金)
が採用された。
●しかし、その後南北ゾーン制は廃止。
●需要家の接続地点で料金を決定するポイント料金(郵便
切手方式の一種)及び南北ゾーン制(ゾーン間取引に課金)
が採用された。
●しかし、その後南北ゾーン制は廃止。
ゾーン内の取引
ゾーン内の取引
ゾーン内の取引
ゾーン内の取引
ゾーンを跨る取引
ゾーンを跨る取引
ゾーンを跨る取引
ゾーンを跨る取引
距離制 コントラクト・パス方式 南北ゾーン制 郵便切手方式 ゾーン間料金の廃止 郵便切手方式 VVⅠ VVⅡ●ドイツでは、1998年4月にエネルギー事業法が施行されて以降、業界団体と利害関係団体とで随
時交渉を 行いながら託送規則を決定している。
●協定書Ⅰ(VVⅠ、1998年5月)、協定書Ⅱ(VVⅡ、2000年2月)、協定書Ⅱ+ (VVⅡ+、2001年12
月)と順次改定され、ゾーン間取引に関する料金(ゾーン間料金)も廃止され、ドイツ国内では電圧別
郵便切手方式のみで託送が利用可能となった。
●なお、ドイツではタイトなメッシュ系統が構成され、混雑が発生しにくくなっている。
●ドイツでは、1998年4月にエネルギー事業法が施行されて以降、業界団体と利害関係団体とで随
時交渉を 行いながら託送規則を決定している。
●協定書Ⅰ(VVⅠ、1998年5月)、協定書Ⅱ(VVⅡ、2000年2月)、協定書Ⅱ+ (VVⅡ+、2001年12
月)と順次改定され、ゾーン間取引に関する料金(ゾーン間料金)も廃止され、ドイツ国内では電圧別
郵便切手方式のみで託送が利用可能となった。
●なお、ドイツではタイトなメッシュ系統が構成され、混雑が発生しにくくなっている。
北
欧
●北欧では、Nord Poolを 開始した後、国境をまたぐ料金は順次廃止。
●ゾーン毎の混雑料金は存在している。
●なお、北欧では隣接する国とメッシュ状に連系した系統構成となっている。
●北欧では、Nord Poolを 開始した後、国境をまたぐ料金は順次廃止。
●ゾーン毎の混雑料金は存在している。
●なお、北欧では隣接する国とメッシュ状に連系した系統構成となっている。
ド
イ
ツ
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Ⅲー①:電力取引所の種類
Ⅲー①:電力取引所の種類
Ⅲー①:電力取引所の種類
Ⅲー①:電力取引所の種類
Ⅲー①:電力取引所の種類
Ⅲー①:電力取引所の種類
Ⅲー①:電力取引所の種類
Ⅲー①:電力取引所の種類
リアルタイ ム取引 時間前取引 一日前取引 先物取引 イギリスNETA調整市場、ドイツRWEリアル タイム市場、ノルウェーStatnettリアルタイム 市場、PJM ISOエネルギー市場、ニューヨー クISOエネルギー市場、オーストラリアNEM 等 現物契約量(系統運用者に提出された値)と実取引量の 差から生じる偏差(インバランス)等からなるマクロ的な発 電量・消費量の偏差を調整するための取引。 PJM ISO周波数制御市場等 ①アンシラリー・サービス市場:周波数制御サービス、予 備力等、系統運用上必要なサービスを、系統運用者が 調達する市場。 補完的取引 ②派生的市場:金融的送電権や容量権等、各種義務や 制度から生じる権利を売買する市場。 *金融的送電権市場:混雑料金のリスク・ヘッジのため の「混雑料金を受取る権利」を売買する市場。 *容量権市場:小売事業者に事前の発電設備確保義 務が課せられている場合に、過不足の生じた設備容 量の権利を売買する市場 一日前市場で決まったスケジュールが、その後の事態に より変更の必要が生じた場合に、調整を行うための市場。 一日前に取引を行う市場。大半の国・地域では、この形 式の取引所が多い。 将来のある時点で、あらかじめ定められた価格にて原資 産を『売る』、あるいは『買う』という契約。 取引所におい ては、定型化された商品として取引される。 内容 Nord PoolのElbas市場、旧カリフォルニア PX時間前市場 PJM ISO金融的送電権市場・容量権市場 等 PJM ISOエネルギー市場、Nord Pool一日 前市場、ドイツLPX一日前市場、フランス Powernext一日前市場等 Nord Pool先物・先渡市場、LPX先物市場、 イギリスUKPX先物市場等 エ ネ ル ギ ー 取 引 採用例エネルギー取引の時間区分による分類
エネルギー取引の時間区分による分類
エネルギー取引の時間区分による分類
エネルギー取引の時間区分による分類
エネルギー取引の時間区分による分類
エネルギー取引の時間区分による分類
エネルギー取引の時間区分による分類
エネルギー取引の時間区分による分類
数年前 1年前 数ヶ月前 1ヶ月前 数日前 1日前 数時間前 一日前取引 時間前取引 リアルタイム取引 先物取引 取引所取引 取引所取引 取引所取引 取引所取引 リアルタイム取引 相対取引 相対( 直接) 取引 相対( 直接) 取引相対( 直接) 取引 相対( 直接) 取引9
混雑 時 価格 設定 原則 MCP(Market Clearing Price、市場決済価格:需給 が均衡する価格での決済) 一部ザラ場方式MCP(Market Clearing Price、市 場決済価格:需給が均衡する価格 での決済)
MCP(Market Clearing Price、 市場決済価格:需給が均衡す る価格での決済) Nord Pool、銀行等の出資 の取引所が運営 系統運用者(ISO)が運営 系統運用者出資の取引所が 運営 取引所運営者 約7%程度(LPX+EEX) 約2割 約3割 スポット取引の割合 スポット市場への参加にあたっ ては、クリアリング ・ハウス(清算 機関)との契約が必要。 適正予備率維持のため、全ての 小売事業者に予備率を含む供給 力確保義務あり。 スポット市場への参加にあたっ ては、クリアリング ・ハウス(清算機 関)との契約が必要。 参加要件・保証等 RWE Net等の系統運用者 が、入札等によりバランス電源 を調達し、実需要と発電実 績との過不足分を決済する。 一日前LMPによる決済を経た上で、 リアルタイム市場で確定したリアルタイム LMPに過不足分を乗じ、事後的に 決済処理。 系統運用者が、自ら運営する バランス市場によりバランス電源 を入札で選定し、計画値と需 要・発電実績との過不足分を 決済する。 インバランス調整方法 ボトルネックについて系統運 用者から通知を受けた取引 所がゾーン価格制によりゾー ンの間の混雑を解消し、そ の結果を系統運用者に取引 結果を通知。(国内で送電混 雑はほとんど発生しない。) PJM域内の混雑を系統運用者が 取引所取引の際に解消。LMPに 再給電費用を反映させる。(混雑 料金) 主に系統運用者単位で設定さ れているゾーンの間の混雑は ゾーン価格制を用いて取引所 で解消、ゾーン内混雑は系統 運用者が再給電等で解消。 系統運用者による混雑 管理との関係 価格 決定 方法 取引相手 匿名取引 匿名取引 匿名取引 一日前 市場取 引方法 MCP方式の取引については、 混雑発生時は地域ごとの MCPで決済(ゾーン価格制) 混雑発生時は地点別のMCPで決 済(地点別限界価格制) 混雑発生時は地域ごとの MCPで決済(ゾーン価格制) 1999年にNord Pool等の出 資により設立。2002年3月に EEXと合併。 1927年に、ペンシルバニア州、ニュージャー ジー州の3電力会社により設立。以 後、1950年代からタイトなパワープール、 1998年からISOとなった。 1993年にノルウェーの送電会 社の子会社として設立、1996 年にスウェーデンの系統運用 者も出資(1971年から事業者 間での協調的プールあり)。 設立の経緯 △(RWENet等の系統運用 者が運営) ○ △(StattNet等の系統運用者 が運営) リアルタイム市場 先物市場 一日前市場 取引参加者 ○ × ○ ○ ○ ○ 市 場 の 種 類 発電事業者、小売事業者、 マーケター、大口需要家 発電事業者、小売事業者、マーケ ター等 発電事業者、小売事業者、マー ケター、大口需要家 LPX(ライプチヒ電力取引所) PJM ISOエネルギー市場 Nord Pool 取引所の名称 ドイツ 米国北東部7州、ワシントンDC(ペンシ ルベニア州等) 北欧4ヶ国(ノルウェー、スウェーデン、 フィンランド、デンマーク) 対象国・地域
Ⅲー②:各国の状況①
Ⅲー②:各国の状況①
Ⅲー②:各国の状況①
Ⅲー②:各国の状況①
Ⅲー②:各国の状況①
Ⅲー②:各国の状況①
Ⅲー②:各国の状況①
Ⅲー②:各国の状況①
混雑時 価格設 定原則
MCP(Market Clearing Price、市 場決済価格:需給が均衡する価格 での決済) ザラ場方式 系統運用者が運営(市場的運用、 技術的運用者は各送電会社) 商品取引会社OMグループ(ス ウェーデン)が取引所を設立 取引所運営者 10割(5割は金融的相対契約で価 格変動リスクをヘッジ) 3取引所で7%程度 スポット取引の割合 3万kwを超える発電事業者への 参加義務 スポット市場への参加に当たって は、クリアリング・ハウス(清算機関) との契約が必要。 参加要件・保証等 5分間隔で需要への発電部門の 供給量を決定するので、いわゆる インバランスは発生しない。(取引 は30分毎。) NGCが自ら運営するバランシング メカニズム(BM)または相対契約 により供給力を調達し、計画値 と発電実績との過不足分を決 済する。 インバランス調整方法 供給域内の混雑を取引所取引の 際に解消。LMPに再給電費用を 反映させる。(混雑料金) 取引所取引は混雑がないもの として行われ、系統運用者に通 知後に混雑が生じた場合には 系統運用者が需給調整市場の 逆取引で解消。 系統運用者による混雑管 理との関係 価格 決定 方法 取引相手 匿名取引 匿名取引 一日前 市場取 引方法 混雑発生時は地点別のMCPで決 済(地点別限界価格制) スポット取引での混雑解消はな し。 1996年5月に4州・1特別区が全国 市場設立に合意し、1998年12月 よりNEMMCO運営開始。なお、 1994年よりビクトリア州で電力取引 所運営の経験あり。 1990年から実施された強制プー ルを、取引所取引と相対取引 が並存する仕組みに見直し。現 在、UKPX、APX等3私設取引 所が活動中。 設立の経緯 △(NGCが運営) リアルタイム市場 先物市場 一日前市場 取引参加者 × ○ ○ ○ 市 場 の 種 類 発電事業者、小売事業者、マーケ ター、大口需要家 発電事業者、小売事業者、マー ケター等 NEMMCO UKPX 取引所の名称 オーストラリア4州・1特別区 イギリス(イングランド・ウェールズ地 方) 対象国・地域
Ⅲー②:各国の状況②
Ⅲー②:各国の状況②
Ⅲー②:各国の状況②
Ⅲー②:各国の状況②
Ⅲー②:各国の状況②
Ⅲー②:各国の状況②
Ⅲー②:各国の状況②
Ⅲー②:各国の状況②
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Ⅲー③:
Ⅲー③:
Ⅲー③:
Ⅲー③:Nord Poolの概要①
の概要①
の概要①
の概要①
Ⅲー③:
Ⅲー③:
Ⅲー③:
Ⅲー③:Nord Poolの概要①
の概要①
の概要①
の概要①
ノルウェーの送電会社Statnettとスウェーデンの送電会社Svenska Kraftnätがそれぞれ50%出資
出資者
・相対取引に伴うリスクを減殺するサービス。結ばれた相対契約に対応しNord Pool
との契約により事業者リスクの軽減の役割を果たしている。
決済サービス
・先物取引:ベース負荷に対する先物取引。日先物(24時間)、週先物(7日間)、ブ
ロック先物(4週間)がある。
・先渡取引:、ベース負荷に対する先渡契約。季節先渡(冬期1:1月1日~4月30
日、夏期:5月1日~9月30日、冬期2:10月1日~12月31日)、年間先渡がある。
・CfD取引:システム価格とエリア価格の差の先渡予約を行う契約。
金融的取引
・周波数制御サービス:各国の系統運用者の開設する市場
アンシラリー・サービス
卸電力取引
1993年にノルウェー送電会社の取引所として設立したが、1996年スウェーデンの電力自由化に伴い
共通市場として改編。その後フィンランド(1998年)、デンマーク西部(1999年)、デンマーク東部(2000
年)が加入し、北欧共通市場となった。
内容
・Elspot(一日前取引):一日前における匿名電力取引を扱う市場。ゾーン価格制
を採用。
・Elbas(時間前取引):スウェーデンとフィンランド向けに開設された市場。一日前
取引からのスケジュール変更を行うことが出来る。
取扱商品
設立の経
緯
スポット取引のゾーン区分
スポット取引のゾーン区分
スポット取引のゾーン区分
スポット取引のゾーン区分
スポット取引のゾーン区分
スポット取引のゾーン区分
スポット取引のゾーン区分
スポット取引のゾーン区分
●Nord Poolが国際電力取引所となった1996年にはスポット取引の取引量は406億kWhに止まった
が、その後フィンランド、デンマークの参加もあり順調に取引量を増加させ、2001年には1,119億
kWhにまで拡大した。
●Nord Poolが国際電力取引所となった1996年にはスポット取引の取引量は406億kWhに止まった
が、その後フィンランド、デンマークの参加もあり順調に取引量を増加させ、2001年には1,119億
kWhにまで拡大した。
0 200 400 600 800 1,000 1,200 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 金融的市場(左軸) スポット市場(左軸) 決済サービス(右軸) TWh TWh取引量の推移
取引量の推移
取引量の推移
取引量の推移
取引量の推移
取引量の推移
取引量の推移
取引量の推移
地域間送電容量 需要 供給 システム価格 価格/MWh MW 供給側入札 需要側入札 低価格地域 DL0 DL1 S MW 高価格地域 PH0 D SH0 P MW PH1 SH1 P PL0 PL1
●全体の需給バランスでシステム価格を決定し、混雑がなければこれを全体
に適用する。混雑が発生する場合には、ゾーン間の混雑に応じて各ゾーン
価格を決定する仕組みになっている。このゾーン間価格差が混雑料金とな
る。
●全体の需給バランスでシステム価格を決定し、混雑がなければこれを全体
に適用する。混雑が発生する場合には、ゾーン間の混雑に応じて各ゾーン
価格を決定する仕組みになっている。このゾーン間価格差が混雑料金とな
る。
ゾーン価格制
ゾーン価格制
ゾーン価格制
ゾーン価格制
ゾーン価格制
ゾーン価格制
ゾーン価格制
ゾーン価格制
Ⅲー③:
Ⅲー③:
Ⅲー③:
Ⅲー③:Nord Poolの概要②
の概要②
の概要②
の概要②
Ⅲー③:
Ⅲー③:
Ⅲー③:
Ⅲー③:Nord Poolの概要②
の概要②
の概要②
の概要②
※実際には需要側の価格弾力性が低い場合が多い。13
Ⅲー④
Ⅲー④
Ⅲー④
Ⅲー④:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)①
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)①
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)①
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)①
Ⅲー④
Ⅲー④
Ⅲー④
Ⅲー④:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)①
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)①
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)①
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)①
(出所)LPXホームページ、http://www.lpx.de/index_e.asp
LPXの
の
の
の取引状況
取引状況
取引状況
取引状況
LPXの
の
の
の取引状況
取引状況
取引状況
取引状況
LPXの設定するゾーン(
の設定するゾーン(
の設定するゾーン(
の設定するゾーン(TSOの区域と同一)
の区域と同一)
の区域と同一)
の区域と同一)
LPXの設定するゾーン(
の設定するゾーン(
の設定するゾーン(
の設定するゾーン(TSOの区域と同一)
の区域と同一)
の区域と同一)
の区域と同一)
l 一日前取引(時間毎、ブロック)
u 市場参加者は売買注文エリアごとに希望電
力量・価格を提出。
u LPXは、系統混雑がない場合、全国統一の
市場決済価格を算定する。
u 系統混雑は少ないため、エリアごとの価格
で決済されるケースはほとんどない。
l 先物取引
u 売買実績は低調
l 一日前取引(時間毎、ブロック)
u 市場参加者は売買注文エリアごとに希望電
力量・価格を提出。
u LPXは、系統混雑がない場合、全国統一の
市場決済価格を算定する。
u 系統混雑は少ないため、エリアごとの価格
で決済されるケースはほとんどない。
l 先物取引
u 売買実績は低調
l LPX:ライプチヒ電力取引所
l Nord Poolのシステムを導入し、 2000年
6月に開設。
l Nord Poolとザクセン州立銀行が各35%、
残りは自治体が出資して設立された。
l ヨーロッパ・エネルギー取引所(EEX)と
合併
l LPX:ライプチヒ電力取引所
l Nord Poolのシステムを導入し、 2000年
6月に開設。
l Nord Poolとザクセン州立銀行が各35%、
残りは自治体が出資して設立された。
l ヨーロッパ・エネルギー取引所(EEX)と
合併
取扱商品
取扱商品
取扱商品
取扱商品
取扱商品
取扱商品
取扱商品
取扱商品
0
500,000
1,000,000
1,500,000
2,000,000
2,500,000
00/6
00/8 00/10 00/12
01/2
01/4
01/6
01/8 01/10 01/12
02/2
02/4
取引量
取引量
取引量
取引量
MWh
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 オフ・ピークⅠ オフ・ピークⅡ 夕方 ラッシュアワー ベース・ロード ピーク・ロード 夜間 朝 昼 午後 ブロック取引 時間毎取引
一日前市場における提供商品
一日前市場における提供商品
一日前市場における提供商品
一日前市場における提供商品
一日前市場における提供商品
一日前市場における提供商品
一日前市場における提供商品
一日前市場における提供商品
l 各時間帯毎の入札結果を基に、スケ
ジュールを確定し、TSOに通知。
l 各時間帯毎の入札結果を基に、スケ
ジュールを確定し、TSOに通知。
取引所参加者とスケジュール・データの流れ
取引所参加者とスケジュール・データの流れ
取引所参加者とスケジュール・データの流れ
取引所参加者とスケジュール・データの流れ
取引所参加者とスケジュール・データの流れ
取引所参加者とスケジュール・データの流れ
取引所参加者とスケジュール・データの流れ
取引所参加者とスケジュール・データの流れ
(出所)LPX資料より作成
Ⅲー④
Ⅲー④
Ⅲー④
Ⅲー④:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)②
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)②
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)②
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)②
Ⅲー④
Ⅲー④
Ⅲー④
Ⅲー④:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)②
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)②
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)②
:ドイツ(ライプチヒ電力取引所)②
発電 消費 売り手100 LPX100 ・ ・ ・ ・ ・・・ ・・・ ・ ・ ・ ・ 発電 消費 売り手100 LPX100 ・ ・ ・ ・ ・・・ ・・・ ・ ・ ・ ・ 発電 消費 買い手100 LPX100 ・ ・ ・ ・ ・・・ ・・・ ・ ・ ・ ・ 売り 手 売り 手売り 手 売り 手 買い手買い手買い手買い手 発電 消費 買い手100 LPX100 ・ ・ ・ ・ ・・・ ・・・ ・ ・ ・ ・ TSO TSO スケジュールの通知 ネッ トワーク・ サ ービス ネッ トワーク・ サ ービス ネッ トワーク・ サ ービス ネッ トワーク・ サ ービス 消費 発電 スケジュールの通知 スケジュールの通知15
l 2001年9月に設立、同年11月に運用開始
l 証券取引所であるEuronextの子会社として設立。
uEuronext(証券取引所)、RTE(EDFの送電部門)で出資51%を占める。その
他EDF、エンデサなど各国の主要な電力会社も資本参加している。銀行、
石油会社も出資。
l 取引参加企業数は、2002年4月末で17社。7社が準備中。
l 職員は13名程度:市場監視部門3名、マーケティング部門4名、事務・調査部4
名
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤:フランス(
:フランス(
:フランス(
:フランス(Powernext)①
)①
)①
)①
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤:フランス(
:フランス(
:フランス(
:フランス(Powernext)①
)①
)①
)①
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
01/11
01/12
02/1
02/2
02/3
02/4
取引量
取引量
取引量
取引量
MWh
Powernextの取引状況
Powernextの取引状況
の取引状況
の取引状況
の取引状況
の取引状況
の取引状況
の取引状況
(出所)Powernextホームページ、http://www.powernext.fr/index.htm
l 参加事業者は、系統運用者であるRTEとバラ
ンス責任主体(BR:Balance Responsibility)
契約を結ばなければならない。(売り手のBR、
買い手のBR毎に同時同量を行っているので、
取引所取引自体に同時同量の問題は発生し
ない。取引所取引は計画通りに行ったものと
みなす。)
市場参加者と契約関係
市場参加者と契約関係
市場参加者と契約関係
市場参加者と契約関係
市場参加者と契約関係
市場参加者と契約関係
市場参加者と契約関係
市場参加者と契約関係
(注)Clearnetは決済機関
*ドイツも同様の仕組みになっている。
参加事業者 (買い手) バランス責任 主体契約 清算契約 取引データ、 清算契約 取引データ、 バランス・レポート 購入側(発電側) 販売側(消費側) 発電 消費 発電側計 輸入 輸出 購入 販売 Powernext から購入 消費側計 一致させるように同時同量 一日前取引スケジュール 確定時点で固定化 購入側(発電側) 販売側(消費側) 発電 消費 発電側計 輸入 輸出 購入 販売 Powernext へ販売 消費側計 一致させるように同時同量 バランス責任主体 参加事業者 (売り手) バランス責任主体 購入 販売取引されたMCP(市場決済価格)により清算
清算
RTEに管理されるフランスの送電網(フランス・ハブ)
受渡地点
トレーダーのID、機器、量/価格の組合せ
注文文言
匿名オークション方式(線形補完で市場決済価格、市場決済量を算出)
算出方法
0.01ユーロ/MWh
最低見積単位
1,000kWh
最小取引単位
午前11時(契約調整時間15分)
取引決定時間
前週の水曜日17時から一日前の午前11時まで
取引可能期間
ElWeb(インターネットインターフェース)
取引システム
月曜日から日曜日まで、一日前取引各24時間。
商品
商品特性
商品特性
商品特性
商品特性
商品特性
商品特性
商品特性
商品特性
l 前日の11時に24時間のスケジュールを確定する。
l オークション方式により、単一の取引価格を算定し、全ての市場参加者に適用する。
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤:フランス(
:フランス(
:フランス(
:フランス(Powernext)②
)②
)②
)②
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤
Ⅲー⑤:フランス(
:フランス(
:フランス(
:フランス(Powernext)②
)②
)②
)②
17
1998年6月条件付承認
1997年6月条件付承認
1997年11月条件付承認
FERCの承認
1999年11月
1997年7月
1998年4月
運用開始年
一日前市場、リアルタイム市
場
リアルタイム市場
一日前市場、リアルタイム市場
エネルギー市場
ISO
ISO
ISO
スポット市場の運
営
地点別限界価格
単一価格
地点別限界価格
価格設定方式
3,500万kW
2,717万kW
7,164万kW
発電設備容量
3,098万kW
2,496万kW
6,245万kW
最大電力
ニューヨーク州及びニュージャー
ジー州の一部
マサチューセッツ州、コネチカット州、
ニューハンプシャー州等6州
ペンシルバニア州、メリーランド州、
ニュージャージー州等 7州・1特
別区
供給区域
ニューヨークISO
ISOニューイングランド
PJM ISO
北東部各
北東部各
北東部各
北東部各ISOの比較
の比較
の比較
の比較
北東部各
北東部各
北東部各
北東部各ISOの比較
の比較
の比較
の比較
Ⅲー⑥:米国北東部
Ⅲー⑥:米国北東部
Ⅲー⑥:米国北東部
Ⅲー⑥:米国北東部ISOの
の
の
の概要
概要
概要
概要
Ⅲー⑥:米国北東部
Ⅲー⑥:米国北東部
Ⅲー⑥:米国北東部
Ⅲー⑥:米国北東部ISOの
の
の
の概要
概要
概要
概要
・金融的送電権市場:混雑料金のヘッジ
・容量権市場:発電設備容量確保義務に伴う容量権の売買市場
その他取引
200を越える会員企業からの会費により運営されている。
出資者
・一日前取引・リアルタイム取引の決済はPJMを通じて行われる。(二段階決済方
式)
決済
・なし(しかし3ヶ所のハブを設置)
金融的取引
・周波数制御サービス:系統運用者としてのPJM ISOが必要とする周波数制御用電
源を調達する市場。
アンシラリー・サービス
卸電力取引
1927年に3社で電力プールを形成して以来、順次範囲を拡大し、1996年に独立主体となり、1997年
PJM Interconnection, L.L.C.となって非電気事業者にも開放、入札ベースのリアルタイム・エネルギー
市場を開設した。その後FERCの認可を受けて1998年にISO化、LMP(地点別限界価格)方式を導入
した。2000年に一日前エネルギー市場を開設し、ほぼ現行の制度となる。
内容
・一日前取引:一日前における電力取引を扱う市場。匿名取引、相対取引を含め
一旦全ての電力取引に価格が付けられる。
・リアルタイム取引:当日におけるリアルタイム電力取引を扱う市場。 。匿名取引、
相対取引を含め一旦全ての電力取引に価格が付けられる。
*エネルギー市場に全ての取引が集約化され、各発電所の稼働スケジュールが
決定する。
取扱商品
設立の経
緯
PJMの供給エリア
の供給エリア
の供給エリア
の供給エリア
PJMの供給エリア
の供給エリア
の供給エリア
の供給エリア
(出所)PJM ISO
地点別限界 価格方式(LMP) 混雑料金の リスクヘッジPJMで開設されている市場
で開設されている市場
で開設されている市場
で開設されている市場
PJMで開設されている市場
で開設されている市場
で開設されている市場
で開設されている市場
(注)金融的送電権とは、特定の送電線で発生
する混雑料金収入を受け取ることが出来
る権利であり、これを保有することで、仮に
混雑が発生して混雑料金が課せられても
相殺できる。
l 容量権市場 発電設備事前確保義務
l エネルギー市場
エネルギー市場
エネルギー市場
エネルギー市場
u一日前市場
uリアルタイム市場
l 金融的送電権市場
l アンシラリーサービス市場
u周波数制御サービス市場
l 容量権市場 発電設備事前確保義務
l エネルギー市場
エネルギー市場
エネルギー市場
エネルギー市場
u一日前市場
uリアルタイム市場
l 金融的送電権市場
l アンシラリーサービス市場
u周波数制御サービス市場
LMP(地点別限
界価格)
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:PJMエネルギー市場①
エネルギー市場①
エネルギー市場①
エネルギー市場①
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:PJMエネルギー市場①
エネルギー市場①
エネルギー市場①
エネルギー市場①
19
*
*
*
*LMP((((Locational Marginal Pricing、
、
、地点別限界価格)方式
、
地点別限界価格)方式
地点別限界価格)方式
地点別限界価格)方式
l LMP=発電限界費用+送電混雑費用+限界損失費用
l LMPは送電制約を考慮してPJM市場内における電気の卸売価格を決定する仕組
みである。
l 市場では入札において安い価格を入札した供給事業者から順次配分され、市場
均衡価格は落札した事業者のうち限界的な事業者の価格となる。
l LMPは送電システムに制約条件がない時は地点間で等しくなり、制約条件が存在
する時には地点間によって差異が生じる。
*
*
*
*LMP((((Locational Marginal Pricing、
、
、地点別限界価格)方式
、
地点別限界価格)方式
地点別限界価格)方式
地点別限界価格)方式
l LMP=発電限界費用+送電混雑費用+限界損失費用
l LMPは送電制約を考慮してPJM市場内における電気の卸売価格を決定する仕組
みである。
l 市場では入札において安い価格を入札した供給事業者から順次配分され、市場
均衡価格は落札した事業者のうち限界的な事業者の価格となる。
l LMPは送電システムに制約条件がない時は地点間で等しくなり、制約条件が存在
する時には地点間によって差異が生じる。
l LSEは、供給する需要家の接続地点における引出価格(=LMP)に消費量を掛けた金額の合計
をPJMに支払う。
l 発電事業者は、発電所の接続地点における投入価格(=LMP)に発電量を掛けた金額をPJM
から受取る。
l LSEは、供給する需要家の接続地点における引出価格(=LMP)に消費量を掛けた金額の合計
をPJMに支払う。
l 発電事業者は、発電所の接続地点における投入価格(=LMP)に発電量を掛けた金額をPJM
から受取る。
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:PJMエネルギー市場②
エネルギー市場②
エネルギー市場②
エネルギー市場②
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:
Ⅲー⑦:PJMエネルギー市場②
エネルギー市場②
エネルギー市場②
エネルギー市場②
G G G G GL
L
L
L
L
LSE(Load Serving Entity) (小売事業者) 自己電源 相対契約 スポット市場 容量権市場で 「容量権」調達 が必要 ●接続地点のLMPで決済 ●混雑発生時には異なる地 点の電源で異なる価格に ●接続地点のLMPで決済 ●混雑発生時には異なる接続 地点で引出価格が異なることも ( 発 電 ) ( 発 電 ) ( 発 電 ) ( 発 電 ) ( 消 費 ) ( 消 費 ) ( 消 費 ) ( 消 費 ) LMP LMP LMP LMP LMP LMP LMP LMP LMP LMP
l システム全体で10,000MWの負荷に対して、送電制約が無ければB地点より安価
なA地点の発電所のみ(G1、G2)で経済給電可能。この場合の価格は限界的な発
電所であるG2の22ドル/MWhに。
l しかし、1,000MWの送電制約により、B地点のG3及びG4を稼働させることになる。
A地点で限界的な価格の発電所はG1、B地点で限界的な価格の発電所はG4であ
るため、A地点の価格は20ドル/MWhに、B地点の価格は30ドル/MWhになる。
l この両地点の価格差10ドル/MWh (=30-20)が混雑料金で、1,000MWであるか
ら合計1万ドルが混雑料金収入となる。
l システム全体で10,000MWの負荷に対して、送電制約が無ければB地点より安価
なA地点の発電所のみ(G1、G2)で経済給電可能。この場合の価格は限界的な発
電所であるG2の22ドル/MWhに。
l しかし、1,000MWの送電制約により、B地点のG3及びG4を稼働させることになる。
A地点で限界的な価格の発電所はG1、B地点で限界的な価格の発電所はG4であ
るため、A地点の価格は20ドル/MWhに、B地点の価格は30ドル/MWhになる。
l この両地点の価格差10ドル/MWh (=30-20)が混雑料金で、1,000MWであるか
ら合計1万ドルが混雑料金収入となる。
l標準市場設計(SMD)でも採用が推奨されている方式。
l地点別の限界的発電価格で各地点の価格を決定する方法。
従って混雑が無い場合には、域内で同一価格となる。混雑の発
生に応じてゾーンが形成され、価格差が発生する。
l地点毎の価格差が混雑料金となる。
l標準市場設計(SMD)でも採用が推奨されている方式。
l地点別の限界的発電価格で各地点の価格を決定する方法。
従って混雑が無い場合には、域内で同一価格となる。混雑の発
生に応じてゾーンが形成され、価格差が発生する。
l地点毎の価格差が混雑料金となる。
G1
G3
9,500MW (9,500MW) $20/MWh 0MW (750MW) $25/MWh 2,000MWA
B
G2
500MW (1,000MW) $22/MWh 8,000MWG4
0MW (1,250MW) $30/MWh 1,000MWの制約G1
G3
9,000MW(9,500MW) $20/MWh 750MW(750MW) $25/MWhA
G2
0MW(1,000MW) $22/MWhG4
250MW(1,250MW) $30/MWh 1,000MWの制約B
LMP=$20 LMP=$30混雑料金=(
混雑料金=(
混雑料金=(
混雑料金=( $30 - $20)
))
) ×
×
×
×1,000MW
1,000MWL
L
2,000MW 8,000MWL
L
混雑解消後
混雑解消前
Gi :第i発電所L
:需要 凡例(参考)地点別限界価格方式の概要
(参考)地点別限界価格方式の概要
(参考)地点別限界価格方式の概要
(参考)地点別限界価格方式の概要
(参考)地点別限界価格方式の概要
(参考)地点別限界価格方式の概要
(参考)地点別限界価格方式の概要
(参考)地点別限界価格方式の概要
21
*
*
*
*NEM((((National Electricity Market、
、
、全国統一市場)とは
、
全国統一市場)とは
全国統一市場)とは
全国統一市場)とは
l ニュー・サウス・ウェールズ州やビクトリア州など4州を跨る統一電力市場であり、将来
的にタスマニア州が加わる予定になっている。NEMはいわゆる強制プールの形態を
採っており、入札価格に基づき5分間隔で各発電所の発電量を決定し、指令を行うと
いう独特の運用方法を行っている。
l なお、オーストラリアでは州毎に電気事業の規制が行われており、送電系統の技術
的運用は各州の送電会社が実施している。また小売自由化は、1994年にビクトリア
州で部分自由化が開始されて以降、各州で実施され将来的には完全自由化を指向し
ている州が多い。
*
*
*
*NEM((((National Electricity Market、
、
、
、全国統一市場)とは
全国統一市場)とは
全国統一市場)とは
全国統一市場)とは
l ニュー・サウス・ウェールズ州やビクトリア州など4州を跨る統一電力市場であり、将来
的にタスマニア州が加わる予定になっている。NEMはいわゆる強制プールの形態を
採っており、入札価格に基づき5分間隔で各発電所の発電量を決定し、指令を行うと
いう独特の運用方法を行っている。
l なお、オーストラリアでは州毎に電気事業の規制が行われており、送電系統の技術
的運用は各州の送電会社が実施している。また小売自由化は、1994年にビクトリア
州で部分自由化が開始されて以降、各州で実施され将来的には完全自由化を指向し
ている州が多い。
0
20
40
60
80
100
120
140
99/1
99/4
99/7 99/10 00/1
00/4
00/7 00/10 01/1
01/4
01/7 01/10 02/1
NSW
VIC
QLD
SA
SNOWY
豪州ドル
豪州ドル
豪州ドル
豪州ドル /1,000kWh
(注)NSW:ニュー・サウスウェールズ州(含む首都特別区) 、VIC:ビクトリア州 、QLD:クイーン
ズランド州 、SA:南オーストラリア州 、SNOWY:スノーウィーマウンテン水力発電会社
(出所)NEMMCO、http://www.nemmco.com.au/
●1998年12月にNEM(全国統一市場)が設立された。当初は、地域間価格差が大き
かったものの、連系線の建設により2001年頃から、その格差は縮小傾向にある。
●2000年1月、2001年2月に、需要の急増等に伴い、スポット価格の高騰を招いた。
●1998年12月にNEM(全国統一市場)が設立された。当初は、地域間価格差が大き
かったものの、連系線の建設により2001年頃から、その格差は縮小傾向にある。
●2000年1月、2001年2月に、需要の急増等に伴い、スポット価格の高騰を招いた。
Ⅲー⑧:オーストラリア(
Ⅲー⑧:オーストラリア(
Ⅲー⑧:オーストラリア(
Ⅲー⑧:オーストラリア(NEM)①
)①
)①
)①
Ⅲー⑧:オーストラリア(
Ⅲー⑧:オーストラリア(
Ⅲー⑧:オーストラリア(
Ⅲー⑧:オーストラリア(NEM)①
)①
)①
)①
(注)NSW:ニュー・サウスウェールズ州(含む首都
特別区) 、VIC:ビクトリア州 、QLD:クイーンズ
ランド州 、SA:南オーストラリア州 、SNOWY:
スノーウィーマウンテン水力発電会社
NEMMCO「 全国市場管理会社」「 全国市場管理会社」「 全国市場管理会社」「 全国市場管理会社」 (National Electricity Market
Management Company) ニューサウス・ウェールズ州 (NSW) ビクトリア州 (VIC) クイーンズランド州 (QLD) サウス・オーストラリア州 (SA) 首都特別区 (ACT) 出資 ACCC(オーストラリア競争・消費者委員 会、Australian Competition and
Consumer Commission)
NEC「全国電力規約」 (National Electricity Code)
NECA(全国電力規約管理者、 National Electricity Code
Administrator) NEM「 全国統一市場」「 全国統一市場」「 全国統一市場」「 全国統一市場」 (National Electricity Market) 運営 ・電力市場の規則 ・系統接続 ・託送料金設定方法 ・計量システム等 承認 ・規約の変更 ・規約に基づく市場監視 ・市場参加者間の紛争処理 管理等