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平 成23年4月1日

巻頭言

2010年1月 か ら 日本 肺 癌 学 会 で もUICCのTNM病 期 分 類 第7版 が 全 面 的 に採 用 され る こ と とな りま した 。 日常 診 療 で も長 年 慣 れ 親 しん だ 旧分 類 か ら離 れ 、症例 に出会 うたび に 新 分 類 を ひ っ く り返 す 毎 日です 。 こ の 改 訂 案 の 大 き な ポ イ ン トの ひ とつ は 日本 を含 む 世 界 中 か ら集 積 され た100,000例 超 の症 例 解 析 を も とに世 界 で 統 一 され た初 め て のTNM病 期 分 類 で あ る こ とだ そ うで す 。 が ん 診 療 の 質 の 向 上 、 発 展 に つ な が る この よ うな解 析 の源 は 情 熱 と信 念 の も と に継 続 され る 日々 の診 断 ・診 療 で あ り、今 回 第40回 を迎 え た 山梨 肺 癌 研 究 会 も そ の 一 部 で あ る と考 え ま す 。 10題 の 演 題 が 集 ま りま した が 、今 回 特徴 的 で あ っ た の は 看 護 師 に よ る発 表 が あ っ た こ と で す 。発 表 ・討 論 とも に た い へ ん 盛 り上 が りま した 。 医師 は もち ろ ん 、多職 種 に よ る発 表 ・ 討 論 が され る こ とは よ り広 い 視 点 で が ん 診 療 を 捉 え 、 新 た な発 見 に つ な が る こ と と考 え ら れ ます 。 今 後 、 よ り幅 広 い職 種 の 参 加 に よ る研 究 会 の 活 性 化 が期 待 され ま した。 特 別 講 演 は 広 島 大 学 の 永 田 靖 先 生 にお 願 い し、 「肺 癌 に 対 す る体 幹 部 定 位 放 射 線 治 療 の 現 況 」に つ い てお 話 い た だ き ま した。 ご講 演 の 中 に も あ っ た よ うに1994年 に 国 内 で は じめ て 開 始 され た体 幹 部 定位 放 射 線 治 療 もJCOGに お い て 質 の 高 い 臨床 試 験 が 行 わ れ る よ うに な り、2010年 に は 標 準 手 術 可能 例 の3年 経 過 観 察 結 果 が 永 田 先 生 に よ り報 告 され ま した。 こ の よ うな 質 の 高 い 臨床 試 験 の 結 果 が 科 を越 え て議 論 ・評 価 され る こ とで 体 幹 部 定位 放 射 線 治 療 は 早 期 肺 癌 の 治 療 戦 略 の ひ とつ と して 確 立 され て く る もの と確 信 しま した。 が ん 医療 の 均 点 化 を叫 び つ つ も 、 地 域 医 療 崩 壊 の 波 に押 し流 され そ うな 今 日 この 頃 です が 、40回 とい う本 研 究 会 の歴 史 の 中 に あ る情 熱 と信 念 を胸 に 日々 患者 さん と向 き合 い 、仲 間 と と も に 成 長 して い きた い 、 そ して 山 梨 県 内 の が ん 診 療 の 質 を 向 上 させ て い き た い と考 え ま す 。 市立 甲府病 院 放射線治療科 小 宮山 貴 史 一1一

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