• 検索結果がありません。

会議レポート:International workshop of IFIP WG3.5 Learning for 21st century : What really matters?

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "会議レポート:International workshop of IFIP WG3.5 Learning for 21st century : What really matters?"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)・政策的な課題 ・生涯教育 ・非公教育 ・新しいリテラシーと新しい能力 ・クラスルームとして,また学習の素材および学習の方 法としての Web ・学習過程 ・教育組織,教育内容,そして学習方法の変化 ・変化しつつある教育 ・学校教育の新しい考え ・ディジタル社会における能力 ・創造性. 会議レポート International workshop of IFIP WG3.5 Learning for 21st century: What really matters?. である.今回のワークショップには Web サイト. *1. が. あり,そこにはこのワークショップの趣旨,プログラム, 論文アブストラクト,エクスカーションの様子などが掲 載されている.  初日のオープニングセレモニーにはハンガリーの文部 大臣までも参加する熱の入れようである.考えてみれば フォン・ノイマンを生んでいるハンガリーという国は, 我が国の 10 分の 1 程度の人口にもかかわらずノーベル.  標記のワークショップが 2004 年 6 月 28 日から 7 月 2 日の間,ハンガリーの首都ブダペストの Eötvös Loránd 大学(旧ブダペスト大学)において催された. 筆者は論文発表を含め,参加したので概要を報告する. WG3.5 は IFIP の TC3(Technical Committee for Education)の下部組織で Informatics in Elementary Education に関するワーキンググループである.なお 同時期,同地において WG3.1(Informatics and ICT in Secondary Education)も並行してそのミーティ ングが開かれたがこの報告は主として WG3.5 に関する ものである.  会議は 21 世紀において人々が物事を批判的に思考し 読みきること,自分自身を明確にそして説得力のあるよ うに表現し,なおかつチームの一員として働き,問題を 解決し,創造的な思考力を身につけた人材が要求される ことを鑑み,そのような人材を養成する教育において ICT(Information and Communication Technology) がいかに貢献できるかを,さまざまな角度(主として教 育学的な視点がベースにある)から議論するものであっ た.21 世紀における ICT の主な挑戦は遠隔的にさまざ まな課題を解決可能にするものであり,それは子供たち が文化を超え言語を超え協力的にモデルを構築し,それ をテストすることを可能にするものである.またそれは 生涯教育にもつながるものであり,コミュニケーション と協力学習,学校そして家庭から,あるいは任意のとこ ろから学習を可能にするものである.ワークショップ全 体を貫く主なテーマを列挙すると. 賞受賞者数が日本を凌ぐような創造性をはぐくんできた 教育立国である.ワークショップの中日に計画された学 校(幼,小,中高)見学に筆者も参加したが,いかにも 教育に力を入れているこの国の雰囲気を肌で感じたもの である.  このワークショップは上記のテーマに示されるように 「技術的な」問題というよりは,すぐれて教育(学)的 な課題を議論している.事実,キーワードや論文タイト ルには pedagogy(教育学)が頻出する.かつて筆者は, ある雑誌に掲載されたコンピュータに造詣の深い日本の 著名な教育(認知科学)学者による記事を読んだ.その 中で アメリカ教育学会(AERA)は哲学,数学, 物理学, 心理学などさまざまな専門を持つ人たちが寄り集まって 「教育」という共通の課題を議論するから面白い とい う記事を読んだことがある.今回のワークショップはま さにこのようなものを彷彿させるほどの刺激的なワーク ショップであった.また学校教育現場での教員がポスタ ーを含めて数多く発表していることも印象的であった.  筆者にとって最も印象的な発表は主催者,Eötvös Loránd 大学の Informatics Methodology Group が中 心となって進めている CoLabs Project(Coordinator: Dr. Márta Turcsányi-Szabó, 今 回 の ワ ー ク シ ョ ッ プの代表組織者)である.このプロジェクトでは現在 Imagine Logo という言語を用いた学校での情報教育 を,国を超えて組織的に行っている.Logo はその原 型が S.Papert によって開発された子供用のプログラ ミング言語であり,それが Windows 版として改良さ れ 1990 年代前半に登場したものが Comenius Logo IPSJ Magazine Vol.45 No.10 Oct. 2004. 1085.

(2) で あ る.1990 年代後半にそれが SuperLogo と な り. Project はハンガリーが中心であるがスロヴァキア,ポ. 2001 年に Imagine Logo として登場した.いずれも. ーランド,ポルトガルが加わっている.. スロヴァキアの Ivan Kalas(Comenius 大学)のグル.  ワークショップ全体の参加者が 50 人程度に限定され. ープにより開発されたものである.構成主義に基づく. た小規模なものであった.ヨーロッパからの参加者が多. Papert による原型としての Logo の考え方を踏襲する. いことは否めないが全世界から集まっての国際色豊かな. ものであるが,現在の Imagine はかなりの作業ができ. ミーティングであった.思えば 教育 という営為はき. るようになっている.ネットワークを介して言語の違い. わめて 国家的 課題であったろうに,こと現代的 ICT. を乗り越えての協調的な学習環境を構築するオーサリン. という とんでもない 技術の到来によって,ICT がか. グツール,子供と教師が異なった小さな活動(マイクロ. かわる(かかわらざるを得ない)「教育」が国家の枠を. ワールド)を同時にあるいは非同期的に展開し学習を. 超えた国際的な課題になること自体,21 世紀の象徴的. 発展させることができるようになっている.Ivan Kalas. な事件のように思えてならない.. による口頭発表には算数教育での「分数」の概念を学習 するビジュアルなツールが紹介された.また,CoLabs プロジェクトのワークショップではネットワーク環境で. --------------------------------------------------------* 1 <URL:http://matchsz.inf.elte.hu/ifip2004/>. の Imagine の実習がなされた.なお,この CoLabs . この一冊で情報処理の理論・技術の すべてがわかる!. エンサイクロペディア. 情報処理 (  ) 改訂 4版. 情報処理学会 編. (山崎謙介/東京学芸大学教育学部). 情報科学、情報処理、情報工学、情報通信のすべての 分野が概観でき、本質が理解できます。コンピュータ 科学の入門書として1994年に発行して以来、急激 な情報処理の進展に対応し てきましたが、今回、前版発 行後の理論・技術の発展をふ まえ、全面的に本文の記述や 図表、関連データを見直すと ともに、ロボティクス、バイオ インフォマティクスなど新し. A5判/604頁/定価5040円(税込). い展開を反映させています。. 会員特価4536円(税込). 4-274-07943-0. 主な目次 1章 コンピュータリテラシー 2章 プロダクティビティツール 3章 コンピュータネットワーク 4章 マルチメディアとバーチャルリアリティ 5章 人工知能 6章 データベース 7章 プログラミング. 1086. 45 巻 10 号 情報処理 2004 年 10 月. 8章 プログラミング言語 9章 オブジェクト指向 10章 ソフトウェア工学 11章 オペレーティングシステム 12章 コンピュータアーキテクチャ 13章 情報セキュリティと情報フロンティア. お申し込みは 情報処理学会へ ���������������� ����������������.

(3)

参照

関連したドキュメント

コモと au のユーザーどうしをつなぐネットワークではなく、スマートフォンの基本ソ フトウェアである iOS と

その結果、 「ことばの力」の付く場とは、実は外(日本語教室外)の世界なのではないだろ

4 後 援 スポーツ庁 全日本中学校長会 全国都道府県教育長協議会 (申請中) 全国市町村教育委員会連合会 (公社)日本PTA全国協議会

かであろう。まさに UMIZ の活動がそれを担ってい るのである(幼児保育教育の “UMIZ for KIDS” による 3

ところが,ろう教育の大きな目標は,聴覚口話

脚本した映画『0.5 ミリ』が 2014 年公開。第 39 回報知映画賞作品賞、第 69 回毎日映画コンクー ル脚本賞、第 36 回ヨコハマ映画祭監督賞、第 24

であり、 今日 までの日 本の 民族精神 の形 成におい て大

創業当時、日本では機械のオイル漏れを 防ぐために革製パッキンが使われていま