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大学における留学生に対する日本語教育とその問題点について

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大学における留学生に対する日本語教育と

その問題点について

学校教育研究センター 渡 連 裕 子

学校教育学研究 特別号 抜刷1993年3月

兵庫教育大学 学校教育研究センター

Reprinted from the Journal of School Education, Special Issue, 1993 Center for School Education Research

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大学における留学生に対する日本語教育とその問題点について

学校教育研究センタ一  波 連 裕 子 大学のキャンパスで学んでいる外国人学生には、様々な資格の者がいる。日本語能力は一般的に言って、 教員研修留学生は学部留学生より低いo大学院入学希望の研究生は、受験勉強のために日本語の授業を耽り たがる傾向にある.こ押まクラス運営上問題となる一つである。学部留学生に必要な日本語教育は、彼らが 授業が分かり、課題が提出でき、卒業論文を完成させ、卒業できる日本語能力を身につけさせることである。 本学では、教員留学生には修了論文(日本語でも英語でも可)提出と研究発表会で発表を日本語で行うこと が義務づけられているO 「書くこと」の指導が特に大切であるO必要な知識を与えること及び文章を書く技 術を教え る事が要求されている。 キーワード:学部留学生・教員研修留学生・研究生・日本語能力・学習目標・書くこと はじめに 大学のキャンパスで学んでいる外国人学生は 等しく留学生と呼ばれるのであるが、その資格 が様々であることは、同じキャンパスで生活し ている教職員・学生にもあまり知られていない のではないだろうか。現在日本たおける留学生 のうち大学で学んでいる者はどのような者であ るのか。どの様な留学生が本学で学んでいるの かを述べた後に、留学生に対して行われている 日本語教育はどのようなものであるのか、また、 どのようなものであるべきなのかを、特に「書 くこと」の指導を中心として、本稿において述 べる。 1.留学生の現状 1.1わが国の留学生の現状 文部省学術国際局留学生課の平成4年4月の 資料によると、平成3年5月1日現在の日本に おける留学生数は、 45,066名であり、その9割 がアジアからの留学生である。また、大学・大 学院で学ぶ留学生数は30,982名である。専攻分 野別留学生数を見ると、全留学生のうち、教員 養成などは2,104名で、 4.7%と言うことになっ ている。 1.2本学における留学生の現状 本学においては、 1.学部正規留学生2.教員 研修留学生3.大学院正規留学生4.大学院研究 生としての留学生の4つのタイプが見られる。 タイプ1は私費外国人留学生特別選抜を受けて 入学を許可された者。タイプ2は文部省によっ て決定された合格者に関し、各大学との協議の 結果受け入れる者。タイプ3は日本人と同じ大 学院入学選抜試験を受けて入学を許可された者。 タイプ4は大学内の手続きを経て研究生として 入学を許可された者である。平成4年5月1日 現在での本学在籍者数は31名である。(表1参照) 2.大学・大学院入学時の留学生の状況 2.1日本語能力 学部正規生の場合、出願資格として、財団法 人日本国際教育協会実施の「日本語能力試験 (1級)」及び「私費外国人留学生統一試験(文 系または理科系)」を受験していることとなっ ている。 「日本語能力試験(1級)」のレベルは、 「高度の文法・漢字(2,000字程度) ・語嚢(10,0

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92 00語程度)を習得し、社会生活をする上で必要 であると共に、大学における学習・研究の基礎 としても役立っような、総合的な日本語能力。 (日本語を900時間程度学習したレベル)」となっ ている。その構成は「文字・語柔」 「聴解」 「読 解・文法」の三分野となっていて、 「作文」と いう類別はなく、 「書くこと」の能力について個 別に測ることは意図されていないことが分かる。 1級の合格は、概ね7割とされており、平成3 年度においては受験者18β08名のうち、 8,337 名が1級合格者として認定されている。 (日本 国際教育協会による、平成3年度日本語能力試 験結果の概要による。)なお、本学入学者の各々 の試験結果は表2を参照。 教員研修留学生は、学部正規留学生とは異な り、 「日本語能力試験」の受験が義務づけられ ているわけではなく、教員研修留学生として来 日後に、半年の予備教育を日本国内にある国立 の日本語教育機関で受けた後に本学にやって来 る。来日以前に日本語教育を受けていない者が ほとんどであるため、半年の予備教育では初級 レベル終了の者がほとんどと言うことになる。 韓国からの留学生には母国での学習歴のある者 がいる。 大学院受験を目指すものがほとんどである研 究生については、入学許可を決定する際に、彼 らの日本語能力を客観的になんらかの基準に基 づいて測ると言うことがなされているわけでは ない。 本学の大学院の留学生は、日本人と同じ入学 試験を経て入学しているので、その日本語能力 についてはチェックされたとみなしてもよいの かも知れない。なお、平成5年度の入試より、 外国語科目として「日本語」が選択できるよう になったのは、評価されてよい。筆者は、本学 に入学した留学生を対象に、 4月の授業の早い 時期に筆記式の日本語試験を行い、ある面の日 本語能力を測ろうと試みているが、本学におい てはまだ過去2回実施したに過ぎず、サンプル 数も16と限られているため、そこから現時点で はなんらかの結論を導き出すに至っていない。 3.本学における留学生に対する授業科目につ 1サ 日本語科目として、学部1年次学生に対し、 「日本語の特質A・ B」 (1単位) 「日本語演習 A・B」 (1単位)が開講されており、筆者が 担当している。 A・Bは日本語能力別と言うこ とにしてあり、教員研修留学生はその日本語能 力によりどちらかに参加させているが、彼らに は単位習得の義務はないため、出席しない者・ しばしば休む者がいるのが現状である。平成4 年度は教員研修留学生だけのクラス編成を組む ことができたので、学部生に迷惑をかけること がなく幸いである。次に研究生であるが、彼ら は概ね大学入学を目的としているため、その受 験勉強のつもりで日本語の授業に出席すること を希望する者が多い。従って、一般的に言うと、 4月頃には熱心に出席していても、入試が近づ くにつれ休みがちになったり、入試が終われば、 全く出席しないと言うことも起こるのである。 本学の場合、現在の所研究生の数がそれほど多 くないため授業運営に支障を来すというところ までは行っていないが、留学生だからと言って、 学部1年生用に開講しているものに、あらゆる 留学生を押し込もうと言うのは土台無理な話で ある。日本語を学ぶ目的・意味・必要性が留学 生のタイプによって異なっているのだから、本 来制度上明確に区別すべきであろうが、現状は 運用において急場をしのいでいると言ってよい。 具体的には、学部生には主に「書くこと」と 「読むこと」、教員研修留学生には主に「文法と 会話」及び「書くこと」の指導を行っている。

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4.、日本語教育における到達目標の設定 -なにが必要か-どの様な日本語教育が必要とされるかを決定 するためには、日本語教育における到達目標が まず設定されねばならない。留学生のタイプに よって、留学の目的が異なっているのであるか ら、彼らに必要とされる日本語能力もまた、異 なっていると予測される。ここでは留学生とし て必要とされる日本語能力について、学部生及 び教員研修留学生について述べる。 4.1学部生の場合 A.授業を受けるときに必要なこと 1.講義が聞いて理解できる。 2.講義を聞きながらノートが取れる。 3.実験・実習時に教師の指示が理解でき、 それに従うことができる。 4.教師の質問に口頭で答えることができ m 5.演習などで口頭発表ができ、議論にも 参加できる。 6.教科書・参考書・教師の配布する印刷 物が読め、内容が理解できる。 7.黒板に書かれたものをノートに写し取 ることができる。 8」園書館などで必要な文献を入手できる。 9.レポートなどを作成することができる0 10.卒業論文が作成できる。 B 授業以外の活動時に必要なこと 1.大学からのプリント・掲示物による情 報が読め、内容が理解できる。 2.事務手続き等の口頭説明が理解できる。 3.日本人学生と日本語によってコミュニ ケーションできる。 4.テレビ・ラジオが分かる。 5.新聞が読め理解できる。 Al-2 に関しては、純粋に言語知識として の語嚢・文の構造が理解できるだけではなく、 全体の中での重要な情報部分を取り出すことが できなければならない。また、専門知識の助け により、余談を余談として切り捨てることがで きなければ、能率的にノートを取ることはでき ない。 A3に関しては、聞き取りの失敗は実験 等が不成功に終わるだけではなく、生命に危険 すら及ぼしかねないのである。 A4-5 につい ても、まず聞いたことが理解できることが前提 となっている。 A6では読めると言うことは、 文字が識別でき、単語単位・文単位の意味が分 かると言うだけではもちろんなく、専門分野の 知識があることが前提となり、内容が把撞でき ると言うことである。 A7では、学生は印刷さ れた文字、槽書体の文字には慣れてはいても、 黒板に書かれた、崩した字体の文字となると判 読するのもむずかしく、ただ書き写すという事 ですらたやすい作業とは言いがたい場合がある。 A8はA9ォ10のために要求されることであり、 A9-10のためには、書き言葉としてのE]本語 を習得しており、適切な論の進め方にq)っとり 文献資料からの引用もでき、客観的事実と書き 手自身の意見・主張を明確に区別して記述でき なければならない。一方、大学での生活を送る ためには、 Bに挙げたようなことができる日本 語能力も必要とされる。自らに必要な情報を得 るのは日本語によってであるのだから。 4.2教具研修留学生の場合 日本で初めて6ケ月の日本語教育を受けた者 に関して言うと、彼らが本学に来た時点での彼 らのE]本譜能力は、学部留学生と比べてはるか に低い。そして、本学における専門教育につい ても、単位習得と言うのではなく、各人の研究 チ-マに沿った、緩やかなカリキュラムを組む ことになっている。そうは言え、留学生として は、上記A1-10及びBl-5ができる日本語能力 があるのが望ましいのは当然である。ただ、日 本語能力のレベルが学部学生に比べて高くない

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94 ので、到達レベルは学部留学生はど高く設定で きない。しかし、彼らも留学期間の終わりには、 研究テーマについて「修了論文」が課せられて いる。平成.4年3月までの修了留学生21名のう ち7名が日本語による「修了論文」を提出して いる。 「修了論文」は英語でもよいとされてい るが、それに関する口頭発表は全員日本語で行 うことになっており、その原稿作りの段階では、 日本語で文を考え、書かざるを得ないようになっ ている。 5.学習内容の決定-なにを教えるべきか一 学習目標が設定されたならば、それを実現さ せるためにはどの様な授業が必要なのであろう か。ここでは、「聞くこと」「話すこと」 「読む こと」 「書くこと」の4技能のうち、「書くこと」 に焦点を当てて論を進めたい。大学生としては、 卒業論文作成という大きな課題のあることはも ちろん、レポート・報告書の類を書く機会が多 くあるからである。また、教員研修留学生に関 しても、口頭発表の原稿作りの必要があること はさきに述べた。 「書くこと」だけに限らない が、それまでに、どの様な知識を得、練習・訓 練を行ってきたかによって、具体的教授細目が 異なって来るのは当然である。そこで、日本語 能力の低い教員研修留学生のことも考慮に入れ 「書くこと」の指導の中に初級レベル・中級レ ベル・上級レベルを通してどのような事柄が含 まれるのかの概要をまとめておくこととする。 5.1知識として身につけておくべきこと a.文字体系 平かな、カタカナのすべて。必要なだ けの漢字。そして、それらを用いてE]本 語を書き表す規則(仮名遣い、送り仮名 等)。文字については初めに正しい形を 書けるように指導しておかなければ、中 級・上級レベルになって直させようとし ても困難を来すし、学生もそれまで注意 を受けていないものだから、訂正するの に熱心でない場合がある。特にむずかし いのは、どの様な単語を漢字で書き、あ るいは仮名で書くのかが彼らには最初、 懇意的に恩えると言うことであるO極端 な話、平仮名だけで日本語を書き表すこ とも可能なのであるから。 b.語嚢の意味と用法 もちろんこれは、単語リストを暗記し ていると言うことだけではない。例えば、 「名詞と動詞」 「助詞と動詞」と言った組 合せとして文を作ることができる語桑を 学んでいると言うことである。共起する 語の文法的制限があればそれはもちろん 学ぶべき項目である。 C.構造文型・表現文型 E]本語学習の初級のレベルから、構造 シラバス、機能シラバス、場面・話題シ ラバスに関わらず、パタンという単位で 文を提示して日本語を教えることがなさ れているのだが、それを可能な限り使え るようになっていること。 d.文法 例えば、助詞の正しい用い方、受動文・ 使役文が作れるかと言ったようなことが 含まれる。 e.句点・読点及び他の記号の意味と使 い方(原稿用紙の使い方を含む) 日本語自体についての知識がいかに多 く学習されていようと、 「書くこと」は 訓練無しには上達し得ないものである。 これは日本語話者であって、生活上日本 語を用いるのになんら不自由のない者で あっても、すべての者がまとまった文・ 文章を苦もなく上手に書けるとは限らな いことからも分かるであろう。

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5.2文を書く技術 a.書き言葉と話言葉の文体の違いを認 識していること。 b.自らの辞書項目の中に蓄えられてい る語嚢の中から、書こうとしている内 容にふさわしい語嚢を選択できること。 C.文と文とのつなぎ方が論理的にできる こと。 d.段落と段落をつなげて、論理的な展開 を持つまとまった文章を作れること。 e!文章形式による文体の違いのあること を認識しており、内容にふさわしい文 体及び論の進め方が選択できること。 ここでは、大学生に取って必要な 「説明文」(exposition)、 「論証文」 (ar gument)を含めて考えている。 6.教授法・教授技術 -どの様に教えるのがよいか一 中級・上級になってから、ある特定のトピッ クを学生に与え、ある時間内にCX⊃字以内の作 文をせよ、等と言っても、これは「書くこと」 を教授することには全くなっていない。 5で述 べたことを、初級の段階から指導の中に取り入 れて授業を行っていなければならないのである。 知識として定着させるべき項目についても、常 に「書く」という作業を通して行うべきである。 これは、 「書くこと」という特定の授業時間が 取れる、取れないにかかわらず行う必要がある。 そして、具体的には、 1.短文が書ける、 2.短い パラグラフが書ける、 3.まとまった文章が書け る、の3つの段階があるわけであるが、 1の段 階では、文型を指定して、あるいは語嚢を指定 して文を作らせることができる。また、ひとっ の文の前半あるいは後半を予め書いておき、残 りの部分を完成させるよう指導できる。 1-2の 段階では口頭発表ができるものは文字によって 表現できると言うのでなくてはならない。しか し、 2の段階においては、いわゆる「だ体」 「で ある体」を用いる書き言葉の文体にのっとって 文章を書く練習をさせなければならない。ある まとまった数の質問に順番に答えて行くと、あ るまとまったパラグラフが書けると言う練習を 行うことができるのであるが、その場合にも文 末表現には注意がいる。 3の段階になると、な んのために、誰に対して書くのかが特にまず書 き手に認識される必要がある B2-5を教授す るためには、やはり一定の模範となるべき文章 を与え「読解」をするのがよい。内容の展開の 仕方であるとか、まとめ方であるとかは模範文 を基に学ぶのが分かりやすいからである。学生 によって書かれた文・文章は、教師によってで きるだけ早く訂正され(あるいは教師が学生に 訂正するよう指摘し)学生に返却し、必要なら ば、再提出させる等の指導がなされねばならな い。 3の段階になると、これは教師にとって非 常に時間のかかるものになるだけでなく、学生 にとっても学習動機が高くないと負担ばかり感 じられ成果の上がらないものになる危険性があ る。教師にとって時間がかかると言うのは、学 生の表現意図を確認しなければ添削はできない と言う部分が多く.出て来るからである。 「書く こと」と指導においては、いかに書くかという 点に重点が置かれるべきであって、評価の場合 も、書かれている内容の独創性ではなく、論理 的に正しく書かれているか、読む者が理解でき るように書かれているかを基準に評価すべきで あろう。異体的な評価のあり方については、本 稿においては省くこととする。 7.最後に 本稿においては異体的な「書くこと」の教育 についての望ましいコース・デザインをすると ころまではできなかった。 「書くこと」の技術 を教えることによって、学生の側の「書くこと」 に対する抵抗感を減少させることができれば、

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96 まず成功と言えるであろう。文章の展開につい て定まったパタンを取り出せるなら、指導する 際に大きな効果をあげることができる。そのた めには、ディスコース単位の研究がさされねば

表1 外国人留学生在籍者数(各年5月1日)

ならない。国語科教育において、作文教育とし て研究され出ている結果も、日本語教育にとっ て役に立っものがおおいにあるとのことだが、 その点については今後の課題としたい。 国 費 私  費

年度学部 研究留学生  教員研修

留学生大学院研究生 留学生  学部 大学院研究生聴講生

計 4     ∩ ∠   C O C < ]     L O C O   ^ 1     3 C D C O C O 0 1 4 9 9 ll 16 4  1 3  3

表2 本学入学者の「日本語能力試験(1級)」及び「私費外国人留学生統一試験」の結果

日本語能力試験 入学年度 入学者の得点 全国平均 (400点満点) (400点満点) 1989       221    240.2 1990       294     252.5 254 230 265 1991      356     256.1 307 263 1992       255     266.7 2% 統一試験 入学者の得点 全国平均 (400点満点) (400点満点) 165      143.8 149     162.9 173 143 104 161     167.7 166 If*ミ 268      172.7 162

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参考文献

遠藤織枝(1982) 「中級レベルの作文指導」 『講座 日本語教育』 18 pp.1-21

林大/林四郎/森岡健二(1976) 『作文の過程』 明治書院

Hedge,Trica (1988) Writing. Oxford Universi-ty Press 姫野昌子(1981) 「文章表現の指導」 『日本語教育』 43号pp.1-16 北条淳子(1969) 「作文指導の実際」 『講座日本語 教育』 5 pp.84-102 石田敏子(1988) 『日本語教授法』大修館書店 石垣貴千代(1981) 「初・中級段階の作文指導」 『講座日本語教育』 17 pp.122-143 木村宗男(1971) 「文字による表現の指導」 『講座 日本語教育』 7 pp.69-83 小矢野哲夫(1981) 「作文指導の実情と問題点 一中級・上級の場合-」 『日本語教育』 43号 pp.34-46 水谷信子(1989) 『日本語教育の内容と方法』アルク 村上治子(1990) 「作文指導一授業計画とその実際-」 『講座日本語教育』 25 pp.95-107 仁科喜久子(1985) 「上級段階の作文指導」 『講座 E]本語教育』 21 pp.105-123 Rivers,W.M. (1968) 『外国語習得のスキルーそ の教え方』研究社 佐藤喜久雄(1991) 「作文教育からみたE]本譜教育と 国語教育」 『日本語学』 VOL.13 pp.59-66 佐藤洋子(1981) 「上級段階の作文指導」 『講座日本 語教育』 17 pp.74-92

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A Study on Teaching Japanese as a Second

Language at University and Its Problem

Yuko WATANABE

Students from overseas who are studying on the campus are divided into some categories aceOrding to their capacity. Generally speaking, proficency in Japanese language of teacher trainees from overseas is lower than that of undergraduate students from overseas. Research students who hope to enter a graduate course tend to attend Japanese class for preparation for an entrance examination. This is one of the problems when we design a Japanese

langu-age course and have a Japanese class. We must give lessons to undergraduate

students from overseas in order that they can develop their ability in Japanese language and consequently they can write a graduation thesis in Japanese. At Hyogo University of Teacher Education, teacher trainees from overseas are bound to write a paper either in Japanese or in English before the end of the course and they are required to read a paper in J早panese at the meating.

It seems to be most important to teach how to write in Japanese. We must

provide the students with necessary knowledge and skills for writing.

Key words : an undergraduate student from overseas, a teacher trainee from overseas, a research student, porficiency in Japanese langu-age, an aim for learning, writing

参照

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