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ヒメトラハナムグリの生活史および訪花植物

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Academic year: 2021

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ヒメトラハナムグリの生活史および訪花植物

飯嶋一浩*

ῌ竹内将俊*

平成 +2 年 +, 月 + 日受付ῌ平成年 +3 月 - 月 +/ 日受理 要約 : ヒメトラハナムグリの幼虫は朽木内に生息し 腐朽材を摂食することが知られているが 筆者らは粉 砕腐朽材による屋外飼育実験により累代飼育に成功した そして その結果から本種の生活史を推定した 本種は年 + 化性であり 成虫の活動期間は / 月中旬から 2 月上旬であった 産卵は 0 月から 1 月に行われ 幼虫は - 齢が終齢であった 越冬態は終齢幼虫であるが 成熟した終齢幼虫は 3 月下旬から蛹室を形成し その中で越冬した 生活史型は 年 + 化ῌ幼虫越冬ῌ+ 回繁殖型であった また 成虫の餌資源である訪花植 物について調査した結果 + 綱 / 目 / 科 2 種が確認された 本種は都市部やその近郊など 地域によっては貴 重種となっているが そのような場所において本種を保全するためには 訪花植物を植栽し 発生源となる 朽木を設置することも有効であると考えられる キ῍ワ῍ド : トラハナムグリ亜科 生活史 生活史型 ポリネタ 都市緑化 ῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍῍

ヒメトラハナムグリ Lasiotrichius succinctus Pallas はコガネムシ科 Scarabaeidae トラハナムグリ亜科 Tri-chiinaeに属し 北海道 本州 佐渡島 隠岐諸島 四国 九州 五島列島 対馬 屋久島 種子島に分布し 国外で はサハリン 朝鮮半島 中国 モンゴル シベリアで見ら れる+  体長 +* mm 前後の小さな昆虫であるが 黄色と黒 色の縞模様がある上翅や 同色の体毛を密生させた姿がハ チ目 Hymenoptera のハナバチ類 Apiformes に似た特徴 的な種である図 + これはハナバチ類をモデルとしたベ イツ型擬態であると考えられるが 飛翔している姿は確か にハチバチ類に酷似する このような特徴をもつヒメトラ ハナムグリ成虫の発生時期は / 月から 2 月とされ,  各種 の花の上に見られる-  幼虫は朽木を食べるとされるが-  その詳細は不明である 本種の知見は分類に関するもの .  各県の昆虫誌に見られる分布記録/ῌ1 などがあるが 生態に関するまとまったものはない このように生態的知 見の乏しいヒメトラハナムグリは 生活史に関しても不明 である 本種は山地から丘陵帯に生息するが1  +30* 年代 には東京 ,- 区内にも生息していたとの記録がある2, 3  し かしながら近年の記録はなく 東京都の保全上重要な野生 生物+* において区部と北多摩で B ランク 環境庁 RDB の 危急種に相当 南多摩と西多摩で C ランク 環境庁 RDB の希少種に相当 に指定され 貴重種扱いとなっている 従って都市部においては本種を保全する必要があるが 残 存する緑地 あるいはこれから創出される緑地において は 本種の生息に適した環境整備が望まれる くしくも 生物多様性の確保 自然と共生する社会 地球環境の 保全 等を掲げ ,**- 年に施行された自然再生推進法++ 受け 都市公園の緑地もその再生事業の対象となった+,  このため 都市の緑地を生物との共存の場所として整備す る動きは益盛んになることが予想され ヒメトラハナム グリのような かつての生息地を追われた種の復活を進め るには良い機会である しかし一方で ヒメトラハナムグ リのような花粉ῌ花蜜食昆虫の餌資源として どのような 植物を植栽すべきかといった情報がまとめられているの は チョウ類くらいであり+-ῌ+0  多くの種に配慮した植栽 を行えないのが現状である ヒメトラハナムグリが生息で きなくなった理由として 成虫の餌資源である訪花植物が 開発によって消失したことも一因であると考えられるが 本種の訪花植物を把握し これを緑地に植栽することによ り まずは成虫の餌資源を確保することが必要である ま た 生活史を知ることにより具体的な保全策を講じること ができると考えられる そこで 本研究では屋外飼育実験によりヒメトラハナム グリの生活史を推定するとともに 観察記録および文献記 録から本種の訪花植物目録の作成を行い 保全に必要な知 見を供することとした

材料および方法

+ῌ 生活史 供試虫は東京都町田市能ヶ谷町において クリ

Casta-nea crenata Sieb. et Zucc. を訪花していた以下の , 頭を用

いた +  +330 年 0 月 +0 日採集 + +330 年 0 月 ,- 日採集 これらの個体は 市販されているクヌギ Quercus acutis-sima Carruthers 粉砕腐朽材を約 /* mm の厚さに敷いた プラスチック容器 2* +/* +-* mm に入れ 直射日光 と雨が当たらない屋外にて飼育を行った 飼育場所は神奈 川県川崎市麻生区 標高 ./ m とした なお 容器内のク 論 文 Articles *東京農業大学短期大学部環境緑地学科 東京農大農学集報 /, , 2-ῌ22 ,**1

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ヌギ粉砕腐朽材は成虫の休息場所や産卵床であるととも に῍ 幼虫の餌にもなるῌ クヌギ粉砕腐朽材を幼虫の餌とし た理由は῍ 林-ῒ のΐ幼虫は朽木の中にもぐりこみ῍ 朽木を食 べて育つῌ῔ によるῌ 飼育中の成虫には市販の昆虫用糖蜜を 餌として与えたほか῍ バナナ Musa sapientum L. の果実も 時῏与えたῌ 飼育容器内のクヌギ粉砕腐朽材は霧吹きなど で῍ 適度な湿り気を保ったῌ このようにして屋外飼育を続 け῍ 毎月 / 日῍ +/ 日῍ ,/ 日に容器内に存在する発育ステῐ ジを記録したῌ 飼育実験は +333 年まで継続して行ったῌ ,ῌ 訪花植物 野外観察記録と文献記録より῍ ヒメトラハナムグリの訪 花植物目録を作成したῌ 野外観察記録は +333 年から ,**0 年の間に筆者らが各地で確認した記録から῍ 植物種ごとに 新しいものをひとつ採用したῌ 文献記録に関しては論文の みならず῍ 図鑑類からも訪花植物を同定し῍ 記録として採 用したῌ なお῍ 確認された訪花植物各種の花色と開花期を 明記するために῍ 次の文献類を参照したῌ 花色に関しては῍ 牧野+1ῒ を主としたが῍ 林+2ῒ も併用したῌ 開花期に関して は῍ 佐竹ら+3, ,*ῒ を参照した

結果および考察

+ῌ 生活史 実験結果より得られたヒメトラハナムグリの生活史の図 を῍ 実験地に近い横浜地方気象台 ῑ標高 -3 mῒ の各月平均 気温 ῑ+330 年から +333 年の記録より算出ῒ,+ῒ とともに示 ῑ図 +ῒῌ 林-ῒ によればヒメトラハナムグリは年 + 化から ,年 + 化とされるが῍ 本飼育実験の結果は年 + 化であったῌ 本種は年 + 化が基本であると思われるが῍ 北海道などの寒 冷な地域では , 年 + 化の可能性も否定できず῍ この点に関 しては調査の余地がある卵が存在する時期は 0 月上旬から 1 月下旬までῌ 幼虫は -齢が終齢であったῌ 各齢期の幼虫が見られる時期は῍ + 齢 幼虫が 0 月中旬から 1 月下旬῍ , 齢幼虫が 0 月下旬から 2 月中旬ῌ - 齢幼虫は 1 月上旬から見られたῌ - 齢幼虫は成熟 すると体色が黄白色を呈し῍ 3 月下旬頃には蛹室を形成し たῌ 蛹室の内壁は῍ - 齢幼虫が体の周囲の粉砕腐朽材を押 し固めるとともに῍ 自らの糞でコῐティングして形成され たῌ なお῍ 蛹室は透明な飼育容器の底部壁面に沿って形成 されるため῍ 蛹室を壊さずに内部の様子を観察することが できたῌ - 齢幼虫はこの蛹室内に留まったまま越冬するῌ 本種のように蛹室内にて幼虫態のまま越冬する例は῍ 近 縁のハナムグリ亜科 Cetoniinae に属するクロカナブン

Rhomborhina polita Waterhouse でも知られる,,ῒ

ῌ しかし ながら῍ クロカナブンの場合は初年度を - 齢幼虫のまま蛹 図 + ヒメトラハナムグリ L. succinctus ῑ成虫ῒ 図 , ヒメトラハナムグリの生活史 E :卵῍ L : 幼虫῍ P : 蛹῍ A : 成虫῎ 各ステῐジの存在期間 蛹室内における幼虫休眠期間 飯嶋ῌ竹内

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室を形成せずに越冬し῍ , 度目の冬に蛹室を形成する点 ,,῏ ῍ ヒメトラハナムグリとは異なるῌ ちなみにハナムグ リ亜科には῍ 幼虫越冬する種が冬季に蛹室に似た休眠室 diapause chamberを形成することが知られ῍ その機能 は῍ ῌ 凍結死の防止῍ ῍ 真菌類の寄生防止であると考えら れている,-῏ ῌ ヒメトラハナムグリの場合は῍ 初秋には幼虫 発育が終了するため蛹室を形成するわけであるが῍ 結果的 に῍ この蛹室が厳冬期には休眠室と同様の働きをすると考 えられる翌年の . 月になると蛹室内の - 齢幼虫は休眠から覚醒す ると思われ῍ . 月中旬には丸めていた体を伸ばして前蛹状 態になったῌ そして . 月下旬頃から蛹化し始めたῌ 春季の 気温が高く発育が早く進んだ年には῍ / 月 2 日の時点です でに蛹室内で成虫となっているものもいたῌ 成虫は羽化後 数日は蛹室に留まるが῍ / 月中旬から下旬には蛹室を脱出 して地上に姿を現したῌ 地上に出現した成虫は῍ 摂食活動 と生殖活動を行ったῌ これらの成虫は長くても 2 月中旬に はすべての個体が死亡したῌ なお῍ 生活史型 life history type,., ,/῏ ῍ 本種の場合῍ 年 + 化ῌ幼虫越冬ῌ+ 回繁殖型 となる本種の幼虫は林-῏ によれば朽木食であるとされるが῍ 具 体的な記録はないῌ 筆者らは῍ 幼虫の生息場所に関する次 のような情報を得ているので῍ 観察者である東京都の井上 暁生氏の許可を得てここに記録しておくῌ +333 年 +* 月῍ 山梨県北巨摩郡須玉町増富にて῍ 直径 . cm 程の広葉樹の 朽木の内部からコガネムシ科幼虫 + 頭を井上氏が採集ῌ 持 ち帰り室内飼育したところ῍ 翌年の - 月 ,1 日にはすでに 羽化した成虫が地上におり῍ ヒメトラハナムグリであるこ とが確認されたῌ このように῍ ヒメトラハナムグリの幼虫 が朽木内に生息し῍ それを餌としていることが確認され たῌ ところで῍ 一言に朽木と言っても῍ 腐朽をもたらす腐 朽菌の種類により朽木の腐朽状態は異なり῍ 一般には῍ ῌ 褐色腐朽材῍ ῍ 白色腐朽材῍ ῎ 軟腐朽材の - 種類に分類さ れる,0῏ ῌ また῍ クワガタムシ科 Lucanidae では種類によっ て利用可能な腐朽材の種類が異なることが知られてい ,1῏ ῌ ヒメトラハナムグリがどのような腐朽材を利用して いるのかを解明することは῍ 保全上も重要であると考えら れ῍ 今後の研究課題と言えるῌ ,ῌ 訪花植物 まず῍ ヒメトラハナムグリ成虫の口器に関して述べるῌ トラハナムグリ亜科に近縁なハナムグリ亜科では小腮に長 毛が密生しており῍ これにより花粉や花蜜を効率よく採餌 することが知られる,2῏-*῏ ῌ そしてこの短い小腮のみが῍ 採 餌のために体内から外部に露出させることができる唯一の 器官であるῌ 一方῍ 大腮は臼歯部が発達するものの切歯部 は剣状に縮小化して῍ その姿を外部から確認することはで きない-*῏ ῌ 従って῍ コガネムシ科の食葉性種のように大腮 で植物体を齧ったり傷つけることはできないとされる-*῏ ῌ ハナムグリ亜科に見られるこのような口器の特徴は῍ トラ ハナムグリ亜科においても共通の形態であるヒメトラハナムグリの訪花植物を表 + に示したῌ 確認さ れた訪花植物は῍ + 綱 / 目 / 科 2 種ῌ すべて木本の野生種 であったῌ これらの訪花植物をトラハナムグリ亜科の他種 と比較すべきであるが῍ まとまった報告がないために比較 することができないῌ そこで῍ 国内の分布域が北海道から 屋久島までヒメトラハナムグリと重なっている῍ ハナムグ

リ亜科のコアオハナムグリ Gametis jucunda

῎Falder-nann῏+῏

と比較するῌ コアオハナムグリの訪花植物は , 綱

,.目 -2 科 ++0 種が知られるが,/, -0῏῍ このうちの在来種で

(4)

種の明らかな , 綱 ,. 目 -0 科 2, 種と,/, -0  ヒメトラハナム グリの訪花植物 2 種から 両種の訪花植物に基づく餌資源 ニッチの重複度を JACCARD-1 の群集係数 CC により算出 した結果 CC*.+* となった トラハナムグリ亜科の他種 については CC が算出されていないが ハナムグリ亜科の コアオハナムグリとクロハナムグリの間での CC は *.+, となる,/, -0  今回確認されたヒメトラハナムグリの訪花植 物は すべてコアオハナムグリの訪花植物に含まれていた -0  クロハナムグリにおいても訪花植物 ++ 種中 +* 種 がコアオハナムグリの訪花植物と重複していることが知ら ,/  そのことにより両者の CC が近い値を示していると 思われる なお ヒメトラハナムグリの訪花植物で未確認 の種はまだあると思われるので 正確な餌資源ニッチの重 複度を算出するためには さらなるデタの蓄積が必要で ある 次に訪花植物の花型について述べる 植物の花型の分類

 FAEGRIand Van der PIJL-2などによるものがあるが

ポリネタとの関係を論じる際には単一花と花序型など が混在したまま分類されているために利用し難いとされ -*  そこで本研究においては 蜜腺が花被 花冠と萼 に 覆われずに露出している花を露出型 花被で隠れている ものを 隠蔽型 として 表 + よりヒメトラハナムグリの 訪花植物種を類別した その結果 露出型が 1/῍ 隠蔽型 が ,/῍ であり 露出型の花を多く利用していることがわ かった これは 口器の短いヒメトラハナムグリにとって は当然の結果と言えるが 逆に露出型の花に適応している とも考えられる 次に花色について述べる 調査の結果から 白色 黄白 色の , 色が確認された 表 + これらの色を白色 黄色の ,つにまとめ 各色に該当する訪花植物種の百分率を算出 した なお 黄白色は白色と黄色の中間色であるため こ の場合にはひとつの種を +ῌ, 種として花色の数で割った 値を種数として扱った その結果 白色が 2+῍ 黄色が +3῍ であり 白色花をより好むことがわかった ヒメトラ ハナムグリが属するトラハナムグリ亜科の他種で訪花植物 に関するまとまった報告がないため亜科内での比較はでき ないが トラハナムグリ亜科に近縁なハナムグリ亜科のコ アオハナムグリでは 本結果と同様に白色花が最も好まれ ることが知られる-*  このことは同時に餌資源ニッチが重 複している可能性を意味し 実際に本調査で確認されたヒ メトラハナムグリの訪花植物 2 種すべてが コアオハナム グリの訪花植物と重複していた -ῌ まとめ 本研究の結果から 本種は年 + 化ῌ幼虫越冬ῌ+ 回繁殖 型の生活史型であり 越冬時にはすでに蛹室を形成するこ とが判明した また 本種の幼虫は既存の知見どおり朽木 食であった そして訪花植物に関しては 記録が少ないも のの 2 種の木本種が確認された これらの結果から ヒメ トラハナムグリの保全について述べる 本種が都市部やそ の近郊で減少あるいは絶滅した要因には 幼虫の発生源で ある朽木の消失や 成虫の餌資源である訪花植物の消失な ども考えられる そこで これらの地域では訪花植物を植 栽して周辺個体群から成虫を誘引するとともに 幼虫の発 生場所となる朽木 現在のところ広葉樹が有効 を設置す る方法が考えられる 訪花植物の植栽に関しては 周辺の 自然植生と違和感のないものを選ぶことが基本ではある が 都市部のように近隣自然植生と隔たりがある地域にお いては 柔軟な樹種選択を許容し それらを積極的に利用 することも 本種の保全という面では前向きに検討すべき である たとえば 沿海性でありながら緑化樹木として都 市部で利用されているオオバイボタ Ligustrum ovalifol-ium Hassk. のような樹種は おおいに活用すべきと考え られる なお 注意すべき点としては 各種訪花植物が成 虫の活動期間を通して常に開花し続けるよう 開花フェノ ロジを考慮して植栽することが挙げられる 謝辞 : ヒメトラハナムグリ幼虫の発生場所に関する情報提 供 ならびに公表の許可をご快諾いただいた 東京都の井 上暁生氏に感謝の意を表する 文献 + 藤岡昌介 ,**+ 日本産コガネムシ上科総目録 KOGANE Supplement +. ,3-pp. , 黒澤良彦 +32/ ヒメトラハナムグリ 原色日本甲虫図鑑 II 上野俊一ῌ黒澤良彦ῌ佐藤正孝 編 p. .*3 保育社 大阪 - 林 長閑 +32- ヒメトラハナムグリ 学研生物図鑑 昆虫 II甲虫 中根猛彦ῌ林長閑ῌ竹中英雄 p. -/3 学習研究 社 東京 . 澤田玄正 +3.- ヒメトラハナムグリ Trichius succinctus Pallas に就いて 関西昆虫学会会報 +- , : .ῐ1 / 小掘文彦 +332 コガネムシ科 埼玉県昆虫誌῎ 埼玉昆虫 談話会 pp. +01ῐ+21 埼玉昆虫談話会 埼玉 0 佐藤光一 ,**- コガネムシ科 栃木県自然環境基礎調査 とちぎの昆虫῍ 栃木県自然環境調査研究会昆虫部会 編 pp. +-*ῐ+/. 栃木県林務部自然環境課 栃木 1 平野幸彦 ,**. コウチュウ目 Coleoptera. 神奈川県昆虫誌 神奈川昆虫談話会 pp. --/ῐ2-/ 神奈川昆虫談話会 神奈 2 長尾 悟 +303 ヒメトラハナムグリを都区内で 昆虫と自  . / : 1. 3 庄田達巳 +303 ヒメトラハナムグリ東京杉並で採集 昆虫 と自然 . 2 : -,ῐ--. +* 東京都環境保全局自然保護部 +332 東京都の保全上重要 な野生生物 東京都環境保全局自然保護部 東京 11pp. ++ 環境省 ,**, 自然再生推進法 平成 +. 年法律第 +.2 号 +, 谷津義男ῌ田端正広 ,**. 自然再生推進法と自然再生事 業 ぎょうせい 東京 +-2pp. +- 福田晴夫ῌ浜 栄一ῌ葛谷 健ῌ高橋 昭ῌ高橋真弓ῌ田 中 藩ῌ田中 洋ῌ若林守男ῌ渡辺康之 +32, 原色日本 蝶類生態図鑑 ῌ 保育社 大阪 ,11pp. +. 福田晴夫ῌ浜 栄一ῌ葛谷 健ῌ高橋 昭ῌ高橋真弓ῌ田 中 藩ῌ田中 洋ῌ若林守男ῌ渡辺康之 +32- 原色日本 蝶類生態図鑑 ῍ 保育社 大阪 -,/pp. +/ 福田晴夫ῌ浜 栄一ῌ葛谷 健ῌ高橋 昭ῌ高橋真弓ῌ田 中 藩ῌ田中 洋ῌ若林守男ῌ渡辺康之 +32. 原色日本 蝶類生態図鑑 ῎ 保育社 大阪 -1-pp. +0 福田晴夫ῌ浜 栄一ῌ葛谷 健ῌ高橋 昭ῌ高橋真弓ῌ田 中 藩ῌ田中 洋ῌ若林守男ῌ渡辺康之 +32. 原色日本 蝶類生態図鑑 ῏ 保育社 大阪 -1-pp. 飯嶋ῌ竹内

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+1ῐ 牧野富太郎ῌ +301῍ 学生版 牧野日本植物図鑑῍ 北隆館ῌ 東 ῍ ..0pp. +2ῐ 林 弥栄 編ῌ +32/῍ 山渓カラ῎名鑑 日本の樹木῍ 山と渓 谷社ῌ 東京῍ 1/+pp. +3ῐ 佐竹義輔ῌ原 寛ῌ亘理俊次ῌ冨成忠夫 編ῌ +323῍ 日 本の野生植物 木本ῌ῍ 平凡社ῌ 東京῍ -,+pp. ,*ῐ 佐竹義輔ῌ原 寛ῌ亘理俊次ῌ冨成忠夫 編ῌ +323῍ 日 本の野生植物 木本῍῍ 平凡社ῌ 東京῍ -*/pp. ,+ῐ 気象庁ホ῎ムペ῎ジῌ ,**0 年 ++ 月現在῍ ῑhttp : //www. jma.go.jp/jma/index.htmlῒ ,,ῐ 坂本憲一ῌ ,***῍ クロカナブンの飼育と観察῍ インセクタ リゥム -1 : +*2῎++*. ,-ῐ 飯嶋一浩ῌ ,**/῍ 日本産ハナムグリ類の幼虫休眠特性῍ 第 .3回日本応用動物昆虫学会大会要旨 : +*3. ,.ῐ 飯嶋一浩ῌ ,**,῍ 日本産ハナムグリ類 1 種の生活史および 生活史型῍ 第 .0 回日本応用動物昆虫学会大会講演要旨῍ p. +,-. ,/ῐ 飯嶋一浩ῌ竹内将俊ῌ ,**1῍ クロハナムグリの生活史およ び訪花植物῍ 東京農業大学農学集報 /, ῏+ῐ : +0῎,,. ,0ῐ 高橋旨象ῌ +323῍ きのこの生物学シリ῎ズ 0 きのこと木 材῍ 築地書館ῌ 東京῍ +.+pp.

,1ῐ ARAYA, K., +33-. Relationship between the decay types of dead wood and occurrence of lucanid beetles (Coleoptera, Lucanidae). Appl. Entomol. Zool. ,2 (+) : ,1῎ --.

,2ῐ KUGLER, H., +3//. Einfuhrung in die Blu¨teno¨kologie.

Fis-cher, Sttutgart.

,3ῐ BARTH, F.G., +32/. Insects and Flowers : The Biology of a Partnership. Princeton University Press, New Jersey. -*ῐ 飯嶋一浩ῌ田村正人ῌ ,***῍ コアオハナムグリ Gametis jucunda ῏Faldernannῐ の季節的発生消長と訪花植物との 関係῍ 東京農業大学農学集報 ./ ῏,ῐ : +.2῎+/3. -+ῐ 藤丸篤夫ῌ +330῍ 昆虫図鑑 花の虫さがし῍ 福音館書店ῌ 東 ῍ 22pp. -,ῐ 春沢圭太郎ῌ +32/῍ 大阪周辺でのコガネムシ科の訪花植物῍ LAMELLICORNIA ῏+ῐ : -+῎-/. --ῐ 飯嶋一浩ῌ 越生町の昆虫῍ 越生町の自然史 ῏越生町教育委員 会編ῐ῍ 越生町教育委員会ῌ 埼玉῍ 印刷中῍ -.ῐ 今坂正一ῌ楠井善久ῌ野田正美ῌ青木良夫ῌ峰 正隆ῌ阿 比留巨人ῌ松田 亨ῌ +333῍ 長崎県産コガネムシ主科目録῍ こがねむし ῏0,ῐ : +῎-2. -/ῐ かわさき自然調査団 昆虫班甲虫グル῎プ 編ῌ ,**.῍ 自 然ガイドブック +/ 生田緑地のクワガタムシῌコガネム シ῍ 川崎市青少年科学館ῌ 神奈川῍ .3pp. -0ῐ 飯嶋一浩ῌ田村正人ῌ ,**+῍ 送粉共生系におけるコアオハ ナムグリの生態的地位῍ 東京農業大学農学集報 .0 ῏+ῐ : +2῎ ,1.

-1ῐ JACCARD, P., +3*+. Distribution de la flore alpine dans le Bassin des Dranses et dans quelques re´gions voisines. Bull. Soc. vaud. Sci. nat. -1 : ,.+῎,1,.

-2ῐ FAEGRI, K. and L. Van der PIJL, +300. The Principles of Pollination Ecology. Pergamon Press, Oxford.

(6)

Life History and Visiting Flowers of

Lasiotrichius succinctus (Pallas)

(Coleoptera : Scarabaeidae)

By

Kazuhiro I

IJIMA

* and Masatoshi T

AKEUCHI

*

(Received December +, ,**0/Accepted March +/, ,**1)

Summary : We succeeded in rearing successive generations of Lasiotrichius succinctus (Pallas) (Coleoptera : Scarabaeidae) using rotten wood as the larval food. In an outdoor breeding experiment, the life history of the chafer was studied. As a result, we found this chafer has a one-year life history. The adult active period was the first ten days in August from mid-May. Oviposition was observed from June to July by adult chafer. The larvae pass through a total of three instars. Hibernation form in the first year was the last-instar larva, and this formed a pupal chamber from the last +* days in September and stayed in it over winter. The chafer has [one-year life history]-[larva hibernation]-[semelparity period]-life history type. After investigating the flowers that adult chafers visited for feeding, 2 species in / families of / orders of + class were confirmed. This chafer is becoming less common because of urbanization. To attract it to such places and to allow it to inhabit urban areas, the plants that it feeds on must be cultivated and rotten wood should be left for the larvae to inhabit. Key words : Trichiini, life history, life history type, pollinator, urban a#orestation

* Department of Environment and Landscape, Junior College of Tokyo University of Agriculture

参照

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