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[レポート]第45回大気環境学会年会併設全国環境研協議会・大気環境学会合同特別集会を終えて

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Academic year: 2021

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(1)4 9. □■レポート■□. 第45回大気環境学会年会併設全国環境研協議会・ 大気環境学会合同特別集会を終えて 第45回大気環境学会年会は,平成16年10月20日. 中 EC の排出係数が顕著に低下しており,短期間. !∼22日"の日程で,秋田市文化会館・秋田県生. でも規制効果が現れたといえる。ただ1カ所の調. 涯教育センターの2会場で開催された。全国環境. 査結果であり,広域的にはどうか,長期的にはど. 研協議会で例年実施している特別集会は今回で22. うかは今後の課題とコメントをいただいた。. 回目になり,秋田県のご協力により年会最終日の. つぎに多田納先生から, 「日本に及ぼす黄砂の. 10月22日"に秋田市文化会館小ホールで開催する. 影響」について,島根県が取り組んでいる中国と. ことができた。. の共同研究の成果などをふまえ,講演していただ. 秋田での年会開催は第22回年会(1981年)以来23. いた。島根県は地理的にも気象条件からも黄砂の. 年ぶり2回目であり,前回と同じ会場で開催され. 影響を受けやすく,黄砂に関する多くの知見が得. た。. られている。研究の成果として黄砂は Al,Ca を. 今回の集会では「PM に関する最近の話題」を テーマに,講演と討論を設定した。. 多く含み,nss―Ca2+が指標成分となることが確認 され,黄砂現象時には粗大粒子の存在比率が高く. 集会の内容を以下に示す。. なることなどを紹介していただいた。. 主催:全国環境研協議会・大気環境学会. 黄砂現象は地域により PM 沈着量が無視できな. 日時:平成16年10月22日" 13:00∼15:00. い状況にあり,他の自治体にも大いに役立つ情報. 会場:秋田市文化会館小ホール. をご提供いただけた。. 課題:PM に関する最近の話題. つぎに内藤先生からは「PM2. 5に関する現状と. 演題:. 課題」と題し,最近話題の多い PM2. 5の測定法,. 1)「ディーゼル車規制で PM は減少したのか」 石井康一郎(東京都環境科学研究所). た。PM2. 5の測定は機種により差があり,健康影. 2)「日本に及ぼす黄砂の影響」 多田納. 響がまだ明確になっていないため,今後の見通し. 力(島根県保健環境科学研究所). 3)「PM2. 5に関する現状と課題」 内藤. 茨城県公害技術センター. は不透明の状況にある。今回は関東地方の共同研 究の成果をもとに,道路沿道での実態もご紹介し. 季和(千葉県環境研究センター). 4) 総合討論 座長. 環境基準設定の見通しなどについて講演いただい. ていただいた。 いずれのご講演もタイムリーな内容であり,他. 友部. 正志. 年会期間中は天候には比較的恵まれたが,特別. の自治体にとっても参考になる情報提供をいただ けた。. 集会当日午前中に一時天候が悪化したものの,終. 総合討論では,今後の取り組みについて,いく. 了時には回復していた。特別集会が5テーマあ. つかのご提案がいただけた。会場からの要望もあ. り,比較的似かよったテーマもあったが,関心が. り,全国環境研協議会からの環境省,国立環境研. 高く約60名程度の参加者があった。. 究所への共同研究の提案など,今後関係者の積極. 講 演 内 容 は,最 初 に 東 京 都 の 石 井 先 生 か ら. 的な取り組みの必要性が再認識された。. 「ディーゼル車規制で PM は減少したのか」と題. 最後に,今回の集会の開催にあたり,会場の手. し,昨年1 0月から東京都近郊で実施されている. 配をいただいた秋田県の方々,ご講演の依頼に快. ディーゼル車 PM 規制の効果について,自動車専. くお引き受けいただいた石井先生,多田納先生,. 用道路トンネル内で実証した結果を紹介していた. 内藤先生,集会運営に協力していただいた大気環. だいた。対策1カ月後の調査研究であるが,DEP. 境学会関係の方々に御礼申し上げます。. Vol. 30. No. 1(2005). ─4 9.

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