1. 巻頭言（滋賀大学社会連携研究センター産業共同研究活動報告 2012.07）

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1.巻頭言 2012-July 滋賀大学社会連携研究センター産業振興ユニット長山本卓本年 4 月 1 日より、産業共同研究センター、生涯学習教育研究センター、地域連携センターの 3 センターが統合し、社会連携研究センターとして発足いたしました。これまで以上に社会貢献を進めてまいりたいと存じますので、ひきつづきご支援、ご指導よろしくお願い申し上げます。これまでに社会連携研究センター産業振興ユニット（旧産業共同研究センター）は地場産業を中心とした主に中小企業・中堅企業を対象に産学官連携活動を推進してきており、経営相談、技術相談等の事業コンサルティングをはじめ、地域ブランドの構築等の事業創出、中小企業経営者・経営幹部の人材育成等のプログラム開発およびセミナー開催を行ってきています。この産業共同研究活動報告で、ここまでの 1 年間の活動をご紹介いたします。また、社会連携研究センターという新しい器を得て、社会貢献、地域貢献に向けてどのように活動を進展させてゆけるか、どのような貢献ができるかについて、真剣に考えていく必要があると思います。企業の使命は社会価値の創出です。企業が抱える具体的な問題から研究の構成をスタートさせ、自然科学だけでなく人文・社会科学の知識や経験を活用し、企業だけでなく自治体やＮＰＯなど多様な関与者と手を携え、人々の生活を幸福で豊かにし、地域社会を持続的に発展させる、実際に社会に役立つ価値・成果を生み出したいと考えています。産業界をはじめとして、多くの方々の協働の場となり、知識や経験が集まり広がっていくプラットフォームになることを目指しています。これらの活動を通じこれまで以上の社会貢献、地域貢献を行っていく所存でありますので、皆様方のご協力、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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