日立評論 VOL.73 No.7(19917)727
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日立バックボーンネットワーク"BNlOO”の機能拡充
凶1祭標準FDDIに準j処した伝送速度100Mビット/sc7)BNlOn(図1)は,
CSMA/CD(IEEE802.3)やトークンリ ング(1EEE802.5)形の支線LANを相正 接続するバックボーンLANとして,構 内での大規模な分散情報システムの構 築に欠か-せないもグ)になってきている。 今回,よりいっそう柔軟なシステム 偶成を ̄LI∫能とするため,BNlnOの機能 を拡充した。 1.主な特長 (1)二最新のFDDI規格に準拠 放新のFDDl規格SM′rlそev6.2に準 拠しているため,マルチベンダシステ ムやシステム拡張に卜分対J心Lり▲能である。 (2)IPルータ機能をサポート OSI参照モデルでの第三層(ネットウ ーク僻)で叫+継するルー一夕機能をサポー トする。通信プロトコルとしてTCI)/IP が利用されているときに,IPルータと して機能する。,なお,TCP/IP以外の 通信プロトコルで接続されている支線 LANに対Lては,ブリッジとして働く ブルータ機能もサポートしている。 (3)高速ディジタル川根によるBN川() r粘性続が可能 il■Ji速ディジタル川親と192k∼1.5Mビ ット/sで,遠隔地のBNlO()との接続を ⊥け能にした。 (4) ノードfH川t離を2()klllまで社長可 能 リピータを使用することによって, ノーードIきりの呈恥維を2()lく1¶までノ延長でき るr)2.主な仕様
BNl()()グ)_+二な什様を表1にホす。 (lhエ製作所情報事業本郎) 叫 図I BN100ノード 上 表l 主な仕様 項 目 仕 様 通 信 方 式 FDDほ見格(SMTRev6.2) に準拠 データ通信速度 100Mビット/s 光 伝 送 速 度 125Mビット/s 最大ノード台数 500台 最大ノード間距離 2km (リピータで20kmまで延長可能) 最 大 ル ー プ長 川Okm ト ポ ロ ジ イ ー 二重ルーフ (2心光ファイバ使用) 伝送路 コア・ 50/125ドm クラッド径 (リピータ間10′/125卜m) タ イ フ Gト石英ファイバ (リピータ間SM石英ファイバ) 接続インタフェース lEEE802.5,lEEE80Z.3 高遠ディジタル回線 電 源 条 件 AC100〉±川%,50/60Hz 寸 法 (幅X奥行き×高さ) 約500×約500×約柑0(mm) 質 量 約20kg大容量メモリ内蔵"H8/534,536”
現心三,ほとんどの電子機器はマイク ロコンピュータ(以下,マイコンと略 す。)によって制御されており,機器の 岳件能化,小形化に伴ってますますそ の機能,作能の向上が求められている。J このようなこ爪ズにこたえるために, オリジナルアーキテクチャグ)次世代砧 件能マイコンであるH8/500シリーズの 製品化を進めてきた(〕今【l_jl,すでに懲圭 ■1■t.化されているH8/532をベースに,内 才識メモリ,周辺機能などをさらに強化 したH8/534,5こi6(図1)の2製占J.を製 品化した。 1.主な特長 (1)大容量メモリ H8/536は内蔵ROMとして業界最大 の62kバイトを内J歳しており,シングル チップモードできめの細かいリアルタイム制御を可能としている(H8/534は32
kバイト)。 また,RAMも2kバイトを内ノ歳し, プログラム谷韻の増加に対応した卜分 な作業空I瑚の碓イ米を実現している。 (2)豊富な周辺機能 シリアルコミュニケーションインタ フェースを2チャネル,7チャネルグ) タイマ,1(1ビットA-D変換器などの豊 富な倒辺機能を内蔵し、似排なリアル タイム利子卸の尖二呪を可能とLているり(こi)ZTAT@(Zero Tur11 Around
l「ime二【+_、上製作所のて茫釦柑馴慧) PROM,EPIiOMl勺蔵版をマスク ROM版に光射けて開発し,システム開 喝 碍〟>1Jさ′づ、、 葦 当ヨ′ ㌻ 恕ゞ ㌃ 竿〆 r 図I H8/536ZTAT(HD6475368)チッフ 党則間の知縮に対んむした‖
2.主な仕様
上な仕様を表1にホす。 (日立製作所半蝶休甘菜部) 表l 主な仕様 項 目 H8/534,536 ROM(バイト) 32k/62k RAM(バイト) 2k タイマ(本) タイマ入出力(本) 16ビット×3 8ビット×l PWMX3 WDTXl 13 A/D(チャネル) 10ビット×8 SCl(チャネル) クロック同期・調歩同期×Z l/0(本) 65 外部割込み(本) 7 パッケージ PLCC-84 LCC-84 qFP-80 87728 日立評論 VO+.73 No.7(199卜7)
[二萱童重要垂直
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現金振込方式
1.本発明の背景 近年,振込取引の行えるATM(現金 日動取引装置)が普及している。 通′乱 振込取引を行う場合,利用者 は振込先口座番号などの振込先情報を 南接キー入力する必要がある。この結 果,キー入力操作が増えるとともに, キー入力を誤って,意【潔しない口座に 振り込んでしまうことがある。 2.本発明の概要 CPUのファイルに利用者の口座番号 対んむに,振込先口座番号などの振込先 情報を複数格納しておく(図1)。振込 取■jlを行う場合,利用者は通帳などの 取引媒体を挿入する。この取引媒体か ら読み椒られた口座番一別まCPUに送ら れ,ファイルからこのU座番号に対応 した振込先情報を言売み出してAl二、Mに送 る。ATMでは,この振込先情報を順次 表示して,利用二者に振り込むべき振込 光を選択させる。選択された振込先情 事馴まCPUに送られ,利川名のLl座番号 から引き落とし処理が行われ,選択さ れた振込先に振込処理が行われる。 3.特長・効果 (1)振込先口座番号などの振込先情報 を宙接キー入ノJする必要がなし、ので, 利用者のキー入力の負担が軽減される。 (2) キー入力を誤って,意【メ†しない口 座に振り込んでしまうことはない。 4.提供技術 ■ 関連特許の実施許諾 ●特許第】537610号 (特公平-8388号) 「振込取引方式+ ATMヾ
ま手番号
アイル (登韓内容) 振込先情報 CPU 図l 振込取引システム匡l 日立製作所ては,すべての所有特許権を適正な価格で皆さまにご利用いただいております。.また,ノウハウについてもご相談に応じておりますので,お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ先は…株式会社日立製作所
〒川0東京都千代田区丸の内一丁目5番l号(新丸ビル)電話(03)3Zl小3114(直通)知的所有権本部ライセンス第二部特許営業グルーフ日立評論
VoI.73 No.8予定目次
■特集 最近の情報制御システム技術と一般産業分野への応用 最近の情報制御システム技術の動向 HIDIC CIⅣⅠ/FAアーキテクチャとその適用事例 日動縫製システムへの画像認識技術・工程管理制御杖術の適用 ニューロ・ファジィ応用圧延概形状制御システム サービス情報システムとその適用事例 情報・制御システムのニーズ動向と自律分散システムでの実現 知識処群システムとその構築支援ツール 時系列データ吉J号化処理応用プロセス状態変化検出システム(TIPS)の 開発 プロセス分野向け多品種管二哩パッケージ(MSCR)の開発 ステムの核「HIDIC V9∩/5シリーズ+ 情報制御システム「【小ナソフトウ⊥ア開発†米′、うて支援システムResolveI オブジェクト指向型マンマシンシステム構築文枝システムー恥・′prO()f/ MMS-E.Ⅰ.C.統合システムHIDIC-AZ 最近のインテリジェントセンサシリⅥズ日
立
Vot.53 No.7日
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特 集 研究者が描く夢と未来 世界歴史ウォッチング マリリン・モンロー その兵戯The Expert's Eye,技術史の旅,テクノトークは休載します。
本誌は、再1一三紙を使別しています。 7月号特集取りまとめ 企画委員 森田寛二 評論委員 長昌 幸 昌 〃〃〃〃〃″″ ″〃″ ″ ″ ″ 委委 幹 照紘寧恒一勉彦蔵洋 義明 誠り俊米 木梨藤田崎郎藤田藤 二二R同加寺島五伊岡遠 長員 事 員 ″ 〃 〃 〃 〃 〃 委委 幹 三木義照 小笠原英雄 増田巣立箆 大島弘安 井伊 誓 池田イ変明 焼田 章 及川忠芳 久保j正三台 緒田原幸二 岡村昌弘 菊地勝昭 三巷丁重夫 伊藤イ変彦 岡田米蔵 遠藤 洋