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都営地下鉄4路線運行管理システムの一括更新と総合指令所の構築

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Academic year: 2021

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49 F eatur ed Ar ticles Vol.96 No.09 580–581  鉄道システム

都営地下鉄

4

路線運行管理システムの

一括更新と総合指令所の構築

鉄道システム

Featured Articles

1.

 はじめに

都営地下鉄三田線・浅草線・新宿線・大江戸線は東京都 の中心に位置し,東急線・東京メトロ線・京王線・京急線・ 京成線との相互直通運転が実施されており,首都圏の大動 脈として,多くの乗客に利用されている(図1参照)。列 車運行制御装置(以下,「運行管理システム」と記す。)は, 都営地下鉄で運行するすべての列車の管理と制御,乗客へ の案内表示や案内放送の制御を行う鉄道には欠かせない重 要なシステムである。 旧運行管理システムは,路線ごとに複数のメーカーが製 作していたため,指令入力画面および方式もさまざまなも のが混在していた。また,長年運用する中で,延伸対応や 運用改善などのシステム改修が加えられ,システムの維持 管理が難しくなっていた。 東京都交通局は,都内各所に分散していた各路線の指令 所に構築された運行管理システムを新たに建設する総合指 令所に集約することで情報の共有化とダイヤ乱れなどの異 常時の対応力強化を計画した。さらに,更新後の維持管理 と運用・メンテナンス性を向上させるため,

4

路線を一括 更新することでシステム構成と基本機能を共通化すること を計画した。 図2│総合指令所の指令室 指令室に横並びに配置された各路線の運行表示盤,総合操作卓により,4路線, 全列車の運行監視と自動制御が可能である。

作田

大輔   岡田

賢一   鹿志村

克   原田

昭次

Sakuta Daisuke Okada Kenichi Kashimura Katsumi Harada Shoji

東京都交通局は総合指令所の新設に伴い,都営地下鉄 三田線,浅草線,新宿線,大江戸線の運行管理システ ムを

2013

2

月から順次路線ごとに更新し,

2014

2

月に全線の更新を完了した。 今回の更新において,日立は,路線ごとの指令所に構築 されていた中央装置,各駅の運行制御駅装置と案内駅装 置,運行制御用伝送路など,すべての装置を更新し,

4

路線の中央装置を総合指令所に集約した。また,浅草線 の旅客案内表示器のフルカラー化により旅客サービスを 向上させ,さらに全駅に新設した運転告知器と自動運転 調整機能の連携により,ダイヤ乱れ時の遅延拡大防止を 可能とした。 新板橋 板橋 区役 所前 板橋本 町 本蓮沼 志村坂 上 志村三 丁目 蓮根 西台 高島平 新高島平 西高島平 西巣鴨 巣鴨 千石 白山 春日 光が丘練馬春 日町 豊島 園 練馬 新江古 田 落合南長崎 中井 東中野 中野坂上 西新宿五丁目 都庁前 新宿 西 口 市ヶ 谷 飯田 橋 九段 下 小川町 岩本町 新宿 曙橋 神保町 水道橋 東新宿 牛込柳町牛込神楽坂 若松河田 代々木 国立競技場 新宿三丁目 青山一丁目 六本木 目黒 白金台 芝公園 御成門 内幸町 日比谷 大手町 白金高輪 麻布十番 赤羽橋 大門 大江戸線 浅草線 三田線 新宿線 (東京都交通局ホームページより引用) 西馬込 中延 五反田 馬込 戸越 高輪台 泉岳寺 三田 新橋 東銀座宝町 日本橋人形町 浜町 馬 横山 東日本橋 浅草橋 浅草 本所吾妻橋 押上 汐留 築地市場勝どき 月島 門前仲町 清澄白河 西 大 島 東 大 島 船 堀 一之江瑞江 篠崎 大 島 森下 本八 幡 菊川 住吉 両国 蔵前 新御徒町 上野御徒町 本郷 三 丁 目 図1│都営地下鉄路線図 都営地下鉄4路線合計106駅の1日の平均乗降人員は490万人(乗車245万人/ 降車245万人)である(2013年4月1日∼2014年3月31日)1)。

(2)

50 2014.09  日立評論 今回,日立は,

4

路線の運行管理システムの更新を行っ た。三田線は

2013

2

月,浅草線は

2013

2

月,新宿線 は

2013

11

月,大江戸線は

2014

2

月におのおの切り 替えを完了し,運用を開始した(図2参照)。

2.

 システム概要

今回,

4

路線の運行管理システム(中央装置・運行制御 駅装置・案内駅装置・運行制御用伝送路など)を更新し, すべての中央装置を新設の総合指令所に集約した(図3参 照)。また,浅草線旅客案内表示器をフルカラー

LED

Light

Emitting Diode

)表示器に更新することで,乗客への分か りやすい案内表示を実現した。さらに,運転告知器の新設 により乗務員と駅員への指令情報の新たな伝達手段を構築 し,自動運転調整機能との連携によりダイヤ乱れ時の遅延 拡大防止を可能とした。 運行管理システムは,中央集中制御方式を採用し,主要 な中央装置と駅装置は

2

重系構成(ホットスタンバイ方式) とし,高信頼なシステムを実現した。また,運行管理シス テムは路線ごとに構築されているが,システム構成とソフ トウェアを共通化し,ユーザーインタフェースも統一して おり,指令業務の改善とメンテナンス性を向上させた。

3.

 システムの特長

3.1 中央システム 指令室には運行表示盤・総合操作卓・案内制御卓・車庫 操作卓・

TID

Traffi

c Information Display

)端末・シミュレー タ装置・故障監視装置などを設置し,機器室には中央処理 装置・運行制御中央装置・案内放送装置・車庫制御装置・ 保守端末など路線ごとの装置と,

TID

中央装置/他設備 インタフェース装置などの

4

路線共通の装置を設置し,シ ステム全体をコンパクトに構築した(図4参照)。また, 指令室に横並びに配置された各路線の運行表示盤,総合操 作卓の画面や操作方法など,ユーザーインタフェースを統 一することで,指令業務を改善した(図2参照)。さらに, システム構成の共通化により予備品を共通化し,メンテナ ンス性を向上させた。 3.2 駅システム 連動駅には運行制御駅装置,一般駅には案内駅装置を設 置した。また,電子連動装置・継電連動装置・旅客案内表 信通指令 中央 電源 装置 旅客指令 車両指令 運輸指令区 中央機器室 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 故障監視 装置 TID端末装置 案内 制御卓 TID端末装置 マイク プリンタ TID端末 装置 操作卓1 操作卓2 シミュレー ション装置 運行データ 管理装置 (シミュレータ) 可動式ホーム柵 制御装置 業務用 放送装置 連動 装置 案内 表示器 東京地下鉄 駅制御装置 運転 告知器 総合 操作卓1 総合 操作卓2×2組 ×2組 ×2組 ×2組 ×2組 車庫 操作卓1 車庫 操作卓2 運行データ 管理装置 保守端末 三田線車庫 連動装置 駅装置 (連動駅) 駅装置 (一般駅) 駅装置 (連動駅) 可動式ホーム柵 制御装置 可動式ホーム柵 制御装置 業務用 放送装置 業務用 放送装置 連動 装置 案内 表示器 運転 告知器 案内 表示器 運転 告知器 中央処理 装置 運行制御 中央装置 案内中央 放送装置 音源装置 車庫制御装置 (車庫連動I/F 装置含む) 運輸指令区 中央機器室 駅,ほかの庁舎 駅,ほかの庁舎 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 業務用 放送装置 連動 装置 案内 表示器 京王線 CTC駅装置 運転 告知器 総合 操作卓1 総合 操作卓2 車庫 操作卓1 車庫 操作卓2 運行データ 管理装置 保守端末 業務用 放送装置 連動 装置 案内 表示器 運転 告知器 業務用 放送装置 車庫連動 装置 案内 表示器 運転 告知器 中央処理 装置 運行制御 中央装置 案内中央 放送装置 音源装置 車庫制御装置 表示論理 装置 運輸指令区 シミュレーション装置 中央機器室 通信指令 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 業務用 放送装置 連動 装置 案内 表示器 京成線 情報連絡装置 運転 告知器 総合 操作卓1 総合 操作卓2 車庫 操作卓1 車庫 操作卓2 運行データ 管理装置 保守 端末 4路線 電力管理システム 車庫連動装置 連動装置 可動式ホーム柵 制御装置 業務用 放送装置 案内 表示器 ATO中央 装置 運転 告知器 案内 表示器 運転 告知器 中央処理 装置 時計 装置 運行制御 中央装置 案内中央 放送装置 音源装置 運輸指令区 駅,ほかの庁舎 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 光伝送端局装置 大江戸線運行制御LAN 新宿線運行制御LAN 浅草線運行制御LAN 三田線運行制御LAN 光伝送端局装置 光伝送端局装置 業務用 放送装置 連動 装置 案内表 示器※ 運転 告知器 連動駅 連動駅 一般駅 連動駅 車庫 連動駅 連動駅 一般駅 連動駅 連動駅 車庫 一般駅 一般駅 連動駅 車庫 総合 操作卓1 総合 操作卓2 車庫 操作卓1 車庫 操作卓2 運行データ 管理装置 保守端末 路線中央 LAN 路線中央 LAN 路線中央 LAN 路線中央 LAN 共通LANへ 共通LAN 設備管理 LANへ 4線統合 TID中央装置(Web) 他設備I/F装置 大江戸線 浅草線 新宿線 三田線 業務用 放送装置 連動 装置 案内 表示器 運転 告知器 業務用 放送装置 車庫連動 装置 ※案内表示器は放射部駅に増設 案内 表示器 運転 告知器 中央処理 装置 運行制御 中央装置 案内中央 放送装置 音源装置 表示論理装置 表示論理 装置 表示論理 装置 運行表示盤(3面) 運行表示盤(3面) 運行表示盤(4面) 運行表示盤(3面) 車庫制御 装置 中央処理 装置 駅装置 (連動駅) 駅装置 (一般駅) 駅装置 (連動駅) 車庫駅 装置 駅装置 (連動駅) 車庫駅 装置 駅装置 (連動駅) 駅装置 (連動駅) 駅装置 (連動駅) (他社I/F 装置含む) 駅装置 (連動駅) 駅装置 (連動駅) 車庫駅 装置 中央機器室 車庫制御 装置 図3│システム構成図 中央システムは各路線独立した中央装置と4路線共通の装置で構成している。駅システムは運行制御駅装置と案内駅装置で構成し,駅設備と接続している。 注:略語説明 LAN(Local Area Network),TID(Traffic Information Display),I/F(Interface)

(3)

51 F eatur ed Ar ticles Vol.96 No.09 582–583  鉄道システム 示器・放送装置・運転告知器などのインタフェースに合わ せ た ユ ニ ッ ト を 追 加 す る こ と で フ レ キ シ ブ ル に 構 築 した。 3.3 ネットワーク 中 央 装 置 を 接 続 す る ネ ッ ト ワ ー ク[中 央

LAN

Local

Area Network

)・共通

LAN

],中央装置と駅装置を接続す るネットワーク(運行制御

LAN

)には,汎用の

IP

Internet

Protocol

)ネットワーク(

2

重化

LAN

)と自律分散通信ミド ルウェアを採用し,高信頼で拡張性の高いシステムを構築 した。

3.4 運行表示盤

各路線

60

インチの

LCD

Liquid Crystal Display

3

画面

(大江戸線は

4

画面)で在線列車の列番と位置,信号の現 示状態などの情報を表示している。また,

LCD

が故障な どで使用できなくなった場合を想定し,

2

画面表示や

1

画 面表示といった縮退表示が可能である。 3.5 旅客案内 指令室の案内制御卓で

4

路線全体の旅客案内表示器への メッセージ入力と案内放送のモニタができる。また,旅客 案内表示器と案内放送の制御は各路線の中央装置が行って いる。 案内放送には,中央音源方式を採用しており,中央の案 内放送装置が各駅の案内放送を作成している。作成された 音声は,

VoIP

Voice over Internet Protocol

)でデータ化し,

運行制御

LAN

で対象駅の案内駅装置に送られ,音声化さ れた後に放送装置から出力する。 3.6 旅客案内表示器のフルカラー化(浅草線) 浅草線の旅客案内表示器を既設の

3

LED

表示器から フルカラー

LED

表示器に更新した(図5参照)。この表示 器により,羽田空港(東京国際空港)と成田国際空港を結 ぶ相互直通運転を支える浅草線の多種多様な列車案内を色 付きで表示できるようになり,乗客への分かりやすい案内 表示を実現した。 3.7 シミュレーション装置

4

路線共通のシミュレーション装置を構築した。この装 置は,立ち上げ時に路線設定をするだけで,該当する路線 のシミュレーション装置として使用可能であり,省スペー ス化を実現した。 シミュレーション装置は,ダイヤデータを基に列車の運 行シミュレーションを行う機能や,オンラインで蓄積した 過去の運行データにより運行状況を再現し,さらに運転整 理を実施するなどの指令員訓練を行う機能を実現した。 3.8 車庫制御装置 都営地下鉄には車両基地が

5

か所あり,指令室の車庫操 作卓と中央機器室の車庫制御装置が路線ごとに在線表示と 入出庫制御を行う。また,事前に作成した車庫ダイヤに基 づいて車両基地の入出庫を自動化し,さらに,ダイヤ乱れ 時には本線の運転整理と連携した入出庫制御を行うこと で,指令業務の効率化を図った。 3.9 運行情報端末(TID端末)

TID

中央装置が

4

路線全体の運行状況を

Web

方式で配 信し,ネットワークに接続した

TID

端末(一般のパソコン) で表示することが可能である。また,今回新たに開発した

TID

相互情報配信機能により,指令員や駅員が

TID

端末 に情報を入力することで全

TID

端末に遅延状況,列車の 混雑情報などの一斉メッセージを送信することができる。 3.10 他システムとの連携 運行管理システムは,電力管理システム・設備管理シス テム・車両指令システム・列車無線システム・夜間作業シ 図41路線分の中央装置 路線全駅の旅客案内用の音源を含め,コンパクトに構築している。 ・中央処理装置(列車運行監視/進路制御/旅客案内制御など):1架 ・運行制御中央装置(中央装置と運行制御駅装置間の情報授受など):1架 ・案 内 放 送 装 置[旅 客 案 内 用 の 音 源 管 理 / 音 声 作 成 /VoIP(Voice over

Internet Protocol)など]:3架

・車庫制御装置(車庫内の車両追跡/進路制御など):1架

5│浅草線 フルカラーLED旅客案内表示器

浅草線に納入したフルカラーLED(Light Emitting Diode)旅客案内表示器の外 観を示す。多種多様な列車案内を色付きで表現することで,乗客への分かり やすい案内表示を実現した。

(4)

52 2014.09  日立評論 ステム・相互直通運転路線の運行管理システムなどと接続 し,システム連携による指令業務の効率化を図った。

4.

乗務員・駅員へ向けた新たな伝達手段

「運転告知器」

今回,全駅のすべての番線に運転告知器を新設し,乗務 員・駅員に向けた新たな指令情報の伝達機能を構築した。 運転告知器は,縦型(図6参照)と横型(図7参照)の

2

タイプを製作し,地上駅については,視認性を考慮した高 輝度タイプも製作した。駅の設置場所の状況に合わせ各タ イプを選定し,おおむね運転席斜め前方(運転士用)とホー ム中間から後方(車掌・駅員用)に設置した。 運転告知器は,指令員が総合操作卓で「指令式」,「出発 抑止」,「出発指示合図」,「運転調整時間」,「作業者構内立 ち入り中」,「駅係員の合図による出発」を設定した場合に, おのおのに対応した「指」,「抑」,「出」,「時分(

0:10

などの 運転調整時間)」,「作」,「合」のシンボル文字を表示する装 置である。さらに今回開発した自動運転調整機能により, ダイヤ乱れ時には後続列車と自列車の相対遅延時分から, 列車の運転間隔を自動的に計算し,各駅の運転調整時間を 自動的に設定することで遅延拡大防止を可能とした。 運転告知器の新設により,これまでダイヤが乱れたとき に列車無線,指令電話などで各列車と連絡を取りながら進 めていた出発抑止・出発指示・時間調整などの指令業務を, 今後は運転告知器に表示することで現場に指示できるよう になるため,効率化が図れる。

5.

 おわりに

ここでは,運行管理システムの更新の経緯とシステムの 概要について述べた。今回のシステムは全路線,他社製シ ステムからの更新であったが無事切り替えを完了できた。 また,この開発中に,東日本大震災という,まれに見る大 災害があり,改めて災害対応への重要性を実感した。今後 は,東京都交通局とともに首都圏の大動脈である都営地下 鉄の運行管理システムを,より災害に強いものにすべく開 発に取り組んでいく。 謝辞 最後に,今回の長期にわたるシステム更新作業で,ご助 言およびご尽力いただいた関係各位に深く感謝の意を表す 次第である。 図7│運転告知器(横型) 各番線ホーム中間から後方に設置された車掌・駅員用運転告知器を示す。 図6│運転告知器(縦型) 各番線運転席斜め前方に設置された運転士用運転告知器を示す。 1) 東京都交通局,http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/kanren/passengers.html 参考文献など 作田大輔 日立製作所交通システム社輸送システム本部輸送システム部所属 現在,鉄道の運行管理システムほか,輸送システム全般の開発に従事 岡田賢一 日立製作所交通システム社水戸交通システム本部信号システム設 計部所属 現在,鉄道の運行管理システムなどの開発に従事 鹿志村克 日立製作所交通システム社水戸交通システム本部信号システム設 計部所属 現在,鉄道の運行管理システムなどの開発に従事 原田昭次 日立製作所交通システム社水戸交通システム本部信号システム設 計部所属 現在,鉄道の運行管理システムなどの開発に従事 執筆者紹介

図 5 │浅草線 フルカラー LED 旅客案内表示器

参照

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