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社会的養護と子どもの権利擁護 : 小規模グループ形態の住居・施設、児童養護施設等の施設におけるケア単位の小規模化における一考察

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Academic year: 2021

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全文

(1)

著者

波田埜 英治

雑誌名

聖和論集

38

ページ

39-43

発行年

2010-12-22

URL

http://hdl.handle.net/10236/6635

(2)

社会的養護と子どもの権利擁護

小規模グループ形態の住居・施設、児童養護施設等の施設におけるケア単位の小規模化における一考察 ―

Right protection ”one consideration in the small scale of the care unit in the institutions such as a house / the institution of the small group form, the child nursing home” of the social nursing and child

波田埜

Abstract

Various reform to lead to the change of the system of the social nursing from around1990 is pushed forward.

As for this, the theoretical inspection is pushed forward in meetings for the study of the council Ministry of Health, Labour and Welfare sponsorship as well as law revision, too I arrange directionality of a problem of the social nursing and social nursing in the future and enunciate about the right protection of the lever child.

キーワード:児童福祉、社会的養護、権利擁護

1 .はじめに

1990年前後から社会的養護の体制の変革につなが る各種改革が進められている。これは法改正に限ら ず、審議会や厚生労働省主催の研究会などにおい て、理論的検証も進められている。社会保養審議会 児童部会では「社会的養護のあり方に関する専門委 員会報告書」(2003年)「児童虐待への対応など養護 児童及び要支援家庭に対する支援のあり方に関する 当面の見直しの方向性について」(2003年)「今後の 児童家庭相談体制あり方に関する研究会報告書」 (2003年)を発表して相談体制を含めた社会的養護 のあり方について検討されてきた。 そして、2007年2月から政府において「子どもと 家族を応援する日本」重点戦略検討会議が開催さ れ、厚生労働省においても「今後目指すべき児童の 社会的養護体制に関する構想検討会の中間とりまと め』が2007年5月に公表されるなど、少子化や子ど も虐待の増加に対応した体制づくりが急ピッチで進 められている。2007年「児童虐待防止等に関する法 律及び児童福祉法の一部を改正する法律」附則第2 条には、里親や児童養護施設等の社会的養護の量的 拡充並びに資質の向上に関する速やかな検討と必要 な措置を講ずることが盛り込まれた。社会的養護の 課題やこれからの社会的養護の方向性を整理して子 どもの権利擁護について論述する。

2 .社会的養護体制の方向性

社会的養護体制の変革の提言の背景を概括する3 つの内容に集約される。第1は多様化、深刻化する 要養護ニーズに対して、現行の社会的養護体制の体 系が十分に機能していないということである。ニー ズに対するサービスのあり方、援助体制に齟齬や解 離があるということである。第2は里親、養子縁組、 グループホームなどの小規模ケア志向に関する国際 的動向をふまえた、子ども家庭福祉論からの理論的 方向である。第3は分権化、地域化の推進という社 会福祉制度も含む行政改革である。 社会的養護体制をめぐっての各種提言から見た5 つの方向性は、①家庭的養護の重視②施設における ケア単位の小規模化③施設の地域化④専門性の確保 と向上⑤施設機能の総合化、多様化である。5つの 方向性を以下の通り具体的に説明する。 ①家庭的養護の重視とは、里親委託児童や養子縁 組を増やし出来るだけ家庭で児童を養護すると いう事である。パーマネンシープランニングの 思想や子どもの権利条約を批准したことによ り、国際連合児童の権利委員会からの問題提起 などで重要視されるようになってきた。 ②施設におけるケア単位の小規模化には2種類あ * Eiji HATANO 聖和短期大学准教授(社会福祉学、児童福祉、養護内容)社会学士 − 39 −

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る。第1は大規模施設内でのケア単位を出来る だけ小規模化しユニットケアやホーム制を導入 することである。第2はグループホーム制であ り、地域小規模児童養護施設の数を増やす試み であり、子どもたちに出来るだけ家庭に近い状 況の中で援助するという事である。 ③施設の地域化とは施設の社会化の一側面であり 3種類ある。第1は施設と地域との結びつきを 強くする活動であり、子どもや職員が地域住民 とともに活動することであり、地域で開始され る運動会やお祭り等の行事に参加することであ る。第2は施設の専門的機能を積極的に地域住 民に提供するという方向である。具体的には子 育て支援事業などの施設の一時的な利用や相 談、情報提供など、制度に裏打ちされた事業展 開のことである。3種類目は、施設と市町村と の関係強化を図ることである。とりわけ、虐待 を受けている子どもへの援助においては、市町 村との関係が重要な意味を持っており、要保護 児童対策地域協議会への協力体制を作ることは 重要である。つまり、公的な社会資源である児 童養護施設等社会福祉施設にとって、施設の地 域化は住民からの社会的信頼と必要性をえるた めに重要となる。 ④専門性の確保と向上とは2種類ある。第1は子 どもへの日常的なケアであり、子どもたちに安 心・安全を保障しながら円滑な日常生活を提供 する事である。第2は利用者の特殊性に対応す る専門性である。これらは、治療的機能、家庭 援助機能、リービングケア機能、アフターケア 機能、地域支援機能、自立支援計画策定等であ る。これらの専門的機能を担う心理療法担当職 員、被虐待児個別対応職員、家庭支援専門相談 員の配置なども制度的に行われてきた。入所す る子どもたちの背景が虐待はじめますます複雑 化しており、既存の職員資質の向上はもとよ り、スーパバイザーの専門性の向上が求められ ている。 ⑤施設機能の総合化、多様化とはすべての子ども に共通する日常生活の保障機能を基礎にし、専 門支援機能や地域支援機能専門的機能の付加の ことである。体系化のための機能として情報提 供機能、総合マネジメント機能、研究開発機能 が必要であり、施設の総合化・多機能化は時代 の要請である。

3 .社会的養護の充実のための基本的な

方向

「今後目指すべき児童の社会的養護体制に関する 構想検討会中間とりまとめ」によると、 今後の社会的養護体制の充実のための基本的な方 向として、『①子どもの養育においては、家庭的な 環境の下、地域の中でその個別性を確保しながら、 社会へ巣立っていくことができるよう支援していく という観点が重要である。 このため、里親委託を促進し、また、小規模グ ループ形態の住居・施設、児童養護施設等の施設に おけるケア単位の小規模化・地域化をさらに推進す る。家庭支援の機能や地域における施設退所後の支 援も含め、地域全体で子どもの養育を支える社会的 養護の地域ネットワークを確立する。②子どもの課 題と支援体制のイメージを踏まえ、子どもの状態に 応じた支援体系のあり方について検討する。児童相 談所について、子どもの状態を的確に把握し、これ に応じた支援を実施するため、アセスメント機能の 充実強化を図り、里親や施設に措置された後も、継 続的なアセスメントとこれに基づくケアを提供する ための体制強化に向けた抜本的な対策を講じる。③ 多様化・複雑化する子どもの課題に的確に対応する ため、治療・専門的ケア機能の強化や家庭支援等を 行う地域における拠点としての機能の強化等、施設 機能を充実する。社会的養護の質の向上を図るに当 たっては、これを担う職員及びその専門性の確保の ための施策を推進する。④社会的養護の最終的な目 的は、子どもが自立して社会へ巣立っていくことが できるように支援することであり、就労や進学の支 援等年長児童の自立支援のための取組を拡充する。 ⑤子どもに必要な支援に関するアセスメントの手法 や支援の実践方法を確立する。⑥施設における支援 の質の向上、職員の質や専門性の向上、支援に関す る外部からの評価・検証等による透明化を図ること 等により、施設内虐待の防止等子どもの権利擁護を 強化する。⑦里親と施設からなる社会的養護の提供 には、自治体間の格差が大きいほか、今後、虐待の 早期発見・早期対応により今まで見過ごされてきた 虐待が発見される可能性が高いことを考慮すれば、 適切な支援を行い得るだけの提供量が確保できてい るとは言えない。このため、これを計画的に整備す 聖 和 論 集 第38号 2010 − 40 −

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る仕組みの構築を検討する。』以上のような施策を 進める必要があると提言している。 社会的養護の質の向上に向けた具体的施策とし て、①『里親制度の拡充について』家庭的な環境の 中で養育する里親制度は、家庭的養護の有効な手段 として、今後、さらにその活用を図るべきものであ る。養育里親と養子縁組を前提とした里親を明確に 区別する。 里親手当の充実、地域の身近な資源等の活用によ る研修、相談、レスパイトケアの充実、通所機能の 活用による専門機関の支援等、里親に対する支援を 拡充する。②『小規模なグループ形態の住居・施設 のあり方について』小規模なグループ形態での住 居・施設のあり方について制度的な位置づけを含 め、早急に検討する必要がある。③『施設における ケア単位の小規模化の推進方策』 現行の児童養護 施設等においても、適切な養育を受けられなかった 子どもを家庭的な環境で養育するとともに、愛着関 係の形成を図りながら、専門的なケアをより個別性 を高めて実施するという観点から課題の検討を進め た上で、ケア単位の小規模化を進めるべきである。 小規模化することによって、子どもに対する個別的 な対応が可能となり、個々の子どもが抱えている課 題を把握しやすくなる一方、密な人間関係の中で子 どもの自己表現が顕著になる。これらの子どもの ニーズに的確に対応できる職員の専門性の確保や職 員をスーパーバイズするための仕組みが必要であ る。

4 .小規模グループ形態の住居・施設、

児童養護施設等の施設におけるケア

単位の小規模化と子どもの権利擁護

1 )小規模住居型児童養育事業とは 2008年度の児童福祉法一部改正による制度改正に よって、児童福祉法第6条の2第8項に規定された 小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)は、 要保護児童の養育について相当の経験をもつ者の家 庭において、5∼6名の要保護児童の養育を行う者 である。この事業のモデルは、東京、横浜市等の一 部の自治体が「里親ファミリーホーム事業(里親拡 充型)」として一定以上の養育経験等の要件を備え た里親を指定し、4名以上の要保護児童を委託して きた実績を踏まえて創設された。 小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム) には5∼6名の定員が決められ、3名以上の養育者 をおかなければならない。(3名のうち2人は家事 援助等を行う補助者でもよい)事務費は15万円程度 (地域により異なる)、その他に旅費、庁費、職員研 修費、補修費等の管理費である。事業費は一般生活 費、教育費、医療費等である。 小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム) の実施者となるためには以下の4つのうちいずれか の要件を満たし、かつ、実施者とその同居者・補助 者に養育里親と同様な欠格事由がない事が必要であ る。①養育里親として2年以上、同時に2人以上の 委託児童の養育経験がある。②養育里親として5年 以上登録し、通算して5人以上の委託児童の養育経 験がある。③3年以上児童福祉事業に従事した経験 がある。④上記 a∼c に準ずる者として、都道府県 知事が適当と認めた者。となっている。 2010年2月1日現在(厚生労働省家庭福祉課)、 小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)の 数は53カ所であり、2010年度に65カ所が事業を実施 する予定である。また、子ども・子育てビジョンに 盛り込まれた社会的養護関係の2014年度末における 数値目標は140カ所となっている。 2 )小規模施設と児童養護施設におけるケア単位の 小規模化 地域小規模児童養護施設はこの10年間に政策的に 推進され、2008年度現在数は、地域小規模児童養護 施設数は171カ所、小規模グループホームは446カ所 である。この制度は家庭に帰れる見込みがない子ど もについて、地域社会において家庭的ケアの保障と 自立支援を目的に、2000年に厚生省(当時)の運営 要綱に基づく補助金事業として制度化された。この 間運営要領が何度か改正され、2006年からは一定基 準を満たした場合は1法人で複数設置が可能とな り、2008年からは複数の小規模設置する場合、本体 施 設 の 入 所 率 が「95%を 下 回 ら な い こ と」か ら 「90%を下回らないこと」へ要件が緩和された。定 員は本体施設とは別とされ、職員2.5人に対して子 ども6名が基準で各施設に年間約1500万円が支弁さ れている。 子ども・子育てビジョンに盛り込まれた社会的養 護関係の2014年度末における数値目標は小規模グ ループケアが800カ所、地域小規模児童養護施設が 300カ所となっている。 社会的養護と子どもの権利擁護 − 41 −

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3 )ケア単位の小規模化と子どもの権利擁護 小規模施設は家庭的な環境で子どもと個別に丁寧 に関わる事ができるようになり、以下のようなメ リットが生まれる。①自立を意識し、意図的に子ど もたちに関われる。②生活の中で子どもたちに家事 や身の回りのことが普通に教えられる。③調理をす ることで食通じた関わりが豊かにもてる。④近所と のコミュニケーションがとれ社会性が身につく⑤少 人数のため行動がしやすい。 しかし一方で、デメリットも多くある。それは、 この制度が単年度の補助金事業で財源の基盤が脆弱 であり、職員が住み込みや断続勤務、宿直の回数の 増加など長時間労働をしなければ、勤務がまわって いかないことである。現行の常勤2名と非常勤1名 の予算では、職員が交代勤務のなかで勤務が重なる 時間を確保できず以下のような問題点がある。①新 任がベテラン職員の姿を見て学び、支援を受けなが ら一人前に育つ環境が確保できないこと、②閉鎖的 な環境の中で職員が孤立し、独善的になりやすいこ と、①と②を背景として③思春期の子どもへの性的 な問題や暴力問題への対応が困難でありこと、④子 どもと職員の関係がいったん崩れると関係の修復が 困難であること、これらの結果として⑤早期退職に 結びつきやすい。等である。 実際に職員配置基準の抜本的な改善がなされない なかで施設の小規模化が進められた結果、職員の過 重労働など労働環境の悪化が指摘されている。ま た、閉鎖的な環境のなかで「施設内虐待」などの人 権侵害事件が続発しており、埼玉県や岡山県の施設 では、職員の子どもへの性的関係強要事件が報道さ れ波紋を広げた。すでにそれ以前から民間施設の一 部では体罰や不正経理などの不祥事が起きていたた め、国も指導に乗り出し、2008年の児童福祉法の改 正では「被措置児童等虐待」として通告義務が明記 されるほど問題が深刻化している。 家庭的な雰囲気の中で子どもをケアする事は大切 であり、虐待を受けた子どもとの愛着関係の形成し 育て直しをすることは必要なことである。しかし、 職員の労働が過密になりやすいだけに職員のメンタ ルヘルスに気を配らなければならない。また、小集 団の生活には人間関係の不全さへの配慮が大きな集 団以上に必要である。ケアする職員と子どもの相性 が合わないときは人間関係のミスマッチ解消が迫ら れ、常に気を配ることが重要になる。 そして、ケア単位の小規模化を進めるには、レス パイトシステム、集中労働、集中休憩制度、長期に 休める体制整備、研修保障、職員の孤独化を防ぐた めのシステム化を図れなければならない。さらに、 地域の資源の活用、児童家庭支援センターの活用、 ボランティアの活用等さまざまな社会資源の活用も 視野に入れなければならない。 現在、児童養護施設等に入所してくる子どもは家 族がいて保護者がいるケースが多い。子どもの権利 擁護を考えた場合本当に疑似家族的な形態が好まし いのかを子どもの立場に立って検証する必要があ る。

5 .おわりに

児童養護施設は他の社会福祉施設と比較しても、 宿直勤務に加えて労働時間が長く、住み込み・断続 勤務などの特殊な勤務形態がある。大阪府社会福祉 協議会児童部会の調査(2003)では、児童養護施 設・乳児院職員の時間外労働が月平均72時間で、休 日も職員の三分の一が出勤し日常勤務に関わってい ました。これは年間の労働時間に換算すると、過労 死認定ラインとされる年間3000時間を超えており、 日本の労働者全体の平均労働時間(1992時間、2009 年労働力調査)比較してかなりの長時間労働とな る。確かに子どものために尽くす姿勢は職員として 重要なことであり、現行の職員配置基準や子どもの 生命・健康・生活をトータルに支える労働である以 上、ある程度超過勤務はやむえない面もある。その 結果、職員自身が視野狭窄に陥り、疲れ切って笑顔 も出せず、数年で燃え尽きていては悪循環送り返し であり、結果として子どもにしわ寄せが行く事にな る。これは ILO(国際労働機関)が提唱する「ディー セントワーク」(持続可能な働き方、働きがいのあ る人間らしい労働)とは逆行する労働のあり方で す。また、特別な人にしかできない「自己犠牲」の の労働では、意欲があっても職員が働き続けること は困難である。このように児童養護施設では、園で 働く職員への支援体制づくりが早急に求められてい る。 【引用・参考文献】 1.山縣文治・林浩泰 2007年 社会的養護の現状と近 未来像 明石書店 2.柏女霊峰 2007年 これからの児童養護 生活書院 聖 和 論 集 第38号 2010 − 42 −

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3.「子 ど も と 福 祉 編 集 員 会」 2010年 子 ど も と 福 祉 vol3 明石書房 4.「社会的養護とフャミリーホーム」編集委員会 2010 年 社会的養護とフャミリーホーム vol1 福村出版 5.今後目指すべき児童の社会的養護体制に関する構想 検討委員会 2007年 「今後目指すべき児童の社会的 養護体制に関する構想検討会中間とりまとめ」厚生 労働省 6.林浩康 2006年 児童養護施設施策の動向と自立支 援・家庭支援 中央法規 7.監修浅井春夫・編者中山正雄 2004年 児童養護の 原理と実践活用 保育出版社 社会的養護と子どもの権利擁護 − 43 −

参照

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