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Involvement of oral bacteria and oral immunity as risk factors for chemotherapy-induced fever with neutropenia in patients with hematological cancer

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Academic year: 2021

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論 文 内 容 要 旨 題 目

Involvement of oral bacteria and oral immunity as risk factors for chemotherapy-induced fever with neutropenia in patients with hematological cancer

(血液がん患者の好中球減少に伴う発熱の危険因子としての口腔細菌および口腔免疫との 関連) 著 者 十川 悠香 内容要旨 【目的】がん化学療法の有害事象は、多くの複雑な要因の組み合わせによって引き起こさ れることが報告されおり、発熱性好中球減少症(FN)は、血液がん化学療法の頻繁に生じ る有害事象の1 つである。これまで専門的な口腔衛生管理により FN の発症が減少したこ とや、歯周病原性細菌であるF. nucleatumがFN の敗血症患者の原因であったことが報告さ れている。しかし、FN の発症と口腔細菌との関係の詳細はいまだ不明である。本研究で は、化学療法を受けている血液がん患者の好中球減少に伴う発熱(FwN)に伴う発熱状況 を調査し、FwN 発症と口腔細菌および口腔免疫との関連性を調査することを目的とした。 【方法】本研究では徳島大学病院で血液がん化学療法を受けた患者32人を最終的な調査対 象とした。 使用した化学療法薬、全身状態、血液検査結果、発熱の有無を含む期間を患者 のカルテから取得した。各被験者の化学療法開始前の、唾液中の分泌型免疫グロブリンA (sIgA)および舌苔中の嫌気性細菌について評価した。 【結果】観察期間中に11人の被験者がFwNを発症し(FwN群)、21人の被験者はFwNを発 症しなかった(非FwN群)。唾液中sIgAのレベルにおいて、両群間で有意差が認められた (p <0.05)。 また、舌苔中の嫌気性細菌において、総細菌数あたりのF. nucleatum の割合 (%)は、FwN群の方が非FwN群よりも高い傾向を示した(p = 0.088)。 ROC曲線分析 により、F. nucleatum / sIgA比のAUCに基づく最適なカットオフポイントを設定したところ

0.023であり、F. nucleatum / sIgA比≥0.023のグループではF. nucleatum / sIgA比<0.023のグ ループに比べてFwN発症のリスクが有意に高かった(HR66.062,95%CI:3.645-1197.37, p = 0.005)。

【結論】本研究の結果、血液がん患者の化学療法開始時の、口腔細菌数におけるF. nucleatum の割合と唾液中sIgAレベルが、FwN発症の危険因子となる可能性が示唆された。

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