ここが知りたい！AWS 導入までの A to Z
～ 企業が AWS を導入する際に考慮すべき点 ～
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
シニアプロダクトマーケティングマネージャー
石𣘺 達司
2016/7/29
クラウド導入前の
導入前に気になるあれこれ
無料で試して
みたいのですが・・・
月額利用料の
見積は？
性能や実績は？
サポートや
問い合わせ先は？
何から始めたら
いいですか？
支払い方法は？
導入前に気になるあれこれ
無料で試して
みたいのですが・・・
月額利用料の
見積は？
性能や実績は？
サポートや
問い合わせ先は？
何から始めたら
いいですか？
支払い方法は？
登録するメールアドレスの決定
AWSアカウントを作成
メールアドレスの決定
• ひとつのメールアドレスには、ひとつの
AWSアカウントのみ作成可能
• 同じメールアドレスで複数のAWSアカウント
を作成することは不可
• 個人のフリーメールアドレスではなく、会社のメールアドレス
を使用
• 会社の個人アドレスではなく、会社共有、部署または
プロジェクトなど、目的に合わせたメールアドレス（エイリアス）
を使用
ステップ0: AWSのWebサイトにアクセス
AWS
ステップ1: サインイン または AWS アカウント作成
① ご利用のメールアドレス（※）を入力
② 「私は新規ユーザーです」を選択
③ 「サインイン（セキュリティシステムを使う）」ボタンをクリック
※AWS 側からの通知等にも利用されます。複数の関係者へ
通知が必要な場合は、メーリングリストのご利用を検討ください。
ステップ2: ログイン認証情報
① 名前をフルネームで入力
② 利用するメールアドレスを入力
③ 利用するメールアドレスを入力（確認）
④ ログイン時に使用するパスワードを入力
⑤ 「アカウントの作成」ボタンをクリック
⑤
ステップ3: 連絡先情報入力
① 言語表示「日本語」を選択
② お客様の連絡先情報を入力
（すべて「半角アルファベットおよび半角数字」で入力）
•
フルネーム: お客様のフルネーム（必須）
•
会社名: お客様の会社名（必須）
•
国: 国を選択（必須）
•
住所： お客様のご住所の番地（必須）、建物名等を入力
•
市区町村： お客様のご住所の市区町村名を入力（必須）
•
都道府県: お客様のご住所の都道府県名を入力（必須）
•
郵便番号: お客様のご住所の郵便番号を入力（必須）
•
電話番号： お客様のお電話番号を入力（必須）
③ セキュリティチェックの為の画像の英数字を入力
④ AWSカスタマーアグリーメントの確認し同意にチェックマーク
⑤ 「アカウントを作成して続行」ボタンをクリック
⑤
ステップ4: クレジットカード情報登録
① お客様の有効なクレジットカード情報を入力
② 請求先住所を選択
• 請求先と連絡先の住所が異なる場合「新しい住所を使用する」
を選択し請求先住所を入力
③ 「次へ」ボタンをクリック
③
ステップ5: 日本語自動音声電話によるアカウント認証
① 通話可能な電話番号を入力
② 「すぐに連絡を受ける」ボタンをクリック
②
①
ステップ5: 日本語自動音声電話によるアカウント認証
☎ 日本語の自動音声による電話がかかってくる
① 4 桁の PIN （暗証番号）を画面上で確認
電話の自動音声に従って、画面に表示された暗証
番号を電話のプッシュボタンで入力
①
ステップ5: 日本語自動音声電話によるアカウント認証
☎ 画面が自動的に切り替わり、本人確認は完了
① 「続行してサポートプランを選択」ボタンをクリック
ステップ6: AWS サポートプランの選択
① サポートプランを選択
② 「続行」をクリック
• 開発者、ビジネス、エンタープライズのいずれかを選択
した場合、月額最低サポート料金が加入時に請求
• AWS サポートの有償プランは AWS アカウント作成
後に申込み・変更が可能
AWSコンソールにアクセス
AWS マネジメントコンソール
または
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クレジットカード払い
請求書・口座振込
パートナー経由
• 法人クレジットカード
• 個人クレジットカードで立替
1
2
• 月額2,000 USD程度で請求書の電子送付
• 米ドル決済で海外送金
（切替には事前にAWSへ要連絡）
3
• 円建て支払い代行
• 少額からの請求書払い
•
複数のアカウントを取りまとめた
一括請求も可能
（アクセス権やサポートは個別）•
使用量が合算されると、従量
制割引の対象となる場合もあ
る
APN パートナー一覧
https://goo.gl/OyLG31
aws APNパートナー
ビジネスアプリケーション アナリティクス セキュリティ
データ連携
ネットワーク／ストレージ 開発／運用
クラウドを活用している多数の導入事例
21 の業種
250 ページ以上
導入前に気になるあれこれ
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サポートや
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サポートサービス
ベーシック
•無料
•対応時間制限なし
デベロッパー•月額 $29～
•SLA <12時間
ビジネス
•月額 $100～
•SLA <1時間
エンター
プライズ
•月額 $15,000～
•SLA<15分
月額 AWS 使用料が 85,000 USD の場合
10,000 USD x 10% = $1,000
（月額使用料 0～10,000 USD の 10%）
70,000 USD x 7% = $4,900
（月額使用料 10,000～80,000 USD の 7%）
5,000 USD x 5% = $250
（月額使用料 80,000～250,000 USD の 5%）
0 USD x 3% = $0
（月額使用料 250,000 USD< の 3%）
計 6,150 USD
AWS
有償サポート
料金 無料 月額 $29または月額料金の 3% 月額 $100 から 月額 $15,000 から カスタマーサービス - ※日本語窓口では平日 9:00～18:00の対応 ✔ ✔ ✔ ✔ サポートフォーラム ✔ ✔ ✔ ✔ ドキュメント、ホワイトペーパー、ベストプラクティ スガイド ✔ ✔ ✔ ✔
AWS Trusted Advisor ベーシック ベーシック フル フル 技術サポートへのアクセス ヘルスチェックのサポート メール （現地の営業時間） 電話、チャット、メール、ライブ画面共有 （24 時間年中無休） 電話、チャット、メール、ライブ画 面共有、TAM （24 時間年中無休） 主に問題対応にあたる担当者 技術カスタマーサービスアソシエイ ト クラウドサポートアソシエイト クラウドサポートエンジニア シニアクラウドサポートエンジニア 技術サポートケースを作成できるユーザー 1 無制限 （IAM でサポートされる） （IAM でサポートされる）無制限 対応時間 <12 時間 <1 時間 <15 分 アーキテクチャサポート 構成要素 ユースケースのガイダンス アプリケーションのアーキテクチャ ベストプラクティスのガイダンス ✔ ✔ ✔ AWS サポート API ✔ ✔ サードパーティ製ソフトウェアのサポート ✔ ✔ インフラストラクチャのイベント管理 料金に関するお問い合わせ ✔ AWS コンシェルジュ ✔ テクニカルアカウントマネージャー (TAM) へ直 接アクセス ✔ ホワイトグローブケースルーティング ✔ 管理ビジネスの評価 ✔
日本担当チームへお問い合わせください！
https://goo.gl/6uNXXG
AWS お問い合わせ
導入前に気になるあれこれ
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無料利用枠
無料で試せる事はいろいろあります。
例えば・・・
各サービスの利用方法確認
導入前の評価
簡単に始められるAWSクラウド無料利用枠
（月内の上限枠あり・最長12カ月）Amazon RDS Amazon EC2 AWS Lambda
Elastic Load Balancing Amazon S3 Amazon CloudFront Amazon DynamoDB Amazon Elasticsearch Service Amazon SES Amazon API Gateway （対象の一部を抜粋、25製品／サービスが無料利用枠の対象） （仮想サーバ） （イベント駆動コンピューティング） （オブジェクトストレージ）（マネージドデータベース） （クラスタ型サーチサービス） （ロードバランサ） （API管理） （コンテンツ配信） （マネージドNoSQL DB） （メール送受信サービス） AWS IoT （IoT端末の管理と操作） Amazon EC2 Container Registry （Dockerの保存と取得） AWS Device Farm
（iOS, Android, FireOS アプリのH/Wテスト） Amazon CloudWatch （クラウドリソースモニタリング） Amazon ElastiCache （メモリ内キャッシュ）
簡単に始められるAWSクラウド無料利用枠
（月内の上限枠あり・最長12カ月）https://goo.gl/Ax8eKD
aws 無料利用枠
必要なインフラが数クリックで手配可能に
「クリックで選択」
OS
サーバースペック
リージョン(国)
セキュリティ設定
数クリックで
「もうすぐ無料利用枠上限です」という
事前の連絡はありません。
今こそクラウド、あなたの都市で。
導入前に気になるあれこれ
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支払い方法は？
課金のあれこれ
使った分だけ支払う従量課金型
仮想サーバ
Amazon EC2
＝ 約1.1円～ / 時 (Linux)
＝ 約1.35円～ / 時 (Windows)
データ転送
（上りは無料）
＝ 約15.4円 / 1GB
(月1GBまでは無料）
クラウドストレージ
Amazon S3
＝ 約3.63円 / 1GB / 1ヶ月
仮想サーバ用Disk
Amazon EBS
＝ 約3.3円 / 1GB / 1ヶ月
(110 JPY/USD)
金額算出のポイント
• サーバ利用料が全体の8割程度を占めるケースが多い。
• サーバ利用料、ディスク利用料、データ転送料さえ、想定できれば、
⼤体の金額は算出できる。
仮想サーバ課金で知っておきたい事
時間単位
•Amazon EC2は1時間単
位の課金
•On/Offで制御し、停止して
おけばサーバ利用料は発生
しない。
リザーブドインスタンス
•一定額の予約金を支払い、
1時間当たりの利用単価を
低減
•最⼤で約75%安価に利用
する事が可能
ライセンス課金
•有償OSの使用権（ライセン
ス料）は1時間当たりの単価
に含まれる。
•t2.microインスタンスの場合
Linux 0.02 USD/hour
SLES 0.03 USD/hour
RHEL 0.08 USD/hour
Windows 0.025
USD/hour
仮想サーバ課金で知っておきたい事
•
1 年間または 3 年間予約することで、オンデマンドインスタンスに比べて料金の⼤幅な割引の
リザーブドインスタンス(最⼤ 75%)
•
1 インスタンスあたり 1 時間あたりの支払い上限価格（入札価格）のスポットインスタンス
積算料金
予約金
(キャパシティ予約、 時間単価割引確定)期間
1年/3年
オンデマンド
インスタンス
リザーブド
インスタンス
リザーブドインスタンスの詳細 https://aws.amazon.com/jp/ec2/purchasing-options/reserved-instances/スポット
インスタンス
長期間ご利用の場合、 大幅にお安くストレージ課金で知っておきたい事
Amazon EBS Amazon S3 Amazon Glacier Amazon Elastic File System (EFS) (※3) サービス概要 Amazon EC2用 HDD オンライン ストレージ サービス アーカイブ専用オンライン ストレージサービス Amazon EC2用 ストレージ 容量上限 1ボリュームあたり1TB • 容量変更は自由 • 複数ボリュームをアタッ チ可能 上限なし 上限なし 上限なし 耐久性 同一データセンター内の複 数サーバーで冗長化 一般的なHDDの10倍の 信頼性（※1） 99.999999999% 国内3箇所以上のデータ センターに複製保存 99.999999999% 国内3箇所以上のデータ センターに複製保存 99.999999999% 3箇所以上のデータ センターに複製保存 料金／GB 約3.3円～／月 約3.6円～／月 約2.1円～／月（※2） 約33円～／月 課金対象 確保したストレージ容量 実際に利用している スト レージ容量 実際に利用している ストレージ容量 実際に利用している ストレージ容量 （2016/7/14現在） （110 JPY/USD） ※1 詳細は右記のWebサイトでご確認ください。http://aws.amazon.com/jp/ebs/ ※2 アーカイブ用途に設計されたサービスでデータを取り出す場合、別途費用がかかります。詳しくは製品Webサイトを参照ください。 ※3 アジアパシフィック（東京）リージョン未提供（7/29 現在）
今こそクラウド、あなたの都市で。
データ転送課金で知っておきたい事
1
2
3
使った分だけの従量課金
従来の「100M共有で月額○○円」という様な
固定料金ではなく、「下りのデータ量1GBあたり
$0.140（約15.4円）」という課金体系
これまで AWS上りは無料
東京リージョン2
1
3
1
無料
2
約15.4円/GB（最初の1GBは無料） （110 JPY/USD）3
約1.1円/GB アベイラビリティゾーン アベイラビリティゾーン従量割引あり
最初の 1 GB/月 無料 10 TB まで/月 約15.4円/GB 次の 40 TB/月 約14.9円/GB 次の 100 TB/月 約14.3円/GB 次の 350 TB/月 約13.2円/GB 使用したデータ量に より適用する価格が 異なる【試算】バックアップ対策
項目 USD JPY Amazon S3 Service 3.30 363 データ転送 5.46 601 無料利用枠による無料分 - 2.13 - 234 月額（合計） 6.63 729 （110 JPY/USD） 100GB 20GB【試算】WordPress を使ったウェブサイト構成
項目 USD JPY WordPress AMI (AMIMOTO) 13.39 1,473 サーバー関連（Amazon EC2） 19.04 2,094 ブロックストレージ (Amazon EBS) 3.60 396 バックアップストレージ (Amazon S3) 4.75 523 DNS (Amazon Route 53) 0.90 99 スナップショット 4.75 523 データ転送 0.56 62 無料利用枠による無料分 - 23.02 -2,532 月額（合計） 23.97 2,638 （110 JPY/USD） SSD 30GB Linux t1.micro Outbound 3GB
【試算】ウェブ・モバイルアプリケーションのインフラ構築
項目 USD JPY
Amazon EC2 (t2.micro) x 2 29.28 3,221 Amazon EBS x 2 4.80 528 Amazon RDS (t2.micro) 19.04 2,094 Amazon RDS (ストレージ) 6.90 759
データ転送 0.56 62
Elastic Load Balancing等 19.82 2,180
無料利用枠による無料分 - 60.78 - 6,686 月額（合計） 19.62 2,158 （110 JPY/USD） SSD 20GB Linux t2.micro Outbound 5GB SSD 20GB Linux t2.micro SSD 50GB
【試算】ビッグデータ分析
項目 USD JPY
Amazon EC2 （BIツール用） 14.64 1,610 Amazon Redshift (dc1.large) 229.85 25,284 Amazon S3 4.95 545 データ転送 0.00 0 無料利用枠による無料分 -244.66 -26,913 月額（合計） 4.78 526 （110 JPY/USD） Linux t2.micro Dc1.large 0.16TB SSD
AWS Simple Monthly Calculator (Webツール)
今こそクラウド、あなたの都市で。
AWS Simple Monthly Calculator マニュアル
見積時の注意点
1) 月額費用だけで比較せず、トータル
コスト（TCO）で検討する
2) 物理サーバ環境のように見積らない
3) 従量割引や長期割引を活用
1
2
3
導入前に気になるあれこれ
無料で試して
みたいのですが・・・
月額利用料の
見積は？
性能や実績は？
サポートや
問い合わせ先は？
何から始めたら
いいですか？
支払い方法は？
性能と導入実績
セキュリティ
日本で数万以上のアクティブカスタマー
(※)(世界で100万以上)
クラウドはなんとなく不安・・・
セキュリティはどうなっているの？
今こそクラウド、あなたの都市で。
AWSの高いセキュリティ基準と運用基準
複数の第三者認証と監査
SEC Rule 17a-4(f) GxP ISO Seriesセキュアなアプリケーションを構築するサービス
Config CloudTrailコンプライアンス
Inspector Service Catalog認証
IAM ActiveDirectory Integration SAML Federation暗号化
CloudHSM Key Management Service Server-side Encryption Virtual Private Cloud Web Application Firewall ※各リージョンでサービス提供の有無については、ご使用前にご確認をお願い致します。ネットワーク
事例：ソニー銀行様 セキュリティ
選定理由
1. 実績と信頼性
2. セキュリティ認証
3. コスト
4. テクノロジ
5. システムメンテナンス
セキュアな通信環境を構築するサービス
Amazon VPC AWS Direct Connect Amazon Certificate Manager仮想プライベートクラウド
専用線接続サービス
SSL/TLS 証明書
•
論理的に分離された、お客様が定義するネットワーク
•
独自の IP アドレス、サブネット、ルーティングテーブルと
ネットワークゲートウェイの設定、VPNなどが利用可能
•
お客様の設備から AWS への専用ネットワーク接続
•
AWS とデータセンター、オフィス、またはコロケーション環
境間で閉域網接続が可能（東京と⼤阪）
•
SSL/TLS証明書のプロビジョニング、管理
•
証明書の取得は無料で、アップロードや更新も自動化が
可能
今こそクラウド、あなたの都市で。
設計上の稼働率
EC2/EBS 99.95％以上 可用性（月間）
S3標準 99.99% 可用性（年間）
S3低頻度アクセス 99.9% 可用性（年間）
S3/Glacier 99.999999999% 耐久性
約22分
約53分
約526分
今こそクラウド、あなたの都市で。
実際の稼働状況は？～ EC2
実際の稼働状況は？～ S3
CxO, プロジェクト責任者やデベロッパーの
交流や学習機会は？
今こそクラウド、あなたの都市で。
