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平成26年 第3回武蔵野市教育委員会 定例会(平成26年3月4日)

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(1)

平成26年

第3回

武蔵野市教育委員会定例会

平 成 2 6 年 3 月 4 日

教 育 委 員 会 室

(2)

平成26年第3回武蔵野市教育委員会定例会

○平成26年3月4日(火曜日)

○出席委員(5名)

委 員 長 栗 田 恵 輔 委 員 山 本 ふみこ 委 員 栃 折 暢 子 委 員 山 口 彭 子 教 育 長 宮 崎 活 志

○事務局出席者

教 育 部 長 竹 内 道 則 教 育 企 画 課 長 内 山 欣 也 指 導 課 長 吉 原 健 統 括 指 導 主 事 川 上 晋

教 育 支 援 課 長 養 田 重 忠 生 涯 学 習ス ポ ー ツ 課 長 藤 本 賢 吾 ス ポ ー ツ 振 興

担 当 副 参 事 兼 国 体 ・ 障 害 者 ス ポ ー ツ 大 会 推 進 担 当 課 長

小 尾 隆 歴 史 資 料 館開 設 準 備

担 当 課 長 田 川 良 太

歴 史 資 料 館 開 設 準 備

担 当 副 参 事 栗 原 一 浩 図 書 館 長 原 島 正 臣

───────────────────────────────────────────────── ○日 程

1 開 会 2 教育長報告 3 議 案 なし 4 協議事項 なし 5 報告事項

(1)教育部業務状況報告について

(3)

(3)平成26年度教育費予算(案)について

(4)武蔵野市特別支援教育推進計画の延長に伴う平成26年度重点事業について (5)「アンネの日記」等の被害状況について

(4)

午前10時00分開会 ─────────────────────────────────────────────────

◎開会の辞

○栗田委員長 おはようございます。

ただいまから、平成26年第3回教育委員会定例会を開会いたします。 初めに、傍聴についてお諮りいたします。

定員の範囲内で傍聴の申込みがあった場合、本日の傍聴を許可することに異議ございませ んでしょうか。

(「異議なし」の声あり) ○栗田委員長 それでは、傍聴を許可いたします。

───────────────────────────────────────────────── ◎教育長報告

○栗田委員長 これより議事に入ります。

それでは、教育長報告に入ります。宮崎教育長、お願いいたします。

○宮崎教育長 それでは私から、前回の教育委員会定例会以降の教育委員会の状況等について 報告をさせていただきます。

最初に議会関連でございますが、平成26年第1回市議会定例会が、2月21日の市長の施政 方針を皮切りに、3月26日までの会期で行われております。

まず、教育委員の人事議案についてご報告をいたします。

本日もご出席いただいております山口彭子委員の任期が今年の3月末で満了となります。 本市としましては、山口委員に引き続き教育委員をお願いしたいということで、その再任の ための人事議案を今市議会に提出させていただいておりました。このたび2月27日木曜日の 本会議で、この同意議案が全会一致で可決されましたので、ご報告いたします。

山口委員には、新たな任期が始まります次回4月の教育委員会定例会で一言ご挨拶をいた だきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて議会関連では、このほかにも、2月24日月曜日に平成26年度の市長施政方針に対する 各会派からの代表質問が行われておりますので、そのうち教育部に関連する主な質疑をご紹 介いたします。

(5)

西部図書館では規模が小さ過ぎるのではないか、入館者はどの程度想定しているのか、都に 支払う使用料が高過ぎるのではないかなどのご質問がございました。歴史資料館につきまし ては、設置場所を旧中央図書館跡地として再検討するように要望する市民の陳情書が、署名 を添えて市議会議長と市長あてに提出されております。

市長からは、収蔵スペースについては、今後、近隣敷地等への設置を含め、確保に努めて いきたい、設置が予定されている旧西部図書館の建物も築30年を超え、いずれ建替え検討が されると思うが、その際、再整備については考えていきたい、都営住宅の使用料については、 更新の機会などに都に引下げを要求していきたい、また入館者は、現時点ではその数を予測 していないが、評価のあり方も踏まえ、今後、想定をしていきたいとの答弁がございました。 次に、市民の党の山本ひとみ議員からは、学校給食の放射性物質対策のため、市が購入し、

使用しているゲルマニウム半導体検出器を市民のために開放してほしいとの要望がありまし たが、境こども園の開園もあり、検査対象も増えていることから、当面は現在の検査体制を 維持していきたいと市長から回答しております。

また山本議員からは、現在、国で行われている教育委員会制度の見直しは教育への首長の 関与を強めるものだが、この見直しについて市長はどのように考えるかとの質問もございま した。市長からは、基本的には教育の政治的中立性は確保していくべきものと考えている。 本市では、教育委員の皆さんもそれぞれの知見を生かして活動していただいており、市長と 教育委員会との間に特に課題があるとは認識していない。毎月実施している市長・教育長会 議等を活用し、今後も教育委員会とは力を合わせて、子供たちのための施策を進めていきた いとの答弁がございました。

次に、日本共産党武蔵野市議団の橋本議員からは、昨年、再選時の施政方針の中で、市長 は、学校給食の自校方式を進めていきたいとしているが、来年度予定している学校施設整備 基本方針の中でそのことを盛り込む予定はあるかとのお尋ねがございまして、市長は、学校 給食の自校方式化をすぐに実施することは難しいが、学校施設建替え時の課題と認識してお り、ぜひ基本方針の中で一緒に検討いただきたいと答えておられます。

(6)

育推進室にも期待しているとの答弁が行われております。

以上が、施政方針に対する代表質問の中での教育部に関係する質疑応答でございました。 次に、2月26日、2月27日に行われました一般質問についてご報告いたします。

今回の市議会定例会では10名の議員より一般質問の通告がございまして、私からは4名の 方に対し答弁を行っております。

まず、自由民主クラブの高野議員からは、本市のスポーツ振興についてと題し、いくつか の質問をいただきました。市長から答弁したこともございましたが、生涯学習スポーツ環境 の充実に関しての私の見解を求められましたので、スポーツは競技を楽しむという本来の目 的に加え、健康の維持管理、青少年の心身の健全な発達、生きがいづくり、仲間づくりなど、 さまざまな効果があり、生涯スポーツ環境の充実は市民生活の質の向上につながると考えて いるとお答えしております。

次に、市民の党の斉藤議員からは、精神疾患や発達障害などの問題に関連して、学校現場 における支援体制を再構築する必要があるのではないかとのご質問とご意見をいただきまし た。

私からは、教育支援センターでは臨床心理士の資格を持つ教育相談員12名が、社会福祉士 や精神保健福祉士の資格を持つスクールソーシャルワーカーが配置され、丁寧な対応を行っ ているほか、発達について医療的な判断が必要なお子さんに対しては、精神科の嘱託医によ る医療相談につなげているということ、1月から策定を始めた次期学校教育計画では、特別 支援教育も含めて一体的に検討を行っていることなど、教育委員会としてさまざまな取組を 行っている旨ご説明いたしました。

(7)

ど関係機関の専門家を招き、ネットによる悪質ないじめや犯罪の防止のため、セーフティー 教室を開催していること等をご説明いたしました。

最後に、日本共産党武蔵野市議団のしば議員からは、市民から健康づくりの一環として中 学校プールを利用したいという要望が寄せられているが、プールの地域開放にはどのような 課題があるのかとのご質問がございました。

中学校のプール施設の開放は、現在、第四中学校の温水プールのみで実施しております。 プール施設を不特定多数の方に開放するためには、東京都プール等取締条例に基づく、知事、 対応は保健所でございますが、知事の許可を受けなければなりません。この条例は平成18年 の埼玉県富士見市におけるプール事故を踏まえ、プールの構造・施設の維持管理について、 大変厳しい基準が定められておりまして、これらをクリアするためには施設の改修や維持管 理に相当のコスト増が想定されます。このほかにも現状では、学校の防犯管理や、学校との 利用日の調整など、いくつかの課題があることをご説明いたしました。

なお、今回の一般質問が行われました2月26日水曜日でございますが、大野田小学校6年 生の児童84名が引率の先生方4名とともに、午前と午後に分けて議会の傍聴を行っておりま す。市民性を育む教育にもつながる貴重な体験になったと思います。参考までにお知らせい たします。

以上が議会関連のご報告でございます。

次に、市内の学校の状況についてご報告をいたします。

まず、ご心配いただいておりますインフルエンザ等の状況でございますが、本日現在、学 級閉鎖をしている学級は5学級ございます。ここまで、25年度は小学校10校、中学校2校、 合計12校でインフルエンザによる臨時休業措置をとっておりまして、累計では46の学級が学 級閉鎖になっております。

インフルエンザのり患者は1月末現在の集計で、小学校402名、中学校97名、合計で499名 でございます。教育委員会としましても、今後は各学校に注意喚起を呼びかけ、感染の拡大 防止に努めてまいりたいと思います。

(8)

また、進路がまだ決まっていないという生徒の中には、これから都立高校の二次募集等を受 験する生徒もおります。

また、小学校6年生の進学の状況でございますが、市立中学校への進学率は平均で65.3% でございます。昨年が約71%でございまして、市立中学校への進学率、若干下がっていると いうことでございます。それに対して、国公立、私立中学校への進学率は約30.0%でござい ます。昨年が約28%でございました。ここにあらわれてこない小学校の卒業予定者について は、転出される方とか、それからインターナショナルスクールの在籍者などがございます。 最後に、教育委員会や学校の授業についてご報告いたします。

先週の土曜日、3月1日には第28回武蔵野市ジュニアバンドジョイントコンサートが武蔵 野市民文化会館大ホールで開催されました。市内の九つの小学校の吹奏楽クラブが参加し、 日ごろの練習の成果が遺憾なく発揮され、会場から大きな拍手をいただきました。満席で立 ち見の方も出るという状態でございました。

また翌日の日曜日、3月2日には、武蔵野市子ども文化・スポーツ表彰が吉祥寺の武蔵野 公会堂で開催されました。教育委員の方々にも大変ご多用な折りご参加いただきましてあり がとうございました。

なお、今週末3月9日には、第32回武蔵野市青少年コーラスジョイントコンサートが同じ く武蔵野市民文化会館で開催される予定でございます。

以上で、学校と学校にかかわる教育委員会の事業の状況についての報告を終わります。 教育長報告は以上でございます。

○栗田委員長 ありがとうございました。

ただいまのご報告にご質問、ご意見ありましたらお願いいたします。 よろしいでしょうか。

はい、お願いいたします。

○山本委員 インフルエンザのことなんですけれども、生徒さんたちの人数はわかったんです けれども、先生方はいかがだったんですか。インフルエンザのり患について。

○宮崎教育長 把握していますかね、先生の数。

○山本委員 先生方どうだったんでしょうねというのがふと心配になって。うつったりするも のですよね。それはどうだったのか。

(9)

○宮崎教育長 ただ教員の場合も同じように、インフルエンザだということがわかれば、出校 していただくことはできませんので、それの数字というのは各学校ではあるかと思いますが。 それの報告は特に受けておりません。

○山本委員 あるでしょうね、でも。 ○宮崎教育長 あると思います、はい。

○栗田委員長 先生方は、ワクチンは必ず接種されるんでしょうか。 ○宮崎教育長 個人に任されている状態ですね。

○栗田委員長 ああ、そうなんですか。

○山本委員 すみません、ありがとうございます。

○宮崎教育長 ただ子どもの場合には、ある程度の人数がり患したりして、それに伴う欠席が 増えてきますと、校医さんとも相談をして学級閉鎖とか、学年の閉鎖みたいなことを決めるわ けですが、教員の場合には、相当数の方が一斉にり患するような状況でもあれば別ですけれど も、一応学校の教育課程には直接には影響させないような形でカバーしていくことになってお ります。

○栗田委員長 よろしいでしょうか。ほかに何がございますでしょうか。 よろしいでしょうか。

──────────────────────────────────────────────── ◎報告事項

○栗田委員長 本日は、議案、協議事項ともに案件ございませんので、報告事項に入ります。 報告事項1、教育部業務状況報告について、説明をお願いいたします。

○内山教育企画課長 それでは、教育部業務状況報告、昨年の12月から今年2月までの主な事 業の進捗状況について、各課よりご説明を申し上げます。

まず、教育企画課です。1ページ目をお願いいたします。

教育企画課からは3点ございます。1点目は、第二期武蔵野市学校教育計画の策定です。 今年1月30日から策定委員会による検討を始めてございます。2月20日の第2回の委員会前 には、策定委員の主要メンバーとの意見交換にご出席いただきありがとうございました。今 後3月まで全体会で枠組みについて協議した後、4月以降は、学校教育と特別支援教育の二 つの部会に分かれて細部について検討を始めてまいります。

(10)

るため、内部や学校との打合せを経まして、12月24日に条例の規定に基づき開発基本計画を 市に提出してございます。

また、近隣関係住民、そして保護者を対象に、年明け1月11日土曜日と14日火曜日の2回 に分けて説明会を行っております。条例の規定に該当します近隣関係住民は、説明の内容に ついて疑義がある場合は意見書を提出することができます。この意見書が提出された場合、 市はその意見に対する見解書を相手側に提出する必要があり、これで調整がつかない場合は、 まちづくり委員会による調整会の開催など、さらなる手続が必要になりますが、今回は所定 の期日までに意見書の提出はございませんでした。今後は増築校舎の建設工事に向けまして、 工事の仕様や校庭など、詳細について引き続き検討してまいりたいと考えてございます。 3点目でございます。教育センター(仮称)の検討です。この定例会におきましては、予

算に係ることということで、非公開の場でご説明申し上げてまいりましたが、説明欄記載の とおり、現在、第四中学校体育館棟にございます教育開発室を発展させ、教育推進室(仮 称)として市役所5階フロアに移設する方向で予算を提出させていただいております。教育 推進室の開設時期や実施体制について、今後、事務局内で詰めてまいります。

教育企画課からは以上です。

○吉原指導課長 続いて指導課よりご報告いたします。2ページをご覧いただきたいと思い ます。

指導課からは6点ございます。まず1点目が、児童生徒の学力向上と授業改善です。教職 経験1年目から3年目までの若手教員育成研修の実施状況ですけれども、初任者研修会につ きましては、この時期、小中学校別の研究授業を昨年の12月までに3回ずつ実施いたしまし た。それから、2・3年次研修では、研修の一環として、東京都の教師道場や教育研究員な どの授業公開に参加する機会を保証しました。これにより市内に限らず、広く東京都の中で 優れた授業実践に触れることができ、若手教員の意識啓発や研修意欲の向上につながったと 考えています。

なお、昨年度は残念ながら年度途中で退職に至った初任者教諭もおりましたが、今年度は 今のところ学校での継続的な指導、教育アドバイザーによるきめ細かな助言支援により、今 のところ順調に研修の成果をあげているものと捉えております。

(11)

さらに、小中学校のALT、外国語指導助手につきましても、子どもたちが実践的なコミ ュニケーションを深める機会の確保という視点から、英語学習に対する関心、意欲の向上に 結びついていると考えています。なお、小学校のALTにつきましては、意欲と専門性の高 い地域の方から直接雇用するという形態で採用しているため、安定的な人材の確保というこ とが課題になっております。実績につきましては記載のとおりです。

続いて2点目です。ICTを活用した教育の充実です。ご案内のとおり、本市のICT教 育に係る今年度の教育課題研究開発校として、千川小学校が去る1月24日に2年間の研究成 果を発表いたしました。算数科の目標をよりよく達成するために、電子黒板やプロジェクタ ー、デジタル教科書などを効果的に活用した授業の工夫について貴重な研究報告が行われま した。

一方、実績に記載のとおり、各学校からICTサポーターに対する授業支援の要請も相変 わらず多く、学校巡回によるサポートを継続して現在も行っております。なお、学校公開や 研究授業などでも、ICTサポーターが授業支援を行っているケースが多くございます。 続いて3点目です。理科教育の推進です。小学校5・6年生の理科の授業で支援をいただ

いている理科指導員につきましては、理科に関する専門的な知識を生かした実験や観察の工 夫など、児童の興味・関心を高める授業を行い、成果をあげております。今後も理科指導員 連絡会などで学校間の情報交換をさらに密に行うとともに、指導員と担任との連携もさらに 深めてまいりたいと思います。

なお、今年度から東京都の指定を受けた理数教育フロンティア校として、第三小学校が市 内の教員を対象として、また第三中学校は保護者地域への理科授業の公開を、それぞれ1月 に実施いたしました。中学生の中には東京都の科学コンテストに積極的に参加する生徒が増 えるなど、意欲の高まりも見られております。

続いて4点目です。言語活動及び体験活動の充実です。今年度の研究奨励校としまして、 第五小学校と関前南小学校が、それぞれ国語科を中心とした言語活動の充実をテーマとして、 これも1月に研究発表会を行いました。

それから、読書活動の充実につきましては、1月に学校図書館担当者、サポーター連絡会 を実施し、各校の特色ある読書活動の取組について情報交換を深めたところです。各学校で は学校図書館サポーターのきめ細かな支援によって、図書館利用の活性化、読書環境の整備 充実につながっていると考えております。

(12)

を対象とした上級救命講習につきましては、武蔵野消防署や東京防災救急協会の協力をいた だき、12月末までに125名が受講いたしました。3月末にあと1回予定しておりますが、当 初の計画どおり、3年間で全ての教職員がこの講習を受講できるよう円滑に運営してまいり たいと思います。

最後に6点目、開かれた学校運営の充実です。1月に今年度2回目の開かれた学校づくり 協議会代表者会を開催しました。今回は、いじめの未然防止と、子どもの安全管理という二 つのテーマに基づきまして、教員委員の皆様と代表者の方々の間で協議や意見交換を深めて いただきました。

特にいじめ問題につきましては、昨年度のいじめ防止対策推進法の施行を受けて、市や学 校の取組について。安全管理につきましては、セーフティー教室や、地域安全マップづくり など、学校の具体的な取組の紹介とともに、保護者や地域と連携した安全教育の取組につい て、さまざまな意見や提言をいただきました。

代表者会につきましては、本市の学校教育についての情報発信を行うだけでなく、教育委 員の皆様と地域の代表者の方の直接的な対話を生かすことで、相互理解や意思疎通を深める ことができたと捉えております。

指導課からは以上です。

○養田教育支援課長 続きまして、教育支援課から大きく3点ご報告させていただきます。 1点目は、特別支援教育における個に応じた指導支援の充実です。まず、特別支援教室の

実施ですが、こちらは26年度に開設を予定しております第一小、第五小、関前南小におきま して、特別支援教室の円滑な開設に向け、児童の状況把握、運営方針の設定について検討を 進めております。

学校支援人材の派遣ですが、臨床心理を専門とする大学教授等の専門家スタッフは1月末 現在で98回、心理職を目指す大学院生のサポートスタッフは1月末現在で570回、教職を目 指す大学生でありますティーチングアシスタントは、1月末現在で1,239回の派遣を行って おります。

一つ飛びまして、特別支援学級の運営ですが、特別支援学級の作品展が11月25日から12月 6日の日程で、市役所ロビーで開催されました。

(13)

ますので、日程をあけておいていただければ幸いでございます。

続きまして、就学相談・幼保小連携ですが、特別支援教育の就学支援委員会をこちらに記 載の日程で開催いたしました。就学支援シート、こちらは今現在、提出が195件となってお ります。

次の通級判定委員会は、こちらに記載の日程で、12月、1月、2月と開催をしております。 次の井之頭小学校の新設の情緒障害等通級指導学級の設置に向けて、こちらに記載の日程

で準備を進めまして、こちらの新設の通級指導学級につきましては、第一小学校と井之頭小 学校を通級対象区域とし、2学級を想定しております。学級名称は「かわせみ学級」という ことで決定いたしました。今後、教育目標等の設定及び通級児童の確定を進めてまいります。 続きまして、大きな2点目、不登校児童生徒への支援の充実でございます。市の派遣相談

員の配置ですが、市の派遣相談員を各小中学校に週1回派遣。都のスクールカウンセラーに つきましても、25年度より小中学校全校に週1回派遣となっております。このスクールカウ ンセラーと派遣相談員の連絡会を2月26日に開催いたしました。

スクールソーシャルワーカーについてですが、現在、スクールソーシャルワーカー1名を 配置しておりますが、こちらは福祉的な視点で対象児童生徒の環境に働きかけ、関係機関と 連携し、問題解決を図ってまいりました。スクールソーシャルワーカーは、現在、学校での 認知度が低いため、26年度は学校派遣などにより認知度を高め、活動の充実を図りたいと考 えております。チャレンジルームの利用状況は記載のとおりでございます。

学校と家庭の連携推進事業は、25年度実施校、大野田小における登校支援、第三中学校に おける別室登校制度の相談支援、第四中学校における教室巡回支援等でございますが、26年 度につきましてもこの同じ3校で継続して実施する予定でございます。

続いて4ページをご覧ください。学校給食の質と安全の確保及び食育の充実でございます。 中学校の給食選択率は、こちらに記載のとおり、ほぼ95%から96%の間で推移しております。 放射線の影響ですが、給食と牛乳両方ともの辞退者は、現在、小学校で5人でございます。 給食の一部辞退者、これはいわゆる放射能の移行率の高い食材のみ辞退するという形なんで すが、こちらが小学校で2名おります。牛乳のみの辞退者が、小学校が23人、中学校は給食 を選択した者のうち2人が牛乳の辞退をしております。

調理済給食・給食食材の放射性物質測定は、2月10日までで全て不検出でございます。給 食食材は延べ217品目を測定しております。

(14)

ルギー疾患対応に関する手続の流れと、アレルギー疾患に関する調査票、アレルギー疾患対 応に関する申請書、面談調書、個別取組プラン等の様式を今まで各校ばらばらであったもの を統一して、26年度に向けて整備をいたしました。

その後の日程は記載のとおりなんですが、一番下のところになります。今年度アレルギー 疾患対応を決定するまでの手続、時期、様式類について全校で統一することができたわけで すが、来年度は、今年度に行った手続の内容を検証し、必要に応じて改善を図っていく所存 でございます。

26年度に向けまして、アレルギーの対象児童生徒、一人も漏れなく掌握していこうという ことで進めてまいりましたが、実際には、運用するのはやはり人間でございますので、今後 ともヒューマンエラーを起こさない、また起きないようなシステムづくり、また、起きたと きの適切な対応を全校で確認していきたいと考えております。

続きまして、食育業務の推進ですが、栄養士によるクラス訪問、食農教育、食に関する指 導はこちらに記載のとおりでございます。

5ページをごらんください。食育講演会につきましては第三小学校で、2月3日の保健委 員会で、「武蔵野市の給食」と題しまして栄養士が講演を行いました。

特色ある給食につきましては、6年生が卒業でございますので、バイキング給食を何校か で実施しております。給食室における調理実習と見学につきましては、こちらに記載のとお り北町調理場ほか単独校で行われております。

給食時間の限られる中学校での食育の推進が今年度課題とされてまいりましたが、家庭科 の授業へのTT参加、調理クラブ、PTAとの協力を進めることにより、中学校での食育の 充実を図ってまいりました。今後、栄養士が教室を訪問し、生徒の状況の把握、食生活アド バイス等を行ってまいる予定でございます。

こちらには記載していないんですが、現在、桜堤調理場に設置されております給食財務委 員会なんですが、こちらを26年度に北町調理場に移転しまして、今年度かけまして、給食食 材の選定、発注、支払のあり方、財務委員会のあり方を検討してまいる所存でございます。 教育支援課からは以上です。

○藤本生涯学習スポーツ課長 続きまして生涯学習スポーツ課でございます。6ページをご覧 ください。

まず生涯学習分野につきまして、4点ご報告いたします。

(15)

○田川歴史資料館開設準備担当課長 まず11月、実施事項につきまして、11月策定いたしまし た武蔵野市歴史資料館(仮称)管理運営基本方針について、本教育委員会定例会でもご報告 をさせていただいておりますが、12月の文教委員会におきましても、報告をさせていただい ております。

都営住宅使用許可関係につきましては、都より博物館施設としての変更許可に伴い、使用 料の決定通知があり、平成25年度分として昨年12月の段階で191万8,238円を納付したところ です。

展示計画につきまして、管理運営基本方針に基づきまして展示計画設計に関する業者委託 をするために、12月議会において補正予算525万円を計上し、認められました。これとあわ せて、展示設計業者を指名型プロポーザル方式により選定し、予定事業者を選定したところ です。

改修工事についてです。旧西部図書館の基礎的な改修工事として、上下水道の配管工事を 1月27日より開始し、現在工事を行っているところです。あわせまして、これは図書館の予 算になるんですが、旧西部図書館内の本棚、什器類、その他、もともと図書館に設置してあ ったものを解体撤去する作業を行いまして、2月中に完了いたしております。中はほとんど 空洞のような状態に今なっているというふうなところです。

次に、公文書管理・歴史公文書の検討についてです。総務課が改正をする予定であります 市の文書管理規則と連動いたしまして、歴史公文書等選定基準について検討を進め、基本的 な選別基準の案を策定いたしております。あわせまして、必要となります歴史公文書等の公 開基準については引き続き検討を進めているところです。

文化財関係事務の移管準備です。生涯学習スポーツ課所管の文化財関係事務につきまして、 歴史資料館(仮称)へこの4月より移管するということで現在検討を進めております。事務 スペース、事務分担等についての検討を進めております。

次に、民俗資料の整理・保存についてです。継続して民俗資料の整理作業を実施しており ます。確認資料数が大変増加いたしまして、現在1万4,000点程度となっておりますが、新 しく発見された資料というよりは、資料の点数の数え方を変えていったということで、物が 極端に増えているということではございません。現在、確認されているのは、1万4,000点 程度となっております。

(16)

納品を受けたところです。今後こちらのほうの資料の再チェックをするというふうな状況に なっております。

次に、学芸員(古文書)嘱託職員の任用についてです。本年4月より任用する予定で、1 月15日より募集し、39名の方のご応募をいただきました。一次選考、二次選考を経まして1 名の採用を内定したところでございます。

当面の課題といたしまして、今後、展示整備に関する基本設計作成業務、先ほど選定事業 者ということで選定した事業者との作業ということになるんですが、こちらのほう3月末ま でに基本設計という形で進めてまいりたいというふうに思っております。

歴史公文書等に関する選定基準及び公開基準の検討を引き続き進めてまいります。また、 武蔵野市歴史資料館(仮称)の設置に関する条例案の検討を進めてまいります。

四つ目としまして、民俗資料の収蔵場所の確保に向けまして、関係所管課との調整を進め てまいります。

歴史資料館からは以上です。

○藤本生涯学習スポーツ課長 続きまして、2点目の武蔵野プレイスの管理運営についてでご ざいますが、一日の平均来館者数は約5,200名、平日、土日祝日の平均来館者数につきまし ては記載のとおりでございます。こちらの来館者数につきましては、前年度の同時期よりも 300人から400人増加をしております。

また、12月から1月中に実施をいたしましたプレイス・フェスタ2013、生涯学習市民活動、 青少年活動に対する支援事業、地域企業などとの連携事業につきましては、記載のとおりで ございます。

プレイス・フェスタ2013で行われましたその他事業といたしましては、12月7日から9日 までの間で、「タイムトリップ!昭和の武蔵野」と題しまして、市保有の歴史資料の展示、 地域映像アーカイブを特別上映いたしました。実施期間は3日間でしたが、2,311名の来場 がございました。

7ページをご覧ください。次に3点目の、多様な事業主体との連携促進でございますが、 まず来年度の大学正規科目の履修受付につきましては、2月22日から25日まで実施をいたし ました。また、称号記授与式につきましては、3月21日に武蔵野大学さんで実施いたします。 サイエンスフェスタにつきましては、実行委員会を1月23日に開催いたしまして、フェス

(17)

この会場変更に伴う問題点といたしましては、給水、配電、火気の取扱い、また、校庭で行 っておりました大きなしゃぼん玉のブースを実施する場所など、さまざまな問題点が想定さ れますけれども、総合体育館と調整をしながら解決を図っていきたいと考えております。 最後に、武蔵野市らしさを生かした生涯学習事業でございますが、こちらは1月11日に、

まゆだまづくり教室を実施いたしました。定員15名のところ応募者が63名ございました。当 日の受講生は、まず、繭玉の由来、歴史などを聞いた後、その繭玉を実際につくって、飾っ て、そして食べてと、実際に体験をいたしまして、とても満足をしているようでございまし た。

以上で生涯学習分野の報告を終わります。

○小尾スポーツ振興担当副参事兼国体・障害者スポーツ大会推進担当課長 それでは8ページ をお開きください。スポーツ振興分野の状況報告でございます。

大きく四つございます。初めに、スポーツを楽しむきっかけづくりの充実でございます。 スポーツ推進委員協議会の活動でございます。役員会、定例会は記載の期日で行いました。 特に12月につきましては、懇親を深めるということで、懇親会を開催いたしました。 現在の課題といたしましては、委員の任期が1期2年で、26年4月から新たな活動が始ま

ります。しかしながら現在6名の欠員が出ておりますので、それを埋めるべく現在PR活動 を行っております。

次に市民スポーツデーでございます。実績につきましては記載のとおりでございます。状 況については、今年度から隔月実施になりまして、参加者が減少しているのが現実でござい ます。各学校において特別イベントを計画し、チラシ等で地域にPRを行い、参加者を増や すため努力を進めております。

土曜学校スポーツ教室、ミニバスケットボール、ドッヂビーにつきましては記載のとおり でございます。あいにく2月中に2回の大雪がございまして、2月8日、2月15日は降雪の ため、やむなく中止をいたしました。

次に、市民スポーツデーの研修会でございます。市民スポーツデーを指導、管理していま す委員を対象に、大野田小学校体育館におきまして、フラバールバレーボール、ソフトバレ ーボールの種目について研修会を行いました。状況につきましては、市民スポーツデーの運 営委員を対象に開催し、スポーツデーの特別イベントで実施できるように指導者の育成を図 っております。

(18)

スポーツデー特別イベントにより、地域のコミュニティーの醸成を図っております。内容に つきましては記載のとおり、各小学校で特別イベントを開催し、地域に配布したチラシによ り参加した住民がそこで顔見知りになり、スポーツを中心としたコミュニティーの醸成を期 待するところでございます。また、運営委員さんも地域の住民であるため、地域のスポーツ リーダーとして地域のつながりに貢献していただいているところでございます。

三つ目、スポーツ祭東京2013の開催に関することでございます。国体バスケットボールを 開催しました5市の会議を1月15日に開催し、国体事業概要説明会の準備を行いました。そ して1月23日に国体事業概要説明会を開催し、今年開催する長崎県を初めとしまして、来年 の和歌山県、その次の岩手県、愛媛県、福井県と、5か年先の県から27名の担当者が武蔵野 市にお越しいただきまして、開催しました5市により説明を行いました。そして、市の職員 で組織されています国体庁内推進会議の幹事会・専門部会の報告会を行いました。

9ページをご覧ください。スポーツ祭東京2013の実行委員会の専門委員会、これは合同専 門委員会で、四つの専門委員会の皆さん方に記載の期日にお集まりいただきました。委員さ んによりまして、昼間しか集まれない方、夜しか集まれない方がいらっしゃいましたので、 2回、同じ内容の報告会を行いました。

次に、スポーツ祭東京2013武蔵野市実行委員会、これは総会でございます。2月12日、市 役所内におきまして開催いたしました。実行委員83名のうち、出席者42名、委任状30名とい うことで無事成立いたしました。

最後に、スポーツ祭東京2013の市の報告書を作成いたしました。カラー刷りの68ページの 報告書でございます。巻末に記録画像をそれぞれ1枚ずつ添付いたしまして、現在配布して いるところでございます。本日もこの委員会が終わりましたら、こちらの報告書を配布させ ていただきたいと思います。

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最後に、温水プール、大分老化が目立っておりましたので、今回、外壁と屋上の防水工事 を行っております。

生涯学習スポーツ課からは以上でございます。

○原島図書館長 最後になりますが、図書館から報告いたします。10ページをお願いいたしま す。

1点目、図書館資料収集・保存でございます。昨年4月から今年1月まで図書館で購入、 また、寄贈を受けた資料の受入れ数につきましては、こちら記載のとおりでございます。図 書館では一部除籍もしてございますが、1月末の蔵書冊数といたしまして、中央では約58万 冊、吉祥寺9万3,000、プレイス16万冊というような状況となりまして、3館合計の蔵書冊 数が83万2,878冊となりまして、今年度、図書館といたしまして目標値としておりました83 万冊を超えている蔵書数となってございます。

2点目、子どもを対象とした図書サービスです。むさしのブックスタート、こちら0歳児 と3歳児に向けて行っておりますが、子どもの出生数の増加に伴いまして、0歳児に対して 実施する際にはこれまで職員4人体制で実施しておりましたが、それでは対応し切れないと いう状況が昨年12月から見られております。現在5人体制という体制で行っているところで ございます。来年度以降につきましても、この増加傾向が続くということですので、実施体 制の見直しを図ってまいりたいと考えているところでございます。2月の実施、これは1回 だけのカウントですが、やはり2月も0歳児につきましては117組ということで、100組を超 える状況となってございます。

続いて、子ども文芸賞です。今年度、全部門としまして2,615点の応募をいただきまして、 選考の結果、57作品が入賞というような状況です。お忙しい中、先日の表彰式の参加、どう もありがとうございました。

こちらの事業につきましては、回数を重ねるごとに応募作品数が増加しているということ が見られます。また、これは今回だけではございませんが、この応募作品の中には偽作、大 人の方の手が入っているんじゃないかと疑わしいような作品ですとか、一部、他作、盗用と 思われるような、こういったものも見受けられるようになっております。こういった中では 審査体制の強化を図っていくと。なかなか審査をする側としても難しいところでございます が、こういったところが今、課題となってございます。

(20)

館の2月につきましては、ちょうど大雪とかぶりまして、参加者が41名と少ない状況でござ いました。

11ページをお願いいたします。子どもを対象とした図書サービスの続きとなりますけれど も、2点目の配慮を必要とする子どもへのサービス。今年度から本格実施をしております。 こちら参加人数につきましては7名程度と少ない状況ではございますが、回を重ねるごとに、 こちらを心待ちにしているお子さんも増えているという状況で、また、家庭での読み聞かせ をせがむ子も出てきているということでは、図書館職員の出張での、こういったおはなし会 サービスなんですが、効果が出てきているのかなというふうに捉えているところでございま す。

続いて、市民の学びと課題解決の支援です。こちら中央図書館で課題解決テーマ展示とい うことで、おおむね展示期間1か月間というような状況で実施しております。地域や市民生 活に役立つことですとか、実際的な内容であることに主眼を置いてテーマを設定しまして、 図書館資料、また、その行政情報を展示している状況でございます。やはり市民にあったテ ーマをこちらの側で提供いたしますと貸出率も90%を超えるというような状況でございます。

最後に、職員の人材育成でございます。内部研修、また、外部研修の参加実績については 記載のとおりとなってございます。内部研修につきましては、図書館の館内整理日、月の第 1水曜日等で実施しておりますけれども、やはり職員数の少ない分館からの参加が難しいと いう状況でございます。また、外部研修なども同じように、職員数が少ない分館からの参加 が難しいというところで、全館レベルでの人材育成を図っていくということが図書館として は課題となっているというような状況でございます。

説明は以上です。

○栗田委員長 ありがとうございました。

ただいま教育部の業務状況についてご報告いただきましたが、ご質問、ご意見お願いいた します。

どうぞ。

○栃折委員 3ページの教育支援課なんですけれども、下の項目でスクールソーシャルワーカ ーの配置の部分なんですけれども、学校での認知度の低いためとなっているんですが、さっ きもそうおっしゃっていたんですが、何で低いんですか。もう設置されて数年が経過してい るんですけれども、どうして認知度が低いのかというところは何か。

(21)

な支援になると子ども家庭支援センターに行くことが多ございまして、教育支援課のスクー ルソーシャルワーカーにつきましては、学校からの派遣要請を受けて初めて行くというよう な形なんですね。それで、そもそも学校によってはそういう職が配置されていることを知ら ない学校もありまして、26年度は認知度を徹底させていきたいと考えております。

○栃折委員 よく連携していただきたいところですよね。よろしくお願いします。 ○栗田委員長 はい、お願いいたします。

○山口委員 2ページの一番最初のものですが、2・3年次の教員の研修なんですが、東京都 の教師道場とか、教育研究員の授業公開って、これは武蔵野市で行われている分に参加して いるんですか。それとも東京都全体ですか。

○吉原指導課長 これは全体です。

○山口委員 全体、ああ、そうですか。それで、あわせてなんですが、今年度も五小、千川小、 関前南小とありましたけれども、ああいう市で行っている教育課題研究開発校などの参加を、 どこか1回は必ず行くとか、そうして学校全体で研究に取り組んでいる雰囲気もあわせて学 んでほしいなと思いまして。外へ行くのだったら、足元のここにも必ず参加を義務付けると いうのも大事なんじゃないかなと思いました。意見です。

それからもう一つは、3ページの不登校の児童のところなんですが、チャレンジルーム利 用状況で、小学生が12名で、中学生20名のうちの、来室者と訪問の数が書いてありますが、 そのほかの子にはどういう対応をしているのか。対応をしても、そういう反応がないのかど うか、ちょっと伺いたいなと思いました。

○養田教育支援課長 現在、登録しているのがこの12人、20人ということなんですね。その中 で、実際には、小学生は来室が3人、訪問が1人。中学生はこちらに書いてある人数の児童 生徒しか来ていないということなんですけれども。チャレンジルームに来ていない児童生徒 につきましては、学校と連携をとって、連絡をとるなり、そういった形で、チャレンジに来 ても、学校の保健室に来てもいいわけですので、そういった形で学校と連携をとって、児童 生徒に直接連絡をとるような形で対応しております。

○山口委員 小学生8名、中学生7名、この子どもたちの状況把握は確実に行われているとい うことですね。

○養田教育支援課長 行われております、はい。

(22)

次のページの4ページなんですが、食物アレルギー対応のところなんですけれども、書か れている中で、医療機関はどこでどういうふうにかかわるのかなというのを知りたいと思い ました。

ついでにもう一つ、5ページのほうの給食の件ですが、真ん中ぐらいのところに給食室に おける調理実習と見学とありますが、給食室で調理実習やっているのかなと。あれほど消毒 とか厳密にやっている中に子どもたちが入っているのかなとちょっと思いましたので、この ことも伺いたいというふうに思いました。以上です。

○養田教育支援課長 食物アレルギーの医療との連携なんですけれども、まずこちらの一番最 初のところにありますアレルギー疾患に関する調査票、アレルギー疾患対応に対する申請書、 面談調書、特別取組プラン等の様式を設定したわけですが、こちらのアレルギー疾患に対す る調査票につきましては、主治医の診断書を兼ねておりますので、担当の医師が、こういう 対応をするようにということで、医師が診断をしたものを出していただく。これは医師の診 断書ですので費用もかかりますし、保護者にも手間がかかります。なんですが、そうするこ とによって、本当に対応が必要な子どもが絞れるという効果があるんではないかと考えてお ります。

それから5ページの、給食室における調理実習なんですけれども、これは実際にしっかり 消毒をしてやっていると思います。

○栃折委員 やっています。拝見しました。 ○養田教育支援課長 やっていますか。 ○栃折委員 はい。一昨年。

○山口委員 子どもって、上履きでそのままお手洗いも行くでしょ。 ○栃折委員 いやいや。

○山口委員 全部脱いで行く。

○栃折委員 全部脱いでというか、長靴持参で、その長靴ごと消毒液に入り、調理員さんたち と同じようにします。

○山口委員 ああ、あのシステムをずっと通って。

○栃折委員 全部同じ。何度も消毒して手を洗います。同じにやっています。 ○山口委員 わかりました。

○養田教育支援課長 ありがとうございます。

(23)

ではなくて、きちっと診察を経たものということですね。

○養田教育支援課長 そうすることによって、いたずらに広がらないで、本当に対応が必要な 子に対して重点的にできるようになるんではないかと考えています。

○山本委員 でも牛乳給食に関しては、それほどでもなかったでしたっけ、前は。今は診断書 を出すのでしょうか。

○養田教育支援課長 牛乳のみの、いわゆる乳糖不耐症のお子さんとかもいますので、牛乳一 本は飲みません、しかし、給食に牛乳の成分が入るのはいいですという、そういうお子さん に関してはいただいておりません。

○山本委員 つまりごくごくって飲むのだけやめますという方はいいんですね。 ○養田教育支援課長 はい。

○山本委員 わかりました。

○山口委員 最後にもう一ついいですか。10ページなんですが、子ども文芸賞に関してなんで すけれども、本当に審査が難しくなっていくなという思いを持っていますが、一つ、今回初 めてではないかと思うんですが、連続受賞というのはあったんですが、同じ年にダブル受賞 というのが今回初めて出ていますよね。部門が違うもので優秀賞と佳作をもらった子、同じ 部門で優秀賞と佳作をもらった子ども、二人いるんですけれども。こういうことについて、 審査のほうは名前は全然知らないで作品だけを読んで、全部決定した後、名前がわかるとい う状況だから、そういうことは出てくるんだと思うんですが、そういう審査方法であるとか、 あるいは募集要項、第3部門だけは2作出せる、あとは1作しか出せないとか、そういうこ とを作品集の巻末か何かに入れたほうが、理解が図れるのではないかなというふうに思った んです。

学校などでは、あまねくそういう機会を与えるというので、ダブルというのはあまりしな いんですが、こういうのは作品を重視して、選んで、結果的にダブルが出てくるという意味 合いからも、募集のあり方とか、あるいは審査方法などを巻末にでも入れておいていただい たほうがわかりやすいかなという思いを持ちました。以上です。

(24)

ると思います。こちらとしても、そういった傾向を捉えながら、審査体制、審査の中でも注 意を払うように皆さんにお伝えしていきたいと思っております。ありがとうございます。 ○栗田委員長 今ご指摘の点、何かちょっとご説明をいただいたほうがいいかもしれないです

ね、この点に関しては。

ありがとうございました。ほかにいかがでございましょうか。

私から一つお伺いしたいんですが、子ども文芸賞で応募作品の中には自作と思われないも のも見受けられるというのがあるんですが、先日、審査の先生ともお話をして出てきた話な んですが、今までそういう例というのは、つまり表彰されてしまってから、後でそういうの がわかった例というのがあったかどうかということと、もう一つは、今後そういうのが出て きた場合にどういう対応がとれるんだろうかというのはとても難しいと思うんですね。子ど もに対して、それを通告して、例えば取り消すというような処置ができるのかどうかという、 それがもしできないとなると、審査の先生方の役割はますます大きくなってきて大変だろう と。

それから、俳句の審査の先生から出たお話ですけど、俳句みたいに短いと、たまたま同じ ものができてしまう可能性もあるんだと。その場合に、どういうふうに対処したらいいのか というのが審査の先生も大変お困りになっていたようなので、この点に関しては、今後、何 か少し検討していただいたほうがいいのかなというのを大変強く私は感じました。

○原島図書館長 今お答えできる範囲ということでお答えします。これまでも作品によって、 表現とかでも大人の力を借りているんじゃないかという部分あったんですが、一昨年ですか、 完全に盗用と思われるような作品というのも見られました。これは受賞した後、判明した部 分がございます。これに関しては本人のほうにも確認をした形で、取消しというふうに至っ た経緯があります。

その辺のこともございまして、それ以降は図書館でも可能な限り、事前に、受賞に至る前 にチェックをかけてございますので、今回も、短歌の中では、やはりネットで検索すると、 そういうものの、ずばり同じものが出てきた作品なんかもございました。そういったものに ついては、審査員の方とお話をしながら、選考から外すような配慮ということで、なかなか 直接、生徒さんのほうにどうつくったかというヒアリングまでは難しいところもございまし て、それは学校側とも協議をしながら、丁寧にやっていきたいと思ってございます。 それから今、ネットがすごく使いやすくなったところで、安易に季語とかでいうと例が出

(25)

アルバイトなども入れて審査のときにやっていますので、同じような言葉があるとか、まず はインターネットで拾えるものとか、そういうチェックはかけてございます。ただ、小説な ど長いものになってくるとなかなか、全作品というのは押さえ切れないところですので。 ○栗田委員長 一部だけどっかから借りてきちゃうというのは、割合簡単にできる話なんです

が、それを検索するためのソフトなんていうのもありますよね。 ○原島図書館長 そうですね。

○栗田委員長 それが大変また難しいところだとは思っているんですが。全部盗用だったら簡 単にわかるんですけど、一部だけどっかから借りてくるということも最近はかなりあります から、その辺も、どこがそれを担当するかというのもまた大変な話ですし、手間のかかるこ とだとは思いますけれども、何とかしなければいけない話だろうなという気がしました。 ○山本委員 それに関連してちょっとよろしいですか。盗用という問題は本当に、それをなり

わいにしている者たちにとても難しい世界なんですけれども、参考文献という位置づけを、 小学校の中学年ぐらいから、その認識みたいなものを教える必要があることを感じておりま す。参考文献というものは使っていいわけなんで、ただそれを明らかにするという認識は、 盗用の怖さみたいなもの、あと自分の作品をつくり上げていくときに、とにかく自分でつく り上げていくんだけれども、参考文献の力は借りているんだということが、あからさまな盗 用を防ぐ認識をつくっていくという部分がとてもあるので、そういうことは少し早目に教え てあげたいなということはありますね。

○山口委員 それってICT教育の中で、出典を明らかに書くという、多分学校やっていると 思います。

○山本委員 ああ、なるほど。そうですね。何か本当にプロフェッショナルなものを書く人た ちの中にも、ついうっかりというのがあって、それはやっぱりどういう形で資料を引っ張っ てきたかということがあいまいになるということがあるので。でも、そこはとても大切なん だというようなことを改めて伝える必要があるかなということを感じます。

あとよろしいですか。この間、ドッヂビーが盛んになったので、いろんな集まりが武蔵野 市内に生まれて、いろんな競技に出かけて行ったりというお話を聞いたんですけれども、そ れってもうちょっと自慢するようなことなんじゃないでしょうか。

○栗田委員長 自慢が足りないということで。

(26)

ことで、まずはできるところから子どもたちが体を動かす、そういうチャンスメニューをつ くろうということで、遊びの世界から、そういうスポーツ、体を動かすということで、ドッ チビーを取り上げてここ数年やっています。

それで、教育委員会が主催でやっているものにつきましては、この土曜学校のように、い ろんなところでご報告していますが、ドッヂビーのクラブ、それは任意団体としまして、武 蔵野ドッヂビークラブ、昨日報告をもらったんですが、77名になりまして、社会教育団体に も登録し、26年は体育協会の仮加盟ということで、27年から体育協会に正式加盟ということ で、市民団体として今、自立してひとり立ちしています。ですので、公の席というよりも、 一般の席では、今、先生がおっしゃられたように自慢させていただいておりますが、教育委 員会主催ではないのでちょっと今は控えております。どうもありがとうございます。 ○山本委員 大変申し訳ありません。

それからもう一つ、そのスポーツのことなんですけれども、この間、駅伝とマラソン大会 を見学させていただき、そのときに芝生が巻いて置いてあったのを実際に見たんですけれど も、それがどうなるかわからなくて、どうして巻いてあるのか、あれがまた生かされるのか というようなことを今、初めて、ご報告によってわかったんですけれども、これって意外と 大事な教育の部分だなと思っていて、また芝生が、土の高さが高くならないためにそれを削 って植えるという事情はあるにせよ、またその芝生を、のかした芝生を、また植えられると いうようなことって、もったいないな、子どもたちにもその話したいなというふうに思いま した。それは感想です。

○栗田委員長 ありがとうございました。ほかにいかがでございましょうか。 よろしいでしょうか。

それでは、次に移らせていただきたいと思います。報告事項2でございます。平成26年第 1回市議会提出補正予算について、説明をお願いいたします。

○内山教育企画課長 それでは、報告事項2、平成26年第1回市議会補正予算について、ご説 明いたします。

今回の予算は平成25年度の一般会計の最後の補正予算になります。その主なものについて 説明させていただきます。なお人件費や基金につきましては、それぞれ人事課、財政課が所 管しておりますので、説明は省略させていただきます。

(27)

その下、4段目になります。教育指導費では第三小学校で予定されておりました習熟度別 少人数指導実践研究推進校事業が未実施となったことによりまして、賃金や報酬、あわせて 372万5,000円を減額補正してございます。

恐れ入ります、2ページ目をお願いいたします。一番上、セカンドスクール関連でござい ます。これにつきましては、参加又は同行する児童生徒や教員、看護師などの減により、あ わせて950万円を減額させていただいております。

その2段下の小学校費の学校管理費でございますが、7,400万円の減額でございます。こ れにつきましては、第一小から第五小まで行いました窓ガラスの飛散防止フィルムの更新工 事や、同校で行われました体育館改修工事等において契約差金が生じたことによる減額でご ざいます。

また2ページ目の一番下になりますけれども、中学校費の学校管理費につきましては、第 一中学校と第四中学校の借地について見込んでおりました賃借料の改定が行われなかったこ とによる306万2,000円の減額と、第二中学校西校舎のベランダ手すり改修工事や、中学校2 校のパソコンルーム、GHP空調機更新工事等の契約差金が生じたため、2,900万円を減額 させていただいております。

その1段上になります。小学校費のうち教育振興費は、認定人数が当初見込みを下回った ため、就学援助費350万円を減額させていただいております。

次のページの2段目にも中学校費の就学援助費がございまして、同様に350万円を減額さ せていただいているところでございます。

また3ページの下から2段目になります。特別支援学級費の300万円の減は、井之頭小学 校に新設します通級学級の設置工事の契約差金によるものでございます。

1枚めくっていただきまして4ページ目になります。一番上、社会教育総務費287万4,000 円の減は、歴史資料館開設準備のため、東京都に支払います都営住宅の使用料につきまして、 契約開始時期が変更となったため、今年度の借用期間が短くなりました。このためその分の 減額をお願いするものでございます。

その下になります、図書館費につきましては、非常勤職員の退職など記載の3点の理由に より430万円を減額補正しております。

次のページの一番上になります。学校給食管理費でございますけれども、北町共同調理場 の施設改修工事に契約差金が生じたため、2,300万円を減額してございます。

(28)

援助の対象者が見込みを下回ったことに関連しまして、学校給食の扶助費も不用額として 400万円を減額補正するものでございます。

歳出に関する説明は以上でございます。

恐れ入ります。まためくっていただきまして、歳入のほうをお願いいたします。

1段目の右、内容欄に記載がございますが、地域の元気臨時交付金は国の経済政策による ものでございまして、本来地方が負担すべき公共事業費の一部を国が肩代わりすることで、 公共事業を促進し、地域の元気を回復させることを目的とした補助金でございます。対象事 業であります学校施設改修工事費を減額したことに伴い、これに伴う補助金を2,156万5,000 円ほど減額させていただいております。

次に、2段目と4段目に学校施設環境改善交付金とございますけれども、国の交付金額の 通知に基づき、それぞれ小学校、中学校に分けて調整をさせていただいております。 さらにその下、東京都教育委員会研究指定事業委託金の件につきましては、歳出の冒頭で

ご説明しました、第三小学校で予定されておりました事業が未実施となったことによる減額 でございます。

歳入に関する説明は以上です。

最後に、繰越明許費についてご説明いたします。次のページをお願いいたします。 繰越明許費とは予算成立後、何らかの事情で年度内に支出を完了できない場合、議会の議

決を経て次年度に予算を繰り越すことができるもので、平成25年度に予定しておりました歴 史資料館の工事が、記載の理由によりまして26年度に実施することになったため、市議会に お諮りするものでございます。

以上で補正議案についての説明を終わらせていただきます。

○栗田委員長 ありがとうございました。ご質問、ご意見ございましたらお願いいたします。 はい、お願いいたします。

○栃折委員 1ページの指導課の欄の、第三小の習熟度別少人数指導実践研究推進事業という のは、なぜ未実施になったのかというのは、理由があるんですか。

(29)

特段理由を知らされておりませんが、研究の一定の成果が終えたということで、こういった ケースがたまにあります。

○栃折委員 そうすると、お金のことはそういうふうに、そこで終わりということなんですが、 実際、学校として計画があったと思うんですが、それはどういうふうに落とすんですか。 ○吉原指導課長 例えば、第三小の場合は2年間の都の指定を受けて、指定を受けていた間は

ある程度人的な措置も東京都の予算確保の中でできたのですが、第三小も昨年度研究を終え て、本来この事業が継続していれば、何らかの形でその人的な支援が継続する見込みだった んですが、今お話ししたように都のほうの関係でそれが打ち切られたので、結果的にはそう いった支援が継続しないという状況もあります。

ですので、それを継続するためには、今度、市のほうでまた別途予算要求を、都にかわっ て財政当局にしていかなくてはいけないので、こういう都の研究指定が終えた後、どういう ふうにそれを着地させていくかというのは悩ましいところがあります。ですから、繰り返し になりますけれども、この第三小の場合については、少人数指導の、いわゆる人的な支援は ここで打ち切られてしまったというのが事実です。

○栃折委員 ここまで持っていって、発表をここでしようと思っていたのに、その途中で切ら れたという、そういう形ではないんですね。

○吉原指導課長 それではないです。

○宮崎教育長 それと、少人数指導そのものは、もうやめてしまったということではありませ んので、研究的な取組をこれにより停止したという形ですので。ですから子どもたちへの影 響とか、そういうことはないわけですね。

○栃折委員 でも先生への影響はあるということですね。いろいろ段階を追ってやっていこう とされていた予定というのは、続くものと思って計画されていたもの、それは特にないんで すか、内容として。

○吉原指導課長 第三小の場合も、先ほど申し上げた研究機関の中では、そういった人的な支 援が東京都であるということはもちろん認識していましたが、研究が終了した後も継続する かどうかについては、むしろ多分それはないだろうということで、第三小のほうも予定はし ていたと思います。

○栃折委員 わかりました。

○栗田委員長 よろしいでしょうか。ほかにいかがでしょう。

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