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平成 28 年 8 月 第 752 号 ADS 昼食会にて右から SJAC 吉永会長 ADS Ian Watson 国際委員長 SJAC 今清水専務理事 SJAC 永野国際委員長 1-2 SJAC 会員企業を含めた 他国の航空宇宙工業会との交流 (1)SJAC-カナダ航空宇宙工業会(AIAC) 共催

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1.国際交流活動 1-1 会長レベルの交流

(1)米国航空宇宙工業会(AIA)幹部との交流 開会式前日の7月10日(日)夜、米国航空 宇宙工業会(AIA)主催のレセプションがロ ンドン市内のGrosvenor House Marriott Hotelで 開催された。米国以外の政府、企業、団体か らの招待者を含めた総勢約300人規模の盛大 なもので、SJACは吉永会長、鯨井副会長、 永野国際委員長、今清水専務理事ほかが招待 された。

こ の 中 で、AIA の Marillyn Hewson 会 長 (Lockheed Martin 社 Chairman, President &

CEO)やDennis Muilenburg副会長(Boeing社 Chairman of the Board, President & CEO)、およ びDavid Melcher専務とSJACの招待者間で和 やかに今後の協力関係を深める挨拶が行われ た。Marillyn Hewson 会 長 に は 今 年 10 月 の JA2016に参加していただき基調講演をして いただけることになっているため、吉永会長 から謝意を伝え、再会を約した。 ま た、AIA の 会 長、副 会 長、専 務 の 他、 Penny Pritzker商務長官、Frank Kendall国防次 官、Charlie Bolden NASA長官、大使館から Elizabeth Dibble代理大使の7名が登壇しス ピーチが行われた。この中でMarillyn Hewson 会長からは、米国航空産業が今後も安全保障 や貿易、経済など世界をリードして行く意思 が示され、エアショーは米国航空宇宙産業の 技術力を示す絶好の機会で、セキュリティな どの分野でも同盟国をはじめとする各国への 技術の移転や関係強化を図っていく旨の呼び かけがあった。 AIAレセプション会場にて 右から、AIA Marillyn Hewson会長、 SJAC吉永会長、SJAC永野国際委員長 (2)英国航空宇宙防衛セキュリティ工業会 (ADS)幹部との交流 開催初日の7月11日(月)、ファンボローエ アショーの主催者である英国航空宇宙防衛セ キュリティ工業会(ADS)によって、ADSシャ レー(UK Partnership Pavilion)にて昼食会が 開催された。英国の政府・企業、海外の政府・ 団体などから100人弱を迎えた規模で執り行 われ、SJACからは吉永会長、永野国際委員長、 今 清 水 専 務 理 事 ほ か の 4名 が 招 待 さ れ た。 SJAC会長以下のメンバーはADSのIan Watson 国際委員長と同テーブルに着席し、昼食をと りながら、昨今の英国の話題や防衛を含む今 後の両国航空宇宙産業の協力関係などについ て話し、交流が図られた。

平成28年度航空宇宙工業国際交流・広報事業

(一社)日本航空宇宙工業会は、平成28年7月11日から17日に開催された、「2016年ファ ンボロー国際航空ショー」に参加し、我が国の航空宇宙工業に関する国際交流・広報活 動を実施した。その活動結果を次の通り報告する。

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1-2 SJAC会員企業を含めた、他国の航空宇 宙工業会との交流 (1)SJAC-カナダ航空宇宙工業会(AIAC) 共催レセプション 開催日前日の7月10日(日)の午後、ロン ドン市内のTrafalgar Squareに隣接するカナダ ハウスにて、SJAC-AIAC共催のレセプション が開催され、日加双方から総勢80名弱が参加 した。日本とカナダの工業会が毎年交代で会 場を用意して行っており、今回はカナダ側が エアショー会場から離れたカナダハウスをレ セプション会場として準備した。ここは元来 カナダ高等弁務官事務所の文化交流、領事部 門だったが、現在はいろいろな公共の目的に 供されており、高等弁務官の執務の他に、会 議やレセプション、レクチャー、昼食会等の セレモニーにも使用されているという。今回 会場に使用したホールは最近改装されたとの ことで、歴史を感じる重厚なつくりの部屋で あった。 AIACのJim Quick専務のスピーチに始まり、 SJAC今清水専務理事、カナダ外務国際貿易 省産業振興局のCameron MacKay局長、カナ ダ産業省航空宇宙防衛船舶局のAndre Bernier 局長のスピーチが行われた。SJAC今清水専 務理事からは、三菱重工や住友精密工業がカ ナダで工場展開をしていること、多摩川精機 ほかの企業によってBombardier製機体への部 品供給などの支援が行われていること、カナ ダのCAE社が三菱航空機にフライトシミュ レータを納入して訓練プログラムを支援して いること、さらに、ベルヘリコプター・カナ ダが製造している民間ヘリコプターの機体を ベースに富士重工が陸上自衛隊向けにUHX の共同開発をしていることなど、相互にサプ ライチェーンの補完が行われており、今後も こういった関係を維持・発展させていくべき である旨の挨拶が行われた。また、カナダ政 府からは、日本からの投資を支援する旨の挨 拶をいただいた。 その後、両国からの参加企業の自己紹介を 自発的に行い、それぞれ興味を持っている会 社同士の懇親や旧交を温める懇談などが和や かに行われ、友好関係が深められた。 ADS昼食会にて

右から、SJAC吉永会長、ADS Ian Watson国際委員長、SJAC今清水専務理事、 SJAC永野国際委員長

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SJAC-AIAC共催レセプションにて 挨拶を行うSJAC今清水専務理事、

右はAIAC Jim Quick専務

(2)SJAC-英国航空宇宙防衛セキュリティ工 業 会(ADS)- 欧 州 航 空 宇 宙 防 衛 工 業 会 (ASD)共催レセプション 初日の7月11日(月)午 後、SJAC、ADS、 ASD各会員企業と政府の方々合計150名弱を 集め、ADSシャレーにて3団体共催で交流会を 開催した。ADSのPaul Kahn会長(Airbus UK 社President & CEO)の挨拶に始まり、次いで SJACの吉永会長、そしてASDのMauro Moretti 会長(Leonard-Finmeccanica社CEO & General

Manager)の挨拶が行われた。それぞれからは、 「日欧、日英の航空宇宙分野において今まで も行われてきた産業間連携を今後も継続し、 かつ発展させるよう推し進めて行くことが重 要」という主旨の挨拶が行われ、また、ASD のMauro Moretti会長には今年10月のJA2016で 特別講演をしていただけることから、吉永会 長から改めて感謝の意が伝えられた。 日欧関係強化に向けた取り組みや交流がい ろいろなレベルで積極的に進められているこ とから、挨拶に引き続いで行われた懇親会で は、新たなビジネス展開の端緒を得るべく企 業同士のネットワークづくりが活発に行われ た。なお、今年7月からMETIの航空機武器宇 宙産業課に着任された畑田浩之課長の参加も あり、交流を深められていた。 レセプション直前に会場一帯は一時的な豪 雨に見舞われ、展示会場内の一部に雨水が侵 入して停電が発生し、予定よりも早期に展示 会場が閉鎖されて会場内の者が退出させられ るハプニングがあったが、幸いにもシャレー 棟は継続して使用可能であり、無事にレセプ ションを執り行うことができた。 SJAC-ASD-ADSレセプションにて 挨拶をされるSJAC吉永会長 SJAC-ADS-ASD共催レセプションにて

左からADS Paul Kahn会長、SJAC吉永会長、 ASD Mauro Moretti会長

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1-3 その他の意見・情報交換会 (1)フランス航空宇宙工業会(GIFAS) 初日7月11日(月)の午後、フランス航空 宇宙工業会のPierre Bourlot専務理事、Vincent Gorry国際部長、SJAC今清水専務理事ほかで、 今年11月にGIFAS会長と国際委員長が来日す る予定に関して、その趣旨や概略日程につい て意見交換や確認を行った。来日の趣旨は日 仏間の貿易促進を更に拡大したいことであ り、GIFAS会長は日本政府、SJAC会長ほか、 エアラインを含む企業のTOPとの会談を希望 している。 ここ10年の間では初めて会長が来日するこ とになり、SJACとしても有益な来日に向け て支援していく。このため、事務方間で日を 改めて今後の検討事項等を調整した。 (2)台湾航空宇宙工業会(TAIA)

7月12日(火)の朝、TAIA Anson Liao会長 (AIDC社, CEO)、同Tiehlin Yen専務ほかと SJAC国際部長で面談を行った。TAIAはSJAC と比べ団体の規模としては小さいが、活動内 容などを学びたい、また、SJACとの交流も 希望するとの要望が出された。台湾工業会へ は、2012年に官民合同ミッションとして訪問 してから約4年が経過している。このため TAIAからMETIに再度訪問して欲しい希望を 出してはどうかなどの意見交換を行い、今秋 の JA2016 で 訪 日 す る 機 会 な ど を 利 用 し て METIにも働きかけていきたい旨を伺った。 SJAC-ADS-ASD共催レセプション 吉永会長の挨拶全文

Mr. Paul Kahn, President of ADS, Mr. Mauro Moretti, President of ASD, Distinguished guests, ladies and gentlemen,

Good afternoon, I am Yasuyuki Yoshinaga, Chairman of the Society of Japanese Aerospace Companies.

It is my great pleasure and honor to host a joint reception for UK, Europe and Japanese aerospace industries on the opening day of Farnborough Air Show.

I assumed Chairman of SJAC in May this year, so this is my first job as the Chairman to welcome you all.

As you may aware, Europe and Japan have developed close relationship in the aerospace sector.

I’m quite confident that both industries have accomplished tremendous results in joint development and production, and are contributing safer and affordable air transportation. SJAC will organize ‘Japan International Aerospace Exhibition 2016’ at Tokyo Big Sight in October. The Chairman of ASD, Mr. Mauro Moretti will come to this event and kindly make a Special Speech to us in the first day of the exhibition. I appreciate your presence, Mr. Moretti and I’m looking forward to welcoming many of you in Tokyo.

Finally, I wish the best success to all of you here. Thank you.

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1-4 米国輸出管理(宇宙機器)に関する情 報収集

ファンボローエアショー期間中に、AIA (Aerospace Industries Association:米国航空宇 宙 工 業 会)及 び 米 国 商 務 省BIS(Bureau of Industry and Security:産業安全保障局)担当 者から米国の輸出管理(宇宙機器)に関し情 報収集する機会があった。その概要は次の通 り。

(1)ECR(Export Control Reform:米国輸出 管理改革) 2009年8月に米国のオバマ大統領は、「安全 保障と産業競争力の向上、技術をめぐる環境 の変化に対応した輸出管理制度の改革」を目 指すと演説の中で述べた。これを受け、多く の専門家が検討を重ね、宇宙機のカテゴリで は2014年3月に改革案がまとまり、2014年11 月に施行された。 この宇宙機器カテゴリ(XV)の改革内容 を下図に示す。管理の厳しい国務省管轄の USML(U.S. Munition List:米国軍需品リスト) から、より緩やかな管理の商務省管轄のCCL (Commerce Control List:商務省管轄リスト)

に多くの物品が移管されていることが示され て い る。(移 管 さ れ た の は、下 図 中 の New ECCN 9x515部分である。) (2)意見交換概要 上記の改革施行から1年半が経過し、米国 の輸出許可申請が簡素化されているかどう か、その実態に関して当工業会とAIAが意見 交換を行った。ここには米国商務省のKevin Wolf次官補(BIS担当)他1名とAIAのRemy Nathan国際部長及びSJACからは3名が参加し た。 日本の主要5社からのアンケート結果を米 国側に伝え、懸案事項に関しての議論を行っ た。全体としては、輸出許可が簡素化されて 良かったとのアンケート結果であるが、主な BISパンフレットより

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日本側の懸案事項は下記2点である。

① 商務省のCCLリストに移管されたアイテ ムのうち、当該品の管理番号(ECCN: Export Control Classification Number)が不 明確で、米国政府に問い合わせても、回 答を得るのに時間がかかる。 ② 米国企業の見解が企業ごとに異なる場合 がある。 米国商務省BISの説明としては下記の通 り。 ア) 世界全体からの問い合わせのうち、第 1位は日本であり、全体の90%を占め ている。第2位以下は、英国、ドイツ、 韓国となっている。人手の少ないBIS としては、迅速な回答が困難なことを 理解してもらいたいとのこと。 イ) USMLとCCLの規定に従って判断すれ ば、日本で管理番号の特定が可能であ り、輸出許可不要(NLR:No License Required)となる場合が多い。さらに、 STA(Strategic Trade Authorization:戦 略取引の特例)、カントリーグループ A-5(36か国:日本も含まれる)の許 可例外(License Exception)を適用す ることも可能である。これにより、結 果として日本からの問い合わせのう ち、99%は許可申請不要となっている。 従って、日本企業が自主的に判断する ことはお互いにメリットがあるとのこ と。 ウ) 上記の②に関しては、日本企業は自主 判断に自信を持って米国企業と調整し てもらいたいとのこと。 エ) しかし、具体的な事例で不明な点があ れば、Wolf次官補自身がテレコンに応 じていただけることとなった。    また、必要であれば、米国大使館など と共同で米国輸出管理改革の説明会の 実施を検討するとのことであった。 今年10月に開催されるJA2016の防衛セミ ナーで、Wolf次官補の部下に当たるMichel Vaccaro氏が講演する予定であり、その来日 時を利用してミーティングをセットするなど して懸案事項を再確認していきたい。

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2.国際広報活動 2-1「2016年ファンボロー国際航空ショー」 の概要 ・ 期日: 平成28年7月11日(月)∼15日(金)  トレード・デー      15日(金)   フューチャーズ・デー、 *FABフライデー      16日(土)∼17日(日)  パブリック・ウィークエンド   SJACは例年と同様に7月11日∼15日のト レード・デーに出展した。  (*) Fabulous Friday ・ 場所:ロンドン郊外 ファンボロー空港 ・ 出 展 会 社:(一 社)日 本 航 空 宇 宙 工 業 会 (SJAC)および会員企業9社が出展参加した。   ㈱IHI、川崎重工業㈱、㈱神戸製鋼所、 新明和工業㈱、ナブテスコ㈱、日本飛行 機㈱、富士重工業㈱、三菱重工業㈱、三 菱マテリアル㈱ ・ 2016年国際航空宇宙展(JA2016)プロモー シ ョ ン:上 記 出 展 会 社 に 加 え て SJAC JA2016事務局がブース内にPRコーナーを設 けて、10月の開催をあらためて周知し、出 展および来場の働きかけを行った。 ・ 展示ブース:Hall 2/A88,A90 商談コーナー を含めて261㎡ ・ 三菱航空機㈱は個別にシャレーおよび別棟 のパビリオンを設けて、MRJの最新状況を 紹介し、販売活動および世界のメディアへ の情報発信を行った。そして、欧州企業か ら初となるMRJ90の購入に関する基本合意 などの嬉しい発表があった。 2-2 広報活動結果 (1)SJACブースの活動結果 ・ 今回のSJACブースは、白地に赤のラインを 基調としたシャープなデザインを採用し来 場者の関心を集めるとともに、大型モニ ターを用いて各出展会社の活動内容を常時 紹介することで、多くの来場者を集客した。 また、SJAC出展会社およびSJACの概要を 紹介する英文の冊子「SJAC出展ガイド」を 出展会社の協力のもと作成した。SJACブー スのPRに寄与するとともに来場者への説明 に活用した。 ・ 主なご来客として、7月11日(月)に、経 済産業省製造産業局航空機武器宇宙産業課 長 畑田浩之様、防衛省防衛装備庁防衛技監 経済産業省航空機武器宇宙産業課長 畑田浩之様ご視察 防衛装備庁防衛技監 外園博一様ご視察

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外園博一様、12日(火)に、愛知県知事 大 村秀章様、愛知県産業労働部長 吉澤 隆様、 中部経済連合会会長 豊田鐵郎様、名古屋商 工会議所副会頭 山本亜土様、経済産業省中 部経済産業局長 波多野淳彦様ほかグレー ター・ナゴヤ・イニシアティブ協議会の皆 様、13日(水)に在英国日本国大使館特命 全権大使 鶴岡公二様にご視察頂いた。 ①SJACブースへの来場者等 ・ SJACブースへの来場者数は、各社ブースに 1,447名、商談コーナーに202名、合計1,649 名であり、前回2014年を上回る多くの方に ご来場いただいた。 ・ 今回は商談コーナーとして5卓(4席/1卓,計 20席)を用意。SJACブースのレイアウトと スペースの関係で、前回2014年(6卓,24席) に対して若干狭めることとしたが、壁面で 覆うことを避けたオープンで明るく開放的 な雰囲気の会議室に仕上ることができた。 開催初日から出展会社および会員企業の皆 様に有効に使っていただいた。   また、7月13日(水)には、出展会社によ る プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 企 画 「 J a p a n Aerospace Workshop in Farnborough International Airshow 2016」とJA2016説明会 などのプロモーション活動、および国際交 流の会場としても活用した。 愛知県知事 大村秀章様ご視察 在英国日本国大使館特命全権大使 鶴岡公二様ご視察 中部経済連合会会長 豊田鐵郎様ご視察 SJACブースを視察する吉永会長

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  今回初めて商談コーナーをオープンな空間 にしたが、会合などに支障を来すものでは なく、むしろイベントでの活用においては 集客に寄与することを実感した。   次回以降の計画においても、商談コーナー の造作に工夫をこらし、より有効に活用で きるよう、改善に努める。 SJACブース来場者数 区分 来場者数   ブース 1,447名(1,226名)   商談コーナー 202名(242名) 計 1,649名(1,468名) 注.( )は前回2014年の実績 ②SJACブース出展概要 ・ ㈱IHIは、エアバスA320neoに搭載される PW1100G-JM 用 の CFRP フ ァ ン ケ ー ス に CFRP構造案内翼を組込んだ形態で展示す るとともに、これに動翼部とディスクを一 体化した低圧圧縮機IBRを組合わせて展示。 当該エンジンにおける軽量化への貢献と技 術を紹介。 他にも、V2500エンジンにおける整備実績 とIHIが開発した燃料制御モード切替弁 (FDRV)、GE90で採用されたコーティング 技術(MS Coating)などの展示をとおして、 エンジン事業における幅広い取り組みと高 い技術力を紹介した。     ㈱IHI ・ 川崎重工業㈱は、既に海外での実機展示の 実績があり知名度の高いP-1固定翼哨戒機 模型、XC-2輸送機模型をもって国産大型機 の開発実績を紹介するとともに、YCX(C-2 輸出型機)模型、MCH-101掃海システム搭 載型模型、T-IDGトラクションドライブ、 CF34-8アクセサリギアボックスカットモデ ルを展示。 川崎重工業の航空機システム取りまとめ能 力およびガスタービン事業における高い技 術力と活動内容と紹介した。 川崎重工業㈱

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・ ㈱神戸製鋼所は、今回が初出展。チタン鍛 造分野から、大型機のランディングギア用 のチタン大型鍛造品を展示。従来はこのサ イズの鍛造品を日本国内では製造できな かったが、世界有数の5万トンプレスを保 有する日本エアロフォージの設立によって 製造が可能となり、この分野に参画できる ことになったことを紹介。 一方、アルミ分野は、長年実績のある複雑 形状の鋳造品、大型鍛造品の製造ならびに 機械加工部門による完成品の一貫供給体制 を紹介するなど、連日多くの注目を集めた。 ㈱神戸製鋼所 新明和工業㈱ ・ 新明和工業㈱は、飛行艇模型1/20モデルと、 金属接着加工パネルを展示。飛行艇は、フ ライ・バイ・ワイヤ・システム、グラス・コッ クピット、与圧キャビンを採用した世界で 最新の大型飛行艇であることをアピール。 最先端の優れた性能には、世界から高い関 心がよせられ、多くの来場者の注目を集め た。 ・ ナブテスコ㈱は、世界のトップクラスの航 空 機 装 備 品 メ ー カ ー と し て 777 Aileron Actuator、747-8 Inboard Spoiler Actuatorを展 示。 777 Aileron Actuatorは、ボーイング社初の フル・フライ・バイ・ワイヤ機向けにナブ テスコが開発したものであり、高信頼性設 計、製造により同機の高定時発着率に貢献 していることを紹介。747-8 Inboard Spoiler Actuatorにおいても777で蓄積された高信頼 性を実現している。 ナブテスコ㈱ ・ 日本飛行機㈱は、宇宙機器として高剛性マ ストモデルを展示。コイラブル伸展マスト と同様に小さく収納した状態で打上げ、宇 宙空間で大きく展開するという独自技術を 実際に作動させて紹介した。 航空機整備への取り組みとして、多機種に 対する14,000機以上の整備実績をパネル展

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示で紹介するとともに、戦闘機用座席を展 示し、整備への取り組み構想を紹介した。 日本飛行機㈱ ・ 富士重工業㈱は、ヘリコプター模型UH-X と 412EPI 発 展 型 機 を 初 め て 展 示 し た。 UH-1Jの後継となる新型多用途ヘリコプ ターとUH-Xのプラットフォームとなる民 間型機の紹介は注目を集めた。 中央翼アクリル模型、787模型、無人ヘリ 模型を展示、紹介するなど、スバルブラン ドの見学に連日多くの来場者が訪れた。 富士重工業㈱ ・ 三菱重工業㈱は、これまでの民間機事業の 歴 史 と、カ ナ ダ に お け る グ ル ー プ 会 社 MHICAの事業内容を映像およびパネルでわ かりやすく紹介。来場者が関心を示してい た。 Tier 1事業としてボーイング777X模型およ び787模型を展示し、主要構造の製造から 組立てまでを行う世界屈指の技術力をPR。 OEM事業としてMRJ模型を展示。MRJの優 れた燃費性能と大幅な騒音・排ガス削減な どの環境性能をPR。 三菱重工業㈱  三菱マテリアル㈱ ・ 三菱マテリアル㈱は、航空機用各種切削工 具(チタン加工用、アルミ加工用、耐熱合 金加工用、CFRP加工用)を展示するとと もに、機械加工部品として航空機機体部品 アルミ合金Ribを紹介する理解しやすいよ

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い展示であった。

併せて、航空機エンジン部品用の耐熱合金 を切削する軽量なセラミック製工具を展示 し、同社の幅広い技術を紹介した。 ・ SJAC JA2016事務局(SJAC JA2016東京

ビッグサイト)は、共催者である㈱東京ビッ グサイトとともに、SJACブース内のPRコー ナーを拠点として2016年10月12日∼15日に 東京ビッグサイトで開催する「2016年国際 航空宇宙展」のプロモーション活動を行っ た。 SJAC JA2016事務局 ③SJAC企画

・ Japan Aerospace Workshop in Farnborough International Airshow 2016 会 期 中 3日 目 の7月13日(水)の 午 前 中、 SJACブースの商談コーナーにおいて、SJAC 出展会社9社によるプレゼンテーションを 行った。各社のアテンダントが自社の活動状 況などを英語で自由に情報発信する場であ り、各自準備の上臨んだ結果、総じて思いが しっかりと伝わる良いプレゼンテーションで あった。 本企画はJA2016事務局が所掌しており、関 係各方面への案内、ポスターの掲示、SJAC 出 展 ガ イ ド で のPR、お よ び 展 示 会 広 報 誌 「SHOW DAILY」、「FLIGHT DAILY NEWS」

への広告掲載などの宣伝効果もあり、多くの 聴講者をお迎えし、盛況であった。

・JA2016説明会

7月13日(水) Japan Aerospace Workshop in Farnborough International Airshow 2016に引き 続き、JA2016説明会を行った。今清水専務 理事の挨拶の後、山北常務理事がJA2016の 概況を説明し、あらためて10月開催の周知と、 出展および来場のPRをした。終了後、来場 者およびJapan Aerospace Workshop関係者を交 えたレセプションを開催し、意見交換した。 (2)MRJ ・ 三菱航空機㈱は、個別にシャレー出展し、 別棟のパビリオンにて、MRJ実物大客室 モックアップを展示。加えて今回は、MRJ 初号機、および2号機の初飛行映像を含む、

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ストーリー性のある最新映像をもって、 MRJの着実な開発状況が示された。今後の MRJ事業に進展に期待する。 MRJ客室モックアップ見学   MRJシャレー ・ 三菱航空機がスウェーデンの航空機リース 会社ロックトン社と、MRJ90 最大20機(確 定10機、オプション10機)の購入に向けて 基本合意に至ったとの嬉しい発表が、エア ショー初日の7月11日(月)にあった。 MRJの欧州企業との基本合意は今回が初め てであり、航空機リース会社との基本 合意は今回2社目。ロックトン社への納入 は、2020年に開始する予定である。 MRJはこれまでに407機を受注しており、 今回のロックトン社、および本年2月に締 結したエアロリース社との基本合意がとも に確定すると、MRJの合計受注機数は447 機(確定243機、オプション180機、購入権 24機)となる。 ・ ま た、7 月 12 日(火)に、三 菱 航 空 機 が、 北米およびアジアにおけるMRJの機体MRO (Maintenance, Repair and Overhaul:整備・ 修 理・分 解 点 検)の パ ー ト ナ ー と し て、 HAECO Americas 社、Pemco World Air Services社及びMRO Japan株式会社の3社を 選定し、サービス提供に向け協業していく ことで基本合意したことが発表された。 (3)国内メディアへの事前説明と現地での取材 ・ 今回の出展に先立ち7月1日、当工業会にて 国内メディアへの出展説明会をJA2016説明 会と併せて行った。出展説明会では各出展 会社より展示概要を説明し、質疑にお応え した。本件に出席したメディアは以下のと おり。   日本経済新聞社、朝日新聞社、共同ピー アール、日本経済広告社、WING、   日刊航空、軍事研究、Jウイング、航空 情報、航空ニュース社、   航空ジャーナリスト 青木謙知氏、竹内 修氏、味岡浩二氏 ・ 現地には、日本経済新聞社、日刊工業新聞 社、航空情報、航空ジャーナリスト青木謙 知氏などが取材に訪れた。 (4)パブリック・ウィークエンド ・ 7月15日(金)のトレード・デー最終日は フューチャーズ・デーと称して、周辺の学 校から生徒、学生を多数受け入れ、次世代 の青少年に航空宇宙産業を紹介していた。

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7月16日(土)、17日(日)のパブリック・ ウィークエンドは、一部ボーイング社100 周年記念の展示などを除き、トレード期間 中屋内展示していた各ホールを閉館し、エ プロン地区における実機等を展示する航空 ショーに様変わりする。 好天に恵まれ、連日午後からの飛行展示に あわせて多くの家族連れや航空ファンなど で賑わっていた。 (5)トピックス ・ F-35Bがファンボローでは初めての飛行展 示を行った。前回2014年のファンボローへ の登場が予定されていたが直前にキャンセ ルとなった経緯があり、今回注目を集めて いた。 一通りの空中性能を示した後、多くの観衆 の前で見事なホバリングを披露するなど、 期待通りの飛行展示であった。 また、ファンボロー・デビューを果たした ホンダジェットの地上展示では、美しい機 体に多くの人が目を奪われていた。 ・ 初日の7月11日(月)午後、ファンボロー 会場を集中豪雨が襲った。一部ホールが停 電となり、初日は3時過ぎに終了するとい うハプニングがあった。しかし、翌朝には 復旧しており、2日目以降は通常通り開催 された。 フューチャーズ・デー パブリック・ウィークエンド F-35B HondaJet

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2016 年 ファンボローエアショー SJAC 各社出展品目 会社名 出展品 会社名 出展品 (株)IHI ・複合材ファンケース/ファン構造案内翼, 低圧圧縮機 IBR(PW1100G-JM) ・装備品 FDRV カットモデル(V2500) ・MS Coating 低圧タービンブレード(GE90) 日本飛行機(株) ・パイロット座席 ・高剛性マスト 川崎重工業(株) ・P-1 固定翼哨戒機模型 ・XC-2 次期輸送機模型 ・YCX(C-2 輸出型機)模型 ・MCH-101 掃海システム搭載型模型 ・T-IDG トラクションドライブ ・MD900 メイントランスミッション ・CF34-8 アクセサリギアボックスカットモデル 富士重工業(株) ・ヘリコプター模型(UH-X) ・ヘリコプター模型(412EPI 発展型機) ・中央翼アクリル模型 ・787 模型 ・無人ヘリ模型 (株)神戸製鋼所 ・チタン鍛造品 ・展示パネル(アルミ鋳鍛品 3 枚、チタン鍛造品 3 枚) 三菱重工業(株) ・民間機事業と海外グループ会社の事業紹介パネル・映像 ・777X 模型 ・787 模型 ・MRJ 模型 新明和工業(株) ・金属接着加工パネル ・飛行艇模型 三菱マテリアル(株) ・各種切削工具 (チタン加工用、アルミ加工用、耐熱合金加工用) ・航空機機体部品アルミ合金 Rib ・航空機エンジン部品チタン合金 耐熱合金 ナブテスコ(株) ・777 Aileron Actuator ・747-8 Inboard Spoiler Actuator

(ご参考:三菱航空機(株)は 個別にシャレー出展) ・シャレー・パビリオンにてMRJ実物大客室モックアップを 展示し、エアライン、リース会社との面談などを通じMRJ の販売活動を実施するとともに世界のメディアに対しM RJのPRを行います。 各社出展品目; SJAC出展会社アテンダントと関係者 「お疲れさまでした。」

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3.モデルロケット国際大会(IRC)

ファンボローエアショー期間中の7月14日 (木)、15 日(金)に、米・英・仏・日 の 4 ヶ 国の中高生によるモデルロケット国際大会 (IRC:International Rocketry Challenge)が開 催され、日本からは秋田北鷹高校が参加し た。このIRC国際大会は米・英・仏の3ヶ国 の航空宇宙工業会が共同で主催しており、日 本は主催者から招待される形で競技に参加す ることとなった。当工業会は日本モデルロ ケット協会と共に日本チーム参加を支援し た。 3-1 IRC国際大会の経緯 2003 年 に 米 国 航 空 宇 宙 工 業 会(AIA: Aerospace Industries Association)がライト兄 弟の初飛行100周年を記念し、青少年育成の た め、米 国 内 で T A R C(T e a m A m e r i c a Rocketry Challenge:米国モデルロケット大会) を開催した。 これは、3名∼10名の中学・高校生が1チー ムとなり、自作のモデルロケット(紙・木材・ プラスチックを使用)を製作し、ペイロード 部に生卵を搭載して打上げ、パラシュートで 回収する競技である。生卵が割れないことが 必須で、目標到達高度(約800ft)と目標飛 翔時間(約50秒)から遠ざかると減点される ルールである。 この記念イベントは好評であり、以降毎年 開催されることとなった。米国の国内大会 (TARC)は約800チーム(約5,000人)が参加 する大きな大会であり、上位チームには奨学 金の支給があり、優勝チームはホワイトハウ スに招待される名誉もある。 オバマ大統領から声をかけられる 2012年米国優勝チーム©AIA 2006年には英国航空宇宙工業会(ADS: Aerospace Defense Security Group)が参加して 英国内大会の勝者が米国の優勝チームと競う ことになり、2010年からはフランスの航空宇 宙工業会(GIFAS:Groupement des Industries Francaises Aeronautiques et Spatiales)が参加し、 米・英・仏の3ヶ国の優勝チームが参加する 国際大会となった。開催は、ファンボローエ アショー(偶数年)とパリエアショー(奇数 年)の期間中にエアショウ会場内の滑走路脇 の芝生地を使用して行われている。 このIRC国際大会は、青少年に対する航空 宇 宙 分 野 及 び STEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics:科学、技術、工学、 数学)教育に対する関心を引き出すことと国 際交流が目的とされている。 3-2 2016年国際大会 大会を主催する米・英・仏3ヶ国の航空宇 宙工業会から、日本に対して招待参加の連絡 があったことから、当工業会として、日本の 学校チームの支援を行うこととした。 日本では、日本モデルロケット協会が日本 の中高生を対象に、2009年から同様のルール

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にてロケット甲子園大会を毎年開催してい る。この2015年度優勝チームである秋田北鷹 高校(3年生の生徒3名(佐々木君、藤島君、 畑山君)と東海林先生1名の合計4名)がファ ンボローでの2016年国際大会に参加すること となった。また、日本モデルロケット協会か ら、和歌山大学の秋山教授がメンターとして 参加した。 国際大会は、1日目は自作のモデルロケッ トの特徴やチームの役割分担を紹介するプレ ゼンテーション、2日目はモデルロケット打 上げ及び結果発表(表彰)の日程で行われた。 (1)1日目(7月14日(木))の機体チェック (AIAシャレー) 各国から自作のモデルロケットを運び、輸 送中の破損の有無などのチェックが安全担当 の米国モデルロケット協会により実施され た。日本チームのモデルロケットの尾翼1枚 の取り付けが緩んでいることが指摘され、 テープによる補強が行われた。また、発射台 はロッド(円柱)ではなく、レール(四角柱) であったので、急遽、ランチレール用ランチ ラグの接着が行われた。 火薬を使用しているモデルロケットエンジ ン(規格品)は主催者が米国から輸入してい るものであり、この時点で各チームに配給さ れた。 (2)プレゼンテーション(レイセオン社シャ レー) プレゼンテーションは、チーム全員(生徒 のみ)がプレゼンテーションに参加して、モ デルロケットの特徴、製作で苦労した点、各 人の役割分担などを英語で発表するものであ る。各国ともに実物及び模造紙や手元資料を 使用して判りやすく発表していた。 また、発表後には米・英・仏の審査員から 簡単な質問が行われた。フランス及び日本は 英語が母国語ではない不利な点があり、日本 チームは質疑応答部分では日本語通訳の支援 を受けたが、フランスチームは通訳を介さず 英語で回答していた。 主な質問項目は、機体の空力安定性(尾翼 の大きさの決定方法)、機体の直径の決定方 法、設計・製造・試験記録の有無及び教訓(来 年参加するとしたら、今年してきたことの中 で何を行わないか)であった。高度計の作動 原理を尋ねるといった少し専門的な質問も あった。 このプレゼンテーションは得点の40%に評 価され、打上げは60%に評価される。 (3)航空機の地上展示見学(AIAシャレー付近) AIAシャレー付近の米国の地上展示航空機 (F-16、F/A-18、MH-60、C-27等)の乗員によ る説明、MH-60、C-27の搭乗見学の時間があっ た。 F/A-18の前で持参したモデルロケットを 持つ日本チーム (4)夕食会(エアショー会場近くのHoliday Innホテル) チーム間の交流を目的とした夕食会が開催

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され、各国のチームメンバは1人ずつ分かれ て着席して、お互いに自己紹介を行い、生徒 同士の交流をおこなった。 各国、参加者の生徒全員に対して記念品を 配布しており、日本からはH-ⅡAペーパーク ラフトと扇子を配布した。 (5)2日目(7月15日(金))のモデルロケッ ト打上げ(滑走路脇) モデルロケットの打上げは滑走路脇の芝生 地で行われた。打上げ場所は 会場側とは滑 走路を挟んだ反対側に設定されており、安全 上・保安上の理由から、各チーム2名の生徒 が実際の打上げに参加した。打上げ場所に入 るときには、滑走路付近に異物を落とさない よう十分な注意が行われた。 滑走路は絶えずエアショー飛行展示の航空 機の離着陸が行われているが、その離着陸を 10:20∼10:35の15分間中断して、4か国の モデルロケットの打上げが行われた。このと き機体に搭載された気圧高度計による到達高 度計測と、目視ストップウオッチによる飛翔 時間(打上から着地まで)計測が行われた。 また、モデルロケット回収後にペイロード搭 載部の生卵が割れていないことの確認も行わ れた。 尚、発射地点に入ることのできない、その 他のチームの生徒、先生などは会場側から(約 200m離れて)見学した。 (6)ブース展示会場見学 レイセオン社シャレーでの昼食後、各国 チームごとに分かれ、日本チームはSJACブー スを訪問し、出展会社9社の展示を見学した。 (7)結果発表(プレスセンター) エアショープレスセンターの中の約150名 収容の会場(Radlett Suite)を使用して、Tim Peaks宇宙飛行士とMichael of Kent王子を来賓 として結果発表が行われた。プレゼンテー ションと打上げの合計で、1位米国、2位英国、 3位フランス、4位日本の結果であった。 表彰式(日本チームは前列右側の3名) 日本チームのモデルロケットのパラシュート降下中(画面中央部分)

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秋田北鷹高校の生徒3名は初めての海外渡 航であり、良い国際経験の機会であったと考 える。 また、英国ロンドン付近の天気は変わりや すく、エアショー前半期間の月曜日∼水曜日 は毎日、何度か雨に見舞われたが、木曜日と 金曜日は曇り時々晴れの天気で雨が降ること なく無事に打上げが行われ、天候に恵まれた 形となった。 当工業会としては、青少年育成は重要と考 えており、航空宇宙分野及びSTEM(科学、 技術、工学、数学)教育への興味促進ととも に海外交流を行うことができるIRC国際大会 への参加支援を引き続き行っていきたい。 (一社)日本航空宇宙工業会 国際部部長 川平 浩司、 技術部(宇宙担当)部長 宇治  勝、 広報部長 高木 伸吾

参照

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