• 検索結果がありません。

がん罹患・死亡の統計処理手法に関する検討

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "がん罹患・死亡の統計処理手法に関する検討"

Copied!
11
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

厚生労働科学研究費補助金 (がん対策推進総合研究事業 (がん政策研究事業)) 分担研究報告書

がん罹患・死亡の統計処理手法に関する検討

研究分担者 片野田耕太 国立がん研究センターがん対策情報センターがん統計・総合解析研究部 部長 研究分担者 堀芽久美 国立がん研究センターがん対策情報センターがん統計・総合解析研究部 研究員

研究協力者 齋藤英子 国立がん研究センターがん対策情報センターがん統計・総合解析研究部 研究員

研究要旨

がんの罹患率の年次推移は、長期的に高精度の地域のデータを用いた手法が開発され ているが、最新のデータが明らかでなく、進展度別の検討も十分にされていない。本研究 は、がんの罹患率の年次推移を最新の地域がん登録データを用いて検討するとともに、前 立腺がんの臨床進行度別年次推移を欠損値補完の手法を用いて検討した。また、同じく地 域がん登録データを用いて、糖尿病併存のがん患者数の推計を行った。その結果、2015 年までの全がんの年齢調整罹患率は増加が収束する傾向がみられた。前立腺がんの臨床 進行度別年次推移では、限局症例の著明な増加に比べて遠隔症例の減少は顕著ではな かった。地域がん登録の罹患率と生存率のデータを用いて糖尿病併存がん罹患数を推計 した結果、20 歳以上男性 125,910 例、女性 84,610 例であった。

A. 研究目的

がんの罹患率の年次推移は、長期的に高 精度の地域のデータを用いた手法が開発さ れているが、最新のデータが明らかでない。

本研究は、地域がん登録の最新データを用 いて、がんの年齢調整罹患率の年次推移を 検討することを第 1 の目的とした。がん検診 などがん対策の評価には、がん種別だけで なく、臨床進行度別のがん罹患率推移の検 討が重要である。前立腺がん対策としては PSA(Prostate Specific Antigen)検査が 1990 年代から導入が始まり、我が国でも 2000 年 代初めに急速に拡大してきた。一方、PSA 検査が治療を必要とする早期がんの発見を 可能にしているかどうかは明らかになってい ない。そこで本研究では、PSA 検査導入前

後における臨床進行度別前立腺がん罹患 率の長期年次推移を分析し、PSA 検査の効 果を検証することを第 2 の目的とした。

糖尿病を併存することにより、がん患者の 短期的・長期的予後が悪化することが報告 されている。本研究では、がん診療における 糖尿病のインパクトを明らかにするために、

地域がん登録によるがん罹患率、糖尿病有 病率、がんの統合リスク比などより、2019 年 の糖尿病併存がん患者数を推計することを 第 3 の目的とした。

B. 研究方法

①がん罹患率の年次推移の検討

1993 年~2015 年の全国がん罹患モニタリ

ン グ 集 計 ( MCIJ: Monitoring of Cancer

(2)

Incidence in Japan)のデータのうち、長期的 に登録精度が安定している 3 県(山形、福 井、長崎県)のデータを用いた。全がんおよ び主要ながん種について年齢調整罹患率 を算出し (基準人口は 1985 年日本人モデ ル人口を使用)、年次推移の検討を行った。

全がんについては、近年の増加が顕著な男 性の前立腺がんを除く場合、女性の乳がん を除く場合を合わせて検討した。

②前立腺がん罹患率の臨床進行度別年次 推移

山形、福井、長崎 3 県の高精度地域の MCIJ がん登録データを用い、 1993 年~

2014 年 に 前 立 腺 が ん と 診 断 さ れ た

29,458 症例について、進行度が「9:不

明」とコードされている症例、あるいは進 行度が欠損している症例を、多重代入法

(multiple imputation)を用いて補完す るモデルを用い、前立腺がんの進行度別 年次推移を検討した。解析では、DCN

(death certificate notification)で死亡 票/遡り調査票のみの症例は全て進行度 が欠損値であったことから、 DCN 症例は 事 前 に 除 外 し た 。 進 行 度 は 、 SEER Summary Staging Manual 2000 の

「Localized (限局) 」 、 「Regional (領域) 」、

「Distant (遠隔) 」を用い、それ以外の「不 明」あるいは欠損の事例を、がん登録デー タから得られた情報(診断時年齢、診断 年、検診発見がん、初回治療の種類、観察 期間、生存の有無)に加え、社会経済指標 として全国消費実態調査が公表するジニ 係数を用い、Multiple Imputation with Chained Equation(MICE)法により推 計した。さらに欠損値補完したデータを

用い、1993 年から 2014 年の年齢調整罹 患率(基準人口は 1985 年日本人モデル人 口を使用)を求め、Joinpoint regression program を用いて Annual Percentage Change(APC、年次変化率) および罹 患率年次推移の変曲点を求めた。

③糖尿病併存がん患者数の推計

1)糖尿病を併存するがん罹患数の全国 推計

本推計に必要な日本人の 2019 年がん 罹患数及び罹患率は、国立がん研究セン ターが運営するウェブサイト「がん情報 サービス」の「がん統計」から公表値を得 た。また、日本人における糖尿病の保有率 については、 Charvat et al. (2015)の推計 値を用いた。罹患数推計に必要な人口デ ータは、国立社会保障・人口問題研究所将 来推計人口(出生中位・死亡中位)を用い た。

上述のデータを用い、Liu および Peto らが開発した解析手法(1998)に従って、

Sasazuki らによる日本人の代表的な糖尿

病患者のがん罹患リスク比(2013)をあて はめ、糖尿病併存の有無別にがん罹患率 を分解した。得られた罹患率に 2019 年の 性年齢階級別人口を乗じることで、糖尿 病併存の有無別にがん罹患数を推計した。

本解析は、糖尿病と関連があることが科 学的に認められているがん種についても 部位別の数値を得た。

2)糖尿病併存がん有病数

本研究では、 5 年有病数(がんと診断さ

れて 5 年以内でかつ生存している推計患

者数)を、Pisani et al. (2002)が開発した手

(3)

法を用いて推計した。これは、2015 年~

2019 年の糖尿病併存がん罹患数に 0.5 年

~4.5 年の実測生存率(年央に罹患が起こ ると仮定)をかけあわせ、 1 年から 5 年有 病数を足し上げることによって得られる。

実測生存率は、MCIJ(Monitoring of Cancer Incidence in Japan)2006-2008 年診断例を データソースとし、生存解析を用いて推 計した。

C. 結果

①がん罹患率の年次推移の検討

図 1 に男女別の年齢調整罹患率の推移を 示す。男性では、全がんは男女とも 2010 年 ごろまで増加し、その後収束をする傾向を 示した。男性の前立腺がん、女性の乳がん を除いた場合、長期的な増加の勾配が緩や かになり、近年の増加の収束もより明らかと なった。がん種別では、胃がんおよび肝が んの減少が男女とも明らかであった。男性の 前立腺がんと女性の乳がんは長期的な増 加が顕著だったが、いずれも近年は増加が 収束している傾向がみられた。

② 前立腺がん罹患率の臨床進行度別年次 推移

図 2 に、欠損値補完前と補完後の進行 度別年齢調整罹患率を示す。欠損値補完 前に比べ、限局前立腺がんが 2002~2003 年にかけてより顕著に増加していること が分かった。

表1に、Joinpoint を用いた高精度 3 地 域における進行度別前立腺がん罹患率年 次推移結果を示す。各トレンドの segment

(区間)は、それぞれ original (欠損値補

完前)と imputed (欠損値補完後)にお

いて変曲点が見られた年で区切られた単 位であり、該当区間における APC を表す。

限局がんの年齢調整罹患率は 1993 年か ら 2000 年では有意な傾向は見られず、

2000 年から 2003 年まで有意ではないが 急激な上昇がみられ、2003 年以降は有意 な増加が見られた(年次変化率 4.1%)。

領域がん罹患率では、 1993 年から 2006 年 にかけて有意な増加が見られ(年次変化

率 12.5%) 、その後横ばいに転じていた。

遠隔転移がん罹患率では、1993 年から 2004 年まで有意な増加傾向が見られ(年

次変化率 2.4%)、その後わずかな減少傾

向に転じた(年次変化率-2.2%)。

③糖尿病併存がん患者数の推計

表 2 に、2019 年のがん罹患数を、全罹 患数(全がんおよび部位別)、糖尿病併存 がん罹患数および糖尿病の併存がないが ん罹患数に分解したものを示す。20 歳以 上男性では、糖尿病併存がん罹患数が全

がんで 125,910 例、 糖尿病の併存がない罹

患数が全がんで 438,620 例であった。20 歳以上女性では、糖尿病併存がん罹患数 が全がんで 84,610 例、糖尿病の併存がな い罹患数が全がんで 327,690 例であった。

表 3 に有病率推計に用いた 0.5 年~4.5 年

部位別実測生存率を示す。表 4 に、がん

5 年有病数における糖尿病併存患者割合

を部位別に示す。男性では、全がんで

21.8%のがん患者が糖尿病併存患者であ

ることが分かった。部位別では、肝臓で最

も糖尿病併存患者の割合が高く、 32.9%に

達した。女性では、全がんで 19.4%のが

ん患者が糖尿病を併存しており、部位別

では膵臓が最も高く、 37.0%のがん患者が

(4)

糖尿病をすでに併発していると推計され た。

D. 考察

①がん罹患率の年次推移の検討

本研究により、日本のがんの年齢調整罹 患率の増加が収束している可能性があるこ とが示された。これまでの本研究班を含む 日本のがん統計の報告では男性、女性とも 全がんおよび多くのがん種で死亡は減少局 面にある一方罹患は増加が続いているとい う結果だったが、全国がん登録開始直前の 2015 年までのデータの検討により、罹患に おいても増加局面が終了しつつあることが 明らかになった。今後、増加の収束に寄与 した部位など、より詳細な検討をする予定で ある。2016 年から全国がん登録が開始され、

全国的ながん罹患のモニタリングが可能と なったが、長期的なトレンドについてはデー タの蓄積を待たなければならない。がん対 策の評価として、本研究で実施したような高 精度県の検討を当面続ける必要がある。

②前立腺がん罹患率の臨床進行度別年次 推移

本研究から、限局前立腺がんは PSA 検 査の普及後急速に増加した一方、遠隔転 移がんは 2004 年以降わずかながら減少 していることが分かった。しかしながら、

PSA 検査の有効性を評価するためには、

死亡率および生存率の推移や治療形態の 変化も合わせて検討していくことが重要 だと思われる。

③糖尿病併存がん患者数の推計

本研究は、2019 年に約 647,160 人(男

性 377,190 人,女性 269,970)の日本人成人 が糖尿病とがんを併存しており、がん患 者の糖尿病有病率は 20.7%であることを 明らかにした。肝臓がんは成人男女で最 も糖尿病の有病率が高い部位であった。

本結果は、医療従事者ががん患者、特に 45 歳以上の患者を診療する際に、糖尿病 の併存を考慮する必要があることを示唆 している。糖尿病を共存するがん患者は、

非糖尿病患者よりも予後不良であること が報告されており、併存疾患を認識する ことにより、より良い医療が提供され、患 者の予後を改善する可能性がある。

E. 結論

2015 年までの地域がん登録データで年次 推移の検討をした結果、日本のがん罹患率 の増加局面が収束しつつあることが示唆さ れた。前立腺がんの臨床進行度別年次推 移を欠損値補完の手法を用いて検討した結 果、限局症例の著明な増加に比べて遠隔 症例の減少は顕著ではなかった。地域がん 登録の罹患率と生存率のデータを用いて糖 尿病併存がん罹患数を推計した結果、20 歳 以上男性 125,910 例、女性 84,610 例であっ た。

F. 健康危険情報

(なし)

G. 研究発表 1. 論文発表

1) Saito E, Goto A, Kanehara R, Ohashi K, Noda M, Matsuda T, Katanoda K.

Prevalence of diabetes in Japanese patients

with cancer. J Diabetes Investig, 2020 (in

(5)

press)

2) Saito E, Hori M, Matsuda T, Yoneoka D, Ito Y, Katanoda K. Long-term trends in prostate cancer incidence by stage at diagnosis in Japan using the multiple imputation approach, 1993-2014. Cancer Epidemiol Biomarkers Prev, 2020 (in press)

2. 学会発表

1) 堀芽久美, 齋藤英子, 松田智大, 片野 田耕太. がん罹患率の都道府県差とそ の動向. 地域がん登録全国協議会第 28 回学術集会. 2019 年 6 月 19-21 日.

札幌.

2) 片野田耕太, 堀芽久美, 齋藤英子. 都 道府県がん対策推進計画における全 体目標. 地域がん登録全国協議会第 28 回学術集会. 2019 年 6 月 19-21 日.

札幌.

3) 片野田耕太. 教育シンポジウム AYA 世代がん腫瘍の診断と治療 AYA 世代 がんの統計と疫学. 第 57 回日本癌治

療学会学術集会. 2019 年 10 月 25 日.

福岡.

4) Hori M, Saito E, Nakaya T, Katanoda K.

Bayesian Mapping of Cancer Mortality in Japan: A Small Area Analysis. in the 41th Annual IACR Conference. Jun. 12, 2019. Vancouver, Canada.

5) Saito E, Hori M, Matsuda T, Yoneoka D, Ito Y, Katanoda K. Long-term trends in prostate cancer incidence by stage at diagnosis in Japan using multiple imputation approach, 1993-2014.

Preventing Overdiagnosis 2019, December 2019, Sydney.

3. 書籍

(なし)

H. 知的財産権の出願・登録状況

(なし)

(6)

1. 全がんおよび主要ながん種の男女別年齢調整罹患率の年次推移(1993-2015 年)

年齢調整の基準人口は 1985 年日本人モデル人口を使用。

(7)

2. 高精度 3 地域(山形、福井、長崎県)における臨床進行度別前立腺がん年齢調整罹患 率(1993-2014 年)

CI: Confidence interval。年齢調整の基準人口は 1985 年日本人モデル人口を使用。

(8)

表1. Joinpoint 分析による高精度 3 地域(山形、福井、長崎県)における前立腺がん年齢調 整罹患率の変化(1993-2014 年)

APC: Annual percent change。年齢調整の基準人口は 1985 年日本人モデル人口を使用。

2. 日本のがん罹患数および罹患率推計 2019 年(20 歳以上)

Cancer site ICD-10

Incidence (overall)

Incidence (with Incidence (without pre-existing pre-existing type 2 diabetes) type 2 diabetes)

Number of cases

Crude

Number of cases

Crude

Number of cases

Crude incidence

rate

a

incidence rate

1

incidence rate

1

Men, aged ≥20 years

All sites C00-C96 564,530 1065.6 125,910 2277.7 438,620 978.1

Colon C18 49,690 93.8 13,760 248.9 35,930 80.1

Liver C22 28,080 53.0 9,360 169.3 18,720 41.7

Bile duct C23-C24 13,550 25.6 4,040 73.1 9,510 21.2

Pancreas C25 19,790 37.4 5,510 99.7 14,280 31.8

Women, aged ≥20 years

All sites C00-C96 412,300 724.9 84,610 1293.2 327,690 684.9

Liver C22 14,840 26.1 4,580 69.9 10,260 21.4

Pancreas C25 19,450 34.2 7,490 114.4 11,960 25

a. Crude incidence rates are expressed per 100,000.

Trend 1 Trend 2 Trend 3

Years APC

Years APC

Years APC

% 95% CI % 95% CI % 95% CI

Local Original 1993-2000 5.2 (-7.4, 19.5) 2000-2003 50.9 (-21.7, 191.0) 2003-2014 7.0* (4.5, 9.5) Imputed 1993-2000 7.6 (-1.3, 17.4) 2000-2003 41.8 (-7.9, 118.5) 2003-2014 4.1* (2.2, 5.9) Regional Original 1993-2009 12.6* (10.4, 14.9) 2009-2014 -4.4 (-10.7, 2.4)

Imputed 1993-2006 12.5* (9.5, 15.6) 2006-2014 -2.1 (-5.6, 1.6)

Distant Original 1993-2014 2.4* (1.6, 3.2)

Imputed 1993-2004 2.4* (1.1, 3.8) 2004-2014 -2.2* (-3.6, -0.9)

(9)

表 3. 部位別実測生存率(2006 年~2008 年診断例)

部位 年齢 階級

男性 女性

0.5

1.5

2.5

3.5

4.5

0.5

1.5

2.5

3.5

4.5

All sites 20-24 0.945 0.833 0.769 0.744 0.729 0.975 0.894 0.872 0.853 0.833

All sites 25-29 0.956 0.857 0.806 0.767 0.750 0.962 0.899 0.860 0.827 0.814

All sites 30-34 0.944 0.846 0.808 0.779 0.766 0.976 0.925 0.886 0.860 0.845

All sites 35-39 0.929 0.834 0.778 0.741 0.719 0.971 0.920 0.882 0.855 0.836

All sites 40-44 0.917 0.805 0.741 0.704 0.678 0.977 0.930 0.894 0.867 0.848

All sites 45-49 0.912 0.780 0.712 0.670 0.643 0.971 0.917 0.881 0.852 0.832

All sites 50-54 0.899 0.758 0.684 0.641 0.611 0.957 0.885 0.838 0.802 0.779

All sites 55-59 0.896 0.753 0.677 0.630 0.596 0.946 0.861 0.804 0.764 0.735

All sites 60-64 0.891 0.747 0.671 0.625 0.590 0.934 0.837 0.780 0.740 0.709

All sites 65-69 0.883 0.740 0.662 0.613 0.576 0.916 0.807 0.740 0.696 0.661

All sites 70-74 0.870 0.724 0.644 0.588 0.545 0.891 0.766 0.694 0.644 0.606

All sites 75-79 0.831 0.665 0.575 0.512 0.461 0.850 0.705 0.624 0.569 0.525

All sites 80-84 0.774 0.580 0.477 0.407 0.349 0.778 0.607 0.517 0.459 0.414

All sites 85+ 0.662 0.441 0.332 0.263 0.205 0.645 0.444 0.351 0.287 0.240

Colon 20-24 0.909 0.818 0.727 0.727 0.727 - - - - -

Colon 25-29 1.000 0.912 0.794 0.794 0.706 - - - - -

Colon 30-34 0.975 0.881 0.822 0.736 0.727 - - - - -

Colon 35-39 0.946 0.829 0.777 0.729 0.695 - - - - -

Colon 40-44 0.955 0.858 0.811 0.778 0.748 - - - - -

Colon 45-49 0.955 0.882 0.815 0.778 0.747 - - - - -

Colon 50-54 0.955 0.874 0.818 0.769 0.734 - - - - -

Colon 55-59 0.951 0.876 0.811 0.763 0.723 - - - - -

Colon 60-64 0.950 0.878 0.818 0.774 0.734 - - - - -

Colon 65-69 0.944 0.867 0.806 0.757 0.714 - - - - -

Colon 70-74 0.930 0.846 0.769 0.712 0.664 - - - - -

Colon 75-79 0.903 0.799 0.713 0.645 0.588 - - - - -

Colon 80-84 0.849 0.711 0.612 0.540 0.474 - - - - -

Colon 85+ 0.739 0.559 0.433 0.345 0.283 - - - - -

Liver 20-24 0.667 0.333 0.333 0.333 0.333 0.800 0.800 0.800 0.800 0.800

Liver 25-29 0.556 0.444 0.444 0.333 0.333 0.500 0.500 0.500 0.500 0.500

Liver 30-34 0.714 0.543 0.429 0.429 0.400 0.813 0.688 0.625 0.563 0.563

Liver 35-39 0.692 0.490 0.469 0.426 0.394 0.837 0.714 0.571 0.490 0.469

Liver 40-44 0.737 0.605 0.487 0.429 0.411 0.795 0.590 0.436 0.359 0.359

Liver 45-49 0.768 0.604 0.507 0.430 0.381 0.753 0.674 0.573 0.517 0.483

Liver 50-54 0.787 0.634 0.513 0.439 0.379 0.765 0.541 0.485 0.418 0.362

Liver 55-59 0.783 0.635 0.520 0.434 0.361 0.826 0.651 0.533 0.449 0.395

Liver 60-64 0.808 0.643 0.531 0.440 0.367 0.841 0.684 0.568 0.475 0.400

Liver 65-69 0.806 0.630 0.513 0.419 0.336 0.841 0.685 0.555 0.461 0.373

Liver 70-74 0.806 0.634 0.512 0.413 0.330 0.846 0.684 0.559 0.444 0.354

Liver 75-79 0.790 0.603 0.475 0.368 0.281 0.817 0.629 0.496 0.380 0.285

Liver 80-84 0.750 0.533 0.377 0.281 0.200 0.751 0.534 0.391 0.287 0.202

Liver 85+ 0.606 0.357 0.227 0.143 0.085 0.514 0.289 0.190 0.121 0.083

Bile duct 20-24 1.000 1.000 1.000 1.000 1.000 - - - - -

Bile duct 25-29 1.000 0.800 0.600 0.600 0.400 - - - - -

Bile duct 30-34 0.750 0.750 0.750 0.750 0.750 - - - - -

Bile duct 35-39 0.750 0.571 0.500 0.429 0.429 - - - - -

Bile duct 40-44 0.745 0.553 0.511 0.468 0.425 - - - - -

Bile duct 45-49 0.826 0.609 0.444 0.365 0.339 - - - - -

Bile duct 50-54 0.775 0.516 0.384 0.303 0.270 - - - - -

Bile duct 55-59 0.814 0.553 0.449 0.378 0.355 - - - - -

Bile duct 60-64 0.771 0.513 0.382 0.327 0.288 - - - - -

Bile duct 65-69 0.766 0.515 0.395 0.326 0.286 - - - - -

Bile duct 70-74 0.702 0.444 0.311 0.242 0.207 - - - - -

Bile duct 75-79 0.673 0.399 0.278 0.217 0.180 - - - - -

Bile duct 80-84 0.627 0.319 0.200 0.155 0.121 - - - - -

(10)

部位 年齢 階級

男性 女性

0.5

1.5

2.5

3.5

4.5

0.5

1.5

2.5

3.5

4.5

Pancreas 20-24 0.500 0.250 0.250 0.250 0.250 1.000 0.667 0.333 0.333 0.333

Pancreas 25-29 0.600 0.400 0.400 0.200 0.200 0.250 0.250 0.250 0.250 0.250

Pancreas 30-34 0.835 0.417 0.250 0.250 0.250 0.625 0.313 0.250 0.250 0.250

Pancreas 35-39 0.704 0.315 0.204 0.148 0.130 0.567 0.300 0.200 0.200 0.133

Pancreas 40-44 0.608 0.290 0.206 0.168 0.130 0.778 0.444 0.278 0.241 0.167

Pancreas 45-49 0.668 0.292 0.206 0.173 0.151 0.727 0.314 0.157 0.141 0.132

Pancreas 50-54 0.677 0.279 0.162 0.110 0.088 0.669 0.315 0.220 0.151 0.148

Pancreas 55-59 0.660 0.300 0.174 0.115 0.098 0.680 0.306 0.184 0.135 0.100

Pancreas 60-64 0.634 0.274 0.148 0.112 0.092 0.683 0.293 0.188 0.138 0.108

Pancreas 65-69 0.611 0.271 0.140 0.100 0.080 0.646 0.270 0.151 0.110 0.092

Pancreas 70-74 0.583 0.236 0.143 0.096 0.078 0.604 0.243 0.157 0.111 0.096

Pancreas 75-79 0.514 0.189 0.105 0.073 0.059 0.532 0.208 0.130 0.087 0.071

Pancreas 80-84 0.403 0.141 0.075 0.056 0.038 0.419 0.133 0.064 0.042 0.027

Pancreas 85+ 0.281 0.077 0.016 0.013 0.007 0.245 0.054 0.028 0.021 0.016

(11)

4. 糖尿病併存がん有病数推計 2019 年(20 歳以上)

Cancer site ICD-10

Prevalent cancer

cases (overall)

Prevalent cancer cases

with pre- existing type 2

diabetes

Prevalece of pre-existing type 2 diabetes

in cancer patients

Number

1

Number

1

Percent

Men, aged ≥20 years

All sites C00-C96 1,728,710 377,190 21.8%

Colon C18 179,380 48,940 27.3%

Liver C22 67,760 22,310 32.9%

Bile duct C23-C24 22,600 6,560 29.0%

Pancreas C25 19,470 5,240 26.9%

Women, aged ≥20 years

All sites C00-C96 1,394,820 269,970 19.4%

Liver C22 33,290 10,080 30.3%

Pancreas C25 17,490 6,470 37.0%

図 1.  全がんおよび主要ながん種の男女別年齢調整罹患率の年次推移(1993-2015 年)
図 2.  高精度 3 地域(山形、福井、長崎県)における臨床進行度別前立腺がん年齢調整罹患 率(1993-2014 年)
表 2.  日本のがん罹患数および罹患率推計  2019 年(20 歳以上)
表 3.  部位別実測生存率(2006 年~2008 年診断例)  部位  年齢  階級  男性  女性 0.5年 1.5年 2.5年 3.5年 4.5年 0.5 年  1.5 年  2.5 年  3.5 年  4.5 年  All sites  20-24  0.945    0.833    0.769    0.744    0.729    0.975    0.894    0.872    0.853    0.833    All sites  25-29  0.956    0.857
+2

参照

関連したドキュメント

3 (注 2) がん種間の比較のためいずれのがん種も悪性の腫瘍のみ。

Center for Cancer Control and Information Services MCIJ2013がん罹患データ収集につい

累積リスクのよくある質問 •

胃がん検診の現状と課題 1.現状について ○ 日本では、年間 13 万人以上が胃がんに罹患(平成 23

まとめ 5.年齢階級別罹患率

Department of General Surgery Graduate School of Medicine, Chiba University 食道 膵臓 胆道 膵臓 胆道 食道

地域がん登録実施全地域を対象に、1993 年あるいは 2003 年以降のがん罹患個別匿 名化データを、第 3

院内がん登録の完全性は地域がん登録の精度向上にも繋がるものであり、重要な問題で ある。昨年度は、長崎県がん登録データのうち 2001