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1. 業 務 概 要 (1) 業 務 名 称 豊 成 団 地 2 号 棟 他 1 棟 耐 震 改 修 設 計 業 務 ( 業 務 概 要 ) 本 業 務 は 豊 成 団 地 2 3 号 棟 の 耐 震 診 断 耐 震 改 修 基 本 検 討 耐 震 改 修 設 計 ( 耐 震 改 修 評 定 取 得

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(1)

豊成団地2号棟他1棟

耐震改修設計業務 仕様書

(平成

27 年度)

平成 27 年 11 月 独立行政法人都市再生機構 中部支社 住宅経営部 ストック技術チーム

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1.業務概要 (1)業務名称 豊成団地2号棟他 1 棟耐震改修設計業務 (業務概要) 本業務は、豊成団地 2、3 号棟の耐震診断、耐震改修基本検討、耐震改修設計 (耐震改修評定取得を含む)をあわせて行う総合的設計業務(仮設計画作成業務・ 積算業務を含む)であり、工事発注に向けた発注図書等を作成すること。あわせて、 対象工事に係る設計意図伝達業務を行うこと。 (2)履行期間 契約締結日の翌日~平成 30 年 3 月 30 日 但し、以下に記載する各成果物は、それぞれ定める提出期限までに提出すること。 ①耐震改修基本検討は、平成 28 年 8 月 31 日までに実施すること。その後、機構 内部で事業価値判断を約 1 ヶ月間実施する。その後、耐震改修設計に着手する こと。 ②耐震改修評定は、平成 29 年 1 月 31 日までを目処に取得し成果物提出のこと。 ③耐震改修設計図書は、平成 29 年 3 月 31 日までに提出すること。 (3)対象建物 団地名 豊成団地 対象建物 2、3 号棟(計 2 棟、構造上 4 棟) 所在地 愛知県名古屋市中川区豊成町1 構造形式 2-A 号棟:地上 11 階、SRC 造(1~10 階)RC 造(11 階)、耐震壁付ラーメン構造 2-B 号棟:地上 11 階、SRC 造(1~10 階)RC 造(11 階)、耐震壁付ラーメン構造 3-A 号棟:地上 14 階、SRC 造、耐震壁付ラーメン構造 3-B 号棟:地上 14 階、SRC 造、耐震壁付ラーメン構造 住棟型式 2-A 号棟: 特 75N-11C-3DK 2-B 号棟: 特 75N-11C-3DK 3-A 号棟: 特 75N-14C-2DK-R 3-B 号棟: 特 75N-14C-2DK-R 管理開始 昭和 53 年度 延床面積 対象棟 延床面積 2-A 号棟 2-B 号棟 3-A 号棟 3-B 号棟 9,589.07 ㎡ 7,924.99 ㎡ 9,525.70 ㎡ 8,732.48 ㎡ ※案内図及び配置図は別添1、別添2を参照のこと。 ※建物図面は別途希望者に手交する。交付期間および交付場所は下記とする。 ①交付期間:平成 27 年 11 月 30 日(月)から平成 27 年 12 月 14 日(月)までの土曜日、日 曜日を除く毎日、午前 10 時から午後 5 時(ただし、正午から午後 1 時の間は除く。)まで ②交付場所:入札説明書 6(1)に同じ 2.設計条件 本業務を進めるにあたっては、調査職員と十分に協議のうえ、必要に応じて確認を受けつつ実施す ること。なお、設計内容が複数職種に渡る場合は、各職種間の整合性に十分留意のうえ設計すること。 また、本設計業務以外の関連する設計・工事等がある場合は、それらについても十分把握し、整合性

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を持って設計すること。 設計は、既存建物や周辺建物・環境とのデザイン調和に努め、景観、侵入対策、防犯及び鳩対策な どに十分配慮するとともに、施工後の居住性・機能性や点検方法・維持管理等(各種設備等の保守点 検・修繕・交換を含む)にも十分配慮した内容とすること。また、仮設計画・工程計画は、足場・仮設資 材等置場、工事車両・資機材の搬出入動線、居住者・対象建物周辺への動線計画・騒音対策・安全 対策等について十分に配慮するとともに、緊急時の活動動線も考慮した内容とし、必要に応じて行政 協議を行うこと。 以下の記載内容を踏まえたうえで、耐震改修および別発注の外壁修繕等との取合い等にも十分配 慮のうえ、合理的かつ効果的な総合的設計業務を実施すること。 (1)耐震改修基本検討および耐震改修設計 ①高層集合住宅における耐震改修の評定実績を有する第三者機関等から、補強の妥当性に係る 構造評定を取得すること。評定申請料、評定申請に関わる資料作成、評定部会提出資料の作成、 評定部会出席・対応、評定取得に際しての追加検討は本業務に含むものとする。 ②現状および補強後の耐震性能の確認を、耐震診断の 2 次診断および 3 次診断で行うこと。その際 に荷重増分解析を行い、崩壊形の確認および補強効果の確認を行うこと。また、代表的な柱にお いて柱梁耐力比の算定を行うこと。 ③構造躯体構面内へのブレース設置等に伴い住戸内へ影響が生じる住戸を除き、原則、居住者が 住みながら施工出来る設計内容とすること。補強を行う住戸については、調査職員と協議のうえ決 定すること。 ④ブレース設置等に伴い住戸内改修が必要となるものについては、現地調査にて対象住戸毎にリ ニューアル状況等を確認し、住戸内改修設計を行うこと。個々の住戸内の改修内容については、 調査職員と協議のうえ決定すること。 (2)関係法令遵守・行政協議・住まいセンター協議等 ①関係法令及び条例等の関係諸法規を遵守すること。 ②既存建物及び土地等に係る法的諸元及び既存不適格状況等について把握を行い、必要に応じ て特定行政庁、所管消防署、市区町村、住まいセンター等と適宜協議すること。なお、協議に必 要な資料は適宜作成することとし、協議後は協議議事録を作成のうえ、調査職員へ提出すること。 ③その他不明な事項等については、調査職員と協議のうえ進めること。 (3)設計参考資料・設計基準資料等 設計参考資料および設計基準資料は、下記のとおりであり、必要に応じて購入等を行うものとし、 その費用は本業務費用に含むものとする。なお、適用にあたっては調査職員の指示によること。 ①既存図書(敷地測量図、地盤調査資料、既存建物等設計図書他) ②各種設計基準・要領(電気設備設計指針、機械設備設計指針他) ③各種工事関連特記基準・共通仕様書(都市再生機構工事特記基準、公共住宅建設工事共通仕 様書、保全工事共通仕様書、機材及び工法の品質判定基準 仕様登録集、機材の品質・性能基 準、基盤整備工事共通仕様書他) ④各種標準詳細図集 ⑤各種積算基準・要領(都市再生機構積算特記基準、保全工事積算基準・要領、公共住宅建築工 事積算基準、公共住宅電気設備工事積算基準、公共住宅機械設備工事積算基準、土木・造園 工事積算要領他) ⑥耐震診断結果報告書等 ⑦その他(申請関連図書他) (4)関係法令・諸基準等

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本業務の履行にあたっては法令及び条例等の関係法規や諸基準(最新版)を遵守すること。 ①建築物の耐震改修の促進に関する法律 ②建築基準法、同施行令、同施行規則 ③国土交通省(建設省告示)、通達等 ④消防法、同施行令同施行規則 ⑤給水条例等 ⑥エネルギー使用の合理化に関する法律 ⑦「公団耐震診断・耐震改修指針(案)」 ⑧「UR 高層賃貸住宅耐震改修設計マニュアル(案)」 ⑨「機構住宅耐震診断マニュアル(案)」 ⑩「機構住宅耐震改修設計マニュアル(案)」 ⑪「機構中層ラーメン構造住棟の耐震安全性評価指針(案)・同解説」 ⑫「既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・同解説」(財)日本建築防災協会 ⑬「既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震改修設計指針・同解説」(財)日本建築防災協会 ⑭「既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・改修設計指針適用の手引」(財)日本建築災協会 ⑮「既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・同解説」(財)日本建築防災協会 ⑯「既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震改修設計指針・同解説」(財)日本建築防災協会 ⑰「既存鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・改修設計指針適用の手引」(財)日本築防 災協会 ⑱「既存鉄筋コンクリート造建築物の外側耐震改修マニュアル」(財)日本建築防災協会 ⑲「既存鉄筋コンクリート造建築物の免震・制震による耐震改修ガイドライン」(財)日本建築防災協会 ⑳その他関係法令、機構調査職員が指示する基準、指針等 (5)貸与資料 貸与資料は以下とする。これらの資料の取扱い、適用等については調査職員の指示による。 ・対象建築物の設計図書一式 ・既耐震診断報告書、入力データ ・「公団耐震診断・耐震改修指針(案)」平成 9 年 6 月 ・「UR 高層賃貸住宅耐震改修設計マニュアル(案)」平成 24 年 2 月 ・「機構住宅耐震診断マニュアル(案)」平成 18 年 12 月 ・「機構住宅耐震改修設計マニュアル(案)」平成 18 年 12 月 ・「機構中層ラーメン構造住棟の耐震安全性評価指針(案)・同解説」平成 18 年 3 月 3.業務内容 (1)現地調査等業務 ①対象建物(部位・部材含む)、住戸内リニューアル状況(ブレース等設置対象住戸)、修繕状況・劣 化状況及び設備状況等の確認の他、周辺環境(居住者利便施設、既存樹木、枡及び埋設管等 含む)の現地調査を十分に行い、調査結果を設計内容・仮設計画に反映すること。特に耐震改修 部分の配管(埋設管の確認を含む)、配線、ピットの有無等は入念に調査すること。 ②現地調査にあたっては以下の内容に留意すること。 A.現地調査のため給水施設内(高置水槽部を含む)に立ち入ろうとする場合、当該調査に先立 って、水道法 21 条に定める健康診断(O-157 の検査を含む)を立ち入ろうとする者全員につ いて行い、結果を機構給水施設管理責任者(専用水道施設にあっては水道技術管理者)へ 提出し、承諾を得なければならない。この場合の健康診断に要する費用は受注者の負担と

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する。 B.現地調査のため自家用受変電室等に立ち入ろうとする場合、当該調査に先立ち、当該施設 の電気主任技術者の了解を得なければならない。 ③既存設計図(マイクロ図等で調査職員から配布)と現地調査結果をもとに、各諸元及び設計図書 の内容について確認し、変更点などの整理を実施する。特に、構造躯体については軸組図およ び伏図等に開口寸法および部材寸法等の調査結果を明記すること。 ④既存建物及び土地に係る法的諸元及び既存不適格状況等について把握を行い、必要に応じて 特定行政庁、所轄消防署、市区町村及び住まいセンター等へ適宜協議を行うこと。なお、協議に 必要な資料は適宜作成することとし、協議後は協議議事録を作成のうえ、調査職員へ提出するこ と。 ⑤別紙1「コンクリート強度等調査要領」によりコンクリートコア採取を行い、圧縮強度試験、中性化深 さ測定及び単位容積質量測定を実施すること。コンクリートコア採取は過年度業務においてコアを 採取しなかった階から各階 3 本および不足分として、計 123 本を想定しているが、適宜必要な本 数を実施すること。採取箇所は調査職員との協議による。なお、圧縮強度試験、中性化深さ測定 及び単位容積質量測定は、原則、公的機関により実施すること。耐震診断結果報告書に、コンク リート強度等試験結果を記載すること。 (2)耐震診断業務 ①現地調査結果を踏まえ、耐震診断・改修関係指針等(最新版)に準拠して対象建物の耐震診断を 実施すること。 ②現状の耐震性能の確認を、耐震診断の 2 次診断および 3 次診断で行うこと。その際に荷重増分解 析を行い、崩壊形の確認の確認を行うこと。また、代表的な柱において柱梁耐力比の算定を行う こと。 ③柱と壁が連続する場合の反曲点高さの計算は、原則として弾性応力解析または塑性解析の結果 を用いて診断を行う。 ④耐震診断結果について、高層集合住宅における耐震改修の評定実績を有する第三者機関から 評定を取得すること。なお、本業務において耐震改修設計を実施する場合は、耐震改修補強内 容に係る耐震改修評定とあわせて取得すること。 ⑤耐震診断結果については、耐震診断結果報告書を作成し速やかに提出するものとする。 (3)耐震改修基本検討業務 上記現地調査及び現行の耐震診断基準等による耐震診断結果を踏まえ、対象建物の耐震改修 工法を立案する。 ①工法立案 原則として居住者の居付きの工事(空家住戸を除く専用部に立入りを伴わない工事)とし、居住 者動線を確保し停電・断水の少ない計画とする等の日常生活に極力支障の少ない工法の採用を 前提とする。ただし調査職員の指示により、仮移転等を視野に入れた案も検討するものとし、工法 検討時点にどのような方向性で検討するかを協議してから実施するものとする。なお原則として、 補強案については、在来補強を含め 2 案を立案するものとする。その際、工法の選択については 調査職員との協議により定めるものとする。なお、補強案の増減については、設計変更対象として 協議を行うものとする。 ②構造計画 高層集合住宅における耐震改修の評定実績を有する第三者機関等から、補強の妥当性につ いて技術的評価を得られる検討を前提に行うものとする。 ③工事計画

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工事車両ルート、作業ヤード、建物内外における居住者動線及び安全・防汚対策、樹木・居住 者利便施設の移設等の仮設計画案、及び低騒音・低振動機器又は工法、既存(設備・屋外含む) の撤去範囲・復旧方法、各種設備を踏まえた施工手順、屋外及び仮設を含む工程計画と工程表 (案)の作成及び、断水・断ガス・排水制限・停電・停波計画等の施工計画案を作成する。 ④コスト計画 耐震改修、各種設備、屋外関連及び仮設を含む工事費概算額を各工法別かつ各職種別に算 出する。 ⑤法適合性 建築基準法に抵触しない又は必要に応じて建築物の耐震改修の促進に関する法律に基づく 計画認定申請により建築基準法の特例が得られる工法で検討を行い、必要に応じて特定行政庁、 所轄消防署及び区市町村等へ適宜協議を実施し法適合性を確保する。なお、関係官庁との協議 内容については、その都度、協議資料と協議記録(A4 判)作成し調査職員に提出する。 ⑥製品及び工法の特許等 特許等のある製品及び工法を用いる場合は、類似製品・工法の有無、種類及び実績等の情報 収集を行い、本製品及び工法の使用による優位性を示すこと。 ⑦基本検討の比較表の作成 立案した各工法について、調査職員の指示により上記②~⑥について客観的に比較検討を行 うための耐震改修工法基本検討比較一覧表を作成し速やかに提出すること。 ⑧住戸内に影響を与える耐震改修補強の場合について 住棟内に影響のある耐震改修補強を行う住戸については、住戸プランの改修提案を行うことと し、その改修にかかるコスト概算、改修仕様、すまい方などについて整理すること。 (4)耐震改修設計業務 ①耐震改修基本検討時の補強案を基本として詳細な補強設計を行い、補強効果を確認すること。 ②第三者機関による耐震改修評定の取得 下記 A~D を行い、高層集合住宅における耐震改修の評定実績を有する第三者機関による耐 震改修評定を取得すること。なお、耐震改修方法・補強位置等の早期確定にあたり、評定審査を 経た後、速やかに耐震改修評定報告書を作成し、前述した成果物の提出期限までに提出するこ と。 A.評定申請に関わる資料作成(評定申請料は本業務に含む) B.評定部会・本委員会等への提出資料の作成 C.評定部会・本委員会等への出席・対応 D.評定取得に際しての追加検討 ③対象建物の耐震改修及び外壁修繕等(給排水管等の切り回し、及び工作物の改修等を含む)に 係る以下の工事発注に必要な耐震改修設計図書を作成すること。 A.建築設計一式(意匠、構造(構造計算書を含む。)、工事に伴い生じる外構設計含む) B.電気設備設計一式 C.機械設備設計一式 D. A~C に係る数量計算を含む積算業務 E.補助金申請書類の作成 F.設計内容に応じた関係官庁等との打合せ、および協議議事録の作成 G.その他、仮設計画検討、必要な法申請図書の作成等 (5)積算業務 耐震改修設計図書に基づく以下の積算関連図書を作成すること。

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①建築(意匠・構造) A.積算数量計算書及び主要数量内訳書の作成業務 B.A に基づく積算内訳明細書(金抜き)作成業務 C.見積り徴収及び見積り比較表の作成業務 D.一位代価作成業務 E.積算内訳作成補助業務 ②設備(機械・電気) A.積算数量計算書及び主要数量内訳書の作成業務 B.見積り徴収及び見積り比較補助業務において使用した算出根拠資料の作成業務 C.代価計算補助業務において使用した算出根拠資料の作成業務 D.積算内訳書作成補助業務 ※D については、機構内訳作成システムにて実施。 (6)設計監理報告(設計意図伝達業務) 工事請負者等による施工の体制等や資機材メーカー等の決定を受けて、設計意図を工事請負者 及び工事監理監督職員に正確に伝えるとともに、対象工事の図面及び仕様書等に示された設計意 図を実現させ、耐震改修設計図書に基づいた工事施工を実施するための下記業務を行う。(建築・ 設備共) 1)施工図等を作成するのに必要となる説明図及びデザイン詳細図等の作成 2)設計意図の伝達に係る施工図等の確認 (ⅰ)請負者等が資機材メーカー等を決定した後に、納まり等の設計内容を確認する必要があ る製作図、施工図等 (ⅱ)意匠・構造等、設計上重要な内容で、施工図等の詳細が定まらなければ、設計意図の伝 達を確認することができないような設計内容に関する施工図等 (ⅲ)その他、発注者が必要と判断した施工図等 3)設計内容に関する質疑(設計図書の不備に起因するものを除く。)の内容に関する検討及び検 討結果の報告 4)工事中における総合定例会議等への出席及び検討事項に対する対応策の提案 (7)居住者への説明資料等の作成 調査職員の指示に基づき、工事概要説明資料及び設計概要資料(パンフレット等)を作成する (8)その他 ①関連法令等に適法させるための協議、申請及び届出図書の作成等を適宜実施すること。また、履 行期間の途中に提出期限を設けた各成果物について、各提出期限以降に修正が必要となった 場合は、調査職員の指示により適宜修正を実施すること。 ②本業務における建築設計業務請負契約書 12 条第 1 項に規定する「指定した部分」の再委託は認 めない。「指定した部分」とは、本仕様書の 4.特記事項(11)再委託等に示すとおりである。なお、 (11)再委託等に示す設計業務を再委託する場合は、当該設計業務の開始に先立ち、あらかじめ 機構の承諾を得て再委託できるものとする。 ③耐震診断および耐震改修基本検討にて耐震性能を評価した結果、所要の耐震性能を満足した 場合、機構内部における事業価値判断の結果、耐震改修設計を行わないこととした場合、又は、 耐震改修補強案として耐震スリットのみとなった場合は、必要に応じて成果物の数量・内容、履行 期間及び請負金額について変更(減額)するものとする。 ④第三者機関による評定を申請する前に、西日本支社構造デザインデビュー会議に出席すること。 なお、会議資料として、報告書抜粋版(A4 版・左綴じ)各 15 部を用意すること。また、会議の際の

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指摘や質疑回答内容については、調査職員の指示に従い速やかに対応等処理を行うこと。 4.特記事項 (1)契約の保証 契約書第4条(契約の保証)については、 当機構ホームページ(http://www.ur-net.go.jp/order/nyusatuyosiki.html)を参照のこと。 (2)業務工程表の提出 受注者は、契約締結後、速やかに以下の書類を作成し、調査職員の承認を受ける。また、記載内 容に変更が生じた場合には、速やかに報告し調査職員の承認を得なければならない。 ① 業務工程表 ② 担当技術者一覧表及び技術者が保有する資格証の写し (3)管理技術者等 管理技術者は、一級建築士取得後 3 年以上の実務経験を有すること。また、管理技術者は主任 技術者を兼任することができる。 但し、管理技術者は、再委託する事務所から配置することはできないものとする。建築設計業務 請負契約書第 15 条(条文A)(条文Bの場合は規定第 14 条)に規定する管理技術者の届けは様式 -1 による。 各職種の業務を遂行する際には、下記のいずれかの資格を保有する主任技術者を配員すること (少なくとも建築設計は必須となる。それ以外は必要に応じて対応のこと)。 職 種 必要資格 建築設計 一級建築士 建築積算 一級建築士又は建築積算士 電気設備設計・積算 設備設計一級建築士、技術士(※1)建築設備士 機械設備設計・積算 設備設計一級建築士、技術士(※2)建築設備士 ※1 電気電子部門または総合技術監理部門(電気電子) ※2 機械部門、衛生工学部門または総合技術監理部門(機械または衛生工学) (4)協議及び設計記録の整備 設計の各段階における設計案が出来たとき、又は特に必要と認められるときは調査職員と充分協 議の上、確認を受ける。また、協議内容については、その都度、設計記録を作成し、調査職員に提 出する。 (5)提出図書の様式等 提出図書は機構所定の用紙及び様式又は指示する用紙、様式とし、原図は所定のファイルに納 め提出する。また、指示する設計図書等には設計事務所名、建築士登録番号、建築士名を記載し 押印する。編集、構成、文字及び寸法等の要領は調査職員の指示による。 (6)契約完了後の義務 契約完了後、設計図書に誤記が認められたときは速やかに修正する。また、建設工事中及び竣 工後、随時調査し、今後の設計に参考となる意見があれば提出する。なお、かし担保に関しては、 建築設計業務請負契約書第 41 条第 1 項から第 6 項による。 (7)疑義 本仕様書に記載のない事項等、疑義が生じたときは、その都度、調査職員と協議する。 (8)設計完了手続き 設計完了後に次の書類を 3 部提出する。①完成届 ②納品書 ③引渡書 ④請求書 (9)履行報告

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建築設計業務請負契約書第 17 条に規定する契約の履行に関する報告は、調査職員の求めに応 じて報告しなければならない。なお、報告を求める場合とは、随時とする。 (10)貸与品等 建築設計業務請負契約書第 18 条に規定する貸与品等について、これを複写、又は他人に閲覧、 譲渡してはならない。 (11)再委託等 再委託の取扱いについては、次の例の通りとする。 基 本 設 計 実 施 設 計 再 委 託 不 可 の内容 ①企画・構想立案のマネジメント ②設計の中核となる図面の作成 ③打合せ及び内容説明 ①設計の総合調整マネジメント ②設計の中核となる図面の作成 ③打合せ及び内容説明 あ ら か じ め 承 諾 を 得 て 再 委 託 で き る業務 ※1 一部専門分野の業務 〔例〕 ・積算 ・機械 ・電気 ・土木 ・造園 など 一部専門分野の業務 〔例〕 ・積算 ・機械 ・電気 ・土木 ・造園 など 特 に 承 諾 を 要 し な い 業 務 補助的な業務 〔例〕 ・コピー、印刷、製本、資料収集、要約といった簡易な業務 ・トレース業務、模型作成、パース作成、写真撮影 ・計算(省エネルギー関係、防災関係) ・データ入力(CAD、電算) ※1 建築設計業務請負契約書第 12 条第 2 項の規定により業務の一部専門分野の業務(構造 設計、設備設計(積算含む)、建築積算、屋外設計、診断業務等)を第三者に委託し、又は 請け負わせようとするときは、下記の要件を満たす事務所を選定するものとし、あらかじめ様 式-2 により再委託等願書を提出し承諾を受けなければならない。なお、これに併せて再委 託に係る費用がわかる書面を提出すること。また、再委託等願書の提出にあわせて、下記 の資格者及び実績が分かる書面を提出すること。 ①構造設計 イ 一級建築士事務所登録がされており、構造設計一級建築士の資格を有した者がいるこ と。 ロ 機構または公的機関から過去 10 年度以内に下記の実績がそれぞれ 1 件以上あること。 ⅰ.居住中の共同住宅に係る耐震改修工事の設計業務 ⅱ.耐震改修設計について第三者機関による評定評価の取得 ハ 過去に携わった機構または公的機関の物件において、不適切と判断される設計を行っ ていないこと(但し、「不適切と判断される設計」が判明してから概ね 5 年程度を経過した 事務所、または、概ね 5 年程度を経過していなくても業務上の改善が成されたと機構に て判断した事務所を除く)。 ②機械設備設計 イ 設備設計一級建築士、技術士(衛生工学、機械)、建築設備士のいずれかの資格を有

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した者がいること。 ロ 過去 10 年以内に機構または公的機関における共同住宅の機械設備改修設計の実績 を有していること。 ③電気設備設計 イ 設備設計一級建築士、技術士(電気電子)、建築設備士のいずれかの資格を有した者 がいること。 ロ 過去 10 年以内に機構または公的機関における共同住宅の電気設備改修設計の実績 を有していること。 ④建築積算 イ 建築積算士の資格を有した者がいること。 ロ 過去 10 年間において機構または公的機関の発注した積算業務の元請け又は下請けの 実績を有していること。 なお、再委託しない業務においては、該当する上記の資格者及び実績について、受注者が 保有している必要がある。 (12)法申請 ①建築基準法及び関連法令等を遵守して設計図書を作成する。 ②申請図書は、一級建築士事務所登録の設計事務所として、当該事務所に登録されている 一級建築士のうち、設計を行なった者が一級建築士である旨の表示をして記名・押印を行 い作成する。 ③建築士法に規定する一定の建築物の構造設計図書にあっては、構造一級建築士の関与が 義務付けられているため、関与(設計あるいは法適合確認)した者が構造一級建築士である 旨の表示をして記名・押印を行なうこと。 ④申請に関する補助(様式への記入補助、提出補助等)を行う。 ⑤申請図書は申請に支障のない時期までに完成させる。行政庁等からの指摘に対しては速や かに対応して適宜修正等を行うものとし、その際に作成した関連資料等も合わせて機構に提 出すること。 ⑥受注者は基準法その他関係法令に定める「設計者」となるものとする。 (13)構造設計関係 1)「構造設計実績等概要書」(様式 3)を、構造設計の再委託の有無に関わらず提出する。 2)建築士法第 3 条第 1 項に規定する建築物のうち建築基準法第 20 条第 1 号又は第 2 号に掲 げる建築物の構造設計を行う場合は、構造設計一級建築士が 1 名以上所属している一級建 築士事務所であることが必要であり、構造設計一級建築士が自ら構造設計を行うか、又は法 適合確認を行うこと。 3)構造計算に係る成果物として、下記①~②を調査職員に提出すること。 ①構造計算書(報告書 A4 判)の表紙に、構造設計事務所名、構造設計者名及び捺印した 製本を 1 部 ②構造計算に係る成果物の PDF データ、及び、構造計算に用いた入力データ・出力データ・ 他の電子データを CD-R に保存したものを 1 部 (14)業務成績評定 本業務は業務成績評定対象業務である。受注者には、業務完了後業務成績評定(業務評定点 及び管理技術者評定点)を通知する。付与した業務評定点及び管理技術者評定点は、将来業務発 注時に価格以外の評価項目として使用する場合がある。 (15)公共建築設計者情報システム(PUBDIS)への登録

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受注者は、本業務について、業務完了後 10 日以内に、公共建築設計者情報システム(PUBDIS) の仕様に基づく「業務カルテ」を作成し、調査職員の確認を受けた後に、(社)公共建築協会に登録 すること。確認は、当該業務の「業務カルテ詳細情報」により行い、調査職員の署名及び捺印を受け ること。また、(社)公共建築協会が発行する「業務カルテ受領書」の写しを調査職員に提出しなけれ ばならない。なお、登録については、(社)公共建築協会の所定の方法により行うものとし、詳細につ い て は 、 ( 社 ) 公 共 建 築協 会 の ホ ーム ペ ージ の 「公共 建 築 設 計 者 情 報シ ステ ム (PUBDIS ) 」 (http://www.pbaweb.jp/pubdis)等より確認すること。 (16)法令等に基づく届出等チェックリスト 受注者は、当該物件における法令等に基づく届出等の必要があるものについて、別紙2(全9ペー ジ)を必要に応じ加筆・修正し、同チェックリスト中の「設計者」欄に「○」印を記入、また、届出等が不 要のものについて同チェックリスト中の「設計者」欄に「-」印を記入の上、設計図書等と併せ、成果 品として提出すること。なお、届出等の必要性が不明のものは空欄とする。 5.成果物(提出する設計図書および記載内容) (1)現地調査等業務報告書 1 部 現地状況写真についても報告書内に盛り込むこと。提出にあたっては、紙 A4 判を基本とし、A3 判 も可とする。併せて電子データ(調査職員指示による。)で提出する。また、現地状況写真はその一 式を電子データにより提出すること。 (2)耐震診断結果報告書(コンクリート強度等測定結果を含む) 1 部 (3)耐震改修基本検討報告書 1 部 A4 判又は A3 判とする。 ①耐震改修工法基本検討比較一覧表 記載内容については以下の内容を踏まえて整理する。 A.住宅や施設部への影響(課題点、補強住戸数、用途廃止住戸数、仮移転住戸数等) B.工期(準備期間を除く) C.概算工事費(直接工事費(経費、消費税は別途) D.補強概要(工法、特徴、補強耐力について(鉄骨ブレース、スリット、柱巻、等)) E.施工性(騒音、仮設計画、施工計画、等) ②耐震改修基本検討図書 ③構造計画検討資料一式 ④仮設・施工計画検討資料一式及び仮設・施工計画案 ⑤各職種(建築・電気設備・機械設備・仮設)毎の工事費概算額 ⑥その他(行政協議議事録、特許等のある製品及び工法を用いる場合は、本製品及び工法の使 用による優位性を示す資料等) (4)耐震改修設計図書 1 部 図面サイズは、A3 判を基本とし、A1 判に拡大可能なものとする。 ①耐震改修設計図面一式(必要な法申請図書も含む) ②構造計算書一式 ③設備設計等の設計根拠となる設計計算書一式 (5)耐震改修評定報告書(金文字黒表紙製本版) 2 部 (6)積算業務成果物一式 1 部 ①建築(意匠・構造) 提出書類は、A4 判縦を原則とする。積算数量計算書は、内訳計上細目の計算及び集計過程が

(12)

明確なものとし、積算内訳明細書は、機構所定の様式(内訳作成システムを使用したものを標準) とする。積算数量計算書には、積算事務所名、積算士登録番号、建築積算資格者名を記載し押 印すること。 A.積算数量計算書及び主要数量内訳書 B.積算内訳明細書 C.見積りリスト、徴収した見積書原本、見積り比較表 D.代価計算書 E.関連資料 ②設備(機械・電気) 提出書類は、A4 判縦を原則とする。積算数量計算書は、内訳計上細目の計算及び集計過程が 明確なものとし、積算内訳明細書は、機構所定の様式(内訳作成システムを使用したものを標準) とする。 A.積算数量計算書及び主要数量内訳書 B.積算内訳明細書 C.見積りリスト、徴収した見積書原本、見積り比較表 D.代価計算書 E.関連資料 (7)その他協議資料等一式 (8)上記(1)~(7)の電子データ一式 <注意事項> ①上記の記載ほか、別紙3「作成図面及び編集図面一覧他について」に示す図面および枚数を標 準とし、調査職員との協議により、設計図書の種類は取捨選択・統合等を行なうことができる。なお、 改修内容が明確に確認できる図面を作成するために、各図面の適切な縮尺については、調査職 員と協議のうえ決定すること。 ②提出する設計図書一式については、電子データ(CAD データ)も、併せて納品することとする。デ ータのファイル形式については、調査職員と打合せのうえ決定すること。なお提出されたデータは、 工事請負業者に貸与し、工事における施工図及び完成図の作成に使用する場合がある。また、 別途設計業務等において提出された CAD データを使用する場合がある。 ③積算業務成果物についても、電子データを併せて納品すること。 ④建築基準法等関連法令への行政事前協議や申請図書の成果物にはデータを含む。 6.その他 1) 暴力団員等による不当介入を受けた場合の措置 (1) 業務の履行に際して、暴力団員等による不当要求又は業務妨害(以下「不当介入」という。)を受 けた場合は、断固としてこれを拒否するとともに、不当介入があった時点で速やかに警察に通報を 行うとともに、捜査上必要な協力を行うこと。 (2) 前項により警察に通報を行うとともに、捜査上必要な協力を行った場合には、速やかにその内容 を記載した文書により発注者に報告すること。 (3) 暴力団員等による不当介入を受けたことにより工程に遅れが生じる等の被害が生じた場合は、 発注者と協議を行うこと。 2) 個人情報の取扱い 重要な情報及び個人情報の保護に関する特約条項第2条に定める重要な情報等の保管場所、 取扱場所、及び取扱場所から持ち出す場合等の手続き等については、下記のとおりとする。

(13)

一 保管場所は受注者事務所内とし、施錠できる場所に保管する。

二 取扱場所は受注者事務所内とし、取扱終了後は速やかに保管場所に返却し施錠する。 三 取扱場所から持ち出す場合は、事前に担当職員の了解を得、保管場所に返却後はその旨

を報告する。

(14)

様式-1 管 理 技 術 者 通 知 書 平成 年 月 日 独立行政法人都市再生機構中部支社 支社長 渡辺 恵祐 殿 受注者 住所 氏名 印 平成 年 月 日付け設計請負契約を締結した次の請負業務について,管理技術者を下記のと おり決定(変更)したので設計請負契約書第 15条に基づき通知します。 請負業務の名称 豊成団地2号棟他1棟耐震改修設計業務 記 1 氏 名 ( 年 月 日生) 2 学 歴 (最終学歴を記入) 3 職 歴 4 取 得 資 格 (注) 管理技術者の資格は,建築設計;一級建築士とする。

(15)

様式-2 平成○年○月○日 再委託(変更等)承諾申請書 独立行政法人都市再生機構中部支社 支社長 渡辺 恵祐 殿 受注者 住所 氏名 株式会社○○○○ ○○ ○○ 印 請負業務の名称:豊成団地2号棟他1棟耐震改修設計業務 平成○年○月○日付けをもって締結した上記の契約に関して、以下のとおり業務の一部を再委 託したく、契約書第12条第2項に基づき申請するので、手続き方お願いします。 項目 申請内容 再委託の相手方 (住所、氏名) 〒000-0000 ○○県○○市○○町○-○ △△株式会社 再委託業務の内容 ・ ○○○○○○○○○○ ・○○○○○○○○○○ ・○○○○○○○○○○ 再 委 託 業 務 の 契 約 予 定額 ○○千円(契約金額に対する比率○%) ※見積書を添付 再委託を行う必要性 及び 再 委 託 の 相 手 方 の 選 定理由 (変更の場合は、再委 託の変更理由も記載) (再委託する必要性) (再委託の相手方の選定理由)

(16)

様式-3 構造設計実績等概要書(1/2) 請負業務の名称 : 豊成団地2号棟他 1 棟耐震改修設計業務 □設計事務所(再委託の場合は構造設計事務所)の概要 設計事務所名: (↑再委託の場合は構造設計事務所名) 一級建築士事務所( )知事登録第( )号 所在地: 電話番号: 代表者氏名: 一級建築士( )登録第( )号 機構登録番号: (登録している場合は記入) 保有資格者数(構造調査職員に限る):一級建築士( 人)、二級建築士( 人) 建築構造士( 人)、その他 機構または公的機関の居住中の共同住宅に係る耐震改修工事の設計業務実績 (業務名、発注者名、設計年度、基準階床面積、階数、構造種別、構造形式等) ① ② ③ 機構または公的機関の耐震改修設計について第三者機関による評定評価の取得実績 (業務名、発注者名、設計年度、基準階床面積、階数、構造種別、構造形式等) ① ② ③ 注)・「居住中の共同住宅に係る耐震改修工事の設計業務実績」及び「耐震改修設計について第 三者機関による評定評価の取得実績」は、過去10 年度以内における実績とし、それぞれ 1 件以上の代表的な実績を記載するものとする。 (構造の基本または実施設計業務とし、工事監理業務を除く)

(17)

構造設計実績等概要書(2/2) □配置する構造設計者の概要 総括責任者 氏名: 年齢: 保有資格及び取得年月日: 経験年数: 機構または公的機関の居住中の共同住宅に係る耐震改修工事の設計業務実績 (業務名、発注者名、設計年度、基準階床面積、階数、構造種別、構造形式等) ① ② ③ 主任技術者 氏名: 年齢: 保有資格及び取得年月日: 経験年数: 機構または公的機関の居住中の共同住宅に係る耐震改修工事の設計業務実績 (業務名、発注者名、設計年度、基準階床面積、階数、構造種別、構造形式等) ① ② ③ 注)・「機構または公的機関の居住中の共同住宅に係る耐震改修工事の設計業務実績」は、過去10 年度以内における実績とし、3 件まで代表的な実績を記載するものとする。(構造の基本また は実施設計業務とし、工事監理業務を除く)

(18)

別添1

(19)

別添2

配置図

2-A 号棟 2-B 号棟 3-A 号棟 3-B 号棟

(20)

コンクリート強度等調査要領

耐震診断を行う住宅等におけるコンクリート強度等の調査は以下による。 1.調査項目 調 査 項 目 調 査 内 容 圧 縮 強 度 採取したコアについて、圧縮強度試験を行う。 中 性 化 深 さ 圧縮強度試験後に試料を割って、中性化深さの測定を行う。 単 位 容 積 質 量 コンクリート 1 ㎥当たりの質量測定を行う。 静 弾 性 係 数 圧縮強度測定時に静弾性係数測定を行う。 2.調査方法 調査項目 調査方法 調 査 箇 所 圧縮強度 JISA1107「コンクリートからのコアの採取方 法及び圧縮強度試験方法」による。 採取コアすべてに対して行う。 中性化深さ JISA1152「コンクリートの中性化深さの測定 方法」による。 採取コアすべてに対して行う。 単位容積質量 圧縮強度試験前に寸法を測定し、気乾質量を 測定し単位容積質量を測定する。 採取コアすべてに対して行う。 静弾性係数 JISA1149「コンクリートの静弾性係数試験方 法」による。 コア採取階及び部位につき各1箇 所。 3.コンクリートコアの採取 (1)コアの採取径は原則 100mm とする。 (2)コアの採取部位本数は下表による。ただし過年度実施箇所については採取しない。 (注)採取部位は共用部分とし、機構担当者の指示による。 (3)コアの採取位置は鉄筋および埋設管等を極力さけるものとし、鉄筋探査機を用いて選定する。 (4)コア採取時に、次の項目に関する記録と写真撮影を必ず実施すること。なお、その他の事項につ いては、「保全工事写真撮影要領」による。 イ.コアの番号 ロ.採取年月日 ハ.構造物の概要(名称、構造種別) ニ.構造物の環境(立地条件、周辺環境) ホ.構造物の外観(仕上げ材の種類、状況、ひび割れ、その他変状の有無) 住宅等の規模 採取階及び部位 合計 高層住宅 2-A 号棟:1、2 階から各階 2 本、3~11 階および PH2 階から 3 本 2-B 号棟:1、2 階から各階 1 本、3~11 階から各階 3 本 3-A 号棟:3~5、8~13 階および PH1、2 階から各階 3 本 3-B 号棟:3~5 および 8~13 階から各階 3 本 123 本 別紙 1

(21)

ヘ.コアの採取位置(部材、床からの高さ、採取方法) ト.コアの外観(端面の状況、ひび割れ、鉄筋の有無、析出物、色彩等) チ.コアの径および長さ リ.かぶり厚さ ヌ.採取状況 (5)採取後のコアの取り扱いについては、損傷に十分注意し、試験に支障を生じないように養生を行 った後、直ちに試験室に運搬する。 4.現状復旧 コア採取後の孔と除去した仕上げ材等は補修用モルタル(無収縮性のもの)および既存と同等の仕 上げ材にて現状復旧を行うこと。 5.成果品 (1)様式5 コンクリート強度等調査報告書 (2)様式6 コンクリート圧縮強度調査表(コアボーリング法) (3)様式7 コンクリートの中性化深さ調査表 (4)試験状況写真(試験前、試験状況、現状復旧後等) (5)その他の詳細については担当者の指示による。 以上

(22)
(23)
(24)
(25)
(26)
(27)
(28)
(29)
(30)
(31)

別紙3 A3 撤去・改修平面図 8 A3 撤去・改修立面図 8 A3 撤去・改修詳細図 8 A3 撤去・改修伏図 8 A3 撤去・改修軸組図 8 A3 撤去・改修詳細図 8 A3 その他(既存各リスト図など) 4 電気 A3 撤去・改修詳細図 4 機械 A3 撤去・改修詳細図 4 A3 配置・敷地改修図 2 A3 仮設計画図 4 A3 表紙・図面リスト 1 A3 案内図・配置図 1 A3 特記仕様書等 2 A3 改修項目リスト 2 A3 仕上表 2 A3 撤去・改修平面図 16 A3 撤去・改修立面図 16 A3 撤去・改修詳細図 16 A3 特記仕様書等 3 A3 撤去・改修伏図 16 A3 撤去・改修軸組図 16 A3 撤去・改修詳細図 16 A3 特記仕様書等 3 A3 撤去・改修図等 12 A3 特記仕様書等 3 A3 撤去・改修図等 12 A3 仮設計画図 4 ※1 その他必要な書類について イ 算定上必要な根拠資料等 ロ 法令等に基づく届出等チェックリストの 作成 ※2 標準枚数について 設計業務種別における標準枚数については、実際の検討により増減する可能性があるが、原則として業務に含 むものとして設計変更対象外 とする。 (原則 を 外 す場合 については 、 業務内容 に 著 しい増減 があり 、 その内容 を 含 めた設計変更 を行 う 場合等 とする 。) 作成図面及び編集図面一覧他について 設計業務 種別 図面 サイズ 内容 構造 共通 耐 震 改 修 基 本 検 討 意匠 耐 震 改 修 機械 電気 耐 震 改 修 仮設・その他 各住棟4枚を標準とする。 標準枚数 各住棟2枚を標準とする。 各住棟2枚を標準とする。 構造 仮設 耐 震 改 修 設 計 意匠 各住棟1枚を標準とする。 備考 各住棟2枚を標準とする。 各住棟2枚を標準とする。 各住棟2枚を標準とする。 各住棟4枚を標準とする。 各住棟4枚を標準とする。 各住棟4枚を標準とする。 各住棟2枚を標準とする。 各住棟4枚を標準とする。 各住棟4枚を標準とする。

参照

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