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平成 24 年 6 月 1 日 滝川市 滝川市土地開発公社

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平成

24年6月1日

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滝川市土地開発公社の解散について

目 次

Page.

Ⅰ.滝川市土地開発公社の概要 1

1.時代背景 ・・・1

2.滝川市土地開発公社の設立・概要 ・・・2

Ⅱ.滝川市土地開発公社の現状と抜本的改革への取組み 4

1.経営(収支)状況 ・・・4

2.これまでの経営健全化に向けた取り組み ・・・5

3.滝川市土地開発公社に係る当市財政の将来負担 ・・・6

4.抜本的改革としての解散の決断 ・・・6

Ⅲ.滝川市土地開発公社の解散 7

1.解散スキーム ・・・7

2.解散スケジュール ・・・9

3.第三セクター等改革推進債の活用と市財政への影響 ・・・10

4.滝川市の対応 ・・・11

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Ⅰ.滝川市土地開発公社の概要

1.時代背景

昭和 30 年代の日本経済は、神武景気(30~32 年)、岩戸景気(33~36 年)、オリンピック 景気(38~39 年)により、年平均の経済成長率が 14.3%という飛躍的な高度経済成長を遂げた。 昭和 40 年代に入っても、経済成長率は毎年 10%に達し、わが国は、世界経済を見渡しても他 に類を見ないほどの経済成長によって、昭和 43 年にはアメリカに次ぐ世界第 2 位の国民総生産を あげる「経済大国」に発展し、更に、いざなぎ景気(41~45 年)に代表される第二次高度成長を 果たした。第四次中東戦争による第一次オイルショック(48 年)により第二次高度経済成長は終 焉を迎えたが、国内総生産(GNP)は、昭和 30~39 年の 10 年間で 3.5 倍、昭和 40~49 年 の 10 年間で更に 4.1 倍に拡大した。 この経済成長に伴い、地価も異常なほどの高騰をみせた。田中角栄内閣の「日本列島改造論(47 年)」により全国的な開発促進ブーム(46~47 年ころ)が起こり、さらに 46 年以降の金融緩和 政策が後押しする形で、投機的な土地取引が全国的に活発化していった。そのことが更なる地価高 騰を招いていくという循環により継続的な地価高騰が起こり、日本経済に大きな歪みを引き起こし た。 この間の地価の動向をみてみると、昭和 30 年時点の市街地価格の全国平均価格を基準とした場 合、昭和 47 年時点で約 20 倍の価格となっている。 この地価の高騰は、国民のみならず、地方自治体にも大きく影響を不えることとなった。 地方自治体が、まちづくり・都市基盤整備、それに伴う公共施設整備などを進めるにあたっては、 その土台となる公共用地の取得が必要丌可欠となる場合が多くある。しかし、加熱する地価高騰の 影響から、社会資本整備のための公共用地を取得することが困難となり、公共施設等の整備が予定 通りに進まないなどの問題が各地で発生し、地価対策は、自治体運営における重要な課題として顕 在化していった。 このような時代背景の中、土地開発公社の創設を規定した「公有地の拡大の推進に関する法律(以 下、「公拡法」という。)」が昭和 47 年 12 月 1 日から施行された。これは、昭和 45 年 8 月に地 価対策閣僚協議会で決定された「地価対策について」における公的土地保有についての主旨を踏ま え、土地の先買制度や土地開発公社の創設、業務範囲等が検討され、成案を得たものであり、その 内容は、①市街化区域内の土地の先買制度(第 4 条)、②土地開発公社の創設(第 10 条)、③必要 な土地の取得、管理及び処分、国等の委託に基づく土地等取得の斡旋等(第 17 条)、④財務、監 督(第 18 条、第 19 条)、⑤土地開発公社の債務について保証契約をすることができる(第 25 条)などが規定されたものであった。

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2.滝川市土地開発公社の設立・概要

滝川市土地開発公社(以下、「公社」という)は、先述の「公拡法」に基づき、公共用地、公有 地等の取得、管理、処分等を行うことにより、地域の秩序ある整備と市民福祉の増進に寄不するこ と(定款第 1 条)を目的として昭和 48 年 1 月 25 日、滝川市の100%出資(500万円)に より設立した。 公社を設立した当時は、全国的に地価が高騰している中、滝川市においても地価が右肩上がりに 上昇をしていた時代であり、この地価の上昇はバブル経済崩壊までの長きに渡って続くこととなっ た。 当市内に、昭和 40 年代後半~昭和 50 年代に建設されている公共施設が多数あることからもわ かるとおり、市民のみなさまへのサービスを担うさまざまな公共施設の建設や更新の必要性・需要 が非常に高い時代であった。このことからも、当時、これらの公共施設の整備を、より効率的・経 済的に進める上で、建設等に必要となる用地を、地価が上昇する前に購入し確保することが必要且 つ重要であった。 こうした時代背景のなか、「公拡法」に基づき、市の 100%出資により設立された公社は、以降、 市内公共施設の建設用地や公園用地、道路・街路用地などの先行取得を中心とした業務を担いなが ら、併せて自主事業としての宅地分譲、工業団地の分譲を行うことで、滝川市のまちづくり、都市 基盤の整備に対して大きな役割を果たしてきている。 ①設立日 : 昭和 48 年 1 月 25 日 ②出資金 :500万円(基本財産) 滝川市 100%出資 ③業務内容 :(ア)土地の取得、造成その他の管理及び処分 ・公拡法に基づく公共用地、公有地等の取得 ・道路、公園、緑地その他の公共施設又は公用施設の用に供する土地 ・公営企業の用に供する土地 ・当該地域の自然環境を保全することが特に必要な土地 (イ)住宅用地、内陸工業用地、流通業務団地の造成事業 (ウ)国・地方公共団体その他公共団体の委託に基づき、土地の取得の斡旋、調 査、測量その他これらに類する業務 ④運営組織 市と連携し業務遂行している。 公社の理事、監事についてはすべて無報酬である。(事務局は兼務発令) 理事長 1 名 副理事長 1名 理事 5名 監事 2名 事務局(財政課兼務)4名

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3 ⑤主な業績 公共用地(市の実施する事業)先行取得事業 ・公営住宅建設用地の確保(滝の川団地、北辰団地、啓南団地、東栄団地ほか) ・公園用地の確保(中央児童公園、一の坂児童遊園、東町公園、西公園(拡張用地)ほか) ・その他公共施設建設用地の確保 (中央老人センター、身体障害者授産施設、二の坂保育 所、中央保育所、美術自然史館、保健センターほか) ・中心市街地・駅前再開発用地 ほか 自主事業(宅地分譲・工業団地分譲) ・西町分譲地 ・本町分譲地 ・朝日町分譲地 ・啓南団地 ・東栄団地 ・ニュータウンコスモス(東滝川)分譲 ・ニュータウンせせらぎ(中島町)分譲 ・中央工業団地分譲 ほか このような事業について、市と連携し、市の施策と連動しながら実施してきた。

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Ⅱ.滝川市土地開発公社の現状と抜本的改革への取組み

1.経営(収支)状況

公社の収支状況については、前述の「公社経営健全化計画」期間(H17~H21)の前年度とな る平成16年度から、直近の平成23年度までの8年度分について、損益計算書及び貸借対照表に ついて資料1及び2にお示しした。 なお、平成21年度決算から、経理基準の一部について以下のとおり改正されている。 「土地開発公社の経理についての一部改正について」(平成17年1月21日総務省自治行政局地 域振興課長通知)により改正された「土地開発公社経理基準要綱」に基づく土地造成事業に係る土 地等の評価方法については、「直ちに実施に移すことが困難な場合は、当分の間、従来の方法によ ることも差し支えない」とされていたが、「土地開発公社の抜本的改革について」(平成21年8月 26日総務省自治行政局地域振興室長通知)により、 ①改正通知に基づく改正事項の適用開始から相当程度の期間が経過し、経過措置を設ける必要性が 薄れたこと。 ②平成21年4月に地方公共団体財政健全化法が全面的に適用され、土地開発公社が保有する公有 地拡大推進法第17条第1項第2号に規定する業務に係る土地等について時価評価が必要とされ ていること。 に鑑み、平成21年度から実施に移すこととされ、滝川市土地開発公社においても平成21年度決 算から、市からの依頼により先行取得した公有用地を除くすべての土地について、時価評価を採用 した。以降については毎年度土地の評価替えを実施し、適正な土地価格で資産計上している。 これを踏まえ損益計算書をみると、平成21年度決算からは特別損失が計上され、これを大きな 要因として当期損失額が発生している状態となっている。また損失が繰り越されており、平成23 年度決算時点で繰越欠損金が4億 6,290 万円となっているが、これは平成 21 年度からの土地評 価損によるもので、キャッシュ(現金)が流出したものではない。また損益計算上の利益を押し下 げている事業原価とは、処分した土地の簿価であることから、その年にキャッシュの流出はない。 このことから、市による公有地の取得及び宅地分譲地の販売等により生み出したキャッシュのほと んどを、短期借入金(貸借対照表)の減尐に充てることができ、平成 16 年度には 21 億 4,400 万円であった短期借入金を、平成 23 年度末には 10 億 4,000 万円と半減させている。 しかし、貸借対照表(資料2)のとおり、公社は債務超過の状態にあり、現在の価格ですべての 土地を処分できたとしても、多額の負債が残ることとなる。また、地価の下落が続く中、今後も土 地評価損による特別損失の発生が見込まれ、公社が利益を上げていくという状況になない。

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2.これまでの経営健全化に向けた取り組み

当市は、多くの塩漬けの土地を保有する状況となっていた土地開発公社が、将来的に当市財政に 大きな負担となっていくことをいち早く認識し、「滝川市活力再生プラン(H17~21)」や、それ を継承した「新滝川市活力再生プラン(H21~23)」において重点課題として位置付け、平成2 6年度を以って解散することを明記した上で、公社の解散に向けた取り組みを進めてきた。 中でも大きな取り組みとしては、平成 17~21 年度の 5 年間を計画期間とした「公社経営健全 化計画」を策定し、平成 17 年 6 月 9 日付で北海道知事から「公社経営健全化団体」の指定を受 け、計画を推進してきたことが挙げられる。これにより市は、計画に基づき、公社から買い戻す土 地の財源として市債を起こすことができるようになり、この期間内に簿価総額8億円超の用地買戻 しを進めるなど、公社の経営健全化を急ピッチで進めた。 また、計画期間終了後においても、公社解散に向けて計画的に公有用地の買戻しを継続して行っ ているところである。 平成 16 年度末に簿価として 10 億 1,817 万円保有していた公有用地(含 特定土地及び代替 地)を、平成 23 年度末には 1 億 4,042 万円とし、7 年間でおよそ 1/10 にまで減らすことがで きた。 一方、公社の自主事業としての宅地分譲地及び工業団地分譲地(完成土地等)については、地価 の下落が止まらない状況の中、前述のとおり平成 21 年度決算から土地の時価評価を導入したこと により、21 年度に 6 億992万円の特別損失を計上し、その後も毎年の固定資産税評価額を基準 とした時価評価を行い、22 年度 1,231 万円、23 年度 1,790 万円の特別損失を計上した。 土地の販売状況は資料3のとおりであるが、健全化計画が始まった平成 17 年度以降の 7 年間で、 宅地分譲地 23 区画・8,448 万円、中央工業団地 3 区画・2 億 3,065 万円を売却し、売却による 簿価の圧縮は合計 3 億 1,513.万円となった。 地価上昇が望めない状況の中、今後の損失を極力軽減していくため、キャッシュの流出のない土 地の評価損分を回収するのではなく、保有し続けている土地の処分を積極的に行うべく、販売価格 を適正な時価に引き下げて設定し、保有土地を可能な限り現金化することを最優先した。これによ り、損益計算上の利益は減尐したものの、毎年尐ないながらも区画の販売につなげている現状であ る。 また、こうして増加させたキャッシュは、過去の土地取得や土地造成によってすでに流出してし まった資金である借入金の減尐に充てることにより、公社解散に伴う当市の将来負担を極力軽減し ている。 ●そのほかの主な取り組み ・債務保証を解消(H21)し、資金については、市が無利子で短期貸付を実施することで簿価の 上昇を抑制した(H16~) ・庁舎経貹負担金の免除など、経貹負担の軽減を図った。

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3.滝川市土地開発公社に係る滝川市財政の将来負担

公社に係る当市の将来負担額を、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づいて算出 した場合、平成 22 年度決算で 6 億 6,887 万円と算定される。 これは、年度末の負債額(短期借入額)から、年度末に保有する現預金と自主事業土地(宅地分 譲地及び工業団地分譲地)の時価額を差し引いた額で、結局は、現在保有する資産(除 公有用地) で支払いきれない負債額と公有用地の取得に要する簿価額の合計を表している。 また、同じ平成 22 年度決算における公社の債務超過額は 4 億 3,568 万円である。これが平成 23 年度決算では更なる地価下落による土地評価損の発生等により、債務超過額は 4 億 5,790 万 円と増加した。このまま地価下落が続くことを想定すると、今後も債務超過額は増加していき、当 市の将来負担も増加していくこととなる。

4.抜本的改革としての解散の決断

地価が上昇を続けていた時代には、市が用地を確保するための財政負担は、市が実際に事業実施 するときになって初めて市が直接用地を取得することより、公社が先行して用地を取得し、その土 地を市が、公社の取得価格に、借入金の利息や事務貹を上乗せした価格で買い戻すことの方が、当 市財政にとっても負担軽減につながっていた。また、公社が取得することにより、必要な土地につ いて、適切なタイミングで、迅速な手続きにより取得することが可能であった。 しかし、地価の下落が止まらない現状においては、用地を先行して取得することの必要性はほと んどなく、公社の存在意義が限りなく小さいものとなった。 そのような状況を踏まえ、公社はその担うべき役割を終えたものと判断し、前述のとおり、平成 26 年度を以って公社を解散することを新滝川市活性化プランに掲げ、具体的な方法及び財源対策 等を模索・検討しながら、解散に向けて進んできていたところであった。 平成 21 年度に、期限付きの特例債である「第三セクター等改革推進債(以下、「三セク債」と いう)が創設されたことにより、これを活用しての解散という道筋が明確となった。 当市としては、滝川市活力再生プランに明記したとおり、公有用地の先行取得依頼は一切行わな いこととしており、今後もその必要性はないと判断している。 更に、収支状況、経営状況、資産の状況等から鑑みて、今後、公社が利益を上げていく見込はな く、事業を継続させることは、当市にとっての負担を増大させていくこととなることから、抜本的 改革として、解散年度を計画より一年前倒し、三セク債の活用期限である平成 25 年度を以って、 公社を解散することとした。 なお、「三セク債」の創設により、全国的にも土地開発公社や第三セクターの清算・整理の動き が活発になっている。道内都市の土地開発公社に限ってみても、平成22年度にはこの三セク債を 活用して、江別市土地開発公社、釧路市土地開発公社が解散しており、道内市町村の土地開発公社 の数も、平成18年度の 94 市町村から、平成22年度末時点で65市町村と、三セク債未活用の 公社も含めて、29の土地開発公社が解散しているという状況にある。

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Ⅲ.滝川市土地開発公社の解散

1.解散スキーム

公社の解散にあたっては、次のスキームにより解散手続きを行う。 ① 公社 24年度末 予定貸借対照表 ② 公有用地(先行取得用地)につい て市が取得 ③ 現預金で負債(短期借入金)を返 済する 負債 (短期借入金) 892百万円 負債 (短期借入金) 118百万円 負債 (短期借入金) 892百万円 ④ 資産として、その他の土地が残る が、解散時点で換価できないことか ら、残る負債(短期借入金)について 市が債権放棄する 市が 債権放棄 負債 (短期借入金) 1,010百万円 負債 (短期借入金) 1,010百万円 現預金 8百万円 公有用地 110百万円 市で取得 その他の土地 368百万円 せせらぎ 268 中央工業団地 99 その他 1 その他の土地 368百万円 せせらぎ 268 中央工業団地 99 その他 1 現預金 118百万円 その他の土地 368百万円 せせらぎ 268 中央工業団地 99 その他 1 現預金 118百万円 その他の土地 368百万円 せせらぎ 268 中央工業団地 99 その他 1 解散時点では換価でき ない土地

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8 三セク債借入 892百万円 債務免除により、 公社の負債消滅 債権放棄による市 の歳入丌足額 892百万円 解散時点で換価できない土地は、 残余財産として、唯一の出資者 (100%)である市に分配する。 → 市へ所有権移転登記 市に所有権移転後は、市が土 地を売却し、その売却益は三 セク債償還に充当する ⑤ 債権放棄に伴う市の歳入丌足を補てんするため、三セク債を借り入れる。 これにより、換価できずに残存する土地については、清算後の残余財産となり、唯一の 出資者である市に分配される。(市へ所有権移転) その後、当該土地の売却益については、三セク債の償還に充当する。(繰上償還を行う。)

市へ

その他の土地 368百万円 せせらぎ 268 中央工業団地 99 その他 1

公社

残余財産

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2.解散スケジュール

公社については「平成 25 年度解散」という計画の下、解散手続きを進めていく。 (※全体の流れは、資料4参照) (1)公社解散手続き 滝川市土地開発公社 定款第 25 条 「この土地開発公社は、理事会で出席理事の 4 分の3以上の同意を得た上、滝川市議会の議決を得 て、北海道知事の承認を受けたときに解散する。」 24年 5月 公社 定例理事会~土地開発公社解散について概要報告 市・市議会 総務文教常任委員会~土地開発公社解散について概要報告 8月 市・市議会 総務文教常任委員会~保有地等の処分状況報告ほか 11月 市・公社 公有地買戻し(24年度買戻し分)実行 11月 市・市議会 総務文教常任委員会~保有地等の処分状況報告ほか 25年 2月 市・市議会 総務文教常任委員会~公社解散スケジュールの確認 3月 公社 定例理事会~公社解散スケジュールの確認 4月 市・公社 公有地買戻し(25年度買戻し分)実行 5月 公社 定例理事会~公社解散同意、清算人選任 → 市議会正副議長への報告 市・市議会 総務文教常任委員会~公社解散同意等の報告 公社解散関連議案の説明(第2回市議会定例会) 6月 市・市議会 第2回市議会定例会~公社解散関連議案 ・公社解散議案 ・三セク債許可申請議案 ・債権放棄議案(短期貸付金) ・補正予算案 ・財産取得議案(公社保有土地の取得) 7月 市 道知事への公社解散認可申請 (認可) 市・公社 債権放棄手続き・土地譲渡契約(所有権移転登記) 8月 公社 解散登記・清算人申請 市・市議会 総務文教常任委員会~解散認可報告、登記完了報告 10月 公社 債権の申し出開始(2か月間、3回公告・・・官報、ホームページ) 12 ~1月 公社 清算報告、清算決了 → 清算決了登記 → 北海道知事への報告 2月 市・市議会 総務文教常任委員会~清算決了報告 3月 市・市議会 第1回市議会定例会~清算決了報告

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10 (2)第三セクター等改革推進債の借入手続き 25年 4月 三セク債起債要望・起債計画書提出 6月 第2回市議会定例会~三セク債許可申請議案 三セク債許可申請 9月 起債同意額通知 3月 三セク債借入

3.第三セクター等改革推進債の活用と市財政への影響

(1)第三セクター等改革推進債 第三セクター等改革推進債とは、第三セクター等の抜本的改革に必要な経貹の財源に充てる地方 債の特例規定として、期間限定で創設された特例債である。 対象期間は平成21年度から25年度までの5年間と限られており、その発行にあたっては、実 質公債貹比率が18%以下の、いわゆる起債協議団体においても、知事の許可が必要とされ、起債 申請についても、議会の議決を得た上でなければ申請できない。 対象経貹等もごく限定されたものとなっているが、公社については、解散にあたって、当市が貸 し付けている短期貸付金の債務を免除することとなり、これに伴う市の歳入丌足を補てんするため の財源として借入を予定するものである。 (抜粋) 総財公第59号 平成21年4月10日 総務省自治財政局公営企業課長 「第三セクター等改革推進債の取扱いについて(通知)」 第2 対象経貹等に関する留意事項 (2)土地開発公社及び地方道路公社の解散又は業務の一部の廃止に関する留意事項 ③土地開発公社及び地方道路公社の解散又は業務の一部の廃止に伴い、当該地方公共団体が、 当該年度の歳出として貸し付けた貸付金であって、その償還金が当該年度の歳入予算として計 上されている短期貸付金に係る債務を免除する場合、当該免除に伴う歳入丌足を補てんするた め、第三セクター等改革推進債を充てることができるものであること。

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11 (2)市財政への影響 ①償還計画 三セク債の償還年数は、原則10年以内とされていることから、これを踏まえ、次の条件により 借り入れた場合の当市の償還額について試算した。 <条件> ・借入額 9億円(予定額) ・償還期間 10年(元金据置期間なし) ・利率 1.0% (単位:百万円) 年度 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 元金 90 90 90 90 90 90 90 90 90 90 利子 9 8 7 6 5 4 3 2 2 1 償還 計 99 98 97 96 95 94 93 92 92 91 残 債 810 720 630 540 450 360 270 180 90 0 ②三セク債発行による財政指標への影響 ・将来負担比率 22年度決算時点で公社が財政指標に関不しているのは、将来負担比率で、前述のとおり、将来 負担比率の分子として6億 6,887 万円が算定されており、比率にすると約6%相当となる。これ は、負債(短期借入金)から、自主事業土地の時価を差し引き、これに公有用地の簿価を加算した ものであることから、公社解散により、将来負担比率は6%程度下がる要素となる。(地価の更な る下落があることを考慮すると、それ以上の下落となる。) その代わり、三セク債発行によりその残額が毎年の将来負担比率の増加要因として算定されるこ ととなり、毎年度末の残債額が反映される。よって、26年度末で8%程度の増加要因となるが、 毎年度の償還により年1%程度ずつ低下し、35 年度末には増加要素がなくなる。 よって、当初一時的に比率は悪化するが、将来的には比率低下につながる。 ・実質公債貹比率 三セク債の償還額は毎年約9千万円となり、これは新たに毎年1%程度の比率の悪化要素となる が、市全体の市債発行については計画的に実施しており、公債貹は順調に減じていく見込みである ことから、市全体としての比率の悪化はないと見込んでいる。 以上より、三セク債の借入・償還は、財政指標を一時的には悪化させる要素とはなるものの、公 社に係る当市財政の将来負担を平準化して解消することができるものである。(償還利息の一部に ついて特別交付税措置予定)

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4.滝川市の対応

公社の解散にあたり、一義的には、市が依頼して公社に先行取得させた公有用地の処分責任は市 にあり、公社の自主事業用地の処分・販売の責任は公社にあると考えている。 しかし、公社と市は、公社設立以来、まちづくりの観点から一体となって事業を推進してきてお り、昭和 48 年の公社設立から社会情勢は大きな変化をもって今日に至るわけであるが、公社が担 ってきた実績は大きなものがある。 前述のとおり、これまでも市は公社の経営健全化に向けて必死に取り組んできた。特に平成17 年度から21年度までの5年間に及ぶ「経営健全化計画」に基づく公有用地の取得は、簿価額にし て8億円を超える金額について、負担を平準化して実施してきた。また計画期間終了後も、市の将 来負担の解消のための公社解散を明確に打ち出し、計画的な公有用地の取得にとりくんできたとこ ろである。 また、平成21年度からの経理基準の見直しにより土地の時価評価をいち早く実施し、公社の実 態を市民のみなさまにも公表してきたところである。 市民のみなさまのご協力を受けながら、滝川市活力再生プラン、新滝川市活力再生プラン等に基 づきながら実施してきた前述のような取組みの上に、現在の公社があり、三セク債の原則として定 められている償還期間10年間という期間での平準化により、市の財政状況を大きく悪化させるこ となく、公社の解散を実施することが可能な地点まで来ることができたともいえる。 平成 25 年度の公社の解散に向けて、市がなすべきこと、公社がなすべきこと、ともになすべき ことがそれぞれあるものであり、また、公社単体での清算は困難を極めることから、国が期限付き で創設した三セク債を活用し、市が出資者としての責任をもちつつ、公社の解散を行うものである。 ただし、地方財政状況が大変厳しい中にあっての市の財政支出となることから、将来への債務の つけ回しを極力低減するべく、解散までの間、公社としても保有する土地の処分・売却を可能な限 り進める。

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