アスファルトフェーシング施工と実穎
『抄 録
アスファルトフェーシング
の施工と実績
滞 日 俊 雄 *
すでに技報VOL.1
で 双
葉ダムのアスファル トフェー シングについて,紺
叫と試 験
舗設を中心 に幸 腔
テLている。今
回
は, アスファル トフェー シングの施工が終了 Lてい るので, 施
工 と'長路 について裾
lけ る。1.
アスファル トフェーシングの施工昭
利5 2年8
)は 州lil l l 1 5 3
年1 0
Jjにかけて,冬期問を避 けて施」二Lた。施 1 二
jl t f i
序は次の とお i)である。 なお,ダ ム舗設表lt浦 i・は約1 9, 0 0 0m
で ,尖舗設面積は基
層か ら補強
屑 までで1 0 9, 6 81 m
で あるO (1) トランジション (図‑ 1
参照)図‑ 1 アスファル トフェーシング詳細図
試
鴇鮪
打設の結果,0‑8 0 m m
の砕
石にダス トを
混入 す ると,締囲め結朱が良 くなることがわかった。昭昭5 0 ,5 1
年 に1 3. 5
tf
振動 ローラを斜
面転庄
川に改造 Lで6
棚 班 三を行して,翌5 3
年の着工
時には,5 2
年の 越冬による緩みを考慮 して8tf振動 ロー ラで2伸 転 圧 を行った。(2)除草剤散布
5%
の塩素酸 ソーダ溶滴
を平均2 A
/m敷
布 L7Jo (3)プライムコー トアスファル ト乳剤 (PK‑3)をデス ト1)ビュー タ
で2. 5i/m甘
散布 した。(4)基層 (粗粒度アスコン)
他のダムでは基層を
3
層引で施〟
l二しているが,当
ダムでは 1層を除外 してマカダム層 とレベ リング層 を
兼
用させた。 ウインチポータルでダンパに積替 え* 札
幌 (支)双葉ダム(
出)係長 210西松建設技報 VOL 4
て運搬 L,人力による敷拡 げを行いロー ラ転住 を行 った。不陸修jEのために斜面を
1 0m 方
眼に切ってレ ベ リングを行い‑It鞘掴三
を高め, フイニ ッシャ施二1二を 容孝射二Lた。設計厚は5 0 m
である。(5)基礎 (密粒度アスコン)
舗設に先立 ち租粒度アスコン上面の不純物 を除去 した後
,
上 ド層の密着性を良 くす るためにタックコ ー ト (ガ ソリン6 0 %
,アスファル ト4 0 %)
を散布 し た。
散布量は0.1E/ m
で あったO基層密粒度は
上
層密粒 と同 じく速水を即 勺とし,盛
土本体に水をi量杢させてはな らないO
舗設刊 帳は図
‑3
の とお りであ る。なお,設計厚は
5 0 c m
であ る。(6)中間層
( l 翻
立度アスコン) 舗設手
順は図‑3
の とお り。土
師没封 厚 1 2 c m‑ 2
層引
舗設卜
部設計厚8c m
‑ 1層引 舗設
(7)表層 (密
粒度アスコン)舗設手順は図
‑3
の とお り。[
部 設計摩1 8 c m‑ 3
層引舗設
ド部設計摩 1 2 c m‑ 2
層引舗 設 (8)補強層 (密粒度アスコン)表
層 と同 じものであるが止水
壁の形状 によって機 械施
工が【≠購位であ るため,大半を人力で舗設 した。(9)保護層
アスファル トマスチ ックをスキーザを
J
机 、て塗布 した。2.
施工実績舗
謝 桁
積は1
に記 した とお りであるO
舗設の二l二程は, 過去10年の気象データ と舗設能力よ り2年施工 とした。(1)フイニ ッシャスピー ド
試験舗設の結果,密粒度アスコンについては1.1
m/mi n
,開粒度アスコンについては1. 5m/mi n
を目 標 とした。実績 は,ヰ職ヨ層の 日最大施二Ⅰ二
豊( AB
構造)が2, 9 0 7 m
2(レーン長7 8 6m)
で1. 5m/mi n
であった.A
構 造では, 日量大2, 2 5 3m
2(レーン長6 0 9m)
で1. 1
m/mi n
だったので,平均では1. 3m/ m in
程度 と考 え られ る。密粒度については1. 0
‑1. 3m/ mi n
の範囲 で平均1. 2m/mi n
であったO(2)機械の椀助率
気象条件等 より
6 0%
程度を見込んでいたが,各施 工年度 とも天候 に恵まれ,全体の稼動率は6 8%
とな った。西松 建 設 子支報 VOL 4 アスファル トフェーシング施工 と実績
メ カ】 成 和 機 」二
① ウ イ ンチ ポ ー タル (全油圧駆動自走 式 )
図‑ 2 ア ス フ ァ ル トフ ェ ー シ ン
グ
舗設要領図図
‑3
舗設手順3
施 工 上 の 問題 点(1)レベ リング層の省略
他 のダ ムで は人力で レベ リング層 を施工 している。
当ダ ムは トランジシ ョンの不随
整正
を士5 0 m m
の施工 精度 に収 め,基層 において もレベ リング修正 を図っ た。施 工結果 も良好であ り経 済的であ るが,反面 ,トランジシ ョンの整ul三に大 変な苦労が伴 う。
(2)堤体法面周辺の法
面
保護ダ ム取付部周辺の法面 か らの落石等 による舗 設法
面
保護 のために, コン ク1)‑ 卜吠付 を行 った。(3)カ ッ トオ フ取 付部
カ ッ トオ フ取 合 は弾性 の異 るコンク リー トとアス ファル トか ら成 り, 当初密粒度 アスコンで計画 され ていた もの を粗粒度 ア スコンに変更 した。 また,舵 付勾配 も緩 くして盛立本体 を緩 ませ ないよ うに し, 転圧効果 の虹J二を図 ったo最 上層 は
幅 5m
厚 さ6m
の補 強層で覆 い,弱点部 を補強 した。
(4)継 目処理
水平継 釧 ま絶対作 らない ようにす る とともに,縦 継 目につ いては上下層の継 目が重 な らないよ うに
5 0
211
秋 田駅構 内金照等架遥橋新設工事 について
c m 以1‑Jl維す こととLた。また, コール ドジョイン ト はジョイン トヒータとタンパによ り入念に処理 L, 真空試験を行いなが ら完全な もの とした。
圏抄 録
敢闘駅構内金原辱衆道橋 新設霊夢昔 岩慧魁亀 冨
大沼 茂 弥 * 庄 子 勇**
秋附駅構内金照寺踏 切の交通渋滞がはなはだ しくなっ たため,金照
寺
踏切を立体交差化す ることとな り,地 ド 遺形式を 採
用 した。地下道部分の」二事は秋r昭先登管理局,アプローチ部分 は秋肝市の発注である。
1.
工事概要工事範囲約
3 1 4m
の うち,地 ド遺施 !二部分は4 4m
で, 羽越本線,奥羽本線等 9線の線路下 を通 り,地下道本体 は鉄筋コンク1)‑ 卜構造,車道幅12.5mで両側 に幅2.25 mの歩道 を有 L,高さは5. 8
mである。 また,アプ ロー チ部2 7 0
mはL
型擁壁,重力式擁
壁である。2.
工法の検討二I二法の選択にあた り,以下の ことを考慮 した。
7‑〟〜‑I\イ/Y タ1:]/,㍗
図‑1
縦断図( PSA 工 法)
(1)取付道路勾配により, ラーメン躯体の高さは制限 を受 け
,
線路F,L
か ら躯体天端 まで9 5 c m
しかない。(2)施工地点の軌道上にシーサ スクロッシングを含 む 分岐器が多 く,軌 道ぐるいを極力おさえなければな
らない。
(3)新設地f
遺
断面内にある既設地下道の撤去が,可 能な工法であること。(4)現場の土質が軟弱 (導坑支持層でqu=‑0.45kgf/cm2,
事東北 (支)福島 (出)矢野 目(作)主任
**東北 (支)福 島 (出)矢野 目(作)係長
212
西松 建 設子支報 VOL 4
N
IL良‑4
)であ り,掘削時 に軌
道沈
下を防止 で きる 二日去であること。( 5 ) 軌
道 卜は電化されているので,
軌道
上での杭
打 を 伴わない工法であ ること。(6)既設地下道は
学童
通学路 となってお り∴ l二 事期間
中 も通行止をLないで施工で きる工法であ るこ と.
(7)
地
卜水の汲射
・.
げによる付
近の地盤沈
下の影響がない工法であ ること。
( 8 )
市街地内なので,何党 住民か ら騒音
,振動等の公害
捌背のでない:日去であ ること。以 卜の条件を考慮 Lて,メッセル ・ア‑マ
十日
去が採 用された。3.
施工上の問題点 と対応策(1)2.(1)の理由により,ア‑マ‑パ イプ圧入高 さは 道床 と
路
盤の境 になった。土被 りが これネギ=.少ない施 工例はこれまでにな く,
軌 道に与 える影
響が じ灘三さ れたが,症入時 の鋸 豊 検
洲 と中 間検
測fL(到達地点 までの間に5
ヶ所)による検測 によ り,オーガ‑ ツ ド位鼠圧
入速度の検討を重ね,軌道への影響は列 車通過に支障のない程度でおさえられた。( 2)
導坑掘
削に先行 して,切羽部の地類損と持 力不足に 対処す るため,導坑摘 fト 水平C. C. P
によ る地盤 改良を行い,鋼枠シール ドを索引 し,後方で支保1 二
建込みを行 うプー リング ・シール ド・ア‑マ‑工法(略称
でP. S. A工
法 と命名)を採
用 L,かな りの軟 弱地
盤 にもかかわらず,安全に,かつ短期間で導坑 掘削を行 うことがで きた。(3)列車荷重を受 ける支持杭は,導坑内で作業ので き る
場所
打 ち杭 として,H鋼建
込みによるBH二日去を採
用 したo被圧地下水が心配されたが,導坑下面が 地下水
位で,かろうじて施1可
能であったO(施工後, 載荷試験 を行ったが,設計支持力以 上であった) (4)既設地 ド道のスラブ高さが,ア‑マ‑パ イプ圧入高さ と同 レベルで,パイプ圧入が不 可能なため,コ ンクリー トスラブをBH杭で受ける方法 をとり,既 設地 ド道内でBH杭 を施工 L, スラブ Fに鋼製井桁
を組み, それをBH杭で支持 した。
( 5)
また,既設地下遺
曲線部においては, スラブがさ らに一段低 くなっているため,パ イフで 受けること がで きず,H鋼の敷
桁を
圧入 し, これをBH杭で受ける方法 を
採
用 した。(6)