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shisetu white p2008 gaiyo

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(1)

図表1 区有施設の年次別整備状況

豊島区では、平成12年度に23区で初めて「施設白書」を作成しました。

当時の白書では、施設にかかるコストの分析や、将来発生する施設改修経費

の推計などを行い、区の施設の現状と課題を明らかにしました。

今回の施設白書では、前回白書の内容の見直しとデータの更新を行うととも

に、公共施設の再構築や区有財産の活用などへの取り組みを踏まえ、今後の施

設のあり方を展望しています。

豊 島 区 施 設 白 書

−概要版−

平成20年(2008年)3月

4 8

20

28 28

18 19

16 21

15

6 6

5,155 47,549

99,783

17,786 21,124 31,293

33,715

38,102 24,346

16,356 59,519

45,287

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60

∼昭和29 30∼34 35∼39 40∼44 45∼49 50∼54 55∼59 60∼平成元 2∼6 7∼11 12∼16 17∼

築55年 築50年 築45年 築40年 築35年 築30年 築25年 築20年 築15年 築10年 築5年

(50,000) (40,000) (30,000) (20,000) (10,000)

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000

建物数

床面積(右目盛り)

(㎡)

(棟)

(2)

第 1 章 施設整備の経緯

図表2 施設の整備状況

① 区が保有する建物のうち、約半数が昭和40年代までに建設されており、総

床面積の約6割を占めています(1頁 図表1)

② 区が保有する建物の床面積は44万4千㎡、土地面積は75万5千㎡ありま

す。借上げ施設も含めると、床面積は48万8千㎡、土地面積は、84万4

千㎡にのぼります(図表2)

③ 区が保有する建物、土地のなかで、小・中学校が最も大きな面積割合を占め

ており、床面積の40%、土地面積の31%となっています(図表3、4)

④ 区が借上げている建物の床面積は4万㎡あり、年間賃借料は11億円となっ

ています(図表5)

施設種別 施設数

床面積

(㎡)

土地面積

(㎡)

庁舎(本庁舎・分庁舎) 2 16,079 5,122

東部・西部区民事務所 2 5,818 6,980

地域区民ひろば 18 12,369 11,292

地域文化創造館(南大塚ホールを含む) 5 7,270 1,122

体育館、プール、スポーツセンター 10 20,407 85,293

区民集会室 34 7,366 1,743

公会堂、区民センター、舞台芸術交流センター 3 9,346 2,374

勤労福祉会館、生活産業プラザ 2 7,654 1,750

心身障害者福祉センター、福祉作業所、生活実習所、福祉ホーム 6 7,005 4,297

保健福祉センター 3 1,975 2,346

保健所、健康相談所 2 5,952 2,109

子どもスキップ、中高生センター( ジャンプ) 13 2,692 526

児童館・児童育成室 11 6,217 3,274

保育園 27 17,328 26,069

子ども家庭支援センター 2 1,311 2,130

まちづくりセンター、辻・コミュニティ・まちかど広場 23 647 4,149

住宅(区営住宅、福祉住宅、区民住宅、従前居住者住宅) 42 50,896 30,015

自転車駐車場、自転車置場、自転車保管所 42 9,574 15,746

公園、児童遊園、目白庭園、区民の森等 161 1,170 181,543

小・中学校 31 175,491 254,561

幼稚園 3 1,212 3,184

図書館 7 10,052 5,845

その他 109 109,995 192,638

合 計 558 487,825 844,107

(3)

地域区民ひろば (11,837㎡)  2.7% 区民センター、公会堂等

(9,346㎡) 2.1% 保育園等 (17,461㎡) 3.9% 図書館

(9,100㎡) 2.1% 児童施設 (8,643㎡) 1.9%

その他 (98,185㎡) 22.1% 自転車駐車場等

(8,583㎡) 1.9%

住宅 (19,852㎡) 4.5%

体育施設 (20,407㎡) 4.6%

庁舎等 (30,851㎡) 7.0%

高齢者・障害者福祉施設

(33,754㎡) 7.6% 小・中学校 (175,491㎡) 39.6%

その他 (168,994㎡) 22.4% 庁舎等

(19,047㎡) 2.5% 高齢者・障害者福祉施設

(19,681㎡) 2.6% 住宅 (25,778㎡) 3.4%

保育園等 (26,861㎡) 3.6%

宿泊施設

(37,630㎡) 5.0% 体育施設

(68,980㎡) 9.1%

公園等 (151,404㎡) 20.1%

小・中学校 (236,676㎡) 31.3%

※ 民営化施設(区が建物・土地を保有しているもの)も含みます。

図表3

区が保有する建物の 用途別面積割合

図表4

区が保有する土地の 用途別面積割合

図表5

借上げ建物の床面積と 賃借料の推移

40,174 39,483 40,428 40,276 40,271 40,282 40,513 41,048 41,236 40,307 38,690 26,546 21,862 10,195 7,865 1,271,228 1,198,690 939,756 831,558 538,429 405,524 1,225,379 1,215,275 1,204,465 1,190,954 1,168,628 1,166,586 1,138,699 1,098,223 1,107,068 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000

平成5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 (年度)

(㎡) 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 (千円)

面積 賃借料(右目盛り)

総面積 44万4千㎡

(4)

第2章 施設の現状と課題

平成18年度の施設関連経費を性質別に見ると(次頁右上の図表)

、施設建設経費、用

地取得経費は、施設の整備にかかる初期的な費用であり、合計53億円となります。これ

に耐震対策工事経費を加えると、

その合計は55億円で、

施設関連経費全体に対する割合

は、2割程度の規模となっています。

残りの約8割、

189億円は、

施設の維持、

運営にかかる経常的な経費

(管理運営経費、

補修工事経費)と、人件費が占めています。

① 平成18年度の施設関連経費は、平成11年度に比べ、102億円の減少とな

っています。施設の民営化や指定管理者制度の活用を進めたことなどにより、

管理運営経費と人件費が大幅に減少しています(図表6)

② 施設整備関連基金は、区の財政が逼迫するなか、一部を一般会計に繰り入れて

運用してきました。平成19年度末の基金残高(見込)は253億円ですが、

庁舎等建設基金の192億円を運用しているため、

実質的な残高は61億円と

なる見込みです(図表7)

③ 近年の厳しい財政状況により、改修工事のための経費が減少し、予防的な改修

工事が十分に行われてきませんでした(図表8、9)

④ 平成19年4月時点で、建設後50年を超えている施設は8棟、床面積にして

2万9千㎡あります。

今後建設後50年を迎える施設は、

平成25年度までは、

小・中学校の割合が高く、その後は一般施設が多くなります(図表10)

⑤ 今後10年間に必要となる改修経費は221億円と推計されます

(図表11)

(5)

図表7 施設整備関連基金残高の推移

242 221

168 100

70

22 23 23 24

10 7

39 39 50

61 23

68

131 161

203

213 213 181

192 192

192 192 192

192

253 242 230 230 199 202 205 236 236 225 231 231 236 244 242

0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 220 240 260

平成5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 (年度)

(億円)

施設整備関連基金実質残高 基金運用額

※ 平成12年度 までの金額には、高齢者福 祉施設 整備基金(平成14年3月 廃止)を含みます。

名目の残高

実質残高

図表6 施設関連経費の推移

131.0

108.6

101.3

95.2 13.5

6.6

8.0

8.7 124.6

111.5

83.4

85.4 11.6

31.4

14.3

15.3 33.8

43.8

41.5

37.7 5.1

4.2

1.9 5.7

345.9

281.2

252.8

244.1

0 50 100 150 200 250 300 350

平成11年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 (億円)

施設建設経費

用地取得経費

耐震対策工事経費

管理運営経費

補修工事経費等

(6)

図表8 施設工事経費の推移

17 32

55 51

26 27 29 33 6 16 24 9 25 21 16 32 48 54 58 15 16 12 16 19 20 11 10 16 10 10 12 11 11 3 115 3 18 39 134 14 29 30 35 26 34 27 27 49 42 43 40 90 113 86 65 50 14 932 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150

元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 (年度)

(億円)

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000

(億円)

新築・改築工事 改修工事 平成元年度からの累計決算額(右目盛り)

※ 新築・改築工事には、増築や、施設の統合・転用により新たな施設として開設する際の工事費も含みます。 ※ 改修工事には、耐震改修工事費を含みます。

※ 平成19年度の経費は予算額です。

平成

図表9 改修工事経費の推移

6 8 9 3 3 3 6 7 4 2 5 8 4 7 6 10 5 8 9 46 34 24 10 12 10 13 12 30 42 3 6 6 2 6 14 13 12 12 11 32 48 54 58 39 15 16 12 16 19 20 11 10 16 10 10 12 11 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65

元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19(年度) (億円)

一般施設 小・中学校

※ 改修工事には、耐震改修工事費を含みます。

(7)

図表10 建設後50年を迎える施設

4

2 2 2 2 2

4 3 2 4 1 1 3 1 5 4 4 8 4 6 3 5 6 6 2 4 4 3 1 2 1 28,539 9,799 3,468 5,867 11,406 14,747 17,233 20,683 4,321 8,900 8,381 14,543 10,923 21,587 5,150 19,015 4,937 29,706 23,025 2,957 2,907 8 3 1 4 4

5 5 5

4

8 8 8

5 3

4 4 4

5 3 2 8 0 5 10 15 20

19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 (年度)

(棟)

(20,000) (15,000) (10,000) (5,000) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 (㎡)

小・中学校 一般施設 床面積(右目盛り)

※ 学校など同一の敷地に複数の建物がある場合は、全体で1棟と数えています。

※ 平成19年度の施設数には、平成18年度までに建設後50年を超えた施設を含みます。 平成

図表11 今後10年間の改修経費の推計

13

10

6

5 5 5 5 5 5

4 16 22 18 16 13 10 13 13 12 21 29 24 21 18 15 18 19 18 25 33 0 5 10 15 20 25 30 35

20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 (年度) (億円)

一般施設 小・中学校

※ 平成20年度の経費は予算額です。

※ 経費は施設改修方針での想定額に基づいています。 ※ 耐震診断及び耐震改修工事費も含みます。

(8)

第3章 施設の今後のあり方

① 膨大な施設の改修・改築需要に対応していくためには、総合的・長期的視野に

基づく「新たな施設管理」が必要です(図表12)

② 新たな施設管理の実践のためには次の4つの視点が重要です。

・視点1 施設・資産の最適化

(施設の再構築や資産の活用など)

・視点2 施設管理運営方法の見直し

(自主運営、民営化、指定管理者の導入など)

・視点3 計画的保全と環境負荷の低減

(計画的な改修による施設の長寿命化など)

・視点4 社会ニーズへの柔軟な対応

(既存施設の有効利用による利便性の向上など)

③ 区では施設のマネジメントを一貫して行う体制の確立を目指し、

平成19年度に

「施設管理部」

を設置しました。

今後は、

新たな施設管理をさらに推進するため、

以下のような取り組みを積極的に行います。

・施設再構築の推進

「公共施設の再構築・区有財産の活用プラン」に基づき、着実に実施していき

ます。

・改修・改築のための財源確保

施設整備関連基金の確実な積み立て、計画的な区債の発行などにより、改修・

改築の実施と、財政負担の平準化の両立を図ります。

・財務情報のシステム整備

公有財産情報のデータベース化を図り、財産の効率的な利活用を推進します。

図表12 従来型の施設管理と新たな施設管理の比較

項 目 従来型の施設管理方法 新たな施設管理方法

性 格 現場管理的 経営戦略的

主な目的 維持保全(現状維持) 最適化(より良いあり方へ)

管理の視点 問題のある施設のみ 全ての施設

対象時点 施設の現状(現在) ライフサイクル・施設の将来(未来)

関連知識・技術 建築・不動産 建築・不動産・経営・財務・環境・情報

(9)

新たな施設管理のための4つの視点

視点1 施設・資産の最適化

① 施設の目的や性質に応じ、学校区や区の東部・西部地域など、一定の配置基準に基づき施設

を集約するとともに、複合化・多機能化による利便性の向上等により、「施設の数」から「施

設の質の向上」への転換を図る。

② 施設の再構築を図るなかで、新たな施設の整備が必要となる場合は、国などの補助制度や民 間資金の活用、既存施設・用地の資産活用により整備費を捻出し、区の財政負担の縮減を図 る。

③ 施設の集約などによって生じた建物や土地で、公共目的で使用する見込みがないと認められ るものについては、積極的に民間への売却や貸付等による活用を図る。

これまでの取組事例

・「公共施設の再構築・区有財産の活用プラン」の作成

・学校跡地、出張所跡地などの資産活用

旧雑司谷小学校の活用(オリナスふくろうの杜) 旧時習小学校の活用(帝京平成大学)

視点2 施設管理運営方法の見直し

① 民 間 に よ る 運 営 の 方 が 効 率 的 で 、 な お か つ 区 民 サ ー ビ ス の 向 上 に つ な が る と 認 め ら れ る施 設・事業については、民間委託、指定管理者制度の導入などのさらなる活用を進める。 ② 協働の視点から、NPOや地域の各種団体による自主的な施設運営が望ましい施設について

は、施設の基本的な設備や安全性には区が責任を持ちつつ、自主運営の推進を図る。 ③ 長期にわたって効率的かつ安定的な施設運営を行うため、新たな施設を整備する際には、区

による直営方式と、PFI等の民間資金活用による整備・運営方式を十分に比較検討し、最 小のコストで最大のサービスが期待できる方式を選択する。

これまでの取組事例

・指定管理者制度の導入(平成19年12月現在26施設で導入)

(10)

豊島区施設白書 −概要版−

平成20年(2008年)3月 編集・発行:豊島区 施設管理部 施設計画課

〒170−8422 豊島区東池袋1−18−1 電話:03−3981−4594(直通)

視点3 計画的保全と環境負荷の低減

① 「予防保全」の観点から、施設の定期的な点検を実施し、計画に基づいた改修を行う。これ により、毎年度の改修経費の平準化と、施設のライフサイクルコスト(建設されてから、老

朽化などにより取り壊されるまでの“ 施設の一生” にかかる総費用)の縮減を図る。

② 改修工事などの際には、省エネルギー設備機器の導入や、断熱性能の向上どにより、ランニ ングコスト(維持管理費)の削減と、二酸化炭素の排出抑制をはじめとする環境負荷の低減 に努める。

③ 建替えと、総合的な大規模改修との比較検討を十分に行い、合理的と認められる場合は、後 者を選択する。これにより、解体・新築にかかるコストを削減し、資源・エネルギーの消費 を回避する。

これまでの取組事例

・定期的な施設調査の実施、計画的な施設改修のための方針作成 ・大規模改修工事の実施( 巣鴨第一保育園、目白図書館)

・「としまカーボンマイナス施設づくりガイドライン」の策定(平成20年度策定予定)

視点4 社会ニーズへの柔軟な対応

① 新たな施設ニーズに応じて、従来の施設の整備・運営方法を転換する。既存施設の多機能化・ 多目的化を図ることで、利用者の幅を広げ、多様な交流を促進する。

② 既存施設、余剰施設の有効利用や、民間事業者の誘致などにより、新たな施設ニーズへの対 応を進める。

③ 施設の利用時間の延長、開設日の増加、ソフトの充実、情報通信技術(IT)の活用などに より、利便性の向上を図る。

これまでの取組事例

・地域区民ひろば(既存施設の再編による、地域の「世代を越えた交流の場」づくり) ・子ども家庭支援センター(子どもと子育て家族のサポート施設)

・子どもスキップ(全ての小学生に、放課後の安全・安心な遊び場を提供)

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