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【サービス提供条件書】 サービス提供条件書の書き方000000)

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【サービス提供条件書】 Office 365 ハイブリッドオプション (J710301) 1. 本書の目的

本書は、Biz ホスティング Enterprise Cloud サービス(以下、「BHEC」)をご利用の契約者(以下、「お客 様」)に対して、NTT コミュニケーションズ株式会社(以下、「当社」)が Office 365 ハイブリッドオプション サービス(以下、「本サービス」)を提供するにあたっての提供条件を記載しています。本サービスの申 し込み・利用にあたっては、BHEC の「エンタープライズクラウドサービス利用規約」、「エンタープライズ クラウドサービスの料金に係る覚書(特約書)」等に記載される条項に加え、本書(別紙含む)の内容に お客様が合意されることが前提となります。本サービスの提供条件は、常に本書の最新版が有効であ るとし、最新版は当社サポートサイト内でダウンロード可能とします。 【約款・利用規約】 http://support.ntt.com/bhec-office365-hb/download/search/106 2. サービスの定義 本サービスは、当社と Microsoft Corporation 社(以下、「マイクロソフト社」)とのシンジケーションパート ナ契約に基づく Office 365 ライセンスをお客様へ提供し、ご要望によりお客様のオンプレミス環境など で利用されている Active Directory(以下、「AD」と表記)サーバーと連携し、Office 365 へのシングルサ インオン環境を提供するサービスです。Office 365 に関する監視、問い合わせ、故障受付、ビリングに ついてもワンストップで提供します。 2-1. サービスの構成

本サービスのシステム構成は、Office 365、および Active Directory フェデレーションサービス(Active Directory Federation Service:略称 AD FS、以下、「AD FS」と表記)、ディレクトリ同期サーバー(Azure AD Connect、以下、「DirSync」)、AD FS Proxy サーバー(Web Application Proxy サーバー、以下、「AD FS Proxy サーバー」)の提供(Active Directory 連携サービス)、または、Office 365 ライセンスとサポ ートのみを提供するものです。 3. サービスの内容(Office 365 提供サービス) 3-1. 提供機能 本サービスでは、以下の機能を提供します。 3-1-1. サービス内容 ・ マイクロソフト社のクラウドサービスである Office 365 と、その問い合わせ窓口を当社の Biz ホステ ィング Enterprise Cloud サービスと合わせてワンストップで提供します。 ・ Office 365 のサービス仕様については、マイクロソフトの Technet サイトの公開情報を参照下さい。 ただし、Microsoft Dynamics CRM Online サービスなど一部につきましては、当社の提供サービス 外のものが含まれておりますことをご了承ください。

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https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/office-365-service-descriptions.aspx 本サービスは、お客様を 1 カスタマーと定義し、そのカスタマーのもとに Office 365 のプランを登録 する「サブスクリプション」を設定します。 ・ サブスクリプション単位で 1 つのプランと利用されるユーザー数を登録します。本サービスにて提供 する Office 365 のプランについては、【別紙 1】を参照ください。 ・ お客様より提出された申込書の受領後、開通連絡を送付させていただきます。本サービスの契約 期間は、開通連絡記載の開通日から翌年開通月の月末までになります。 ・ 開通可能日は、月初第 4 営業日目以降から指定可能です。サブスクリプションの有効期間は開通 連絡記載の開通日から翌年開通月の月末までの 1 年間です。2 年目以降も同様となります。有効 期間の終了する 5 営業日前までに廃止申込みの無い限り、有効期間は自動的に 1 年間延長されま す。 ・ 有効期間中 1 年間のサブスクリプションの価格は維持されます。サブスクリプションの有効期間が 更新される場合、新しい有効期間の開始日時点の価格が適用されます。 ・ カスタマーの配下に複数のサブスクリプションを登録する事は可能です。ただしその場合、同時に 利用できるプランの組み合わせに関して一部制限があります。本サービスを通して提供されるマイ クロソフト社の Office 365 のプランの組み合わせに関する制約事項があり、マイクロソフト社のホー ムページ等で掲載される最新の提供条件に準じます。当社はマイクロソフト社にてプランの変更が あった場合は速やかに情報を更新しますが、マイクロソフト社の提供条件との間に不一致がある場 合は、マイクロソフト社の提供条件が優先されるものとします。 ・ 解約は、お客様より提示された解約申込書を当社にて受領した時点で有効になります。解約申込 書に解約希望日を記載いただきます。 ・ 申込書に記載のメールアドレスにサービス内容の変更や価格改定等の周知を行います。登録メー ルアドレスが変更になる場合、サポート窓口へご連絡ください。ご連絡がない場合、当社からのお 知らせができなくなることをご了承ください。 3-1-2. 設定 ・ お客様より提出された申込書の内容に基づき、ご希望の利用開始日、利用されるプランおよび契 約 ID 数を登録します。

・ 初回登録完了後には当社よりお客様に Microsoft Online Portal(マイクロソフトオンラインポータル、 以下、「MOP」と表記)のアカウントおよびパスワードをメールにて通知します(開通連絡)。当社及び マイクロソフト社のシステム等の都合で利用開始日が前後することをご了承ください。 ・ お客様にて各エンドユーザーがプランを利用いただくために必要なライセンスの割り当て作業を MOP 上で実施頂きます。 ・ ライセンス割り当て作業実施の有無に関わらず、申込み頂いたユーザー数に応じて課金が生じま す。 3-1-3. 変更

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・ サービス利用開始後に、サブスクリプション単位に指定されたユーザー数の増減、新たなプランを 利用するためのサブスクリプションの登録、利用中のサブスクリプションの廃止、およびプランの変 更が可能です。 ・ お客様より当社が申込書を受領してから変更まで 5 営業日をいただきます。 ・ 利用中のプランを別のプランに変更する場合、両方のプランが同時利用可能である必要がありま す。 ・ プランの変更におけるライセンスの再割り当てのために現行のプラン(以下、「旧プラン」と表記)と 変更後のプラン(以下、「新プラン」と表記)が同時に存在する期間は、旧プランおよび新プランのい ずれも請求対象となります。 ・ プラン変更のため MOP 上で行うライセンスの再割り当て作業は、お客様にて実施いただきます。 3-1-4. 提供データセンター Microsoft Office 365 のサービス提供内容に従います。 3-2. 保守・運用 3-2-1. 標準保守運用業務 ・ Office 365 に関する各種技術的な問い合わせは、専用のサポート窓口である「Office 365 サポート デスク」にて、メール及び電話を平日の 10 時から 17 時まで(日本時間)でお受けいたします。 ・ 問い合わせはお客様管理者の方からのみの受付となります。一般利用者からの問い合わせ受付 をご希望される場合は、別途ご相談とさせていただきます。 ・ お客様管理者の方は、原則、日本に居住しているものとします。海外からの電話は、受付およびコ ールバックも対応いたしかねます。

・ 問い合わせ内容は、現在ご利用中の Office 365 に関連する事項・事象、および Microsoft Online Portal(MOP)画面上にて確認できない事項・事象とさせていただきます。Office 365 と連携する製品、 サービスとの組み合わせに関する問題(サードパーティの製品・サービスやお客様オンプレミス構 築のハイブリッドの構成などを含む)については、お客様にて一次切り分けを実施いただいた上で、 当社への問い合わせを実施いただくことをご了承ください。 ・ Office 365 提供サービスの不具合事象に関連する事象の解決および復旧作業については、マイク ロソフト社にて実施されます。 ・ Office 365 の定期メンテナンスに関する情報は、マイクロソフト社が提供する MOP にて情報提供さ れます。 ・ Office 365 の重大なサービス仕様の変更や終了等の情報は、当社の判断の上、サポートサイトに て周知いたします。 3-2-2. 監視項目

・ お客様の契約プランに合わせ、Office 365 の Exchange Online において監視サービスを提供させて いただくものです。Exchange Online のプラン申込みとは別に、個別に監視サービスをお申込みいた

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だく必要があります。申込みに際しては、申込書を記載いただきます。 以下の監視を実施します。 ・ 【別紙 2】のとおり Exchange Online ・メール送信監視, メール受信監視 ・サービス接続正常性監視 (HTTPS) ・ 上記監視項目の通知、および故障対応の監視対象 URL 等については、お客様と合意したモニタリ ングシートに記載します。 ・ お客様の収容先サーバーは、複数にまたがる場合や予告なく変更される場合があり、故障が検知 されない恐れがあります。 ・ 該当プランの契約 ID 数の合計が 500 以上の場合のみ監視サービスを提供させて頂きます。 ・ お客様個別のアカウントにて監視を実施する場合、Office 365(ならびにシングルサインオン環境の 場合は Active Directory)の監視用アカウントを作成いただきます。また、監視用アカウントに監視し たいプランのライセンスの割り当てを行っていただきます。 ・ 監視で利用させていただくアカウントのライセンスについては、課金対象にはなりません。 3-3. 制約事項 3-3-1. Office 365 に関するサービス提供条件 ・ 本サービスで提供する Office 365 の詳細仕様および利用条件等は、【別紙 8】Biz ホスティング Enterprise Cloud Office 365 ハイブリッドオプション マイクロソフトオンラインサービス使用権説明 書およびマイクロソフト社のホームページ等に掲載される最新の提供条件に準じます(一部【別紙 3】 に記載)。ただし、マイクロソフト社の提供条件と本提供条件書の間に不一致がある場合には、本 提供条件書が優先されるものとします。 ・ Office 365 の一部のプランは AD 連携サービスに対応しません。AD 連携サービスを利用できない プランについては、【別紙 1】を参照してください。 ・ Office 365 の一部のプランはユーザー数等に制限があります。詳細は【別紙 1】を参照してくださ い。 3-3-2. その他の制約 ・ 最低利用期間は、利用開始日から 1 ヶ月間です。1 ヶ月経過後は希望の日にちにてユーザー数の 一部および全部の廃止が可能です。 ・ 当社より提供するサブスクリプションの契約は自動更新されます。解約申込書の当社受領により解 約処理が実施されます。 ・ 「エンタープライズクラウド利用規約」料金表 通則 (料金の計算方法等)4 の規定に拘わらず、料 金の日割り計算の有無については申込書等に記載の通りとします。 ・ 本サービスの内容の変更にあたっては、当社は当社のホームページによる他、マイクロソフト社が 別に定める方法により当該変更の対象となるお客様に対しその内容を通知するものとします。

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・ 本サービスは【別紙 4】に記載の地域、並びに条件に従い提供します。お客様は当社との契約によ り利用する本サービスについて、第三者への譲渡や再販はできません。 ・ 当社は、Office 365 で提供されるソフトウェア、又はその他の第三者が提供しているソフトウェア、も しくは本サービスに付属したその他の製品に関して、本書に基づく保証は一切行わないものとしま す。お客様によるそれらの製品の使用は、それらの製品を製造した第三者が定める当該ソフトウェ ア又はハードウェアの条件によるものとし、当該ソフトウェア及びハードウェアに起因する損害につ いては、お客様と当該第三者の間で解決するものとします。 ・ 本サービスに適用される法律で許される範囲において、直接、間接を問わず、本サービスの使用ま たはサポートに起因する損害に対して、マイクロソフト社の保証責任、並びにマイクロソフト社、マイ クロソフト社の関連会社およびサプライヤーの賠償責任は免責とします。 ・ 個人情報の取り扱いは、当社プライバシーポリシーおよび準拠法においては、契約者のデータが 滅失・毀損・漏洩またはそのことによる目的外利用の直接・間接損害について責任を負いません。 ・ 法令、本提供条件、公序良俗に反する、当社・第三者に不利益を与える行為をしてはいけません。 以下の各事項に該当する行為を禁止します。違反した場合、当社からのサービスの提供を停止す ることができることとします。 1.会員が伝達した情報により他の利用者に影響を及ぼし、名声および事業運営に損害を与える可 能性がある行為。 2.未承諾の大量かつ営業目的のメッセージをインターネット経由で送ること、また、SMTP リレーを 維持させること。これらにより苦情が寄せられた場合、当社は、すべての証拠をもとに裁量権を行 使して、電子メールの受信者が「承諾済」電子メール・リストに存在したか否かを決定します。 3.幼児ポルノ、わいせつな発言またはマテリアルを宣伝、送信、保存、掲示、また、その他の方法に より、これを入手可能にすること。 4.名誉毀損的、嫌がらせ的、中傷的または脅迫的な言辞を送信または掲示すること。 5.電子メールの発信者を隠すために、メッセージ・ヘッダーの全部または一部を改ざんまたは不正 な表示を行うこと。 6.違法に、または許可無く、他人のコンピュータ、アカウントもしくはネットワークにアクセスすること、 または、他人のシステムのセキュリティ装置への侵入を試みること。また、システム侵入の前段階と して用いられるすべての行為(すなわち、ポート・スキャン、ステルス・スキャン、または、その他情報 収集行為)。 7.インターネット・ウイルス、ワーム、トロイの木馬の作成に関する情報の配布、ピンギング、フラッ ディング、メール爆弾、または、サービスアタックの否認。また、ネットワーク、接続されたネットワー ク、システム、サービスまたは機器の利用を妨げ、またはこれらを有効に利用するための他人の能 力に干渉する行為。 8.本規約に違反するよう考案されたソフトウェア、プログラム、製品またはサービス(これにはスパ ム・メールを送りつける手段の促進、ピンギング、フラッディング、メール爆弾、サービスアタックの 否認の開始、およびソフトウェアの剽窃を含む)の宣伝、送信その他これらを入手可能にすること。 9.違法と定められた行為(これに、ネズミ講、ネズミ講的販売方法、詐欺的な請求をするクレジット・

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カード、ソフトウェアの剽窃を宣伝、送信または利用可能にすることを含みます)を行うこと。 10.合法・非合法を問わず、当社が自らの利用者、事業運営、名声等有害であると判断する行為を 行うこと。 ・ 本サービスの利用において、お客様または任意の第三者へ課せられた義務をマイクロソフト社へ 負わせることはできません。 ・ 本サービスの契約において当社に対して利益となる規定があれば、マイクロソフト社、マイクロソフ ト社の関連会社、ライセンサーおよびサプライヤーもその受益者であり、個々にその規定の履行を 求める資格が与えられます。 ・ マイクロソフト社が全般的もしくは特定の製品に関して、本契約に継承することが必要であるとする その他の条件に同意いただきます。 ・ マイクロソフト社が当社に与えた権利に、Office 365 サービス自体の維持、運営、およびサービスに よるリスクの回避は含まれていません。 ・ マイクロソフト社が Office 365 の提供を中止する場合、当社による本サービスの提供も中止となり ます。 ・ 当社は、お客様がその故意または過失により当社に損害を被らせた場合は、契約期間中または契 約解除後にかかわらず、お客様に当該損害の賠償を請求することができます。 3-4. パートナーによる提供 本サービスは、パートナーサービスと併せて提供される場合があります。 3-4-1. ビジネスプラス 株式会社 NTT ドコモのビジネスプラス契約と併せて提供される際は、新規・変更・解約申し込み方法、 最低利用期間、契約期間、請求方法、SLA、提供価格、サポートは、株式会社 NTT ドコモの規約に従う ものとする。 4. サービスの内容(Active Directory 連携サービス)

本サービスはお客様が用意したコンピュートリソース上の Windows Server OS に、Active Directory Federation Services の機能を有効化したサーバー(以下「AD FS サーバー」と表記)および Microsoft Online Services ディレクトリ同期ツールがインストールされたサーバー(以下「ディレクトリ同期サーバ ー」と表記)を構成し、Active Directory(以下「お客様 AD」と表記)とインターネット上で提供される Office 365 と連携させ、お客様が選択された Office 365 のオンラインサービスへのシングルサインオン ならびに同一のアカウントとパスワードによるログインを提供します。 本サービスで利用するソフトウェアの情報、ならびにお客様がご用意頂く必要のあるコンピュートリソー スの数量は【別紙 5】を参照ください。 4-1. 提供機能 本サービスでは、以下の機能を提供します。 4-1-1. サービス内容

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4-1-2. Active Directory 連携サービス

・ お客様 AD に所属した AD FS サーバーおよびディレクトリ同期サーバーに Office 365 と連携する設 定を行うことにより、Web によるシングルサインオンを実現する環境を提供します。

・ AD FS サーバーは、Office 365 とフェデレーション信頼関係を結ぶためのセキュリティトークンを生 成し、暗号化を行う機能や、Active Directory へ認証を行う機能を提供します。Active Directory で 認証されたユーザーは、AD FS サーバーより発行されたセキュリティトークンを利用し、Office 365 にアクセスが可能になります。 ・ ディレクトリ同期サーバーは、既存 Active Directory で管理しているユーザー、グループ、連絡先情 報を Office 365 サービスへ同期する機能を提供します。3 時間ごとに AD と同期します。 ・ AD FS サーバーおよびディレクトリ同期サーバーにおいて利用するネットワークは、お客様ネットワ ーク環境(Active Directory ドメインコントローラならびに各クライアント PC)と直接 IP 通信が可能な 環境が必要です。 ・ ディレクトリ同期(DirSync)サーバーにより、お客様 AD の情報を Office 365 に定期的に同期します。 お客様 AD サーバーへの変更(アカウント追加・削除、属性変更など)は Office 365 側に 3 時間毎に 自動的に反映されます。同期される内容ならびに同期間隔に関しては、マイクロソフト社から提供さ れるディレクトリ同期ツール及び Office 365 の仕様に準じます。 ・ AD FS Proxy サーバーにより Outlook での利用及びインターネット経由で利用できる環境を提供し ます。これにより、ユーザーはオフィス環境の Active Directory と同一のアカウントとパスワードで Office 365 にアクセスできます。SSL による外部からの接続要求を AD FS サーバーに転送する事で、 Active Directory 連携サービスで提供する AD FS サーバーに直接の接続ができない環境(インター ネット等)からの認証要求に応答します。 ・ AD FS Proxy サーバーに関しては、お客様要件により構築と必要となるリソースの有無が変わりま す。 ・ パラメータシートで指定頂いた AD FS クレームルールを実装することにより Office 365 へのアクセス 制御を実装可能です。

・ Exchange Online を利用する場合、社内から Outlook Web App を利用してアクセスする場合を除き、 AD FS Proxy サーバーが必要となります。Active Directory に対する外部(Office 365 含む)からの 接続を受け入れるため、公的証明機関から発行された SSL 証明書が必要となります。証明書はマ イクロソフト社により認定された CA の中から、お客様により取得いただきます。パラメータシートに て SSL 証明書の発行に必要な CSR を発行するために必要な情報を記入して頂き、その情報で以っ て SSL 証明書を取得いただきます。 ・ お客様 Active Directory 上に管理者権限を有する当社指定の AD FS 用サービスアカウント1つ、お よび Active Directory 連携サービスのサーバー構築・保守用アカウント1つを作成いただき、当社 が借用させていただく必要があります。Active Directory 連携サービスの Office 365 管理者アカウ ントとして、Office 365 テナント上に1つ、全体管理者の権限を付与して作成いただく必要がありま す。この2つのアカウントは、ディレクトリ同期され、Office 365 のテナントにアカウントが自動作成さ れます。Office 365 上に全体管理者の権限を有するアカウントとして設定いただきます。

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・ AD FS サーバー及び AD FS Proxy 構築用、および Active Directory 連携サービス実行用アカウン トとして、Active Directory 上の Enterprise Admins 権限を有します。必ず、「有効期限を無期限にす る」の設定を「ON」にしていただきます。設定いただけていない場合、パスワードの有効期限が切れ、 Active Directory 連携サービスをご利用いただけなくなることをご了承ください。 ・ Office 365 サービスの利用に際しては、ディレクトリ同期により Office 365 に同期されたエンドユー ザーのアカウントに対して、お客様管理者によって利用する Office 365 のサービスのサブスクリプ ションを別途割り当てていただく必要があります。 ・ AD FS サーバー及び AD FS Proxy サーバーのリソースを複数台ご用意頂き、vロードバランサー (vLB)と併せてご利用頂くことにより、冗長構成として利用可能です。Active/Active の負荷分散構 成で提供します。 ・ ディレクトリ同期サーバーは、Active Directory フォレスト上に 1 台のみ設置可能なため、シングル 構成で提供します。 お客様により、手動でディレクトリ同期を実行する場合は、事前に指定頂いたお客様 AD 上の 1 アカウ ントより、当社提供のツールを介して実施頂く事が可能です。 4-1-3. 設定 ・ お客様との間で合意したパラメータシートおよび当社ポリシーに沿って、AD FS サーバー、ディレクト リ同期サーバー、AD FS Proxy サーバー(以下、AD FS サーバー一式)に設定作業を実施します。 ・ お客様との間で合意したパラメータシートに基づいて、BHEC のネットワーク設定(vFW、vLB 等)に 対して Active Directory 連携サービスを利用する際に必要なポリシーの設定を代行致します。 ・ お客様との間で合意したパラメータシートおよび当社ポリシーに沿って、お客様の外部及び内部 DNS サーバーに必要なレコードの登録を実施いただきます。 4-1-4. OS 管理者権限 ・ お客様および当社で利用する OS 管理者権限アカウント名はパラメータシートに記載します。お客 様が利用になるアカウント名の追加は実施いたしません。 ・ 当社は、故障および緊急メンテナンス対応のため、当社管理者権限アカウントにて AD FS サーバ ー一式にログインし、サービスに影響のない範囲で作業させて頂くことがあります。 ・ 当社が事前に提供させて頂いている手順(手動同期スクリプトの実行など)を除き、AD FS サーバ ー一式ならびに AD FS Proxy サーバーに対しての操作・変更は禁止させて頂きます。特に、サービ スの動作に影響を及ぼすため、ソフトウェアのインストールや OS のシャットダウンなどは固く禁止さ せて頂きます。 4-1-5. 提供データセンター 本サービスを利用いただけるデータセンターは【別紙 6】を確認ください。 4-1-6. その他

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・ お客様 AD サーバーに管理権限を有する当社指定のサービス保守用アカウントは、故障およびシ ステム保守作業が発生する際にのみ利用し、適切に管理いたします。 4-2. 保守・運用 4-2-1. 標準保守運用業務 ・ サービス提供共通条件の定める標準保守運用業務を実施します。サービスに影響を及ぼす保守 作業(Windows Server セキュリティパッチ等)を実施する場合、緊急時を除き、予めお客様に通知い たします。 4-2-2. 監視項目 ・ サービス提供共通条件の定める標準システム監視において、以下の監視を実施します。  サービス存在監視、Ping 監視  (詳細は【別紙 7】を参照ください。) ・ 上記の監視内容は、Office 365 の動作正常性を確認、把握するものではありません。 ・ 上記標準監視項目の通知および故障対応の実際の設定については、お客様と合意したモニタリン グシートに記載します。 4-3. 制約事項 4-3-1. 組み合わせに関する制約 ・ 本サービスの申込にあたり、次のサービスと合わせて利用する必要があります。  BHEC  コンピュート コンピュートリソース

 コンピュート ライセンス(OS) Windows Server

 ネットワーク インターネット接続 ベストエフォート/帯域保障  ネットワーク インターネット接続 グローバル IP アドレス  ネットワーク VPN 接続 ベストエフォート/帯域保障  ネットワーク サーバーセグメント  ネットワーク 相互接続  ネットワーク v ファイアウォール  ネットワーク v ロードバランサー  ネットワーク 統合ネットワークアプライアンス  ネットワーク システムマネジメント OS マネジメント  BHEC オプション  VR/コンピュートリソース(C010101)  インターネット接続ならびにグローバル IP アドレスオプション(C020101)  イントラネット接続(C020201)または個別回線接続(J910501)  v ファイアウォール(C020301)または専用ファイアウォール(J910201)

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 v ロードバランサー(C020401)または専用ロードバランサー(J910301)  コロケーション接続(コロケ接続) / Colocation Interconnectivity(CIC)  設定変更・一時的保守作業(J060601) 4-3-2. メンテナンス等関する制約 ・ Windows Server セキュリティパッチ適用の定期的な保守作業を月 1 回程度実施します。その際の 平均的なサービス停止時間は 1 時間程度となります。 ・ シングルサインオンに利用する証明書のメンテナンスに掛かる作業を定期的(標準では年 1 回)に 実施します。 ・ Office 365 のソフトウェア要件の変更により、サーバーOS、アプリケーションの変更が必要になる場 合がございます。 ・ お客様 AD において、常にマイクロソフト社が通知する適切なメンテナンス(セキュリティパッチファイ ル適用等)実施をお願いいたします。実施されないことにより、AD FS サーバー一式との連携およ び同期に不具合が発生する場合、当社はサービスを一時中止する可能性があります。 ・ お客様 AD においてメンテナンスを実施されることにより、当社の AD FS サーバー一式との同期が 一時中断する場合、予め当社サポートセンターにご連絡ください。 ・ システムへの影響を及ぼす保守作業を実施する場合は、2 週間前までに通知します。ただし、当社 が緊急と判断する場合を除きます。 4-3-3. アクセス負荷発生に関する制約 ・ お客様に割り当て頂くコンピュートリソースに関しては、当社内の検証ならびにマイクロソフトにて想 定した標準的な負荷を元にした割り当てを依頼しております。お客様利用者数の急増やアクセス数 の増加などの理由によっては、アクセス負荷が発生する場合がございます。 ・ 当社は事象解消のための原因調査を実施いたしますが、原因がリソースの不足とされた場合は、 お客様によりリソースの追加もしくは台数の増加などの構成変更を実施頂く必要がございます。 ・ 上記作業中は、サービスが利用いただけない可能性がございます。 4-3-4. お客様 AD の構成等に関する制約 ・ マイクロソフトから提供されるソフトウェアの要件により、お客様 AD のバージョンに制約があります。 詳細は、【別紙 5】を参照ください。 ・ この要件は、サービスの利用期間中において変更になることがございます。 4-3-5. その他の制約

・ お客様 Active Directory の設定・構成によっては、Office 365 へのディレクトリ同期処理が実行でき ない場合があります。下記が、ディレクトリ同期処理ができない一例になり、該当した場合において は、本サービスお申し込み前に、お客様自身により修正作業を実施頂く必要がございます。

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ユーザーに設定されている UPN サフィックス(Active

Directory ドメイン名)が外部から検索できない場合 ドメイン名が@nttcom.local

UPN 名(ユーザー名@Active Directory ドメイン名の形式) が設定されていない場合 【NT ドメイン】 nttcom\username 【 UPN 】 (空欄) ユニークな値が必要とされるオブジェクトで、1 つ以上が 重複した属性値を示している proxyAddresses がユーザーと連絡 先で同じ値が割り当てられている UPN、mail などの属性に利用できない文字が設定されて いる場合や文字数制限をオーバーしている場合 user+admin@ntt.com user=admin@ntt.com シングルフォレスト・シングルドメイン構成ではない場合 マルチフォレスト構成

・ Office 365 展開ガイドをご確認の上、IdFix ツールにより、事前に自社の Active Directory 環境の 分析(Active Directory オブジェクトの問題の検出と修復)を実施されることを強く推奨致します。 Office 365 展開ガイド

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh852466.aspx ・ IdFix DirSync Error Remediation Tool

http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36832 Office 365 に同期する範囲を限定することはできません。ビルトインのアカウントやシステムアカウ ントなど、Microsoft ならびに当社が標準で定めるアカウントを除いて、フォレスト内の全アカウント 情報が同期されます。 ・ 本サービスで提供する Office 365 の構成サービスの詳細仕様は、マイクロソフト社の Web サイト等 で掲載される最新の提供条件に準じます。ただし、技術的なサービス提供仕様について、マイクロ ソフト社の提供条件と本提供条件書の間に不一致がある場合には、本提供条件書が優先されるも のとします。 ・ 本サービスによる提供される機能ならびに仕様は、マイクロソフトによる理由により変更される場合 がございます。 ・ お客様は、管理される OS 管理者権限により、AD FS サーバー一式の OS 再起動およびサービスに 影響をする本サービスの運用監視及び保守に影響する設定変更等の作業を実施することはできま せん。 ・ サービス利用開始後、ハードウェア由来以外の原因でシステムに不具合が生じた場合、当社はシ ステムの復旧のみ実施し、不具合の原因調査および解析・報告は行いません。 ・ 本サービスで提供するソフトウェアの提供元によるサポート終了及びライセンス提供終了にあわせ、 本サービスは提供終了します。 ・ 本サービス利用にあたり、お客様 AD および当社 AD FS サーバー一式との間の通信が遮断される 事象が発生した場合 Office 365 へのアクセスが直接ログインも含めて不可となるため、その場合の 対処方法については、予め当社と事前合意させていただきます。 ・ 上記の対処方法によっては、ネットワークサービスの冗長化や当社基盤上やお客様の別拠点など にお客様 AD ドメインコントローラを配置するなどの構成変更が必要になる場合がございます。

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・ 本サービスの AD FS サーバー一式上で保持される情報は全て、お客様管理となります。当社は、 その情報の編集および保守およびアクセス試験以外の目的での閲覧は一切行いません。 5. SLA 本サービスの SLA は次の通りとなります。 5-1. Office 365 提供サービス ・ サービスレベルの対象オンラインサービス、保証値及び条件等は【別紙 9】Biz ホスティング Enterprise Cloud Office 365 ハイブリッドオプション マイクロソフトオンラインサービス サービスレ ベル契約に準じるものとします。

・ 故障時間は、お客様の故障申告時刻を起点として故障回復するまでのダウンタイム時間を計測し、 プラン毎に月単位にダウンタイム時間を合算し、【別紙 9】Biz ホスティング Enterprise Cloud Office 365 ハイブリッドオプション マイクロソフトオンラインサービス サービスレベル契約に記載される SLA 基準を下回った場合に、翌月以降の利用分の請求金額から相殺します。 ・ 返金額の上限はプラン毎の月額料金までです。 ・ 当社またはマイクロソフト社により申告の状態が確認できた場合に故障と判断します。 ・ メンテナンス等、当初より予定されていた利用できない時間は含みません。 5-2. Active Directory 連携サービス

・ 本サービスは、Office 365 のサービスレベル(SLA)とは別となります。Biz ホスティング Enterprise Cloud サービス(BHEC)のコンピュートリソース等の基盤については、BHEC の当該サービスのサー ビスレベルに準拠します。また、BHEC のサービスレベル合意書を締結している際は、それを優先 するものとします。

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【別紙 1】 Office 365 提供サービス一覧

本サービスでは、【別紙 8】Biz ホスティング Enterprise Cloud Office 365 ハイブリッドオプション マイク ロソフトオンラインサービス使用権説明書に基づき、以下のプランを提供します。

プラン名 アドオンプラン トライアルプラン 注釈

セグメントグループ:Small Business

Office 365 Small Business (P1) *1 *2 *9

Office 365 Small Business Premium (P2) *1 *2 *9

セグメントグループ:Midsize Business

Office 365 Midsize Business (M) *3 *9

セグメントグループ:Enterprise

Office 365 Business *3

Office 365 Business Trial ●(最大 25ID)

Office 365 Business Essentials *3

Office 365 Business Premium *3

Office 365 Business Premium Trial ●(最大 25ID)

Office 365 Enterprise E1

Office 365 Enterprise E3

Office 365 Enterprise E3 Trial ●(最大 25ID)

Office 365 Enterprise E4

Office 365 Enterprise E4 Trial ●(数量固定 25ID)

Office 365 Enterprise K1

Office 365 Enterprise K1 Trial ●(最大 25ID)

Exchange Online Kiosk

Exchange Online (Plan 1)

Exchange Online (Plan 2)

Exchange Online Archiving (EOA) for Exchange Server *4 Exchange Online Archiving (EOA) for Exchange Server Trial ●(最大 25ID) *4 Skype for Business Online (Plan 1) (旧 Lync Online (Plan 1)) *10 Skype for Business Online (Plan 2) (旧 Lync Online (Plan 2)) *10

SharePoint Online (Plan 1)

SharePoint Online (Plan 2)

Yammer Enterprise

OneDrive for Business with Office Online

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Project Online Trial ●(最大 25ID)

Project Pro for Office 365

Project Pro for Office 365 Trial ●(最大 5ID)

Project Lite

Project Lite Trial ●(最大 25ID)

Visio Pro for Office 365

Visio Pro for Office 365 Trial ●(最大 5ID)

Azure Rights Management

Azure Rights Management Trial ●(数量固定 25ID)

Power BI for Office 365 with SharePoint Online (Plan 2) with Yammer

Power BI for Office 365 with SharePoint Online (Plan 2) with Yammer Trial ●(数量固定 25ID)

Midsize Business/Enterprise 共通アドオングループ : Add-on Offers

Exchange Online Archiving (EOA) for Exchange Online Customers ● *5

Office 365 Extra File Storage ● *6

単体グループ:Standalone Office 365 ProPlus

Office 365 ProPlus *7

Office 365 ProPlus Trial ●(最大 25ID) *7

セグメントグループ:Government Enterprise

Exchange Online (Plan 1) for Government *8

Office 365 Enterprise E1 for Government *8

Office 365 Enterprise E3 for Government *8

Office 365 Enterprise E3 for Government Trial ●(数量固定 25ID) *8 Exchange Online Kiosk for Government

Office 365 Extra File Storage for Government

OneDrive for Business with Office Online for Government

同一セグメントグループ内のプランのみ同時に利用可能です。ただし、Add-On Offers グループのプラ ンは Midsize Business/Enterprise セグメントのプランと同時に利用可能です。

Office Online with SharePoint、Office 365 Small Business (P1)、Office 365 Small Business Premium (P2)、Office 365 Midsize Business (M)は新規販売終了です。

【注釈】

[*1] AD FS に対応しません。 [*2] 最大 25 ID まで。

[*3] 最大 300 ID まで

(15)

Online Kiosk/Plan 1, Office 365 Enterprise K1/K2/E1/E2。 [*6] オプションプラン。次のプランを利用中の場合に選択可能です。

SharePoint Online (Plan 1/Plan 2), Office Online with SharePoint Online Plan 1/Plan 2, Office 365 Enterprise E1/E3/E4

[*7] Small Business/Enterprise セグメントグループと同時利用可能。 [*8] 他のグループと同時利用不可。

[*9] 2014 年 10 月 1 日より新規販売終了プランです。

(16)

【別紙 2】 Office 365 監視項目一覧 [Exchange Online] 監視項目名 間隔 (秒) 監視対象 通知 方法 備考 メール送信監視 300 Exchange Online メール送信機能 L5 メール受信監視 300 Exchange Online メール受信機能 L5 監視項目名 間隔 (秒) 対象 通知 方法 備考

サービス正常接続性確認 60 Outlook Web App(443:HTTPS) L5

用語 《間隔(秒)》 間隔(秒)欄に記載されている間隔ごとに定期的に監視します。 《通知方法》 アラートと検知された場合、お客様にご連絡する通知方法を表しています。 (サービス提供共通条件にて規定した通知方法に代えて、次の通りとなります。) L1:24 時間 365 日、電話とメールにて周知し、クラウドポータルに開示します。 L2:24 時間 365 日、メールにて周知し、クラウドポータルに開示します。また、ビジネスタイムのみ電話 通知も実施します。(ビジネスタイム外の場合は、翌ビジネスタイムに対応します。) L3:24 時間 365 日、メールにて周知し、クラウドポータルに開示します。 L4:クラウドポータル上での開示のみ行います。 L5:24 時間 365 日、メール周知のみ行います。クラウドポータルへの開示はしません。 -:当社内での保守業務のみ実施し、お客様への通知は行いません。

(17)

【別紙 3】 Office 365 関連参考ドキュメント一覧 マイクロソフト社のオフィシャルホームページにて掲載されている、Office 365 の提供条件に関連するド キュメントの参照先情報です。下記はあくまでも参考情報であり、予告無く更新・変更されます。 (2015 年 6 月時点) ・Microsoft サービス規約 http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-live/microsoft-services-agreement ・ マイクロソフト製品の輸出管理 http://www.microsoft.com/ja-jp/exporting/default.aspx ・ プライバシーに関する声明 「Office 365 プライバシーに関する声明」 http://www.microsoft.com/online/legal/v2/?docid=22&langid=ja-jp 「Microsoft プライバシーに関する声明」 http://www.microsoft.com/privacystatement/ja-jp/core/default.aspx?CTT=114

(18)

【別紙 4】 販売地域 1. 当社がマイクロソフト社より本サービスの販売の権利を承認されている地域、および当社との契約 可能地域は以下のとおりです。  日本 2. 販売地域が上記 1.のとおり限定されることに加え、本サービスの使用可否、使用可能な機能や言 語バージョンは、地域によって異なります。利用者は、利用者の主所在地にて利用可能な範囲で、 本サービスの全てまたは一部機能を利用可能です。利用者が使用可能な機能等の情報について は http://www.microsoft.com/online/faq.aspx#international または マイクロソフト社により提供さ れます。 3. 利用者は、上記 2.による使用制約を受けない場合、米国が輸出入を禁止している国を除き、いず れの地域においてもユーザー設定ができます。利用可能な詳細の情報につきましては、「ライセン スによる使用制限について」 http://office.microsoft.com/ja-jp/business/FX103037529.aspx?redir=0 または マイクロソフト社に より提供されます。 (2014 年 12 月 22 日現在)

(19)

【別紙 5】サービス仕様 1. 標準 OS インストール仕様

役割名 利用ソフトウェア名

ADFS Windows Server 2008 R2 もしくは、Windows Server 2012 R2

Active Directory Federation Services

ディレクトリ同期 Windows Server 2008 R2 もしくは、Windows Server 2012 R2

Microsoft Online Services ディレクトリ同期ツール SQL Server 2008 R2 Standard(※)

ADFS Proxy Windows Server 2008 R2 もしくは、Windows Server 2012 R2

Active Directory Federation Services

※同期対象の Active Directory オブジェクトが 50,000 個を越える場合のみ 2. お客様にご用意頂くコンピュートリソース お客様によりご用意を頂き、AD FS サーバー一式で利用する為に払い出して頂くコンピュートリソース は以下の通りとなります。(下記のリソースのオーバーヘッド値は入れておりません。) ① 1 ユーザー~999 ユーザーのお客様 役割名 必要台数 リソース 数量 備考 ADFS 1 台以上(2 台以 上を推奨) CPU 2GHz(2GHz x 1vCPU) メモリ 4GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ディレクトリ同期 0 台(ADFS と同一 筐体上に展開)も しくは 1 台 CPU 2GHz(2GHz x 1vCPU) メモリ 4GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ADFS Proxy 1 台以上(2 台以 上を推奨) CPU 2GHz(2GHz x 1vCPU) メモリ 4GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ② 1,000 ユーザー~2,499 ユーザーのお客様 役割名 必要台数 リソース 数量 備考

(20)

ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ディレクトリ同期 1 台 CPU 2GHz(2GHz x 1vCPU) メモリ 4GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ADFS Proxy 1 台以上(2 台以 上を推奨) CPU 2GHz(2GHz x 1vCPU) メモリ 4GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ③ 2,500 ユーザー~4,999 ユーザーのお客様 役割名 必要台数 リソース 数量 備考 ADFS 1 台以上(2 台以 上を推奨) CPU 8GHz(2GHz x 4vCPU) メモリ 12GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ディレクトリ同期 1 台 CPU 4GHz(2GHz x 2vCPU) メモリ 8GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ADFS Proxy 1 台以上(2 台以 上を推奨) CPU 4GHz(2GHz x 2vCPU) メモリ 8GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ④ 5,000 ユーザーから 14,999 ユーザーのお客様 役割名 必要台数 リソース 数量 備考

ADFS 2 台 CPU 16GHz(8GHz x 2vCPU)

メモリ 24GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ディレクトリ同期 1 台 CPU 8GHz(4GHz x 2vCPU) メモリ 16GB ディスク 200GB その他 OS ライセンス/マネジメント

(21)

ADFS Proxy 2 台 CPU 8GHz(4GHz x 2vCPU) メモリ 12GB ディスク 100GB その他 OS ライセンス/マネジメント ⑤ 15,000 ユーザー以上のお客様 お客様の環境ならびに必要とされる信頼性を元に、当社が算出してパラメータシートにて合意させて 頂いた数量にて提供となります。 3. お客様 AD の条件 お客様 AD に関するシステム要件としては以下になります。 ドメインコントローラのオペレーティングシステム(OS) Windows Server 2003 SP1 以降 Active Directory ドメインの機能レベル Windows Server 2003 フォレスト機能モード以上 Windows Server 2003 ドメイン機能レベル(混在モードまたはネイティブ)以上 Active Directory フォレスト構成 単一のフォレスト Active Directory ドメイン構成 単一のログオンドメイン ※複数ドメインが存在する場合の提供可否につきましては、事前にヒアリングを実施させて頂いた 後に、ご連絡させて頂きます。 スキーマ拡張

Exchange Online では Exchange Server のスキーマ拡張により拡張された属性の一部が使用されて おり、Exchange Server を導入していない環境においては、スキーマ拡張により拡張される属性が変 更できなくなります。Exchange Server 未導入の環境において、グローバルアドレス一覧にユーザー、 配布グループ、および連絡先のオブジェクトを非表示にする要件等がある際は、お客様にて AD の スキーマ拡張を実施していただく必要があります(要 Exchange Server のインストールメディア)。

(22)

【別紙 6】 提供データセンター 本サービスを利用いただけるデータセンターは以下の通りです。 ・ 横浜第 1DC(日本) ・ 埼玉第一 DC(日本) ・ 金楽寺 DC(日本) Office 365 のサービスが提供される Microsoft のデータセンターは、日本及びアジア(香港/シンガポー ル)になり、他地域の指定はできません。一部、米国およびアイルランドにあるデータセンターを使用し ています。

(23)

【別紙 7】サービス監視項目一覧 [AD FS サーバー] 監視項目名 間隔 (秒) サービス名 通知 方法 備考

サービス存在監視 60 World Wide Web Publishing Service (W3SVC) L1 全台断の場合のみ

サービス存在監視 60 AD FS 2.0 Windows サービス (adfssr) L1 全台断の場合のみ

サービス存在監視 60 Active Directory Domain Service (NTDS) L1 全台断の場合のみ

監視項目名 間隔 (秒) 対象 IP アドレス 通知 方法 備考 ICMP ping 60 全 IP アドレス L1 全台断の場合のみ [Dir Sync サーバー] 監視項目名 間隔 (秒) サービス名 通知 方法 備考

サービス存在監視 60 Forefront Identity Manager Syncronization Service (FIMSyncronicationsService) L2 監視項目名 間隔 (秒) 対象 IP アドレス 通知 方法 備考 ICMP ping 60 全 IP アドレス L2 [AD FS Proxy サーバー] 監視項目名 間隔 (秒) サービス名 通知 方法 備考

サービス存在監視 60 World Wide Web Publishing Service (W3SVC) L1 全台断の場合のみ

サービス存在監視 60 AD FS 2.0 Windows サービス (adfssr) L1 全台断の場合のみ 監視項目名 間隔 (秒) 対象 IP アドレス 通知 方法 備考 ICMP ping 60 全 IP アドレス L1 全台断の場合のみ

(24)

【別紙 8】Biz ホスティング Enterprise Cloud Office 365 ハイブリッドオプション マイクロソフトオンライン サービス使用権説明書

本書には、お客様が本サービスにアクセス・使用する際の使用条件等について記載しています。本 書は予告なく更新される場合があります。

(25)

【別紙 9】Biz ホスティング Enterprise Cloud Office 365 ハイブリッドオプション マイクロソフトオンライ ンサービス サービスレベル契約

本書には、お客様が Office 365 における対象のオンラインサービス、保証値、条件等のサービスレ ベルについて記載しています。本書は予告なく更新される場合があります。

参照

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