【提案・要望先:財務省、国土交通省】
(1) 日本の経済成長を支える交通の要衝・滋賀県の道路整備
○国道1号(大津-京都)、新名神高速道路(大津-城陽)、国道8号(彦根-東近江)
国道161号、名神名阪連絡道路、県事業の幹線道路
(2) 命と暮らしを支え、
「新しい豊かさ」を創出する道路整備
○スマートIC・県際道路整備、自転車利用環境整備、道路施設の長寿命化、「命の道」
(3) 道路予算枠の拡大
日本の活力につながる「滋賀」の道路整備について
1.提案・要望内容
(1)日本の経済成長を支える交通の要衝・滋賀県の道路整備
○県南部は日本屈指の企業が立地する一方、人口集中による渋滞が経済活動に影響。
渋滞を解消し、さらなる物流の効率化を図るためにも、強く望まれる新名神高速道
路や国道1号など「西への交通軸」の整備促進。
○県東部の国道8号では、地域の生活交通と長距離交通が混在し、慢性的な渋滞が発
生。
○県西部の国道161号は地域唯一の幹線道路であり、琵琶湖や山々が賑わう観光シ
ーズンを中心に大渋滞が発生。
○県南部地域では、域内幹線道路の整備により交通転換が図られ、地域の渋滞緩和と
地域経済の活性化等「ストック効果」が徐々に発現。さらなる整備が望まれている。
(2)命と暮らしを支え、「新しい豊かさ」を創出する道路整備
○人とモノの新たな交流と地域活性化を支援するスマートIC・県際道路整備を推進。
○近年強く望まれる、安全で快適な自転車利用環境整備。「ビワイチ」も本格始動。
○平均を上回り高齢化が進む本県道路施設の計画的・重点的な維持管理を着実に推進。
○異常気象などでも容易に寸断することがない「命の道」の整備を推進。
(3)道路予算枠の拡大
○新名神高速道路、主要幹線道路(直轄国道、山手幹線)の予算枠の拡大
○交付金の予算枠、重点配分適用範囲の拡大
2.提案・要望の理由
(1) 日本の経済成長を支える交通の要衝・滋賀県の道路整備
①新名神高速道路、国道1号の整備
②渋滞解消で企業活動を支援する国道8号バイパスの整備
(本県の取組状況と課題)
【愛知川橋梁部の渋滞】 【彦根市街の渋滞】
橋梁部に集中
現在も人口増加が進み、活気ある県南部地域
京都方面へ向かう高速道路・幹線道路の慢性的な渋滞が、国内屈指の企業の経済活動を大きく阻害
→西への交通軸(新名神・国道1号・山手幹線)の整備が企業の新たな投資と技術開発を後押し
地域が日本成長のエンジンとして機能UPするには、着実な事業進捗が必要!
幹線交通と生活交通が混在し、企業活動を支える長距離交通に大きく影響
愛知川橋梁部周辺では、周辺の交通が集中し、慢性的な渋滞が発生
→交通分担を図り、効率的な企業の経済活動を支えるため、早期の事業化・整備が必要!
市街地では
交通が混在し
旅行速度が低下!
西への交通軸の充実が
工場⇔本社の連携を強化し
経済成長を力強く支援!
愛知川の橋間隔が長く
周辺交通が御幸橋に集中!
西へ
(株)企業名【本社都市】
【旅行速度】
:~20km/h
:20~30km/h
:30km/h~
【凡例】
:主要渋滞箇所
:事業所
③地域唯一の幹線道路 国道161号の渋滞解消
④名神名阪連絡道路による南北ネットワークの拡充
(本県の取組状況と課題)
・京阪神から近いのに「渋滞」の
イメージが強く湖西観光を敬遠
・需要があるのにリピーターが
広がらない
・夕方の渋滞に巻き込まれないよ
う、昼過ぎに帰宅する客が少な
くない
【地元観光協会 など】
【国道161号の渋滞】
大型車が31%
大型車が44%
大型車が22%
地元企業の半数以上が名阪国道を利用
琵琶湖や比良山系など、自然環境に恵まれ、アウトドア型観光資源の宝庫「湖西地域」
地域への唯一の幹線、国道161号は、観光シーズンには常に大渋滞し、イメージ低下が懸念
→渋滞を解消し、京阪神からのアクセスの向上を図るため、4車線化や交通安全事業の推進が必須!
半数以上の地元企業が名阪国道を利用するが、地域に高規格道路がなく、生活道路に大型車両が流入
→「ものづくり県・滋賀」を支える企業の名阪国道へのアクセス向上と、
生活道路の安全・安心の確保のため、高規格な南北ネットワークの充実が必要!
<名阪国道利用企業分布と周辺道路の大型車混入率>
<凡例>
名阪国道を利用
近畿・中京へ輸送
大阪・奈良へ輸送
中京・北勢へ輸送
伊賀へ輸送
名阪国道を利用しない
名阪国道を利用する甲賀・東近江立地企業の割合
多くの地元企業が
名阪国道を利用し
南北方向に高い
大型車混入率!
通学児童の脇を通過する大型車(甲賀市内)
地域唯一の幹線
国道 161 号の大渋滞が
観光誘客に大きく影響!
(2) 命と暮らしを支え、
「新しい豊かさ」を創出する道路整備
①スマートICの整備で見込まれる整備効果
⑤幹線道路整備により県南部地域の渋滞緩和を推進
軸となる幹線道路が少ない県南部地域では慢性的な渋滞が発生 日常生活・企業活動を大きく阻害
→幹線道路の4車線化供用に伴い、エリアの渋滞緩和と経済活性化など「ストック効果」が発現
北へのさらなる事業推進が必要!
高速道路の IC 間の平均距離は約 10Km と長く、IC の有無が経済活動の格差に直結
→新たに人とモノを地域に呼び込むスマート IC 整備により、経済活性化、観光誘客等を促進
計画中の多賀 SA スマート IC の早期、新規事業化を!
米原
福井県
三重県
滋賀県
京都府
H35供用予定
H28供用予定
四日市
亀山
大津
吹田
小谷城スマートIC
整備促進
【H29.3.25供用!】
蒲生SIC
湖東三山
SIC
新名神(大津~城陽間)
新名神大津スマートIC(仮称)
整備促進
多賀SA
スマートIC新規事業化
スマートICアクセス道路
県道 宇治田原大石東線
スマートICアクセス道路
県道 佐目敏満寺線 他
●小谷城スマートIC(平成29年3月25日供用開始) =滋賀県3つめのスマートICが完成!
●多賀SAスマートIC =一日も早い事業化を!
(本県の取組状況と課題)
キリンビール工場
ブリヂストン工場
もグランドオープン!
スマート IC から車で 5 分の道の駅
交通転換により
エリアの渋滞が
大きく改善!
【道路交通センサス交通量観測地点】
:交通量が増加(H17 H27)
:交通量が減少(H17 H27)
:増減なし(1000台未満の変化)
【主要渋滞箇所】
:混雑度が減少H17 H27)
:混雑度が増加H17 H27)
【県南部地域の交通状況】
地域活性化に資する
多賀スマートICの
早期事業化を!
事業中区間
北へ
沿道には H21 以降
101 の事業所等が
新規に立地!
②県際道路整備による地域活性化
③自転車利用環境の改善
(本県の取組状況と課題)
整備前の県境部(大型車通行不可) 沿線には
道の駅「奥永源寺渓流の里」もオープン
周囲を山々に囲まれた滋賀県の地形特性から、県際の道路は狭く急勾配な区間が連続
県境を越える人とモノの流れに、支障が発生
→県内外の地域間交流と地域の活性化が促進される、県際道路の整備が重要!
国道 421 号県境部では
所要時間 20 分→4.5 分に短縮
地域間交流の促進に
県際道路の整備が大きく貢献!
11528 154
443
385
720
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
H17 H27
乗用車類
普通貨物車
小型貨物車
597台
143台
貨物車交通量
は約4倍に
事業中区間の完成で
さらに通行が便利に
駅前や市街地では、自転車と歩行者が混在する状況、さらに「ビワイチ」でも注目を集める自転車交通
一層求められる「安全・快適な自転車利用環境」
→自転車利用環境の整備は急務!
自転車による琵琶湖一周「ビワイチ」プロジェクトも始動し、整備の加速化が必要!
整備後の県境トンネル
【滋賀 三重 県際道路:国道 421 号の整備効果】
①所要時間15.5 分短縮 ②大型車通行可に ③冬季通行閉鎖も解消
【駅前・市街地の取り組み】
【ビワイチの取り組み】
事業中区間
道の駅
トンネル
421 号
滋賀県 三重県
市街地&ビワイチの
自転車利用環境整備を加速!
④急速に高齢化が進む道路施設の長寿命化を推進
⑤異常気象時にも確実につながる「命の道」の強靭化
(本県の取組状況と課題)
46%
72% 86%
18%
43% 67%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
現在 10年後 20年後
架橋後 50 年を超える橋梁数の割合(橋長 15m 未満)
西浅井マキノ線(高島市)
【判定区分「Ⅳ」のトンネル】
H28.1.14~2.15 通行止にて応急対策実施
(昭和 11 年完成:80 年経過)
国道 367 号 法面崩壊
【H27.7 台風 11 号】
国道 303 号 路肩崩落
【H27.7 台風 11 号】
国道 422 号 倒木、土砂流出
【H24.8 大津南部豪雨】
国道 421 号 土砂流出
【H25.9 台風 18 号】
近年頻発するゲリラ豪雨等の異常気象と、激甚化する災害
→住民の命と暮らしを守る道路整備を進め、信頼性が高く強靭な道路ネットワークの構築が重要!
全国平均を上回るスピードで高齢化する、滋賀県の道路施設
→安全・安心を支える道路機能維持のため、長寿命化修繕計画に基づく対策事業の着実な推進が必須!
【腐食の進む橋梁 桁端部】
滋賀県
全国
全国平均を上回り
高齢化が進む
滋賀県の橋梁!
近年も頻発する道路災害
「命の道」の強靭化が急務!
4 位
災害に備えた施設整備への
県民の高い関心
【第49回滋賀県政世論調査(H28 実施)】
※全28施策のうち、“県に力を入れてほしい
施策”として「地震や風雪水害、土砂災害に備
えた施設の整備・保全」を選んだ県民の割合
28施策中