平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について
資料2
(1)地域で津波等に備える地区防災計画策定に向けた取組事例の調査・企画
① 津波による被害が想定される地区において、地区防災計画の策定を支援する。
② 検討会にて進捗状況を報告し、地区防災計画の取組みを通じた地域創生の在り方を検討する。
<支援対象地区>
委員等からの推薦で5地区程度選定
<支援体制>
各地区につき、担当アドバイザー(推薦した委員)が、事務局との調整のもと支援を行う。
※必要に応じて、担当アドバイザー以外の委員に、ワークショップ講師等を依頼する場合がある。
<支援方法>
原則、年度内に数回程度のワークショップ(アドバイザーの派遣は2回程度)と集合研修にて支援を行う。
・担当アドバイザー:支援企画や方向性を検討し、ワークショップ講師として派遣され、助言等を行う。
・事務局:担当アドバイザーと関係者との調整、ワークショップ開催準備等を行う。
項目 役割分担
6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1 調整、事前打ち合わせ 地区代表、市町村、事務局
2 支援企画の検討 アドバイザー、事務局
3 キックオフ(現地) 地区、市町村、アドバイザー、事務局 他
4 必要に応じてワークショッ
プ開催(現地)
地区、市町村、アドバイザー、事務局 他
5 成果発表(11/5イベント)※1 地区代表/市町村 ★
6 集合研修 ※2 地区代表、市町村、講師(委員)、事務局 ★
(1)地域で津波等に備える地区防災計画策定に向けた取組事例の調査・企画
※1 成果発表について
地区防災計画制度の普及啓発のため、津波防災の日(11/5)のイベント
において、支援対象地区の取組みと今後の方向性を発表し、意見交換を行う。
(今年度の支援対象地区については、成果発表を前提とする。)
※2 集合研修について
<目的>
地区防災計画の取組みにおいて課題の多い素案策定や活動の継続・発展等について、被災経験地区や先進
取組地区の取組みを共有し、地区同士で情報交換・意見交換できる機会とする。
<参加者>
支援対象地区の代表及び市町村担当職員
被災経験地区や先進取組地区の代表
<テーマ案>
• 素案とりまとめ、計画提案プロセスにおける課題
• 活動の継続・発展に向けた課題と展望
<内容案> ※地区の状況に応じて検討
• 講師(委員等)による講義
• 被災経験地区や先進取組地区を交えたワールドカフェ形式のワークショップ
• 地区での活動継続に役立つ各種ツールの紹介 など
<開催場所>
未定
<実施時期>
2019年2月頃
地区防災計画フォーラムの様子
ワールドカフェ形式のワークショップ
防災宝探しの様子
(2)津波防災意識向上のための行事の企画・実施・運営
「津波防災の日(11/5)」に、津波防災意識の向上を図り、実践的な防災行動が定着することを
目的とした行事を実施する。
① イベント広報のための活動
・啓発ポスター、POSレジディスプレイでの表示、
津波防災ひろめ隊サイト等による広報
・全国の津波防災の日イベントとの連動
・9/1 九都県市合同防災訓練・図上訓練への出展
・11/2~4 かわさき市民まつりへの出展
(広く一般市民の津波防災への参画を目的とし、
津波防災宝探し等のゲーム、動画視聴等を予定)
② イベント企画概要
<全体テーマ>
地域で津波に備える(仮)
<開催日>
2018年11月5日(月) 「津波防災の日」「世界津波の日」
<イベントホスト>
川崎市
<会場>
川崎商工会議所2階 KCCIホール
(JR川崎駅徒歩3分、京急川崎駅徒歩2分)
<対象>
神奈川県内沿岸部の教育関係者、川崎市内自主防災組織、支援対象地区、
平成29年度のポスターデザイン
かわさき市民まつりの様子
平成29年度津波防災の日啓発イベントの様子
(2)津波防災意識向上のための行事の企画・実施・運営
③ イベント当日内容案
【第一部】 津波防災教育ツール体験会
テーマ:地域や学校で活用できる津波防災教材の体験
対 象:神奈川県内沿岸部の学校教員等 教育関係者、川崎市内自主防災組織、支援対象地区、一般参加者
時 間:13:00~15:00
内 容:ブースに分かれ、津波防災宝探し、津波版EVAG、シミュレーション・啓発動画等のツールを紹介・体験
【第二部】 セミナー
テーマ:最新科学や防災教育を活用した地区防災計画の取組み
対 象:支援対象地区(発表有)、川崎市内自主防災組織、臨海部企業、一般参加者
時 間:15:00~18:00
主な内容:
(1) 地域で津波に備える地区防災計画
・基調講演
・地区の取組み発表(5地区)とディスカッション
・討議 テーマ案「地区防災計画と津波防災教育の接点について」
「地区防災計画の取組を通じた地域創生とは」
(2) 川崎市における津波防災の取組み
・川崎市臨海部共同防災組織の取組み
・津波減災共同研究について
(3) 全体討議・意見交換
(3)津波防災講座の企画・実施・運営
南海トラフ地震による津波被害が想定される小学校または中学校を3校選定し、「津波理科実
験」等の講座を行い、津波についての科学的な知識を普及するとともに、地区の地区防災計画の
取組みを促進する。
<目的・ねらい>
津波に関する科学的な知識の習得や津波防災の取組案の検討などを通じ、津波防災への関心を喚起し、子
どもの立場から、学校や地域における津波防災の取組みや地区防災計画の取組みに貢献するためのきっかけ
をつくる。
また、地区住民(大人)にとっても、津波防災を学ぶ子どもの姿勢から刺激を得て、地区防災計画の取組みを
促進する機会とする。
<対象校>
地区防災計画の支援を行う地区内に立地する小中学校から、小学生(低学年/高学年)、中学生を対象とし、
それぞれ1校ずつ、合計3校選定する。
<実施時期>
2018年9月、12月、2月頃 対象校の希望や地区の取組状況を踏まえて調整する
(津波防災の日イベントまでに1校で実施予定)
<講座実施の流れ>
1.事前打ち合わせ(対象校、事務局)
対象とする学年(またはクラス)の学習状況を確認し、講座内容を企画検討する。
2.講座の実施(対象校、講師、事務局)
講座内容に合わせて本検討会委員等を講師として派遣し、講座を実施する。
3.講座のフォローアップ(対象校、事務局)
講座実施後、成果物のとりまとめや地区への発信を支援する。
(3)津波防災講座の企画・実施・運営
<講座内容(案)>
対象校(対象学年)の既存の学習状況や学校の希望等に応じて、下記(例)の講座を2コマ分(1コマ45分間
×2)組み合わせて実施する。
講座の内容に応じ、本検討会委員等を講師として派遣するほか、市町村や地区住民(地区防災計画の取組
の担い手など)、近隣の企業等にも講話やインタビューへの協力をいただく。
<講座のフォローアップ及び効果検証>
• 講座のフォローアップとして、マップやルール等の成果物をとりまとめて地区に提供したり、地区の防災活動
への協力方法を検討したりするなど、地区防災計画の取組みとの連携を図る。
• 講座に参加した児童の感想文や教員への聞き取りを行い、子どもたちがどのような「気づき」を得られたか
を分析し、津波防災に関する効果的な普及方法を検討する。
テーマ 概要・ねらい 成果物(例)
1 津波理科実験 簡易的な実験装置やシミュレーション動画等を用い
て、津波のメカニズムを理解する
―
2 津波リスクマップ作り 身近な地域で想定される津波被害を理解し、子ども
の立場から危険箇所や地域の資源等を確認する
津波リスクマップ
3 津波避難対策インタ
ビュー
行政、企業、地域の方に津波避難対策に関する聞き
取り調査を行い、対策状況を理解する
各主体の津波避難対
策一覧
4 津波避難ルール作り 地域の津波リスクを踏まえ、子どもの立場からの津
波避難ルールを検討する
津波避難ルール