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権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下 1 及び2(1) において 権利者 という ) が 当該特定新株予約権等の行使をすることにより その年における当該行使に係る株式の払込金額 ( 当該行使に

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(1)

は、第七章第一節一1中「各種所得の金額」とあるのは「各種所得の金額(給与所得の金額にあっては、給与所得 の金額から第四章第五節三5①又は同②《所得金額調整控除》の規定による控除をした残額)」と、第十二章二1② 中「所得別の内訳」とあるのは「所得(給与所得の金額にあっては、給与所得の金額から第四章第五節三5①又は 同②《所得金額調整控除》の規定による控除をした残額)別の内訳」と、第十二章二2①(一)中「各種所得の金額」 とあるのは「各種所得の金額(給与所得の金額にあっては、給与所得の金額から第四章第五節三5①又は同②《所 得金額調整控除》の規定による控除をした残額)」とする。(措令26の5①) (読み替え規定) (4) ①又は②の規定の適用がある場合における第七章第一節一1の規定の適用については、同1(一)中「給与所得 の金額」とあるのは、「給与所得の金額から第四章第五節三5①又は同②《所得金額調整控除》の規定による控除を した残額」とする。(措令26の5②) (読み替え規定) (5) 災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予等に関する法律第3条第5項の規定による徴収の猶予の適用を受け ようとする場合において、①又は②の規定により控除される金額の見積額があるときにおける災害被害者に対する 租税の減免、徴収猶予等に関する法律の施行に関する政令第9条及び第10条の規定の適用については、同令第9条 第2項第1号イ中「の合計額」とあるのは「並びに租税特別措置法第41条の3の3第1項又は第2項の規定により 控除される金額の見積額(以下「所得金額調整控除額の見積額」という。)の合計額」と、同項第2号中「及び配偶 者控除額等の見積額」とあるのは「、配偶者控除額等の見積額及び所得金額調整控除額の見積額」と、同条第3項 第2号中「若しくは配偶者控除額等の見積額」とあるのは「、配偶者控除額等の見積額若しくは所得金額調整控除 額の見積額」と、同項第3号及び同令第10条第1項第6号中「及び配偶者控除額等の見積額」とあるのは「、配偶 者控除額等の見積額及び所得金額調整控除額の見積額」とする。(措令26の5③)

四 給与所得の課税の特例

1 特定の取締役等が受ける新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等

イ 特定の取締役等が受ける新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等 ① 特定の取締役等が受ける新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等  会社法(平成17年法律第86号)第238条第2項若しくは会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成17年法 律第87号)第64条の規定による改正前の商法(明治32年法律第48号。以下①において「平成17年旧商法」という。)第280条 ノ21第1項若しくは商法等の一部を改正する法律第1条の規定による改正前の商法(以下①において「旧商法」という。) 第280条ノ19第2項若しくは商法等の一部を改正する等の法律第1条の規定による改正前の商法(「平成13年旧商法」とい う。)第210条の2第2項の決議(会社法第239条第1項の決議による委任に基づく同項に規定する募集事項の決定及び同法 第240条第1項の規定による取締役会の決議を含む。)により新株予約権((1)で定めるものに限る。以下①において「新 株予約権」という。)若しくは旧商法第280条の19第2項に規定する新株の引受権(以下①において「新株引受権」という。) 若しくは平成13年旧商法第210条の2第2項第3号に規定する権利(以下①において「株式譲渡請求権」という。)を与え られる者とされた当該決議(以下イにおいて「付与決議」という。)のあった株式会社若しくは当該株式会社がその発行済 株式(議決権のあるものに限る。)若しくは出資の総数若しくは総額の100分の50を超える数若しくは金額の株式(議決権 のあるものに限る。)若しくは出資を直接若しくは間接に保有する関係その他の(2)で定める関係にある法人の取締役、執 行役若しくは使用人である個人(当該付与決議のあった日において当該株式会社の(3)で定める数の株式を有していた個 人(以下①及び②(1)において「大口株主」という。)及び同日において当該株式会社の大口株主に該当する者の配偶者そ の他の当該大口株主に該当する者と(4)で定める特別の関係があった個人(②(1)において「大口株主の特別関係者」と いう。)を除く。以下①、②(1)及び②(4)において「取締役等」という。)又は当該取締役等の相続人((5)で定めるも のに限る。以下①、②(1)及び②(4)において「権利承継相続人」という。)が、当該付与決議に基づき当該株式会社と当 該取締役等との間に締結された契約により与えられた当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権(当該新株 予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権に係る契約において、次の(一)から(六)までに掲げる要件が定められてい るものに限る。以下イにおいて「特定新株予約権等」という。)を当該契約に従って行使することにより当該特定新株予約

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権等に係る株式の取得をした場合には、当該株式の取得に係る経済的利益については、所得税を課さない。ただし、当該 取締役等又は権利承継相続人(以下①及び②(1)において「権利者」という。)が、当該特定新株予約権等の行使をするこ とにより、その年における当該行使に係る株式の払込金額(当該行使に際し払い込むべき額をいい、新株の発行価額又は 株式の譲渡価額を含む。)(以下①及び②において「権利行使価額」という。)と当該権利者がその年において既にした当 該特定新株予約権等及び他の特定新株予約権等の行使に係る権利行使価額との合計額が、1,200万円を超えることとなる 場合には、当該1,200万円を超えることとなる特定新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益については、こ の限りでない。(措法29の2①) (一) 当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の行使は、当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲 渡請求権に係る付与決議の日後2年を経過した日から当該付与決議の日後10年を経過する日までの間に行わなけれ ばならないこと。 (二) 当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の行使に係る権利行使価額の年間の合計額が、1,200万円を 超えないこと。 (三) 当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の行使に係る一株当たりの権利行使価額は、当該新株予約 権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権に係る契約を締結した株式会社の株式の当該契約の締結の時における一 株当たりの価額に相当する金額以上であること。 (四) 当該新株予約権については、譲渡をしてはならないこととされていること。 (五) 当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の行使に係る株式の交付(新株の発行又は株式の移転若し くは譲渡を含む。(六)において同じ。)が当該交付のために付与決議がされた会社法第238条第1項若しくは平成17 年旧商法第280条の21第1項若しくは旧商法第280条の19第2項又は平成13年旧商法第210条の2第2項第3号に定 める事項(取締役、執行役又は使用人の氏名を除く。)に反しないで行われるものであること。 (六) 当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の行使により取得をする株式につき、当該行使に係る株式 会社と金融商品取引業者又は金融機関で(6)で定めるもの(以下イにおいて「金融商品取引業者等」という。)との 間であらかじめ締結される新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の行使により交付をされる当該株式 会社の株式の振替口座簿(社債、株式等の振替に関する法律に規定する振替口座簿をいう。以下イにおいて同じ。) への記載若しくは記録、保管の委託又は管理及び処分に係る信託(以下イにおいて「管理等信託」という。)に関す る取決め(当該振替口座簿への記載若しくは記録若しくは保管の委託に係る口座又は当該管理等信託に係る契約が 権利者の別に開設され、又は締結されるものであること、当該口座又は契約においては新株予約権若しくは新株引 受権又は株式譲渡請求権の行使により交付をされる当該株式会社の株式以外の株式を受け入れないことその他の (7)で定める要件が定められるものに限る。)に従い、(8)で定めるところにより、当該取得後直ちに、当該株式会 社を通じて、当該金融商品取引業者等の振替口座簿に記載若しくは記録を受け、又は当該金融商品取引業者等の営 業所若しくは事務所(第五章第三節十一《特定株式の全部又は一部の返還又は移転があった場合のみなし譲渡課税》 において「営業所等」という。)に保管の委託若しくは管理等信託がされること。 ((1)で定める新株予約権) (1) ①に規定する(1)で定める新株予約権は、会社法第238条第2項の決議(同法第239条第1項の決議による委任に 基づく同項に規定する募集事項の決定及び同法第240条第1項の規定による取締役会の決議を含む。)に基づき金銭の 払込み(金銭以外の資産の給付を含む。)をさせないで発行された新株予約権又は会社法の施行に伴う関係法律の整備 等に関する法律第64条の規定による改正前の商法(明治32年法律第48号)第280条ノ21第1項の決議に基づき無償で発 行された同項に規定する新株予約権とする。(措令19の3①) ((2)で定める関係) (2) ①に規定する(2)で定める関係は、①に規定する付与決議((5)及び②(5)において「付与決議」という。)のあ った株式会社が他の法人の発行済株式(議決権のあるものに限る。)又は出資(以下(2)において「発行済株式等」と いう。)の総数又は総額の100分の50を超える数又は金額の株式(議決権のあるものに限るものとし、出資を含む。以 下(2)において同じ。)を直接又は間接に保有する関係とする。この場合において、当該株式会社が当該他の法人の発 行済株式等の総数又は総額の100分の50を超える数又は金額の株式を直接又は間接に保有するかどうかの判定は、当該 株式会社の当該他の法人に係る直接保有の株式の保有割合(当該株式会社の有する当該他の法人の株式の数又は金額 が当該他の法人の発行済株式等の総数又は総額のうちに占める割合をいう。)と当該株式会社の当該他の法人に係る間

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接保有の株式の保有割合(次の(一)又は(二)に掲げる場合の区分に応じ当該(一)又は(二)に定める割合(当該(一)又 は(二)に掲げる場合のいずれにも該当する場合には、当該(一)又は(二)に定める割合の合計割合)をいう。)とを合計 した割合により行うものとする。(措令19の3②) (一) 当該他の法人の株主等(所得税法第2条第1項第8号の2に規 定する株主等をいう。以下(2)において同じ。)である法人の発 行済株式等の総数又は総額の100分の50を超える数又は金額の 株式が当該株式会社により所有されている場合 当該株主等である法人の有する当該他の法 人の株式の数又は金額が当該他の法人の発 行済株式等の総数又は総額のうちに占める 割合(当該株主等である法人が2以上ある場 合には、当該2以上の株主等である法人につ きそれぞれ計算した割合の合計割合) (二) 当該他の法人の株主等である法人((一)に掲げる場合に該当す る(一)の株主等である法人を除く。)と当該株式会社との間にこ れらの者と発行済株式等の所有を通じて連鎖関係にある1又は 2以上の法人(以下(二)において「出資関連法人」という。)が 介在している場合(出資関連法人及び当該株主等である法人が それぞれその発行済株式等の総数又は総額の100分の50を超え る数又は金額の株式を当該株式会社又は出資関連法人(その発 行済株式等の総数又は総額の100分の50を超える数又は金額の 株式が当該株式会社又は他の出資関連法人によって所有されて いるものに限る。) 当該株主等である法人の有する当該他の法 人の株式の数又は金額が当該他の法人の発 行済株式等の総数又は総額のうちに占める 割合(当該株主等である法人が2以上ある場 合には、当該2以上の株主等である法人につ きそれぞれ計算した割合の合計割合) ((3)で定める株式の数) (3) ①に規定する(3)で定める数は、次の(一)又は(二)に掲げる株式の区分に応じ、当該(一)又は(二)に定める数と する。(措令19の3③) (一) 金融商品取引法第2条第16項に規定する金融商品取引所に上場 されている株式又は店頭売買登録銘柄(株式で、同条第13項に 規定する認可金融商品取引業協会が、その定める規則に従い、 その店頭売買につき、その売買価格を発表し、かつ、当該株式 の発行法人に関する資料を公開するものとして登録したものを いう。)として登録されている株式 これらの株式を発行した株式会社の発行済 株式の総数の10分の1を超える数 (二) (一)に掲げる株式以外の株式 当該株式を発行した株式会社の発行済株式 の総数の3分の1を超える数 (大口株主に該当する者と(4)で定める特別の関係があった個人) (4) ①に規定する当該大口株主に該当する者と(4)で定める特別の関係があった個人は、次の(一)から(五)までに掲 げる者とする。(措令19の3④) (一) 当該大口株主に該当する者の親族 (二) 当該大口株主に該当する者と婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者及びその者の直 系血族 (三) 当該大口株主に該当する者の直系血族と婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者 (四) (一)~(三)に掲げる者以外の者で、当該大口株主に該当する者から受ける金銭その他の財産によって生計を維持 しているもの及びその者の直系血族 (五) (一)~(四)に掲げる者以外の者で、当該大口株主に該当する者の直系血族から受ける金銭その他の財産によって 生計を維持しているもの

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【参考】ストック・オプション制度に係る課税の特例の概要 株価 2,000円 1,700円 1,500 円  課税の 繰延べ 利 益 100円                      譲渡益課税 申告分離課税                第五章第三節二参照 ① ② ③ ④ 権利付与 (株式公開) 権利行使 譲渡(みなし譲渡) 1株100円の新株 1株100円で新株 1株2,000円で  予約権を付与  発行、1,600円の 譲渡(みなし譲渡)、 経済的利益  1,900円の譲渡益  権利行使時の課税 株式譲渡時の課税 経済的利益(1,600円) の非課税 ●申告分離課税を適用 ●株式の取得価額は払 込価額(100円)に よる。 ((5)で定める取締役等の相続人) (5) ①に規定する(5)で定める相続人は、①に規定する取締役等が新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求 権を行使できる期間内に死亡した場合において、当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権に係る付与 決議に基づき当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権を行使できることとなる当該取締役等の相続人 とする。(措令19の3⑤) ((6)で定める証券業者又は金融機関) (6) ①(六)に規定する(6)で定める金融商品取引業者又は金融機関は、金融商品取引法第2条第9項に規定する金融 商品取引業者(同法第28条第1項に規定する第1種金融商品取引業を行う者に限る。)又は信託会社(金融機関の信託 業務の兼営等に関する法律により同法第1条第1項に規定する信託業務を営む同項に規定する金融機関を含む。)とす る。(措令19の3⑥) ((7)で定める要件) (7) ①(六)に規定する(7)で定める要件は、次の(一)から(四)までに掲げる要件とする。(措令19の3⑦) (一) 当該振替口座簿(①(六)に規定する振替口座簿をいう。以下イにおいて同じ。)への記載若しくは記録若しく は保管の委託に係る口座又は管理等信託に係る契約は、新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の 行使により①の株式会社(以下(7)において「付与会社」という。)の株式の取得をした権利者又は当該付与 会社の特定株式(第五章第三節十一《特定株式の全部又は一部の返還又は移転があった場合のみなし譲渡課税》 に規定する特定株式をいう。以下イにおいて同じ。)に係る承継特例適用者(同節十一に規定する承継特例適 用者をいう。以下イにおいて同じ。)の各人別に開設され、又は締結されるものであること。 (二) 当該振替口座簿への記載若しくは記録若しくは保管の委託に係る口座又は管理等信託に係る契約においては、 次のイ又はロに掲げる株式のうち、それぞれイ又はロに定める方法により振替口座簿への記載若しくは記録若 しくは保管の委託又は管理等信託がされるもの(当該株式に係る第五章第三節十一(1)に規定する分割等株式 を含む。)以外の株式を受け入れないこと。 イ 権利者が、新株予約権若しくは新株引受権又は株式 譲渡請求権の行使により、付与会社の株式で当該行 当該付与会社が、当該対象株式の振替又は交付 (対象 株式の 発行 又は移転 若しく は譲渡 を含

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使の期間、当該行使に係る権利行使価額及び1株当 たりの権利行使価額並びに当該付与会社が当該行使 を受けて行う当該株式の振替又は交付(新株の発行 又は株式の移転若しくは譲渡を含む。)がそれぞれ① (一)から同(三)まで及び同(五)に掲げる要件を満た すもの(以下この(二)において「対象株式」という。) を取得する場合(当該権利者が、当該行使をする際、 ②(1)に規定する書面の提出をしている場合に限る ものとし、その年における当該行使に係る対象株式 の権利行使価額と当該権利者がその年において既に した当該新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲 渡請求権及び他の①に規定する特定新株予約権等 (②(5)において「特定新株予約権等」という。)の 行使に係る権利行使価額との合計額が1,200万円を 超える場合を除く。)における当該対象株式 む。)を、当該口座を開設した金融商品取引業者 等(①(六)に規定する金融商品取引業者等をい う。以下イにおいて同じ。)の振替口座簿に記載 若しくは記録をする方法又は当該権利者に当該 対象株式に係る株券の交付をせずに、当該保管 の委託若しくは管理等信託に係る金融商品取引 業者等の営業所等(①(六)に規定する営業所等 をいう。以下イにおいて同じ。)に当該対象株式 を直接引き渡す方法 ロ 承継特例適用者が特例適用者(第五章第三節十一《特 定株式の全部又は一部の返還又は移転があった場合 のみなし譲渡課税》に規定する特例適用者をいう。 以下イにおいて同じ。)から相続(同節十一に規定す る相続をいう。同節十一(4)において同じ。)又は遺 贈(同節十一(各号列記以外の部分に限る。)に規定 する遺贈をいう。同節十一(4)において同じ。)によ り付与会社の特定株式を取得する場合における当該 特定株式 当該特定株式の振替口座簿への記載若しくは記 録若しくは保管の委託又は管理等信託に係る金 融商品取引業者等が、当該承継特例適用者から 当該特定株式の当該金融商品取引業者等の振替 口座簿への振替の申請若しくは保管の委託を受 け、又は管理等信託を引き受ける際に、当該特 例適用者の当該特定株式に係る振替口座簿から 当該承継特例適用者の当該特定株式に係る当該 金融商品取引業者等の振替口座簿への記載若し くは記録がされる方法又は当該承継特例適用者 に当該特定株式に係る株券の交付をせずに、当 該金融商品取引業者等の当該特定株式に係る営 業所等における当該特例適用者の当該特定株式 に係る保管の委託に係る口座若しくは管理等信 託の信託財産から当該承継特例適用者の当該特 定株式に係る保管の委託に係る口座若しくは管 理等信託の信託財産に当該特定株式を直接移管 する方法 (三) 権利者又は承継特例適用者が行う金融商品取引業者等の振替口座簿に記載若しくは記録をし、又は金融商品取 引業者等に保管の委託若しくは管理等信託をしている特定株式又は承継特定株式(第五章第三節十一に規定す る承継特定株式をいう。以下イにおいて同じ。)の譲渡は、当該金融商品取引業者等の当該振替口座簿への記 載若しくは記録又は保管の委託若しくは管理等信託に係る営業所等において当該金融商品取引業者等へ売委 託又は当該金融商品取引業者等に対する譲渡により行うこと。 その他次のイからハまでで定める要件 (四) イ ①の付与会社は、新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の行使を受けて振替又は交付(新 株の発行又は株式の移転若しくは譲渡を含む。ハ及び②(3)(四)において同じ。)をする対象株式((二) イに規定する対象株式をいう。以下イからハまでにおいて同じ。)を当該対象株式の振替口座簿(①(六) に規定する振替口座簿をいう。以下(7)及び②(9)において同じ。)への記載若しくは記録若しくは保 管の委託又は管理等信託に係る金融商品取引業者等の営業所等に引き渡す際に、次に掲げる事項を当該 金融商品取引業者等の営業所等に通知すること。(措規11の3①一) (イ) 当該行使をした権利者の氏名、住所(国内に住所を有しない者にあっては、所得税法施行規則 第81条第1号から第3号までに掲げる場所。②(9)(十一)を除き、以下イにおいて同じ。)及び 個人番号(個人番号を有しない者にあっては、氏名及び住所。以下において同じ。)

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(ロ) 当該行使をした権利者の氏名、住所又は個人番号が当該新株予約権若しくは新株引受権又は株 式譲渡請求権の付与に係る契約を締結した時の氏名、住所又は個人番号と異なる場合には、当 該契約を締結した時の氏名、住所及び個人番号 (ハ) 当該対象株式の数及び権利行使価額(①に規定する権利行使価額をいう。以下イにおいて同じ。) 付与会社は、当該付与会社の特定株式を有する特例適用者につき次に掲げる事実があったことを知った ときは、遅滞なく、それぞれ次に定める事項を、当該特定株式の振替口座簿への記載若しくは記録若し くは保管の委託又は管理等信託に係る金融商品取引業者等の営業所等に通知すること。(措規11の3① 二) ロ (イ) 次に掲げる場合の区分に応じそれぞれ次に定める事項 ◯イ 氏名、住所又は個人番号の変更をした場合  その旨並びに変更前の氏名、住所及び個人番 号並びに変更後の氏名、住所及び個人番号 ◯ロ 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定により個 人番号が初めて通知された場合  その者のその通知を受けた後の氏名、住所及び個人番号 (ロ) 死亡  その旨及び死亡年月日 金融商品取引業者等は、権利者又は承継特例適用者が振替又は交付を受けた対象株式又は特定株式につ き、当該金融商品取引業者等の振替口座簿に記載若しくは記録をする際又は保管の委託を受け、若しく は管理等信託を引き受ける際に、当該権利者又は承継特例適用者との間で次に掲げる事項を約するこ と。(措規11の3①三) (イ) 当該権利者又は承継特例適用者は、次の⑴及び⑵に掲げる場合に該当することとなった場合に は、遅滞なく、その旨並びに変更前の氏名、住所及び個人番号並びに変更後の氏名、住所及び 個人番号(⑴に掲げる場合にあっては、その旨並びに変更前の氏名及び住所並びに変更後の氏 名及び住所)を、当該金融商品取引業者等の当該振替口座簿への記載若しくは記録又は保管の 委託若しくは管理等信託に係る営業所等に届け出ること。 ⑴ 当該権利者又は承継特例適用者の氏名又は住所の変更をした場合 ⑵ 当該権利者又は承継特例適用者の個人番号の変更をした場合 (ロ) 当該権利者又は承継特例適用者は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用 等に関する法律の規定により個人番号が初めて通知された場合には、遅滞なく、その旨並びに その通知を受けた後の氏名、住所及び個人番号を当該金融商品取引業者等の当該振替口座簿へ の記載若しくは記録又は保管の委託若しくは管理等信託に係る営業所等に届け出ること。 ハ (ハ) 当該権利者又は承継特例適用者が死亡した場合には、その者の相続人(受遺者である個人を含 む。以下ハにおいて同じ。)は、その相続の開始があったことを知った日以後遅滞なく、当該金 融商品取引業者等の当該振替口座簿への記載若しくは記録又は保管の委託若しくは管理等信託 に係る営業所等にその旨及び当該相続の開始があったことを知った日を届け出ること。 (ニ) 当該権利者が死亡した場合には、その者の相続人は、その相続の開始があったことを知った日 の翌日から10月以内に、当該権利者が当該振替口座簿への記載若しくは記録又は保管の委託若 しくは管理等信託をしていた特定株式の返還を受け、又は引き続き当該特定株式の振替口座簿 への記載若しくは記録若しくは保管の委託若しくは管理等信託をすること。 (ホ) 金融商品取引業者等の営業所等は、当該振替口座簿への記載若しくは記録をし、又は保管の委 託を受け、若しくは管理等信託を引き受けている特定株式を有する個人が死亡したことを知っ た場合において、その者の相続人が、(ニ)の期限内に、当該特定株式の返還を受けず、かつ、 引き続き当該特定株式の振替口座簿への記載若しくは記録又は保管の委託若しくは管理等信託 をしないときは、当該特定株式に係る振替口座簿への記載若しくは記録又は保管の委託若しく は管理等信託を終了させること。 (注) 改正後の(7)(四)の規定は、平成30年4月1日以後に行う改正後の①に規定する特定新株予約権等の行使について適用し、同日前に行 った改正前の①に規定する特定新株予約権等の行使については、なお従前の例による。(平30改措規附9)

(7)

(保管の委託又は管理等信託) (8) ①(六)の振替口座簿への記載又は記録は、権利者が新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の行使に より株式の取得をする際、当該株式の振替又は交付(新株の発行又は株式の移転若しくは譲渡を含む。)をする株式会 社が金融商品取引業者等の振替口座簿への記載若しくは記録の通知又は振替の申請をすることにより行うものとし、 同(六)の保管の委託又は管理等信託は、権利者が、新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の行使により 株式の取得をする際、当該株式に係る株券の交付を受けずに、当該株式の交付(新株の発行又は株式の移転若しくは 譲渡を含む。)をする株式会社から金融商品取引業者等の営業所等に当該株式を直接引き渡させることにより行うもの とする。(措令19の3⑧) (特例適用者等が有する同一銘柄の株式のうち特定株式等以外の株式がある場合の有価証券の譲渡原価の計算及 びその評価) (9) 特例適用者又は承継特例適用者の有する同一銘柄の株式のうちに特定株式又は承継特定株式と当該特定株式及び 承継特定株式以外の株式とがある場合には、これらの株式については、それぞれその銘柄が異なるものとして、第六 章第二節四《有価証券の譲渡原価の計算及びその評価》3から同11まで及び第五章第三節十九《株式交換等に係る譲 渡所得の特例》(6)から同(9)まで(租税特別措置法施行令第25条の11第1項に規定する一般株式等の譲渡に係る国 内源泉所得又は同条第2項に規定する上場株式等の譲渡に係る国内源泉所得について第四章《所得の種類及び各種所 得の金額》の規定に準じて計算する場合における第六章第二節四3から同11までの規定を含む。)並びに第五章第三節 十四1(1)の規定を適用する。(措令19の3⑪) (イ①の本文の規定の適用がある場合の有価証券の取得価額の規定の適用について) (10) イ①の本文の規定の適用がある場合における第六章第二節四7《有価証券の取得価額》①の規定の適用について は、同7①(三)中「同②の(一)から(五)までに掲げる権利の行使により取得した有価証券」とあるのは「同②の(一)か ら(五)までに掲げる権利の行使により取得した有価証券(イ①本文《特定の取締役等が受ける新株予約権等の行使によ る株式の取得に係る経済的利益の非課税等》の規定の適用を受けて取得したものを除く。)」と、「同②(五)」とあるのは 「第一節一2②(五)」とする。(措令19の3⑫) (分割等株式の範囲) (11) ①の規定の適用を受けて取得する株式を発行した法人が行う第六章第二節四8⑤に規定する分割型分割(以下(11) において「分割型分割」という。)や同8⑥に規定する株式分配(以下(11)において「株式分配」という。)により取得 した第五章第三節十一(1)に規定する分割承継法人株式、分割承継親法人株式又は完全子法人株式は、同節十一(1)に 規定する分割等株式(以下(11)において「分割等株式」という。)に該当することとなる。  ただし、分割型分割又は株式分配が、第六章第二節四8⑤(3)又は同8⑥(2)の規定により分割型分割又は株式分配 に該当しないものとされるときは、取得した株式は分割等株式に該当しないことに留意する。(措通29の2-1) ② 適用要件及び手続等 (適 用 要 件 ) (1) ①本文の規定は、権利者が、特定新株予約権等の行使をする際、(一)に掲げる事項を誓約し、かつ、(二)に掲げ る事項その他(3)で定める事項を記載した書面を、当該行使に係る株式会社に提出した場合に限り、適用する。(措法 29の2②) (一) 当該権利者(その者が権利承継相続人である場合には、その者の被相続人である取締役等)が、当該特定新株 予約権等に係る付与決議の日において当該株式会社の大口株主及び大口株主の特別関係者に該当しないこと。 (二) 当該特定新株予約権等の行使の日の属する年における当該権利者の他の特定新株予約権等の行使の有無(当該 他の特定新株予約権等又は特定外国新株予約権の行使があった場合には、当該行使に係る権利行使価額及びそ の行使年月日) (特定株式譲渡請求権等の行使に係る株式会社の書面の保存義務) (2) (1)の株式会社は、(1)の書面の提出を受けた場合には、その提出を受けた書面を他の関係書類とともに各人別 に整理し、当該提出を受けた日の属する年の翌年から5年間、当該書面を保存しなければならない。(措法29の2③、

(8)

措規11の3③) ((3)で定める事項を記載した書面) (3) (1)に規定する書面に記載すべき(3)で定める事項は、(1)(二)に掲げる事項のほか、次の(一)から(七)までに 掲げる事項とする。(措規11の3②) (一) 当該書面を提出する者(以下(3)において「提出者」という。)の氏名、住所及び個人番号(当該提出者が①に 規定する権利承継相続人である場合には、当該提出者の氏名、住所及び個人番号並びにその者の被相続人であ る①に規定する取締役等の氏名、死亡の時における住所及び死亡年月日) (二) その行使をする特定新株予約権等に係る付与決議があった年月日 (三) その行使をする特定新株予約権等に係る①に規定する契約において定められている事項のうち、当該特定新株 予約権等に係る株式の種類、数及び1株当たりの権利行使価額 (四) 特定新株予約権等の行使により振替又は交付を受けようとする株式の数 (五) 提出者が特定新株予約権等の行使の日の属する年において既に当該特定新株予約権等の行使をしたことがある 場合には、その既にした当該特定新株予約権等の行使に係る株式の数及び権利行使価額並びにその行使年月日 (六) 提出者が特定新株予約権等の行使の日の属する年において既に他の特定新株予約権等の行使をしたことがある 場合には、当該他の特定新株予約権等に係る付与決議のあった株式会社の名称及び本店の所在地並びにその既 にした当該他の特定新株予約権等の行使に係る権利行使価額及びその行使年月日 (七) その他参考となるべき事項 (特定新株予約権等を与える株式会社の当該付与に関する調書の提出義務) (4) 付与決議に基づく契約により取締役等又は権利承継相続人に特定新株予約権等を与える株式会社は、(5)で定め るところにより、当該特定新株予約権等の付与に関する調書(以下イにおいて、「特定新株予約権等の付与に関する調 書」という。)を、その付与をした日の属する年の翌年1月31日までに、税務署長に提出しなければならない。(措法29 の2⑤) (付与決議に基づく契約により取締役等に特定新株予約権等を付与する株式会社の提出する調書の内容) (5) 付与決議に基づく契約により取締役等に特定新株予約権等を付与する株式会社は、当該特定新株予約権等を付与 した取締役等の氏名及び住所(国内に住所を有しない者にあっては、所得税法施行規則第81条第1号から第3号まで に掲げる場所。(8)において同じ。)、当該特定新株予約権等の行使に係る権利行使価額、当該取締役等が死亡した場 合に当該特定新株予約権等を行使できることとなる当該取締役等の相続人の有無その他の(6)で定める事項を記載し た調書を、当該特定新株予約権等を付与した日の属する年の翌年1月31日までに、当該株式会社の本店の所在地の所 轄税務署長に提出しなければならない。(措令19の3⑯、措規11の3⑩) ((5)に規定する(6)で定める事項) (6) (5)に規定する(6)で定める事項は、次の(一)から(八)までに掲げる事項とする。(措規11の3⑪) (一) 当該特定新株予約権等を付与した取締役等の氏名、住所及び個人番号 (二) その付与をした新株予約権若しくは新株引受権又は株式譲渡請求権の区分 (三) 当該特定新株予約権等の付与に係る付与決議のあった年月日 (四) 当該特定新株予約権等の付与に係る契約を締結した年月日 (五) 当該特定新株予約権等の行使に係る株式の種類及び数並びに権利行使価額 (六) 当該特定新株予約権等の行使をすることができる期間 (七) (一)の取締役等が死亡した場合に(一)の特定新株予約権等を行使できることとなる当該取締役等の相続人の有無 (八) その他参考となるべき事項

(9)

(金融商品取引業者等の保管の委託等を受けている特定株式の異動状況に関する調書の提出義務) (7) ①(六)に規定する取決めに従い特定株式又は承継特定株式につき振替口座簿への記載若しくは記録をし、又は保 管の委託を受け、若しくは管理等信託を引き受けている金融商品取引業者等は、(8)で定めるところにより、当該特 定株式又は承継特定株式の受入れ又は交付その他の異動状況に関する調書(以下において「特定株式等の異動状況に関 する調書」という。)を、毎年1月31日までに、税務署長に提出しなければならない。(措法29の2⑥) (取決めに従い特定株式等の保管の委託を受け又は管理等信託を引き受けている証券業者等の提出すべき調書の 内容) (8) ①(六)に規定する取決めに従い特定株式又は承継特定株式につき振替口座簿への記載若しくは記録をし、又は保 管の委託を受け、若しくは管理等信託を引き受けている金融商品取引業者等は、当該特定株式又は承継特定株式の振 替口座簿への記載若しくは記録又は保管の委託若しくは管理等信託をしている者ごとに、その者の氏名及び住所、当 該特定株式又は承継特定株式の受入れ又は振替若しくは交付をした年月日及びその事由その他の(9)で定める事項を 記載した調書を、毎年1月31日までに、当該金融商品取引業者等の当該振替口座簿への記載若しくは記録又は保管の 委託若しくは管理等信託に係る営業所等の所在地の所轄税務署長に提出しなければならない。(措令19の3⑰) ((8)に規定する(9)で定める事項) (9) (8)に規定する(9)で定める事項は、次の(一)から(十二)までに掲げる事項(当該特定株式又は承継特定株式の うち租税特別措置法施行令第19条の3第9項に規定する分割承継法人株式、分割承継親法人株式又は完全子法人株式 (以下(9)において「分割承継法人株式等」という。)が含まれている場合には、当該分割承継法人株式等と当該分割 承継法人株式等以外の特定株式又は承継特定株式との別に、それぞれについての当該事項)とする。(措規11の3⑫) (一) 当該特定株式又は承継特定株式につき振替口座簿への記載若しくは記録を受け、又は保管の委託若しくは管理 等信託をしている者の氏名、住所及び個人番号 (二) 前年中に①(7)(四)イの通知(同(四)イ(ロ)に掲げる事項に係るものに限る。)があった場合には、同(四)イ(ロ) に規定する当該契約を締結した時の氏名、住所又は個人番号 (三) (一)の者が前年中に承継特例適用者に該当することとなった者である場合には、その者の被相続人である特例 適用者の氏名及び死亡の時における住所並びに死亡年月日 (四) 当該特定株式又は承継特定株式に係る株式会社(当該特定株式又は承継特定株式のうちに分割承継法人株式等 が含まれている場合には、当該分割承継法人株式等に係る第六章第二節四8⑤《分割型分割により取得した株 式等の取得価額》(1)に規定する分割法人及び同⑤に規定する分割承継法人若しくは分割承継親法人又は同⑥ (2)に規定する現物分配法人及び同⑥に規定する完全子法人)の名称、本店の所在地及び法人番号(前年中に 名称又は所在地に変更があった場合には、当該変更前の名称及び所在地を含む。) (五) 当該特定株式又は承継特定株式の振替口座簿への記載若しくは記録若しくは保管の委託に係る口座又は管理等 信託に係る契約を開設し、又は締結した年月日(当該特定株式又は承継特定株式の振替口座簿への記載若しくは 記録若しくは保管の委託又は管理等信託の期間が定められている場合には、当該期間) (六) 前年12月31日における当該特定株式又は承継特定株式の数 (七) 前年中における当該特定株式又は承継特定株式の受入れ又は振替又は交付をした年月日、数及び事由 (八) 前年中に受け入れた当該特定株式の権利行使価額 (九) ①(六)に規定する取決めに従って当該特定株式又は承継特定株式の譲渡がされた場合には、当該譲渡の対価の 額 (十) (一)の者が死亡したことを知った場合には、その旨及びその者の死亡年月日 (十一) (一)の者が第十五章四2の規定により届け出た納税管理人が明らかな場合には、その氏名及び住所又は居所 (十二) その他参考となるべき事項 ((5)及び(8)の調書の書式) (10) (5)及び(8)に規定する調書の書式は、それぞれ別表第六(一)及び別表第六(二)による。(措規11の3⑬)

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(特定新株予約権等の付与に関する調書又は特定株式等の異動状況に関する調書の提出に関する調査等) (11) 国税庁、国税局又は税務署の当該職員は、特定新株予約権等の付与に関する調書又は特定株式等の異動状況に関 する調書の提出に関する調査について必要があるときは、当該特定新株予約権等の付与に関する調書若しくは特定株 式等の異動状況に関する調書を提出する義務がある者に質問し、その者の特定新株予約権等の付与若しくは特定株式 若しくは承継特定株式の受入れ若しくは交付その他の異動状況に関する帳簿書類その他の物件を検査し、又は当該物 件(その写しを含む。)の提示若しくは提出を求めることができる。(措法29の2⑧) (調査によって提出された物件の留置き) (12) 国税庁、国税局又は税務署の当該職員は、特定新株予約券等の付与に関する調書又は特定株式等の異動状況に関 する調書の提出に関する調査について必要があるときは、当該調査において提出された物件を留め置くことができる。 (措法29の2⑨) (身分証明書の携帯及び提示) (13) 国税庁、国税局又は税務署の当該職員は、(11)の規定による質問、検査又は提示若しくは提出の要求をする場合 には、その身分を示す証明書を携帯し、関係人の請求があったときは、これを提示しなければならない。(措法29の2 ⑩) (質問又は検査の権限) (14) (11)及び(12)の規定による当該職員の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない。(措法29の2 ⑪) ロ 特定多国籍企業による研究開発事業等の促進に関する特別措置法の規定による認定を受けた特定外国株式会社の取締 役等が受ける新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等(旧措法29の3) (注)1 平成28年4月1日以後、ロ《特定多国籍企業による研究開発事業等の促進に関する特別措置法の規定による認定を受けた特定外国株式会 社の取締役等が受ける新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等》は廃止された。(平28改所法等附1) 2 改正前のロに規定する取締役等又は権利承継相続人が施行日(平成28年4月1日)前に行った同ロに規定する特定外国新株予約権の行使 については、なお従前の例による。(平28改所法等附68)

2 勤労者が受ける財産形成給付金等に係る課税の特例

 勤労者財産形成促進法第2条第1号に規定する勤労者が、同法第6条の2第1項に規定する勤労者財産形成給付金契約 又は同法第6条の3第2項に規定する第一種勤労者財産形成基金契約若しくは同条第3項に規定する第二種勤労者財産形 成基金契約に基づき一時金として支払を受ける同法第6条の2第2項に規定する財産形成給付金又は同法第6条の4第2 項に規定する第一種財産形成基金給付金若しくは同条第3項に規定する第二種財産形成基金給付金(以下「財産形成給付 金等」という。)のうち、同法第6条の2第1項第6号又は同法第6条の3第2項第6号若しくは同条第3項第5号に規定 する中途支払理由でやむを得ないものとして次の(一)及び(二)に定めるもの以外の理由により支払を受ける財産形成給付 金等の額は、同法第6条の2第1項に規定する信託会社等又は同法第6条の3第2項に規定する信託会社等若しくは同条 第3項に規定する銀行等がそれぞれ支払をする給与等の金額とみなし、その他の財産形成給付金等の額は、これらの者が それぞれ支払をする一時所得に係る収入金額とみなして、所得税法の規定を適用する。(措法29の3) (一) 財 産 形 成 給 付金の「やむ を 得 な い 中 途支払理由」 勤労者財産形成促進法施行令(以下「財形 法令」という。)第20条第1項第2号から 第4号までに掲げる理由(第4号に掲げる 理由については右欄ので定めるところに より証明がされたものに限る。)(措令19 の4一) 左欄に規定する証明がされた理由は、財形法令第20条 第1項第4号に規定する事業主の同号に掲げる請求 である旨を証する書類が同条第2項に規定する信託 会社等に提出されたことにより証明がされた理由と する。(措規11の4①) 左欄に規定する証明がされた理由は、次の各号の区分 に応じ、当該各号に掲げる理由とする。(措規11の4 ③一、二) (二) 第 一 種 財 産 形 成 基 金 給 付 金 又 は 第 二 種 財 産 形 成 基 金 給 付 財形法令第27条の5第1項3号若しくは 第5号に掲げる理由、同項第4号に掲げる 理由でやむを得ないものとして注で定め るもの若しくは同項第6号(同令第27条の 23において読み替えて適用する場合を含 イ 左 欄 の 注 に 定 め る 理 由 当該勤労者を雇用する事業主の 当該勤労者が左欄の注に規定す

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金の「やむを 得ない中途支 払理由」 に よ り 給 付 金 が 支 払 わ れる場合 る休養を要することとなったこ と又は左欄の注に規定する設立 事業場を休業したことを証する 書類及び勤労者財産形成基金の 当該勤労者が当該勤労者財産形 成基金の規約により定められて いる資格を喪失しその加入員で なくなったことを証する書類が 財形法令第27条の5第2項に規 定する信託会社等又は同令第27 条の16第2項に規定する銀行等 に提出されたことにより証明が された理由 ロ 財 形 法 令 第 27 条 の 5 第 1 項 第 6 号 又 は 同 令 第 27 条 の 16 第 1 項 第 4 号 に 掲 げ る 請 求 に よ り 給 付 金 が 支 払 われる場合 当該勤労者を雇用する事業主の 同令第27条の5第1項第6号に 掲げる請求である旨を証する書 類が同号に規定する基金を経由 してイに規定する信託会社等に 提出されたことにより証明がさ れた理由又は当該勤労者を雇用 する事業主の同令第27条の16第 1項第4号に掲げる請求である 旨を証する書類が同号に規定す る基金を経由してイに規定する 銀行等に提出されたことにより 証明がされた理由 む。以下右欄までにおいて同じ。)に掲げ る理由又は同令第27条の16第1項第2号 に掲げる理由、同項第3号に掲げる理由で やむを得ないものとして注で定めるもの 若しくは同項第4号(同令弟27条の23にお いて読み替えて適用する場合を含む。以下 右欄までにおいて同じ。)に掲げる理由(こ れらのやむを得ないものとして注で定め る理由又は同令第27条の5第1項第6号 若しくは同令第27条の16第1項第4号に 掲げる理由については、右欄で定めるとこ ろにより証明がされたものに限る。)(措 令19の4二)    (やむを得ない理由と認められるも    の) 注 上記の「やむを得ないものとして注で 定めるもの」とは、2に規定する勤労者 が心身の故障のため休養を要すること となったこと又は当該勤労者が勤務す る勤労者財産形成促進法第7条の11第 1項第3号に規定する設立事業場が休 業したことにより勤労者財産形成基金 の規約により定められている資格を喪 失し当該勤労者財産形成基金の加入員 でなくなったこととする。(措規11の4 ②) (財形給付金等の所得区分及び収入すべき時期) (1) 勤労者が、財形給付金契約等に基づき一時金として支払を受ける財形給付金等に係る所得の所得区分及びその所 得の総収入金額又は収入金額の収入すべき時期は、それぞれ次の表のとおりであるから留意する。(措通29の3-2)

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《財形給付金等の所得区分及び収入すべき時期一覧表》 所   得   区   分   等 項 目 種 類 支  払  理  由  等 証明の有無 所 得 区 分 根 拠 法 令 収入すべき 時   期 イ 7年を経過した日ごとに支払われるもの  (財形法6の2①六) 一 時 所 得 措法29の3 財形法第6条 の2第1項第 6号に規定す る7年を経過 した日 (イ) 財形貯蓄契約等を締結している者で なくなったこと(財形法令20①一) 給 与 所 得 措法29の3措令19の4一 中途支払理由が生じた日 (ロ) 勤労者の死亡(財形法令20①一の二) ((注)1参照)非 課 税 (ハ) 当該契約に係る事業場の勤労者でな くなったこと(財形法令20①二) 一 時 所 得 措法29の3措令19の4一 中途支払理由 が生じた日 (ニ) 給与所得者の扶養控除等申告書を当 該事業場を経由して提出する勤労者以外 の者となったこと(財形法令20①三) 同  上 同  上 同  上 事 業 主 の 証 明あり ((注)2参照) 同  上 措法29の3措令19の4一 措規11の4① 信託会社等が 支払の請求を 受理した日 (ホ) 勤労者に係る疾病、災害又は持家の取 得を理由とする当該事業主を経由して行 う給付金の支払の請求(財形法令20①四) 証 明 な し 給 与 所 得 同 上 同 上 ロ 中 途 支 払 理 由 (ヘ) 上記(ホ)以外の理由による当該事業 主を経由して行う給付金の支払の請求(財 形法令20①五) 同 上 措法29の3措令19の4一 同 上 ① 財 形 給 付 金 ハ 当該契約の解約(財形法令 22 一、二) ((注)3参照)一 時 所 得 措法 29 の3 解 約 の 日 イ 7年を経過した日ごとに支払われるもの (財形法6の3②六) 一 時 所 得 措法 29 の3 財形法第6条 の3第2項第 6号に規定す る7年を経過 した日 (イ) 財形貯蓄契約等を締結している者で なくなったこと(財形法令27の5①一) 給 与 所 得 措法29の3 措令19の4二 中途支払理由 が生じた日 (ロ) 当該基金に対し脱退の申出をしたた め、当該基金の加入員でなくなったこと (財形法令27の5①一の二) 同 上 同 上 同 上 (ハ) 勤労者が死亡したため、当該基金の加入 員でなくなったこと(財形法令27の5①二) ((注)1参照)非 課 税 (ニ) 設立事業場の勤労者でなくなったた め、当該基金の加入員でなくなったこと (財形法令27の5①三) 一 時 所 得 措法29の3措令19の4二 中途支払理由が生じた日 事 業 主 及 び 基 金 の 証 明 あり ((注)4参照) 同 上 措法29の3 措令19の4一 措規11の4 ②、③一 同 上 (ホ) 当該基金の規約により定められてい る資格を喪失したため、当該基金の加入員 でなくなったこと(財形法令27の5①四) 証 明 な し 給 与 所 得 同 上 同 上 ② 第 一 種 財 形 基 金 給 付 金 ロ 中 途 支 払 理 由 (へ) 給与所得者の扶養控除等申告書を当 該事業場を経由して提出する勤労者以外 の者となったため、当該基金の加入員でな くなったこと(財形法令27の5①五) 一 時 所 得 措法29の3措令19の4二 同 上 事 業 主 の 証 明あり ((注)2参照) 同 上 措法29の3 措令19の4二 措規11の4③ 二 信託会社等が 支払の請求を 受理した日 (ト) 勤労者に係る疾病、災害又は持家の取 得を理由とする当該基金を経由して行う 給付金の支払の請求(財形法令27の5① 六) 証 明 な し 給 与 所 得 同 上 同 上 (チ) 上記(ト)以外の理由による当該基金 を経由して行う給付金の支払の請求(財形 法令27の5①七) 同 上 措法29の3 措令19の4二 同 上 ハ 当該契約の解約(財形法令27の11一、二) 一 時 所 得 ((注)3参照) 措法 29 の3 解 約 の 日

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イ 7年を経過した日ごとに支払われるもの  (財形法6の3③五) 一 時 所 得 措法29の3 財形法第6条 の3第3項第 5号に規定す る7年を経過 した日 (イ) 財形貯蓄契約等を締結している者で なくなったこと(財形法令27の16①一) 給 与 所 得 措法29の3 措令19の4二 中途支払理由 が生じた日 (ロ) 当該基金に対し脱退の申出をしたた め、当該基金の加入員でなくなったこと (財形法令27の16①一) 同 上 同 上 同 上 (ハ) 勤労者が死亡したため、当該基金の加 入員でなくなったこと(財形法令27の16 ①一) 非 課 税 ((注)1参照) (ニ) 次のいずれかに該当するもの(財形法 令27の16①二)  <イ> 設立事業場の勤労者でなくなったた め、当該基金の加入員でなくなったこと  <ロ> 給与所得者の扶養控除等申告書を当 該事業場を経由して提出する勤労者以外 の者となったため、当該基金の加入員でな くなったこと 一 時 所 得 措法29の3 措令19の4二 中途支払理由 が生じた日 (ホ) 当該基金の規約により定められてい る資格を喪失したため、当該基金の加入員 でなくなったこと(財形法令27の16①三) 事 業 主 及 び 基 金 の 証 明 あり ((注)4 参照) 同 上 措法29の3 措令19の4二 措規11の4②、 ③一 同 上 証 明 な し 給 与 所 得 同 上 同 上 事業主の証 明あり ((注)2参照) 一 時 所 得 措法29の3 措令19の4二 措規11の4③ 二 銀行等が支払 の請求を受理 した日 ③ 第 二 種 財 形 基 金 給 付 金 ロ 中 途 支 払 理 由 (ヘ) 勤労者に係る疾病、災害又は持家の取 得を理由とする当該基金に対して行う給 付金の支払の請求(財形法令27の16①四) 証 明 な し 給 与 所 得 同 上 同 上 (ト) 上記(ヘ)以外の理由による当該基金に 対して行う給付金の支払の請求(財形法令 27の16①五) 同 上 措法29の3措令19の4二 同 上 ハ 当該契約の解約(財形法令27の22一、二) ((注)3参照)一 時 所 得 措法29の3 解 約 の 日 (注)1 勤労者の死亡により支払を受ける財形給付金の額又は第一種財形基金給付金の額若しくは第二種財形基金給付金の額は、相続税の課税価 格計算の基礎に算入されるものであるから、第二章第三節《非課税所得》八(1)《相続財産とされる死亡者の給与等、公的年金等及び退職 手当等》の適用があることに留意する。 2 「事業主の証明あり」とは、勤労者に係る疾病、災害又は持家の取得を理由とする財形給付金等の支払の請求について、2表(一)の右欄 又は同表(二)の右欄のロに規定する事業主の証明がされた場合をいう。 3 事業主又は基金が同一の勤労者に関し2以上の財形給付金契約等を締結している場合には、厚生労働大臣の承認の取消しが行われたこと 等により当該契約等が解約されるときを除き、その締結しているすべての財形給付金契約等が解約されることになっている。 4 「事業主及び基金の証明あり」とは、2表(二)の右欄イに規定する次に掲げる事業主及び基金の証明がされた場合に限られることに留意 する。 <イ> 勤労者が心身の故障のため休養を要することとなったこと又は設立事業場を休業したことについての事業主の証明 <ロ> 上記<イ>の事実が生じたことにより当該基金の規約で定めている資格を喪失し加入員でなくなったことについての基金の証明 (財形給付金等に含まれるもの) (2) 財形給付金契約等の相手方である財形法第6条の2第1項に規定する信託会社等又は第6条の3第2項《勤労者 財産形成基金契約》に規定する信託会社等若しくは同条第3項に規定する銀行等が、(1)の表の「収入すべき時期」 欄に掲げる日後に財形給付金等を支払う際に、これらの日の翌日からその支払の日までの期間に対応する利子その他 これに準ずるものを、当該財形給付金契約等においてあらかじめ約定されたところにより付加することとしている場 合において、当該期間がその財形給付金等の支払に要する期間として相当と認められるとき(おおむね1か月以内で あるとき)は、その付加する金額についても、2に規定する財形給付金等に含まれるものとして差し支えない。(措通 29の3-3) (注) 財形給付金等がその支払に要する期間として相当と認められる期間を経過して支払われる場合には、(1)の表の「収入すべき時期」欄 に掲げる日の翌日からその支払の日までの期間に対応する利子その他これに準ずるものの金額のすべてについて、2の規定の適用はない ことに留意する。

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(やむを得ない中途支払理由で勤労者の疾病等によるもの) (3) 事業主がその勤労者につき2表(一)の右欄又は同表(二)の右欄ロの規定により証明する支払の請求とは、当該勤 労者が他に資金を有していないことなどにより、次に掲げる支出に充てるためにやむなく財形給付金等の支払の請求 をせざるを得ないと認められる場合の当該支払の請求をいうことに留意する。(措通29の3-4) (一) 勤労者の疾病(傷害を含む。)により、その治療のために、又は治療を要する間休養するために要する支出(保 険金、損害賠償金その他これらに類するものにより補てんされる部分の金額を除く。) (二) 勤労者の有する生活に通常必要な資産について災害が生じたことにより、その原状回復のために要する支出(保 険金、損害賠償金その他これらに類するものにより補てんされる部分の金額を除く。) (三) 勤労者が自己の居住の用に供する住宅の新築、購入又は増改築(床面積の増加を伴うものに限る。)に要する支 出 (第二種財形基金給付金に係る所得の源泉徴収等) (4) 第二種財形基金給付金の支払は、財形法第7条の19《基金の行う業務》の規定により、基金がその加入員である 勤労者に対して行うこととされているが、当該給付金については、2の規定により財形法第6条の3第3項に規定す る銀行等が支払うものとみなされているから、当該銀行等は、所得税法の定めるところに従い、次に掲げるところに より源泉徴収等をしなければならないことに留意する。(措通29の3-5) (一) 当該給付金のうち給与等とみなされるものを支払う際には所得税を徴収し納付すること。 (二) 当該給付金に関する次の法定調書を作成の上、税務署長に提出すること。 イ 給与等とみなされる第二種財形基金給付金  「給与所得の源泉徴収票」 ロ 一時所得に係る総収入金額とみなされる第二種財形基金給付金  「生命保険契約等の一時金の支払調書」 (給与等とみなされる財形給付金等に係る源泉徴収税額) (5) 2の規定により給与等とみなされる財形給付金等に係る源泉徴収税額は、次に掲げる区分に応じ、それぞれ次に 掲げる期間を所得税法第186条第1項第2号ロ《賞与に係る徴収税額》に規定する「賞与の金額の計算の基礎となった 期間」として計算した従たる給与である賞与(前月中の普通給与の支払がない場合に該当)の税額とする。(措通29 の3-6) (一) その財形給付金契約等に基づき、その勤労者に対して最初に支払われるもの  その財形給付金契約等に基づ きその勤労者のために最初に信託金、保険料、共済掛金若しくは証券投資信託の設定のための金銭(以下(5)にお いて「信託金等」という。)又は預貯金の預入若しくは有価証券の購入に係る金銭(以下(5)において「預入金等」 という。)の払込みが行われた日の属する月から、その財形給付金等が支払われるべき日((1)の表の「収入すべき 時期」欄に掲げる日をいう。以下(二)において同じ。)の属する月までの期間 (二) その財形給付金契約等に基づき、その勤労者に対して2回目分以後に支払われるもの  当該2回目分以後に 支払われる財形給付金等の直前に支払われた財形給付金等に係る最後の信託金等又は預入金等の払込みが行われた 日後、最初に信託金等又は預入金等の払込みが行われた日の属する月から、当該2回目分以後に支払われる財形給 付金等が支払われるべき日の属する月までの期間

3 退職勤労者が弁済を受ける未払賃金に係る課税の特例

 賃金の支払の確保等に関する法律第7条(同法第16条の規定により読み替えて適用される場合を含む。以下3において 同じ。)に規定する事業主に係る事業を退職した労働者が同法第7条の規定により同条の未払賃金に係る債務で給与等に係 るものにつき弁済を受けた金額は、当該事業主から当該退職の日において支払を受けるべき第六節《退職所得》一に規定 する退職手当等の金額とみなして、所得税法の規定を適用する。(措法29の4) (注) 上記に関する取扱いは措通29の4-1~5により定められている。(第六節二3参照)(編者注)

参照

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