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全文

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坂本 昭・設計工房 CASA 平成 24 年 12 月 【概要版】

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人がつどう まちをめぐる 太子がつながる

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01 設計の基本方針 02 太子町にふさわしい新しい庁舎 03 計画概要 1 04 計画概要 2 05 配置計画 06 平面計画 1 07 平面計画 2 08 平面計画 3 09 平面計画 4 10 窓口計画 11 執務室レイアウト計画 12 インテリア計画 13 収納計画 14 立面計画 15 断面計画 16 構造計画 17 設備計画 18 省エネルギー計画 19 防災計画 20 ユニバーサルデザイン計画 21 外構計画 P.1 P.3 P.5 P.7 P.9 P.11 P.13 P.15 P.17 P.19 P.20 P.21 P.22 P.23 P.25 P.27 P.29 P.31 P.33 P.35 P.37

目次

太子町新庁舎 太子の環

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2 設計の基本方針 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA

設計の基本方針

01

1  「太子町新庁舎建設基本計画」にて掲げられた新庁舎建設の基本理念である「住民にやさしい開 かれた庁舎」「まちの安心安全を守る庁舎」 「新しい時代に対応する庁舎」「まちの景観をリードす る庁舎」に基づき設計の基本方針を定める。  また、当該設計の基本方針は「第5次太子町総合計画」および 「太子町都市計画マスタープラン」 における斑鳩地区(和のまち太子)の拠点ゾーン形成について、その考え方に沿った計画としている。 文化交流拠点 歴史拠点 地域交流拠点 庁舎建設予定地 和のまち太子  「誇れるまち」「活きるまち」「つながるまち」「安心のまち」 を支える特色あるゾーンの輪によって、『和のまち太子』の 拠点ゾーンを形成する。  新庁舎を中心とするゾーンは『歴史拠点』、『文化交流拠点』 と 連 携、役 割 分 担 の も と『地 域 交 流 拠 点』 と し て、 『和のまち太子』の拠点ゾーンの一角を構成する。 『和のまち太子』 拠点ゾーンの形成と「地域交流拠点」の位置づけ 80 0m 庁舎建設 予定地 歴史拠点 斑鳩寺 文化交流拠点 太子山公園 旧西国街道 現庁舎 斑鳩小学校 地域交流拠点 中央公民館 図書館 歴史資料館 文化会館 (あすかホール) 郵便局 なかみち 参道 300 m 500 m 歩行者ネットワーク 車動線 N 和のまち太子の拠点ゾーン

新しい時代に対応する庁舎

執務ゾーン、地域交流ゾーン、議会ゾーンを明確にすることで、将来の行政組織 の変化に対しても柔軟に対応できる計画とする。 メンテナンスの容易化、耐久性のある材料の選定、計画的な保全等により、建物 の使用年数の長期化に配慮し、建物全体としてライフサイクルコストを縮減する。 ・ ・ 建物の長寿命化 吹き抜けやエコボイドを利用した自然換気、夜間換気による放熱など、効率の良 い空調換気計画とする。 太陽光発電、雨水貯留など、自然エネルギーを積極的に活用するとともに、屋上緑 化や敷地の積極的な緑化によりヒートアイランド現象の抑制や熱負荷の低減を図る。 環境負荷の軽減 つどう・めぐる・つながるをキーワードに住民にやさしい開かれた庁舎を計画する。 つどう広場 ・ ・ ・ 旧西国街道沿いに街道交流広場、庁舎に囲まれるように中央交流広場を配置する。 それぞれの場所に応じた自由な活用ができ人の交流のある、つどう広場とする。 庁舎内には、住民ギャラリーや行政情報コーナー、地域交流スペース、エンガワ広場な どを各所に設ける。人々が気軽に訪れ、自由に散策し有意義な時間を過ごすことができる、 めぐる庁舎とする。 めぐる庁舎 庁 舎 や 広 場 は、単 体 の 施 設 と し て だ け で は な く、ま ち づ く り や 環 境 形 成 な ど、将 来 を 見据えた長期的なビジョンを形成するための拠点となる。 この庁舎や広場を拠点として、まち全体に人の輪がつながっていくことを目指す。 つながる太子

住民にやさしい開かれた庁舎

太子の環 太子町新庁舎

まちの景観をリードする庁舎

ヒューマンスケールの活気ある公共空間 旧西国街道に沿って街道交流広場を計画し、建物のボリュームを抑えたヒューマ ンスケールの外部空間を計画する。 大屋根により空間としてのまとまりを与えるとともに、地域交流スペースとの一 体活用を可能とした配置により、住民に開かれた親しみやすい空間を形成する。 敷地内の各所に植栽計画を施し、敷地全体にわたり緑が感じられるゆとりと潤い のあるランドスケープ(景観)を目指す。 広場、庁舎、遊歩道などが緑により一体化され、緑に導かれるように散策できる、 公園のような場所を創出する。 緑がつながる庁舎 太子町らしさを醸し出す庁舎 太子町の歴史、風土、自然景観に調和した「和のイメージ」の庁舎とする。 軒や庇、縁側といった日本の伝統的空間要素を取り入れた、現代的な和の意匠とする。 白∼灰色∼墨色などの無彩色ベースとした外観とし、歴史的景観に配慮した落ち 着きと調和がとれた建築とする。 ・ ・ ・ ・ ・

まちの安心安全を守る庁舎

災害時の防災拠点 ・ ・ ・ ・ ・ 災害時の一時緊急避難場所として、また救助・救援活動の拠点として利用できる防 災広場を整備する。 防災拠点としての機能を維持するため、備蓄倉庫や耐震貯水槽を設置するとともに、 非常用電源などバックアップシステムを確保し、ライフラインの途絶に対して庁舎 機能が継続維持できる計画とする。 災害時復興拠点として、耐震性と耐久性を確保し、水害による浸水にも対応でき る計画とする。 十分な構造安全性の実現 ・ ・ ・ ・ ・ ・

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4 太子町にふさわしい 新しい庁舎 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 3  日本の現代建築にとって、歴史との調和は常に重要事項であった。 今までに多くの建築史家、建 築家が、日本建築の意匠や空間を論じてきたため、そのいくつかを紹介する。  過去の事例、言説を踏まえ、太子町が唱える新しい庁舎の「和」について、その基本的な考え方 を列記する。

和の表現 書籍・言説

庁舎が備えるべき和の品格

 建 築 史 家 で あ る 伊 藤 は、日 本 建 築・庭 園・文 学・茶 道・華 道 か ら、共 通 す る 日 本的デザインの抽出を行った。建築の屋根のあり方や、内外部空間の考え方につ いて示唆している。 「日本人にとって屋根が屋根であるためには(中略)勾配は必ずしもなくて もかまわないが、屋根には軒または庇の部分がなければならないことを示 している。」(P.34「灰色の空間」より) 「東 洋 的 と も い え る 空 間 演 出 の 技 法 の ひ と つ が「見 え が く れ」で あ る。」 (P.207「運動の視覚化」より) 「日本デザイン論」伊藤ていじ(SD 選書 1966)  建築様式ではなく空間という観点から、「法隆寺」から始まり、「金沢 21 世紀美 術館(2004)」に至るまで、100 件の日本建築を取り上げている。建築様式を過 去に倣うのではなく、歴史の息吹が吹き込まれた現代建築・日本的空間というも のをつくりあげていく際の参考となる。 「伝統的な空間の感覚は、モダニズムによる抽象化を経て現代にまで受け継 がれたのだ(後略)」  (P.28「ミッシング・リンクとしての近代」より) 「日本の建築空間」田中禎彦他(新建築社 2005)  建築家・齋藤裕と、写真家・二川幸夫による対談集。古今および世界の建築を 知る両者が、素材や空間・光などをテーマに対談している。日本建築が過去の歴 史を引継ぎ「真行草」の創造性を経ることで、歴史の層が出来上がってきたこと を示唆している。 「日本の庭は動線にありとあらゆる工夫があります。軸線と動線を交差させ ながら、視界や道を狭めたり広げたり、向きを変えたりして、空間の多様性 をつくりあげていくんですね。」(P.304「動線・軸線」より) 「建築のエッセンス」齋藤裕(GA2000) 抽象化された屋根や庇、格子や和紙の表現  機能的要件から庁舎建築は巨大な建築にならざるをえないため、日本建築を直裁 に表現した建築ではなく、和の意匠を抽象化した洗練された現代建築を創出する。  新庁舎の建物は高さを抑え、ボリューム感を低減するこ とが町並みとの調和にむけて有効である。  「桂離宮」は、雁行型平面を採用することにより、大きな 書院造建築を庭園に調和させ、かつ居住空間にふさわしい 採光や通風を実現している。このような雁行型平面を起用 することが、有効な手段の一つといえる。 高さを抑えた建築、ボリューム感を低減した建築  過去の事例を見る限り、日本的な建築の構成に必ずしも 日本建築の素材が必要であるとはいえない。古来からある 材料であっても新しい材料であっても、町並みに調和した 色彩と素材を採用することが重要である。 町並みに調和した色彩と現代的な素材  他 者 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 場 で あ り、自 然 と の イ ン タ ー フ ェ イ ス で あ っ た 日 本 建 築 の 縁 側 や 軒 下 の 空 間 に つ い て、形 式 的 模 倣 に と ど ま ら ず、 多 様 性 を も っ た 空 間 と し て 再 現 す る こ と が、庁 舎 建築としてふさわしいと考える。 縁側や軒下など日本的空間の再現 奥行きのある内外空間  視 線 や 動 線 を 誘 導 す る 計 画 と す る こ と で、建 築 や ラ ン ド ス ケ ー プ に お い て「見 え 隠 れ」す る 空 間 を創り出す。日本建築に見られる、折れ曲がりや巧 みな点景の配置、塀や衝立のような空間をやわらか く遮断する方法をとり入れ、「見え隠れ」を形成する。

太子町にふさわしい新しい庁舎

02

太子町新庁舎 太子の環 桂離宮 配置図

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計画概要 1

03

主要用途 主体構造 建築面積 庁舎延床面積 付属施設延床面積 各階面積 各ゾーン床面積 階数 高さ 1 階 2 階 3 階 塔屋 執務ゾーン 地域交流ゾーン 議会ゾーン 管理ゾーン 事務所 3 階 + 塔屋 16m 4,567 ㎡ 7,265 ㎡ 920 ㎡ 3,079 ㎡ 2,342 ㎡ 1,739 ㎡ 106 ㎡ 4,377 ㎡ 1,197 ㎡ 1,328 ㎡ 260 ㎡ 鉄筋コンクリート造 (一部、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)

建築概要

駐車台数 124 台、バイク 22 台、自転車 68 台

駐車場概要

計画概要 1 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 5 6

敷地概要

計画地 兵庫県揖保郡太子町鵤 280 番地 1 敷地面積 11,998.26 m² 都市計画 市街化区域 用途地域 現況 北側道路境界より 30m まで - 第 2 種住居地域 指定建ぺい率 60% 指定容積率 200% 現在 現在 東側道路境界より 30m まで - 第 2 種中高層住居専用地域 指定建ぺい率 60% 指定容積率 200% 上記以外 - 第 1 種中高層住居専用地域 指定建ぺい率 60% 指定容積率 150% それぞれの用途地域を統一し、第 2 種住居地域への都市計画変更予定 指定建ぺい率 60% 指定容積率 200% 防火地域 指定なし 日影規制 規制時間 現況 第 2 種住居地域 :5m ー 4 時間、10m ー 2.5 時間 第 2 種中高層住居専用地域 :5m ー 4 時間、10m ー 2.5 時間 第 1 種中高層住居専用地域 :5m ー 3 時間、10m ー 2 時間 それぞれの用途地域を統一し、第 2 種住居地域への都市計画変更予定 :5m ー 4 時間、10m ー 2.5 時間 部位 場所 仕上材 屋根・床 外壁 外部軒天 壁 軒天 屋根 アスファルト防水の上押さえコンクリート仕上 屋上緑化 緑化パネル敷き 外部舗装 レンガ敷き、芝生、浸透性脱色アスファルト舗装、緑化ブロック 化粧型枠コンクリート打ち放し仕上、レンガタイル張り、杉板化粧型枠コンクリート打ち放し仕上、 化粧型枠コンクリート打ち放しの上塗装、アルミルーバー 、スチールパネル デッキ セランガンバツ材 化粧型枠コンクリート打ち放し仕上、不燃木材張り、スチールパネル、フレシキブルボート

外部仕上表

執務ゾーン ゾーン 議会ゾーン 地域交流ゾーン 床 天井 室 壁 石張り 岩綿吸音板の上EP塗 窓口・ロビー ケイカル板、木リブ タイルカーペット 岩綿吸音板の上EP塗 執務空間 石膏ボード、クロス貼り 行政情報コーナー 化粧型枠コンクリート打ち放し仕上 レンガ敷き 石膏ボード 交流スペース 石膏ボード、化粧型枠コンクリート 打ち放し仕上 タイルカーペット、塩ビシート 岩綿吸音板の上EP塗 研修室 石膏ボード、クロス貼り 畳敷き 和紙クロス 和室 石膏ボード、和紙クロス タイルカーペット 岩綿吸音板の上EP塗 ロビー 石膏ボード、クロス貼り タイルカーペット 岩綿吸音板の上EP塗 事務局 石膏ボード、クロス貼り レンガ敷き 岩綿吸音板の上EP塗 議場 石膏ボード、木リブの上 AEP 塗 塩ビシート 岩綿吸音板の上EP塗 廊下 石膏ボード、クロス貼り フローリング 石膏ボード ラウンジ 石膏ボード、クロス貼り レンガ敷き 石膏ボード 町民ギャラリー 化粧型枠コンクリート打ち放し仕上

主要室 内部仕上概要

敷地周辺図 兵庫県揖保郡太子町鵤 280 番地 1 新庁舎建設計画地は、現庁舎から西に約 500m、県道門前鵤線と沖代線の交差点の南西角に位置する。

案内図

N

計画地

太子の環 太子町新庁舎

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計画概要 2 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 7 8 電力引込 自家用電源設備 無停電電源装置 幹線、動力設備 電灯設備 照明器具設備 コンセント設備 電話設備 弱電設備 防災設備 1 受変電設備 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 3φ3w 6600V 60Hz 引込  受変電形式 屋外キュービクル型 72 時間連続運転可能型 超低騒音型 オイルタンク、7000lit 地下埋設 無瞬断切替型 50KVA ( サーバー用 ) 動力         3φ3w 200V 60Hz 昼光センサによる明るさ制御 人感センサによる点灯制御 省エネ型高効率蛍光灯 (Hf 型 ) LED 照明器具 照度は JIS 基準に準ずる OA フロアー内は分岐ボックス +OA タップ 光回線導入 IP 電話システムデジタル方式 セキュリティシステム カード式とし、各室ランプ表示とする 自動火災報知・非常放送・誘導灯・防火戸・火災通報・非常照明 避雷針設備 12 突針型とし、執務ゾーン屋外設備スペースに取付 変圧器容量 電灯 300KVA  動力 300KVA 自家用発電機 防災用、保安用兼用 屋外キュービクル型 A 重油焚ディーゼル発電機 500kw 太陽光発電装置 シリコンソーラーセル 150 枚 約 30kw 発電機能付ガス空冷ヒートポンプエアコン   12 台 約 30kw 配電方式 CET ケーブル + 電線管又はケーブルラック 高圧 議会ゾーン送り 3φ3w 6600V 60Hz 低圧 電灯      1φ3w 200V/100V 60Hz 点灯方式 各ブロック別に集中管理とする 一般用、非常用に分類し接地極付 放送設備    非常放送、館内業務用放送兼用 ITV 設備    監視用とし、駐車場他主要箇所にカメラを設置 TV 共聴設備  地上デジタル放送を受信し、各室での受信を可能とする 電気時計設備  親時計 自動修正付  子時計 デジタル表示型 情報通信設備  屋内 LAN 用配管配線、非常通信網の表示他 インフォメーションシステム 議場、会議室システム 給水設備 給湯設備 排水設備 衛生器具設備 ガス設備 消火設備 1 2 3 4 5 6 給水方式   受水槽 + 加圧ポンプ方式(上水、井戸水、散水共) 給湯方式   局所式 ( 各湯沸室、調理室にガス湯沸器又は電気温水器を設置 ) 排水方式   屋内 : 汚水、雑排水分流  屋外 : 合流 大便器    ウォシュレット対応洋風便器 使用する設備 給湯用湯沸器、調理器具、エアコン(執務ゾーン) 屋内消火栓設備(2 号) 消火器 使用水源   飲料用 : 町上水道  雑用水用 : 井戸水  散水用 : 雨水 使用するガス 都市ガス 13A 低圧引込 放流先    町下水道本管

給排水衛生ガス設備概要

基本条件 熱源機器設備 空気調和設備 換気設備 自動制御設備 1 2 3 4 5 電気空冷ヒートポンプエアコン       議会ゾーン、地域交流ゾーン 議場    床置エアコン + 定風量単一ダクト方式 地熱を利用した熱負荷の軽減(執務ゾーン) パルス方式とし、中央監視盤にて運転・監視・計量・計測 空調方式  電気又はガス空冷ヒートポンプエアコン方式 温湿度条件 屋外 : 夏期 34.1 C 58.8%  冬期 1.7 C 50.4% 屋内 : 夏期 27.0 C 50.0%  冬期 21.0 C 40.0% 外気導入量 1 人あたり 20 ∼ 30 ㎥ /h 熱源     電気•ガス•地熱 ガス空冷ヒートポンプエアコン(発電機能付)執務ゾーン 各執務スペース  天井埋込 4 方向吹出カセット型及び、天井隠蔽ダクト型 居室第 1 種換気  倉庫、便所他第 3 種換気 外気取り入れ   温湿度及び空気浄化処理

空気調和設備概要

エレベーター設備 ホイスト設備 1 2 備蓄倉庫 地域交流ゾーン 乗用エレベーター(トランク付)11 人乗 x1 基 速度 60m/min 執務ゾーン   乗用エレベーター        15 人乗 x1 基 速度 60m/min 議会ゾーン   乗用エレベーター        11 人乗 x1 基 速度 60m/min

昇降機設備概要

電気設備概要

計画概要 2

04

太子町新庁舎 太子の環

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新庁舎の諸機能を「執務ゾーン」「地域交流ゾーン」「議会ゾーン」として配置する。 執務ゾーン 議会ゾーン 地域交流ゾーン 中央交流広場 街道交流広場 県道側からの アプローチ 街道側からの アプローチ 行政 議会 住民 広場を中心にした3つの場所の配置

3 つのゾーンと 2 つの広場

動線・交通計画

敷地を囲む 3 方のいづれの道路からもアクセスができる計画とする。 エントランスを多く設けることにより、目指すゾーン ( 執務・地域交流・議会 ) へ 容易にアクセスできる計画とする。 ・ ・ ・ ・ 歩行者のアプローチ 日常業務の機能動線が集約される執務ゾーンは県道のある北側に配置。 住民活動の拠点となる地域交流ゾーンは旧西国街道のある南側に配置し、街道交流広場と 一体的に活用できるよう整備。 議会ゾーンは、中央交流広場に面することで開かれた議場となるよう、東側に配置。 北側県道を主な車動線として想定し、駐車場を配置する。 建物西側に車両通行動線を設け南北に通り抜けできる計画とする。 車両のアプローチ 平面駐車による計画とする(全 124 台 公用車含む) 駐輪場(自転車 68 台、バイク 22 台) 駐車場 配置計画 10 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 9 3 つのゾーンの中心部に中央交流広場を配置し、それぞれのゾーン、街道交流広場との連携を 図ることができる計画とする。

歩行者動線

車動線

エントランス

県道

旧西国街道

窓口・ロビー N 県道から旧西国街道まで 見通せるアプローチ 遊歩道からのアプローチ 旧西国街道から大屋根を通るアプローチ 駐車場 駐輪場 バイク置き場 公用車 車庫 車寄せ 街道交流広場 (防災広場) 中央交流広場 (防災広場) 執務ゾーン 議会ゾーン 地域交流ゾーン

配置計画

05

太子町新庁舎 太子の環 倉庫 ・ ・

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窓口

来庁者の主動線に総合受付を設置。記載台、待合エリアへとスムーズにアクセスできる計 画とする。 住民の利用頻度の高い窓口を 1 階、2 階に配置する。 窓口は落ち着いてサービスが受けられる座りカウンターを基本とするとともに、プライバ シーに配慮した個別の相談コーナーを設置する。

住民ギャラリー

住民が庁舎を身近で親しみのある場として感じられるよう、日常のなかに文化性を感じる ことのできる場を創出する。 地域住民や子ども、美術作家の作品を展示し、広場からエントランスへの動線の流れをつくる。

地域交流スペース

2 つの広場(街道交流広場、中央交流広場)との一体活用が可能な計画とする。 執務ゾーンとの明確なエリア分けにより、休日利用も可能な施設計画とする。 休憩スペース、地域住民が使用できるブースを設け、学習、読書、談話、 インターネッ トなど個人として気軽に活用できる場、「まちなかリビング」「まちの居間」のような場 をつくる。 12 平面計画 1 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 11

地域交流サテライト(離れ)

地域交流スペースに付随して「地域交流サテライト(離れ)」の場を設ける。カフェや書架 としての利用を想定し、子どもからお年寄りまでが気軽に立ち寄れる開かれた場を創出する。 障がい者に雇用の場を提供する。 住民が持ち寄った本などの貸出しスペースを設ける。

行政情報コーナー

太子町の行政情報やまちの情報を、発信、検索できるスペースを設ける。 併設する住民ギャラリーと一体活用を可能とし、定期的な展示の入れ替えや、多様な展示 方法による情報発信の場を設置する。

議場

議場を中央交流広場に面して配置する。 議会閉会中は会議室としての利用や、 全面開放できる建具により、 広場と一体となった イベントスペースへの活用も可能な計画とする。

印刷作業室

庁舎執務で使用する印刷作業室を住民用に一般開放することにより、 自治活動やグループ活動を支援する。 執務ゾーン 地域交流ゾーン 凡 例 共有ゾーン 会議室 議会ゾーン 倉庫 エントランス 来庁者動線 多目的トイレ 赤ちゃんのえき (授乳やおむつ交換) 1 階平面図 中央 監視室 印刷作業室 WC WC WC 車いす置き場 書庫 会議室 宿直室 屋外倉庫 (ふれあい市) 更衣室 ロビー 全員協議会室 集中書庫 塵芥室 倉庫 EV WC WC EV WC EV 自動 販売機 倉庫 倉庫 倉庫 (防災広場)中央交流広場 街道交流広場 (防災広場) 執務スペース 窓口スペース 更衣室 更衣室 地域交流スペース 議会 事務局 正副 議長室 書庫 上部エコボイド 総合受付 キッズコーナー 待合エリア 記載台 住民ギャラリー 自動 交付機 ATM 地域交流サテライト(離れ) 議場 行政情報コーナー 相談コーナー

平面計画 1

06

太子町新庁舎 太子の環

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コ ピ ー 機 や プ リ ン タ な ど OA 機 器 を 配 備 す る メ デ ィ ア コーナーを執務スペースに設ける。 機器類を集約することにより、将来的に執務空間のレイ アウト変更に柔軟に対応できる計画とする。

メディアコーナー

執務スペース中央に配置したエコボイドを通じて、 1階2階の空気を外部に排する自然 換気計画とする。 エコボイド 議場の2階に傍聴席と記者席を設け、エレベーターに近いスペースを車椅子専用席として 配置する。 傍聴席・記者席(議場) 14 平面計画 2 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 13 地域の自治活動や、行政と住民の協働活動の場として利用 できる研修室を設ける。 災害時には緊急の避難場所として活用でき、 特に大空間の 避難スペースでは対応しきれない弱者のための避難場所と する。 研修室・和室 地域交流ゾーンの諸室(研修室・和室)をデッキスペース (「エンガワ広場」)に隣接して配置。 「エンガワ広場」は外部階段にて街道交流広場とつながっ ており、地域交流ゾーンと広場の包括的な利用が可能であ る。また、火災時の避難、災害時の避難活動の支援の場と としても活用できる。 エンガワ広場 2 階平面図 屋根 屋根 応接室 打ち合わせ コーナー 倉庫 行政資料室 サーバールーム 会議室 情報 作業室 更衣室 更衣室 倉庫 会議室 常任 委員会室 議員控室 倉庫 倉庫 デッキ デッキ 倉庫 更衣室 デッキ バルコニー デッキ 吹抜け 吹抜け 庇 庇 執務スペース 副町長室 執務スペース 町長室 庇 WC WC EV WC WC WC WC EV EV エコボイド メディアコーナー エンガワ広場 傍聴席・記者席 傍聴席への エレベーター エンガワ広場 研修室3 研修室1 研修室2 和室 街道交流広場より 街道交流広場より 執務ゾーン 地域交流ゾーン 凡 例 共有ゾーン 会議室 議会ゾーン 倉庫 エントランス 多目的トイレ 来庁者動線

平面計画 2

07

太子町新庁舎 太子の環

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3 階執務スペース

会議室の分散配置

防災室

16 平面計画 3 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 15

更衣室・ラウンジ

3 階平面図 集中倉庫 屋上緑化 デッキ 倉庫 更衣室 更衣室 防災器機 書庫 屋上緑化 屋上緑化 WC EV WC デッキ WC WC EV EV デッキ 屋根 屋根 庇 大屋根 執務スペース 執務スペース 教育長室 デッキ メディアコーナー エコボイド 会議室 (防災室) 会議室 会議室 会議室 バルコニー ラウンジ 屋外設備 スペース 執務ゾーン 地域交流ゾーン 凡 例 共有ゾーン 会議室 議会ゾーン 倉庫 エントランス 来庁者動線 多目的トイレ 各部局からの近接性を高めるために、会議室を各階に分散配置し、利便性の向上を図る。 文化会館など既存施設との重複をさけ、比較的小規模な会議を主体とした諸室構成とする。

平面計画 3

08

太子町新庁舎 太子の環 執務ゾーンの3階にはセキュリティレベルの高い事業系部署を配置し、区画された静か な執務環境を整備する。 非常時は防災室として転用できる会議室を設ける。 防災機器室を隣接して配置し、災害時に速やかな情報収集・ 伝達が行え防災本部としての機能を果たすことが可能な計画 とする。 各階に更衣室を設け、職員の出退をスムーズに行うことがで きる計画とする。 食 事 や ミ ー テ ィ ン グ 等 に 利 用 で き る ラ ウ ン ジ を 3 階 に 設 け、 業務空間と休憩空間を区分けする。 災害時には炊出しを行ったり、同フロアの防災室と連携して 職員の待機スペースとして活用する。

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平面計画 4 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 17

太陽光パネル

屋外設備スペース

屋上緑化

大気汚染観測室

執 務 ゾ ー ン 屋 上 に 太 陽 光 パ ネ ル を 設 置 し、 自 然 エ ネ ル ギーの活用を行い、高効率化を図る。 パネル自体が屋上面への日射を防ぎ熱負荷を軽減する。 発電量の表示装置を庁舎 1 階に設置し、自然エネルギー 活用の啓発を行う。 メンテナンス性や水害対策に配慮し、屋外機などや受電 設備機器を屋上に集約的に配置する。 遠景からの景観に配慮し、目立たない位置に配置すると ともに、騒音、排熱への配慮も行なう。 住民に開放された屋上緑化スペースとし、一部デッキな どを設け、憩いの場としても活用できるよう計画する。 外部熱負荷の低減を図る。 大気汚染観測室を設け、 町の大気の状態を 24 時間体制で自動監視、記録できるようにする。 屋根伏図 ガスヒートポンプ エアコン屋外機 屋根 屋根 庇 屋根 庇 屋根 屋根 屋根 屋根 屋根 EV 屋根 屋根 大屋根 屋外設備スペース 屋上緑化 屋上緑化 屋外設備スペース 屋外設備スペース (パラボラアンテナ) 太陽光パネル 大気汚染観測室 執務ゾーン 地域交流ゾーン 凡 例 共有ゾーン 会議室 議会ゾーン 倉庫 エントランス 多目的トイレ 来庁者動線

平面計画 4

09

太子町新庁舎 太子の環 18

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窓口は落ち着いてサービスを受けることができるよう、座りカウンターを基本とし、受付に はサインを兼ねた隔て板を設ける。 住民が手早く来庁目的を済ますことができるよう、ワンストップサービスのカウンターを設ける。 プライバシーに配慮した相談コーナーを窓口付近に設け、気軽に相談できる環境を整備する。 来庁者数や、利用頻度を考慮した窓口システムを採用する。画面での番号表示や音声呼び出 しなど、来庁者がスムーズに窓口へと案内されるシステムを導入し、すべての人が利用しや すい計画とする。 エントランスから、総合受付、記載台、待ち合いエリア、窓口へと自然に誘導されるような 配置計画、サイン計画とする。 待ち合い付近に「キッズコーナー」を設け、子ども連れの来庁であっても気軽に立ち寄れる 窓口とする。 難聴者のための補聴支援システムを備えたカウンターを設ける。 窓口イメージ 呼び出し案内 番号案内の画面表示 番号発券機 執務室レイアウトは対面型の机配置を基本とする。一部コミュニケーションテーブルを配置する ことにより打ち合わせや作業などフレキシブルに対応できるレイアウトとする。 執務室は、OA フロアとし、電気配線等の可変性に対応できるようにする。 メディアコーナーや集中書庫を設け、機器や書類を集約することにより、執務空間に自由度をも たせる。 リフレッシュコーナーやデッキ、吹抜けを設けることにより心理的に広がりのある執務空間を創 出する。

執務室レイアウト計画

窓口計画

窓口計画 執務室レイアウト計画 19 外部の緑が見える構成 プライバシーを確保した 相談コーナー エコボイド リフレッシュコーナー 総合受付 案内表示ディスプレイ ワンストップサービス 座りカウンター メディアコーナー オフィス機器の集中配置 コミュニケーションテーブル を配置し、 様々な業務に柔軟に対応 職員の動線 キッズコーナー 案内表示ディスプレイ 執務室イメージ

窓口計画

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執務室レイアウト計画

太子町新庁舎 太子の環 20 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA

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据置棚 集中書架 機材収納棚  県内産木材を加工し、 一部内装材として使用する。木をつかったインテリアは、 来庁者に木の ぬくもりを伝えると同時に、地場産業の振興、PR につながる。 吹抜けのロビーとつながる窓口。 業 務 を 行 う 執 務 ス ペ ー ス と、来 庁 者 が 手 続 き を 行 う 窓 口 ス ペ ー ス は、木 材 に よ る 内 装 を 施 す。業 務 効 率 が 高 ま る よ う 落 ち 着 い た デ ザ イ ン に す る と と も に、来 庁 者 が 親 し み を も つ こ と が で き る よ う な デザインを採用したインテリア計画とする。 防 火 計 画 上、不 燃 材 の 使 用 が 求 め ら れ る た め、不 燃性能を満たした材料を使用する。 住 民 に 開 か れ た 親 し み の あ る 議 会 と し な が ら も、 議 会 の 品 位 を 備 え た ぬ く も り の あ る イ ン テ リ ア 計 画とする。 ま た、内 装 の 材 質・形 状 を 活 か し、適 切 な 音 響 性 能空間を実現する。 スラレド市庁舎 議場 議場イメージ 各機材ごとに収納でき、緊急時の要求機材の取り出し、在庫管理が容易となる。使用 後の返却も容易なことから、常に整頓された状態を保つことができる。 レ ー ル に 沿 っ て 書 棚 を 動 か す こ と が で き る た め、通 路 が 省 略 で き、ス ペ ー ス に 対 し て 多 くの収納が可能である。 集 中 書 架 に 比 べ 収 納 量 は 劣 る が、同 時 に 複 数 の 職 員 が 各 棚 へ ア ク セ ス す る こ と が 可能である。  書類の整理、管理を容易とするよう、書庫の収納方式を集中書架及び据置棚で計画する。

書庫

倉庫

窓口

議場

22 インテリア計画 収納計画 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 21

インテリア計画

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収納計画

太子町新庁舎 太子の環

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北立面図 西立面図 東立面図 南立面図  建物全体を低く抑え、太子町の山並みを模したシルエットの立面計画。  外観はコンクリート打放しを主に、レンガタイルや、白・墨色といった落ち着いた和 を感じられる色彩計画とする。  自然採光、自然換気を積極的に行えるよう、適所に必要な開口部を設け、快適な執務 環境を整備する。  屋根や庇、雁行する平面形でリズムをつけ、奥深い立面とすることにより現代的な和 の立面計画とする。 大屋根 街道交流広場 遊歩道 地域交流ゾーン 車寄せ 休日・夜間利用窓口 ルーバー 旧西国街道、住宅街側に面した立面は、ボリュームを低減し、町並みに沿っ たヒューマンスケールの景観を形成する。 街道沿いのアクティビティを包括するように軒高を抑えたおおらかな屋根 をかけ、地域交流ゾーンと街道交流広場に統一感をもたせる。 ・ ・ ・ 南立面 ボリュームを抑えた議会ゾーンと、敷地境界に流れる用水路に沿って、遊 歩道を配備する。地域住民の日常的な散歩道として利用できるよう親しみ のある外部空間とする。 東立面 高床の備蓄倉庫を県道沿いに配し、庁舎のゲートとすると同時に、庁舎の 大きなボリュームを緩衝する立面計画とする。 県道側からの車両動線を考慮した動線計画とし、庇や列柱を立面に配する ことにより奥行きのある外観を創出する。 北立面 西側は現在空地であるが、将来建物が建設されてもいいように、また西日 を考慮し必要最小限の開口部を設けた立面計画とする。また動線の拡張も 視野に入れた計画とする。 バックヤード動線として車動線を確保し、公用車駐車場・駐輪場を設置する。 車寄せを設け、荷の搬出入がスムーズに行えるようにする。 ・ ・ ・ 西立面

全体計画

備蓄倉庫

立面計画

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太子町新庁舎 太子の環 ・ ・ 立面計画 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 23 24

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傍聴席 地域交流スペース 町民書架 中央交流広場 執務ゾーン 駐車場 県道 隣地(空地) 地域交流ゾーン 街道交流広場 旧西国街道 太陽光パネル エコボイド 大屋根 デッキ 公用車車庫 執務ゾーン 駐輪場・バイク置場 中央交流広場 議会ゾーン 遊歩道 道路 防災室(会議室) デッキ 住民ギャラリー 時間外窓口 スカイラインの確保  備蓄倉庫 南側 東側 北側 西側 用水路 道路境界線 道路境界線 道路境界線 敷地境界線 フルオープンできる開口を設け、 広場に開かれた議場を計画する 緩衝空間 議場 エンガワ広場 緩衝空間 断面図 1 断面図 2 視線により 広場と一体化する空間 中央交流広場、街道交流広場の両広場に面し、 一体的な活用が可能 ▽ 1FL ▽ 2FL ▽ 3FL ▽ 1FL ▽ 2FL ▽ RFL ▽ RFL 緩衝空間 ▽ 1FL ▽ 2FL ▽ 3FL ▽ RFL 住宅街に面した旧西国街道沿いの南側は、大屋根を掛けることにより、高さを抑え、スカイラ インを確保し、軒下のようなヒューマンスケールの町並みを形成する。道路境界から建物を セットバックさせ緩衝空間を設けることで、歩行空間にまちの奥行きとうるおいをもたせる。 また、街道交流広場を配備することにより、開かれた公共空間を創出する。 中央交流広場に面して執務ゾーンの窓口、地域交流ゾーンの地域交流スペース、エンガワ広場、 議会ゾーンの議場などを設け、広場を中心に界隈性のある有機的な空間を創出する。

広場との立体的なつながり

エコボイド

執務スペースの中心に吹抜けを設けエコボイドとし、上下階の温度差による重力換気を 行なう。自然換気により空気を流動させ、夏期、中間期の空調効率をあげる。 災害時において、エネルギーを用いずに換気を可能にする。 2階に設けたエンガワ広場は、地域交流広場、中央交流広場に面し、屋外空間の立体的な活 用を可能とする。2つの広場、地域交流スペース、研修室・和室がエンガワ広場により有機 的につながり多目的に活用できる。 エンガワ広場は研修室・和室と一体的に利用できるとともに、災害時には弱者の避難場所と して運用できる。

エンガワ広場

高さを抑え町並みに配慮した構成

屋根や付属施設による緩衝空間を道路に沿って配置し、周辺環境との調和を図る。

緩衝空間

断面計画

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太子町新庁舎 太子の環 デッキ 執務空間 執務空間 執務空間 メイン窓口 1,300 執務室 庇 2,800 夏至(南中時太陽光) 冬至(南中時太陽光) 通風 通風

執務室断面

デッキ 断面計画 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 25 26

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執務ゾーン 屋外倉庫 地域交流サテライト (カフェ・町民書架) 地域交流ゾーン 議会ゾーン 公用車車庫 駐輪場 備蓄倉庫 構造種別 主体構造 RC 造一部 S 造 主体構造 RC 造一部 SRC 造+S 造 S 造 RC 造 構造形式 耐震壁付きラーメン構造 耐震壁付きラーメン構造 ブレース構造 ラーメン構造 RC 壁式構造 基礎 直接基礎(べた基礎) 地盤改良の上直接基礎(布基礎) 地盤改良の上直接基礎(布基礎) 地盤改良の上直接基礎(べた基礎) 構造上の特徴 構造種別 構造形式 基礎 構造上の特徴 構造種別 耐震壁付きラーメン構造 構造形式 地盤改良の上直接基礎(布基礎) 基礎 構造上の特徴 構造種別 構造形式 基礎 構造上の特徴 構造種別 構造形式 基礎 構造上の特徴 鉄骨大屋根及び 議会棟との EXP.J RC 造適正スパン 耐震要素分散型 議場 13m スパン、SRC 柱+S 造屋根 既存埋設配管の為一部独立布基礎、 耐震要素分散型、屋外独立塀 設備重量大、倉庫・備蓄倉庫の重量大、床デッキ合成床板 階高適用範囲外、ルート 3 対象、屋根面で大屋根支持 主体構造 SRC 造 一部 RC 造+S 造 14m スパン、一部 S 造屋根と列柱、連絡ブリッジと EXP.J 突出した階段室、屋上意匠庇、耐震要素集中型 新庁舎は、防災・減災、災害時復興拠点として要求される、高耐震性と、長期間の良好な使 用に耐えうる高耐久性を確保しながら、優れた意匠デザインと機能性を同時に成立させる。 これらを実現させるため、建物の特性を生かした構造計画および構造設計を行うことを基本 方針とする。 安全性 無理のない構造システムを採用し、想定される外力に対して、十分な耐力と靭性を確保 する。特に地震時外力に対しては、用途係数 1.5 を採用し高い耐震性を確保する。地震 力 抵 抗 シ ス テ ム と し て は、「耐 震 構 造」、「制 振 構 造」、「免 震 構 造」が あ る が、安 全 性・ 経済性・施工性・機能性等多方面から総合的に比較検討を行った結果、本建物は強度指 向型の耐震構造システムを採用した。 耐久性 鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造、構造体部分については、原則 2009 年版建築工事標準仕様書・同解説 JASS5 における計画供用期間として、長期供用級(計 画供用期間は約 100 年)を想定した設計を行い、構造体の劣化対策に万全を期す。 また鉄骨造部分についても、上記に準じた配慮を行うものとする。 経済性 本建物に対する要求性能を十分に実現できる範囲で、コストパフォーマンスに優れた構 造材料、構造システム、施工法を採用した構造計画とする。特殊な材料、構造形式や工 法等を使わない構造設計となるよう考慮する。 施工性 耐久性・経済性・デザイン性等を鑑み、施工性にも十分配慮した構造計画を立案する。 設計内容を適格に現場に反映し、精度の高い建物を建設するとともに、施工中の安全性 をも確保できる計画とする。

各ゾーン別構造概要

デザイン性・機能性 単に構造的安全性、耐久性、経済性や施工性に配慮するだけでなく、デザイン 性や機能性に十分配慮した構造計画とする。平面・立面計画に対応するだけで なく、将来の可変性に対応したサスティナブルな空間を創出することができる よう考慮する。 材料選定、工法を十分に検討し、施工時に建設廃材を少なくする等、環境に優 しい建物とする。 環境対策

構造計画・構造設計基本方針

構造計画・構造設計における特徴

構造計画 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 27 28

構造計画

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太子町新庁舎 太子の環

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公共施設として環境負荷低減の重要性を認識し、省資源・省エネルギー等における地球環境 に配慮した設計とする。 イニシャルコストの低減とともに、経済性・合理性のある高品質のシステムを構築し、ライ フサイクルコストを低減する。 災害時は一定の期間、防災拠点として庁舎機能を維持できる計画とする。 庁舎の維持管理の効率化のため、省エネ管理・予防保全システムを導入する。 日常保守業務の効率化、省力化のために機器類の標準化を図る。 機器の運転、維持管理及び更新など、保全業務が容易な設備とする。 将来の変化に対応しやすい設備計画とする。

将来の変化への柔軟な対応と長寿命の実現

設備計画の基本方針

水質汚濁、大気汚染の抑制に配慮し、悪臭・騒音・振動の防止に努め、環境配慮型の材料を 採用する。 太陽光、地熱、地下水、雨水等自然エネルギーを有効利用する。 自然エネルギーの利用 経済性、効率性に配慮し、保守管理を含めたコストの低減を図る。 ライフサイクルコストの低減

環境に配慮した庁舎

情報通信及び外部ネットワークなど、高度情報化に対応した設備計画とする。 高 速 大 容 量 の ネ ッ ト ワ ー ク を 配 備 す る と と も に、ユ ビ キ タ ス ネ ッ ト ワ ー ク 社 会 に 対 応 した、情報通信ネットワークを導入する。 業務効率化を図るべく、IP 電話システムを導入する。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ネットワーク 高度情報化社会に対応し、利便性とセキュリティのバランスに配慮した情報セキュリティ 対策を行う。また、職員・来庁者の動線を考慮した、物理的セキュリティ対策を施す。 セキュリティ対策 わかりやすい庁舎とするため、 情報端末の設置や情報表示装置等の インフォメーション システムを導入する。ユニバーサルデザインに基き、音声誘導案内や視覚的にも情報伝達 しやすいシステムを導入する。 インフォメーションシステム

高度情報化社会に対応した庁舎

設備計画 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 29 30 屋上緑化

県道

旧西国街道

雨水貯留槽  散水利用 屋外設備スペース(屋上) 駐車場:緑化ブロック ナイトパージ 空調負荷低減 エコボイド リニアスペースを設けた パイプスペース 地熱利用 空調負担低減 2F サーバー室 免震架台(予備 AC 取付) 受水槽 井戸 屋外キュービクル 2F 電気エリア ガスヒート ポンプエアコン (発電機能付)(屋上) 太陽光発電 ( 屋上) ガスエリア

設備計画

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太子町新庁舎 太子の環 ・

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 庁舎施設として、建物の環境負荷の低減に努め、省資源、省エネルギーに配慮し、物理的、機能 的にも長寿命化を実現する計画とする。 太陽光発電、地中熱利用、雨水、井戸水の利用など自然エネルギーを積極的に活用する ガスと電気を併用したベストミックスエネルギー計画とする 庇や大屋根による採光調整や日照負荷の低減、耐久性のある材料の採用、手動で開閉できる 開口部や、手軽にできる窓拭き等、意匠の工夫によりメンテナンス費、エネルギー使用率を 削減する 自然採光を取り入れる 自然換気を行う。エコボイドを設け、上下階の温度差による重力換気を行ない、夏期、中間期 の空調効率をあげる 高効率照明器具、LED 照明器具を採用し、制御システムにより集中管理する 熱源機器・エアコンを適正台数設置し、インバーター制御することにより高効率な計画とする 地熱利用により空調負荷を低減する

建築物の環境負荷の低減

省エネルギー計画 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 31 32 南側 北側 太陽光発電 屋上緑化 屋根の高断熱化 照明計画 LED照明(調光・調色) タスクアンビエント方式により 空調・照明のロスをなくす 自然換気 誘引効果による換気、ナイトパージ ペリメーターゾーンとインテリアゾーンで 効率よく空調を行なう計画 空調計画 庇による採光調整 および日照負荷の低減 県道 執務ゾーン 太陽光パネル エコボイド 備蓄倉庫 倉庫 耐震構造計画 中央交流広場 (防災広場) 地熱利用 (冷房・暖房) 井戸水利用 庇 風の抜け 沿道緑化 夏季:熱放出、自然換気 冬季:熱回収、暖気の再利用 執務スペース 執務スペース 執務スペース 庇 高断熱サッシ+LOW-Eガラス 深い軒・庇 熱気溜まり ガス空冷ヒートポンプエアコン ガス空冷ヒートポンプエアコンによる発電 ベストミックスのエネルギー計画 駐車場 雨水の散水利用

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省エネルギー計画

太子町新庁舎 太子の環

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災害時の復旧活動が円滑に行える計画

 新庁舎は地震・水害などの災害発生時においても、建築・設備の機能が維持され、防災拠点とし ての機能を確実に果たすことができる。その上で、様々な危機管理活動を効果的に行えるよう、必 要な設備や諸室の整備を行う。 エネルギー活用概念図 通常時 太陽光パネル パワーコンディショナー エアコン屋内機 照明など ※約 60kw を発電でまかなうことが可能 発電能力:約 30kw 発電能力:約 27kw (最大約 47kw) 発電能力付 ガス空冷 ヒートポンプエアコン 受変電盤 (キュービクル) 災害時 防災用ポンプ 保安用ポンプ 排気ファン 中央監視盤 防災対策用盤類 電話 UPS サーバー電源 EV 自家用発電装置 500kw 給水加圧ポンプ井水ポンプ 給気ファン 太陽光パネル パワーコンディショナー 主要エアコン屋内機 主要照明など 発電能力付 ガス空冷 ヒートポンプエアコン 受変電盤 (キュービクル) 電源車 3F 防災室 発電能力:約 30kw 発電能力:約 27kw (最大約 47kw) 耐震設計 ・ ・ ・ ・ ・ JASS5 における計画供用期間として、長期供用級(計画供用期間は約 100 年)を想 定した設計を行い、構造体の劣化対策に万全を期す。 インフラ計画 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 停電に対応した無停電発電装置、自家発電装置などを備え、災害時に簡易な操作で速 やかに非常対応できる計画とし、安全で合理的な防災拠点とする。水害による浸水を想 定し、2F に設ける。 災害にそなえてライフラインの整備と備蓄計画を行い、5日間程度庁舎機能が維持で きる計画とする。 井戸を設置し、常時は雑用水として使用し、災害時には上水としても使用する。 雨水貯水を行い、 常時は樹木の散水として活用する他、 災害時にすぐに供給できる 中水として活用する。 火災発生時には自動火災報知器及び非常放送にて警報を発し、誘導灯にて非難誘導を行う。 又、消火器・屋内消火栓にて初期消火活動をする。 屋外に災害用トイレ ( マンホールトイレ ) を設置する。 備蓄倉庫(水防倉庫) 水害による浸水を想定し、高床式の備蓄倉庫を設ける。 駐車場に面しており、円滑な物資の搬出入が行える計画とする。 サーバールーム 庁舎の電子情報の基幹であるサーバールームは、水害による浸水を想定し、2 階に設ける。 サーバールームには免震床を採用し、地震による転倒被害を防ぐ。 防災対策室 執務ゾーン 3 階に防災室(平時は会議室)を設置し、災害時に防災拠点としての機能 を発揮できるよう防災機器や監視機能を隣接させ配置することにより、災害情報の収集、 分析、発信が迅速かつ総合的に行える計画とする。 同階のラウンジを職員待機場所として転用し、有事の対策に当たる。 避難拠点 街道交流広場・中央交流広場は災害時に汎用性の高い屋外活用スペースとして機能する。 屋根のある街道交流広場はカフェや地域交流センターと連携し、天候にかかわらず 災害対策活動等ができるよう計画する。 2 階の研修室や和室は大空間では対応できない弱者のための避難場所として利用する。 地域交流スペースに薪ストーブを設置することで、災害時に設備を要することなく暖 をとることができる。 雨水貯水槽 自家発電装置用 オイルタンク

県道

旧西国街道

サーバールーム(2F) 自家発電装置 (2F レベル) 防災室(3F) 職員待機場所(3F) マンホールトイレ

災害対策活動エリア

備蓄倉庫(2F) 発電能力付ガスヒートポンプ エアコン(屋上) 災害時 トイレエリア 避難拠点(1F) 避難拠点(1F.2F) 災害時活動スペース (防災広場)  屋外活動スペース(屋根下) (防災広場)  屋外活動スペース

救助避難活動エリア

太陽光発電 ( 屋上)

災害対策本部

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防災計画

太子町新庁舎 太子の環 薪ストーブ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 防災計画 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 33 34

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ユニバーサルデザイン

 訪れたすべての人に対して利用しやすく、心地良く過ごすことができる新庁舎となるよう、ユニ バーサルデザインを取り入れた計画とする。 執務・地域交流・議会の各ゾーンにエレベーターを完備し、車椅子やベビーカーの利用者に 配慮した計画とする 総合受付や窓口はエレベーター付近に配置し、移動経路を最小限に抑える 窓口の一部には難聴者用の設備を備え、障がい者や高齢者も利用しやすい環境とする ゆとりある通路幅の廊下、敷地内通路を計画する 出入口には段差をなくし、間口を十分に確保する 障がい者用駐車スペースを建物の出入口付近に設ける。一部庇を設け、雨天時の利用にも支 障のないよう配慮した計画とする 各階に多目的トイレを設置する 赤ちゃんのえき(授乳・おむつ交換)を設ける 1 階窓口にキッズコーナーを設置する 車椅子置場、車椅子貸し出し場所は執務ゾーンエントランス付近に設ける プライバシーに配慮した、個別の相談コーナーを設置する 議会の傍聴席に、難聴者用の設備を備え、車椅子専用スペースを設ける サインはピクトグラム(絵文字)や外国語併記とし、年齢や国籍に関わらず、全ての利用者 にわかりやすい計画とする 街道交流広場 (防災広場) 駐車場 中央交流広場 (防災広場) 備蓄倉庫

県道

旧西国街道

窓口・ロビー 遊歩道 駐輪場 バイク置き場 公用車 車庫 相談コーナー 車椅子置き場 総合受付 執務スペース 赤ちゃんのえき 多目的トイレ エレベーター エレベーター エレベーター 議場 地域交流スペース 多目的トイレ 障がい者用駐車場 多目的トイレ 多目的トイレ 補聴器専用 受信器の貸出 「耳」マーク キッズコーナー

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ユニバーサルデザイン計画

太子町新庁舎 太子の環 庇 ユニバーサル デザイン計画 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 35 36

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執務ゾーン 地域交流ゾーン 議会ゾーン 遊歩道 緑化ブロック 県道に沿った敷地の北側と隣地沿いの西側を駐車場とする。 環境への配慮として、浸透性アスファルトと緑化ブロックを採用する。 レンガ  和のまち太子にふさわしい、歴史や地域と調和した外構計画とする。  建物を含めた敷地全体をひとつのランドスケープ(景観)と見立て、統一感のある空間創出を目 指すとともに、県道側、旧西国街道側のスケールが異なる外部空間を、きめ細かに計画する。 中央交流広場 執 務 ・ 議 会 ・ 地 域 交 流 の 各 ゾーンに囲まれた広場。 各 ゾ ー ン と の 一 体 的 活 用 が 可 能 な 広 が り の あ る ラ ン ド ス ケープとする。 敷 地 東 側 を 緑 地 帯 と し て 計 画 す る。季 節 感 の あ る 草 木 を 植 え る こ と で、表 情 豊 か な 遊 歩 道を設ける。 街 道 交 流 広 場、中 央 交 流 広 場 へ ゆ る や か に 繋 が る 計 画 と し、回 遊 性 の あ る 外 部 環 境 を 創出する。 駐車場 街道交流広場 旧西国街道に面した広場。落ち着いた風合いのレンガ舗装とし、歴史ある街道、 街並みに調和しつつも新しい息吹を感じさせる外部空間をつくりだす。

ランドスケープ計画

植栽計画

樹種イメージ

 主要交通である県道と、ヒューマンスケールの旧西国街道に面した敷地にて、この 2 つのスケー ルをつなぐランドスケープに基づき、植栽の計画を行う。 緑につつまれた潤いのある景観となる よう計画する。 屋外 LED 文字情報板  中央交流広場は芝生を敷き詰めた広場とする。建物に近い場所に、高木、低木を 配置し、様々な木陰をつくりだすとともに、建築の外壁と木々の重なりが、空間の 奥行きをもたらす計画とする。 中央交流広場 街道交流広場  旧西国街道沿いの広場で、高木・低木を配置し、街並みに調和した景観をつくり だす。高木はシラカシやソヨゴなどの常緑樹を配し、視線の緩和、圧迫感の軽減を 図る。 遊歩道  現在、敷地に植生しているサクラの木の移植を検討する。  サクラ以外にも、シラカシ、ソヨゴ、アオダモなどで雑木林のような雰囲気の遊 歩道をつくり町民に親しまれる散歩道の形成を目指す。 屋上緑化  議会ゾーン屋上に、屋上緑化を行う。地被類植物を中心に、屋上緑化に適した植 物の選定を行い、メンテナンスのしやすさにも配慮する。 高木 落葉樹 コハウチワカエデ アオダモ コブシ 山桜 低木 コデマリ タイム ロンギカウリス サザンカ 糸ススキ 高木 常緑樹 ソヨゴ ケヤキ シマトネリコ シラカシ 多年草 アガパンサス エリゲロン ヘメロカリス ヤブラン

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外構計画

太子町新庁舎 太子の環 外構計画 太子町新庁舎建設基本設計 坂本 昭・設計工房 CASA 37 38

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平成 24 年 12 月 太 子 町 総   務   部   企 画 政 策 課 経 済 建 設 部   街 づ く り 課 意 匠 構 造 設 備 坂 本 昭・設 計 工 房 C A S A TAPS 建築構造計画事務所 株 式 会 社 創 見 社 設 備 設 計 設 計

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参照

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