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システム刷新とは 2( 今後の進め方 ) ( 参考 ) システムの運用コストを 3 割以上削減するとともに 利用者 ( 国民等 ) の利便性の向上 事務処理の電子化等による業務運営の効率化 スリム化を目指します 1) 提供するサービスの質の向上 1 記録問題の再発防止 2 不適正な処理の防止 3 迅

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Academic year: 2021

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(1)

3. システム刷新とは①(実施概要)

公的年金業務については、業務の集約化や外部委託の拡大、国民サービスの向上、ハードウェア資源の集約・汎用 化など、業務・システムの最適化に向けて、平成18年度から様々な取組を進めてきたところです。 その取組の一環として、年金記録問題や社会保障・税番号制度などを踏まえながら、公的年金業務を支える社会保 険オンラインシステムのうち、まずは記録管理システム及び基礎年金番号管理システムを刷新し、 「年金業務システ ム」 として再構築することとしております。 1

(2)

3. システム刷新とは②(今後の進め方)

2

(参考)

平成18年3月 業務・システム最適化計画策定 平成18年8月~ 基本設計 平成19年2月頃~ 年金記録問題の発生 平成22年1月 日本年金機構設立 平成26年3月 基本設計補完工程を終了 平成26年6月 業務・システム最適化計画を改定(次工程への着手)

システムの運用コストを

3

割以上削減するとともに、利用者(国民等)の利便性の向上、

事務処理の電子化等による業務運営の効率化・スリム化を目指します。

1)提供するサービスの質の向上・・・・・①記録問題の再発防止、②不適正な処理の防止、③迅速・正確で効率的なサービスの提供 2)業務運営の効率化・・・・・・・・・・・・・・①コスト削減、②データセンタ統合、③ペーパーレス化、④事務処理の合理化 3)業務運営における公正性の確保・・・事務処理の標準化

大規模かつ難易度の高いプロジェクトにあたって、より実現可能性の高い実施体制

(厚生労働省、日本年金機構、開発ベンダ、外部有識者等)の確保に努めます。

プロジェクトを進める過程で、新たなシステムに必要となる

IT

ガバナンスを強化してい

きます。

番号制度への対応に必要なシステム構築と一体的に取り組むことにより効率化を図

ります。

計画的・段階的に実現していくこととして、可能な限り速やかに着手します。

(3)

3. システム刷新とは③(システム再構築のイメージ)

【現 行】 記録管理システム・基礎年金番号管理システム 【刷新後】 年金業務システム 通知・督励事蹟 届出情報 被保険者 加入情報 (被保険者資格得喪記録) 事業所・船舶 年金事務所 保険料債権 制度固有情報 保険料納付 収納・充当 被保険者 被保険者資格 得喪記録 免除記録 事業所 通知・督励事蹟 納付記録 還付・充当記録 被保険者 被保険者資格 得喪記録 免除記録 記録管理システム(国年) 記録管理システム(厚年) 基礎年金番号 管理システム 記録管理システム(船保) 船舶 被保険者 被保険者資格 得喪記録 免除記録 被保険者 被保険者資格 得喪記録 年金事務所 年金事務所 年金事務所 保険料債権 保険料納付 保険料債権 保険料納付 ■ベンダー保有のシステム・・・・・・・・・・ベンダーのルールで運用 ■制度毎(国年・厚年・船保)の処理システム・・・・・・・機能の重複 ■制度別・階層型データベース・・・・・・・・・・・・・・・データの重複 ■弱体な情報系機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定型処理のみ ■厚生労働省保有のシステム・・・・年金機構主体の運用・管理 ■機能毎の処理システム・・・・・・・・・・・・機能を簡素化・構造化 ■個人別・関係型データベース・・・・・・データを簡素化・構造化 ■情報系機能の強化・・・・・・・・・・・・・・タイムリーな統計・業務分析 <年金記録問題検証委員会> 報告説明書(抜粋) 第5-4 (システム設計とIT活用に関する問題) ■裁定時主義の問題とデータの不備 (システムの設計の不備と運用の甘さ) ■入力ミス防止のための取組が不十分 ■システム運用及び業務品質向上のた めのモニタリング等の取組が不十分 ■システム構築での社会保険庁の主体 性の確保 ■発注者と受注者の固定的な関係 年金事務所 サーバ 統計・業務分析 データベース 情報系サーバ 年金業務データベース 周辺サーバ 基礎年番 データベース ・メインフレーム依存 ・独自のミドルウェア(方式ソフトウェア) ・COBOL言語 ・オープンなハードウェア ・オープンなソフトウェア ・Java言語 ※情報系を含む ※年金給付システムは第二段階として別途準備 メインフレーム 3 ・個人の履歴を中心に適切に管理 ・制度変更に最小限の修正対応 記録管理データベース 使用者及び利 用者の利便性 を下げずに経 費の総額を下 げることが可能 年金事務所 長期にわたり、抜本的な見直しをしておらず、 システムの各所を改修し続けている 部品化した機能の組み合わせでシステムを構築(サービス指向アーキテクチャ)、 巨大データ処理技術の活用、事務処理ルールの一元管理 等 歳入金電子納付 電子申請 等

(4)

3. システム刷新とは④(国民のライフサイクル(例)と年金記録の管理)

強制適用 (国民年金加入) 就職(厚生年金加入) 店を開業 (国民年金第1号被保険者) 年金受給 (年金の裁定請求) 国民年金被保険者 ファイル

年金業務

データベース

新システム(個人単位)

現行システム(制度単位)

厚生年金被保険者 ファイル 国民年金被保険者 ファイル 基礎年金番号管理 ファイル 年金給付システムへ 年金給付システムへ 結婚・引越し (氏名・住所変更) 基礎年金番号を付番 手続は事業主 手続は事業主 厚生年金被保険者 ファイル 保険料の決定(報酬から決定) 厚生年金被保険者 ファイル 被保険者情報 加入情報 保険料債権情報 手続は事業主 基礎年金番号に紐付

制度変更に最小限の修正対応

個人の履歴を統一的に管理

加入 喪失 加入 喪失 厚年加入 国年喪失 国年取得 厚年喪失 4 (年金裁定用の情報としてデータ連携) (年金裁定用の情報としてデータ連携) 【20歳】 【22歳】 【24歳】 【50歳】 【65歳】 退職 (国民年金第3号被保険者) 【29歳】 子ども誕生(育児休業) 手続は事業主 厚生年金被保険者 ファイル 手続は事業主 【27歳】 国民年金被保険者 ファイル 種別 変更 種別 変更 <未統合記録> 新たに発生した記録 が一つの記録として結 びつけられない場合 独自のミドルウェア を構築し、基礎年金 番号管理ファイルの 氏名・住所を変更

(5)

3. システム刷新とは⑤(新システムの構成)

5 年金業務システム 基幹業務システム 共通基盤システム 業務共通サブシステム 事業所適用 被保険者適用 年金情報サービス 経過管理・電子決裁 媒体受付 共通出力 記録整備 保険料告知 保険料収納 滞納処分 納付督励 給付審査 受給権者情報変更 失権 照会 統計・業務分析 サブシステム 統計 年金給付システム 外部機関 個人番号管理システム 個人番号管理 ネットワークシステム情報連携 周辺システム 事業統計 統計基盤 年金の裁定(届書情報と被保険者情報などの回付)、 年金給付システムとの情報交換/受給者情報の出力など 加入状況や保険料の納付 状況等の業務実績や届書 の処理状況の統計作成、 それらの分析機能など 届書の処理状況 のモニタリング、 届書の電子化・ 審査・決裁など 個人番号と基礎 年金番号の紐付 管理、 外部機関との情 報連携 事業所や被保険 者の加入(適用) や脱退(喪失)の 登録など プログラムの管理、開発 サポート、日付・郵便番 号管理、届書の読取、帳 票出力、運用管理など 保険料の計算や 納付書の作成、 収納記録など 給付業務サブシステム 徴収業務サブシステム 適用業務サブシステム 《コスト削減》 《ITガバナンスの構築》 《制度改正等により変化するニーズへの柔軟な対応》 ⇒ システムのオープン化(オープンで標準的なインターフェイス) ⇒ データ体系・ソフトウェア構成の簡素化、コンポーネント化(業務機能と基盤機能を分離・構造化、共通項目を一元化) ⇒ 汎用パッケージソフトウェアの活用 ビジネスニーズ ※ 的確な経営企画及 び業務企画に寄与す る統計・業務分析サブ システムを活用した分 析手法の高度化等に ついては別途対応

(6)

3. システム刷新とは⑥(業務プロセスの見直しの概要)

機構における事業等の実績管理に関する統計については、定型的な事業統計(事業所数、被保険者数、徴収 率等)にとどまり、その他の事業実績等(行動計画等)は手作業報告となっていることから、これらの統計業務をシ ステム化し、事業実績の迅速な把握に努めることとしております。また、より高度な分析を可能とすることにより、 経営方針・事業方針に応じた統計・業務分析の実現などを目指します。

届書等の事務処理(審査・決裁事務)の刷新

届書等の事務処理については、紙の届書をベースに受付・審査・入力・決裁を行っておりますが、これを一新し、 届書の画像化・データ化による電子審査・決裁を実現し、審査事務の標準化及び処理状況の一元管理等を行い ます。 また、個人番号による届出を受け付けることにより、記録の重複管理を防止し、個人単位の記録管理を徹底す るとともに、住民票などの添付書類の省略を実施します。

基幹業務(適用・徴収・相談)の刷新

年金事務所における基幹業務(適用・徴収・相談)については、各種支援システムの構築により業務の軽減を 図っていますが、未だ手作業により行っている業務(調査事蹟の管理等)のシステム化を実現し、適用対策、徴 収対策及び相談サービスに関する業務の効率化及び品質の向上を図ります。

事業の運営管理(統計・業務分析等)の刷新

6

(7)

3. システム刷新とは⑦(事務処理方法の新旧比

較)

【凡例】 …紙書類による作業 … 端末画面での作業 … その他作業 … 紙出力作業 年 金 事 務 所 【お客様】 【 事 務 セ ン タ ー 】 受付 データ受付 点検・審査 (2回) 点検・審査 (1回) 処理結果 チェック (2回) データ更新 紙 通知書出力 決裁 出力 紙 出力 受付 点検・審査 (1回) QR読込 データ更新 電子申請 電子媒体 紙届書 【お客様】 【 事 務 セ ン タ ー 】 受付 データ受付 パンチ入力等 受付 画像化・ QR読込 シ ス テ ム チ ェ ッ ク 一次審査 ・ 二次審査 データ 更新 決 裁 通知書 出力 処理結果 チェック (2回) 電子通知書 出力 決裁 処理結果 チェック (2回) 通知書出力 決裁 紙 出力 【将 来】 【現 行】 受付 紙届書(QRコード付) 受付 デー タ 読 込 画像化 (総括表のみ) 画像化 (全届書) 年 金 事 務 所 データ読込 データ更新 紙 出力 点検・審査 (1回) 処理結果 チェック (2回) 通知書出力 決裁 処理結果 確認 総括表 電子申請 電子媒体 紙届書 紙届書(QRコード付) 総括表 データ更新 パンチ入力等 紙 出力 7 ※ 【将 来】については、「プロジェクトの概要(実施スケジュールの概要)」における「フェーズ1」稼働時の主なイメージとなります。

(8)

3.

システム刷新とは⑧(見直し後の事務処理等のイメージ)

事務センター データ化 事業主 被保険者 届出 受 付 コールセンター 問合せ 基幹業務 データベース 統計・業務分析情報 経過管理情報 経過管理・電子決裁機能 単項目チェック 相関性チェック 基本情報チェック 日々更新 照会 照会 照会 書類(保存) (誤入力の確認) (内容審査) (電子決裁) 本部 モニタリング・ 業務分析 手続の迅速化 どこでも相談可能 問合せ時間の短縮 事務処理の標準化 登録 システムチェックにより 事務処理を支援 画面審査 8 手続の処理遅延防止 ペーパーレス化 問合せ 年金事務所 決定キー等を押すことにより経過を自動登録

参照

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