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2020 年速報版中国における問題点と要望 1 / 40 中国における問題点と要望 区分経由団体 No 問題点問題点内容要望準拠法 1 外資参入規制 日鉄連 (1) WTO 約束の流通 業自由化の未実 施 2 国産化要請 現地調達率と恩典 日機輸 日商 医機連 日機輸 (2) 最低資本比率規制 (3

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区分 経由団体※ No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 1 外資参入規制 日鉄連 (1) WTO約束の流通 業自由化の未実 施 ・中国のWTO加盟時の「約束」に関するうち、「(国内)流通業の自由化」 (外資の出資制限の廃止、地域制限・出資者資格要件の東南アジアの廃 止)については、2004年6月に「外商投資商業分野管理法」が施行され、 表向きは「開放」されたように見えるが、実施細則が規定されておらず、事 実上閉鎖されたまま。 (継続) ・実施細則の制定による実質的な開放。 日機輸 (2) 最低資本比率規 制 ・最低資本金制限は撤廃されたが、総投資と資本金の比率に条件が設定さ れている。たとえば、最低資本比率が、総投資額の33.33%以上(投資総 額3,000万米ドル以上の場合)と定められており、設備投資する度に、親 会社の投融資の負担が大きくなっている。 (継続) ・最低資本比率の制限を廃止してほし い。 日商 ・投資を行うときの(資本金比率など)制約が多い。資本流出に関する制限 が大きく、実際にはそれが投資判断する上で躊躇する原因となっている。 ・資本金比率に関する制限の緩和や減資 を可能とすることを希望する。 ・国務院「資本金制度通 知」(1996年) ・人民銀行「不動産信用 融資業務管理強化の通 知」(2003年)他 医機連 (3) 外資投資した中 国国内製造会社 の国民待遇関係 ・中国側で外資投資する製造会社と国内資本投資する製造会社で対応に 差がある。同じ中国国内でモノを製造しているので同じ国民待遇にするべ き。 例えば、中国国内での推薦品目リストには外資投資ブランドは選択されて いない。中国国内では国内製造する医療機器を病院に優先選択させる動 向があり、この部分は外資の国内製造品に影響及ぼす懸念がある。 (継続) ・外資投資の中国国内製造会社も中国 国内製造との差別化をなくし、国民待遇 の統一化を望む。 日機輸 (4) 外商投資法にお ける課題 ・2020年1月1日から「外商投資法」「外商投資法実施条例」および最高人 民法院による「外商投資法の若干問題に関する解釈」が施行されている。 外商投資法の抽象的な規定がある程度条例等で具体化されているもの の、今後さらなる関連規定や細則等の制定も想定される。 (内容、要望ともに変更) ・(貿易・投資円滑化ビジネス協議会への リクエスト) 今後は、外商投資法の運用動向に目を 配っていただき、中国における既存の日 系現地法人及びこれから日本から中国 に進出する日本企業に関する有益な情 報を随時にご教示いただきたい。 ・外商投資法 2 国産化要請・現 地調達率と恩典 医機連 (1) 国産優遇政策 ・入札において輸入品が排除される、また、中国製であっても外資系メーカ ー製品は国産品と扱われない。 (継続) ・国産/輸入を区別しない国際調達制度 の導入。 ・国産判断基準での原産国ルールの適 用。 ・下記は中国衛生部Web に掲示された関連情報。 http://www.nhc.gov.cn /wjw/tia/201812/cdb77 5a3aea74124a08e23c3 53dc310d.shtml

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 6 外資優遇策の縮 小 日鉄連 (1) 外資優遇税恩典 の廃止 ・2010年12月1日、外資系投資企業、外資企業、外国人に対する「都市維 持建設税」と「教育費付加」の徴収を開始。 外貨獲得、外資誘致の一環として国内企業よりも優遇的な税制が適用さ れていたが、年を追って優遇税制が廃止され(2006年に土地使用税の優 遇撤廃、2008年に企業所得税の優遇撤廃、2009年に不動産税の優遇 撤廃)、今回の優遇撤廃により、外資企業への優遇税制は全廃された。 (継続) ・外資優遇を撤廃する一方で、自国企業 への不公平な優遇(政府調達、補助金 交付等)を行わないよう要望。 ・国務院 内外資本企業 及び個人に対する都市 維持建設税、教育費付 加制度に関する通知(国 発〔2010〕35号) 日鉄連 (2) 外資マジョリティ出 資規制 ・鉄鋼業においては「鉄鋼産業発展政策」により外資の出資が50%までし か認められていない。 (継続) ・規制の撤廃。 ・鉄鋼産業発展政策 9 輸出入規制・関 税・通関規制 時計協 (1) 高輸入関税 ・ウオッチ、クロックに関し、輸入税、付加価値税(増値税)等の税制により、 採算が確保しにくくなっている。 ・ウオッチ完成品:8~15%(持ち帰り品の高級時計は60%) ・ウオッチムーブメント:10~16% ・クロック完成品:10~15% ・クロックムーブメント:16%【○】 (変更) ・関税の低減および撤廃。 ・関税規則、条例 繊維機械 ・現状、紡績機械の輸入関税は10%、織布機械の輸入関税は3%が課せら れている。紡績機械については、高い関税が障壁となり、ビジネスチャンス がほとんどないのが現状であり、関税率の低減をお願いしたい。また、織 布機械については、もともと0%だったが2017年に3%に引き上げられ、ビ ジネス環境は厳しさを増している。 ・関税率の低減をお願いしたいのと同時 に、これ以上の関税率アップは、当社織 機ビジネス、ひいては日本の繊維機械 ビジネスに深刻な影響を与えかねない ため、死守をお願いしたい。 日機輸 (2) プロジェクター製 品への関税 ・日本で生産して中国に輸出するプロジェクター製品に関して15%の関税 が未だ課税せれており、中国国内生産品(関税ゼロ)に対して競争上不利 な状況となっている。 ・即刻関税をゼロとして頂きたい。 日商 (3) 引き戻し関税が異 常に高い ・出荷製品の一部を調査返品する際、引き戻し関税が異常に高く、補修扱 いで返品調査対応している。補修品は1ヶ月以内の返品が必要で制限が 多過ぎる問題あり。 ・引き戻し関税の引き下げ、or補修品扱 いの返品期間1ヶ月の撤廃が必要。 日鉄連 (4) 加工貿易におけ る保税措置の撤 廃 ・2014年7月2日、財政部税関総署が78品目の鉄鋼製品に対する保税措 置の撤廃を公告。 2014年8月28日、実施につき、保税政策の移行期間が2014年末まで延 長され、2015年1月1日より廃止。 (継続) ・保税措置の延長。 日機輸 (5) 地方による法規の 運用・解釈の不統 一 ・危険化学品安全管理に関し、同じ法律であっても、所在地の当局毎に、 運用や法規制の解釈に大きな差があり、統一した方法で対応できない。 (個別対応が必要) (変更) ・地方による運用の差をなくして欲しい。 ・危険化学品安全管理条 例 ・危険化学品登記管理弁 法 時計協 (6) 保税区における 外国企業への増 値税賦課 ・外国企業に保税倉庫物流サービスにかかわる増値税(倉庫サービス: 6%、国内輸送:11%)を転嫁している。 (継続) ・保税区域に於ける外国企業への増値税 撤廃。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 日鉄連 (7) 設備輸入の免税 基準の不透明・遅 延 ・外資企業が自社設置用に輸入する設備は、免税枠が設定されているが、 実際に輸入する個別の設備や装置について、税関の取り扱いの基準や 判定が曖昧。そのために、当該設備の説明資料や価格資料を提出しても 中々許可が下りず、工場の立ち上げや拡張に無駄な時間と労力が発生。 (継続) ・判定基準や提出書類の明確化と処理の 簡素化。 日鉄連 (8) 輸入規制 ・1999年4月、生産過剰、過当競争、安価な輸入品の流入による市況の悪 化により利益の激減した鉄鋼業の救済を目的に鋼材輸入枠(I/L)制度を 実施。 半製品を除く鋼材を従来の申請登記すれば許可される「自動登記管理商 品」から、量を制限する「限量登記管理商品」に変更。輸入者は国経委が 発給指示する「重要工業品輸入登記証明書」(通称「四連単」)か、外貿部 が発給指示する「特定商品輸入登記証明書」を税関に提示して輸入を行 う、事実上の輸入規制。大部分の鋼材で廃止となったが、2002年2月1日 付で「重要工業品自動輸入許可管理実施細則」を新たに施行。輸入者が 所定の輸入管理機関に輸入契約の内容や入着時期を事前申請すれば 輸入許可証明を自動発給する仕組みに改変済。 (継続) 日機輸 ・露光装置で使用している水銀ランプに放射性物質のトリウムが含有されて おり、中国輸入規制値を超えている。よって、現在装置の消耗部品であり ながら同梱せず、水銀ランプを外して出荷し、現地調達で対応している。 水銀ランプメーカは、中国のCALI(中国照明電気器具協会)を通して、中 国当局に免除申請中であるため輸出が出来ている。今回の申請の結果が 判明するまでは次の募集受付が開始されないので、当社としては、その募 集を待っている状況である。(予定では、2012年の9月だったが未だに結 論がでない。) (変更) ・中国当局に対して2次募集を早めて頂く 対応をお願いしたい。 JTA ・汎用モーターやコネクタ付ケーブル等、中国へ輸入できない部品がある。 緊急を要する場合、直ぐに入手できない事があり設備稼働停止に追い込 まれる。また、通箱のような再利用して使用していた梱包ケースのみを日 本から中国へ返送する場合に、産業廃棄物と判断されて使用できなくなる ケースも出てきている。 (継続) ・産業重要部品の輸入規制緩和。 ・実情に合わせた規制緩和。 時計協 (9) 中古機械・設備の 輸入規制 ・中古機械・設備の輸入規制がある。 (継続) ・中国での事業拡大を計画する企業にと って、既存国内工場からの生産移管は 中国における事業拡大上避けて通れな いプロセスであり、中古設備においても 新規設備同様の措置を望む。 ・輸入中古機・電製品検 験監督管理弁法(2002 年12月31日付) 自動部品 (10) 中古設備の税関 価格審査方法の 不透明 ・中古設備を輸入して、税関が価格審査する際、税関の要求によって Invoice金額の計算式を提供しても、税関に承認されない。最終は、税関 に算出された設備の価格(Invoice中の金額より高い)で税金を支払うケー スがある。 ・税関価格審査方法の透明化、中古製品 価格の計算式を明確にする。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 自動部品 (11) 危険品輸出入規

制の強化

・海外への危険品の輸出では、SDS(Safety Data Sheet)やラベルの GHS規制(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)がその 国の言語で対応することが広がりつつある。(現在は中国)個別言語と言う 点が管理面での工数やコストを増大させるだけでなく、小さな取引先は法 整備についていけないために、今後供給対応に不安が出てくる。 (継続) ・英語版での共通化。 自動部品 ・危険品は中国語GHSラベルを輸出時に添付している。他の国の通関時 にはその要求はなし。 中国語GHSラベルを日本側で準備にとても時間が掛かる。(上海市) ・輸入通関は英語SDS(Safety Data Sheet)に、また現地語GHSラベルは、 輸入通関後に添付可能へ変更して欲し い。 ・危险化学品安全管理条 例(中国法令) JEITA ・危険化学品に関しては、年々輸出入規制の強化がみられる。安全性を確 保するために適切な輸出入管理を行う必要があるのは当然であるが、一 方で物流リードタイムの長期化等、企業のサプライチェーンにも影響が出 ている。 ・安全性を確保しつつ、その中で輸出入 手続の日数短縮や輸送の効率化等、物 流リードタイム改善につながる運用をご 検討頂きたい。 日化協 ・危険化学品の鑑定を行うための少量サンプルの輸入であっても、通関の 鑑定を求められる。このため、少量サンプルを2つ用意する必要があり、通 関の鑑定が終わらないと危険化学品の鑑定が実施できない情況が発生し ている。 ・危険化学品の鑑定のためのサンプル輸 入については、通関の鑑定を免除する など軽減措置を行っていただきたい。 ・税関総署商品検験司に 輸出入する危険貨物並 びにその包装に関する 検査の強化についての 通知(商検函2019年41 号) 日化協 (12) 危険化学品の事 前登記 ・危険化学品鑑定用サンプルや安全性試験用のサンプル等少量のサンプ ルについても輸入前に登記が必要となっている。 ・危険化学品に関する登記や経営許可が 不要となるようにしていただきたい。 ・旧国家安全生産監督管 理総局(第53号令)「危 険化学品登記管理弁 法」 日化協 (13) 危険化学品の保 管 ・天津港危険品爆発事故以来、上海における危険化学品の倉庫会社が限 られていて、費用が非常に高い。特に保税危険品倉庫が2~3社しかない ので、貿易会社にとって、危険品の保税取引は殆どできない。 また、危険化学品(危険貨物)の鑑定が必須となっており、通関前に危険 化学品を保管する機会が増えている。【〇】 ・危険化学品倉庫に関する認可が速やか に実施されるようにしていただきたい。 日鉄連 (14) インセンティブ付 輸入鋼材の国内 転売規制 ・1994年9月、優遇税制等を利用して輸入した鋼材の転用を防止するた め、バーター取引、辺境貿易に対する優遇措置の廃止、外資系企業が自 家使用するため輸入した鋼材の国内転売禁止、再輸出用製品を生産す るため輸入した鋼材の国内転売禁止、経済特区、開発区、保税区内の建 設工事向けに輸入した鋼材の区域外への搬出禁止、等を実施。 (継続) ・制度の緩和・撤廃。 自動部品 (15) 関税評価ルール の運用の不合理 ・中国子会社が日本の親会社から輸入する部材の価格に、日本の親会社 へ支払っている製造ノウハウライセンスのロイヤルティを加算。ノウハウは 輸入部材とは関係がない。 ・国際標準に従った関税評価ルール運用 の徹底。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 日化協 ・中国現法が日本本社から汎用部材や原料を輸入し、別途ランニングロイ ヤリティ(完成品の製造に関するものであり、輸入部材・原料とは関係がな い)を日本本社へ送金している場合、当該ロイヤリティを輸入部材・原料の 課税価格に加算するよう、指導が入るケースがある。WTOルールと整合し ない可能性。 税関調査での当該ロイヤリティ加算の指摘において、企業側が非加算の 証明を出来ない場合は、課税対象と見做されるため、企業の工数負担が 大きい(課税対象となるケースが多い)。【〇】 ・適切な全国統一の運用の実施。 ・価格査定弁法(税関総 署令第213号) JTA ・親会社は中国子会社より、中国で生産し、中国国内に販売した製品に対 してマーケットアプローチの観点からロイヤルティを徴収している。 基となる製品の原材料は親会社から輸出しているが、この原材料は汎用 性のある、ノウハウなども無い鋼材であり、査定弁法で含めないことが明確 になっているものの、ロイヤルティ課税の対象となってしまう。 ・日中租税条約の充実。 ・関税 日機輸 (16) 税関のロイヤルテ ィ調査による企業 の対応負担の増 加 ・近年、ロイヤルティ調査が強化されているが、税関からどのような根拠・基 準に基づいて課税の必要性を判断しているかの情報は相変わらず開示さ れていない。 企業の主張及び説明に対して、税関が同意しない場合でも、その理由を 明確にせず、企業に主張を立証するように一方的に求められ、負担が大 きい。 (継続) ・税関総署から各地税関に対して、企業 の対応負担を減らすため、判断根拠を 明確に提示するよう、指導して頂きた い。 ・中華人民共和国税関 輸出入貨物課税価格査 定弁法(税関総署213号 令) 日鉄連 (17) 関税評価の不透 明性 ・税関より輸入通関材の価額が低すぎるとして、税関が把握している平均価 額との差額分の関税を追加徴税しようとする動きが散発的にあり。正式な 徴税通知で無く、一般的に口頭で行われるため、強制力はなく、ルール違 反を問うことは難しいものの、輸入者にとり税関対応に大きな負担となって いる。 (継続) ・運用の透明化。 日鉄連 (18) 関税分類の不統 一・恣意性 ・現在中国に輸入される無方向性電磁鋼板は、シリコン含有量0.6%未満の 汎用グレードが大半を占めるが、この品種の通関コード(HS CODE)の認 定が各地税関で不統一。これに起因して、関税の地域的不平等、通関処 理の遅れ、日本からの船積み書類の緊急訂正など多々問題あり。 また、再輸出加工手帳(保税手帳)に基づく異地通関の際や加工後製品 の手帳消し込み処理などでも、CODE認定不一致に起因する税関でのト ラブルが散発している。 (継続) ・当品種に対する通関コード認定の統 一。 日機輸 ・各地方により同一品番の部材・完成品であってもHSコードの判断が異な るケースがあり。判断が難しいケースも確かに存在するために完全な一元 化は難しいのは理解するが、企業としては過去に一度認められたHSコー ドが突然使用できなくなるような事例においては対応に苦慮するため、運 用上この問題を打開する仕組みを構築いただきたい。 (継続) ・事前分類センターの発行する事前分類 建議書の有効期間、有効地域を拡大す る。現在は対象企業が対象税関にて1 年間のみ有効。 ・全国で通用する事前分類決定書の運用 を本格的に実施する。現在は実質本制 度の運用が行われていない状況。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 ・過去に当局が使用を認めたHSコードに 関して、別担当者、別地域の当局が異 議を唱えた場合に、企業が仲裁を求め ることのできる当局機関を設ける。 日機輸 ・通関地によって当局の判断が異なり、本来不要な関税負担や通関停滞が 発生する。例えば、華南地区で来料加工により製造された部品を、一度、 中国外に輸出し、上海で再輸入しようとしたところ、両地区税関の関税分 類判断の違いにより物流が停滞した。 (継続) ・地方税関当局間の判断の違いに起因 する通関トラブルに際しては、分類に関 する最終判断が下る前であっても、輸出 入を認めるようにしていただきたい。 日化協 (19) 事前教示制度の 未整備 ・2018年2月施行の貿易円滑化協定を踏まえ、中国で全土を対象とした事 前教示制度が開始されたが、まだまだワークしていない。【〇】 ・中国全土共通の事前教示制度の適切 な運用。 ・事前裁定管理暫定弁法 (税関総署令236号) ・WTO貿易円滑化協定 自動部品 (20) 中日HS CODE の判定差異 ・一部の製品が中国輸入時HS CODEと日本輸出HS CODEと差異がある ことで、今後、貿易協定中の優遇政策を享受できない懸念がある。中国側 が全ての製品のHS CODEを日本のHS CODEと一致するように修正す ると、税関に指摘、処罰されるリスクがある。 ・判定基準統一、中国税関が承認する HS CODE判定書が必要。 日機輸 (21) 不透明なFTA原 産地証明書取得 要件 ・ASEANや中南米各国(チリ、ペルー等)向けにFTAを利用するため、原 産地証明書を発給機関から取得するにあたり、発給機関がFTAの条文と は異なる(または、条文に記載の無い)独自の要求を行うことにより、FTA が利用できない、またはFTAの利用に遅れが生ずる状況が散見される。 例えば、ASEAN-中国 FTAでは、その施行細則上に、原産地証明書に 記載するHSコードを輸入国のHSコードとする旨の規定がある。 しかし、輸入国と輸出国(中国)のHSコードが異なる品目について、中国 各地の原産地証明書発給機関(最近の事例では、東莞及び広東)、が自 国(中国)のHSコードを記載するよう要求している。 発給機関の要求通りに発給された原産地証明書は、輸入国では条文違 反となることから、FTAが利用できない、または発給機関との交渉に時間 を要しFTAの利用に遅れが生じる場合がある。 ・FTAの条文と矛盾したり、条文に記載の ない要求を行わないよう、中央政府から 各地の原産地証明書発給機関に対する 指導を徹底して頂きたい。 ・ASEAN-中国 FTA 施 行細則(REVISED OPERATIONAL CERTIFICATION PROCEDURES (OCP) FOR THE RULES OF ORIGIN OF THE ASEAN-CHINA FREE TRADE AREA) ・中国と中南米各国(チ リ、ペルー等)とのFTA JEITA (22) 48時間以内の関 税申告 ・税関は、荷受人に荷物の到着から48時間以内に関税申告をすることを求 める。もし、48時間以内に関税申告できなければ、都度説明資料の提出 が必要となるが、受け入れられない場合、発送元へ送り返さなければなら ない。 (継続) ・週末や国が指定する長期休暇など対応 できない状況を理解し、救済措置を講じ てもらいたい。 JTA (23) 輸入通関手続の 煩雑・遅延・不透 明 ・日本からの輸入時、通関検査で掛かると材料や修理部品等の荷が届くの が遅れ、生産や設備稼働に支障を来たす。場合により、所定の費用を支 払えば荷が動く事もあるが、適切な手続きであるのか不明である。 (継続) ・輸入手続きの簡略化、透明化。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 日農工 ・輸入許可条件としてサイズ、素材情報を要求。通関規定は「型番のない品 目についてはサイズの提供をしなければならない」となっているが、パーツ カタログに掲載され型番を付与した部品についても個々にサイズと素材情 報の提出を要求され対応しきれない。 (継続) ・要求撤回。 日農工 ・輸入通関に時間が掛かるためスペアパーツは簡易通関で対応。簡易通 関の場合、インボイス金額に制限があり、分割して出荷するなど手間暇お よび余計なコストがかかっている。 ・輸入条件の緩和。 日商 ・設備輸入申請において資料審査の時、何回も却下され、その都度資料の 整備に多大な工数が掛かる。却下理由は資料内容不足。(東莞市) ・一括で全ての問題点を企業に提出して 欲しい。 ・運用問題 日機輸 ・中古品の輸入や申告価格のルールが法令と不一致、もしくは現地運用ベ ースであって、何が正しいか不明なまま、現地ブローカーに頼らざるを得 なくなっている。 ・中国事情に詳しいコンサルなどに相談 するも、解決に至らず。他国にわかりや すいルールと運用の統一をお願いした い。厳し目に振られるなら改善は不要に 願います。 日機輸 ・中国通関手続きの変更が明確に通達通知されないケースが多々ある。省 別に必要書類が異なり通関時間に相違が発生する場合や税関担当者に より異なる輸入申告判断となり、輸入の時々で輸入できる場合と出来ない 場合が発生する場合あり。 また輸入通関に必要な書類が多く、地域の税関によって商品に対する認 識の違いから、より詳細な商品説明を求められることがある。結果通関完 了までに要する時間が読めず、顧客への納品管理に混乱を招くケースに 繋がる。 繊維機械 ・産業機械の部品の輸入の際、部品に関する様々な情報(製造メーカー名、 材質、強度、断面図、構造図、写真、銘板等)の提出を求められる。【〇】 ・必要とされる情報を事前に公表して頂き たい。 繊維機械 ・産業機械の潤滑用グリスの輸入の際、輸入規則の変更等の理由で様々 な書類(分析証明書等)を要求され、提出するまで通関が止められてしま う。【〇】 ・輸入規則が変更になった場合には、速 やかに公表して頂きたい。 時計協 ・ワニ革の時計バンドを輸出する際には、日本でワシントン条約(CITES)に 基づく輸出許可を取る必要があるのに加え、更に輸入業者が輸入許可を 取る必要があり、時間と手間がかかる。 ・輸出側の許可だけで輸入できるようにし て欲しい。 ・ワシントン条約 日商 ・2019年からスタートした新通関システム「金関二期」に切り替えになった 際、最初の二週間、当社のシステムの損耗率の計算ミスが発生。税関に 確認したところ“単耗自己消化”資格を取得すれば全て解決する旨、指導 を受けた。即ちその資格の申請を行い、二週間後に取得したが、最初の 損耗率ミスで発生した18トンのスクラップの処理は依然と解決が出来てい ない。その後、何度も税関に打診したが、確実な回答を得られていない。 (東莞市) ・故意で行った行為ではないため、E合 同の消化は円滑に進められるようして欲 しい。 ・運用

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 日商 (24) 税関の金関二期 Systemの不安定 ・金関二期のSystemが非常に不安定である。通関ができなかったり、通関 遅れが発生することがある。これにより、出荷時間が遅れ、トラックの待機 費用、飛行機の予約キャンセル、納期の遅れが発生する場合がある。(東 莞市) ・税関内部の改善が必要。 ・運用 建産協 ・税関システム更新による物流業務のストレスが増加、保税品の管理厳格 化による税関違反のリスクが増加(金関二期システムへの対応)。(蘇州) ・税関業務システムの追加。 ・保税品の課税化の追求。 時計協 (25) 一時輸入手続き の煩雑・遅延

・中国はATAカルネ(Admission Temporary Agreement:物品の一時輸 入のための通関手帳に関する条約)に参加しているものの、サンプル持込 の用途が大規模な展示会等に限定されているため、商談用サンプルを輸 入するたびに高額の関税が掛る。 (継続) ・適用範囲を商品見本条約のサンプルま で拡大を望む。 日機輸 (26) 国際郵便荷物の 輸入通関手続の 煩雑 ・中国/深センでの国際郵便荷物輸入事情が他都市と異なり許可されにく い。通関手続きにおいて、中国側手続および荷受人との連絡等が原則専 用アプリ(ウィチャット)を利用する必要がある。荷受人側とのコミュニケーシ ョンがうまく取れず手続きが大幅に時間と工数がかかる。 ・左記の制限を緩和して頂きたい。 日機輸 (27) 印刷物の輸入通 関規制 ・中国側輸入荷物について、「書籍・雑誌・カタログ 等」は「図書の輸入ライ センス」取得が義務付けられている。 ※会社で発行された業務マニュアルや会社資料等も同じ扱いを受ける。 ・左記の制限を緩和して頂きたい。 日機輸 ・中国向け荷物送付(DHL等民間クーリエ会社利用時)において、印刷物 (書物や社内刊行されたマニュアル等含め)の輸入規制(事前申告の上輸 入許可取得)がかかり、荷物の輸入許可が下りない。会社で利用する荷物 や書類の為、業務に支障をきたす。 また、同荷物輸入通関手続きにおいて会社備品とは判断されず、個人利 用と判断され別送品輸入を強要されるケースがある。個人利用と判断され た場合、別途個人の引越荷物輸入通関においては、全量課税を課せら れ高額な関税支払を伴うこととなる。 ・左記の制限を緩和して頂きたい。 自動部品 (28) 中文での通関書 類提出義務 ・全体的に輸入規制が厳格なためLTも長い。 中文での書類(インボイス・パッキングリスト)の提出を要求される。 ・中文のインボイス作成が書類作成の標 準化作業に問題となる。原産地証明書 発行時は商工会議所が中文のインボイ スを認めない。 日機輸 ・国際物流において通関書類(送状やINVOICE等)の記載は英文である が、中文翻訳の提出を要請される。 ・中文翻訳の提出に関する要請を解除し ていただきたい。 日化協 (29) 通関手続の困難 な資料提出要求 ・通関手続きにおいて、貨物の到着と同時に通関資料の提出が求められ る。但し、支払い方法、出荷者、物流会社によっては、資料の処理手続き が異なり、貨物の到着と同時に資料の提出が困難な場合がある。 (継続) ・書類手続きにおいて柔軟な対応を求め たい。 日機輸 (30) 輸入申告に対す る追加記載指示 ・2019年1月1日より、ケーブル(8544.42)の輸入申告について重さの申告 に追加して、長さの申告が必要となった。 (継続) ・他国では、輸入申告内容として、長さの 申告を求められるケースはない。申告内 容を従来通り、重さのみに戻して頂きた い。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 JEITA (31) 「通関一体化」制 度による通関検査 の複雑・遅延・負 担増 ・2017年に上海税関は、「通関一体化」という制度を導入し、通関監査の頻 度が増加した。浦東では税関職員に、HSコードや商品名に応じた商品の 数量を現物確認するよう、毎回要求される。 工場は、輸送効率やコストを優先し1つのパレットに貨物を混載しているた め、HSコードや品名単位に梱包することはできない。15から20パレットあ る物量から指定された商品を集めてくることは非常に負荷がかかる。この ため、通関監査が得意先への輸送遅延を引き起こしている。 (継続) ・実態に応じた通関監査の仕組みを検討 してもらいたい。 日機輸 (32) 就業証が365日未 満の輸入許可不 可 ・中国側で就業証が365日未満の場合、輸入許可が下りない。もしくは全量 課税での高額関税が課せられる。 (継続) ・左記の制限を緩和して頂きたい。 日機輸 (33) 部品の無償輸入 の価格審査遅延 ・保証期間中に部品を顧客に無償提供する場合、税関が関税を取るため に価格審査が入る。有償輸入の場合は2日間だが、10万元未満の無償輸 入の場合は形式的な価格審査になるので最低3日程度、10万元以上の 無償輸入の場合は、厳密な価格審査が入るので最低1週間、価格の妥当 性について説明を求められると2週間以上必要になる。 このように、価格審査に時間がかかりスムーズな通関ができない場合があ る。 (変更) ・価格審査を事後審査にするなど、部品 をスムーズに中国国内に入れられるよう 通関手続きの迅速化をお願いしたい。 日機輸 (34) 中国からの無償 輸出不可 ・デモ機や工具を日本から輸出し、戻したいときに、無償での中国からの輸 出が実質にできない。 ・制度、運用含めてできるようにして欲し い。 自動部品 (35) 通関完了後の価 格修正不可 ・貨物輸入の通関手続きが完了した後で、輸出元から価格修正連絡があっ た場合、通関完了貨物に金額修正は不可である。 ・通関完了の貨物に金額修正可能な期 限を設定する。 日商 (36) 税関の事後監査 問題 ・何年も前に輸入或いは輸出した物に対して、資料提出、税金等を追納さ れる、或いは名称が違う、HSコード分類が違う等の指摘があり、すべての 消化作業がやり直されることがあり、大変な作業と工数が発生する。(東莞 市) ・税関員自身の責任で間違った物は税関 内で処理して欲しい。企業に負担を移 転しないで欲しい。 ・運用問題 日農工 (37) 国慶節・春節前後 の輸出入通関停 止 ・国慶節・春節前後に長期間輸出入の通関が完全にストップするため、グロ ーバル輸出拠点として各輸入先・各輸出先に迷惑をかけてしまう。国民の 休日はよく理解できるが、諸外国の休日日程と大きく異なり、また長期間に わたるため、理解が得にくい。 ・輸出入を完全に止めるのではなく物量 抑制などの検討はできないか。 日農工 (38) 中国の国境地域 での輸出入管理 ・中国雲南省とミャンマーは国境を接しており経済的・文化的な結びつきが 強いが、人・物の往来が厳格に管理されておらず、中国で販売された商 品が無申告でミャンマーに持ち込まれている。ミャンマーには別途弊社販 売網があるため、その販売権を侵害している状況である。 広西省とベトナムなど中国と国境を接している他地域でも同様の状況であ ることが推察される。 ・国境での輸出入管理の厳格化。 日鉄連 (39) アンチダンピング 提訴の濫用 ・2015年5月27日、武漢鋼鉄、宝山鋼鉄が国内産業を代表して日本、韓 国、EU製の方向性電磁鋼板を提訴。 2015年7月23日、商務部がAD調査を開始する旨、官報告示。 2016年4月1日、商務部が日本、韓国、EU製の方向性電磁鋼板に対し、 ・日本に対する措置の撤廃。 ・商務部公告2015年第23 号 ・商務部公告2016年第10 号

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 クロの仮決定。 2016年7月23日、商務部が日本、韓国、EU製の方向性電磁鋼板に対 し、クロの最終決定。 (継続) ・商務部公告2016年第33 号 日鉄連 ・2015年9月25日、安泰科技股份有限公司が国内産業を代表して日本、 米国製のアモルファス合金を提訴。 2015年11月18日、商務部がAD調査を開始する旨、官報告示。 2016年8月18日、商務部が日本、米国製のアモルファス合金に対し、クロ の仮決定。 2016年11月18日、商務部が日本、米国製のアモルファス合金に対し、ク ロの最終決定。 (継続) ・日本に対する調査措置の撤廃。 ・商務部公告2015年第61 号 ・商務部公告2016年第42 号 ・商務部公告2016年第65 号 日鉄連 ・2018年7月23日、太原鋼鉄が日本、韓国、インドネシア、EU製のステンレ スビレット及びステンレス熱延鋼板・コイルに対するAD調査を開始。 2019年3月22日、商務部が日本、韓国、インドネシア、EU製のステンレス ビレット及びステンレス熱延鋼板・コイルに対し、クロの仮決定。 2019年7月22日、商務部が日本、韓国、インドネシア、EU製のステンレス ビレット及びステンレス熱延鋼板・コイルに対し、クロの最終決定。 (内容、要望ともに追加) ・日本に対する措置の撤廃。 ・商务部公告2018年第62 号 ・商务部公告2019年第9 号 ・商务部公告2019年第31 号 日鉄連 (40) 高い輸出税の賦 課・引上げ ・中国からの原料等の輸出にあたり、輸出税や暫定輸出税率が賦課されて おり、マーケット上昇の要因となっている。国務院関税税則委員会が2011 年の関税実施方案を発表、レアアース含有量の高いフェロアロイの一部に ついて、HS細分化と併せて暫定税率を従来の20%から25%に引上げ。 2010年12月2日、国務院関税税則委員会が2011年の関税実施方案を発 表。ネオジムフェロボロンの一部(7202.99.11)を0%から20%に引き上げ。 (継続) ・原材料に対する輸出抑制策の緩和。 ・国務院関税税則委員会 関税実施方案的通知 日鉄連 (改善) ・2011年12月14日、コークスの輸出暫定税率撤廃(2704.0010、40%→0%)。 2013年1月より一部品目について関税撤廃。 ・2012年1月1日、(コークス40%→0%、金属マンガン20%→0%、等) 日鉄連 ・2016年1月1日、銑鉄(輸出税率)25%→20% ・2017年1月1日、フェロアロイ一部(輸出(暫定)税率)25%→20%、20%→15%、(フェロニッケル 20%→0%)、 銑鉄、非合金半製品 20%→15% 合金半製品 15%→10% 日鉄連 ・2018年1月1日、フェロアロイ一部(輸出(暫定)税率)15%→10% 直接還元鉄、非合金半製品15%→10%(非合金半製品一部 15%→5%) 非合金棒鋼、非合金線材一部15%→0% ステンレス半製品、ステンレス厚板・薄板一部、その他合金半製品10%→5% ・2019年1月1日、フェロアロイの一部、直接還元鉄、非合金鋼・ステンレス鋼・合金鋼半製品、ステンレス熱延鋼板類の一部の輸出税が0%に。 ・2019年1月1日、石炭(一般炭・原料炭・無煙炭)について関税撤廃(3%→0%)。 (継続)

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 日機輸 (41) 個人消費の輸入 貨物への課税 ・新品中古に関わらず電化製品等に高額課税されている。 (継続) ・個人使用の物に対しては免税扱いをし て頂きたい。 日機輸 ・個人消費の輸入荷物(日本食や日用品等)につき、申告価格1,000元を 超過すると、業務通関となり課税対象となることが高い。 (変更) ・水準の適正化検討をして頂きたい。 日機輸 (42) 原産地判断の不 統一 ・前工程と後工程の異なる商品を海外から輸入する場合に、外装箱もしくは そのラベルに明記されている原産地が、輸入国での原産地決定規則に一 致せず通関にトラブルが生じること。 原産地決定基準はHSコード基準、付加価値基準等複数存在するため、 上記商品の場合に判断基準によっては前工程が原産地になることもあれ ば、後工程が原産地になることもある状況。 なお前工程(の発生した国)と後工程(の発生した国)の両方を外装箱もし くはそのラベルに明記する方法、あるいは原産地を記載しない方法も存在 するが、国や地域によっては(少なくとも中国においては)このような形を認 めないケースも存在。 (継続) ・前工程と後工程が異なる商品を海外に 出荷する場合は、事前に輸入国におけ る原産地決定基準を理解し正しい原産 地を外装箱もしくはそのラベルに明記す る。 日農工 (43) ASEAN・中国の FTA利用手続き の煩雑さ ・ASEANと中国のFTAを利用するために原産地証明を申請しても、手続き が非常に煩雑である。特に補修用の部品はアイテム数が非常に多く、各 部品のサプライヤ全てに原産地証明を提供してもらうのは実務上非現実 的である。 ・組立製造メーカーにて原産地証明の一 括申請ができないか。 日機輸 (44) RCEP合意延期 ・2019年11月合意予定であったが、インド対応問題で1年延期となり、2020 年より計画していた弊社日本供給部品での関税削減が出来なくなった。 ・2020年秋の確実な合意、署名に向けて 団体一丸となった政府への強い働きか け。 日農工 (45) 米中貿易摩擦に よる関税率上昇 ・米国と中国間の貿易摩擦により、弊社米国工場で生産され、弊社中国子 会社へ輸入される製品に追加関税が課せられ、収益性を圧迫している。 (継続) ・追加関税の撤廃。 日機輸 (46) 日中韓FTA ・中国・日本・韓国の自由貿易協定の相談は2013年から始まったが、結果 はまだ出ていない。 ・中国・日本・韓国自由貿易協定を早め に完了させることを期待したい。 ・日中韓FTA (参考) ・2019年11月27日から29日まで韓国のソウルにおいて第16回日中韓自由貿易協定(FTA)交渉会合が開催された。 日機輸 (47) 米中貿易摩擦に よる関税率上昇 ・米国が発動した通商法301条への報復措置として、中国政府も、複数回 のリストを発動し、特定の米国原産品を輸入する際、追加関税賦課してい る。追加関税のコストアップが問題である。 (変更) ・WTOルールに則った秩序を根付かせ ていくため、保護貿易につながる追加関 税の賦課は是正していただきたい。 ・中国人民共和国対外貿 易法 日機輸 ・米国通商法301条発動に対する中国側の報復関税により、米国からの輸 入品に対する追加関税が賦課され中国現地法人の収益に影響を及ぼし ている。 ・追加関税措置撤廃。 ・日本企業への影響を抑えるべく、調整・ 交渉をお願いしたい。 日化協 ・米国原産品への制裁関税の追加賦課により、輸入関税コストが上昇し、サ プライチェーンや世界経済へ影響を与えている。【〇】 ・二国間の貿易問題はWTOルールにより 解決すべきであり、制裁関税は停止す べき。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 日機輸 (48) 中国輸出管理法 (草案)における 懸念 ・2019年12月に輸出管理法(案)が公表された。2017年公表の案と比べ、 改善された点も見られるが、貨物を含むみなし輸出制度の導入など、現地 に進出した本邦企業にとって大きな負担となる制度が導入されようとして いる。また、「再輸出」が規制対象となるとの文言も残っており、米国の再 輸出規制の様な域外適用の可能性が残っている。 (内容、要望ともに変更) ・WTO加盟国として、自由貿易をけん引 するとの習近平国家主席のコミッコミット メントに反する利己的な法制度の導入を 見送り、諸外国の輸出管理制度とのハ ーモナイズを図る様、要望する。 日機輸 ・2017年6月に公開された中国輸出管理法(草案)、および2019年12月の 中国全人代常務委員会での審議結果を反映した第2次草案に関連し、貴 組合を始め各産業団体名にて意見書を提出されております。第2次草案 では、当初の草案から一部修正点が見受けられるものの、不明確な点も 多く、以下懸念点について共有する。 -内外への十分な周知と調整、また、段階的な規制導入の必要性。 -再輸出規制や広汎なみなし輸出規制を始めとし、規制の域外適用など が含まれるが、国際輸出管理レジーム合意に基づき、その原則に即し バランスのとれた制度・運用の必要性。 -規制リストの制定においては、平和と安全以外に産業振興や通商政策 上の要素と思われる国際競争力等、また、中国に差別的な輸出規制を 行った国に対して相応の措置を取ることを定める対等原則等が見受け られるため、WTO等の通商等に関する国際ルールに即した制度・運用 の必要性。 (内容、要望ともに変更) ・左記、問題点の解消を政府・産業界レ ベルにおいて引き続き図っていただきた い。 JBMIA ・中国輸出管理法に加え暗号法による暗号製品の輸出入規制を含め、今 後安全保障輸出管理に止まらず、再輸出規制やみなし輸出規制、および 最終需要者・用途確認権限規定等、通商面や事業自体について懸念し ている。 ・JBMIAとCISTECの連携によるより分 かり易いのをモットーに合同セミナー開 催などを企画してほしいと思います。 日機輸 (49) 暗号法及び商用 暗号管理条例 ・2020年1月より暗号法が施行された。同法に基づき、今後、一部の商用暗 号製品に対し、輸出入時の許可取得が必要となるとされている。 また、政府の秘密情報を扱うシステムにおいては商用暗号製品の使用が 禁止され、新たに定められた普通暗号、一般暗号製品の使用が求められ る。 普通暗号、一般暗号の定義が曖昧であるうえ、中国当局の管理下におい て開発された暗号製品でなければ普通暗号、一般暗号と認められない可 能性がある。更に政府の秘密情報の範囲が不明確であり、実質的に国営 企業を含む政府調達の対象から外国企業(中国に進出した外資企業を含 む)の情報・通信機器が除外される恐れがある。 (内容、要望ともに変更) ・2000年に各国商工会宛に配布された、 いわゆる2000年レターにて約束された 「暗号処理を中核機能とするもの」のみ を規制対象とする運用を堅持いただき たい。 ・暗号法 ・商用暗号管理条例 日化協 (50) 物流会社の頻繁 なサーチャージの 改定 ・輸出入に係る運送の際、物流会社から海外運賃以外に求められるサーチ ャージが頻繁に改正されるため、運送コストが増加し、企業の採算が確保 できない。 (継続) ・ルール整備により、サーチャージの費用 徴収の基準を明確することを要望する。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 9 JEITA (51) 保税品の廃棄 ・保税品は以下の方法でしか、不要在庫の廃棄ができない。 ①輸入通関し、関税・増値税を支払い内貨にした後、一般区で廃棄 ②輸送費用を支払い発地に輸出返品し、発地で廃棄。 そのために、関税、増値税、輸送費用などの余計なコストが発生する。 (継続) ・輸入通関をすることなく、保税状態のま ま廃棄できるようにする。 日機輸 (52) 並行輸入品の増 加 ・並行輸入品が正規品ビジネスにとって障害となっている。(並行輸入品の 価格は中国正規品の半額程度) (変更) ・「品質問題、安全問題の防止および消 費者保護の観点」から、「並行輸入品に 対するCCC認証等の安全規格取得義 務付けとその統一運用」を要望する。 自動部品 (53) 不良品返品後の 税金還付の困難 ・一般貿易輸入貨物の中で不良品返品の際に税金還付が要る場合に、輸 出前に第三方より不良品の証明書提出が必要。この証明書がなければ、 税関は税金を還付しない。第三方証明書の提出には費用が高いと同時に 相応の時間がかかる。 ・第三報ではなく、輸出者より提出された 関連不良品の証明書を承認するなど、 税金還付条件の基準緩和を希望。 日化協 (54) 輸出還付 ・2019年年末から、増値税の控除期限が撤廃されたが、輸出還付の期限 は未撤廃となっている。 ・輸出還付の期限も撤廃いただきたい。 ・国家税務総局は増値税 控除認証期限を取消す 等増値税徴取管理問題 の公布(国家税務総局 公布2019年第45号) 製薬協 (55) 関税と移転価格 税制の相反 ・2015年に、移転価格税制の観点から日本親会社から中国子会社への製 品の輸出価格を値上げした。それに対し、中国の関税担当官からは値上 げ前の輸入価格が過少申告であったとして関税の自主調整(追加納付) を求められた。 (継続) ・関税と移転価格税制は管轄する当局が 異なり、内容的にも相反するので、企業 に対して異なる要求がなされる傾向にあ るが、まずは当局同士で妥協点を見出 していただきたい。 10 自由貿易地域・ 経済特区での活 動規制 日鉄連 (1) 銀行保証金制度 の一律適用 ・1999年10月1日、加工貿易に従事する企業の自律的な遵法精神を高 め、保税貨物の横流し(密輸)を防止する為に企業をA、B、C、Dに審査 区分し、Aを除くB、C区分企業が鉄鋼(電磁鋼板を除く)を含む11の制限 品目を保税輸入する際に銀行保証金台帳制度の実転(保証金を積む)を 義務付けた。 熱・冷・表面処理鋼板が対象で、B、Cに区分された企業の保証金負担は 深刻。陳情の末に負担を軽減するべく、保証金半額化、担保差し入れ、 EGの除外等が行われた。 保証金半額化は2000年5月、EGの除外は2000年7月以降も実施され、 2004年も継続。 2007年8月23日、銀行保証金台帳制度について東部地区(北京市、天津 市、上海市、遼寧省、河北省、山東省、江蘇省、浙江省、福建省、広東 省)と中西部地区での適用に差を設け、中西部地区への加工貿易企業の 進出を促すこととした。具体的にはA類企業制限類について東部で空転 →実転(50%)、B類企業制限類について中西部で実転(50%)→空転と 変更された。 2008年12月1日、景気悪化に伴い、キャッシュフローの改善を通じて、加

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 10 工貿易企業を支援するため、A類企業の制限類は空転(保証金積み立て 免除)へと変更された。 (継続) 時計協 ・従来は時計部品メーカーで制限品を扱っている会社でも比較的小規模企 業に対してのみ保証金を積むよう求められ、大規模メーカーは保証金免 除と優遇されていたが、2007年8月以降全ての時計部品メーカーに一律 に保証金を求めるようにルールが変わった。 (継続) ・保証金制度の廃止。 ・2007年7月23日付けで 発布された海関総署公 告2007年第44号 日鉄連 (2) 加工貿易制限の 強化 ・2015年11月25日、商務部が貿易の安定成長を維持し、輸出入商品の構 造調整を図るため、加工貿易制限類目録の調整を公告。税関は、企業の 信用状況に基づき、高級認証企業、一般認証企業、一般信用企業、信用 喪失企業の認定を行う。 (継続) ・規制の撤廃。 ・商務部税関総署公告 2015年第63号 日機輸 (3) 保税加工貿易(手 冊、保税部材)の 管理ルールの全 国不統一 ・保税加工貿易(手冊、保税部材)に関して、複数のポイントにおいて全国 にて運用ルールがまちまちであり、長期的にその運用の違いを一元化し ていくことを多国籍企業として希望する。 例①手冊クローズ時のプラスの差異,マイナスの差異に対しての納税の考 え方の違い。両方の差異見合いの納税を求められるケースもあれ ば、マイナスの差異のみの納税を求められるケースもあり。 例②手冊申請後消込前の通関への単耗(部材使用量)情報の修正申告 の違い。電子帳冊を使用しても認められないところもあれば、電子手 冊でも認められるケース有など。 例③転厰(保税部材の国内移動)における国内調達部材の増値税控除。 認められないケースが多いが、一部では認められるケースもあり。 (継続) ・税関内部にて各地方税関の保税加工 貿易に関しての管理ルールを統一する プロジェクトもしくは監査制度を推進す る。 自動部品 (4) 輸出加工区へ輸 出時の輸出税金 還付不可 ・政策上、中国国内の企業が生産した製品を加工区に輸出したら、輸出税 金還付することができるが、税務部門と税関の理解が一致していない状況 がある。一部の地域における税務部門は、国内企業の製品を輸出加工区 に輸出するとき、輸出税金還付できない。 ・関連の政策をより完全化してほしい。 ・出口加工区税收管理办 法 自動部品 (5) 上海自由貿易区 登録企業の区外 企業と来料加工 業務の展開不可 ・会社登録地は上海自由貿易区で、区外の企業と来料加工業務を展開し ている。2019年、税関は自由貿易区に登録した企業を海外企業と認めな い、国内企業と来料加工業務の展開と、来料加工貿易手札の処理は禁 止。法律を調べると明確な規定が出ていない。今、中国政府の対外開放 政策はさらに深化しているが、関連の細則を明確化してほしい。 ・関連の政策をより完全化してほしい。 ・中華人民共和国外国投 資企業法 ・中国上海自由貿易区管 理办法 自動部品 (6) 保税支払手続の 煩雑 ・実業は自由貿易区に登録したので、敏拓吉経由で保税して決算してい る。保税状況下、支払い手続きは煩雑で、毎回支払いの時、提出する伝 票は10項ぐらいある。 ・手続きを簡素化して欲しい。 12 為替管理 自動部品 (1) 海外送金規制の 厳格・手続煩雑 ・弊社から日本本社への海外送金の妥当性が問われ、弊社からの説明で 政府の承認が得られず、送金に時間がかかる。 対象:日本本社のロイヤルティ、開発費用 ・外資企業に明確な税制の提示を頂きた い。関税・増値税の対象にならないよう にして頂きたい。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 12 JEITA ・海外への仕入支払について、外貨管理局の指導により銀行へのエビデン スの提出資料が増加し、送金準備に大きな労力が必要となっている。 また、銀行でのチェックに時間がかかり、着金が遅れるなどビジネスにも支 障が出ている。最近は虚偽による外貨送金に対して規制が強化されてい るが、ビジネス実態のある外貨送金にまで影響が出ている。 また、通常の輸入取引に関しても、通関証明でのチェックが強化され、得 意先からの通関番号の入手等事務負担が顕著に増加している。 (継続) ・外貨送金手続きの明確化と簡素化の実 行。 自動部品 ・中国外への非貿易送金に関し、複数の関連当局の許可事項となってお り、また銀行による送金許可など手続きがあり、過剰な登録事務要請であ る。また、送金金額規制もあり、事務手続きが悪化。 (継続) ・ルールの簡素化。 ・規制の撤廃。 日機輸 ・役務取引に対する送金規制について、現地工事作業のため、他国より作 業者派遣が必要となる場合があるが、5万USドル以上の作業費用を他国 に送金する際、当局への送金許可を得るか、源泉所得税の支払が必要に なる。PEに該当しない場合でも、事実上所得税の支払が必要となり、取引 の障害となっている。 ・送金規制の緩和。 JEITA (2) 税関システムが交 付する「核注清 単」(品番別の明 細輸出入リスト)の 利用不可 ・税関は、「金関二期」と呼ばれるシステム(輸出入通関申告方式)を利用し ているが、外貨送金において、税関がシステムにて交付する「核注清単」 (保税消込リスト:通関証明)が利用できない。そのため、改めて税関に「備 案清単」(国外との貨物搬出入時の税関届出リスト:通関証明)の取得を申 請しなければならない。 (継続) ・税関が交付する「核注清単」で、外貨送 金できるよう、税関と外貨管理局で調整 していただきたい。 日機輸 (3) 輸入決済管理の 厳格化 ・輸入取引にかかる支払の際に通関単の消込が義務付けられた。海外のA 社から来た購入した貨物を保税区で中国の顧客Bに引渡し、顧客Bが通 関を行う場合は当社⇒A社、B社⇒当社の支払の両方で通関単の消込が 必要となる。一方で、システム上、同一通関単の消込は1回しかできないた め、支払が滞るトラブルが発生している。また、場所によって外管局の指導 にバラつきがある。 (継続) ・保税引渡を伴う輸入取引の決済手続を 確定し、外貨管理局の各分局で共有し て欲しい。 ・匯総発[2017]9号「銀行 が展開する貿易書類審 査関連業務の利便化に ついての通達」 日機輸 自動部品 (4) 人民元建て送金 の制限・不透明 ・中国から日本へ貿易取引及び配当に関わる送金をする際に、人民元建 て送金については政府の規制により制限されるケースがあるが、その規制 の実施が不安定かつ不透明であるため計画的に為替ヘッジを行うのが困 難である。 (継続) ・日本への人民元建て送金が安定的に 可能になることを望む。 ・規制についても計画的に実施されること を望む。 JEITA (5) 人民元転や立替 払い費用の回収 困難 ・中国内の企業が外国企業のために人民元で立て替えた費用を、外貨で 回収することができない。取引契約を締結した上で、サービスフィー等の 名目で回収する場合は、別途営業税が課税されることとなってしまう。 (継続) ・人民元立替の外貨建請求の容認。

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 12 JPETA (6) 三国間貿易の決 済手続き厳格化 ・三国間貿易の代金決済におけるエビデンスの厳格化等銀行向けの口頭 指導による規制が強化され、対応に苦慮している。 (継続) ・口頭指導という形での規制ではなく、法 律・規則に基づき、書面、且つ、企業に 十分な準備期間を与えたうえでの政策 発表をしてほしい。 ・口頭指導 日化協 ・2016年まで、当社が三国間貿易の仲介企業として(中国外A社→当社→ 中国外B社)取引・外貨送金(当社→A社)を行うことができた。但し、2017 年1月以降外貨管理局が取引銀行経由、三国間貿易の送金を厳しく管理 して、物流と商流を一致しなければ認めてもらえず、送金もできなくなっ た。 2019年下期から上記規制が緩和され、外貨管理局に備案申請制に変わ り、申請から許可されるまで2か月以上の時間がかかった。(上海) ・備案申請の審査時間を短縮していただ きたい。 ・自由貿易区・保税区企業に対する、三 国間貿易の許可が備案申請から事後管 理に変更すれば貿易の便利性が高まれ ると思う。 ・国家外貨管理局総合司 から銀行外貨業務規則 違反案例についての通 報(匯総発[2016]103 号) 13 金融 JPETA (1) 厳格な運転資金 借入要件 ・金融機関からの運転資金目的の短期借入に関し、支払事実を証明する 書類を銀行に提出しなければロールオーバーができない制度となってい るが、売掛金回収遅延が常態化している中国においてこのような制度では 資金を回すことが困難。 (継続) ・制度を諸外国並みに緩和してほしい。 日商 (2) 資本管理に制約 が多い ・資本管理に制約が多い。 ①外資企業の中国現地法人の資金調達方法について、海外の親会社か ら中国現地法人に親子ローン(貸付)を実施する際に、投注差による貸 付枠の管理があるため実行が制限されてしまう。 ②減資は会社法では規定されているが、実際は審査認可が厳しいため実 行が困難である。 ・①投注差の撤廃もしくは緩和。 ②減資の審査認可の撤廃もしくは緩 和。 日機輸 (3) 人民元建て域外 貸付の規制 ・人民元建ての域外貸付において、最低預入期間・貸付期限(6ヶ月)、ロ ールオーバー回数(1回のみ)、貸付先での外貨転の禁止といった制約が つけられている。中国各地の国家外貨管理局(SAFE)によって、承認の 基準にばらつきがあり、全国一律の運用となっていない。 (継続) ・域外貸付の規制を撤廃して頂きたい。 ・各地の国家外貨管理局の運用・承認基 準の統一を図って頂きたい。 ・人民銀行 銀発306号 JEITA (4) 個人名義口座開 設の煩雑 ・中国生活には欠かせない支付宝やWeChat Payなどの便利なモバイル ペイメント。これらを活用するためには、中国の銀行口座を開設が必須。し かし口座を開くのに必要な書類(外国人居留証、中国本土で使える電話 番号、中国国内の住所)を揃えるのに最短でも2ヶ月を要する。 ・駐在員の中国での円滑な経済活動を確 保するという視点から改善をお願いした い。 例えば、中国に駐在することは外国人 工作許可通知等でも確認が可能である ため、外国人居留許可証の取得前に銀 行口座開設手続ができるような運用を検 討頂きたい。 ・また、中国の銀行の日本支店を通じて 赴任前に開設手続きができるような運用 も、合わせてご検討頂きたい。 14 税制 時計協 (1) 高率の消費税賦 課による競争力の 低下 ・2006年4月よりCIF RMB10,000以上の商品に対して20%の消費税がか けられるようになった。 (継続) ・消費税の削減。 ・関税規則、条例

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 14 JPETA (2) 増値税の未還付・ 遅延 ・在庫商売・薄利商売の企業は、仮払増値税>仮受増値税が恒常化、増 値税納付過多、BS上、未収増値税が残る形となる。次月以降に調整がな されていくが、一定期間、現金が税務署に据え置かれている状況。保税区 でも仮払増値税が発生するも、企業の形態によっては、仮受増値税が発 生しない場合もあり、会計上・税務上の処理が不明確。 (継続) ・未収増値税還付制度の構築、検討を強 く希望する。 医機連 ・Webを閲覧(http://www.jmcti.org/mondai/top.html)したところ、その 中の中国税制についての改善要望の記載がある。特に増値税不還付に ついては、我々も以下の課題を抱えていると考えている。 増値税不還付について、部材や製品の輸出入に伴い、HS codeに基づき 退税率が決まっており、全額還付されないケースがある。運用面では都度 の輸出入に際して所定の手続きを行っているが、煩雑である点が難点。 (継続) ・増値税不還付:退税率の統一化が為さ れる等の簡単化を望む。 ・増値税法 日鉄連 (3) 増値税還付率の 不安定・変更 ・2006年9月以降、輸出急増に伴う海外との貿易摩擦回避のために、鉄鋼 製品に対する輸出増値税の還付率が段階的に引き下げられてきたが、 2008年後半以降は世界的な需要低迷により輸出が急減。輸出奨励の観 点からこれまでの方針を一転させ、段階的に還付率引上げを実施。 2010年6月22日、財政部は鉄鋼製品48品目(HS)で還付率(従来9%)の 撤廃を発表、7月15日より実施。省エネ・排出削減に向けて、資源・エネル ギー消費の多い製品の輸出抑制を図る方針の一環。 2013年1月1日、増値税還付率の一部拡大(9%→13%:旧コード: 722790から細分し新設した7227.9010、7227.9090が対象)。 (継続) ・安定的な輸出政策の維持による輸出企 業の混乱回避。 ・財政部 関于取消部分 商品退税的通知(財税 〔2010〕57号) 日鉄連 (改善) ・2015年1月1日、ボロン添加合金鋼を対象にした増値税還付制度が廃止。但し、合金鋼鋼板類については、制度が存続。 (改善記載済み) 日機輸 (4) 高率の増値税 ・中国新規顧客にて、参入の為の評価装置出荷を行う場合、増値税や保証 金等の顧客負担が必要となる。高額設備では、これら負担も高額となる 為、新規ビジネス参入活動へ足枷となると認識している。 また、これらの制度の内容は省単位で異なり且つ変更も多いと認識してお り、状況の把握を複雑にしている。 ・増値税の納税タイミングを販売時に変 更。 ・省毎の制度の差異を是正。 ・中国 増値税暫定条例 日機輸 (5) クロスボーダー資 金預入時の増値 税賦課 ・従来は中国子会社によるクロスボーダーの資金貸し付けは認められてい なかったが、2013年より規制が緩和され、外貨・人民元建て双方でクロス ボーダー貸付が可能となった。 一方で、中国国内の子会社が国外関係者より受け取る利息には、企業間 取引として増値税が課されている(参考:中国国内の法人が銀行に預け入 れて受け取る利息は、企業・銀行間取引であるため、増値税が課されな い)。 (継続) ・効率的なグループCash Management を促進できるよう、クロスボーダー貸付実 施時、また中国国内における委託貸付 実施時に利息に課せられる増値税を撤 廃して頂きたい。 ・増値税暫定施行条例

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区分 経由団体 No 問題点 問題点内容 要望 準拠法 14 JPETA (6) 保税区企業の増 値税の仕入税額 控除の限定 ・保税区企業においては人民元建で調達した材料・資材及びその他費用 支払い時に発生する増値税は、人民元販売に対応する分しか控除が受 けられない。大半の企業が保税販売をメインとしている中、控除できない 増値税はコストとせざるを得ず、結果的に競争力を削ぐ結果となり、保税 区(自貿区)に進出するメリットがない。 (継続) ・日本と同様、未収増値税は確定申告に より、還付を受けられるようにしてほし い。 日機輸 (7) 個人所得税優遇 措置廃止による増 税の懸念 ・外国人に対する現在の個人所得税優遇措置は廃止され、2022年以降、 税負担の増加が懸念される。 (継続) ・影響額が大きいことから、現在の優遇措 置を続けて頂きたい。 ・個人所得税法改正後の 優遇政策に関する問題 の通知(財税[2018]164 号) 日商 (8) 個人所得税課税 ・中国出向者の納税申告母数が巨大化傾向にある。企業負担部分(社会 保険料、日本留守宅寮費等)も含めて個人所得と見做し課税。 ・出向者の個人所得から企業負担部分は 除いて頂きたい。 医機連 (9) 移転価格税制の 曖昧・不透明 ・Webを閲覧(http://www.jmcti.org/mondai/top.html)したところ、その 中の中国税制についての改善要望の記載がある。特に移転価格につい ては、我々も以下の課題を抱えていると考えている。 移転価格の設定やロイヤリティの扱いについて、現状は当局とのコミュニ ケーション強化と、取り決めに即した対応を行っているが、Web記載の通 り、日中両国の税務当局との綱引きとなる感は否めない。 (継続) ・移転価格について、日中二国間での取 り決め、統一化を望む。 ・企業所得税法 日商 ・移転価格税制について、移転価格の設定やロイヤルティの扱いについて 曖昧、不透明。 ・日中当局間での統一化が求められる。 ・関連者取引申告及び移 転価格同時文書の管理 に関する国家税総務局 の公告(42号公告) ・事前確認管理の規範化 に関する公告(64号公 告) ・特別納税調査調整及び 相互協議手続に関する 管理弁法(6号公告)等 製薬協 (10) 移転価格調整の 困難さ ・移転価格税制の観点からは子会社の利益を一定の範囲にコントロールす ることが求められるが、多くの新興国、特に中国・アジアでは移転価格調 整金の支払いがほとんど認められていないため、コントロールすることが難 しい。 (継続) ・新興国の課税当局には移転価格調整 金による調整を許容していただきたい。 自動部品 (11) 移転価格調査の 恣意的実施及び 地域格差 ・独自解釈に基づく移転価格税制の徴税あり。また、地域によりその指摘内 容や基準に同一性が欠ける。 (継続) ・同一基準に従った適正な税務調査の実 行。

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