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平成25年8月12日 鹿屋市長 嶋田 芳 博 様 鹿屋市情報公開・個人 情報保護審査会 会 長 岩 重 克 弘 鹿屋市情報公開条例 第18条の規定に基づく諮問について( 答 申 ) 平成 25 年4月 18 日 付 け鹿総第 103 号により 諮問のありました下記 の件について、 別紙のとおり答申しま す。 記 以下の公文書の不開示 決定に対する不服申立 てについての諮問 「平成24 年度鹿屋市職員採用試験」のうち (1) 1次・2次試験の 全受験者の得点と合否 結果 (2) 面接官の氏名、役 職、最終学歴(学校名 、学部及び学科) (3) 2次試験及び最終 合格者の評定基準

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別 紙 1 審査会の結論 鹿屋市長(以下「 実施機関」という。) が「平成24年度鹿屋市職員採用試験」 に関する公文書開示 請 求について不開示とし た決定については、鹿 屋市情報公開 条例(平成18年鹿屋市条例第 16号。以下「条例」という。)の 解釈及び運用を誤 ったものではなく、妥 当である。 2 異議申立ての内容 (1) 公文書開示請求 平成 24年12月27日、異議申立人(以下 「申立人」という。) は、条例第6 条の規定に基づき 、実 施機関に対し、平成 24年度鹿屋市職員採用 試験に関する 以下の公文書について 開示請求(以下「本件 請求」という。)を行 った。 ア 最終合格者、不合 格者の1次試験(①② ③)それぞれの点数及 び2次 試験(④)の点数の 開示 1次試験 ① 教養試験 (100点 満点) ② 専門試験 (100点 満点) ③ 作文 ( 50点 満点) 2次試験 ④ 面接 (100点 満点) イ 2次試験の面接官 5人の氏名、役職、最 終学歴(学校名及び学 部、学 科)の開示 ウ 2次試験の評定基 準の開示 エ 最終合格者の評定 基準の開示 (2) 実施機関の決定 平成 25年1月24日、実施機関は、条例7 条の不開示情報に該当 するとの理 由で、条例第 11条第2項の規定に基づき、本件請求の全部の不開 示決定(以下 「本件処分」という。)を行った。 (3) 異議申立て

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平成 25年3月22日、申立人は本件処分を 不服として、行政不服 審査法に基 づき、実施機関に対し て異議申立てを行った 。 (4) 諮問 平成25年4月18日、実施機関は 、鹿 屋市情報公開・個人情 報保護審査会(以 下「当審査会」という 。)に諮問した。 3 実施機関の説明要 旨 実施機関から提出され た理由説明書及び当審 査会における説明を要 約すると、 本件処分における要旨 は次のとおりである。 (1) 条例第3条の趣 旨 条例の定めにより市民 の知る権利を十分に尊 重するとともに、個人 に関する 情報がみだ りに公に さ れることの ないよう 最 大限の配慮 をしなけ れ ばならない。 採用試験の 結果につ い ては、試験 成績を他 に 知られたく ない受験 者 がいること から、受験者本人の求 めに応じて本人の得点 順位を開示している。 開示した内容は 、第1次試験における 教養、専門、作文の各 得点、合計得点 順位、適性検査の結果 及び第2次試験におけ る面接の得点、順位で ある。 平成24年度の合格発表後、受験者11人の得点順位を既に開示し ている。 (2) 条例第7条第1 号に該当すると判断し た理由 簡易開示請求により、 既に一部の受験者へ本 人の得点順位等の情報 を開示し ているため 、受験者 等 がお互いの 情報を交 換 している可 能性があ る 。全ての受 験者の得点 順位等を 広 く開示した 場合に、 個 人の特定が 可能とな る おそれがあ る。 採用試験の評定基準を 開示した場合は、受験 者は評定基準を意識し 均一的な 試験準備・ 対応を行 う こととなり 、総合的 な 判断を行う 採用試験 の 公正かつ適 切な実施に著しい支障 を及ぼすおそれがある 。 (3) 条例第7条第5 号に該当すると判断し た理由 面接官の情報を開示す ることで、今後、面接 官に対して、受験者に 有利な評

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価を行うよ うに圧力 や 働きかけが 行なわれ る 等の可能性 があり、 採 用試験の公 正かつ適切な実施に著 しい支障を及ぼすおそ れがある。 2次試験は、その本人 の一番の本質を見極め る必要がある。評定基 準、最終 合格者の評 定基準は 不 変的なもの で、毎年 変 わらないた め、評定 基 準を全部開 示すると、 事前に受 験 者は面接の 項目とか や り方など評 価傾向を 察 知されるこ とから、人物に対する 評価を適正にできなく なるおそれがある。 4 異議申立ての趣旨 (1) 異議申立ての趣 旨 受験番号及び氏名を除 き、本件請求に基づく 開示を求める、という ものであ る。 (2) 異議申立ての理 由 申立人から提出され た 異議申立書及び意見 書 並びに当審査会にお け る申立人 の主張を要約すると次 のとおりである。 ① 得点・順位等を開 示し ても個人を特定できな いのではないかと考え る。そも そも個人(他の 受験者 や面接官)を特 定した いものではない 。合格 者の得点順 位の公開を求めている ものである。 ② 面接試験の得点が低 いことに失望している 。試験内容は短時間か つ簡単な 質問であり、全ての面 接官の経歴と評定基準 を知りたい。面接官の 情報(専 門分野の経歴 、役職、 学校名、最終 学部、学 科)を開示し ても、採 用試験の 公正かつ適正な実施に 著しい支障を及ぼすお それはないと考える。 1 次 試 験 は 1 日中 の 試 験 時 間 で 2 50 点 満 点 、 2 次 試 験は 2 0 分 程 度 の 面 接時間で100点満点 となっており、面接の 点数の比重が大半を占 めている。 また、専門(土木)の 設問面接試験が行われ たわけではない。 ③ 面接試験は、非社会 的言動を持った人を排 除し、市職員の仕事に 身体的、 精神的に耐えられるか どうか見極めるために 行われているものだと 解釈して いる。

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面接では聞かれたこと に対して丁寧に答え、 変な言動をした覚えが ない。 面接 採用 試験 の評 定 基準 を開 示す るこ と によ り、 公正 かつ 適 正な 実施 につ ながると考える。 5 審査の経過 当審査会は、本件 異議申立てについて、 以下のような審査を行 った。 年 月 日 審査の経過 平成 25 年4月 18 日 実施機関から諮問書を 受理 5月 27 日 実施機関から理由説明 書を受理 5月 28 日 諮問の審議(実施機関 から非公開理由を聴取 ) 6月 18 日 申立人から意見書、口 頭意見陳述申出書及び 補佐人 出席承認願書を受理 7月11日 諮問の審議(申立人か ら意見を聴取) 8月 2日 諮問の審議 6 審査会の判断 (1) 各論点に関する 審査会の判断 本件処分について審議 した結果は、以下のと おりである。 ア 最終合格者、不 合 格者の1次試験それ ぞ れの点数及び2次試 験 の点数の開 示について 申立人の試験区分で ある土木部門は、受験 者9人のうち1次試験 合格者が 6人と限られた人数で あり、既に一部の受験 者ではお互いの得点に ついて情 報交換を行っている可 能性もある。全員の得 点順位を開示した場合 、受験者 個人の識別が可能と成 り得ることが想定され 、受験番号を伏せた開 示におい ても同様である。 これにより、条例第7 条第1号(個人に関す る情報であって特定の 個人を 識別できるもの )及び鹿屋市個人情報 保護条例第8条第2項 (保有個人情報 を利用目的以外の目 的 のために利用し、第 三 者の権利利益を不当 に 侵害する おそれがあると認めら れるもの)の不開示情 報に該当すると判断す る。

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イ 面接官5人の氏名 、役職、最終学歴(学 校名及び学部、学科)の開示につ いて 一般的な採用試験に お いて、面接官の氏名 や 役職、最終学歴を公 開 してい る事例はほとんどな い 。また、開示するこ と で、面接官個人の識 別 が可能と なり、受験関係者か ら の面接官個人への圧 力 等の働きかけが懸念 さ れ、公正 かつ適正な採用試験へ の影響を及ぼす可能性 があると考える。 これにより条例第7 条 第5号(開示するこ と により、当該事務事 業 の性質 上、その適正な遂行 に 支障を及ぼすおそれ が あるもの)に該当す る と判断す る。 なお、氏名を除く役 職 を開示する場合にお い ても、面接官個人の 識 別は容 易であると考える。 ウ、エ 2次試験及び 最終合格者の評定基準 の開示について 評定基準については 、 受験者の能力や資質 、 適正等を判定し、あ ら ゆる角 度から受験者の能力 ・ 人物像を慎重に審査 す るために、何を重視 し 、どのよ うに評価するかをマ ニ ュアル化しており、 毎 年のように変更され る 性質のも のとは異なり不変的な ものであると考える。 広く評定基準を開示し た場合、受験者は評価 基準や質問項目を重視 した受 験対策が可能と なり、受験者の総合的 な評価を目的とした採 用試験事務の適 正な遂行に支障 が生じると認められる 。 これにより、条例第7 条第5号(開示するこ とにより、当該事務事 業の性 質上、その適正 な遂行に支障を及ぼす おそれがあるもの)に 該当すると判断 する。 (2) 審査会の判断結 果 (1)の判断に 基づき、本件請求を開 示することにより、受 験者や関係する各 方面へ無用な誤解や 混 乱を招き、実施機関 の 採用判断を公正かつ 適 切に行う ことに著しい支障が 生 じるおそれがあるこ と から、不開示の決定 が 正しいと 判断する。

参照

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