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建築基準法第43条第1項ただし書き許可

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Academic year: 2021

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全文

(1)

建築基準法第 43 条第 1 項ただし書

許可申請マニュアル

平成17年4月作成

(平成23年8月改正)

(2)

目次

許可制度と手続き

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P. 1

許可手続きフロー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P. 3

道路判断の流れ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P. 4

建築審査会における取り扱い

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P. 5

建築審査会包括同意案件運用基準

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P. 7

包括同意案件運用基準の解説

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.15

関係法令

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.23

・建築基準法第 43 条第 1 項 ・建築基準法施行規則第 10 条の 2 の 2 ・建設省通達(建築基準法の一部を改正する法律の一部の施行について) ・建設省通達(建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の規定による許可の運用指針)

法第 43 条ただし書関係Q&A (参考)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.26

~様式集~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.28

・許可申請書(第 43 号様式) ・管理者との協議経過書 ・分筆登記の誓約書

(3)

許可制度と手続き

○ 法第 43 条第 1 項ただし書の許可制度について

道路がないところに建築物が建ち並ぶと、建築物の利用が困難になるだけ ではなく、災害時の避難や消防活動に大きな支障をきたすこととなるため、 建築基準法では、法第 43 条第 1 項により、「建築物の敷地は、道路に 2m 以 上接しなければならない」こととしています。 建築基準法上の道路は、同法第 42 条に定義されていますが、法に定義さ れる道路に接していなくても、その敷地の周囲に広い空地がある建築物など については、通常、敷地が道路に接することにより確保されるのと同様の安 全性が確保される場合があることから、ただし書により「その敷地の周囲に 広い空地を有する建築物その他建設省令で定める基準に適合する建築物で、 特定行政庁が交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がないと認めて建築審 査会の同意を得て許可したものについてはこの限りでない。」と規定し、特 定行政庁の許可により建築することができることとなっています。

○ 許可の運用の基本的な考え方について

建築物の敷地と道路の関係は、法第 42 条に定義される道路に 2m 以上接す ることが基本であり、建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の許可はあくまで も例外的に適用されるものであることから、桑名市及び関係行政機関等との 連携、個々の建築の相談者及び地元の協力等により、法に定義される道路に していくことを前提として関係者の調整を諮る必要があります。 なお、県内特定行政庁共通の取り扱いとして、敷地と道路との間に公有水 路等(暗渠を含む)を挟んだ、いわゆる「水路挟み敷地」については、安全 上及び防火上支障がなければ、接道しているものとみなし、許可を必要とし ないこととしています。

○ 許可基準、包括同意について

建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の規定による許可の基準については、 法施行規則第 10 条の 2 の 2 の各号に規定されています。 また、その主旨は建設省通達「建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の規定 による運用指針」により解説されています。 なお、法施行規則第 10 条の 2 の 2 の各号に該当する典型的なものについ ては、平成 17 年 4 月 28 日付で、桑名市建築審査会において「建築審査会に おける取り扱い」として一括して同意を得ており、迅速な事務処理を図るも のとしています。(改正 平成 23 年8月9日) これを受けて定めた「建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の規定による許 可に関する建築審査会包括同意案件運用基準」に適合する案件については、 包括同意案件として取り扱えることとなり、建築審査会の同意を得たものと して許可通知書の交付を行うこととなります(包括同意案件という)。 その他の案件については、個別同意案件として、通常の許可申請と同様に 許可を行う前に建築審査会の同意が必要になります。 法第 43 条第 1 項 本文(P.21) 施行規則第 10 条の 2 の 2 本文(P.21) 建設省通達(P.22) 建築審査会における取 り扱い(P.5) 包括同意案件運用 基準(P.7~13) 包括同意案件運用 基準の解説(P14~20)

(4)

- 2 -

○ 事前相談から許可までの基本的な流れについて

(1)事前相談 前面道路の取り扱いについては、市の建築開発課窓口での道路に関する 相談により法第 42 条に定義される道路に該当するか否か、また、該当し ない場合は法第 43 条第 1 項ただし書の許可が可能かどうかについて、相 談者が持参した資料、市及び関係機関にある資料、相談者への聞き取り等 により、検討します。 また、相談により法 43 条第 1 項ただし書きの許可要件に適合すると判 断した場合には、さらに個別同意案件か包括同意案件か等について統一的 に判断します。 (2)許可申請 事前相談により、許可要件に適合すると判断された場合は、許可申請書 を、下記により建築開発課窓口へ提出します。 ①申請手数料 33,000 円(振込みによる) ②提出部数 2 部(正 1 部、副 1 部) ③提出書類 ・許可申請書(法施行規則第 43 号様式) ・桑名市建築基準法施行細則第 21 条第 1 項に規定する 添付書類[付近見取図、配置図、各階平面図、立面図、 断面図、設計者が建築士である場合にあっては建築士免 許証の写し] ・その他必要な書類* (3)許可通知書の交付 ①個別同意案件に該当するもの 建築審査会の同意を要するため、書類審査をした上で、建築審査会 に諮り、同意が得られた後に許可通知書を交付します。 ②包括同意案件に該当するもの 建築審査会に諮る必要がないため、包括基準に適合していることな どを書類審査した上で、許可通知書を交付します。

○ 確認申請

確認申請書には許可通知書の写しを添付し、申請書第三面「14.許可・ 認定等」の欄には許可条項、許可日及び許可番号を記入して下さい。確認申 請において、許可条件や誓約事項についても審査します 第 43 号様式 (P.26) *包括同意案件運用 基準参照(P.7~13)

(5)

<許可手続きフロー >

関 係 機 関 申 請 者 建 築 開 発 課 【 相 談 】 【 情 報 共 有 】 【 許 可 要 件 適 合 】 個 別 同 意 案 件 包 括 同 意 案 件 【 事 前 協 議 】 申 請 者 【 許 可 申 請 書 の 提 出 】 建 築 開 発 課 【 審 査 】 【 諮 問 】 建 築 審 査 会 【 同 意 】 消 防 【 同 意 】 建 築 開 発 課 【 許 可 通 知 書 交 付 申 請 者 事 前 (道 路 ) 相 談 事 前 協 議 許 可 申 請 【 建 築 確 認 申 請 手 続 き へ 】 【 相 談 】

(6)

- 4 -

<道路判断の流れ>

平 成 17 年 4 月 2 8 日 改 正 平 成 ● ● 年 ● ● 月 ● ● 日 計 画 敷 地 に 接 す る 道 路 は 、 建 築 基 準 法 第 42 条 の 道 路 ? 計 画 敷 地 の 接 道 幅 は 省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 号 ~ 建 築 基 準 法 第 43 条 に 2 m 以 上 で す か ? 第 3 号 に 該 当 し ま す か ? ( 不 適 合 ) 建 築 基 準 法 第 43 条 に 建 築 審 査 会 包 括 同 意 要 件 の 建 築 審 査 会 の 個 別 同 意 ( 適 合 ) 運 用 基 準 に 該 当 し ま す か ? ( 包 括 同 意 要 件 に 該 当 せ ず ) 包 括 同 意 要 件 省 令 第 1 0 条 の 2 の 2 第 1 号 に 該 当 す る 場 合 敷 地 の 周 囲 に 公 園 、 緑 地 、 広 場 等 広 い 空 地 を 有 す るもの *解 説 (1) のイメージ 第 2 号 に 該 当 す る 場 合 敷 地 が 農 道 そ の 他 こ れ ら に 類 す る 公 共 の 用 に 供 す る道 路 (幅 員 4m 以 上 ) *解 説 (2) のイメージ 第 3 号 に 該 当 す る 場 合 ①確 認 済 みの敷 地 内 の建 築 *解 説 (3)① のイメージ ② 既 存 建 築 物 の 建 替 等 *解 説 (3)② のイメージ ③幅 員 4m未 満 の市 道 等 *解 説 (3)③ のイメージ ④幅 員 4m未 満 の農 道 等 *解 説 (3)④ のイメージ ⑤敷 地 と道 路 の間 に里 道 等 が介 在 する場 合 *解 説 (3)⑤ のイメージ ⑥都 市 計 画 法 第 29条 の許 可 により築 造 さ れる道 路 予 定 地 に2m以 上 接 する場 合 *解 説 (3)⑥ のイメージ

建 築 基 準 法 第 4 3 条 第 1 項 た だ し 書 き 許 可

YES YES YES YES NO NO NO NO

(7)

建築審査会における取扱い

( 建 築 基 準 法 第 43 条 第 1 項 た だ し 書 に よ る 許 可 に 関 す る 建 築 審 査 会 包 括 同 意 ) 平 成 1 7 年 4 月 2 8 日 桑 名 市 建 築 審 査 会 承 認 改 正 平 成 1 9 年 1 1 月 3 0 日 改 正 平 成 2 2 年 4 月 1 日 改 正 平 成 2 3 年 8 月 9 日 1 趣 旨 桑 名 市 長 が 、 建 築 基 準 法 ( 以 下 「 法 」 と い う 。) 第 43 条 第 1 項 た だ し 書 に よ る 許 可 を 行 う 場 合 に 、 下 記 の 要 件 等 に 適 合 す る も の に つ い て は 、 あ ら か じ め 建 築 審 査 会 の 同 意 を 得 た も の と し て 取 り 扱 う 。 2 適 用 の 範 囲 建 築 基 準 法 施 行 規 則 ( 以 下 「 省 令 」 と い う 。) 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る も の に つ い て 適 用 す る 。 3 要 件 等 ( 1 ) 省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 1 号 に 該 当 す る 場 合 敷 地 が 、 公 園 、 緑 地 、 広 場 等 の 安 定 的 、 日 常 時 か つ 継 続 的 に 利 用 可 能 な 状 況 に あ る 空 地 に 2 m 以 上 有 効 に 接 し て い る も の で あ っ て 、 広 場 等 の 維 持 管 理 ・ 通 行 等 に つ い て 当 該 空 地 の 管 理 者 と 協 議 が 終 了 し 、 協 議 の 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る 建 築 物 。 た だ し 、 一 戸 建 て 専 用 住 宅 又 は 農 林 漁 業 用 倉 庫 、 そ の 他 公 益 上 必 要 と 認 め ら れ る 倉 庫 に 限 る も の と す る 。 ( 2 ) 省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 2 号 に 該 当 す る 場 合 敷 地 が 、 幅 員 4 m 以 上 の 農 道 そ の 他 こ れ に 類 す る 公 共 の 用 に 供 す る 道 ( 以 下 「 農 道 等 」 と い う 。) に 2 m 以 上 有 効 に 接 し て い る も の で あ っ て 、 維 持 管 理 ・ 通 行 等 に つ い て 当 該 農 道 等 の 管 理 者 と 協 議 が 終 了 し 、 協 議 の 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る 建 築 物 。 た だ し 、 法 第 3 章 の 規 定 を 適 用 す る こ と を 条 件 と す る 。 ( 3 ) 省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 3 号 に 該 当 す る 場 合 敷 地 が 次 の い ず れ か に 該 当 す る も の で 、 当 該 空 地 の 管 理 者 と の 協 議 が 終 了 し 、 協 議 の 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る 建 築 物 。 た だ し 、 接 す る 通 路 を 道 路 と み な し て 法 第 3 章 の 規 定 を 適 用 し 、 か つ 、 幅 員 4 m 未 満

(8)

- 6 - ま た 、 ③ 、 ④ に 掲 げ る も の に あ っ て は 、 一 戸 建 て 専 用 住 宅 又 は 農 林 漁 業 用 倉 庫 に 限 る も の と す る 。 ① 過 去 に 、 建 築 確 認 を 受 け た 敷 地 に お け る 建 築 、 増 築 等 で あ り 、 確 認 時 に お け る 建 築 物 の 主 用 途 と 同 一 ( 他 の 用 途 か ら 一 戸 建 て 専 用 住 宅 又 は 農 林 漁 業 用 倉 庫 へ の 建 替 を 除 く 。) で 、 か つ 、 敷 地 及 び そ の 周 囲 の 状 況 が 著 し く 変 わ っ て い な い も の 。 た だ し 、 申 請 に 係 る 建 築 物 の 主 要 用 途 が 、 一 戸 建 て 専 用 住 宅 又 は 農 林 漁 業 用 倉 庫 以 外 に あ っ て は 、 そ の 規 模 が 同 程 度 で あ る も の に 限 る も の と す る 。 ② 法 第 3 章 の 規 定 に 適 用 さ れ る に 至 っ た 際 ( 以 下 基 準 時 と い う 。) に す で に 存 在 す る 建 築 物 ( 以 下 「 既 存 建 築 物 」 と い う 。) の 敷 地 に お け る 建 替 ・ 増 築 等 で あ り 、 基 準 時 か ら 当 該 既 存 建 築 物 と 主 要 用 途 が 同 一 で 、 か つ 、 敷 地 及 び そ の 周 囲 の 状 況 が 著 し く 変 わ っ て い な い も の 。 ③ 幅 員 4 m 未 満 1.8m 以 上 の 道 路 法 第 3 条 第 二 号 か ら 第 四 号 に 掲 げ る 道 路 ( 法 第 42 条 第 2 項 道 路 は 除 く 。 以 下 「 市 道 等 」 と い う 。) 又 は 建 築 物 が 立 ち 並 ん で い る 幅 員 1.8m 未 満 の 市 道 等 に 2 m 以 上 有 効 に 接 す る も の 。 ④ 建 築 物 が 立 ち 並 ん で い る 幅 員 4 m 未 満 の 農 道 等 に 2 m 以 上 有 効 に 接 し 、 維 持 管 理 ・ 通 行 等 に つ い て 当 該 農 道 等 の 管 理 者 の 協 議 が 終 了 し た も の 。 ⑤ 敷 地 と 道 路 と の 間 に 、 里 道 又 は 畦 畔 等 が 介 在 す る 場 合 で 、 関 係 機 関 と の 協 議 が 終 了 し た も の 。 ⑥ 都 市 計 画 法 第 29 条 の 規 定 に よ る 許 可 に よ り 築 造 さ れ る 道 路 ( 以 下 「 開 発 道 路 」 と い う ) の 予 定 地 に 接 す る 場 合 で 、 同 法 第 37 条 の 承 認 が 可 能 な も の 。 た だ し 、 当 該 開 発 道 路 予 定 地 を 道 路 と み な し 、 法 第 3 章 の 規 定 を 適 用 す る こ と を 条 件 と す る 。 4 建 築 審 査 会 へ の 報 告 特 定 行 政 庁 は 、 こ の 包 括 同 意 要 件 に よ り 許 可 を し た 際 に は 、 す み や か に 建 築 審 査 会 に そ の 内 容 を 報 告 し な け れ ば な ら な い 。 な お 、 建 築 審 査 会 の 同 意 の 日 付 は 、 許 可 の 日 と す る 。 附 則 こ の 基 準 は 、 平 成 1 7 年 4 月 2 8 日 か ら 施 行 す る 。 こ の 基 準 は 、 平 成 1 9 年 1 1 月 3 0 日 か ら 施 行 す る 。 こ の 基 準 は 、 平 成 2 2 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 こ の 基 準 は 、 平 成 2 3 年 8 月 9 日 か ら 施 行 す る 。

(9)

建築審査会包括同意案件運用基準

平 成 1 7 年 4 月 2 8 日 改 正 平 成 1 9 年 1 1 月 3 0 日 改 正 平 成 2 2 年 4 月 1 日 改 正 平 成 2 3 年 8 月 9 日 【 (1)省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 1 号 該 当 】 ◆ 敷 地 の 周 囲 に 公 園 、 緑 地 、 広 場 等 広 い 空 地 を 有 す る も の 1 許 可 要 件 次 の 各 項 を 満 た す も の 。 (1) 一 戸 建 て 専 用 住 宅 又 は 農 林 漁 業 用 倉 庫 、 そ の 他 公 益 上 必 要 と 認 め ら れ る 倉 庫 の 用 途 に 限 る 。 (2) 敷 地 の 周 囲 に 公 的 機 関 等 が 維 持 管 理 し 、 安 定 的 ・ 日 常 的 に 利 用 可 能 な 状 況 に あ る 公 園 、 緑 地 、 広 場 等 の 空 地 ( 以 下 「 空 地 」 と い う 。) が あ る こ と 。 (3) 申 請 敷 地 が 空 地 に 2 m 以 上 有 効 に 接 し ( フ ェ ン ス 等 が あ る 部 分 は 除 く 。)、 空 地 内 に 避 難 上 ・ 安 全 上 支 障 が な い 通 路 が 確 保 さ れ て い る も の 。 (4) 空 地 の 維 持 管 理 ・ 通 行 上 の 使 用 に つ い て 、 当 該 空 地 の 管 理 者 と 協 議 が 終 了 し 、 協 議 の 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る も の 。 2 添 付 書 類 (1) 桑 名 市 建 築 基 準 法 施 行 細 則 (桑 名 市 規 則 第 28 号 )第 21 条 第 1 項 で 規 定 す る 添 付 書 類 [ 付 近 見 取 図 、 配 置 図 、 各 階 平 面 図 、 立 面 図 、 断 面 図 、 設 計 者 が 建 築 士 で あ る 場 合 に あ っ て は 建 築 士 免 許 証 の 写 し ] (2) 当 該 空 地 の 管 理 者 と の 維 持 管 理 ・ 通 行 上 の 使 用 に つ い て の 協 議 書 (3) 当 該 空 地 に 係 る 土 地 の 公 図 の 写 し 及 び 登 記 に 関 す る 全 部 事 項 証 明 書 (4) 当 該 空 地 及 び 申 請 敷 地 を 含 ん だ 配 置 図 、 現 況 写 真 (5) そ の 他 許 可 要 件 を 確 認 す る た め に 必 要 な 書 類 3 許 可 条 件 (1) 当 該 空 地 の 管 理 者 と の 協 議 の 上 定 め ら れ た 事 項 を 厳 守 す る こ と 。

(10)

- 8 - 【 (2)省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 2 号 該 当 】 ◆ 敷 地 が 農 道 そ の 他 こ れ に 類 す る 公 共 の 用 に 供 す る 道 ( 幅 員 4 m 以 上 の も の に 限 る 。) に 2 m 以 上 接 す る こ と 。 1 許 可 要 件 次 の 各 項 を 満 た す も の (1) 農 道 整 備 事 業 に よ る 農 道 、 土 地 改 良 事 業 に よ る 道 、 河 川 又 は 海 岸 の 管 理 用 道 路 な ど の 公 共 機 関 が 維 持 管 理 す る 道 ( 以 下 「 農 道 等 」 と い う 。) で あ る こ と 。 (2) 当 該 農 道 等 の 幅 員 が 4 m 以 上 あ り 、 か つ 、 申 請 敷 地 に 2 m 以 上 有 効 に 接 し て い る も の 。 (3) 当 該 農 道 等 の 維 持 管 理 ・ 通 行 上 の 使 用 に つ い て 、 当 該 農 道 等 の 管 理 者 と の 協 議 が 終 了 し 、 協 議 の 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る も の 。 2 添 付 書 類 (1) 桑 名 市 建 築 基 準 法 施 行 細 則 (桑 名 市 規 則 第 28 号 )第 21 条 第 1 項 で 規 定 す る 添 付 書 類 [ 付 近 見 取 図 、 配 置 図 、 各 階 平 面 図 、 立 面 図 、 断 面 図 、 設 計 者 が 建 築 士 で あ る 場 合 に あ っ て は 建 築 士 免 許 証 の 写 し ] (2) 当 該 農 道 等 の 管 理 者 と の 維 持 管 理 ・ 通 行 上 の 使 用 に つ い て の 協 議 書 (3) 当 該 空 地 に 係 る 土 地 の 公 図 の 写 し 及 び 登 記 に 関 す る 全 部 事 項 証 明 書 (4) 申 請 敷 地 及 び 当 該 農 道 等 の 現 況 写 真 (5) そ の 他 許 可 要 件 を 確 認 す る た め に 必 要 な 書 類 3 許 可 条 件 (1) 当 該 農 道 等 を 前 面 道 路 と み な し 、 法 第 3 章 の 規 定 に 適 合 す る こ と 。 (2) 当 該 農 道 等 の 管 理 者 と の 協 議 の 上 定 め ら れ た 事 項 を 厳 守 す る こ と 。

(11)

【 (3)省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 3 号 該 当 】 ◆ 敷 地 が 、 次 の い ず れ か に 該 当 す る も の で 、 当 該 空 地 の 管 理 者 と の 協 議 が 終 了 し 、 協 議 の 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る 建 築 物 。 た だ し 、 接 す る 通 路 を 道 路 と み な し て 法 第 3 章 の 規 定 を 適 用 し 、 か つ 、 幅 員 4 m 未 満 の 通 路 に あ っ て は 、 法 第 42 条 第 2 項 に 規 定 す る 道 路 ( 以 下 「 2 項 道 路 」 と い う 。) と 同 様 の 道 路 状 空 地 ( ※ 1 ) を 確 保 す る こ と を 条 件 と す る 。 ま た 、 ③ 、 ④ に 掲 げ る も の に あ っ て は 、 一 戸 建 て 専 用 住 宅 又 は 農 林 漁 業 用 倉 庫 の 用 途 に 限 る も の と す る 。 (※ 1 )2 項 道 路 と 同 様 の 道 路 状 空 地 を 確 保 す る こ と と は 、 法 上 の 道 路 に 接 す る ま で 空 地 の 幅 員 を 1.8m 以 上 確 保 し た う え で 、 そ の 中 心 か ら 2 m セ ッ ト バ ッ ク す る こ と を い う 。 「 ① 確 認 済 み の 敷 地 内 の 建 築 」 1 許 可 要 件 次 の 各 項 を 満 た す も の 。 (1) 当 該 敷 地 で 最 後 に 受 け た 確 認 時 に お け る 建 築 物 の 主 要 用 途 と 同 一 ( 他 の 用 途 か ら 一 戸 建 て 専 用 住 宅 又 は 農 林 漁 業 用 倉 庫 へ の 建 替 え を 除 く ) で 、 か つ 、 敷 地 及 び そ の 周 囲 の 状 況 が 著 し く 変 わ っ て い な い も の 。 た だ し 、 申 請 に 係 る 建 築 物 の 主 要 用 途 が 、 一 戸 建 て 専 用 住 宅 又 は 農 林 漁 業 用 倉 庫 以 外 に あ っ て は 、 そ の 規 模 が 同 程 度 で あ る も の に 限 る も の と す る 。 2 添 付 書 類 (1) 桑 名 市 建 築 基 準 法 施 行 細 則 (桑 名 市 規 則 第 28 号 )第 21 条 第 1 項 で 規 定 す る 添 付 書 類 [ 付 近 見 取 図 、 配 置 図 、 各 階 平 面 図 、 立 面 図 、 断 面 図 、 設 計 者 が 建 築 士 で あ る 場 合 に あ っ て は 建 築 士 免 許 証 の 写 し ] (2) 以 前 の 確 認 通 知 書 の 写 し 、 又 は 確 認 済 証 明 書 (3) 現 況 の 建 築 物 の 配 置 図 及 び 平 面 図 (4) 当 該 通 路 に 係 る 土 地 の 公 図 の 写 し 及 び 登 記 に 関 す る 全 部 事 項 証 明 書 (5) 申 請 敷 地 及 び 建 築 物 の 現 況 写 真 (6) 当 該 通 路 の 管 理 者 と の 維 持 管 理 ・ 通 行 上 の 使 用 に つ い て の 協 議 書 (7) 当 該 通 路 が 私 有 地 で あ る 場 合 に は 、 そ の 管 理 者 や 利 害 関 係 者 の 承 諾 書 (8) そ の 他 許 可 要 件 を 確 認 す る た め に 必 要 な 書 類 3 許 可 条 件 (1) 法 第 42 条 第 2 項 道 路 と 同 様 の 道 路 状 空 地 を 確 保 し 、 当 該 通 路 境 界 線 か ら の 後 退 部 分 に つ い て は 、 市 へ の 寄 付 、 又 は 分 筆 し て 公 衆 用 道 路 に 地 目 変 更 す る こ と 。 (2) 前 項 の 道 路 状 空 地 を 前 面 道 路 と み な し 、 法 第 3 章 の 規 定 に 適 合 す る こ と 。 (3) 当 該 通 路 の 管 理 者 や 利 害 関 係 者 と の 協 議 の 上 定 め ら れ た 事 項 を 厳 守 す る こ と 。

(12)

- 10 - 【 (3)省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 3 号 該 当 】 「 ② 既 存 建 築 物 の 建 替 等 」 1 許 可 要 件 次 の 各 項 を 満 た す も の 。 (1) 法 第 3 章 の 規 定 が 適 用 さ れ る に 至 っ た 際 ( 以 下 「 基 準 時 」 と い う 。) に す で に 存 在 す る 建 築 物 ( 以 下 「 既 存 建 築 物 」 と い う 。) の 敷 地 に お け る 建 替 え ・ 増 築 等 で あ り 、 基 準 時 か ら 当 該 既 存 建 築 物 と 主 要 用 途 が 同 一 ( 他 の 用 途 か ら 一 戸 建 て 専 用 住 宅 又 は 農 林 漁 業 用 倉 庫 へ の 建 替 え を 除 く ) で 、 か つ 、 敷 地 及 び そ の 周 囲 の 状 況 が 著 し く 変 わ っ て い な い も の 。 2 添 付 書 類 (1) 桑 名 市 建 築 基 準 法 施 行 細 則 (桑 名 市 規 則 第 28 号 )第 21 条 第 1 項 で 規 定 す る 添 付 書 類 [ 付 近 見 取 図 、 配 置 図 、 各 階 平 面 図 、 立 面 図 、 断 面 図 、 設 計 者 が 建 築 士 で あ る 場 合 に あ っ て は 建 築 士 免 許 証 の 写 し ] (2) 基 準 時 に お け る 建 築 物 や 周 囲 の 状 況 が 判 断 で き る 資 料 (3) 基 準 時 の 建 築 物 の 配 置 図 及 び 平 面 図 (4) 当 該 通 路 に 係 る 土 地 の 公 図 の 写 し 及 び 登 記 に 関 す る 全 部 事 項 証 明 書 (5) 申 請 敷 地 及 び 建 築 物 の 現 況 写 真 (6) 当 該 通 路 の 管 理 者 と の 維 持 管 理 ・ 通 行 等 に つ い て の 協 議 書 (7) 当 該 通 路 が 私 有 地 で あ る 場 合 に は 、 そ の 管 理 者 や 利 害 関 係 者 の 承 諾 書 (8) そ の 他 許 可 要 件 を 確 認 す る た め に 必 要 な 書 類 3 許 可 条 件 (1) 法 第 42 条 第 2 項 道 路 と 同 様 の 道 路 状 空 地 を 確 保 し 、 当 該 通 路 境 界 線 か ら の 後 退 部 分 に つ い て は 、 市 へ の 寄 付 、 又 は 分 筆 し て 公 衆 用 道 路 に 地 目 変 更 す る こ と 。 (2) 前 項 の 道 路 状 空 地 を 前 面 道 路 と み な し 、 法 第 3 章 の 規 定 に 適 合 す る こ と 。 (3) 当 該 通 路 の 管 理 者 や 利 害 関 係 者 と の 協 議 の 上 定 め ら れ た 事 項 を 厳 守 す る こ と 。

(13)

【 (3)省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 3 号 該 当 】 「 ③ 幅 員 4 m 未 満 の 市 道 等 」 1 許 可 要 件 次 の 各 項 を 満 た す も の 。 (1) 申 請 敷 地 が 、 幅 員 4 m 未 満 1.8m 以 上 の 市 道 等 ( 国 道 、 県 道 を 含 む 。 又 、 法 第 42 条 第 2 項 に 該 当 す る も の は 除 く 。)、 又 は 建 築 物 が 立 ち 並 ん で い る 幅 員 1.8m 未 満 の 市 道 等 に 2 m 以 上 有 効 に 接 し て い る も の 。 (2) 当 該 市 道 等 の 管 理 者 と の 協 議 の 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る も の 。 2 添 付 書 類 (1) 桑 名 市 建 築 基 準 法 施 行 細 則 (桑 名 市 規 則 第 28 号 )第 21 条 第 1 項 で 規 定 す る 添 付 書 類 [ 付 近 見 取 図 、 配 置 図 、 各 階 平 面 図 、 立 面 図 、 断 面 図 、 設 計 者 が 建 築 士 で あ る 場 合 に あ っ て は 建 築 士 免 許 証 の 写 し ] (2) 当 該 市 道 等 に 係 る 土 地 の 公 図 の 写 し 及 び 登 記 に 関 す る 全 部 事 項 証 明 書 (3) 申 請 敷 地 及 び 当 該 市 道 等 の 現 況 写 真 (4) 当 該 市 道 等 の 管 理 者 や 利 害 関 係 者 の 承 諾 書 (5) そ の 他 許 可 要 件 を 確 認 す る た め に 必 要 な 書 類 3 許 可 条 件 (1) 法 第 42 条 第 2 項 道 路 と 同 様 の 道 路 状 空 地 を 確 保 し 、 当 該 市 道 等 境 界 線 か ら の 後 退 部 分 に つ い て は 、 市 へ の 寄 付 、 又 は 分 筆 し て 公 衆 用 道 路 に 地 目 変 更 す る こ と 。 (2) 前 項 の 道 路 状 空 地 を 前 面 道 路 と み な し 、 第 3 章 の 規 定 に 適 合 す る こ と 。 (3) 当 該 市 道 等 の 管 理 者 や 利 害 関 係 者 と の 協 議 の 上 定 め ら れ た 事 項 を 厳 守 す る こ と 。

(14)

- 12 - 【 (3)省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 3 号 該 当 】 「 ④ 幅 員 4 m 未 満 の 農 道 等 」 1 許 可 要 件 次 の 各 項 を 満 た す も の 。 (1) 申 請 敷 地 が 、 建 築 物 が 立 ち 並 ん で い る 幅 員 4 m 未 満 の 農 道 等 に 2 m 以 上 有 効 に 接 す る こ と 。 (2) 当 該 農 道 等 の 維 持 管 理 ・ 通 行 上 の 使 用 に つ い て 、 管 理 者 と の 協 議 が 終 了 し 、 協 議 の 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る こ と 。 2 添 付 書 類 (1) 桑 名 市 建 築 基 準 法 施 行 細 則 (桑 名 市 規 則 第 28 号 )第 21 条 第 1 項 で 規 定 す る 添 付 書 類 [ 付 近 見 取 図 、 配 置 図 、 各 階 平 面 図 、 立 面 図 、 断 面 図 、 設 計 者 が 建 築 士 で あ る 場 合 に あ っ て は 建 築 士 免 許 証 の 写 し ] (2) 当 該 農 道 等 の 管 理 者 と の 維 持 管 理 ・ 通 行 上 の 使 用 に つ い て の 協 議 書 (3) 当 該 農 道 等 に 係 る 土 地 の 公 図 の 写 し 及 び 登 記 に 関 す る 全 部 事 項 証 明 書 (4) 申 請 敷 地 及 び 当 該 農 道 等 の 現 況 写 真 (5) 当 該 通 路 の 管 理 者 や 利 害 関 係 者 の 承 諾 書 (6) そ の 他 許 可 要 件 を 確 認 す る た め に 必 要 な 書 類 3 許 可 条 件 (1) 法 第 42 条 第 2 項 道 路 と 同 様 の 道 路 状 空 地 を 確 保 し 、 当 該 農 道 等 境 界 線 か ら の 後 退 部 分 に つ い て は 、 市 へ の 寄 付 、 又 は 分 筆 し て 公 衆 用 道 路 に 地 目 変 更 す る こ と 。 (2) 前 項 の 道 路 状 空 地 を 前 面 道 路 と み な し 、 法 第 3 章 の 規 定 に 適 合 す る こ と 。 (3) 当 該 農 道 等 の 管 理 者 や 利 害 関 係 者 と の 協 議 の 上 定 め ら れ た 事 項 を 厳 守 す る こ と 。

(15)

【 (3)省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 3 号 該 当 】 「 ⑤ 敷 地 と 道 路 と の 間 に 里 道 等 が 介 在 す る 場 合 」 1 許 可 要 件 (1) 敷 地 と 道 路 と の 間 に 里 道 、 畦 畔 、 又 は 公 的 機 関 等 所 有 の 公 衆 用 道 路 ( 以 下 「 里 道 等 」 と い う 。) が 介 在 す る 場 合 で 、 当 該 里 道 等 の 管 理 者 と の 協 議 の 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る も の 。 2 添 付 書 類 (1) 桑 名 市 建 築 基 準 法 施 行 細 則 (桑 名 市 規 則 第 28 号 )第 21 条 第 1 項 で 規 定 す る 添 付 書 類 [ 付 近 見 取 図 、 配 置 図 、 各 階 平 面 図 、 立 面 図 、 断 面 図 、 設 計 者 が 建 築 士 で あ る 場 合 に あ っ て は 建 築 士 免 許 証 の 写 し ] (2) 当 該 里 道 等 の 管 理 者 と の 協 議 書 (3) 当 該 里 道 等 に 係 る 土 地 の 公 図 及 び 登 記 に 関 す る 全 部 事 項 証 明 書 (4) 申 請 敷 地 及 び 当 該 里 道 等 の 現 況 写 真 (5) そ の 他 許 可 要 件 を 確 認 す る た め に 必 要 な 書 類 3 許 可 条 件 (1) 当 該 里 道 等 の 管 理 者 と の 協 議 の 上 定 め ら れ た 事 項 を 厳 守 す る こ と 。

(16)

- 14 - 【 (3)省 令 第 10 条 の 2 の 2 第 1 項 第 3 号 該 当 】 「 ⑥ 都 市 計 画 法 第 2 9 条 の 許 可 に よ り 築 造 さ れ る 道 路 予 定 地 に 2 m 以 上 接 す る 場 合 」 1 許 可 要 件 次 の 各 項 を 満 た す も の 。 (1) 申 請 敷 地 が 、 都 市 計 画 法 第 29 条 の 規 定 に よ る 許 可 に よ り 築 造 さ れ る 道 路 ( 以 下 「 開 発 道 路 」 と い う ) の 予 定 地 に 2 m 以 上 有 効 に 接 し て い る も の 。 (2) 都 市 計 画 法 第 37 条 の 承 認 が 可 能 な も の 。 2 添 付 書 類 (1) 桑 名 市 建 築 基 準 法 施 行 細 則 (桑 名 市 規 則 第 28 号 )第 21 条 第 1 項 で 規 定 す る 添 付 書 類 [ 付 近 見 取 図 、 配 置 図 、 各 階 平 面 図 、 立 面 図 、 断 面 図 、 設 計 者 が 建 築 士 で あ る 場 合 に あ っ て は 建 築 士 免 許 証 の 写 し ] (2) 当 該 開 発 道 路 の 予 定 地 に 係 る 土 地 の 公 図 の 写 し 及 び 登 記 に 関 す る 全 部 事 項 証 明 書 (3) 当 該 開 発 行 為 の 許 可 書 の 写 し (4) 都 市 計 画 法 第 37 条 の 承 認 書 の 写 し (承 認 前 の も の に あ っ て は 、 同 法 第 37 条 承 認 申 請 書 が 提 出 済 み で あ る こ と が 確 認 で き る も の) (5) 申 請 敷 地 及 び 当 該 開 発 道 路 予 定 地 を 含 ん だ 配 置 図 ( 土 地 利 用 計 画 図 )、 現 況 写 真 (6) そ の 他 許 可 要 件 を 確 認 す る た め に 必 要 な 書 類 3 許 可 条 件 (1) 当 該 開 発 道 路 の 予 定 地 を 前 面 道 路 と み な し 、 法 第 3 章 の 規 定 に 適 合 す る こ と 。

(17)

(1)省令第 10 条の 2 の 2 第 1 項第 1 号に該当する場合 敷地が、公園、緑地、広場等の安定的、日常的かつ継続的に利用可能な状況にある 空地に2m以上有効に接しているものであって、広場等の維持管理・通行等について 当該空地の管理者と協議が終了し、協議の上支障がないと認められる建築物。 ただし、一戸建て専用住宅又は農林漁業用倉庫、その他公益上必要と認められる倉 庫の用途に限るものとする。

包括同意案件運用基準の解説

とは! ●公園、緑地、広場等内に計画する建築物 ●公園、緑地、広場等に接する敷地に計画する建築物 条 件 ①当該空地の管理者との協議 ※立ち並んでいるか否かは無関係 添 付 書 類 ①空地の公図の写し ②空地の登記に関する全部事項証明 ③空地及び申請敷地を含んだ図面 ④現況写真 ⑤その他必要書類 建築物 広い空地 [公園、緑 地、広場等] 建築基準法第 42 条に規定する道路 広場等の管理者と の 協 議 の 結 果 、 「支障なし」 建築物 広い空地 [公園、緑地、広場等] 建築基準法第 42 条に規定する道路 広場等の管理者と の 協 議 の 結 果 、 「支障なし」

(18)

- 16 - (2)省令第 10 条の 2 の 2 第 1 項第 2 号に該当する場合 敷地が、幅員4m以上の農道その他これに類する公共の用に供する道(以下「農道 等」という。)に2m以上有効に接しているものであって、維持管理・通行等につい て当該農道等の管理者と協議が終了し、協議の上支障がないと認められる建築物。 ただし、法第3章の規定を適用することを条件とする。 とは! ●農道等に接する敷地に計画する建築物 ●河川の管理用道路に接する敷地に計画する建築物 条 件 ①幅員 4m 以上 ②当該農道等の管理者との協議 ③法第 3 章規定の適用 ※立ち並んでいるか否かは無関係 添 付 書 類 ①農道等の公図の写し ②農道等の登記に関する全部事項証明 ③当該農道等及び申請敷地を含んだ 配置図 ④現況写真 ⑤その他必要書類 *農道等とは:○農道整備事業による農道 ○土地改良事業による道 ○河川又は海岸の管理用道路 ○公共機関が管理する道 河川の管理用道路 建築物 農 道 幅員 4m 以上 農 道 の 管 理 者 と の 協 議 の 結 果 、 「支障なし」 建築物 河 川 河 川 管 理 用道 路 の 管 理 者 と の 協 議 の 結果、「支障なし」 幅員 4m 以上

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(3) 省令第 10 条の2の2第1項第3号に該当する場合 敷地が、次のいずれかに該当するもので、当該通路の管理者との協議が終了し、協 議の上支障がないと認められる建築物。 ただし、接する通路を道路とみなして法第3章の規定を適用し、かつ、幅員4m未 満の通路にあっては、法第 42 条第2項に規定する道路(以下「2項道路」という。) と同様の道路状空地を確保することを条件とするものとする。 また、③、④に掲げるものにあっては、一戸建て専用住宅又は農林漁業用倉庫の用 途に限るものとする。 ① 過去に建築確認を受けた敷地における建替・増築等であり、当該敷地で最後に受 けた確認時における建築物の主要用途と同一(他の用途から一戸建て専用住宅又は農 林漁業用倉庫への建替を除く。②において同じ。)で、かつ、敷地及びその周囲の状 況が著しく変わっていないもの。 ただし、申請に係る建築物の主要用途が、一戸建て専用住宅又は農林漁業用倉庫以 外にあっては、その規模が同程度であるものに限る(②において同じ。)ものとす る。 とは! ●既存建築物のある敷地に計画する建築物の増築 ●既存建築物のある敷地に計画する建築物の建替 (既存建築物が確認を取っているものであり、 同一用途に限る。) 条 件 ①過去に、建築確認済 ②通路の管理者や利害関係者との協議 ③法第 3 章規定の適用 ④建築物の用途が変わっていないもの ⑤敷地及び周囲の状況が変わっていないもの ※ 立ち並んでいるか否かは無関係 ● セットバック部分の分筆登記 添 付 書 類 ①以前の確認通知書又は確認済証明書 ②現況の配置図・平面図 ③通路の公図の写し ④通路の登記に関する全部事項証明書 ⑤敷地及び建築物の現況写真 ⑥通路の管理者との維持管理・通行等 についての協議書 ⑦通路が私有地である場合には、その 管理者及び利害関係者の承諾書 ⑧その他必要書類 増 築 通路 既存建築物 道 路 状 空 地の 管 理 者との協議の結果、 「支障なし」 建 替 既存建築物(解体) 通 路 の 管 理 者 や利害関係者と の協議の結果、 「支障なし」

(20)

- 18 - ② 法第3章の規定が適用されるに至った際(以下「基準時」という。)にすでに存 在する建築物(以下「既存建築物」という。)の敷地における建替・増築等であり、 基準時から当該建築物と主要用途が同一で、かつ、敷地及びその周囲の状況が著しく 変わっていないもの。 とは! ●法第3章適用以前からある既存建築物の建替・増築 ●既存建築物のある敷地に計画する建築物の建替 (既存建築物が法第3章適用以前からあり、かつ 同一用途に限る。) 条 件 ①基準時に既に存在した建築物の建替・増築 ②通路の管理者や利害関係者との協議 ③法第 3 章規定の適用 ④建築物の用途が変わっていないもの ⑤敷地及び周囲の状況が変わっていないもの ※ 立ち並んでいるか否かは無関係 ● セットバック部分の分筆登記 添 付 書 類 ①基準時の状況が判断できる資料 ②現況の配置図・平面図 ③通路の公図の写し ④通路の登記に関する全部事項証明書 ⑤敷地及び建築物の現況写真 ⑥通路の管理者との維持管理・通行等 についての協議書 ⑦通路が私有地である場合には、その 管理者や利害関係者の承諾書 ⑧その他必要書類 増 築 通路 既存建築物 道 路 状 空 地の 管 理 者 や 利 害 関 係 者 と の協議の結果、 「支障なし」 通路 建 替 既存建築物(解体) 道 路 状 空 地 の 管 理 者 や 利 害 関係者との協議 の結果、 「支障なし」

(21)

③ 幅員4m未満 1.8m以上の道路法第3条第二号から第四号に掲げる道路(2項道 路は除く。以下「市道等」という。)又は建築物が立ち並んでいる幅員 1.8m未満の市 道等に2m以上有効に接するもの。 ※法第 42 条第 2 項道路と同様の道路状空地を確保し、セットバック部分については、市への寄付、 又は、分筆して公衆用道路に地目変更すること。 ※法第 42 条第 2 項道路と同様の道路状空地を確保 し、セットバック部分については、市への寄付、又 とは! ●第 42 条第 2 項道路以外の幅員 1.8m 以上 4.0m未満の 市道等に接する敷地に計画する建築物 ●建築物が立ち並んでいる幅員 1.8m 未満の市道等 に接する建築物 条 件 ①幅員 1.8m 以上 4.0m 未満 ②市道等の管理者や利害関係者との 協議 ②法第 3 章規定の適用 ③セットバック部分の分筆登記 ※ 立ち並んでいるか否かは無関係 添 付 書 類 ①市道等の公図の写し ②市道等の登記に係る全部事項証明書 ③当該市道等の現況写真 ④市道等の管理者及び利害関係者の承 諾書 ⑤その他必要書類 ※法施行以前から立ち並びんでいる場合は、法第42 条 第2項道路で扱う。 条 件 ①幅員 1.8m 未満 ②建築物が立ち並んでいる ③市道等の管理者や利害関係者との 協議 ④法第 3 章規定の適用 ⑤セットバック部分の分筆登記 添 付 書 類 ①市道等の公図の写し ②市道等の登記に係る全部事項証明書 ③当該市道等の現況写真 ④市道等の管理者や利害関係者の承諾 書 ⑤その他必要書類 市道等 建築物 2m セットバック 幅員 1.8m以上 4。0m未満 (中心線) 市道等の管理者や 利害関係者との協 議の結果、 「支障なし」 既存建築物 の敷地 既存建築物 の敷地 建築物 2m セットバック 幅員 1.8m未満 (中心線) 市道等の管理者や 利害関係者との協 議の結果、 「支障なし」

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- 20 - ④ 建築物が立ち並んでいる幅員4m未満の農道等に2m以上有効に接し、維持管 理・通行等について当該農道等の管理者の協議が終了したもの。 ※法第 42 条第 2 項道路と同様の道路状空地を確保し、セットバック部分については、 市への寄付、又は、分筆して公衆用道路に地目変更すること。 とは! ●建築物が立ち並んでいる農道等に接する敷地に計画する 建築物 条 件 ①建築物が立ち並んでいる ②当該農道等の管理者や利害関係者 との協議 ③セットバック部分の分筆登記 ④法第 3 章規定の適用 添 付 書 類 ①農道等の公図の写し ②農道等の登記に係る全部事項証明書 ③当該農道等の現況写真 ④当該農道等の管理者や利害関係者の 承諾書 ⑤その他必要書類 既存建築物 の敷地 既存建築物 の敷地 建築物 2m セットバック 幅員 4.0m未満 (中心線) 農道等の管理者や 利害関係者との協 議の結果、 「支障なし」

(23)

⑤ 敷地と道路との間に、里道又は畦畔等が介在する場合で、関係機関との協議が終 了したもの。 とは! ●敷地と道路との間に里道等がある敷地に計画する建築物 条 件 ①当該里道等の管理者との協議 ※立ち並んでいるか否かは無関係。 添 付 書 類 ①里道等の公図の写し ② 里道等の 登 記 に 係 る 全 部 事 項 証 明書 (地番がない場合は省略) ③当該里道等及び申請敷地を含んだ図面 ④現況写真 ⑤その他必要書類 ※里道等:公的機関等所有の公衆用道路を含む。 建築基準法第 42 条に規定する道路 建築物 里道等の管理者との協議の 結果、「支障なし」 里道等

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- 22 - ⑥ 都市計画法第 29 条の規定による許可により築造される道路(以下「開発道路」と いう。)の予定地に接する場合で、同法第 37 条の承認が可能なもの。 ただし、当該開発道路予定地を道路とみなし、法第3章の規定を適用することを条 件とする。 とは! ● 都市計画法第 29 条の規定による許可により築造される 道路の予定地に接する敷地に計画する建築物 条 件 ①都市計画法第 37 条の承認可能なもの ②法第 3 章規定の適用 添 付 書 類 ①開発道路予定地の公図の写し ②開発道路予定地の登記に関する 全部事項証明書 ③当該開発行為の許可書の写し ④都市計画法第 37 条承認書の写し (承認前のものにあっては、同法第 37 条承認申請書が提出済みであるこ とが確認できるもの) ⑤当該敷地及び開発道路予定地を含ん だ配置図(土地利用計画図) ⑥現況写真 ⑦その他必要書類 開発区域 建築基準法第 42 条に規定する道路 開発道路予定地 建築物

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関係法令・通達

建築基準法

(敷地等と道路との関係) 第 43 条 建築物の敷地は、道路(次に掲げるものを除く。次条第 1 項を除き、以下同じ。)に 2 メートル以上接しなければならない。ただし、その敷地の周囲に広い空地を有する建 築物その他の建設省令で定める基準に適合する建築物で、特定行政庁が交通上、安全 上、防火上及び衛生上支障がないと認めて建築審査会の同意を得て許可したものにつ いては、この限りでない。

建築基準法施行規則

(敷地等と道路との関係の特例の基準) 第 10 条の 2 の 2 法第 43 条第 1 項ただし書の建設省令で定める基準は、次の各号のいずれかに掲 げるものとする。 一 その敷地の周囲に公園、緑地、広場等広い空地を有すること。 二 その敷地が農道その他これに類する公共の用に供する道(幅員 4 メートル以上 のものに限る。)に 2 メートル以上接すること。 三 その敷地が、その建築物の用途、規模、位置及び構造に応じ、避難及び通行の 安全等の目的を達するために十分な幅員を有する通路であって、道路に通ずるも のに有効に接すること。

建設省通達抜粋

平成11年4月28日 建設省住指発第201号 建設省住街発第48号 都道府県知事殿 建設省住宅局長 建築基準法の一部を改正する法律の一部の施行について 第4 接道義務の特例等の許可化について(法第 43 条第 1 項ただし書、第 44 条第 1 項第 2 号及 び第 53 条第 4 項第 3 号並びに施行規則第 10 条の 2 の関係) 従来、建築確認の際に建築主事により判断されていた特例・例外的扱いのうち、接道義務 の特例(法第 43 条第 1 項ただし書)、道路内建築制限の特例(法第 44 条第 1 項第 2 号)及び 建ぺい率制限の特例(法第 53 条第 4 項第 3 号)については、特定行政庁の許可を要するもの として再構成することとした。 今回の許可化の趣旨は、改正法により、建築確認検査事務が民間開放されたことに伴い、 民間機関が実施する建築確認検査事務は技術的な基準への適合性について判断可能なものに 限定し、一定の裁量を伴う審査・判断を要するものについては、その判断の公平性・客観性 を担保するため、行政が一義的に判断することとしたものである。 このうち、法第 43 条第 1 項ただし書の規定による許可については、処分の判断基準の事前 明示性を図るため、施行規則により基準を定めたところであるが、その運用については別紙 3

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建設省通達抜粋

平成11年4月28日 建設省住指発第201号 建設省住街発第48号 都道府県知事殿 建設省住宅局長 建築基準法の一部を改正する法律の一部の施行について 別紙 3 建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の規定による許可の運用指針 1 建築基準法(以下「法」という。)第 43 条第 1 項ただし書の規定による許可は、接道義務 の特例許可であることから、避難及び通行の安全性、道路に接することを前提とした建築 規制である前面道路幅員容積率制限や道路斜線制限が適用されないことに伴う総合的な市 街地の環境への影響について、建築物の用途、規模、位置及び構造等を勘案し、交通上、 安全上、防火上及び衛生上支障がないかどうかを審査する必要があるものであること。 2 当該許可に当たっては、建築物又はその敷地が交通上、安全上、防火上及び衛生上支障が ないものとするための条件その他必要な条件を付することができること。 3 建築物の敷地は、法第 42 条に規定する道路(以下「道路」という。)に2メートル以上接 することが原則であり、当該許可はあくまでも例外的に適用されるべきものであること。 4 当該許可に当たっては、建築審査会の同意を得ることが必要であるが、建築審査会の効率 的な運営や開催回数の増加等を行うことにより迅速な事務処理に努めること。 5 建築基準法施行規則第 19 条の 2 の許可基準は、許可の審査の前提要件として、法第 43 条 第 1 項本文に適合することにより確保されている市街地の環境と同等の水準が確保されて いることを基本として定めたものである。具体的には、「道路」に代えて将来にわたって安 定的に利用することができる空地に接すること、また、「2 メートル以上接する」ことに代 えて建築物の用途、規模、位置及び構造に応じ有効に接することとして、これを類型化し て規定するものであり、各基準ごとの考え方は以下のとおりである。 (1)「その敷地の周囲に公園、緑地、広場等広い空地を有すること」 建築物の敷地の周囲に公園、緑地、広場等広い空地があるものについては、道路 に直接接しない場合であっても、当該空地が、避難及び通行の安全、延焼の防止等 の防火、日照、採光、通風等の衛生等の確保の観点から、道路と同等の機能を有す ることに鑑み基準とするものである。この場合、当該空地は安定的・日常的に利用 可能な状況にある空地をいい、建築物の敷地が少なくとも 2 メートル以上の長さを もって当該空地に接するものとする。 (2)「その敷地が農道その他これに類する公共の用に供する道(幅員 4 メートル以上のものに限 る。)に 2 メートル以上接すること」 農道、港湾道路等は、一般住民の通行等の用に供することを目的とされているもので はないが、その状況から道路と同等の機能を有するものについては、接道義務の特例許 可の対象として扱うことができることに鑑み基準とするものである。

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(3)「その敷地が、その建築物の用途、規模、位置及び構造に応じ、避難及び通行の安全等の目 的を達するために十分な幅員を有する通路であって、道路に通ずるものに有効に接するこ と」 当該基準は、(1)及び(2)の定型的類型に該当しないものについて、一般的にその性能 を規定し基準とするものであり、交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がないことを個別 に総合的な観点から審査・判断するものとする。なお、具体的には、(2)に該当しない農道 等の通路がある場合のほか、道路と敷地との間にある河川等に橋などが設けられている場合 などを含み得るものとする。 この場合、建築物と道路の間には、道路に代わる空地である通路が確保されることが必要 となるが、審査にあたっては以下の点に留意されたい。 ・当該通路が、現状のみならず、将来にわたって安定的に利用できるものかどうかについ て、土地の所有状況、占用許可等を勘案して、総合的に判断すること。 ・通路の幅員は 4 メートル以上、また、敷地は 2 メートル以上の長さで通路に接することを 原則とするが、建築物の用途、規模、位置及び構造等建築計画の内容や周囲の状況を審査 した上で、同項本文の規定に適合することにより確保されている市街地の環境と同等の水 準が確保されると認められる場合には、これによらないことができること。 ・なお、当該基準の適用については、法第 86 条第 1 項若しくは第 2 項又は法第 86 条の 2 第 1 項の規定による認定における建築物と道路に関する審査の際の考え方との整合性をもって 適切に運用すること。

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法 43 条第 1 項ただし書関係Q&A(参考)

Q.1 確認申請及び建築計画概要書の配置図において、法第 43 条第 1 項ただし書の特例許可 を受けた道路状空地はどのような記載をすればよいか。 A.1 確認申請及び建築計画概要書の配置図の道路状空地部分には、「法 43 条ただし書の規定 による空地」である旨記載し、「許可年月日」と「許可番号」を併せて記載しておくこと が望ましい。 Q.2 セットバック部分(法第 42 条第 2 項道路と同様の道路上空地を確保した部分)は確認 申請時の申請敷地面積に入るのか A.2 2 項道路と同様に、申請敷地面積に入れないようにし、将来道路が拡幅された際に、建 ぺい率、容積率がクリアされるようにしておく。 Q.3 法第 42 条道路と法第 43 条ただし書該当の前面空地に接している敷地(いわゆる喉元敷 地)の取り扱いについて A.3 法第 42 条道路と接している喉元敷地については、法第 43 条ただし書の許可申請は必要 ない。 ただし、下図のように接する空地(通路)の奥に、現に建築物が立ち並んでおり、法第 43 条第 1 項ただし書の特例許可対象空地として扱うことが明らかな場合、当該空地を道 路とみなし、法第 3 章の規定に適合するように、将来的な喉元敷地のセットバックについ ても、所有者に協力を求めていただく様お願いします。 喉元敷地 43 条ただし書空地 42 条 道 路 申請による 後退敷地 協力依頼

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Q.4 北側斜線や日影規制の適用に当たって道路状空地は建築基準法上の道路に準じて扱うの か、隣地として扱うのか。 A.4 市町村道に認定された際に不適格になる建築物が生じないようにする必要がある。また、 認定される見込みがなくても、法第 43 条第 1 項ただし書で認めた空地は、建築基準法上 の道路と交通上、安全上、防火上及び衛生上同等であると認められるものであり、道路と して扱うことにより当該特例許可の主旨が達成されることから、原則として道路に準じて 扱う。 Q.5 法第 43 条第 1 項ただし書の許可申請を不動産業者等が行い、その後、確認申請を個人 が行うことが出来るか。 A.5 当該許可は、都市計画法による開発許可とは異なり、敷地にではなく、その敷地に建つ 建築物に対して行うものである。よって、原則として建築行為を行う建築確認申請の申請 者が、許可申請を行うべきものであり、不動産業者等が土地に対して事前に法第 43 条第 1 項ただし書の許可を得て土地の売買を行う性質のものではない。 Q.6 承諾を得る管理者や利害関係者の取り扱いについて。 A.6 空地の管理者(所有者又は機能管理者)及び空地の幅員が 1800mm 未満にあっては、確 保すべき空地範囲の所有者。

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-28- 許可申請書 第四十三号様式(第十条の四関係)(A4)

許可申請書(建築物)

(第一面) 建築基準法第 43 条第 1 項の規定による許可を申請します。この申請書及び添付図書に記載の 事項は、事実に相違ありません。 特定行政庁 桑 名 市 長 様 平成 年 月 日 申請者氏名 印 【1.申請者】 【イ.氏名のフリガナ】 【ロ.氏名】 【ハ.郵便番号】 【ニ.住所】 【ホ.電話番号】 【2.設計者】 【イ.資格】 ( )建築士 ( )登録第 号 【ロ.氏名】 【ハ.建築士事務所名】 ( )建築士事務所 ( )知事登録 号 【ニ.郵便番号】 【ホ.所在地】 【ヘ.電話番号】 ※手数料欄 ※受付欄 ※消防関係同意欄 ※決裁欄 ※許可番号欄 平成 年 月 日 平成 年 月 日 第 号 第 号 係員印 係員印 ※公告欄 ※公開による意見 の聴取の期日欄 ※建築審査会同意欄 ※市都市計画審議会欄 平成 年 月 日 平成 年 月 日 平成 年 月 日 第 号 第 号 第 号 係員印 係員印 係員印

(31)

(第二面) 建築物及びその敷地に関する事項 【1.地名地番】 【2.住居表示】 【3.防火地域】 □防火地域 □準防火地域 □指定なし 【※4.その他の区域、地域、地区、街区】 【5.道路】 【イ.幅員】 【ロ.敷地と接している部分の長さ】 【6.敷地面積】 【イ.敷地面積】 (1) ( )( )( )( ) (2) ( )( )( )( ) 【ロ.用途地域等】 ( )( )( )( ) 【ハ.建築基準法第52条第1項及び第2項の規定による建築物の容積率】 ( )( )( )( ) 【ニ.建築基準法第53条第1項の規定による建築物の建ぺい率】 ( )( )( )( ) 【ホ.敷地面積の合計】 (1) (2) 【ヘ.敷地に建築可能な延べ面積を敷地面積で除した数値】 【ト.敷地に建築可能な建築面積を敷地面積で除した数値】 【チ.備考】 【7.主要用途】 (区分 ) 【8.工事種別】 □新築 □増築 □改築 □移転 □用途変更 □大規模の修繕 □大規模の模様替 【9.建築面積】 (申請部分 )(申請以外の部分)(合計 ) 【イ.建築面積】 ( )( )( ) 【ロ.建ぺい率】 【10.延べ面積】 (申請部分 )(申請以外の部分)(合計 ) 【イ.建築物全体】 ( )( )( ) 【ロ.地階の住宅の部分】 ( )( )( ) 【ハ.共同住宅の共用の廊下等の部分】 ( )( )( ) 【ニ.自動車車庫等の部分】 ( )( )( ) 【ホ.住宅の部分】 ( )( )( ) 【ヘ.延べ面積】 【ト.容積率】 【11.建築物の数】 【イ.申請に係る建築物の数】 【ロ.同一敷地内の他の建築物の数】 【12.工事着手予定年月】 平成 年 月 日 【13.工事完了予定年月】 平成 年 月 日 【14.その他必要な事項】 【15.備考】

(32)

-30- (第三面) 建築物別概要 【1.番号】 【2.工事種別等】 □新築 □増築 □改築 □移転 □用途変更 □大規模の修繕 □大規模の模様替 □既設 【3.構造】 造 一部 造 【4.高さ】 【イ.最高の高さ】 【ロ.最高の軒の高さ】 【5.階別用途別床面積】 【イ.階別用途別】 (用途の区分)(具体的な用途の名称)(申請部分 )(申請以外の部分)(合計 ) ( 階) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( 階) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( 階) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( 階) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( 階) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) 【ロ.用途別】 (用途の区分)(具体的な用途の名称)(申請部分 )(申請以外の部分)(合計 ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) ( )( )( )( )( ) 【6.その他必要な事項】 【7.備考】

(33)

(空地又は通路部分が官公庁所有地である場合) 建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の規定による許可申請に係る管理者との協議書 建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の許可申請をするにあたり管理者等との協議を行った結果 は、下記のとおりです。 平成 年 月 日 申請地番: 申請者 住所 氏名 管 理 者 協 議 事 項 回 答(誓 約) 上記の回答(誓約)については厳守します。 申請者署名 印

(34)

-32- (空地又は通路部分が私有地である場合) 建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の規定による許可申請に係る管理者との協議書 建築基準法第 43 条第 1 項ただし書の許可申請をするにあたり管理者等との協議を行った結果 は、下記のとおりです。 平成 年 月 日 申請地番: 申請者 住所 氏名 管 理 者 利害関係者 協 議 事 項 回 答(誓 約) 承諾印 上記の回答(誓約)については厳守します。 申請者署名 印

(35)

( そ の 1 )

分筆登記の誓約書

下 記 の 敷 地 に 係 る 建 築 基 準 法 第 4 3 条 第 1 項 た だ し 書 の 規 定 に よ る 許 可

申 請 に お け る 前 面 空 地 の 境 界 線 か ら の 敷 地 後 退 部 分 に つ い て は 、 確 認 処 分

時 ま で に 分 筆 し て 公 衆 用 道 路 に 地 目 変 更 を 完 了 し 、 登 記 完 了 後 の 土 地 登 記

簿 謄 本 を 提 出 す る こ と を 誓 約 し ま す 。

申 請 地 番 :

桑 名 市 長 様

平 成 年 月 日

申 請 者 署 名 印

*

敷 地 所 有 者 署 名 印

(36)

-34- ( そ の 2 )

分筆登記の誓約書

下 記 の 敷 地 に 係 る 建 築 基 準 法 第 43 条 第 1 項 た だ し 書 の 規 定 に よ る 許

可 申 請 に お け る 前 面 空 地 の 境 界 線 か ら の 敷 地 後 退 部 分 に つ い て は 、 確

認 処 分 時 ま で に 分 筆 し 、 登 記 完 了 後 の 土 地 登 記 簿 謄 本 を 提 出 い た し ま

す 。

な お 、 地 目 を 「 公 衆 用 道 路 」 に 変 更 す る こ と に つ い て は 、 下 記 の 理

由 に よ り 早 急 に 変 更 す る こ と が 出 来 ま せ ん が 、 当 該 敷 地 後 退 部 分 に つ

い て は 、 障 害 事 項 が な く な る よ う 最 大 限 の 努 力 を し た 上 で 、 障 害 事 項

が な く な っ た 時 点 で す み や か に 地 目 の 変 更 を す る こ と を 誓 約 し ま す 。

申 請 地 番 :

地 目 変 更 出 来 な い 理 由 :

桑 名 市 長 様

平 成 年 月 日

申 請 者 署 名 印

*

敷 地 所 有 者 署 名 印

* 申請者と当該敷地所有者が異なる場合のみ記入

参照

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