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授業内容 第 7 回第 8 回第 9 回第 10 回第 11 回第 12 回第 13 回第 14 回第 15 回テキスト 種類株式を発行していない公開会社であるP 株式会社が 現経営陣と対立している株主 Vの持株比率を低下させることを目的に 特に有利な払込金額でWに新株を発行することを 株主総会では

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Academic year: 2021

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開講セメスタ・履修形態 2 年次・秋学期・昼・選択必修 科 目 分 類 法律系 応用・実践科目 授 業 科 目 名 会社法演習 担 当 教 員 栗山 徳子 授 業 テ ー マ ・ 目 的 公認会計士論文式試験「企業法」の過去問、あるいは過去問を基礎に作成した問題を取り上 げる。公認会計士論文式試験の過去問では、会社法の重要論点が適切に取り上げられており、 2014 年会社法の一部改正に関係する問題も多く出題されており、出題レベルも大学院の授業 で取り上げるのに適しているからである。予め解答を導くのに必要な資料を配布して検討の 助けにしてもらう。 達 成 目 標 設問の問題点を的確に把握し、問題が問うていることを単に表面的に捉えるのではなく、論 点を総合的に考察する力を身につけ、併せて論述のための構成力を涵養することを目標とす る。 授 業 の 形 態 毎回、演習問題に対する解答を記述したペーパーを提出してもらい、適切な解答が得られて いない答案については、問題点の把握ミスや把握不十分な点が何であるかを指摘し、質疑応 答しながら授業を進める。 評 価 方 法 設問に対する解答を基礎に、質疑への応答状況により評価する。 履 修 者 へ の 要 望 (履修条件等) 会社法についてより幅広く、より深く理解したいという意欲をもっている学生の履修を希望 する。 授 業 内 容 第 1 回 ⑴ P株式会社の代表取締役Yが、P社と同種の事業を行っているQ株式会社の代表取締役 に就任する場合、会社法上どのようなことが問題となるか。 ⑵ P株式会社の代表取締役Yが、P社と同種の事業を行っているQ株式会社の支配人に就 任する場合、会社法上どのようなことが問題となるか。 第 2 回 ⑴ 大会社である公開会社の業務執行に関して、指名委員会等設置会社とそれ以外の会社と ではどのような違いがあるか。 ⑵ 大会社である公開会社の監督・監査に関して、指名委員会等設置会社、監査等委員会設 置会社とそれ以外の会社とではどのような違いがあるか。 第 3 回 ⑴ 全部または一部の株主に対して招集通知を発することなく開催された株主総会におい て、適法に決議できるのはどのような場合か。 ⑵ 全株主に株主総会の招集通知を発しなければならない場合に、一部の株主に招集通知が 発せられず開催された株主総会の決議の効力はどうなるか。 第 4 回 ⑴ P株式会社が、事業の重要な一部をQ株式会社に譲渡する場合、①P社株主、②P社債 権者、③Q社の利益は、どのように保護されるか。 ⑵ P社が、事業に関して有する権利義務の重要な一部を吸収分割によりQ社に承継させる 場合、事業譲渡と比較し、債権者はどのように保護されるか。 第 5 回 ⑴ 1000 株を発行しているP株式会社が、100 株の株主Cから自己株式を取得するには、会 社法上、どのような手続きが必要か。 ⑵ 700 株を保有する代表取締役Aと 200 株を保有する取締役Bが、株式併合により株主C を排除するために取るべき手続と株主Cの保護を検討せよ。 第 6 回 ⑴ P株式会社の取締役Bが、P社と取引するための会社法上の手続きは何か。 その手続きを経ずになされた取引の効力はどうなるか。 ⑵ 代表取締役Aが、監査役会設置会社であるP社と取引した場合、Aおよび他の取締役は、 P社に対してどのような責任を負うか。

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授 業 内 容 第 7 回 種類株式を発行していない公開会社であるP株式会社が、現経営陣と対立している株主Vの 持株比率を低下させることを目的に、特に有利な払込金額でWに新株を発行することを、株 主総会ではなく取締役会で決議した。この新株発行の効力発生前・発生後、株主Vは、P社 に対し、どのような主張ができるか。 第 8 回 R株式会社は発起人Aが発起設立により設立し、定款にはA所有不動産を現物出資する旨記 載されていたが、定款所定価額の相当性は公認会計士の証明と不動産鑑定士の鑑定評価を受 け、検査役の調査は免除されていた。会社成立時の価額が定款所定価額を著しく下回る場合、 関係者はどのような責任を負うか。 第 9 回 R社成立前、発起人Aは、Xとの間で、R社の事業用機械設備の譲受契約を締結したが、定 款にはその旨の記載をしなかった。R社成立後、R社に対し機械設備を引き渡したXは、そ の代金の支払いをR社に請求できるか。R社成立後、機械設備の引渡しが未了の場合、R社 はXに引き渡しを請求できるか。 第 1 0 回 P株式会社は公開会社であるが、有価証券報告書提出会社ではなく、種類株式発行会社でも ない。同社が、発行済株式総数の10%相当の自己株式を、有償で、全株主に売却機会を与え た上で取得しようとする場合の法的手続きは何か。同率の自己株式を、株主Aから取得する 場合の法的手続きは何か。 第 1 1 回 P社が、監査役設置会社で会計監査人設置会社でない場合、代表取締役Aが分配可能額が100 万円未満なのに、粉飾した計算書類を作成し、監査役Cの適法意見を得て、取締役会の承認 を得、定時総会に計算書類承認および 1 億円の剰余金配当議案を提出して承認を得た場合、 関係者はどのような責任を負うか。 第 1 2 回 上記違法配当の1 か月後、X社は、上記計算書類と監査報告書を確認した上で、P社に融資 を行った。しかし、P社は、違法配当6 か月後、事実上の倒産状態に陥り、X社は、貸付債 権の支払いを受けられなくなった。代表取締役Aと取締役Bは、X社に対して、どのような 責任を負うか。 第 1 3 回 資本金 5 億円、資産総額 10 億円の公開会社であるS株式会社代表取締役Dは、財務状況が 悪化している子会社Тを救済するため、Т社の財務状況を調査しないまま、S社取締役会の 承認を得て、1 億円をT社に融資したが、融資 2 か月後にT社は倒産した。Dは、S社に対 してどのような責任を負うか。 第 1 4 回 上記T社の倒産により、S社の財務状況も悪化したため、代表取締役Dは、取締役会の承認 を得ずに、S社の工場建設予定地を、時価1 億円でY社に譲渡した。Y社の土地明渡請求に 対し、S社は、取締役会の承認を得ない譲渡であることを理由に明渡を拒絶したが、拒絶は 正当か。 第 1 5 回 いずれも種類株式発行会社でなく公開会社であるU社とV社とが、U社を株式交換完全親会 社とし、V社を株式交換完全子会社とする株式交換契約を締結する場合、U社がV社株主に 対して対価としてU社株式のみを交付するとき、U社の株主総会の承認を得ないでよいとさ れるのはどのような場合か。 テ キ ス ト 特に指定しない。 参 考 図 書 毎回、検討に必要な参考資料を配布する。

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開講セメスタ・履修形態 2 年次・秋学期・夜・選択必修 科 目 分 類 法律系 応用・実践科目 授 業 科 目 名 会社法演習 担 当 教 員 滿井 美江 授 業 テ ー マ ・ 目 的 税理士、公認会計士、企業の経理・総務担当者として知っておきたい会社法の重要判例を取 り上げ、会社法の理解を深めることを目的とする。 達 成 目 標 判例の争点となっている会社法の規制・論点をおさえたうえで判決・学説を的確に理解し、 自分なりの主張を持って判例研究報告およびそれに対するディスカッションに参加できる実 践的な総合力をつけることを目標とする。 授 業 の 形 態 学生の発表とディスカッションによるゼミ形式を基本とする。教員は適宜、学生の理解度に 合わせてサポート・指導を行う。 評 価 方 法 発表の内容、ディスカッションへの参加状況等を総合評価する。 履 修 者 へ の 要 望 (履修条件等) 民法・会社法の基本的な知識・理解を前提に、判例を通じて会社法をより深く理解し、自ら 報告・ディスカッションに参加したいという意欲のある学生の履修を希望する。 授 業 内 容 第 1 回 議決権行使阻止工作と利益供与 〔蛇の目ミシン利益供与事件〕 第 2 回 第三者割当て増資と新株発行の差止め 〔忠実屋・いなげや事件〕 第 3 回 買占めによる株価の高騰と新株の有利発行 〔宮入バルブ事件〕 第 4 回 特定の株主の持株比率の低下と新株発行の差止め 〔ベルシステム24事件〕 第 5 回 第三者割当てによる新株予約権の発行差止め 〔ニッポン放送対ライブドア事件〕 第 6 回 新株予約権無償割当てと株主平等原則 〔ブルドックソース事件〕

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授 業 内 容 第 7 回 書面による議決権行使と委任状勧誘 〔モリテックス事件〕 8 回 取締役会決議を要する重要財産の処分 〔奈良屋事件〕 第 9 回 取締役の競業避止義務 〔山崎製パン事件〕 第 1 0 回 法令違反と取締役の対会社責任 〔野村證券事件〕 第 1 1 回 取締役の注意義務と経営判断原則 〔アパマンショップ事件〕 第 1 2 回 有価証券報告書の虚偽記載と内部統制システム構築責任 〔日本システム技術事件〕 第 1 3 回 銀行取締役の善管注意義務 〔拓銀カブトデコム事件〕 第 1 4 回 取締役報酬の無報酬化と取締役の報酬請求権 〔協立倉庫事件〕 第 1 5 回 会社分割と労働契約 〔日本アイ・ビー・エム会社分割事件〕 テ キ ス ト 酒巻俊雄他編『会社法重要判例』(成文堂、2013) 松岡啓祐『最新会社法講義 第 3 版』(中央経済社、2016) 『ポケット六法』(有斐閣)が望ましいがその他も可。いずれも平成 28 年版とする。 参 考 図 書 『会社法判例百選』・『同[第 2 版]』(別冊ジュリスト 180・205 号) 奥島孝康他編『新基本法コンメンタール会社法1~3』(日本評論社、2010・2015)

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参照

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