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C-06 二酸化硫黄放出量から見た阿蘇火山の活動について ○森 健彦・平林順一・吉川 慎・須藤靖明・風早康平・篠原宏志・大和田道子・森 俊哉・ 清水 洋・松尾のり道・網田和宏 火山からの二酸化硫黄放出量の測定には 1970 年代より紫外線相関スペクトロメター(COSPEC) が使用されてきた.阿蘇火山では,1976 年より九 州大学によって二酸化硫黄放出量の計測が行わ れており,1979 年や 1989 年の火山活動が活発に なった際には,通常 100~300ton/day 程度である 二酸化硫黄放出量が 2000~3000ton/day まで上昇 する現象が観測されている. 2002 年より,小型の紫外線分光計を用いた二酸 化硫黄放出量測定器の開発が進み,2003 年からは DOAS と呼ばれる小型測定器が二酸化硫黄放出量 の測定に用いられるようになった.阿蘇火山では 2003 年の 10 月に DOAS を用いた初めての観測が 行われている. Fig. 1 に DOAS を用いた観測で得られた二酸化 硫黄放出量の変化を示す.阿蘇火山では,2004 年 1 月 14 日に水蒸気爆発が発生している.水蒸気爆 発後の二酸化硫黄放出量は減少傾向にあったが, 2004 年 3 月には平均 800ton/day まで増加した.し かし,その後は減少し,10 月に若干増加している ものの,500ton/day 前後の二酸化硫黄放出量で推 移しており,特徴的な噴煙量の変化は見られない. 10 月以降は DOAS の機器トラブルと阿蘇火山の 気象条件が悪いためデータが得られていない. DOAS は COSPEC と比べ,軽量であり可搬性に 優れていることから,観測者が計測器を持って移 動しながら測定する,“Walking Traverse”と呼ば れる計測手法が可能となった.この計測手法によ り,阿蘇火山の噴気地帯である第1火口湯だまり と南壁噴気孔からの放出量の分離を試みた. 2004 年 10 月 3 日に行った観測では,第1火口 全体からの二酸化硫黄放出量和が 480ton/day であ っ た の に 対 し て , 南 壁 噴 気 孔 か ら の 放 出 量 は 13ton/day であり,南壁からの二酸化硫黄放出量は 全体の 3%程度しか占めていないことが得られた. ただし,湯だまりと南壁それぞれの全量ガスに対 する二酸化硫黄の割合を加味しないとトータル の gas volume の割合を議論することは出来ない. 静穏な火山活動の状態時における阿蘇火山か らの二酸化硫黄放出量は数百 ton/day 程度の放出 量で推移している.阿蘇火山の火山ガス中におけ る二酸化硫黄濃度は 2000ppm 程度であることが 得られている.仮に,放出される二酸化硫黄がマ グマ起源であると考えると,一日に必要となるマ グマの量は数十万トンになる.阿蘇火山では,水 準測量によって草千里直下における収縮活動が 続いていると指摘されている.この収縮源が脱ガ スを起こしているマグマであれば,地殻変動量と 火山ガス放出量との関係を議論できる可能性が ある. 2003/10/010 2004/04/01 2004/10/01 500 1000 1500 SO2 Emission Rate (to n /day) Date Average Explosion (1/14) Fig. 1 DOAS によって計測された阿蘇火山から の二酸化硫黄放出量 写真 阿蘇火山中岳第1火口.左側が第1火口 湯だまり.右側が南壁噴気孔.

参照

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