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論文以外のコンテンツ

雑誌名

白山法学

11

発行年

2015-03-20

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00006989/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

(2)

白山法学

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論 L 説

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研究業績

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白山法学

第ll号

藤 村 啓 教 授 退 職 記 念 号 一

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謹 蕊 口 淨

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献 呈 の こ と ば

献 呈 の こ と ば

藤村啓先生が、本年3月で定年を迎え退職されます。藤村先生のこれま での本法科大学院におけるご尽力とご貢献に対して、心から感謝の意を表 するとともに、惜別の思いを込めて『白山法学第11号』を献呈させていた だきます。 藤村先生は、昭和46年に早稲田大学大学院法学研究科修士課程を修了さ れた後、司法試験に合格され司法研修所での修習を経て、裁判官として任 官し、法曹の道を歩んでこられました。昭和49年に判事補として山形地方 裁判所に赴任されたのを振り出しに、訟務検事として法務省への出向、東 京地方裁判所判事、東京高等裁判所判事を経て、平成16年に那覇地方裁判 所所長に就任され、平成18年から東京高等裁判所部総括判事を務められた のを最後に平成22年に退官され、その後は弁護士として活躍されています。 平成24年に本法科大学院に実務家教員として赴任されてからは、学生、 修了生を熱心に指導して下さいました。藤村先生にご担当いただいた科目 は、法学概論、民法債権演習I、民法債権演習Ⅱ、民事訴訟法演習、民事 法総合演習I、民事法総合演習Ⅱです。 この3年間藤村先生が、本法科大学院の学生に伝えてきたのは、法と証 拠に基づき事実を踏まえて現実に即したバランスの良い解決策を導き出す ことの重要性でした。何回か授業を参観させていただきましたが、先生 は、まさに練達の実務家教員として、学生が謙虚に事実と対時し、事実を 正確に把握した上で自分の頭で考え、判断することを学ぶことができるよ うにするために様々な工夫をなさっていました。 正課の授業で精力的に学生を教育して下さったのはもちろん、藤村先生 は、課外においても「めだか」と名付けた法学未修者の学習会を企画し、 常に訴訟を意識しながら実体法を勉強するという法律学の正しい学び方を 丁寧に指導して下さいました。「めだか」で藤村先生の書咳に接すること

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白山法学第ll号2015 が で き た お か げ で 救 わ れ た 法 学 未 修 者 は 、 相 当 数 に 上 る は ず で す 。 藤村先生が着任なさった時期はまた、法科大学院を取り巻く環境が、一 段と厳しさを増した時期でもありました。先生は、法曹養成制度について も独自の考えをお持ちで、法科大学院が直面する難局を打破するための 様々な方策もご提案下さいました。努力もむなしく残念な結果を迎えるこ ととなりましたが、先生からご提案いただいた東洋大学で法曹を養成する 体制をぜひ実現し、今後も法科大学院の在学生、修了生を中心として法曹 を輩出できるよう努力してまいります。 定年とはいえ、このような時期に先生をお送りしなければならないこと は誠に残念ですが、今後とも本法科大学院への変わらぬご指導とご助言を 賜りますことをお願いし、あわせて藤村先生のますますのご活躍とご健勝 を、先生がお育てになった「めだか」たちともども祈念いたします。 2015年3月 東洋大学法科大学院 坂 本 院長 宙 jL、 二

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藤 村 啓 教 授 退 職 記 念 号

目 次 論 説 ■間接正犯における実行の着手 ■ 要 件 事 実 原 論 ノ ー ト 特 別 章 そ の 1 萩 原 、=旦全 i鉱 橋 本 昇 二 L エ ー ー 訂 F , (1) (23) ■超短波放送局(コミュニティFM放送局)に関する法社会学研究 一東日本大震災を契機に− 相 川 修 … … … ( 7 1 ) ■受領不能を原因とする供託と弁済の提供との関係 熊 田 裕 之 ■債権者代位訴訟における被保全債権の調査について 坂 本 恵 活 動 報 告 三 (145) (165) ■法科大学院専任教員による市民講座一笠懸公民館「憲法を学ぶ講座」 佐藤修一郎………(177) '二二号-器'ニーーー;又:悪4.患昌一一二 h ■ 1 ■ 〆 F 鼻 一 ■ - F− − qr - q寺 一 一 _ ■ _ ■ - - - b - h 二 区 I = 令 子 一 ワ ー ー ー ー ■ ー キ ー q ー I … I ‐ F 寺 ヴ.■+_で.1口._F1●IPI.._-F:一合':'誰-F2'字ニーニq二'目!含日'昌弓! ,子、_■ヴセ.1-1守七.I=q-セーーーワ

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研 究 業 績

平成26年度専任教員の研究業績

平成26年1月1日から平成26年12月31日までの研究業績を掲載する。 ○ 坂 本 恵 三 「請求の客観的予備的併合と控訴審の審判対象」栂善夫先生・遠藤賢治 先生古稀祝賀『民事手続における法と実践』成文堂(平成26年3月) ○ 熊 田 裕 之 「 マ ン シ ョ ン 法 の 解 説 一 区 分 所 有 法 」 改 訂 第 2 版 ネ ッ ト ス ク ー ル 出 版 (平成26年8月) ○ 寺 洋 平 「注釈地方自治法[全訂]」成田頼明ほか編追録146-150号第一法規 (2014年3月) 「判例から考える行政救済法」岡田正則・榊原秀訓・本多滝夫編248-262頁日本評論社(2014年9月) ○ 萩 原 滋 「刑法における自己決定の自由」曽根威彦・田口守一先生古稀祝賀論文 集上巻(平成26年3月) 「公務員職権濫用罪の成否」刑法判例百選Ⅱ(平成26年8月) 「刑法概要」〔総論〕第3版(平成26年12月) 「刑法概要」〔各論〕第4版(平成26年12月) ○橋本昇二 「要件事実原論ノート(第6章)」白山法学第lO号l∼42頁(平成26年3 月) ○ 藤 村 知 己 「デッドロック状況の会社の意思と存続・解散一小規模閉鎖会社におけ る対等出資者問の対立一」白山法学第10号43∼70頁(平成26年3月) 1 9 5

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-白山法学第ll号2015 ○ 松 井 英 樹 「違法な剰余金配当の効力について」白山法学第10号71∼111頁(平成26 年3月) 『新・会社法講義/現代企業と法の展開』西脇敏男監修・永田均編(共 著)7章「株主総会の運営をめく、る訴訟」、8章「会社機関の意思決定・ 監督」担当109∼150頁八千代出版(平成26年7月) 「従業員の手形濫発を招いた取締役は、手形所持人に対して損害賠償責 任を負うか」、「設立中の会社名義で約束手形を振り出した場合は有価証券 の偽造に当たるか」『誰にもわかる手形・小切手の手引追録47号』新 日本法規出版(平成26年11月) 「無権代理人が受取人白地で振り出した約束手形についての責任はどう なるか」、「従業員が手形を濫発し会社に損害を与えたときに、業務を一任 した取締役は責任を負うか」、「受取人が個人であるのに法人の裏書がある 場合はと.うすべきか」手形・小切手実務研究会編『問答式手形・小切手の 実務追録64.65号』新日本法規出版(平成26年11月) ○ 吉 田 秀 康 「いわゆる『宅下げ』に関する検察官らの行為について、弁護人の接見 交通権を侵害する違法があるとした事例」白山法学第10号113∼179頁(平 成26年3月) 「傍聴人に聞こえない証人尋問と裁判の公開一レペタ判決から25年、裁 判の公開は大きく後退したのか」季刊刑事弁護80号現代人文社(平成 26年10月) 1 9 6

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-■ -■ -■ -■ -■ -■ -■ 催 執 筆 者 紹 介 一 2015年3月現在 萩 原 滋 東 洋 大 学 法 科 大 学 院 教 授 橋 本 昇 二 東 洋 大 学 法 科 大 学 院 教 授 相 川 修 東 洋 大 学 法 科 大 学 院 教 授 熊 田 裕 之 東 洋 大 学 法 科 大 学 院 教 授 坂 本 惠 三 東 洋 大 学 法 科 大 学 院 教 授 佐 藤 修 一 郎 東 洋 大 学 法 科 大 学 院 教 授 編 集 後 記 つい先ほど、昨年の司法試験に最高齢で合格した65歳の男性の記事に接し、学 問に対する真塾な姿勢に感銘を受けた。福岡市職員として、同市東区長も務めた 方で、定年退職を前に、「まだ役に立てる」と思っても居場所を失う寂しさ、学園 紛争で満足に勉強できなかった学生時代を思い返し、「法科大学院で学びたい」と 第二の人生へ挑戦したとのこと。「調べないと分からないことがあるのが楽しい」 と興味を持つと、はまり込み、授業の予習に3∼8時間の予習、学期の終わりま でに体重が7キロ落ちたこともあったそうだ。 「20歳代の学生と同じ目線にならなければ」と、Twitterで情報交換しながら学 修を続け、机の前に座ると食事まで休まず、やがて腰痛で座れなくなり、注射し て試験に臨み、2度目の挑戦で合格を勝ち得た。修習後の就職先のあてはなく、 退職金を学費に費やし、先々への不安もよぎるが、迷いを断ち切る。「20代だって 明Hどうなるのかは分からない。何をいまさら、と諦めたら意味がない」と語り、 いつか高齢者の問題に詳しい弁護士に。「同年代だから相談者の思いが理解できる はず」と自分にしか歩めない道を踏みしめておられる。 学問を追及して楽しむことができる姿勢、他人と接して、お互いを高め合う柔 軟性・協調性、また何よりも高いモチベーションを維持しながら自分の夢に向かっ て挑戦し続けることが、と響の世界においても物事をなすために必要な要素である ことを再認識させられた。 さて、本学法科大学院の教育にご尽力いただいた藤村啓先生の退職記念号とし て、白山法学第ll号を刊行する運びとなった。課外講座である「めだかゼミ」に おいて、未修学生に対して法的な思考方法を教授されるとともに、学び知ること の歓びを酒養しようと努められてきた藤村先生の姿勢に、心より敬意を表すると ともに、先生を失う寂しさと、引き継がなければという焦りに駆られる思いであ る。先生のこれまでのご貢献に深く感謝するとともに、今後のますますのご健勝 とご活躍をご祈念申し上げたい。 (松井)

(11)

東 洋 大 学 法 科 大 学 院 教 員 一 覧

(2015年3月現在) 院 長 坂 本 恵 三 教 授 院 長 補 佐 佐 藤 修 一 郎 教 授 相 川 修 教 授 上 田 智 司 教 授 熊 田 裕 之 教 授 小 杉 公 一 教 授 後 藤 仁 哉 教 授 田 中 信 義 教 授 寺 洋 平 教 授 萩 原 滋 教 授 橋 本 昇 二 教 授 藤 村 啓 教 授 藤 村 知 己 教 授 松 井 英 樹 教 授 吉 田 秀 康 教 授 (50音順) 本学法科大学院教授前田惠三先生が平成26年12月12Rにご逝去さ れました。ここに謹んで哀悼の意を表します。 2015年3月20日発行 非 売 品 発 行 者 東 洋 大 学 法 科 大 学 院 法 科 大 学 院 長 坂 本 恵 三 発 行 所 東 洋 大 学 法 科 大 学 院 〒112-8606東京都文京区白山5丁目28番20号 電話(03)3945-7251 印 刷 所 蔦 友 印 刷 株 式 会 社 〒113-0001東京都文京区白山1−13−8 電話(03)3811-5343 ’

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ToyoUniversityLawSchool

TOkyo,Japan

参照

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