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ANNS のコンパイル方法

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Academic year: 2021

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ANNS

のコンパイル方法

浅川伸一 <asakawa@twcu.ac.jp>

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ANNS

の解凍と復元

ANNS は ANNS バージョン番号.tar.gz というファイル名になっている。

tar とは Tape ARchive の意味であり、複数のファイルを一つのファイル にまとめるために用いられる。gz とは gnu の gzip というコマンドを使って 圧縮されたファイルであることを示している。 例えば、ANNS1.53.tar.gz というファイルを解凍しファイルを復元する には gunzip ANNS1.53.tar.gz とすれば ANNS1.53.tar.gz というファイルが解凍されて ANNS.1.53.tar と いうファイルができる。tar でまとめられたファイルを復元するには tar xf ANNS1.53.tar とすればよい。カレントディレクトリに ANN1.53 というディレクトリがで きている。上記のファイルの解凍と復元を一度に済ませるにはパイプ処理を 使って

zcat ANNS1.53.tar.gz | tar xf

-とすればよい。 現在のディレクトリの中身を表示するコマンドは ls である。従って ANNS1.53.tar.gz を上記の方法で解凍復元したのであれば、ls コマンドの結果は ANNS1.53 ANNS1.53.tar.gz のようになっているはずである。最初の ANNS1.53 は tar コマンドによって 復元された ANNS1.53 のディレクトリである。 1

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2

make

ANNS は複数のコマンド群からなっている。コマンドを作成するために は make というコマンドを用いる。ANNS の復元されたディレクトリに移って make を実行すれば良い。例えば ANNS1.53 というディレクトリに移るには cd(change directory の意味である) を使って cd ANNS1.53 などとすればよい。make コマンドには引数は要らない。 make とタイプし、しばらく待っているとプログラムが作成される。

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PATH

の設定

作成されたコマンド群は ANNS のディレクトリの下に bin というディレク トリが作られ、ここにすべてのコマンド群が納められている。時分がどこに 居てもこの ANNS のコマンド群を使えるようにするためには PATH という環境 変数に ANNS バージョン番号/bin が指定されていなければならない。例えば cd bin export PATH=‘pwd‘:$PATH などとすればよい。このコマンドでは bin というディレクトリに移って (cd bin)、環境変数 PATH に現在のディレクトリ (pwd) と今までの PATH 変数 の値を指定している。

この操作は自宅のマシンなどでは行なう必要がなく、bashrc などに記述 しておけば良い。残念ながら早稲田大学の環境では毎回 make コマンドから 始まって、すべてを指定する必要がある。

参照

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