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シリコン制御整流器によるDC-DCコンバータ

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Academic year: 2021

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(1)

∪.D.C.占21.314.12:占21.314.る3.07:54る.28

シリコン制御整涜器による・DC_DCコンバータ

DC-DC

Converter

Using

Silicon

Controlled

Recti丘ers

豊*

Yutaka Suzuki

シリコン制御整流素子はその特性と信板性の向上により,多方面への応用製品が開発されつつある。最近の 新製品としてDC-DCコソバータがあり,優秀なる試験結果を得た。そこで本論文ではDC-DCコンバータの 基本的特性,特長ならびに試鮫結果を報告する。 C.・T′ + C尺ヱ

1.緒

口 近年シリコン制御盤流器(以 ̄FSCRと略称する)応用新製品の開 発には日ざましいものがある。日立製作所においても蓄電池充電装 置,定電圧定周波電源装置などすでに製品化されたものが多数あ り,すぐれた性能を発揮している。これらSCR応用製品開発の一 環として研究開発されたのが本DC-DCコンバータである。 電話局,放送局用電源として種々の電圧の直流電源が必要であり, 通常は主直流電源として蓄電池を設置し,これより電動発電機によ って所要の直流電圧を得ているが,この方法では床面積が大きくな り,効率や保守の点からも改良が要望されている。この要望にこた えるため,研究開発されたのが本DC-DCコンバータである。本装 置はDC→ACの逆変換器としてSCRによる他制自励式直列インバ ータ,AC-DCの順変換器としてSCRによる全披整流方式を採用 している。出力電圧制御はインバータの駆動周波数を可変すること により行なわれているのが大きな特長である。 ここではこの方式の原理と試験結果について報告する。

2.SCR他制自励式直列インバータの基本白勺原≡哩

SCR素子の特性については別報に譲ることにし(1),ここではDC-DC コンバータの主回路である逆変換器直列インバータの特性につ いて概説する。 2.1出 力 電 圧 単相他制自助式直列インバータの基本的原理図を弟1図に示す。 まずGlが付勢され,CRlが点弧した場合の関係式を(1)式に,そ の後G2が付勢され,CR2が点弧した場合の関係式を(2)式に示す。

エ豊+恥+÷卜d繊・

‥(1)

エ雷+即+÷㌢2艇0…

=(2) (1)式より言1を求めると

ど1=(C包一触)㌍三 ̄叫ヨオ‥

‥(3) (2)式よりオ已を求めると α2+ノ■32 ヱ2=ヴ02--ニー+三 … ̄α′sinJ三才‥ (4) となる。ここに恥1,触はそれぞれCRl,CR2点弧時の転流コンデ ンサCの初期電荷量

′ゼ=是・・一・■う=ラゝJ誓二芯=了妄J聯ラ2 ̄

である。また伽1,触は漸次走√.剛直Qul,Qoヨに近づくが, Oul=-CEd(1+三▼一入)(1十三-2入+こ ̄4入+‥・・)三▼入

=1im-C丘・。1二三竺ニー入=二些:土

〃→∞ 1-ご】入 1一三 ̄入 日立製作所日立工場 その値は 〔;′ ハ⊥、中性臭 G∠ とd

フ尺

√、\.

′ご CRl,CR2:シリコン制御整流素子(SCR) エ:転流リアクトル C:転流コンデンサ 月:負荷抵抗 Ed:直流入ノJ電圧 ∼ ̄1,才2:負荷電流 Gl,G2:SCRゲート 第1図 抵抗負荷直列インバータ基本回路 002=Cgd(1+三「入)(1+三 ̄2入十三 ̄4入十‥‥)

=1imC&_ユニ卓二竺一

紹→00 1一三【入 CEd 1一三 ̄入 ここに ス=+L打 β となる。(ヨ01,002を(3),(4)式に代入して電流の定常値をそれぞ れg51,才ざ2とすると

g51=計去・三一α′・Si岬=納‥…=‥=‥(5)

となる。結局αgの小なる場合は定常電流は正弦波とみなしてよい ことになる。実際α才は小であるから正弦波とみなして簡単に出力 電圧を計算する。 直列インバータの安定動作範囲としては種々諭ぜられているが, ム≧′

ここにち=去(LCR回路の国細波数)

′:SCRゲート駆動周波数 として逆転するのが安全である。 まずム=′の場合負荷月で消費される交流電力凡は次式で計算 できる。

見〒2輔2ノ0才βββ=ムEα

ここに 7。,βαは負荷月の電流および電圧瞬時値 ん,&は負荷虎の電流および電圧実効値 一方,直流電涼より供給される直流電力凡は

凡=九∼三竹α&d≠=f♂&

ここに ムは直流入力電流平均値 交流ノ電流∫〝の半サイクルニ、ド均値アαは

ア。=ユノすん=2f。

7こ となる。また直流入力電力と交流「t.与力電力は等しいゆえ ム且α=ア。Ed

&=メ旦E。

ー28一

.‥‥.(6)

(2)

シリ コ

制御整流器に

交流盲仕し電流■〕 半サー†■_?Jレ中呵イ垂 / 謁 (a)一ん=′,交流出力電圧 および電流波形 ん:【幸一i路の匝】有周波数 ▲ごrJ

,1二∵--+

(b).ね>′, および電流盲妓形 ′:鮎助†司紙数 第2凶 直列インバータ出力波形

†ぶC斤逆方向電圧

とd 亡√ β

1

ぶC々 順方向 ビ⊥ ら β (a)ノ心=′ 化:転流リアクトル`一=E旺 fc:電圧断続期間

†5C順方向霞圧

◆(〃市 郎師 Jr: E〟: 第3囲 転 流 余 裕 e⊥ (b)九>ノ 迎電圧期間 商流入力屯臼三 時 間 となる。ノも=′の出力波形は策2図(a)である。 次にム>′の出力波形は第2図(b)であるが,(5)式からわかる

ように2、/享≫月の場合ほ′,如かなりの矧21他のピーク値

ははぼ一定となる。実際の場合,一般に2、/享≫尺の条件は批

される。弟2図(b)について交流実効値をE。′とすると

与三伽e82df

J吉&=晋J言Ed

(7) となる。(6)式からわかることは直流電圧且′が一定の場合にほ, ム=′では交流出力実効値が-・定となることである。また(7)式か らは&が変化した場合インバータ駆動周波数′を可変することに より且】′を一定となしうることである。この点に着目して交流出力 を整流して得られる直流出力電圧の制御は周波数可変方式を壬采用し た。 2.2 転流余裕角 SCR直列インバータが安定運転するためには,備にSCRのター ンオフ時間才。ffが回路定数によって決まる転流余裕時間fdより短か くなければならない。 まずム=′の場合は舞3図(a)にホすようにエの両端電圧β上が 且ブに等しくなるまでの期間が才γである。gエを計算すると

βム=エ雷=竿叫=モーEd・2超cosノ弘‥(7)′

月 これよりeム=&と置いて求むる才が∠γである。すなわち

∼γ=÷cos【1+

2 (8) またム>′の場合は負荷電流の断続期間′cと(8)式により求めた fYの和となる。弟3図(b)はこの説明である。gCは次式で計算でき る。

′c=÷(ナ÷)

したがってム>′の場合の全転流余裕時間gγ′は次式となる。

′γ′=÷(÷一計-

㌻cos【】i-

‥(9) 2.3 SCR陽極一陰極間電圧 回路定数によって決まるSCR陽一陰極間(以下A-1K問と略す)電 圧は常にSCRの順,逆のホr踊寸電圧よりも低くなければならない。

転流直後のSCRに印加される道電圧ピーク値Erは次式で計算で

きる。

よ る DC-DC ン タ

射手[

如ム尺r⊥(し 転′永■_.・丁二?トル毒圧文恵引責 直流人力電圧 負荷抵抗値 転流1_ノアクトルイン′ご■、クタンス 転三充コンデ■ンワキャパシタンス し′ ピノご (そイ ♂グ (∼∂ /β 々 甫 第4回 転流リアクトル竜山 直流人力超ノ売 文j流出力電圧 む_、〉危コンプ∴り亀■止 寺主流リアクトル音吐 J㌻り】ルー∧■間島圧 第5図 臼宣列インバータ各部現象波形および位相関係

且=E・丁-エー慧-÷中一÷)・・・・

(10) またSCRに印加される順竜口三ピーク値阜/ほ次式で計罪できる。

Eノ▲=包+上告≒叫十÷)

(11) (10),(11)式からわかるようにSCRA-K間竜圧ピーク値は転流 リアクトルエの融端に発生する電圧によるっ この電圧e2は負荷によ り変わるわけであるが,これを図示したのが弟4図である。負荷短 絡による過電圧を防止するには転流リアクトルを可飽和形にすると よい(2)。 以上は基本的原理であるが,定常時の各部現象波形位相関係を弟 5図に示す。

3.周波数可変による定電圧DC-DCコンバータ

3.1定電圧制御方式 2.1項にて述べたように,インバータ駆動周波数を可変すること にエり,向流電源電圧変動および負荷変動に対し交流出力を整流し て得られる直流出プJ電圧を常に一定に制御することができるわけで ある。 まず回路の電圧降下を考慮しない場合の直流出力電圧は(6)式お

ー29一

(3)

1806 耶和38咋11パ どd。

亡。

ど占

(、3-・ご 印㊥③′血∈ Ed最小,児最′ト gd瓜小,足長大 gd最大,虎最大 インバータ駆動周波数 出力直流電圧設定値 電圧変動曲線 第6図

たた

且g:血流人力芯比 丘:負荷抵抗 EdO:直流出力電圧 た --r 立 Eり′:【耶各素子の電圧降 ̄卜を考ぉしたUj力直流一屯圧 E三:力点での回路嘉子による電圧降下 DC-・DCコソノミ一夕外部特性 よび(7)式より

且Jo=一吉&

&0′=÷J妄Ed

(12) となる。(12)式により血流電源&の変励および負荷変動に対し出 力直流電圧を一定にするに必要な周波数可刻帥lを説明したのが弟 d図である。①,②,⑨の各条件で(12)式を仙線に表わすと①, ⑦,⑨の各曲線となる。ここで出力電圧設定値をE。とすると′は ムから八まで可変すればよいことになる。実際には回路素子での電 圧降下があるので,それを考慮に入れると可変範州はムから′1ま でに広がる。また直流出力電圧はE。′まで ̄Fがるゆえ,あらかじめ 儀圧降卜する分だけ変壮語:子の叡山ヒを人としてJごくと良い。.1祁各素 イーの電圧降 ̄Fを考慮して(12)式を修止すると次式となる。

&0ノ▲=÷&J喜一(帖川+-n十-㍉)

ここにlん:SCRおよびSRの出力側換升怠任降 ̄卜 n∴ 転流リアクトルのHり+側換郎正妃降下 lキ= 変旺㌫壬の出力側換算電圧降卜 り,:平滑回路の出ノ畑換節電旺降 ̄卜 3.2 回路定数の決定 (1)転流リアクトルおよび転流コンデンサ

弟4図に示されたようにSCR川恥部一三は月/2、/享の値が,

0・15∼0・2以下になると急激に上梓するし)したがって過負荷を考慮 して0・2くらいに選ぶのが適二1である。〟の屁′州別ま仕様により 定まるので

2、仔瑚

なる一関係式が得られる,〕 また回路固有周波数の鼓大値を使用,SCRのターンオフタイム

と考え命わせて適当に決める〔さきに求めたノうより最大角周波数

〟ほ 1

〟=面・

となる。この式より般人跡度数♪1ほ次式となる。 F= 1

砺⊥

これで凡,ダほ決まっているのでエ,Cが決定される。ここで 注意すべき点ほ負荷月の巌大仰こおし、て転流余裕角を調べること である。 (2)出力側平滑lリJ路 通信用電源では通信障害ほ次の定義により雑音電圧で指定され る。

第45巻 第11号 第1表 性 能 比 較 表 SCR方式 電動発電枚式 起 動 停 止 切 換 時 間 応 答 速 度 効 振 動 騒 音 陳 守 点 検 瞬 時 可 能 1砂 以 下 約 0.2 秒 70∼80% ほとんどなし 容 易 加減速時間必要 10 数 砂 0.5秒 60% 火 後二 雑 第2表 DC-DC コ ン バ ー タ 仕様 容 量 出 力 電 圧 入 力 電 址三 出力電 流 変 動 条臣 音 信 仕三 周 1kW 51V±3V 44へ′53V O∼100% 3mV(出力側)5mV(入力側)測音2号 0∼40℃

g〃=ノ ̄云 ̄有言J㌻

ここに 且-:評価雑音電圧 β′き:第乃高調波電圧実効値 S”ニ1934年国際電話通信諮問委員会(CCIF)(4)で決 定された聴覚感度の第〝高調波周波数に対する 値 上記定義の雑音電圧は測音2-ぢ\雉音電圧計で測定できる。 名高調波電圧につきβ,ヱS,▲を計算し指定雑音電圧となるように 平滑回路の有効率が選ばれる。逆L3段平滑回路の有効率Aは次 式で与えられる。 A=(1-6α+5`Z2-α3)+ブ抑エ(1-3(7+α2)/β ここに α=机l巳エC 机:第〃高調波角周波数 エ,C:平滑回路の直流リアクメおよびヤ滑コンデンサ 月:負荷抵抗値 人力側平滑回路についても出力側と同様に決定される。 3.3 仕様およひ性能 仕様は第1表に示すとおりである。このDC-DCコンバータは電 .抑如こおける度数計用電源を想定して試作したものである。弟2表 は従来使用されていた電動発電機式とSCR式DC-DCコソ/ミ一夕と の比較表である。以下SCR式のすぐれている点を列挙する。 (1)度数計用電源は登算の確実性を増すため必ず予備機を併置 するが,予備放との切り替えは1秒以下で確実にできる。 (2)変換効率が比較的よく,特に軽負荷でむしろ効率ほ向上す る.、これほ周波数制御を採用したため軽負荷時に周波数が 低くなり,鉄損洞窟流損が減少するためである。 (3)担1路構成部品は全く静止器であるため摩耗がなく保寸,点 検がほとんど不必要である。 (4)騒音は直流リアクタおよび転流リアククによる騒音のみで 比較的小さい。 (5)回復時間が早い。これは逆変換部が直列インバータである ため駆動周波を高くでき,また周波数制御を採用したため である。 3.4 全体回路概略を弟7図に示す。前記した直列インバータ回路では 市況電源から流入する電流は(5)式で示される電流が半サイクル聞 流れ,このピーク値は相当に大きな値となり,直流電源に対し好ま しくない。したがってコソデンサ分割形を採用した。このようにす ることにより流れ込む電流ピーク値ほ%となり,その他の特性ほ前 記したのと全く同じになる。 インバータ転流失敗時の保護ほ短絡電流をシャントで検出し,

SCR増幅によって接触器を閉路する確実な方法としてある。また短

(4)

ー30-シリ コ

ン制御整流器に

よ る DC-DC タ r立\ 川⊥ } F一や +q ■ユ β ″4 0

-ハし

1・・U

ハ〃 府∵古流梓川茶 7ン Ctt:但二流接触苫旨 SC:転流コソデンサ CL:転流リアクトル Tr:出力変圧器 α 珊 ふ

什⊥+

TTJ

V

ロー.巧+

l弓守吋

SR: SCR: Lf: Cf: 第7囲 うモ 休 川

【十-+斤ム土

?ノ∼ゎ

/ ̄′ 且・,Eん:コレクタおよぴ∴イ7ス屯J上 〝ゎ:べ【ス鵬抗 βc:コレクタ抵抗 第8固 無安正マルチ バイブレータ 第9閉 口立SCR式 DC-DC=!ンバーータ ⊥ →

`

1

㊤萩山

匝車重奉卜i二「一

リー

7/ 汎≠ 抑

や叩

1→ 感恍餞静 シリコン塵統裁f シ】jコン制御整流素子 Il'】二流リアクトル 平滑コンデンサ 路 岡 締時に手回路SCRが破壊しないよう,2個誰列として協調を採って ある。 入力側5mV,川力側3mVの雑音電圧に対しては入力側はコン デンサの長のフィルタ,けりJ側は効率l乙=二のたが)チョーク入力の逆 Tノ3段のフィルタとしてある。 ・また出ノブ側にSRを入れ〕仁列運転に†ノ〔えてこ♭)る〔 +三回路SCR駆動川ゲート川路はナ無′安定て′しチで発振させ,次段で 双一女定マルチにより分周およぴパルス間隔の調整をする。次に単安 定マルチによりパ′レス成形および増幅をする構成である。周波数可 変は軒安定マルチのベースバイアス電圧を可変する方式とした〔バ イアス花圧と周波数の関係ほ次式で衣わさjtる。回路は第8図に示 す。 71=2C凡10g

(1+若)

ここに 斤わ:ベース状抗 凡,Ec:ベースおよびコレクタ/ミイ7ス電什 C:ベース,コレクタ間コンデンサ 試作DC---DCコンバータの周波数可変範l州よ830∼1,770c/s,でこ れほ応答速度,部品の縮小化雑音電圧について総合的検討を行なっ た結果より決定した周波数である。弟9図は本装符外観図である。

4.試

定格出力1kWのDC-DCコンバータについて定格負荷試験,絶

綽試験,誘導試験,雑音試験,湿度試験,瞬時負荷変動試験および

己l抗

一書

SCR陰一陽侍閃電一己 時間軸 100/′S/div .旨Jl ̄:軸】10()V/div 転流リ7クトル電虻 時間軸 50/ノS/div 花任柵 100V/′div 転流コンデンサ電圧 時間柵 200/・S/div ′こE任軸 100V/div 付髭入力屯流 時間軸 100/JS/div 屯流軸 40A/div 汁り〕電圧瞬時変動 時間軸 0.5s/div う ̄l訂王軸 10V/div 瞬時f与荷変動 5A-一ナ20A 第1()l実1フ引落負f【小二†1ナる各部波形 人 ̄】▲転流クこ敗ふ・〔験を行なったが,いずjtも初期化様を十分満足する 出如二なぁl言果が得られた。

、ので誘導によ

るパルス「1路の誤動作対策および∼仏座補償に十分配慮した。そのた め予想どおり良好な紙架を得たっ碓音電圧は測音2号電圧計にて測 定L,3mVの什様を満足Lている∩ 瞬時負荷変動は第10図でも わかるとおり%f与杯fり令負荷で試験した結果である。 何掛郡司も損人∩.2帆 紫完訳弟4%と良好な結果である∩ また

(5)

叩31-1808 昭和38年11月

第45巻 第11号 効率も定格負荷で約70%,軽負荷になるにしたがって効率が上昇 し,%負荷点で00%と本装置独特の性能を発揮した。結局逆変換 器として直列インバータ方式を採用したため転流時点でSCR電流 が零のため転流条件が非常に楽になり,安定性が増し,同時に転流 期間損失が減少し,さらに周波数制御を行なったのが効率改善の源 となったのである。策10図は定格試験時の各部波形を示す丁.

5.結

口 以上DC-DCコンバータの基本的関係式および特長の概要を述べ るとともに,実測結果を報告した。シリコン制御整流素子は製造技 術の向上により高耐凪 大容量素子の製造が可能になったので,本 装置もさらに大容量化,高信瞭度の線にそって発展することが期待 される。 本例ではDC48Vを51Vに昇圧しているが,これは変圧器を交 (27頁よりつづく) 換するのみで,任意の直流出力電圧が得られることはもちろんであ  ̄7 ノつり 今後簡j削こして安定な直流変換装置の用途ほますます増大するで あろうが,SCR式DC-DCコンバータこそ,まさにそれに該当する 新製品であろう。 終わりに試作に際し貴衣なるご支援とご指導を賜わった日本電信 電話公社,電気通信研究所関係各位ならびに日立製rF言所目立研究所 岩田主任研究員に紙上を供F)て厚くお礼申しあげる。 岩田,浅野, 特許出願中 C.A.Sabbah 電気学会編:

参 薯 文 献 高橋:日立評論43,388(昭36-3) :G.E.Review,34,294(1931) 水銀整流器263

最近登録された日立製作所の特許(その2)

特許番号】 名 403505 403506 403507 403508 403509 403510 403511 403512 403513 403514 403515 403516 403517 404073 404074 404075 404076 404077 404078 404079 404080 404081 OU O ▲AT O 4 DIU 8 0 0 4 4 0 0 4一4 穴U O A-0 4 40408 40408 40408 4(姓08 40409 40409 40409 40409 4(姓09・ 空計防高 音電 鵜ハ 継 の 器J二 伸.1 断 退殺 気 音 架 軌 置器壁…伯 ウ エ ス コ 型 ポ ン プ 片 側 走 行 ケ ーー プ ルク レ ー ン 熱 電 蒸 気 式 アク チ ュ ェ ー タ ベ ルト 水 車 ス タ 粉 体 日三 吹 付 に よ シ ー L7 の ヅ 縮 成 型 る 化 学 ノ 壮火 グカ置法 ン キ 水 車 の 調 列 車 近 接 警 報 装 置 ダ ブ レ ット 高周 枝・加 熱 装 列 峠 近 接 日 動 警 報 袈 蹴 列 手 近 接 L`j 動 警 報 彗与 配 荷 亜 応 勘 弁 装 置 遠方制御装置における選択方式 高 架 軌 道 高初萄荘率低損失酸化物磁性材科 白 動 ク ラ ッ チ 装 置 モノ レールカーの車体支持装置 原 子 炉 安 全 装 置 燃 料 要 素 変 圧 器 用 放 匠 閉 鎖 弁 変 圧 器 用 放 圧 弁 粒子加速装置走査幅安定化巷妄匿 化 合 物 分 析 装 置 ミ シ ン 用 電 動 機 変 圧 機 用 故 圧 弁 電力用 コ ン デンサー保護装置 直 列 共 振 型 粒 子 加 速 器 ト ラ ン ジス 式低電圧継電機 抽入変圧器巻線 の 絶縁装 氏 名 l特許年月日 義造誠郎人郎進義正二彦郎祐男定吉列郎排郎弥垣郎浩冶清次陽郎人公道庚申一郎人司雄正己尚己尚清男馨夫治夫彦清人郎二司 一 大 次 十 士 太 常敬 大正亮 喜解析景考久約奉州n朝光茂圭久 末正 八 大正 益直仁大正直邦安政 政 治 民寅武富 乍健舜隆 砂山延弘橋島木谷門口木田内楕下田石 林西井斉賀野野上原弘桶川川村内山弘橋木田壕辺山辺山上橋井村勝田中上林田丸田 谷小什 高中俣∵水小小赤渋久谷山志竹高森柴犬監両君今長安芳小小田竹永小北累増構外永小育浜平渡畠渡島井高酒上沢滝田井高栗秋和 (XU QU 3 3 2.15 (XU 2 / / 2 特許番号l 名 称 l 氏 名 特許年月日 404095 404096 404097 404098 404099 404100 404101 404103 404104 4つ4105 404106 0404 04 04 04 瀬 桝 0404 04糾 04 7 八XU 9 9 8 00 4 4 0 ハU 4 4 電動粍起動ノッチのチ無接点「+動進め装置 位相比較搬送 採 譜 継屯装 置 直流電 動 機 の 制 御 装 置 屯気巾の自動ノ ッチ進め制御装檻 芯 気 専 制 御 方 式 機置浄置 装連装 速加生 発 濯調子 場 機粒 一感 動型流 放電線小皿 電 気 部三塵 装 置 の 増 ア′しカリ乾電池用減極合剤の製造方法 L口l 超 音 波 静 電 塗 装 装 匿 電 気 集 換 装 旺 磁 石 与ヒ `匠音肖 電気集晩器等の繋電線振動防止二与ヒ匠 花 磯 子 線 輪 の 屯 気 範 盛 装 置 電 気 集 塵 巻き 置 電 気 #王 座 装 置 多 相 避 雷 装 匠 自動車 用 電 磁ク ラ ッ チ 装 置 Ⅹ線装 置 の 負荷 防止 装 置 マ イク ロ モ ジ ュ ー ル 用 磁 心 帯 状 航 抗 器 高初萄磁率亜鉄塩磁性材料の製造法 乾 式 電 器 の パ ル 差 動 保 護 継 電 装 置 電 動 機 の 加 速 度 制 御 装 置 安暁天明一重二昭別光己阜則嗣修彰郎雄公稔郎菱治郎吉隆義修彰英洋修蔵義隆括義隆信中一雄巌蔵平公進之博公進寿茂夫夫浩明 喜 弘光陸仲伸順省光文芳正 孝康 義三義 一 太三措定 義明 源定治 定清嘉直仁武 純良 佐 明武 敏 鳥上村実村名沢木富田鳥沢田田井沢 松川子島凹田斎藤木谷井沢栢古附村谷本田谷本包内山浦板L臼林川川崎昇川川沢田室田上川 野 井 前 前 前 大村松森竹山伊杉益小五田柴武新加辻若北米中藤大安伊横越新加高郷田木越橋牧越橋細横外三山岩小北男山坂北崇宮森小滝井前 2 28 / / 8 3 // 38.3.4 // // 38.3.20 (39頁へつづく)

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