模擬国会の実践プログラム : 少年法の一部を改正
する法律(平成26年法律第23号)を素材に
著者
横大道 聡, 岡田 順太, 岩切 大地, 大林 啓吾, 手
塚 崇聡
雑誌名
鹿児島大学教育学部教育実践研究紀要
巻
24
ページ
11-27
別言語のタイトル
Moot diet practice program : based on the act
for partial amendment to juvenile act (Act No.
23, 2014)
模擬 国会の実践 プ ログ ラム
ー 少 年 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律(平 成26年 法 律 第23号)を 素 材 に 一 横 大 道 聡[鹿 児 島大学教育学部(社 会科教育)]・ 岡 田 順 太[白 鵬 大 学 大 学 院 法 務 研 究 科] 岩 切 大 地[立 正 大 学 法 学 部]・ 大 林 啓 吾[千 葉大学大学院専 門法務研 究科] 手 塚 崇 聡[椙 山女学園大学現代マネジメント学部] Mootdietpracticeprogram:basedontheactforpartialamendmenttothejuvenileact(ActNo.23, 2014) YOKODAIDOSatoshi・OKADAJunta・IWAQUILLIDaichi・OBAYASHIKeigo・TEZUKATakatoshi キ ー ワ ー ド:模 擬 国 会 、 高 大 接 続 、 憲 法 教 育 、 立 法 過 程 、 能 動 的 学 修 1.は じめ に 大 学 等 で の 学 習 を想 定 し て 、 そ れ よ り も 若 干 難 易 筆 者 ら は 、 これ ま で 数 年 に わ た り、 大 学 に お け 度 を 上 げ て い る 。 る 法 学 ・憲 法 教 育 、 さ ら に は 人 権 教 育 を 実 りあ る 台 本 の 素 材 と した の は 、 「少 年 法 の 一 部 を 改 正 も の に す る た め に 、 高 大 接 続 の 教 育 の 必 要 性 ・重 す る 法 律 案 」 で あ る 。 同 法 律 案 は 、 平 成26年2 要 性 を 意 識 し な が ら 、 「模 擬 国 会 」 と い う ロ ー ル 月7日 に 衆 議 院 に 提 出 、 同 年3月18日 の 衆 議 院 プ レ イ 方 式 の 教 育 方 法 に 着 目 し て き た 。 そ し て 、 法 務 委 員 会 へ の 付 託 、 同28日 の 同 委 員 会 で の 可 そ れ を 大 学 の 授 業 に お い て 実 践 し 、 そ の 開 発 を 試 決 を 経 て 、 同 年4月1日 に 衆 議 院 本 会 議 で 可 決 。 み る と 同 時 に 、 模 擬 国 会 と い う 教 育 方 法 が 有 す る 翌 日、 参 議 院 法 務 委 員 会 に 付 託 さ れ 、 同10日 に 初 等 ・中 等 教 育 に お け る 意 義 も 明 らか に して 、 こ 可 決 、 そ して 参 議 院本 会 議 で 翌 日11日 に可 決 さ れ 、 の 方 法 を 用 い た 教 育 の 重 要 性 を 主 張 し て き た と こ 同18日 に 公 布 され た も の で あ る(平 成26年 法 律 ろ で あ る(後 掲 の 「資 料 」 参 照)。 第23号)。 台 本 の 作 成 に 当 た っ て は 、 参 議 院 の 会 しか し 、 模 擬 国 会 を 実 践 して み た い と い う 興 味 議 録 を用 い た 。 適 宜 、 加 除 修 正 を 加 え た が 、 現 実 関 心 が あ っ て も 、 実 際 に そ れ を 行 う た め に は 相 当 の 国 会 討 論 を ゆ が め る こ とな く再 現 さ せ た つ も り の 準 備 が 求 め られ る た め 、 な か な か 即 座 に 実 践 す で あ る 。 る こ と は 困 難 で あ る こ と も事 実 で あ る 。 模 擬 国 会 こ の 台 本 を 用 い た 模 擬 国 会 の 所 要 時 間 は 、 お お を 実 践 す る に は 、 参 議 院 が 実 施 し て い る 参 議 院 特 む ね30分 か ら40分 で あ る 。 工 夫 次 第 で 人 数 の 増 別 体 験 プ ロ グ ラ ム(http://www.sangiin.go.jp/Japanese減 は 可 能 で あ る が 、 さ し あ た り参 加 人 数 の 合 計 を /taiken/t」)rogram/t」)rogram.html)を 利 用 す る の が18名 と し て い る(必 要 最 小 人 数 、 す な わ ち 、 セ 最 も よ い 方 法 で あ る と考 え られ る が 、 参 議 院 ま で リ ブ の あ る 役 の 数 は13人 に 設 定)。 こ の 人 数 設 定 足 を 運 ば な け れ ば な ら な い と い う距 離 的 ・時 間 的 に し た の は 、 模 擬 国 会 に リ ア リ テ ィ を 持 た せ る た な 問 題 も あ り、 す べ て の 人 が 気 軽 に 利 用 で き る わ め に 必 要 で あ っ た こ と に加 え 、 グ ル ー プ ワ ー ク の け で は な い 。 適 正 人 数 で も あ り 、 大 学 の 演 習 ク ラ ス の だ い た い そ こ で 今 回 は 、 模 擬 国 会 で 用 い る モ デ ル ・プ ロ の 人 数 に も 近 い こ と な どが そ の 理 由 で あ る 。 グ ラ ム(台 本)を 作 成 す る こ と に し た 。 3.実 践 に 際 して の 留 意 点 2.台 本 につ い て こ こ で い く つ か 、 模 擬 国 会 を実 践 す る 際 に 留 意 模 擬 国 会 用 の 台 本 は 、 参 議 院 特 別 体 験 プ ロ グ ラ す べ き 事 項 を指 摘 して お き た い。 ム で も 数 種 類 の 模 擬 法 案 が 用 意 さ れ て い る が 第 一 に 、 模 擬 国 会 の 第 一 次 的 な 目 的 は 、 立 法 過 (http:〃www.sangiin.go.jp/Japanese/taiken/t」)rogram/程 の 理 解 ・把 握 に 置 か れ て い る 。 し た が っ て 、 そ mogi.html)、 我 々 が 作 成 し た も の は 、 高 等 学 校 や こで 行 わ れ る 議 論 内 容 の み に 目が 奪 わ れ る こ と のな い よ う に 適 宜 注 意 を 喚 起 す る 必 要 が あ ろ う 。 た 台 本 に書 か れ た 内 容 を 棒 読 み す る の で は な く、 実 だ し一 方 で 、 議 論 内 容 を 理 解 す る こ と に よ り、 基 際 に 国 会 議 員 に な り き っ て 発 言 さ せ る 、 と い う こ 礎 的 な 知 識 及 び 技 能 を 習 得 し、 さ ら に 相 手 方 を 説 と も 重 要 で あ る 。 そ し て 、 聴 衆 の 観 覧 に 耐 え う る 得 す る 表 現 力 や 技 術 を 養 う と い う教 育 効 果 も 重 要 「模 擬 」 を 実 践 さ せ る た め に も 、 事 前 に 台 本 内 容 で あ る 。 や 自 分 に 割 り振 ら れ た 役 割 を き ち ん と理 解 さ せ て 第 二 に 、 い き な り 事 前 学 習 も な く、 模 擬 国 会 の お く必 要 が あ る 。 ロ ー ル プ レイ を さ せ る よ り も、 立 法 過 程 に 関 して 最 後 に 、 模 擬 国 会 を 一 過 性 の イ ベ ン トと しな い あ る 程 度 の 事 前 学 習 を し て お い た ほ う が よ い と考 こ と で あ る 。 そ の た め に は 、 模 擬 国 会 を 授 業 等 の え られ る 。 教 師 が 説 明 し て も よ い が 、 簡 潔 か つ 要 な か に適 切 に 位 置 づ け る こ と が 肝 要 で あ る 。 特 に 点 を 押 さ え た も の と し て 、 参 議 院 ウ ェ ブ サ イ ト 本 台 本 を 高 等 学 校 の 授 業 で 用 い る 場 合 に は 、 学 習 (http:〃www.sangiin.go.jp/Japanese/aramashi/movie/in指 導 要 領 と の 関 連 を意 識 す る 必 要 が あ る。 さ ら に、 dex.html)か ら 閲 覧 で き る 映 像 資 料 が 便 利 で あ る 。 事 前 ・事 後 に 振 り返 り学 習 の 機 会 を確 保 す る こ と 第 三 に 、 今 回 用 意 し た 台 本 の よ う に 、 あ る 程 度 が 重 要 で あ る と考 え られ る 。 の 専 門 的 知 識 一 一 例 え ば 少 年 審 判 の基 本 的 な流 れ 、 付 添 人 、 虞 犯 少 年 な ど一 一 が 要 求 さ れ る 場 合 、 立4.お わ り に 法 過 程 に つ い て の 事 前 学 習 の み な らず 、 専 門 的 知 以 上 、 模 擬 国 会 の 実 践 に あ た っ て の 留 意 点 を 示 識 に 関 す る 事 前 学 習 も必 要 で あ り 、 そ れ が 欠 け て した 。 この 台 本 に よ り、 立 法 過 程 の 学 習 が 広 く 行 し ま う と 、 立 法 過 程 そ の も の の 理 解 も 進 ま な い と わ れ 、 多 く の 生 徒 、 学 生 が 立 法 過 程 の 重 要 性 を 理 考 え ら れ る 。 そ の 理 解 を 深 め る 資 料 と して 、 法 務 解 す る こ と に な れ ば と 願 う。 な お 、 次 ペ ー ジ に 資 省 ウ ェ ブ サ イ トに 掲 載 さ れ た 本 法 案 お よ び そ の 概 料 と して 、 関 連 す る我 々 の業 績 を挙 げ て お い た の で 、 要 説 明 を利 用 して も ら い た い(http://www.m(」.gojp適 宜 参 照 い た だ き た い。 /keiji1/keiji12_00085.htm1)。 本 取 組 み に 対 し て 、 忌'暉の な い ご 意 見 ご批 判 を 第 四 に、 体 験 学 習 に は 雰 囲 気 作 りも不 可 欠 で あ り、 賜 れ ば 幸 い で あ る 。
資 料 「高 大 接 続 の 憲 法 教 育 」 に 関 す る も の ① 横 大 道 聡 ・岩 切 大 地 ・大 林 啓 吾 ・手 塚 崇 聡 「高 大 接 続 の 憲 法 教 育 に 向 け て の 一 考 察 高 校 教 科 書 の 憲 法 学 に 関 す る 調 査 の 予 備 作 業 と し て 」 鹿 児 島 大 学 教 育 学 部 教 育 実 践 研 究 紀 要20号(2010年)1頁 。 ② 岩 切 大 地 ・大 林 啓 吾 ・横 大 道 聡 「高 校 政 経 教 科 書 か らみ る 憲 法 教 育 へ の 示 唆 高 大 接 続 の 憲 法 教 育 に 向 け て 」 立 正 大 学 法 制 研 究 所 研 究 年 報16号(2011年)3頁 。 ③ 岩 切 大 地 ・岡 田川頁太 ・大 林 啓 吾 ・横 大 道 聡 ・手 塚 崇 聡 「大 学 入 学 時 に お け る 憲 法 学 習 状 況 の 実 態 調 査 高 大 接 続 の 憲 法 教 育 に 向 け て 」 立 正 大 学 法 制 研 究 所 研 究 年 報19号(2014年)3頁 。 ④ 横 大 道 聡 ・岡 田 順 太 「高 等 学 校 『現 代 社 会 』 教 科 書 の 記 述 内 容 に 関 す る 一 考 察 憲 法 学 の 視 点 か ら」 教 科 書 フ ォ ー ラム12号(2014年)59頁 。 「模 擬 国 会 」 に 関 す る も の ① 岡 田 順 太 「模 擬 国 会 の す す め 立 法 政 策 論 の 実 践 的 構 築 の 試 み 」 総 合 政 策 論 集6巻1号(2007年) 133頁 。 ② 岡 田順 太 「模 範 議 会2010記 録 と資 料 」 白 鴎 大 学 論 集26巻1号(2011年)391頁 。 ③ 岡 田順 太 ・岩 切 大 地 ・大 林 啓 吾 ・横 大 道 聡 「模 範 議 会2011記 録 と 資 料 」 白 鴎 大 学 論 集27巻1号 (2012年)353頁 。 ④ 岡 田順 太 ・岩 切 大 地 ・大 林 啓 吾 ・横 大 道 聡 ・手 塚 崇 聡 「国 会 質 疑 の 技 法 模 範 議 会2012の 手 引 き 」 白 鴎 大 学 論 集27巻2号(2013年)255頁 。 ⑤ 岡 田 順 太 ・岩 切 大 地 ・大 林 啓 吾 ・横 大 道 聡 ・手 塚 崇 聡 「模 範 議 会2012記 録 と資 料 」 白 鴎 大 学 論 集28巻1号(2013年)377頁 。 ⑥ 横 大 道 聡 ・岡 田川頁太 ・岩 切 大 地 ・大 林 啓 吾 ・手 塚 崇 聡 「模 擬 国 会 の 教 育 的 意 義 初 等 ・中 等 教 育 に お け る 実 践 を 中 心 に 」 鹿 児 島 大 学 教 育 学 部 教 育 実 践 研 究 紀 要23巻(2014年)1頁 。 ⑦ 手 塚 崇 聡 ・岡 田順 太 ・岩 切 大 地 ・大 林 啓 吾 ・横 大 道 聡 「模 擬 国 会 を 通 じ た 『能 動 的 法 学 学 修 』 の 試 み シ ン ポ ジ ウ ム の 報 告 」 現 代 マ ネ ジ メ ン ト学 部 紀 要(椙 山 女 学 園 大 学)11巻(2014年)43頁 。 ⑧ 岡 田 順 太 ・横 大 道 聡 「法 学 教 育 に お け る 能 動 的 学 修 プ ロ グ ラ ム の 開 発 模 擬 国 会 を 用 い た 臨 床 法 学 教 育 の 試 み 」 平 成25年 度 文 教 協 会 調 査 研 究 助 成 金 対 象 事 業 研 究 報 告 書(2014年)。 http://web.sfc.keio.ac.jp/junta/pub/gikai/140825reportOl.pdf そ の 他 、 法 学 ・憲 法 教 育 に 関 連 す る も の ① 大 林 啓 吾 ・岩 切 大 地 ・横 大 道 聡 「大 学 教 育 に お け る メ デ ィ ア ・リテ ラ シ ー 法 学 教 育 にお け る 情 報 使 用 を め ぐ る諸 問 題 」 帝 京 大 学 情 報 処 理 セ ン タ ー 年 報11号(2009年)75頁 。 ② 大 林 啓 吾 ・岡 田順 太 ・岩 切 大 地 ・横 大 道 聡 「法 学 教 育 に お け る模 擬 裁 判 の 実 践 漫 画 規 制 を通 し て 憲 法 問 題 を 考 え る 」 帝 京 大 学 情 報 処 理 セ ン タ ー 年 報14号(2012年)65頁 。 ③ 岡 田順 太 「法 学 の 立 場 か ら考 え る 『臨 床 』」 日本 臨 床 政 治 学 会 ニ ュー ズ ・レ タ ー8号(2012年)7頁 。
模 擬 国 会 用 ・座 席 配 置 図 案 模 擬委員会 配置図案 黒板 法務委 員長 政府参考人 政府参考人 最高裁判所(CC)法 務大臣 法務副大臣 法務大臣 …)(… 半懸 響(教 卓)…)(… 政務官 (G4)(G3) 発 言 者 委 員 委 員 委 員 席 委 員 委 員 委 員 (M9)II(M7)II(M5)IIII(M3)II(M2)II(Ml) 委 員 委 員 委 員 委 員 (M10)(M8)(M6)(M4) 参 議 院本 会 議 配 置 図 案 黒 板 参 議 院議 長 (教 卓)法 務大臣 (G1) 演 壇 (通常の机でも可) 圭圭ロ 壬堂口 妻堂口 壬並口 圭堂 ロ 壬堂口 峨 貝 峨 貝 口我貝 峨 貝 峨 貝 峨 貝 (M9)II(M7)II(M5)II(M3)II(M2)II(M1) 議 員 議 員 議 員 議 員 (M10)(M8)(M6)(M4)
参議院法 務委員会(模 擬委員会)
【役 割 】 委 員 長(CC)・ 委 員(M1∼M10)・ 法 務 大 臣(G1)・ 法 務 副 大 臣(G2)・ 法 務 大 臣 政 務 官(G3)・ 最 高 裁 判 所 事 務 総 局 家 庭 局 長(G4)・ 政 府 参 考 人(G5∼G6) (※合 計17名(発 言 者 は12名)) 【議 案 】 少 年 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案(内 閣 提 出 、 衆 議 院 送 付) 【会 派 】 会 派1自 由立 憲 党(M1∼4)与 党 会 派2民 主 国 民 党(M5∼7)野 党 会 派3社 会 労 働 党(M8∼10)野 党 事 項 発 言 者 内 容 委 員 長 挨 拶 委 員 長 た だ い ま か ら法 務 委 員 会 を 開会 い た し ま す 。 〔委 員 長 、 起 立 〕 いち ごん こ の 際 、 一 言 、 ご挨 拶 申 し上 げ ま す 。 こ の 度 、 法 務 委 員 長 に 選 任 さ れ ま し た 〔CC〕 で ご ざ い ま す 。 委 員 会 の 公 正 か つ 円 満 な 運 営 に 努 め 、 そ の 重 責 を果 た して ま い りた い と存 じ ま す 。 皆 様 方 の ご指 導 と ご協 力 を賜 りま す よ う 、 よ ろ し くお 願 い 申 し 上 げ ま す 。 〔M1∼M10、 拍 手 。〕 〔委 員 長 、 着 席 。〕 政 府 参 考 人 委 員 長 政 府 参 考 人 の 出 席 要 求 に 関 す る 件 に つ い て お 諮 り い た し ま す 。 出 席 要 求 に 少 年 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 の 審 査 の た め 、 本 日の 委 員 会 に 、 関 す る件 警 察 庁 生 活 安 全 局 長 〔G5〕 君 及 び 、 法 務 省 刑 事 局 長 〔G6〕 君 を 政 府 参 考 人 と して 出 席 を 求 め 、 そ の 説 明 を 聴 取 す る こ と に ご異 議 あ り ま せ ん か 。 〔M1∼M10、 「異 議 な し 」 と 呼 ぶ 。〕 ご 異 議 な い と認 め 、 さ よ う決 定 い た し ま す 。 趣 旨 説 明 委 員 長 少 年 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 を 議 題 と い た し ま す 。 政 府 か ら趣 旨 説 明 を聴 取 い た し ま す 。 〔G1、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G1(姓 の み)〕 法 務 大 臣 」 と呼 ぶ 。〕 法 務 大 臣 た だ い ま 議 題 と な り ま した 、 少 年 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 に つ き ま して 、 (G1)そ の 趣 旨 を 御 説 明 い た し ま す 。 少 年 審 判 に お い て 適 正 な 事 実 認 定 が 行 わ れ る 必 要 が あ り、 ま た 非 行 事 実 の存 否 が 的 確 に 判 断 さ れ 、 そ れ に 対 す る 適 切 な 処 遇 が 決 定 され る 必 要 が あ り ま す 。 ま た 少 年 の 刑 事 裁 判 で は 、 適 切 な 科 刑 が 必 要 で あ り ま す が 、 現 行 法 の 科 刑 の 範 囲 で は 適 切 に そ れ を 行 う こ とが 困 難 な 事 案 が あ る と指 摘 さ れ て お り ま す 。 そ こ で 、 こ の 法 律 案 は 、 少 年 審 判 の 適 正 化 と充 実 化 、 ま た 少 年 の 刑 事 裁 判 に お け る 科 刑 の 適 正 化 を 図 る た め 、 少 年 法 を 改 正 しよ う と す る も の で あ り ま す 。 そ の 内 容 の概 要 に つ き ま して は 、 副 大 臣 よ り ご 説 明 申 し 上 げ ま す 。 〔G2、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G2(姓 の み)〕 法 務 副 大 臣 」 と 呼 ぶ 。〕法 務 副 大 次 に こ の 法 律 案 の 内容 に つ い て ご 説 明 い た し ま す 。 臣 第 一 に 、 少 年 審 判 手 続 に お い て 、 弁 護 士 と 検 察 官 が 関 与 で き る 事 件 の 範 囲 を 、 (G2)死 刑 又 は 無 期 若 し くは 長 期3年 を超 え る 懲 役 若 し く は 禁 鋼 に 当 た る 罪 に拡 大 す る も の と して お りま す 。 第 二 に 、 刑 事 裁 判 に お け る 科 刑 の 適 正 化 を 図 る た め に 、 少 年 に 適 用 さ れ る 不 定 期 刑 の 規 定 の 上 限 を5年 引 き 上 げ 、 長 期 の 上 限 を15年 、 短 期 の 上 限 を10年 とす る な ど の 整 備 を す る と と も に 、18歳 未 満 に 対 して 無 期 刑 を 緩 和 して 有 期 刑 に す る と い う 現 行 規 定 に つ い て も 、 そ の 有 期 刑 を20年 の 範 囲 内 で 言 い 渡 す こ とが で き る も の と して お りま す 。 こ の ほ か 、 所 要 の 規 定 の 整 備 を行 う こ と と し て お り ま す 。 以 上 が 本 法 律 案 の 内 容 で あ り ます 。 何 卒 慎 重 に ご審 議 の 上 、 速 や か に ご賛 同 賜 らん こ と を お 願 い い た し ま す 。 質 疑 ① 委 員 長 こ れ よ り質 疑 に 入 りま す 。 質 疑 の あ る方 は 、 順 次 ご発 言 願 い ま す 。 〔M1、 発 言 者 席 に 座 り、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、rM1君 」 と 呼 ぶ 。〕 〔M2∼M4、 拍 手 〕 委 員 自 由 立 憲 党 の 〔M1〕 で す 。 早 速 、 質 問 に入 らせ て い た だ き ま す 。 (M1)少 年 法 で は 、 少 年 が 罪 を 犯 し て 処 分 さ れ る 場 合 の 量 刑 は 成 人 よ り も 軽 くな っ て い ま す が 、 そ の 理 由 を お 聞 か せ く だ さ い 。 〔G1、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G1(姓 の み)〕 法 務 大 臣 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 大 臣 少 年 は 、 一 般 的 に 心 身 が 未 成 熟 で あ り、 ま た 人 格 形 成 過 程 に あ る こ と か ら 可 (G1)塑 性 に 富 ん で お り 、 悪 に 染 ま りや す い 反 面 、 教 育 に よ る 改 善 更 生 の 効 果 が 、 成 人 よ り期 待 さ れ る と い う特 性 を 持 っ て い る た め 、 現 行 法 で は 成 人 よ り も教 育 を 重 視 した 、 ま た 成 人 よ り も 緩 和 さ れ た 刑 を 科 して い る も の と考 え られ ます 。 〔M1、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 〕。 〔委 員 長 、 「M1君 」 と 呼 ぶ 〕。 委 員 罪 に 見 合 う刑 と い う の は 非 常 に難 し い 問 題 だ と思 い ま す が 、 今 回 の 改 正 で 上 (M1)限 が 引 き 上 げ られ る こ と に よ っ て 、 少 年 に よ っ て は 社 会 で 暮 ら し た 時 間 よ り も 服 役 中 の 時 間 が 長 くな っ て し ま い 、 心 身 の 成 長 著 し い 時 期 に社 会 か ら隔 離 さ れ れ ば 、 逆 に 再 犯 の 可 能 性 が 高 くな っ て し ま う こ と は な い で し ょ う か 。 ご認 識 を お 聞 か せ い た だ き た い と思 い ます 。 〔G3、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G3(姓 の み)〕 法 務 大 臣 政 務 官 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 大 臣 お 答 え い た し ます 。 少 年 受 刑 者 に 対 して は 教 育 的 働 き か け が 行 わ れ て 、 社 会 政 務 官 復 帰 す る プ ロ グ ラ ム が 用 意 さ れ た り、 更 生 の た め の 処 遇 の 努 力 が な さ れ て い ま (G3)す 。 そ の た め 、 長 期 受 刑 に よ っ て 少 年 の 健 全 育 成 が 害 さ れ 、 社 会 復 帰 が 困 難 と な り、 再 犯 が 増 え る と い う ご懸 念 は 必 ず し も 当 た らな い の で は な い か と思 い ま す 。 〔M1、 「終 わ り ま す 」 と 述 べ 、 退 席 。〕 〔M2∼M4、 拍 手 〕 質 疑 ② 委 員 長 以 上 で 、 〔M1〕 君 の 質 疑 は 終 了 い た し ま し た 。
〔M2、 発 言 者 席 に 座 る 。〕 次 に 〔M2〕 君 。 〔M2、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M2君 」 と 呼 ぶ 。〕 〔M1・M3・M4、 拍 手 。〕 委 員 自 由 立 憲 党 の 〔M2〕 で す 。 今 回 の 少 年 法 改 正 案 で は 、 刑 事 裁 判 だ (M2)け で な く 少 年 審 判 で も 制 度 の 変 更 が な さ れ て い ます が 、 な ぜ 少 年 審 判 の 段 階 か つきそいにん ら弁 護 士 で あ る 国 選 付 添 人 が 必 要 な の で し ょ う か 。 〔G3、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G3〕 大 臣 政 務 官 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 大 臣 少 年 審 判 は 再 犯 を 抑 え て 更 生 させ 、 社 会 復 帰 させ る こ と が 一 番 の ポ イ ン トで 政 務 官 あ りま す が 、 審 判 官 と 少 年 とが 一 対 一 で 話 を す る ケ ー ス で は 、 非 常 に 圧 迫 感 が (G3)あ る こ と が 想 定 され ます 。 そ の 一 方 で 、 国 選 付 添 人 と検 察 官 が 審 判 官 を含 め て 話 を す る 中 で 、 少 年 の 将 来 の こ と を 話 す 環 境 づ く り を して い く必 要 が あ る と い う背 景 か ら 、 こ の 法 律 を 作 らせ て い た だ い た わ け で あ り ま す 。 加 え て 、 国 選 付 添 人 に つ い て は 少 年 側 の 立 場 か ら主 張 や 立 証 を 尽 く す 活 動 を 行 う の み な らず 、 将 来 を 考 え て 環 境 調 整 を 行 う こ と が 期 待 さ れ て い る わ け で あ り ま す 。 こ れ ら の こ と か ら、 少 年 に よ る 再 犯 、 再 非 行 防 止 に つ な が る こ と を 私 ど も で は 期 待 し て い る と こ ろ で あ りま す 。 〔M2、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M2君 。」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 よ く理 解 で き ま し た 。 た だ な ぜ す べ て の 事 件 に 拡 大 し な か っ た の で し ょ うか 。 (M2)そ う した 限 定 を さ れ た 理 由 は ど う い っ た と こ ろ に あ る の で し ょ うか 。 〔G3、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G3〕 大 臣 政 務 官 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 大 臣 お 答 え し ま す 。 現 行 で は 国 選 付 添 人 制 度 の 対 象 とな っ て い な い事 件 に は 、 複 政 務 官 雑 な 事 案 や 過 失 の 認 定 が 難 し い 事 案 な どが 含 ま れ て い ま す 。 そ の こ と か ら、 証 (G3)拠 の 収 集 や 適 正 な 事 実 認 定 を 行 う な ど の た め に 、 国 費 に よ っ て 弁 護 士 で あ る 付 添 人 を 少 年 審 判 に 関 与 さ せ る こ と が 適 当 な 場 合 が あ る た め 、 対 象 事 件 の 拡 大 を さ せ て い た だ い て お りま す 。 そ の 一 方 で 、 そ の 拡 大 に 当 た っ て は 予 算 措 置 が 伴 い ま す の で 、 国 民 の 理 解 と 納 得 を得 ら れ る で あ ろ う と 考 え ら れ る対 象 事 件 の 範 囲 と して 、 今 回 の事 件 ま で に 拡 大 し た も の で ご ざ い ま す 。 〔M2、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、rM2君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 今 回 の 改 正 案 で は 、 付 添 人 制 度 の 対 象 拡 大 だ け で は な く 、 少 年 審 判 に検 察 官 (M2)が 関 与 す る対 象 の 事 件 の 拡 大 も 盛 り込 ま れ て い ます 。 付 添 人 と併 せ て 検 察 官 関 与 制 度 の 対 象 事 件 を 拡 大 し た 理 由 に つ い て お 聞 か せ く だ さ い 。 〔G6、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「法 務 省 〔G6(姓 の み)〕 刑 事 局 長 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 省 刑 ま ず 検 察 官 関 与 制 度 で す が 、 これ は 平 成12年 の 改 正 で 導 入 され た も の で す 。 事 局 長 審 判 が 裁 判 官 と 少 年 側 の 者 の み が 関 与 す る 手 続 き で 行 わ れ る こ と に つ い て 、 裁 (G6)判 官 と少 年 側 が 対 峙 す る 状 況 が あ り得 る こ とや 、 被 害 者 か ら見 れ ば 少 年 側 の言
い 分 だ け が 聞 か れ て い る の で は な い か と い う不 信 の 念 が み ら れ た こ と か ら、 国 民 の 信 頼 の 確 保 と事 実 認 定 の 一 層 の 適 正 化 の た め に 、 付 添 人 制 度 と 同 時 に 設 け られ ま し た 。 こ の た び の よ う に 、 付 添 人 の 対 象 事 件 を 拡 大 さ せ ま す と 、 個 別 の 事 件 で 検 察 官 が 関 与 で き な い こ と に な る 可 能 性 が あ る た め 、 検 察 官 関 与 制 度 の 対 象 事 件 も拡 大 す る こ と と い た し ま した 。 〔M2、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、rM2君 」 と 呼 ぶ 〕 委 員 ど う も あ りが と う ご ざ い ま し た 。 終 わ り ま す 。 (M2)〔M1・M3・M4、 拍 手 〕 〔M2、 退 席 。〕 質 疑 ③ 委 員 長 以 上 で 、 〔M2〕 君 の 質 疑 は 終 了 い た し ま し た 。 〔M5、 発 言 者 席 に 座 る 。〕 次 に 〔M5〕 君 。 〔M5、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、rM5君 」 と 呼 ぶ 。〕 〔M6・M7、 拍 手 〕 委 員 民 主 国 民 党 の 〔M5〕 で す 。 国 選 付 添 人 の 範 囲 を 広 げ る こ と に は (M5)賛 成 な ん で す が 、 そ れ と抱 き 合 わ せ で 、 検 察 官 関 与 の 拡 大 、 あ る い は 刑 の い わ ゆ る 厳 罰 化 と い う 内 容 に は 、 全 部 賛 成 と は い か な い の が 立 場 で あ り ま す 。 上 限 を 上 げ る と い う こ と は 、 結 局 、 少 年 の 刑 の 科 刑 が 成 人 科 刑 と の 比 較 で 、 全 体 が 底 上 げ さ れ る じ ゃ な い か 、 つ ま り厳 罰 化 に な る ん じ ゃ な い で し ょ う か 。 〔G2、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G2(姓 の み)〕 法 務 副 大 臣 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 副 大 無 期 刑 の 後 は10年 で あ る と い う の は 、 い か に も 乖 離 が あ り過 ぎ る と い う こ 臣 とで 、 裁 判 実 務 の 面 で もそ う い っ た 批 判 が あ り ま し た の で 、 今 回 は そ の 間 を 、 (G2)今 の よ う な 間 を 埋 め よ う と い う こ と が 主 た る 考 え で ご ざ い ま して 、 全 体 を 重 く しよ う と考 え て い る わ け で は あ り ま せ ん 。 〔M5、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M5君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 刑 の 間 を 埋 め る と い う こ と だ け で な くて 、 今 回 、 無 期 懲 役 で 処 断 す る と き に 、 (M5)こ れ を 有 期 刑 にす る と き に は 、 これ ま で 最 長15年 だ っ た も の を20年 に 引 き 上 げ る わ け で す ね 。 これ は も う明 らか に 厳 罰 化 じ ゃ な い ん で し ょ うか 。 〔G2、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G2(姓 の み)〕 法 務 副 大 臣 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 副 大 い や 、 そ こ は 必 ず し も私 は そ の よ う に は 考 え て お りま せ ん 。 臣 〔M5、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 (G2)〔 委 員 長 、 「M5君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 あ ま り言 葉 の や り取 り を して も し ょ うが な い の で 、 そ も そ も 刑 を 引 き 上 げ る (M5)だ け の 必 要 性 が 今 あ る の か と い う点 に つ い て 、 指 摘 させ て い た だ き ま す 。 警 察 庁 に お 訪 ね す る の で す が 、 殺 人 、 強 盗 、 放 火 、 強 姦 を含 め て 凶 悪 犯 の 状 況 に つ い て ご 説 明 い た だ け ま す で し ょ う か 。 〔G5、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕
〔委 員 長 、 「警 察 庁 〔G5(姓 の み)〕 生 活 安 全 局 長 。」 と呼 ぶ 。〕 警 察 庁 生 お 答 え い た し ま す 。 刑 法 犯 で 検 挙 され ま した14歳 以 上 の 少 年 の 検 挙 人 員 は 、 活 安 全 局20年 前 の 平 成6年 に は13万1268人 、 そ の 後10年 間 若 干 の 増 減 を経 て 、 平 成 長16年 以 降 は10年 連 続 で 減 少 し て お り、 平 成25年 は5万6469人 と 、20年 前 (G5)の 半 数 以 下 に ま で 減 少 し て お り ま す 。 凶 悪 犯 あ る い は 粗 暴 犯 全 体 の検 挙 人 員 も 、 20年 前 に 比 べ ま す とお お む ね 半 減 し て お り ます け れ ど も、 最 近 で は減 少 基 調 に 下 げ 止 ま りが 見 られ 、 特 に 殺 人 に 関 し ま し て は 、 こ の10年 間 を 見 ま して も ほ ぼ 横 ば い の 状 況 が 続 い て い る と い う よ う な 状 況 で ご ざ い ま す 。 〔M5、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M5君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 こ う い う ふ う に少 年 に よ る 非 行 や 犯 罪 が 減 少 し て い る と い う状 況 の 中 で 、 少 (M5)年 の 刑 を 引 き 上 げ る 必 要 性 が あ っ た の か な と 、 む し ろ な い か 、 乏 し い の で は な い か と思 う の で す が 、 ど う で し ょ う か 。 〔G6、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「法 務 省 〔G6(姓 の み)〕 刑 事 局 長 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 省 刑 今 回 の 改 正 自体 は 、 少 年 犯 罪 の 凶 悪 化 や 犯 罪 の 増 加 に 対 処 す る た め の も の で 事 局 長 は あ り ま せ ん 。 今 回 の 改 正 に つ き ま し て は 、 これ ま で の 運 用 状 況 の 中 で 支 障 が (G6)あ る 部 分 や 適 正 な 量 刑 を す る こ と が で き な い と こ ろ を 是 正 す る た め に 、 上 限 の 引 き 上 げ を し て い る わ け で ご ざ い ま す 。 〔M5、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M5君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 や は り、 少 年 を非 行 に 走 らせ る 前 に 、 そ う した こ と が な い よ う に と い う こ と (M5)が 一 番 だ と い う ふ う に思 い ま す 。 先 ほ ど警 察 庁 に お 尋 ね し ま した 、 少 年 の 犯 罪 が 減 っ て い る と い う こ とで あ り ます が 、 更 に この 少 年 の 非 行 を 減 少 さ せ る と い う こ と に つ い て 、 取 組 状 況 あ る い は 今 後 の 方 針 に つ い て 御 説 明 を お 願 い い た し ま す 。 〔G5、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「警 察 庁 〔G5(姓 の み)〕 生 活 安 全 局 長 。」 と呼 ぶ 。〕 警 察 庁 生 お 答 え い た し ます 。 私 ど も、 少 年 非 行 の 要 因 と い た し ま し て 、 少 年 自 身 の規 活 安 全 局 範 意 識 の 低 さ や コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 不 足 な ど が 考 え られ 、 そ れ を 助 長 す る 要 因 長 と し て 、 家 庭 や 地 域 社 会 の 教 育 機 能 の低 下 や 、 少 年 が 孤 立 し 、 疎 外 感 を抱 い て (G5)い る 現 状 が あ る と い う ふ う に 考 え て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 そ こで 、 警 察 に お き ま し て は 、 少 年 の 規 範 意 識 の 向 上 と社 会 と の き ず な の 強 化 を 図 る た め 、 問 題 を 抱 え た 少 年 等 に 対 して 指 導 、 助 言 を 行 っ た り 、 少 年 警 察 ボ ラ ンテ ィ ア や 関 係 機 関 等 と協 働 し 、 社 会 奉 仕 体 験 活 動 や 農 業 体 験 活 動 等 へ の 参 加 促 進 、 あ る い は 就 学 、 就 労 等 の 支 援 を 行 う、 少 年 に 手 を 差 し 伸 べ る 立 ち 直 り支 援 活 動 を 推 進 して お り ま す ほ か 、 低 年 齢 少 年 や そ の保 護 者 を 対 象 と し た 非 行 防 止 教 室 を 開催 す る な ど 、 非 行 少 年 を 生 ま な い 社 会 づ く りを 全 国 警 察 を 挙 げ て 推 進 を し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 こ の 結 果 、 非 行 を 繰 り返 し、 不 登 校 で あ り ま し た 中 学 生 が 、 将 来 の 目標 を 持 ち 、 在 籍 す る 中 学 校 に登 校 す る よ う に な り、 希 望 す る 専 門 学 校 へ の 合 格 を 果 た した な ど の 成 果 が 見 ら れ る と ころ で あ り、 今 後 と も こ の よ う な 取 組 を 進 め て ま
い りた い と い うふ う に考 え て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 〔M5、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M5君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 是 非 し っ か り取 り組 ん で い た だ き た い と思 い ま す 。 終 わ り ます 。 (M5)〔M6・M7、 拍 手 。〕 〔M5、 退 席 。〕 質 疑 ④ 委 員 長 以 上 で 、 〔M5〕 君 の 質 疑 は 終 了 い た し ま し た 。 〔M8、 発 言 者 席 に 座 る 。〕 次 に 〔M8〕 君 。 〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M8君 。」 と 呼 ぶ 〕 〔M9・M10、 拍 手 〕 委 員 社 会 労 働 党 の 〔M8〕 で す 。 大 臣 、 今 回 、 国 選 付 添 人 の 対 象 (M8)事 件 を 拡 大 す る と い う こ と に 当 た っ て 、 国 選 付 添 人 に ど の よ うな 役 割 を期 待 さ れ る か 、 そ の 点 を お 尋 ね し た い と思 い ます 。 〔G1、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G1(姓 の み)〕 法 務 大 臣 。」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 大 臣 国 選 付 添 人 に は 、 非 行 事 実 の 認 定 手 続 き に お い て 少 年 側 の 立 場 か ら主 張 や 立 (G1)証 を 尽 く す 活 動 を期 待 す る こ と が で き ま す 。 ま た 少 年 の 既 往 先 や 就 労 先 の 確 保 と言 っ た 環 境 調 整 活 動 が 期 待 で き ま す 。 そ れ か ら 、 被 害 弁 償 等 に 向 け た 活 動 も 期 待 さ れ て い る と こ ろ で ご ざ い ます 。 こ う い う 役 割 は 改 正 前 後 で 変 わ る と こ ろ は な い と考 え て お り ます 。 〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、rM8君 。」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 大 臣 か ら お 話 の あ っ た 役 割 か らす れ ば 、 重 大 事 件 に 限 らず に 身 柄 を 拘 束 さ れ (M8)た 全 事 件 に 付 け られ る の が 一 番 良 い か も し れ ま せ ん 。 捜 査 段 階 で 逮 捕 、 勾 留 さ れ て い た こ と、 被 疑 者 国 選 弁 護 人 が 選 任 さ れ て い て 国 選 付 添 人 へ の 選 任 を 求 め て い る こ と と い っ た 事 情 を 考 慮 に 入 れ た 方 が 制 度 の 趣 旨 に 沿 う と思 うの で す が 、 家 庭 局 長 、 い か が で し ょ う か 。 〔G4、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「最 高 裁 判 所 〔G4(姓 の み)〕 家 庭 局 長 」 と 呼 ぶ 。〕 最 高 裁 判 最 終 的 に は 、 あ く ま で 法 文 上 に あ りま す よ う に 、 事 案 の 内 容 、 保 護 者 の 有 無 所 家 庭 局 そ の 他 の 事 情 を 考 慮 し 、 総 合 的 に判 断 す る 、 そ し て 個 別 の 事 案 に お い て 判 断 す 長 る も の と考 え て お り ます 。 (G4)〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M8君 」 と 呼 ぶ 。〕 日弁 連 の 努 力 も積 み 重 ね られ て 、 少 年 審 判 で 多 く の 付 添 人 が つ け られ て い る 委 員 と い う 、 そ う い う到 達 を つ く りだ して き て い る と思 う ん で す ね 。 別 の 角 度 で お (M8)伺 い し ま す が 、 裁 判 官 の 判 断 が 予 算 の残 高 と い っ た 財 政 的 理 由 で 左 右 さ れ る こ とな ど考 え ら れ な い と思 い ま す が 、 い か が で す か 。 〔G4、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「最 高 裁 判 所 〔G4(姓 の み)〕 家 庭 局 長 」 と 呼 ぶ 。〕
最 高 裁 判 お 答 え し ま す 。 国 選 付 添 人 の 選 任 の判 断 は 、 個 別 の 事 案 に お け る 裁 判 官 の 判 所 家 庭 局 断 事 項 で は ご ざ い ま す が 、 予 算 の 残 高 な ど の 財 政 的 な 事 情 は 考 慮 要 素 に な っ て 長 い な い と い う ふ う に 承 知 し て お り ま す 。 (G4)〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M8君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 大 臣 、 実 際 の 運 用 で 予 算 が 不 足 して くれ ば 、 も ち ろ ん 必 要 な 手 当 て が な さ れ (M8)る も の と 思 い ま す が 、 い か が で す か 。 〔G1、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G1(姓 の み)〕 法 務 大 臣 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 大 臣 平 成26年 度 予 算 で 国 選 付 添 事 業 経 費 に つ い て は 、 約5億6900万 を 確 保 し て (G1)い る わ け で す が 、 昨 年 度 よ り も 増 加 し て い る の で 、 こ れ で 十 分 対 応 で き 、 委 員 の お っ し ゃ る よ うな ご懸 念 は 当 た らな い ん じ ゃ な い か と思 い ま す 。 た だ 万 が 一 そ う い う 事 態 に 陥 っ た 場 合 は 、 必 要 な 予 算 上 の 手 当 て に つ い て 適 切 に 対 処 し な け れ ば な らな い と 思 い ま す 。 〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、rM8君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 次 に 、 更 な る 対 象 事 件 の拡 大 に つ い て お 尋 ね し た い と思 う の で す が 、 今 回 の
(M8)法
案 で は対 象外 とな っ て います が 、国選 付 添人 制度 を虞駈 少 年 に も拡 大す る こ
と を 目指 す べ き で は な い で す か 。 〔G2、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G2(姓 の み)〕 法 務 副 大 臣 」 と呼 ぶ 。〕 法 務 副 大 虞 犯 事 件 自体 は 、 罪 を 犯 した 少 年 と 比 較 し て 、 社 会 的 に 重 要 で あ る 、 ま た は 臣 重 要 な 事 件 で あ る と ま で 言 え ず 、 身 柄 を 拘 束 さ れ る こ と も な い と い う 状 況 で ご (G2)ざ い ま す 。 家 裁 送 致 後 に 観 護 措 置 を と られ た 少 年 の 虞 犯 事 件 に つ い て ま で 、 そ の 範 囲 を拡 大 す べ き 必 要 性 は 、 ま だ 明 ら か で は な い と考 え て お り ま す 。 〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M8君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 い ま だ 明 らか で は な い と い う の は ど うか な と 思 い ま す ね 。 国 連 子 ど も の 権 利 (M8)委 員 会 か ら、2000年 の 法 改 定 以 降3回 の 勧 告 が な さ れ て い る の は ご存 知 か と 思 い ま す が 、 総 括 所 見 で 、 少 年 司 法 が い ま だ 条 約 の 原 則 及 び 規 定 と適 合 して い な い と厳 し く指 摘 さ れ て い る わ け で す 。 私 は 虞 犯 へ の 対 象 拡 大 や 身 柄 拘 束 を 受 け て い る 少 年 す べ て に 国 の 責 任 で 付 添 人 を 付 し て い く 、 こ う した 方 向 が 国 連 子 ど も の 権 利 条 約 に 沿 う の で は な い か と思 うん で す が 、 大 臣 は い か が で す か 。 〔G3、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G3(姓 の み)〕 法 務 大 臣 政 務 官 。」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 大 臣 国 連 の 児 童 の権 利 条 約 の解 釈 に つ い て は 外 務 省 の 所 管 事 項 で ご ざ い ます の で 政 務 官 余 り踏 み 込 ん だ こ と は 申 し ま せ ん が 、 全 て の 少 年 事 件 に 付 添 人 を 付 す こ と を 義 (G3)務 付 け る こ と ま で 求 め て い る と い う ふ う に は 理 解 して お りま せ ん 。 〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M8君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 義 務 付 け る か ど う か は 別 と し て 、 そ う し た 法 的 援 助 を 提 供 す る こ と と い う勧 (M8)告 の 意 味 を も っ と政 府 部 内 で も 国 会 で も深 め 、 議 論 を して い く必 要 が あ る と 思うん で す ね 。 子 ど も の 権 利 委 員 会 の 勧 告 の な か に は 、 法 に 抵 触 し た 子 ど も に 認 め られ て い る 手 続 的 保 障 が 制 度 的 に 実 施 さ れ て い な い た め 、 特 に 自 白 の 強 要 及 び 不 法 な 捜 査 実 務 が 行 わ れ て い る と い う指 摘 が あ り ま す 。 家 庭 局 長 、 い か が で し ょ うか 。 〔G4、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「最 高 裁 判 所 〔G4(姓 の み)〕 家 庭 局 長 」 と 呼 ぶ 。〕 最 高 裁 判 少 年 審 判 を 担 当 す る 裁 判 官 に お い て 適 正 な 審 理 を 行 う と い う こ と は も ち ろ ん 所 家 庭 局 で ご ざ い ま す が 、 個 々 具 体 的 な 事 件 に お け る 裁 判 官 の 審 判 指 揮 に 関 わ る 問 題 で 長 ご ざ い ま す の で 、 事 務 当 局 の 立 場 と して 、 コ メ ン トは 控 え た い と思 い ます 。 (G4)〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M8君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 家 庭 局 長 の 法 曹 と し て の 認 識 も是 非 御 答 弁 い た だ き た い と思 うん で す ね 。 (M8)そ う し た 少 年 審 判 の 構 造 を 変 え な い 前 提 で 、 検 察 官 を 出 席 さ せ る 裁 判 官 の 決 定 に つ い て は 、 非 行 事 実 を 認 定 す る た め の 審 判 の 手 続 き に 、 検 察 官 が 関 与 す る 必 要 が あ る と裁 判 官 が 認 め た と き に で き る と さ れ て お り ま す 。 た だ 、 非 行 事 実 に 争 い が あ る と い う 場 合 な ん で す が 、 こ の 非 行 事 実 の 争 い と い っ て も 様 々 な ん で す よ ね 。 と りわ け 犯 罪 の 成 立 そ の も の に は 重 大 な 影 響 を 及 ぼ さ な い よ うな 場 合 、 言 わ ば構 成 要 件 の 主 要 な 事 実 に は 争 い が な い場 合 、 検 察 官 の 関 与 の 裁 判 所 に と っ て の 必 要 性 は な い ん じ ゃ な い ん で す か 、 局 長 。 〔G4、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「最 高 裁 判 所 〔G4(姓 の み)〕 家 庭 局 長 」 と 呼 ぶ 。〕 最 高 裁 判 検 察 官 関 与 を させ る か ど うか は 個 別 の 事 案 に お け る 裁 判 官 の 判 断 事 項 で は こ 所 家 庭 局 ざ い ま す が 、 法 律 の 要 件 に 照 ら し 、 必 要 と 判 断 し た 場 合 に 検 察 官 を 関 与 さ せ て 長 お り、 全 て の 否 認 事 件 に 検 察 官 を 関 与 さ せ て い る わ け で は な い と 承 知 し て お り (G4)ま す 。 〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M8君 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 審 判 で 自 白 の 任 意 性 や 信 用 性 が な い の で は な い か と い う こ とが 問 題 と な っ て (M8)い る と き に 、 そ の 自 白 調 書 を 作 成 した 検 事 が 審 判 廷 に 在 廷 す る と い う こ と 自体 が 、 少 年 を 萎 縮 させ 、 審 判 廷 の 真 摯 な 対 話 を 壊 す と と も に 、 裁 判 所 の 適 正 な 事 実 認 定 を 阻 害 す る と 、 そ う い う こ と に な る ん じ ゃ な い で す か 。 私 は 、 運 用 と し て で も 、 少 な く と も 捜 査 検 事 の 関 与 は 認 め て は な らな い の で は な い か と思 い ま す が 、 い か が で す 。 〔G4、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「最 高 裁 判 所 〔G4(姓 の み)〕 家 庭 局 長 」 と 呼 ぶ 。〕 最 高 裁 判 個 別 の 審 理 の 在 り方 に 関 す る 御 質 問 で ご ざ い ます の で 、 事 務 当 局 と し て は お 所 家 庭 局 答 え を 差 し控 え た い と思 い ま す 。 長(G4)〔M8「 委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 委 員 長 〔M8(姓 の み)〕 君 に 申 し上 げ ま す 。 時 間 が 過 ぎ て お り ます の で 、 質 疑 を終 え て く だ さ い 。 〔M8、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、rM8君 」 と 呼 ぶ 。〕
委 員 先 ほ ど国 選 付 添 人 の 裁 量 的 判 断 の 要 素 や 方 向 性 に つ い て は お 話 し に な っ た じ ゃ (M8)な い で す か 。 な ぜ こ の検 察 官 関 与 の あ りよ う に つ い て は 口 を つ ぐむ ん で す か 。 こ れ が 今 後 ど ん な ふ う に運 用 さ れ る の か と い う の は 、 裁 判 官 の 判 断 に懸 か っ て い る わ け で し ょ う。 そ の 認 識 で い い ん で す か 、 局 長 。 〔G4、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「最 高 裁 判 所 〔G4(姓 の み)〕 家 庭 局 長 」 と 呼 ぶ 。〕 最 高 裁 判 検 察 官 関 与 を させ る か ど うか に つ き ま し て は 、 これ ま で 説 明 が あ り ます と お 所 家 庭 局 り、 個 別 の 事 案 に お け る 裁 判 官 の 判 断 事 項 と い う こ と で ご ざ い ま す 。 長(G4) 討 論 委 員 長 以 上 で 、 〔M8〕 君 の 質 疑 は 終 了 い た し ま し た 。 〔M8、 退 席 。M9・M10、 拍 手 。〕 他 に ご発 言 も な い よ うで す か ら 、 本 案 に 対 す る質 疑 は 終 局 した も の と認 め ま す 。 〔M9、 発 言 者 席 に 移 動 。〕 こ れ よ り討 論 に 入 りま す 。 御 意 見 の あ る 方 は 賛 否 を 明 ら か に して お 述 べ 願 い ま す 。 〔M9、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「M9君 」 と 呼 ぶ 。〕 〔M8・M10、 拍 手 。〕 委 員 私 は 、社 会 労 働 党 を 代 表 し て 、 少 年 法 一 部 改 正 案 に 反 対 の 討 論 を行 い ま す 。 〔M (M9)8・M10拍 手 。〕 本 法 案 の 少 年 審 判 にお け る 国 選 付 添 人 制 度 の 拡 大 は 当 然 の 方 向 で す 。 さ ら に 、 虞 犯 、 そ し て 全 て の 身 柄 拘 束 事 件 へ の拡 大 、 権 利 と し て の 付 添 人 保 障 へ 前 進 さ せ る こ と を 強 く 求 め る も の で す 。 しか しな が ら、 検 察 官 関 与 導 入 を 始 め と し た 2000年 改 定 以 降 、 我 が 国 少 年 法 は 、 国 連 子 ど も の 権 利 委 員 会 か ら も 、 子 ど も の 権 利 条 約 の 原 則 及 び 規 定 と適 合 しな い と 、 度 重 な る 厳 し い指 摘 を 受 け る よ う に な り ま した 。 本 法 案 は 、 こ れ ま で 殺 人 、 強 盗 な ど重 大 事 件 に 限 定 して い た 少 年 審 判 へ の検 察 官 関 与 を 窃 盗 、 傷 害 な ど に も 広 げ 、 身 柄 拘 束 さ れ た 少 年 の 八 割 に ま で 対 象 事 件 を 拡 大 す る こ と に な り ま す 。 に も か か わ らず 、 法 案 に は 裁 判 官 の 裁 量 的 判 断 以 外 、 限 定 的 運 用 の 保 障 は な く、 これ ま で の 運 用 を 超 え て 広 く検 察 官 関 与 が 行 わ れ る 危 険 性 は 拭 え ませ ん 。 少 年 法 の保 護 主 義 の 理 念 を 壊 しか ね な い も の で す 。 〔M8・M10拍 手 。〕 少 年 の 不 定 期 刑 や 緩 和 刑 の 上 限 引 上 げ は 、 少 年 の 可 塑 性 、 情 操 の 保 護 の 必 要 性 な ど に 鑑 み た 不 定 期 刑 の 理 念 を 損 な い 、 厳 罰 化 を 強 め る も の で す 。 そ れ は 、 少 年 の 改 善 更 生 、 社 会 復 帰 を ます ま す 困 難 に す る こ と が 懸 念 さ れ ま す 。 厳 罰 化 で は な く 、2000年 改 定 以 降 の 運 用 実 態 を 徹 底 し て 検 証 し 、 国 際 基 準 に の っ と っ た 少 年 司 法 の 実 現 を強 く 求 め て 、 反 対 討 論 を 終 わ りま す 。 〔M8・M10拍 手 。〕 〔M9、 退 席 。〕 採 決 委 員 長 他 に ご 発 言 もな い よ うで す か ら、 これ に て 討 論 は 終 局 し た も の と 認 め ま す 。 こ れ よ り 採 決 に 入 りま す 。 少 年 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 に 賛 成 の 諸 君 の挙
手 を 求 め ま す 。 〔M1∼M7、 挙 手 。〕 〔M8∼M10、 「反 対 」 と 呼 ぶ 。〕 委 員 長 多 数 と 認 め ま す 。 よ っ て 、 本 案 は 多 数 を も っ て 原 案 どお り 可 決 す べ き も の と 決 定 い た し ま した 。 〔M1∼M7、 拍 手 。〕 〔大 臣 、 副 大 臣 、 政 務 官 起 立 し、 委 員 席 へ 一 礼 す る 。〕 附 帯 決 議 委 員 長 この 際 、 〔M5〕 君 か ら、 発 言 を 求 め られ て お り ま す の で 、 こ れ を 許 し ま す 。 〔M5、 発 言 者 席 へ 座 り、 挙 手 して 「委 員 長 」 と 呼 ぶ 。〕 〔M5〕 君 。 委 員 私 は 、 た だ い ま可 決 さ れ ま し た 少 年 法 の 一 部 を改 正 す る 法 律 案 に対 し 、 自 由 (M5)立 憲 党 、 民 主 国 民 党 、 社 会 労 働 党 の 共 同 提 案 に よ る 附 帯 決 議 案 を 提 出 い た し ま す 。 案 文 を 朗 読 い た し ま す 。 少 年 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 に 対 す る 附 帯 決 議(案) 政 府 及 び 最 高 裁 判 所 は 、 本 法 の 施 行 に 当 た り、 次 の 事 項 に つ い て 格 段 の 配 慮 を す べ き で あ る 。 一 少 年 審 判 にお い て 付 添 人 が 果 た す 役 割 の 重 要 性 及 び 児 童 の権 利 に 関 す る 条 約 の 趣 旨 に 鑑 み 、 家 庭 裁 判 所 の 裁 量 に よ る 国 選 付 添 人 制 度 の 対 象 事 件 の 範 囲 の 拡 大 に 適 切 に 対 応 す る た め 、 刑 事 裁 判 と 異 な る 少 年 審 判 の 特 質 を理 解 した 弁 護 士 が 国 選 付 添 人 に 選 任 さ れ る よ う 同 制 度 の 趣 旨 に つ い て 司 法 関 係 者 に 周 知 徹 底 を 図 り、 適 正 な 運 用 が 行 わ れ る よ う 留 意 す る こ と。 ま た 、 同 制 度 の 対 象 事 件 の 範 囲 に つ い て は 、 少 年 鑑 別 所 送 致 の観 護 措 置 が と られ た 虞 犯 少 年 へ の 適 用 を 含 め 、 引 き 続 き 検 討 を行 う こ と 。 二 検 察 官 関 与 制 度 の 趣 旨 が 事 実 認 定 手 続 の 適 正 化 に あ る こ と に 鑑 み 、 改 正 後 の 同 制 度 が 少 年 法 の 理 念 に の っ と っ て 適 正 に 運 用 さ れ る よ う、 十 分 配 意 す る こ と 。 ま た 、 少 年 審 判 に 関 与 さ せ る 検 察 官 に つ い て 、 少 年 の 心 理 及 び 審 判 の特 質 に 関 す る 理 解 を 深 め さ せ る こ と。 三 少 年 に 対 す る 刑 事 処 分 に 関 す る規 定 の 見 直 し の 目 的 は 、 言 い 渡 す 刑 を 一 律 に 引 き 上 げ る こ と で は な く、 少 年 法 の 理 念 の 下 で よ り適 切 な 科 刑 を 可 能 と す る こ とで あ る こ と に つ い て 、 周 知 徹 底 を 図 る こ と 。 四 平 成20年 の 少 年 法 改 正 後 の 諸 制 度 の 施 行 状 況 を も 踏 ま え 、 犯 罪 被 害 者 等 の 権 利 利 益 の 一 層 の 保 護 を 図 る た め の 施 策 に つ い て 引 き 続 き検 討 を 行 う こ と。 右 決 議 す る 。 以 上 で ご ざ い ま す 。 何 と ぞ 委 員 各 位 の御 賛 同 を お 願 い 申 し上 げ ま す 。 〔M5、 退 席 〕 委 員 長 た だ い ま 〔M5〕 君 か ら提 出 さ れ ま し た 附 帯 決 議 案 を議 題 と し、 採 決 を 行 い ま す 。 本 附 帯 決 議 案 に 賛 成 の 方 の挙 手 を 願 い ます 。 〔M1∼M10、 挙 手 〕 委 員 長 全 会 一 致 と 認 め ま す 。 よ っ て 、 〔M5〕 君 提 出 の 附 帯 決 議 案 は 全 会 一 致 を も っ て 本 委 員 会 の 決 議 と す る こ と に 決 定 を い た し ま した 。 た だ い ま の 決 議 に 対 し、 〔G1(姓 の み)〕 法 務 大 臣 か ら発 言 を 求 め
られ て お り ます の で 、 こ の 際 、 これ を 許 し ま す 。 〔G1、 「委 員 長 」 と 呼 び 、 挙 手 す る 。〕 〔委 員 長 、 「〔G1(姓 の み)〕 法 務 大 臣 」 と 呼 ぶ 。〕 法 務 大 臣 た だ い ま 御 決 議 の あ り ま し た 附 帯 決 議 に つ き ま し て は 、 そ の 趣 旨 を踏 ま え 、 (G1)適 切 に 対 処 して ま い りた い と存 じ ま す 。 ま た 、 最 高 裁 判 所 に 係 る 附 帯 決 議 に つ き ま して は 、 最 高 裁 判 所 に そ の趣 旨 を 伝 え た い と 存 じ ま す 。 審 査 報 告 書 委 員 長 な お 、 本 案 の 審 査 報 告 書 の 作 成 に つ き ま し て は 、 こ れ を 委 員 長 に 御 一 任 願 い 作 成 に 関 す た い と存 じ ます が 、 御 異 議 ご ざ い ま せ ん か 。 る 件 〔M1∼M10、 「異 議 な し 」 と 呼 ぶ 。〕 散 会 委 員 長 御 異 議 な い と認 め 、 さ よ う決 定 い た し ま す 。 本 日 は これ に て 散 会 い た し ます 。
参議院本会議(模 擬本会議)
【役 割 】 議 長 、 委 員 長(CC)・ 法 務 大 臣(G1)(※ 合 計3名(発 言 者 は2名)) 【議 案 】 少 年 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案(内 閣 提 出 、 衆 議 院 送 付) 事 項 発 言 者 内 容 開 議 議 長 〔G1は 、 あ らか じめ 壇 上 に着 席 。〕 〔議 長 登 壇 、 全 員 拍 手 。〕 〔議 長 、 一 礼 し て 着 席 。〕 こ れ よ り会 議 を 開 き ま す 。 日程 第 一 、 少 年 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 を 議 題 と い た し ま す 。 ま ず 、 委 員 長 の 報 告 を 求 め ま す 。 法 務 委 員 長 〔CC〕 君 。 〔委 員 長 、 登 壇 。〕 〔議 長 ・G1以 外 全 員 拍 手 。〕 〔委 員 長 、 一 礼 。〕 委 員 長 報 告 委 員 長 た だ い ま 議 題 とな り ま し た 法 律 案 に つ き ま し て 、 法 務 委 員 会 に お け る 審 査 の 経 過 と結 果 を御 報 告 申 し上 げ ます 。 本 法 律 案 は 、 少 年 審 判 手 続 の よ り一 層 の 適 正 化 を 図 る た め 、 家 庭 裁 判 所 の裁 量 に よ る 国 選 付 添 人 制 度 及 び 検 察 官 関 与 制 度 の 対 象 事 件 の 範 囲 を 拡 大 す る ほか 、 少 年 に 対 す る 刑 事 事 件 に お け る 科 刑 の適 正 化 を 図 る た め 、 少 年 に 対 す る 不 定 期 刑 の 長 期 と短 期 の 上 限 の 引 上 げ等 の 措 置 を 講 じ よ う と す る も の で あ り ます 。 委 員 会 に お き ま して は 、 少 年 に対 す る 刑 を 緩 和 して い る 理 由 、 少 年 審 判 に お け る 付 添 人 の 役 割 と 再 犯 防 止 の 効 果 、 検 察 官 関 与 制 度 の 趣 旨 と対 象 事 件 の 範 囲 を 拡 大 す る 理 由 、 検 察 官 関 与 に 関 す る裁 判 官 の 裁 量 判 断 の 適 正 性 確 保 、 少 年 に 対 す る 刑 が 全 体 的 に 重 罰 化 す る と の 懸 念 等 に つ い て 質 疑 が 行 わ れ ま した が 、 そ の 詳 細 は 会 議 録 に よ っ て 御 承 知 願 い ま す 。 質 疑 を 終 局 し 、 討 論 に 入 り ま した と ころ 、 社 会 労 働 党 を代 表 して 〔M9 〕 委 員 よ り本 法 律 案 に 反 対 す る 旨 の 意 見 が 述 べ られ ま し た 。 討 論 を 終 わ り、 採 決 の 結 果 、 本 法 律 案 は 多 数 を も っ て 原 案 どお り可 決 す べ き もの と決 定 い た し ま し た 。 な お 、 本 法 律 案 に 対 し附 帯 決 議 が 付 さ れ て お りま す 。 以 上 、 御 報 告 申 し上 げ ま す 。 〔委 員 長 、 一 礼 。〕 〔議 長 ・G1以 外 全 員 拍 手 。〕 〔委 員 長 降 壇 。〕 採 決 議 長 こ れ よ り採 決 を い た し ま す 。 本 案 の 賛 否 に つ い て 、 投 票 ボ タ ン を お 押 し願 い ま す 。 〔投 票 開 始 〕 ※ 投 票 は 事 前 に 実 施 し て お く。 投 票 終 了 議 長 間 も な く投 票 を 終 了 い た し ます 。ー 一 こ れ に て 投 票 を終 了 い た し ま す 。 〔投 票 終 了 〕 投 票 結 果 議 長 投 票 の 結 果 を 報 告 い た し ま す 。 投 票 総 数 ○ ○ ○ ○ 賛 成 ○ ○ ○ ○ 反 対 ○ ○ ○ ○ よ っ て 、 本 案 は 可 決(否 決)さ れ ま し た 。 ※ 可 否 同 数 の 場 合 の 発 言 可 否 同 数 で あ り ます 。 可 否 同 数 の と き は 、 憲 法 第 五 十 六 条 第 二 項 の 規 定 に よ り、 議 長 が 決 す る こ と に な っ て お り ま す 。 議 長 は 可 と決 し ま す 。 よ っ て 、 本 案 は 可 決 さ れ ま し た 。 〔賛 成 者 拍 手 〕 〔G1、 起 立 し て 一 礼 。〕 散 会 議 長 本 日 は これ に て 散 会 い た し ます 。 〔議 長 、 一 礼 し て 降 壇 。〕 〔G1以 外 全 員 拍 手 。〕