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スイカ果実の肥大・品質に及ぼす整枝・摘心ならびに摘葉の影響について

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Academic year: 2021

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(1)

スイカ果実の肥大・品質に及ぼす整枝・摘心ならびに摘葉の影響について

      加藤  徹・福元 康文・木下 信三

      (農学部疏菜園芸学研究室)

    Effectof Training, Pinching and Defoliation ‥

on the Development

and Quality of Fruit in Watermelon

Toru Kato, Yasufumi FUKUMOTO and Shinzoh Kjnoshita  Laboratory of Vegetable Crop Science Faculty of Agriculture

 Abstract: 1, 1twas shown that a lot of leaves increased fruit growth and sugar content

with less yellow stripes, but the lowering the pinching node resulted in the inhibition of

fruit growth and the lowering the sugar content with heavy yellow stripes due to less leaf

number。

 Fruit shape index was induced flat by comparatively high number of upper leaves to lower

ones which .was divided by bearing node。

 2. In the・case of pinched plants a lateral vine below the bearing node induced the better

fruit growth and high sugar content with less yellow stripes comparing with that of lateral

one above bearing node, It was seemed to be related to the number of leaves. However,

the upper lateral vine induced good results comparing with that of no lateral plant。

 3. The earlier the time of removal of lateral vines. the more the increase in fruit

grow!h and quality, followed by the decrease in yellow stripes index. Comparing with no

pinched plants。retardation of removal of lateral vines lowered the fruit growth and quality

in pinched plants.      I・       緒     言  早期出荷のトンネルやハヴス栽培では整枝誘引が大切な農作業となっているが,それらに関する 基礎資料がほとんど見られない( I )また生産された果実の品質を左右するたなおちや黄帯につい ても十分明らかにされていないように思われる(2)ので,より効果的な整枝方法を見出すとともに 生理障害のたなおちや黄帯を解明するために,果実肥大,品質と整枝との関係について調査した。        材 料 と 方 法  天竜2号品種を供試し,3月7日に播種し,発芽後断根育苗して4月14日にビニルハウス内に定 植した○       ・      ≒  , ■       j  本ぽはメチルブロマイドで土壌消毒後堆肥0.5t/aを投入し,元肥としてCDU化成で各ヽ3要素 1.5kg/a,苦土石灰15kg/aを施してうぬ立てした。  1本仕立とし,20節の2番花を選んで着果させ,実験に供した。開花後45日に収穫し,果実重, 果形。糖度,たなおち,黄帯程度を調査した。生理障害は5段階表示法で分類し,平均値をもって 示した。      。  なお開花時人工受粉し,受精確認をまって摘心処理する場合には処理を行った。この時期はほぼ 開花後7日目であった。       ・      1     1  第1実験 葉数と果実肥大との関係を調査するために無摘心区,25節摘心区,30節摘心区の他に

(2)

84 ︵’Eu︶SM i      ︵j︶jqaraM imj j l  o  9  8  7 J 1   1    (xapui xug) ^uajuoo jBanc 高知大学学術研究報告 第33巻Oり8t) 学

Fig.】. Effect of pinching at various node and leaf number on the development

and quality of fruit.

←一一 Fruit weight,

●一一一一●Sugar content,

0一一べ)

     Yellow stripes index. 0−一一O Puffy fruit index 30節摘心区をさらに分けて,着果節の上あるいは下位葉を摘葉して葉数を調節した果実上10枚十下 10枚区,果実上10枚十下5枚区,果実上5枚十下5枚区の3区を加えて比較した。なお側枝は発生 次第すべて除去するとともに,収穫時に15, 16, 17節の各葉について葉面積を測定した。  第2実験 側枝の着生位置と果実肥大との関係を見るためにj20節着果,30節摘心区にして側枝の 処理区を設けた。すなわち,側枝放任区,無側枝区,着果節より下位節に1本残した区(着果節下 2∼5節の側枝を利用したもの),上位節に1本残した区(着果節上5∼6節の側枝を残す)及び 着果節の上と下の節位からの側枝をそれぞれ1本ずつ残した区を設けた6他の側枝は発生時除去し た。なお果実収穫時に側枝長を調査した。     ・・  第3実験 果実肥大に及ぼす側枝除去時期の影響を見Iるために’2方法を行った。すなわち,1つ は側枝長別除去の影響と他は開花を中心に一斉除去を行ってその影響を見る方法で,前者では側枝 放任区,側枝5Cm及び15 cm イ申長後除去する区の計3区を,後者では開花5日前,当日,5日 後及び10日後にそれぞれ側枝を。・-一斉除去し,その後発生した側枝叫七)いては放任とした。  以上の処理区には主枝摘心区と無摘心区とそれぞれ設けた。なお除去後発生した側枝については 収穫時長さを測定した。       。 結 果 r’︱りI1 第1実験 第1実験の結果はFig. 1.のとおりで,果実肥大は無摘心区で最も良好で,つし j"  / / ○…--―o ・o o 5 x a p u こ i n j   I   X i i n d   J O の&5の -o―・---べ)

 No. of leaves L一一一一1一 五凶旦池血K node Free

        -Below bearing node 20        Non-,       pinched  5  - 20 Pinched  at 25 th node 10   10  10 ---20   10   5 5 -15 ぶ     Pinched        at      30th node

(3)

スイカ果実の肥大・品質に及ぼす整枝・摘心ならびに で30節摘心区,25節摘心区となり,葉数の減少とともに果実肥大は低下した。しかし15∼17節葉の 面積は低位摘心区ほど大で,補償作用が見られた。  30節摘心区でも果実下10枚区は無摘葉区と同じ大きさで,地際に近い低節位の葉は老化してあま り果実肥大に関与しているようには見られなかった。しかしながら果実下5枚あるいは果実上5枚 十下5枚区では著しい果実肥大が抑制されており,下葉が果実肥大に関与している姿が見られた。  次に糖度を検糖計で測定した結果を見ると,糖度は果実肥大程度と一致し,無摘心区で最も高い 指数を示し,ついで30節摘心区であった。葉数の少ない25節摘心区や果実下5枚区,果実下5枚十 上5枚区では糖度も著しく低い指数を示した。反対にこれら葉数の少ない区は高い黄帯指数を示し, 糖度の低下と黄帯指数との間には密接な相関が認められた。  次に果形をFig. 2について見ると,着果節をはさんで上位葉と下位葉の葉数が同じ果実下10      xspui sdeqs iinj J "S 20       18       16  Tご      ︵E3) J3J3LUEIP qinj J   No. of leaves Above bearing node 旦壁          -Below bearing node 20        Non-       pinched  5 - 20 Pinched   at 25 th node 10  。10   10   5 一一一一20   10   5   5 Pinchecにー一一J     at    30 th node

Fig 。 2. Effect of pinching at various node and leaf number on the fruit shape.

  ●÷・→' Fruit shape index.[二I Transversal diameter,圀ga71Longitudinal

  diameter 枚区では球形指数が1で丸いが,しかし果実下5枚区や果実下5枚十上5枚区のように下位葉数が 少ない場合や葉の桟能が劣る場合には著しく偏平果となって上位葉の働きによって横径を伸ばして いた。  第2実験 第2実験の結果はFig. 3のとおりで,放任区で著しく果実肥大良好で,糖度も高 く,黄帯もほとんど見られなかっ,た。反対にたなおちの発生が見られた。  果実下あるいは上に側枝を1本残すことによって果実肥大は無側枝区とほとんど変りないが著し く糖度は改善され,向上した。しかし果実下に1本残す区の方が上1本残す区より果実肥大,糖度 ともに良好であった。これはTable l. から見ると,下位側枝の方が上位側枝より側枝長長く, 葉面積が多いことによる,と思われた。果実上十下に1本ずつ残す計2本区は1本区より果実肥大, 糖度ともに向上し,黄帯が低下する傾向が見られた。  そこで実験に供試した株を利用し,側枝長と果実肥大,糖度及び黄帯程度との間の相関を見てみ

(4)

86 知大学学術研究報告 第33巻(1984 )    ︵j︶5uai3M 3mj4 (X9pui xug) 5U3JUOO jeSnc LL in irt 7   4 4.0 3.5 3.0 2.5 0 No. of laterals   Positcon ●y、 1 q `ヽ / ○゛’ ̄‘○´‘´ ”○゛ ゛゛○   ≒ `、、/゛   ./へ、     ゛ ♂ χ zニ'‘'●∼`こ:C´/  ●´  、0゛−、ノ/○゛` /    ○ へ   -Oヽ、. 学

) i n j i   X u n d   J O の&に刎 1 ○…………○ 0    All    Free Non-pinched 'b."'゛' No One  One Two

Below Above Below and above

bearing bearingbearing

,_.n(!de node n¥e     Pinched

Fig. 3. Effect of number and position of lateral vine on the development and

   quality of fruit.四 Fruit weight,●−−−−●Suger content.

   0−−→こ)Yelloustripe index. 0一一一石)・Puffy fruit index

Table 1. AveΓαgeZa£eralvine leng£九〇/ρlants wi£んlateral vines

Plot Lower vine Upper vine Lower  and upper     vines

Length of lateral vine (cm) Below bearing node

30 4 一

303

Above bearing node

t o ( O i n 0 0 1     1 るとFig. 4のとおりであった。  果実肥大と側枝長との間には非常に高い相関が認められたが,果実上の側枝長との相関は低く, 反対に果実下の側枝長との間に相関が高いことから着果節より下位節に側枝を残すと果実肥大が良 好となることが明らかとなった。  次に糖度との関係を見ると,果実肥大と同様に果実下の側枝が糖度向上に関与し,果実上の側枝 は関与が認められなかった。  黄帯程度と側枝長との間の相関係数は比較的小さく,側枝長の増加に伴って黄帯は程度が軽くな るが,その程度は低いものである。しかしこの場合でも果実下の側枝の影響は著しく,側枝長が長 いほど黄帯は軽いことが認められた。  第3実験 Fig. 5に見られるように,15 cm の側枝長になって除去するより5cmで除去する方が 果実肥大・糖度が向上するし,黄帯も程度が軽い。この傾向は摘心区でも無摘心区でも同じであっ たが,摘心区では遅い側枝除去を無摘心区にくらべると糖度を低下させ,黄帯を強めるようであっ

(5)

  x a p u i             .       x a p u i   a d u ^ s   M o i r a i i p i J i   X n n j ( x a p u i   x u q )   j u g ^ u o o j B S n c j jqSiSM fuごA り ■ a o 4 2 0 0 0 200 Length   400 0f lateral vine r = -0.396 y=-0.004x+3.344      ●{r=0.268     /  y°0.002X十〇.200    r=-0.443 1T{y=−0.003X+2.697 0.725 O.OlOx +6.731  r =0.581 { y=0.004x+8.201   r =0.502 s{ y=0.004x+7.924 r =0.143 y = 0.002x +8.747 「 y 「 y = 0.745 =3.307x+2624.705 = 0.530 = 2.910x+2682.600 「= 0.319 y = 1.678x +3044.016   6 0 0 ( C m )

Fig. 4. Correlation between the length of lateral vine and the development and

  quality of fruit. ●Lateralbelow and above bearing node, T : Total laterals

た。  また開花後遅くなって一斉に側枝を除去すると摘心区では著しく果実肥大が阻害され,糖度も増 加しにくい。できるだけ早い時期に除去すると摘心区では果実肥大が促進され,糖度が高められた。 この傾向は無摘心区でも同様であったが摘心区ほど著しくはないようであった。  果形に及ぼす影響についてはFig. 6のとおりである。早い時期の側枝除去は果形が球型であっ たが,側枝除去の時期が遅れるにつれて偏平果となる傾向が見られた。とくに摘心区では縦横の伸 びが抑制されるだけでなく,偏平果となる傾向が見られた。         l’

(6)

)農 学 高知大学学術研究報告 第33巻O 88  j  ・-勺 4.5 Xiind JO O  LO 4  <ro   ︵j︶3u818M s a d u j s マ 11 6-べ)/゛○`ダo一一べ}--べ)   cr' / 3.0 ふ J u . 2.5 ♂う L ゛(>―<>...ぐ/心゛゛て) 0 j s y e   s X e p o t SISatlJUE J3HE SXEDC       sisaujuB jv sisaiiiire 3jaq sAer  q53u3│ uiogx- JSHV   m331 uiog jayv       psnouij S I S a m U E   J 3 1 1 B   s i s a q i U E   J 3 J I B S A E D ︵ ︶ I   S A B D C         s i s a u j u B   5 v u : ^ 8 u 3 一 E D g i   j g y v   m a u a j   u i o g   j a j j v       3 ン o E a j   O M             P 9 u :                   -U O M 2 U I U J H [ E A O U i a M

Fig. 5. Effect of removal timing of lateral vines on the(!evelopment and quality of

  fruit. #一一一一●Fruit weight, ●一一一一 Sugar content, O →⊃ Yellow

stripes index, 0一一-O Puffy fruit indeχ

/9、 ゛‘χ \  χ  χ ゝ        一            `\、       ●ら /      `      /・/     一       ゝ     24.77  [回 s i s a q i u E   J 3 3 J E   s A B p ︷ ︸ ︷ s i s s q i u E   j s y e   s y ^ E p g s i S 3 u ; u E   j v s j o p q   S ; ^ E p g u ︸ 3 u 3 │   u i o g   J 3 H V             p g q o u y 4 3 1 4 8   s X e p o i s i s g ^ u B   j a y E   s j ^ e p g s i s a m i r e   3 V m 2 3 \   \ u o q   J 3 ] ︸ V     3yoE9J OM    pguouid-uoM suiuiq一司yoEQ″︷ 0

Fig. 6. Effect of removal timing of lateral vines・on the fruit shape・

 ●−一一 Fruit shape indeχ,こコTransvers‘al diameter,

 V/y/yA Longitudinal diameter

I x a p u i   g d e i i s   i i n j j 1 12         1 0 ( x s p u i   x u g )   ; u 9 5 U O 3 j E a n c 0 一

(7)

スイカ果実の肥大・品質に及ぼす整枝・摘心ならびに摘葉の影響について (加藤・福元・木下)89       一一‥       考     察  1.果実肥大について  葉数の多少に応じて果実が肥大することは果菜類ではよく知られた事実ではあるが,本実験にお いても認められた。とくに着果節以下の葉数の影響が著しく. Fig.l及びFig. 3にその傾向 を見ることができる。この点はキュウリ(:肌メロン(4)でも認め,すでに報告したところで,実 際栽培では下葉が老化しないようにすることが大切である。  しかしFig. 5に見られるように側枝の除去が遅れるほど果実肥大が阻害される傾向があるの で不必要な側枝はできるだけ早く除去することが望ましい。果実肥大と側枝発生との間で光合成産 物の争奪があるためと考えられる。  また摘心栽培では摘心に伴って根が老化しやすいので(r,)これに伴って葉の光合成機能も低下 し,果実肥大が抑制されやすい。この対策として側枝を残すことによって果実肥大抑制が回復する ことを報告しているol)のでスイカでも行って見ると. Fig. 3のように果実肥大が促進された。 これは側枝の葉数による光合成産物の増加の他に側枝頂芽で生産されるオーキシンホルモンによる 根の老化防止,さらには葉の光合成機能の低下防止へとひきつがれて示されるものと考えられる。  2.果実糖度について  Fig. 1 に見られるように葉数増加は果実肥大だけでなく,糖度向上にも影響を与えているが, 同一葉数の場合着果節位の下位葉よりも上位葉によるところが大きい。このことはメロンい│)でも 見られたところである。  側枝を残すことによって葉数を増加させ,糖度を高めることもできる(Fig. 3, 4, 5)。 しかし 側枝を放任すると,相互遮蔽し,光合成量が却って低下してしまう心配があるので側枝を除去する 必要があるときはできるだけ早く除去するようにしたいものである(Fig. 5)。  3.黄帯,たなおちについて  無整枝放任株ではたなおちが著しく発生したが黄帯は少ない(Fig. 3. 5)。従って大果て,糖 度の高い果実ではたなおち果て発生しやすいわけで,栽培上注意を要することである。  一方糖度の低い果実では黄帯が発生しやすく,葉数の少ない果実では著しく黄帯程度が高くなっ ている(Fig. 3, 4, 5)。従って黄帯は未熟の糖度の低い果実で発生するもので,糖の蓄積ととも に次第に黄帯が消えて成熟するものと考えられる。それで黄帯発生防止にはある程度葉数を確保す ることが必要で,摘心栽培では下位側枝を残すことによって葉数を確保するのがよく,他の側枝は 発生次第除去するのがよいものと思われる(Fig. 5)。  4.果形について  Fig. 2 に見られるように着果節の上位葉と下位葉との葉数あるいは葉面積のバランスによって 影響され,下位葉数より上位葉数が増加するにつれ偏平となりやすい。このこともメロンの結果(・o と一致している。上位葉数は葉令が若く,光合成機能が高いので光合成産物の生産が多く,果実肥 大を促し,糖度を高めることになる。しかしこの時期の果実肥大は横伸びが著しいので偏平果とな りやすいわけである。

(8)

90 高知大学学術研究報告 第33巻(1984 )農 学  従って糖度の高い果実は球よりやや偏平な果実ということ!こなり,下位葉数より上位葉数が多い ことが必要である。       要     約     ,  スイカ果実の肥大・品質に整枝,摘心,摘葉などがいかに影響を与えるかを研究し,次の結果を えた。  1. 20節の雌花を交配して着果せしめ,30節及び25節摘心や摘葉を行って葉数と果実肥大・品質 との関係を見ると,葉数の多い無摘心区ほど果実肥大良好で,糖度高く,黄帯程度も軽い。摘心節 位が低下するにつれて葉数が減少し,果実肥大の阻害,糖度の低下,ひどい黄帯発生となった。着 果節より下の下位葉数より上の上位葉数が多いと果実が偏平となりやすい。  2.摘心栽培で側枝を着果節位より上あるいは下に,また上下に残して果実肥大・品質にどう影 響するかを調査して見ると,下位側枝を残せば側枝長長く,果実肥大・糖度ともに良好で,黄帯も 程度が軽かったが,一部にたなおち果の発生を見た。上位側枝は発生が遅いので側枝長短く,果実 肥大・糖度ともに下位側枝に及ばなかった。しかし無側枝区にくらべれば良好で,上下側枝を残し た場合一層よい結果がえられた。       。  3.果実肥大・品質に及ぼす側枝除去時期の影響を調査した結果,できるだけ早い時期に側枝を 除去することが,果実肥大を促し,糖度を高めることが認められた。それと同時に黄帯も軽くなった。  無摘心区にくらべ,摘心区では側枝除去の遅れるほど果実肥大,糖度とも「に低下しやすいので,側 枝除去を早く行いたいものである。        文      献 1) 倉田久男,スイカ栽培新征},養賢堂,東京(1971)。 2) 鈴木栄次郎,大和スイカ全編p. 247-252,富民協会,大阪(1971)。 3)加藤徹・仲厖光一・飯尾明,キュウリ果実の発育と葉の役割について(第1報)果実発育と着果位   置との関係。園芸学会中四国支部昭和47年度発表要旨, p.36, (1973)。 4)加藤徹・上野治夫・黒瀬伸一,メロンの果実肥大・品質に及ぼす葉及び側枝の取扱いの影響につい   て。高知大学研報, 29,農学, 63-71 (1980)。 5) 加藤徹・井上清門,キュウリ果実の発育と葉の役割について(第5報)摘心方法の影響。園芸学   会中四国支部昭和52年発表要旨, p.27, (1977)。 (昭和59年9月30日受理) (昭和60年1月21日発行)

Fig. 3. Effect of number and position of lateral vine on the development and    quality of fruit.四 Fruit weight,●−−−−●Suger content.
Fig. 4. Correlation between the length of lateral vine and the development and   quality of fruit
Fig. 6. Effect of removal timing of lateral vines・on the fruit shape・

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